INNOCENT TABOO #3 by S51



 

−チュ、チャプッ、ジュッ・・・

浴室内にフェラチオのいやらしい音が響いてる。
母さんは今度は先っちょの尿道口を舌でチロチロしだした。余裕のない僕の顔を下から覗き込んで、微笑みかけながら。
僕は生まれて始めてのフェラチオの洗礼を受けて、その快感に負けてしまいそうだった。
いやおうなしに射精感が高まって、ペニスの付け根辺りまでそれがやって来ていた。
もう、快感の塊が出かかっている。僕は快感に抗って、両足を踏ん張って射精すまいとする。

だけど、母さんが両手を使って僕のを愛撫しだした途端、僕は耐えられなくなった。
母さんは口で棒を吸いながら片手でそれを扱きつつ、もう一方の手で袋をマッサージしてくれた。
僕はそこで耐えられなくて一気に射精したんだ。

「か、母さん、母さんってば!・・・もうダメ、だよ」

僕は情けない声をあげた。そのとき、実際には母さんがフェラチオを開始して2分と経っていなかったんだ。
母さんは手の動きを止めて、僕のペニスをしっかりと口に咥えて固定した。
僕は快感の荒波を受けながら、ビュッ、ドピュッっと何回かに分けて母さんの口の中に放出する。
横で僕を小馬鹿にしたように、クスクスと小さく笑う声がする。

母さんはチューッ!っと、まだ尿道にあって撃ち出す前の分まで先に口で吸った。
最後に数回、棒を扱いて、そこに残った分も吸い取ってくれた。

すべて放出し終えて、僕は肩で息をした。
母さんはそんな僕に、口を開け、僕が出した白いモノを桃色の舌の上に載せて見せてくれた。
それをまた口に戻してゴクンッと喉を鳴らして飲み干すと、にっこり微笑む。

「シンちゃん、素敵よ」

母さんはフェラチオを止めず、さらに舌で僕のペニスの下側を舐め上げて、タマも口に含んだ。
僕のは敏感になっていて、それだけで痺れるくらいの快感だった。
母さんの口と僕のペニスの間からジュブッ、ジュブッといやらしい音がする。

「か、母さんの体、見てもいい?」

思い切って僕は言った。
僕の声はかすれていて、緊張で最後の方は声が裏返ってしまった。

「もちろん、いいわよ」

母さんはフェラチオを中断して、それがなんでもないことのように立ち上がった。
母さんは僕より背が高い。母さんは今度は僕を上から見下ろして微笑みかけてきた。
目の前には女性らしい丸みを帯びた、母さんのハダカ。僕は圧倒されそうだ。
母さんはいきなり両手を広げて僕の頭を抱き締めた。
母さんの髪、良い匂いがする・・・。

僕は忙しなく母さんの首筋や背中を触ったあと、結局、両腕を母さんの腰に回した。
そのまま大きなお尻を撫ぜてみた。
量感のある母さんの丸いお尻。少しずつ揉みながら僕の指は秘密の部分に到達する。
複雑なカタチ。毛が生えている。鶏のトサカみたいなヒダヒダ。
・・・窄まっているふくらみがある。これってお尻の孔?
そこを指の腹でなぞるとキュッっと締まった。母さんは一瞬、身を強張らせる。
はぁはぁと呼吸が乱れて、僕の前髪に母さんの熱い吐息がかかった。

そうしていると次もいきなり、母さんは意外な程の腕力で僕の頭を胸の谷間に押し付けた。
母さん、なんだかたまらなくなった様子だ。
硬くなった乳首が「吸って」と言わんばかりに僕の口元にやって来る。

「吸っても、良いのよ」
僕がその言葉を最後まで聞く前に、母さんの右の乳首は僕の口に吸われていた。
「ア・・・」
乱れる吐息を額に感じながら、僕は母さんのおっぱいを赤ん坊のようにチュウチュウと吸う。
そうしながら、再び勢いを取り戻した僕のペニスは母さんの下腹部を叩く。

僕は思った。あんなコドモになんか、母さんを取られてたまるかって。

左右の乳首を交互に吸いながら僕は、母さんのお尻の谷間に指を這わせて、さらにその部分の探求を続けた。
ふーん、お尻の穴の周りにも、ちょっとだけ毛が生えているんだ・・・。

母さんの全体が、ヌルヌルしてる。
どうするのが良いのかわからずに、とにかくビラビラを摘まんだり、指を前の方に伸ばして大きな豆を指の腹で押してみたりした。
そうすると、母さんがビデオの女優のように甘い声を漏らし始めた。効いてるみたいだ。
母さんの体が火照って、小さく震えだしたのがわかった。
僕の右の中指が、母さんのその部分を捉えた。
クチュッといって口を開く、母さんのもうひとつの孔。
僕は思い切ってそのまま指を内部へと侵入させた。
指の第一関節から第二関節・・・とうとう根元までそこに入った。
中はとても熱い。

「そうよ・・・ン、ゥン・・・ソコよ。ソコがあなたの生まれた来た処・・・ハァ、ン」

母さんは僕の耳元に口を寄せて囁いた。

「還りたい?」

還りたい?
この母さんの体の中へ?
母さんの体の中へ戻りたいって、母さんに言われると僕の心の奥には本当にそんな願望があるような気がしてくる。
それとも僕にはそんな本物の願望があって、母さんはそれを見透かしてるんだろうか。

「シンちゃん」
「なに?」

母さんの顔を見上げると今度もまた、意味ありげな微笑みが僕を覗き込んでいた。
母さんは僕の首に回した腕を解くと、僕を数歩下がらせた。
そのまま母さんは後ろを向く。
そして母さんはまったく信じられないことをして見せた。ムサシ君やケイタ君も見ているその前で。
いきなり母さんは、そこから腰を落として僕に向かってお尻を突き出したんだ。

「か、母さん?」

そして自分からお尻の割れ目をムッチリと広げて、秘密の部分全てを公開した。
後ろから母さんの全てが丸見えだ。しかも、自分で広げて見せるなんて。
こんなのって、普段の母さんを知っている人が見たら驚いて何も言えなくなるよ!

「なっ!」
「よく見えるかしら?」
「なんて格好するんだよ・・・」

母さんはそのポーズのままで、さらに性器を広げて見せた。

「目を背けちゃダメ。よおく見て。ここがあなたの生まれてきた処よ」
母さんはお尻の谷間を限界までグーッっと広げる。

口でどんなことを言っていても僕は目を背けるどころか、その部分に釘付けになってしまった。
はてしなく複雑なカタチをした、母さんのプライベートな部分。

母さんはちょっと震えた声で囁いた。「もう少し、もう少し近くで見てごらんなさい・・・」

そこはもう洪水だった。ほんとにオシッコを漏らしたみたいに。
母さんの背中や足はもう乾いているのに、そこだけ濡れているからそれがわかったんだ。
中心はちょっと泡立っている。

僕は、パクパクと開閉しているその孔につい引き込まれてしまう。僕は母さんのお尻に顔を近づけた。
瞬きもせず、僕はそこを観察した。目に焼き付けるようにして。心臓が高鳴る。

母さんはこともあろうか左右のビラビラをそれぞれ両手の中指と親指で摘まむと、広げて、柔らかそうなそれを伸ばして見せた。

「これが『小陰唇』。英語では『ラビア』というの。二人はさっき勉強したわね」

母さんは紫色のそれを引っ張って、後ろから見ている僕に良く見えるようにしながら説明する。
信じられないほど淫らな光景だった。こんなの、ビデオでだって見たことがない。

次に母さんはお尻の穴を指し示して言った。
「これは『アヌス』。お尻の穴よ。こちらを使って性交することもあるのよ。私にも経験があるわ」
母さんのお尻の穴を見るのだってはじめてだ。そこは窄まったり緩んだりを繰り返している。
母さんは下の方にある大きなクリトリスの皮を指先で完全に剥くと、そこも説明してくれた。
「そしてこれが『クリトリス』。日本語では『陰核』というのよ」

他にも母さんは自分のそれを標本にしながら、次々と僕に女性の性器の構造と、各部分のセックスにおいての役割を講義した。
そうやって僕にそれぞれの部分をよく見えるようにして、英語と日本語での名称を教えてくれるんだ。
僕は女の人のオシッコがどこから出てくるかも知った。
ムサシ君とケイタ君には、僕が寝ている間にもう全てを見せてあげたらしい。
父さんたちの寝室のベッドの上で、母さんが脚を開いて。
最後は二人に、オチンチンの使い方を教えてあげたというわけか。実際にそこを使って・・・。

「ここはヴァギナ。オチンチンを入れるところ。そしてあなたが生まれた場所よ」

母さんはそこに人差し指を入れて見せる。その拍子に、そこから白く濁った汁がトロトロと垂れた。
僕は思わずそこへ顔を近づける。ムッとするような淫らな匂い。
濃厚な栗の花の匂いと、何か甘酸っぱい匂い。

これは性器から出た分泌液の匂いだ。母さんのと、二人の男の子のが混ざった匂い。
僕の胸に嫉妬心が湧き上がった。母さんは僕が寝ている間に・・・。
母さんを許せない気持ちが、また頭をもたげてきた。
やってやる。僕だって母さんとやってやる!

「フフ。ちなみにオチンチンは『ペニス』とも『ファルス』とも言うことがあるのよ」

僕は片手で、セックスについて講義している母さんの腰骨の辺りを掴むと、ペニスにもう一方の手を添えて大きなお尻に腰を近づけた。
母さんは僕の決意を察すると、無言でお尻をもっと後ろに突き出した。
僕は焦って母さんの中に入ろうとする。
だけど、僕のペニスは母さんの性器の表面をなぞるだけで、穴にちゃんと入れることができなかった。

さっきムサシ君が母さんとしてた様子を思い出して、その穴はどの辺だったか考える。
だけど、見つからないんだ。

上?、下?

こういうときは冷静にならなきゃ。
僕は落ち着いて調べようと、ペニスの先端で母さんの性器を上から下に、下から上に撫ぜていく。
母さんはそんなのがじれったくなったのか、股の下から手を伸ばして僕のペニスを掴むと、その部分にあてがった。
少し腰を前に突き出すと、そこへ僕自身の頭の部分がムリッと入った。ここだ。

「そこよ。挿入れて」

僕はムサシ君がしていたみたいに母さんのお尻を両手で掴むと、そのまま腰をグッと前に突き入れた。

母さんはさっきと同じように両手で浴槽の淵を掴んだ。
後ろから僕のペニスが母さんの穴に埋没していく。
母さんの中はキツくって、メリメリという音が聞こえそうだった。

「あ、入ってくる」

長く伸びた母さんのビラビラが、僕のペニスの鞘のようになっている。
僕の一部は先端から入って、どんどんそこに呑みこまれて、とうとう根元まで母さんの体の中へ埋没した。

「ウゥーン、フゥーンッ・・・」

母さんが鼻にかかった甘い声を出した。
僕はいま完全に母さんの中に入っている。生まれて始めて味わう感覚。
そこは母さんの呼吸に合わせてキュッ、キュッと締めてくる。
そして熱くて、狭かった。

(これがセックスなんだ・・・!)

母さんの入り口は、まるで僕のを放すまいとするかのように、ギューッと締まった。
それだけで僕は、下腹部から射精感が呼び起こされた。ガクガクと脚が震える。
母さんは浴室に響き渡る気怠げな、深い溜息をひとつ吐くとなぜか「フフフ」と楽しそうに笑った。

余裕?

むかついた僕は母さんに負けまいと、意外に重い母さんのお尻を抱えて足を踏ん張る。
母さんの肌は白くてスベスベした。

「ァアハァ、私達、相性が良いみたいね・・・ウフッ、母子だからかしら?」

母さんはそう言って、満足そうにお尻を揺らす。
その恥知らずな母さんのお尻に、僕は腰を叩きつけてピストンしはじめた。
快感を我慢しながら、こういうカタチで僕を裏切った母さんを懲らしめてやろうと思いながら。

−パンッ・・・パンッ・・・パンッ

挿して、抜いて・・・さっきは、こうだったよな?
でも僕はムサシ君のようにリズム良くできない。

一旦、カリ首のところまで引き抜いて、それからまた入れる。
その度に、母さんのビラビラが捲れあがって僕のペニスにまとわりついた。
気持ち良くて、痒くて、僕はペニスを母さんの内側に擦り付けた。

「ア、アァーッ、アンッ、そう、アッ」

−ジュポッ、ジュポッ、ジュポッ

母さんはAV女優みたいなエッチな声を出しはじめたけど、何かさっきとは違う。
僕は意地になって母さんを後ろから責めた。
「アァ〜ン。イイわ、ママのプッシー、オチンチンでもっと突いて」

プッシーって?
なんだかよくわからなかったけど、それが英語で、卑猥な意味の単語であることはなんとなくわかった。
母さんはさらに僕にお尻を預けてきた。
とにかく僕はめくるめく快感に夢中になりながら、一生懸命、母さんを後ろからピストンした。

「ゥンッ、ゥンッ、ゥンッ」
母さんの喉から、満足そうな喘ぎが漏れる。僕はちょっと誇らしかった。
けれど、そうやって母さんは僕に後ろから責められながら、浴槽に浸かっているムサシ君に頬を寄せてなにやら合図した。
そして、それまで浴槽に使っていたムサシ君がザバッと立ち上がった。母さんの目の前に股間を突き付けた。

「ちょうだい♪」母さんがムサシ君におねだりする。
ムサシ君は母さんの顔の前に股間を突き付けて仁王立ちしている。

ムサシ君のペニスはやっぱり大きかった。悔しいけど、僕のとは比べ物にならないくらい太くて、長い。
先の方が太くて、それはまるで中高生用の大きなリコーダーみたいだった。

ムサシ君はふざけて、その大きなペニスで母さんの左右の頬をペシペシと叩いた。
「アンッ、熱い」
母さんはムサシ君に、小学生のとは思えないほど大きなペニスで頬を引っ叩かれて悩ましい吐息を吐いた。
僕のと比べて見ると、本当にムサシ君のは僕のより一回りかもっと大きくて長くて、それが僕には少なからずショックだった。
色も浅黒い。これで母さんとセックスしたんだ。

僕も負けるもんかと、いっそう激しく後ろから母さんを突く。
母さんは壊れ物を扱うような繊細さで、ムサシ君の股間で息衝くそれを掴んだ。
細い指先が慣れた手つきで二回、三回とゆっくりとペニスを扱いた。
そしてもう片方の手で同じような繊細さでムサシ君の袋を擦る。
棒を握りながら母さんは、彼の二つの胡桃を弄んだ。

母さんはバックから突かれながら、愛しげにそこを舐め上げ、彼の胡桃を口に含んだ。
そこは命の元が作られるところだ。さっき僕が目にした黄ばんだ精液の塊。
それはいま母さんが愛撫しているところで作られている。

−レロッ、チュッ、パッ・・・

ぼおっと見ていると、いつのまにかケイタ君もそこに加わって、ペニスを母さんに突き付けていた。
母さんは何の躊躇もなしにケイタ君のモノも頬張り、彼の袋にも舌を伸ばして胡桃を吸った。

「フゥーンッ、フゥ、ファーンッ」

パンッ、パンッと僕の腰が母さんのお尻に当たるときの不規則な音と、鼻にかかった甘い喘ぎが浴室に響いた。
いまは母さんはムサシ君とケイタ君の、二人の小学生の反り返ったペニスを両手に握って、口でそこにぶら下がった四個の胡桃を交互に吸っている。
それは信じられないほどイヤラしい眺めだ。

僕が母さんに挿入してから、ほんとは3分と経っていなかったけど、僕にはもう限界が訪れていた。
ムサシ君はさっきは3分以上、母さんとセックスしてたと思う。
でも、僕はもう限界だった。小学生に負けるなんて嫌だよ。
僕はもっと足を踏ん張って、別のことを考えようとした。
母さんと僕との結合部を見ると、あまりにイヤラしくてすぐにイッてしまいそうだった。
僕の動きが鈍くなると、母さんはお尻を振って催促した。

「先生。あの俺、ションベンしたいんだけど」
「あの、僕も。さっきから我慢してたんです」
フェラチオをしている母さんに二人は遠慮がちに告白した。
母さんは一旦、二人のペニスへの愛撫を中止して聞き返した。

「あら。おしっこ?」
数秒間、沈黙があって、そのとき母さんは何かを考えていた。
次に口を開いたとき、それを決断した様子だった。

「いいわよ。先生のお口に出して」
「え!?」
「ハァ・・・母さん・・・!?」

母さん、そんなことまでするの?
母さんはそのときもう口を開けて二人のオシッコを待っていた。
ムサシ君もケイタ君も顔を見合わせて、母さんの言葉に驚いている。
二人とも戸惑っていた。
僕は二人が、母さんの異常な提案を断るように祈った。
母さんが普段、父さんとどんなことしてるか知らないけど、こんなのってないよ。
オシッコ飲むなんて、いったい何考えてるんだよ!
だけど母さんは口を開けたままでじっと待っている。二人が狙えるように、同じ姿勢のままで。

(やめてよ、そんなの、やめてよ!)

僕の願いも虚しく、ムサシ君は決心したように勃起したままのペニスの先を母さんの口に向けた。
ケイタ君もそれに習う。
僕はもう、正視することができなくて俯いてしまう。
母さんと僕の結合部が目に入った。だけどそれはあまりにもソクブツ的で、イヤラしいんだ。

−ジャーーーッ・・・・・・シャーーーッ!

とうとう二人のオシッコする音が浴室に響いた。
それまで俯いていたけど、僕はどうしてもそれを見てしまう。
ムサシ君もケイタ君も、まるで小便小僧のようにオシッコをしている。

−ビチッ、ビチッビチッビチッ!

二人のペニスから太いオシッコが迸って、それは母さんの顔をビチビチと叩いている。
母さんはこんな異常な行為に感極まったのか「はぁぁぁ」と深く溜息をついた。
そのとき、僕のを受け入れているそこもキュッと締まったような気がした。
二人はまもなく目標を母さんの口に合わせた。

−ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ・・・

小さく喉を鳴らす音。母さん、飲んでるんだ。
僕はこんな状態でも射精感に追い詰められてて、それがどこか遠いところの出来事のように思えた。

(で、出る!)

そして、僕は母さんの中に射精した。
連続的に震えが来て、母さんの中に何度も射精する。
そして全てを出し尽くして、僕は肩で息をした。
母さんはオシッコをし終えた二人のペニスを舌で丁寧に掃除していた。
射精し終わって、体中がだるくて、僕は母さんからペニスを引き抜いた。

僕はしばらく息を整えなくちゃならなかった。
満足感よりも緊張感の方が大きくて、しかもまだそれが体中に残っている。

「あら?シンちゃんもう出しちゃったの?」

母さんが思い出したように僕の方を振り向いた。

「うん」

僕は力なく答えた。こんなの、さっき母さんとムサシ君がしてたのとぜんぜん違う!
僕は母さんを満足させることなんて、できなかったんだ。悔しくて、そして悲しい。

「シンちゃんの、素敵だったわ。でもやっぱり、オチンチンはムサシ君のほうがお兄さんね」
そう言って微笑む母さんに悪気がないのを、僕は知っている。
僕のペニスは萎縮して、もう小さくなってしまっていた。さっきも緊張に耐えられなかった。
だけど、二人のは逞しく反り返ったままだ。

「さぁて。私達はそろそろ出るわ。あなたは温まっていらっしゃい」

浴室に僕を残して、三人は軽くシャワーを浴びて浴室を出て行ってしまった。
ムサシ君とケイタ君と入れ違いに僕は浴槽に入る。
三人が浴室を出るとき、ドアの外で母さんの肉付きの良い成熟したお尻を、幼い手がイヤラしく撫ぜまわすのが見えた。
母さんもお尻を振ってその手に応えてる。
その後、擂りガラス越しに母さんがしゃがんで、濡れている二人の体をバスタオルで丁寧に拭いてあげている様子が見えた。

僕は浴槽に蹲って膝を抱える。
脱衣所の灯りが消えた。母さん達、行ってしまったんだ。

(なんて情けないんだろ)

僕は声を出さずに泣いた。
微かに母さんの嬌声が聞こえる。三人は居間か寝室で『性教育』の続きをしているに違いない。
僕は母さんにこんな奔放な性があることも知らなかった。
もしかして父さんは知ってるのかな。


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