INNOCENT TABOO #2 by S51



 

−”アァ〜ンッ、アァ〜ンッ、ンアァ〜ンッ、アァ〜ンッ、ンアァ〜ンッ”

母さんの声はさっきよりもっとはっきり聞こえた。聞いたこともないような母さんの鼻にかかった甘い声。
脱衣所の電気が点いていて、少し開いた扉から廊下に光が漏れていた。
扉を開けて中に入ると、浴室に人の気配がした。
浴室の擂りガラス越しに色の濃さの違う、三種類の肌色の影が見えた。
ほとんど茶褐色の影が、色の薄い肌色の影にくっついている。

中からは母さんの遠慮のない嬌声と、かすかにハァハァという吐息が聞こえる。
脱衣所は暑かった。汗が一滴、僕のこめかみを流れ落ちた。
餅つきのように、リズミカルに何かを叩く音も聞こえてくる。それは母さんの叫びとシンクロしていた。

−ビッタンッ、ビッタンッ、ビッタンッ、ビッタンッ・・・

音に合わせて茶褐色の影が肌色の影を突いている。
間違いない。この中で母さん、あの子たちとしちゃってるんだ。
僕はゴクリと唾を飲み込むと、無意識に呟いていた。

「母さん、僕たちを裏切ったね・・・!」

−”アァ〜ンッ、ハァ・・・ンッ、ア、アッ、アッ、アッ、アッ”

裏切られた。母さんはこんなおかしな真似をして、父さんと僕を裏切ったんだ。
だって、母さんがセックスしているのは、二人ともまだ小学生じゃないか!ヘンだよ!

僕が思い切って浴室のドアを開けると、母さんはバスタブの淵に捕まって、後ろからムサシ君が母さんのお尻をしっかりと抱え込んで・・・母さんのそこにペニスを差し込んでいた。

二人ともまだ僕には気付かず、夢中でセックスしている。浴槽に立って膝まで浸かっているケイタ君だけが驚いて弾かれたようになった。ケイタ君は自分のペニスを両手で掴んでいた。ケイタ君のペニスはさっき見たのと違って、ちゃんと皮が剥けていた。

そのときまるで、僕の中で時間が止まったようだった。

ムサシ君が母さんのお尻に腰を叩きつけるたびにベッタン、ベッタンと水音の雑じった奇妙な音を立てている。
僕は頭で想像していたよりも生々しいそんな光景を見て、いろんな感情が湧き出てきてすぐには何も言えず、口をただパクパクさせるだけだった。

浴室内にはムッとするような生臭い栗の花の香りが立ち込めている。もちろん僕はそれが何の匂いなのか知っている。
母さんの英会話の生徒二人が、僕より年下の男の子が、今日もう何度もここで母さんとセックスを経験したのだと瞬間的に僕は悟った。
二人はもう、母さんに男にしてもらったんだ。僕が油断して、三人から目を離した数時間の間に。

母さんのお尻を突くたびにムサシ君の茶色い睾丸が彼の股の間で飛び跳ねている。
僕はぼおっとなってそれを見つめていた。

一定の間隔で前に後ろに飛び跳ねる茶色い袋。前に後ろに後ろに前に。たまに左右にぶれる。
ムサシ君の日に焼けた背中には汗の玉が幾つもあって、それは袋を伝ってポタンポタンと浴室の床に落ちていた。
よく見ると母さんのおっぱいもムサシ君が突くたびに激しく前後に揺れていた
ムサシ君の腰の動きはだいたい一定のリズムだけど、たまにフェイントをかけたり、左右から突いたりする。
そのやり方はケンスケから借りたビデオの中のセックスと同じだった。

母さんが後ろにいるムサシ君の方を向いて荒い吐息で、でも甘く囁いた。
「ンアァァッ、ムサシ君、そうよそこ、もっと、突いて、アァンッ、アァンッ、アァンッ」

ムサシ君が母さんのお尻をグッと引き寄せてパンッ、パンッ、パンッ!と力強く腰を叩きつける。
「そう!そぉう!!そこよ!もっと!!」

母さんとムサシ君はセックスに夢中で僕に気付かない。ケイタ君だけが僕のほうを見てちょっとモジモジしていたけど、ケイタ君の視線の先はすぐに母さんとムサシ君のセックスに戻った。
僕は一人にされながら、二人のセックスを止めることは出来なかった。

「アンッ、アンッ、アァ?ンッ!」
それから母さんは一段と大きな声で鳴いた。ちょっとして快感が一段落ついたのか、小さな声で呟いた。
「・・・涼しいわ、開けたの?、え、シンジ?・・・シンちゃんなの?」

ムサシ君が母さんのお尻に腰を叩きつけるパンッ、パンッ、パンッ!という音が浴室に響いた。
ムサシ君は後ろを振り返って、感情のない目で僕に一瞥くれただけで、すぐに前を向いた。
彼は僕を見ても母さんとのセックスを止めようとしなかった。
母さんはようやく僕が見ていると気付いたようだった。その母さんの声にもまったく悪びれた様子はなかった。

「母さん、な、何してんの?」
「ァァッ・・・はぁ?」
「何やってるんだよッ!!」
「・・・ンァ?・・・何って、コ、コイトスよ・・・アッ、アッ、アッ、す、ご、いっ!」

何考えてるのさ!母さん・・・ほんとに・・・。
僕は母さんが憎くてワナワナと震えてしまう。
だけど、悔しいけど、僕のペニスはほんとうに情けないほどに勃起してもいた。

「やめてよ、やめてよ母さん」

母さんとムサシ君は僕の話をぜんぜん聞いていなかった。
母さんは浴槽の中に立っているケイタ君の腰も、自分の顔の前に引き寄せた。
ムサシ君とのセックスの音に雑じってカポッ、クチュッという音がした。母さん、そこまでするなんて・・・
僕はなすすべなく浴室の外で突っ立っていることしかできなかった。

母さんとムサシ君の体の熱がこっちにまで伝わってきそうだった。
それくらい二人は激しくしてた。白い肌と茶褐色の肌がぶつかり合ってオーラを出しているみたいだった。
二人は僕を放っておいて、いま遠いところにいる。悔しいけど、僕にはそれがわかった。
どうしてこんなことになったんだろう。

浴室の中の大きな鏡にも、母さんが小学生6年生の男の子に犯されている様子が別の角度から映っている。
母さんはほっそりとした上半身やウェストの細さとは対照的に、下半身にはボリュームがあった。
桃みたいな形をしたお尻は、ムサシ君の腰より軽く一回りは大きかった。そのお尻で、後ろからムサシ君の全てを受け止めているんだ。

鏡の中で、ムサシ君の浅黒いオチンチンが母さんの秘密の穴に出たり入ったりしている。
僕は母さんを完全に取られたような気がした。

「シンちゃん、ちょっと、待ってて、ね、彼、集中してる、最中だから、お願い邪魔、しない、で」
そんなにうわずった声で言わないでよ!
母さんのこんなに切羽詰っているありさまも、僕ははじめて見る。

ムサシ君の腰の動きが一段と速くなった。
「出るッ・・・!!」
ムサシ君が短く叫んだ。

「アァ〜アァ〜アァ〜ッ!アァ〜ンッ!!」

母さんの絶叫が廊下の方まで響いた。
「ヒィッ!!・・・・」
母さんは足を踏ん張り、急に黙って数秒そのままの姿勢で止まったままでいたけど、揺り戻しがきてガクガクと震え出した。
ムサシ君が後ろから母さんを支えた。

「アアーッ!!イッ、クッ、ゥ・・・!!」

ムサシ君はグッと唸って足を突っ張った。呼吸を止めてる?
そして母さんのお尻をしっかりと掴んだまま、細かくブルブルと下半身を震わせている。
ムサシ君、ほんとに母さんの体の中で射精してるよ・・・。
僕はそのときなぜか父さんの顔を思い浮かべた。

父さん、どうしよう、助けてよ!
僕は無意識に父さんに助けを求めてしまう。父さんがいてくれたら、こんなこと許すはずないのに。

ムサシ君はゼイゼイと荒い息を吐いて最後にブルッブルッと、オシッコをした後のようにニ、三回軽く腰を震わせると、ようやくガッチリ掴んでいた母さんのお尻を解放した。
離れるとき、ムサシ君のペニスと母さんのアソコに長い糸が引いて、切れた。
このときはじめて僕は母さんのアソコをはっきりと目にした。
さっきは外側に飛び出していた部分しか見られなかった。だけどいまは後ろから母さんの全てが見えた。

後ろから見える母さんのそこは、縮れ毛が全体を覆っていて、その毛はお尻の穴の周りにまで生えていた。
紫色の左右のトサカが外側にポコッと大きくはみ出している。
下の方で、親指の爪くらいの大きさの豆も外に飛び出していた。
その中心部はピンク色の小さな穴で、完全に閉まらずに口開けてパクパクしていた。

そこは14年前に僕の生まれ出た穴だ。
そしてそこには、ついさっきまで、小学生の男の子のペニスが差し込まれていたんだ。
いまそこからは、母さんの愛液とムサシ君やケイタ君の男子の証が混ざった、黄ばんだ白い泡が次から次へと垂れ流れている。

僕は目の前が白くなってぼおっとなった。

そのうち母さんの穴は、酸素の足りない水槽に入れられた金魚みたいに口をパクパクさせはじめた。
何秒間か一定の間隔で開いたり、閉じたり。その度に二人の男の子の黄ばんだ精液がバフッ、バフッと出てきた。
まるでそこはまだ、ムサシ君のペニスを欲しがっているようだ。
一緒にお尻の穴もキュッっと窄まって盛り上がったり、緩んだりしている。
そんな母さんの、お尻の谷間にある全部が鏡にも映っていた・・・。

「はぁ。シンちゃん、まだ、もう少し、待っててね、ケイタ君がまだ終わってないから」

母さんはまたケイタ君の腰を引き寄せて、ニ、三回彼のペニスを扱くとむしゃぶりついた。
ケイタ君自身にそおっと両手を添えて、壊れ物を扱うように丁寧に優しく揉みながらタマまで美味しそうにしゃぶっている。
ベロベロと舌で袋まで舐めて、吸って、棒を先をチロチロやって、咥えて吸って・・・
目の前の母さんは、普段僕が知っている母さんとは別人のようだった。

母さんが口と手でケイタ君の相手をしてあげている間、母さんの中心部からトプッと音を立てて大きな白い塊が流れ出た。
これってさっきムサシ君が出したモノ?
母さんの滑らかな肌の上を、それがナメクジのようにゆっくりと這って降りていく。
それは黄ばんでいて、ゼラチンみたいに濃くて、浴室の外にいる僕にも分かるくらい強烈に匂った。

ムサシ君はペニスに付いたネバネバを手に取ると無言で、おしゃぶりに熱中している母さんのお尻全体に、掌を使って撫でるようにして塗り込んでいた。掌全体でお尻の量感を楽しんで、ペチッペチッと叩く。
こんな光景、まるで悪夢を見ているような気がする。

母さんがするセックス。しかも僕よりも何歳も年下の男の子とのセックスを見せ付けられて、僕はそれまで何に怒っていたか忘れてしまうほどだった。それくらい、僕にとっては衝撃的な光景だった。
もう、何の感情も湧き起こってこない。
別に母さんを許したわけじゃない。
そんなふうに感情が麻痺してしまった本当の理由は、エネルギーが全部ペニスに行ってしまったからかもしれない。
あんまり興奮して、ドクンドクンという自分の心臓の音が聞こえるみたいだった。

まだ母さんはケイタ君にフェラチオをしてあげていた。
「先生、僕、もう出そうです!」ケイタ君が泣きそうな悲鳴を上げた。
それを聞くと母さんは喉の奥までケイタ君の分身を咥えこんで、いっそう激しく頭を前後に動かした。
普段は上品な母さんがおもいっきり卑猥な音を立ててケイタ君のペニスを頬張っている。

−”ングッ、ングッ、ジュパッ、ウウゥーン♪、チューッ、ズポッ!、チュパッ、チュパッ・・・”

母さん、すごく楽しそうだ。(・・・コノ人ッテ本当ニ僕ノ母サン?)

「出るう・・・」ケイタ君に射精の瞬間がきて、さっきムサシ君がしたように数秒間息を止めて、また大きく息を吐いた。
断続的にそれが4、5回続いた。
母さんはケイタ君の袋を片手でマッサージしながら、もう片手を彼の肛門の辺りに持っていったのが判った。
そのままケイタ君のお尻の辺りで手、というか指先で突き上げるようにグリグリしている。
そのときは母さんがケイタ君に何をしたのか僕には分からなかった。
(このとき母さんがケイタ君に何をしたか後で知ったんだ。これと同じことを僕がされたときは、母さんがほんとうはどんなにスケベか思い知った)
ケイタ君が深い溜息をついた。
ゴクンッと喉を鳴らす音がして、母さんがケイタ君の精液も飲み干したことがわかった。

母さんはケイタ君のペニスから口を離すと、僕の方に向いて微笑んだ。普段の母さんからは想像もつかない淫蕩な微笑みで。
そして下唇の端についた精液を、桃色の小さな舌を伸ばして舐め取った。
でも、こんな母さんは見たことがなかったけど、正真正銘、僕の母さんだ。
とてもイヤラしいけど、それはいつもの優しい微笑みと同じだ。

「シンちゃん、見てたのね。いつからかしら」
「なんでこんなことするの?」僕は母さんの質問を無視して逆に詰問した。
「男女のコイトス・・・セックスと言った方がわかりやすいかしら?」
「それは悪い行いでも、汚い行為でもないわ」
母さんはうろたえる僕を見てひとつひとつ諭すように語った。

「とても自然なことで、人間のすることのなかで最も素晴らしいことのひとつよ」
そう言いながら、自分の股に手をやってお尻から流れ出した、ムサシ君の黄ばんだ精液を中指で掬うと、ペロっと舌を出して舐めてみせた。
「ん、美味し♪」
母さん、そんなことしてるの僕に見られても、なんとも思わないの?

「父さん以外の人と、しかもこんな子供とするなんて!二人とも僕より年下じゃないか!」
「年齢はあまり関係ないと思うわ」
「二人ともまだ子供だよ」
「そお?でもオチンチンはたぶんあなたのより大きいわよ?二人とも」
「そんなっ、母さん!そんなこと言うなんて」

そう言われて僕は絶句した。けど、たぶんそれは本当のことなんだ。
そして僕はまだ童貞で、ムサシ君もケイタ君も、僕より先に母さんと経験したんだ。
こんなのってないよ! 僕は母さんを恨んだ。

「こんなの、父さんと僕に対する裏切り行為だよ!二人にもう帰れって言ってよ!」
「シンちゃん、もしかしてこの子たちに妬いてるの?」
「そ、そんなんじゃないよ」

母さんは他所の子にも優しいんだ。僕が小さいときから、いつでも。

「二人ともあなたの弟のような子たちよ。仲良くしなきゃ、ダメよ」
「と、父さんは」
怒りのあまり、僕はろれつが回らない。
「だって、お父さんには了解済みよ」
「ウソだっ!父さんがそんなこと許すはずないよ!」
「じゃあ、お父さんには後でちゃんと説明するわ。良いでしょそれで」
「そ、そういう問題じゃないよ!」
母さんはあくまで微笑を崩さない。息子の僕から見ても、こんなときの母さんの微笑みは得体が知れなくて掴みどころがない。

「な、なぜこんなこと!?」
「正しい性教育ってどういうことなのかって、この前、英会話クラブ主催の勉強会に出席したの」
母さんがこうして受け持っている英会話の教室は、ボランティアだ。
「外国の人をお招きして、英語で話し合うのよ」
「それで、なんだってこんな」
「あのねシンちゃん。『性』って教科書で教えることじゃなくて、実践して理解することが大切だと思うの」

性教育の実践って、これが?

「い、いったいどんな勉強会なんだよ!」
「あら、あなたの担任の先生の葛城先生も、いらしてたわよ」
そしてクスッと思い出し笑いをした。
「葛城先生ったら凄いのよ。一度に5本以上のオチンチン、ひとりで相手してしまうんですもの」

葛城先生は僕の担任の先生だ。
英語の先生なので、ボランティア主催の英会話関係の催しで母さんと付き合いがあるんだ。
葛城先生は美人で、かなりスタイルが良いので男子に人気がある。
だけど放課後に元教え子の高校生をラブホテルに引っ張り込んでいるのを見たとかいう証言があるし、かなりのヤリマンだって、そういう悪い噂がある。
そんな葛城先生と母さんが一緒に性教育の勉強会って、それって、どんな勉強会なの?
僕はボランティアの人たちとも会ったことがあるけど、なにか怪しい人たちだったじゃないか!

「どうしたの?、シンちゃん。コイトスは別に悪いことじゃないわ。楽しいことよ?
それに、二人とも私の可愛い生徒さんなの。だからこうして愛し合うのはとても自然なことだと思うわ」

母さん、それでこんな子供と・・・。

そして母さんはムサシ君とケイタ君の方を振り向いた。
「それに二人とも、とっても素敵なオチンチンで私を楽しませてくれるのよ」
母さんは二人のオチンチンに、媚びを含んだような、熱気を帯びたような視線を投げかける。
「二人のオチンチンを見て。まるで生命のパワーそのものでしょう?」
僕は二人のペニスを見た。限界まで勃起したそれは、二人ともお腹に付くぐらい反り返っている。
「ムサシ君のケイタ君のオチンチンのパワーを分けてもらったのよ。まるで体の奥から元気が沸いてくるようだわ」
さっきまで母さんの中で暴れていたそれは、ビクンッ、ビクンッと上下に動いてお腹に当たった。
確かに、それはムサシ君とケイタ君の生命そのものなのかもしれない。

「あなたもやってみたいの?なら、あなたも私達の仲間に入らないとダメよ」
母さんは小首を傾げるようにして僕の顔を覗き込み、僕を試すような、そんな悪戯っぽい笑みで問い掛けてくる。
「シンちゃんも私達と同じこと、してみる?」
そう言う母さんのおっぱいは乳首が勃起しきって長く伸びていた。
母さんの薄茶色の乳首。これもきっと二人に吸われたんだと思うと悔しくて堪らなくなる。
それだけじゃなくて母さんの乳房全体にキスマークがあった。

僕にはもう母さんとのセックスを躊躇する理由はない。
絶対に僕はこれから母さんとセックスしてやる。そう決心した。
これって近親相姦だけど、でも僕はもう迷わなかった。

もう僕は母さんに反抗する気は失せていた。

「わかったよ。母さん達と同じように、僕も裸になれば良いんだろう」

僕は震えながらシャツを脱いだ。脱衣所の姿身に僕の貧弱な、まったく日焼けもしていない生白い上半身が映っている。
逞しい体つきのムサシ君と比べて、正直言って数段見劣りする。
けれど母さんは期待するような目でじっと僕を見ていた。
恥ずかしかったけど、僕は思い切って履いていたバミューダパンツをブリーフごと脱いだ。
解放された僕のペニスが、弾けるように飛び出してきてブルンブルンと揺れた。
僕は母さんに反抗していたけど、僕の分身は僕の意思に反して情けないほど自己主張していた。
そんな僕を見て母さんはウフッと声を漏らして笑った。

「ウフフッ、シンちゃんもやっと素直になったわね。ほら、早くいらっしゃい」

僕は熱気と栗の花の匂いが篭もる浴室に一歩足を踏み入れた。
浴室の扉を閉めてしまうと、4人ではやっぱりちょっと狭い。
父さんは広い浴室が好きなので、ここは特別に広く設計したみたいだけど。
ムサシ君とケイタ君は母さんに射精して満足したのか、とてもリラックスした様子で浴槽に浸かっていた。

僕と母さんはちょっと離れて、生まれたままの姿で向かい合った。
母さんは、普段見せたこともないねっとりと絡みつくような眼差しで、僕のペニスを見た。
さすがの母さんもさっきから少し興奮している様子だった。僕も母さんの体に釘付けだった。

母さんの体はとても色っぽくて、綺麗だと思った。だけどそれだけじゃなくて生々しさもあった。
母さんの陰毛は黒々として、想像したよりもたくさん生えている。
おっぱいもちょっとだけ垂れていて、薄茶色の乳首は上を向いて長く勃起していた。

母さんと商店街を歩いていて、僕たちは姉弟に間違われることもある。やっぱり、母さんが若く見えるからだと思う。
それでも母さんは大人の女なんだということを、僕は目の前にある母さんの体を見ながら再確認した。
ウェストは細くてもお尻は大きいし。

全裸の母さんを見て、このカラダを使って僕の見てないところで父さんとしてるんだってことが、リアルに感じられた。
もしかして父さん以外の誰かとも?
現にここで、よりにもよってまだ小学生6年生の男の子二人を、相手してたじゃないか。
これって今日だけのコトなの?

「体、洗ってあげるわ」
母さんは壁の手摺に引っ掛けてあったボディタオルに手を伸ばした。

「シンちゃんもはじめからこうすれば良かったのに。先にみんなで楽しんじゃったわよ」
母さんは、僕がいつも素直じゃなくて扱いに困るというようなことを言いながら、シャワーで僕の体を軽く流してくれた。

「シンちゃんと一緒にお風呂入るなんて久しぶりね。ほら、後ろ向いてごらんなさい」
母さんは僕に後ろを向かせて石鹸をつけたボディタオルで背中を洗ってくれた。
シャワーで背中を洗い流すと、今度は僕に前を向かせた。
そして僕の分身を手に取ると、なぜか慣れた手つきでそっと皮を剥いて隠れていた部分を洗ってくれた。

「ここはいつも清潔にしておかなくちゃね」
母さんは僕のに顔を近づけて、楽しそうにためつ眇めつしげしげと眺めた。

「シンちゃんのがこんなふうに元気になってるの、ママさっきから知ってたわよ」
母さんは自分のことを『ママ』だなんて普段言わないのに。わざと言って、僕をからかってるんだ。

「マ、ママだなんて、母さん普段言わ・・・あ!」
からかわないでよって言おうとしたとき、母さんはいきなり僕のを咥えてしゃぶりだした。
母さんの口の中は暖かくて、考えられないくらい気持ち良い。こんなの初めてだ。
しゃがんで僕のを口に頬張っている母さんは、悪戯っぽい目で僕の顔を覗き込むように見上げていた。
そして母さんは僕と目が合うと、目だけで「キモチイイ?」って訊いてきた。


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