日本人男性の勃起時平均が14cmというのは今の若い世代には該当しない。
それは一昔前の30才代以上の年輩の人達の統計であり、今の若い世代の数値とは大きく異なります。
特に現代の子供達は性情報の氾濫でSEXの知識があり、早々とペニスの皮を剥き、
実際にオナニーを行う年齢も早く、小学生高学年にもなると既に剥いていてオナニー(SEX)をしている子が増えている。
これは成長(性徴)期にペニスの鍛錬を重ね、その成長の素となるアミノ酸が豊富な高タンパクの食環境にも恵まれる時代の為、
ペニスサイズが大きくなる環境が以前の比ではない。

実際に小学5、6年生の林間学校等の風呂では多くの子で陰毛が確認でき、剥けている子が年々増えている。
大きさも一昔前の日本人平均(14cm)が今の小学5、6年生の平均的サイズなのです。
中には小学生で20cm位になるものを持つ子も増えており、巨根男子の目撃談が増えているのもこの為です。
十分にSEXが可能で、その経験のある小学生の割合が上がっています。
又、今の高校レベルでは18〜20cmが平均サイズです。合宿や修学旅行の風呂で見ても皆、
年輩の人達よりも数段立派で、話でも大体18〜20cm位で、20cm以上の人も結構います。
今の子供達は早々とペニスの皮を剥き、鍛錬と栄養も十分の為、巨根になる子供が急増しているのです。

(某巨大掲示板サイトより)










INNOCENT TABOO #1 by S51



 

「シンジの母さんって若いんだな」
「・・・うーん。そお?」
「うん。俺のお袋より全然若いって。しかも美人だし」
「そうや。センセのお母さん、めっちゃベッピンさんやでぇ?」
「なんていうか、しっとりとした大人の女って感じだねー。シンジの家、今度遊びに行っていい?」
「いいけど」

僕の母さんは美人で優しいと評判だ。
この前も授業参観に来た母さんをケンスケがたくさん写真に撮って、それを新商品にしたから、それでファンが増えた。
だけど、母さんはちょっと変わっている。

自然保護のボランティア活動をしていたり、市の教育委員に名を連ねていたり、他にも子供に英会話を教えたりするクラブに入っているけど、たまに妙なことをするんだ。

僕がある日学校から帰ると玄関に子供の靴があった。
今日は金曜日だ。僕はまた誰か、近所の小学生が母さんに英語を習いに来ているんだと思った。
僕は靴を脱いで部屋に鞄を置くと居間に行った。

母さんは居間には居なかった。

「母さんどこかな」
居間のテーブルに出ているクッキーをひとつ摘まむと、僕はひとりごちる。

寝室のほうで声がするので行ってみた。そこで僕が見た光景はちょっと信じがたいものだった。
母さんは小学生の男の子二人と寝室にいた。そして母さんはなんと素っ裸で突っ立っていたんだ。

「あら、お帰りなさいシンジ。おやつならテーブルの上よ」
「お、お邪魔してます!」

二人の男の子が僕に挨拶した。二人は母さんの裸を前にして、顔を真っ赤にして息を上げていた。
僕はその子たちを知っている。母さんの英会話教室に通ってきている生徒だ。たしかまだ小学6年生だったと思う。
二人ともズボンの前が膨らんでいる。僕は子供相手にこんなことをしている母さんに呆れた。

「母さん!なんで裸なの!?」
「家の中では裸で居ると決めたのよ」

母さんの胸は、たぶん僕のせいで多少型崩れしているけど、僕が想像していたよりも大きかった。
丸い大きなお尻も丸出しだし、下の毛もけっこうたくさん生えている。
僕は母さんの裸を、たとえ小学生にだって見られたくなかった。

「服着てよ!」
「気になるかしら?」
「あたりまえだよ!」

母さんは不思議そうに小首を傾げて言った。
「裸でいるのは別にヘンなことじゃないわ。生まれたままの姿でいることは自然なことなのよ?」

今日の母さんはいつにもましてヘンだ。
母さんは息子の僕から見ても変わっていて、これまでにも急に何かに目覚めてヘンチクリンな料理を作ったり、芸術家気取りでこれまた妙な絵を描いたり、自分で作ったこれまたヘンな服を着たりすることがあった。
けど、今日の母さんはいつにもましてヘンだった。

そういえば僕の小さいときに動物実験や毛皮のコートに反対してニューヨークを全裸で行進したことがあったらしい。
これは父さんから聞いたんだ。
父さんは、母さんは学生の頃、大学の絵画部でモデルをしていたことがあるので裸になることには抵抗がないとか言ってた。

僕は無邪気な母さんの顔を見ながら、数日前居間のテーブルに置いてあった外国雑誌のことを思い出していた。
記事は全部英語だからよくわからなかったけど、その雑誌は外国のヌーディストクラブの特集をしていた。
そこには中学生くらいの男の子や女の子、それにお爺さんやお婆さんまで裸でビーチに寝そべったりスポーツをしている写真が載っていた。
僕は母さんがなぜ急に、家の中で裸でいるようにしようと決心したのかわかった。
何も着ていないのに、もしお隣が回覧版を持ってやってきたら母さんならそのまま玄関に出て行きかねない。
僕は久しぶりに見る母さんのおっぱいや、生まれてはじめて目にした、思ったより大きなお尻を盗み見ながら途方にくれた。
ふと横を見ると、二人の男の子も視線は母さんの裸に釘付けだった。
僕は母さんの裸を節目がちに見ているのに、二人とも遠慮なく目を見開いて、口は半開きにして、僕の母さんの一糸纏わぬ姿を隈なく観察している。

まったくもう!
母さんのせいだよ。近所の噂になったらどうするんだよ!?
母さんの生徒には僕のクラスメートの弟や妹もいるのに。

母さんは僕の心配をよそにベッドに腰掛けると言った。
「これから英会話のお勉強なのよ。シンジもいらっしゃい」
母さんにはまったく悪びれたところが無かった。

「その前に、ここでのルールを守ってもらうわ。この家ではみんな生まれたままの姿でいるのよ」
「そんなの無茶だよ!」
僕は思わず大きな声で叫んでしまった。あたりまえじゃないか。
なのに、母さんは鳩が豆鉄砲食らったような驚いた顔をする。・・・頭が痛い。

「まあ、どうして?」
「どうしてって、そんな人前で裸になるなんて非常識だよ!」
「シンジ、あなたは常識に捕らわれ過ぎなのよ。いまに裸でいるほうが普通になるわ」
「と、父さんに言いつけるからね!怒られても知らないよ!」
「あら、お父さんにはもう了解を貰っているのよ?」

父さんまでこんなことを母さんに許すなんて・・・いったい何考えてるんだろう?
母さんが妙なことするの止めるの、もう諦めたのかなあ?

「ただし、秘密を守れるならね。シンちゃん、あなたはもちろん、この秘密を守るわよね?」

母さんが僕の顔を覗き込んでくる。悪戯っぽいような、それでいて訴えかけるような目で。
僕はそんな母さんに見つめられて、何か息が詰まるような感じがした。
正直に言えば、ブリーフの中のペニスももう、カチンカチンになってしまっていて僕は無意識に腰が引けてしまっていた。

「さあ、ムサシ君もケイタ君も服を全部脱いで生まれたままの姿になってごらんなさい」
「母さん!」
「シンジ、あなたもそうしてごらんなさい。気持ち良いわよ?」
「母さんやめてよ!」

僕は声を荒げたが、ムサシ君と呼ばれた子もケイタ君と呼ばれた子も、のぼせたような顔で何かにとりつかれたようにシャツを脱いでしまった。
ムサシ君は浅黒い肌をしていて、筋肉質のスポーツマンタイプだった。小学生の癖に僕よりも胸板が厚い。
ケイタ君は色白だけど、小学生にしてはそれなりに逞しい体つきをしていた。

「パンツもよ」

ムサシ君は半ズボンごと僕たちの前でブリーフを脱いでしまった。ブリーフからボロンと何かが弾けるように飛び出した。
そこに現れたのは信じられない大きさのオチンチンだった。皮が全部剥けきっていて、大人の人のそれのようだ。
長さも太さも断然、中学生の僕のほうが負けている。というか、修学旅行で見たトウジのより立派だ。

ムサシ君はそうして全裸になっても、少しも前を隠そうとしなかった。むしろ誇らしげに腰を突き出しているように見えた。
ムサシ君のオチンチン、というかペニスはほとんど限界まで勃起して、砲身を母さんの方に向けて急角度でそそり立っていた。
こんなになってたら痛いくらいだろうな、と僕は思った。母さんの裸を目の前にして無理もないけど。

「ムサシ君の、とても立派なオチンチンね。そう、別に恥ずかしがらなくても良いのよ」

母さんはちょっと下唇を舐めてから今度はズボンを脱ごうか脱ぐまいか迷っているケイタ君に言った。

「ケイタ君もよ。何も身に着けてないのって、気持ち良いのよ」

確かに室内は快適だ。暑くも寒くも無く、裸でいたって風邪を引くことは無いだろう。
ケイタ君もとうとう母さんに促されてブリーフを脱いだ。脱いだけど、まだちょっと恥ずかしいのか、前を隠していた。
業を煮やしたのか、母さんは腰掛けていたベッドの縁から立ち上がると、お尻をクネクネと左右に揺らしながらケイタ君の前まで歩く。
全裸の母さんが僕達の目の前で、大きなお尻をクネらせて・・・。堂々とした母さんのその姿に僕は、なんというか大人の女の人の迫力を感じた。

「恥ずかしいの?」母さんはそれでも、歌うような優しい声をかけて俯いているケイタ君の顔を覗き込んだ。
「怖くないわよ。自然なことなんだから」
母さんはそっとケイタ君の頭を胸に抱いた。ケイタ君は目を白黒させている。
それでもまだ、ケイタ君は手で前を隠していたけど母さんがケイタ君の手を上から掴んで股間から上手く彼の手を引き離してしまった。
「あなたのも立派なオチンチンよ。何も恥ずかしがることは無いわ」
母さんは腰を屈めてケイタ君のモノを観察した。
ケイタ君のも小学生とは思えないほど立派で、皮はまだちょっと被っているけど元気に上を向いている。
たぶん僕はケイタ君にも負けていた。二人とも、まだほとんど毛が生えそろえていないのに。

「そう。良い子にしててね」
母さんはケイタ君の先っちょを摘まんで丁寧に皮を剥いていた。
その間、母さんは腰を屈めてお尻を突き出していたので、その中心部にある、そこだけ色の濃い秘密の部分がちょっとはみ出して見えてしまっていた。

「母さん!」
「なあに?」
「あ、あの、見えちゃってるよ・・・」
「何が?」
「なんでもない」
ちょっと置いてから母さんは僕の言っている意味が判ったらしく、微笑んで言った。
「裸なんですもの。見えてしまってあたりまえよ」

・・・そこは僕の生まれてきたところなのに。

これで僕以外の三人、僕の母さんと、母さんの生徒の二人の男の子は素っ裸になった。
母さんの裸を、立派にオチンチンを勃てている小学生二人に見られてる。こんなことってありだろうか?
僕はなんだか母さんに腹が立った。これが自然、自然って、こんなのどう見ても不自然じゃないか!

「シンちゃんも早く脱ぎなさい」
「こんなのつきあってられないよ!」
「どうしたのいったい」
「こんなの、どうかしてるよ!」

僕は叫ぶと三人をそのままにして廊下を駆けて自分の部屋に引き込んだ。
だけど、悔しいけど、そんな母さんの裸を見て僕は勃起が収まらないんだ。
ブリーフの中で痛いくらいに硬くなっている。
僕は部屋の鍵をかけると、ズボンのチャックを開けてビンッと勃った僕自身を取り出して数回扱いた。
・・・こんなに勃起しているのに、僕のはやっぱりムサシ君のにもケイタ君のにも負けていた。
そんなの恥ずかしくて、裸になれるわけないじゃないか。
そもそも、母さん他人の前で素っ裸になるんていい年して何考えているんだろう?
さっきは後ろから、薄紫色のお尻の穴まで見えてた。股の間から濃い色の、鶏のトサカみたいなのも飛び出てた。
母さんほんとにぜんぜん隠そうとしないから、男の子達が見てたじゃないか。
あの子たちも早く帰らないかなあ。まだ4時かあ。

イライラするのでオナニーしてすっきりしようと思った。
ケンスケから借りた裏ビデオがあったっけ?
僕はケンスケから借りた裏ビデオでも見ようと机の引出しを探した。けど見当たらない。
おかしいな。ここに入れていたのに。もう、イライラする!
僕の部屋のビデオデッキも見てみたけどそこにもなかった。
どこかに置き忘れたちゃったかな。あれケンスケの一押しなのになくしたら怒られるよ。
でも部屋中どこを探してもケンスケから借りた裏ビデオは見つからなかった。

僕は裏ビデオを見てオナニーするのを諦めておやつでも食べようと思って居間へ行こうと思った。
でもほんとは母さんと男の子たちがすごく気になっていたんだ。
僕の母さんも、母さん見てオチンチン勃起させた男の子たちも、三人とも裸でいるんだもの。
いくら母さんでも、僕がいるのに小学生の男の子とセックスしたりしないよね?
さっきはそういうふうじゃなかったし。
でも母さんなら何をするかわからない。いやな予感がした。

いますぐ居間に行き、男の子二人を追い出して母さんに服を着ろと言いたいけど、なぜかできなかった。
僕はさっき見た母さんの裸を思い出すと、ゾクゾクしてまたズボンのチャックを開けてしまった。
皮を被った僕のペニスが飛び出してくる。
僕は母さんの裸を思い浮かべてオナニーしたいという誘惑に激しくかられたけど、最後の一歩で踏みとどまった。
たぶん、こうやって勝手なことばかりする母さんへの反感があるからオナニーを止めることが出来たんだと思う。

僕は私服に着替えると居間に行った。
母さんがムサシ君とケイタ君に飲み物を出していた。

「リラックスしてね。いつもどおりでいいのよ」

母さんはあくまでも能天気だ。
だけど男の子二人は緊張しているのか、興奮状態なのかぼおっとしている
母さんと二人はキッチンのテーブルで、全裸でいること以外はいつもどおりに英会話の授業を始めた。
いつものように母さんのきれいな英語の発音が聞こえてきた。
ホワイトボードを手にして母さんはテーブルの周りをゆっくり歩きながらテキストを読んだいるのが見えた。
その後でムサシ君とケイタ君が母さんが英語で言ったことを復唱するんだけど、二人の視線は母さんのお尻に釘付けだ。
二人とも粘りつくような目で見ている。
母さん、腰をクネらせて歩くんだもん。歩く度に左右にお尻が揺れる。刺激的過ぎるよ、もう。
それに普通に立っていても、お尻の谷間からやっぱり、ちょっと具が飛び出して覗いている。
・・・これって母さんも気付いているのかな?

「あら、シンちゃんどうしたの?わたしたちの仲間に入りたい?」
僕が居間にいることに気付いた母さんは悪戯っぽく笑って言った。
「べ、べつに。飲み物とおやつを取りにきたんだ」

母さんはいったん、授業を中止すると居間へ歩いてきた。
「あらそう。そういえば、午前中にあなたの部屋片付けたわ」
「え?母さん、僕いつも部屋のもの勝手に触らないでって言ってるじゃない!だいたい、散らかしてなんかないだろ!」
僕は机の上のものや部屋のものを触られるのが、最近嫌なんだ。見られたくないものも、もちろんあるし。

「エッチなビデオ見つけたわよ。ああいうもの、母さん好きじゃないのよ」
「え、あれって母さんだったの!?」
僕は思わず小声になって聞き返してしまった。
「コイトスというのは、ああやって商品化するものじゃないの」
素っ裸でいるくせに、こんなときだけ母親ぶってお説教なんてやめて欲しいよ、まったく。

「ああいうものを見て、暗い部屋でひとりでマスターベーションしてるなんて不健康なことよ?」
「ほっといてよ!」
僕は思わず叫んでしまった。顔が真っ赤になっていたに違いない。
僕はうろたえて、小声で付け足す「あれ、どこやったの?借り物なんだよ?」
「捨てたわ」
「母さん!勝手なことしないでよ!」僕は泣きそうになった。

「そんな顔しないで、シンちゃん。本物ならここにあるでしょう?」
母さんは僕に近づいてきて、怒っている僕の両手を掴んで自分の両胸に持っていった。
大きくて柔らかくて、張りのある感触。掌にコリコリとしたサクランボみたいな乳首が当たる。
僕はその瞬間、固まってしまった。

母さんの胸を触った瞬間、体中の力が抜けてしまったような気がした。
「どお?シンちゃん。これが本物よ。『性』というのは生命そのものなの」
それがほんの数秒だったのか、もっとだったのかわからないけど、僕は母さんの左右の乳房を両手で握っていた。
暖かさが心地良かった。それと、母さんの匂いがする。女の体臭と香水の混ざった甘い香り。

「ねえ?」
母さんが僕の顔を覗き込んだとき、僕はハッとなった。
母さんはいつもこれなんだ。こういう、妙な理屈というか、ヘンな態度で父さんや僕はいつもやり込められてしまうんだ。
そしていつも父さんは母さんの勝手を許して、僕はそんな母さんを見てヒヤヒヤする。
母さんは頭が良いから僕や父さんを煙に巻くけど、見ていてどこか危なっかしい。騙されるもんか。

僕は、左右の胸を触る僕の手を上から鷲掴みにして、もっと強くそれを揉ませようとしている母さんの手を振り解いた。

「シンちゃん?」母さんはいつもの手が通じないので驚いた様子だった。
「母さんっていつもそうなんだ。人の意見なんか聞かないよね!」
「あのね、シンジ。話せばわかるわ」
キッチンから男の子たちが怪訝そうにこっちを見ていた。
「わからないよ。母さんの考えていることなんて」

僕は母さんから背を向けて部屋に戻ろうとした。
「待って、シンジ。ビデオのことは謝るわ」母さんが僕を背後から抱きすくめた。
母さんのおっぱいが僕の背中に当たってグニャリと潰れる感触がした。
「じゃ、じゃあ今すぐ服着てよ」
「そ、それは・・・」
母さんはちょっとうろたえたけど、きっぱりと言い放った。
「シンジ。お互い、理解しあう努力をしましょ。これは母さんが決めたことなの」
僕の背中から母さんの胸が離れた。
「それに、いま母さんが服を着たら、せっかく母さんの試みに賛成してくれたムサシ君とケイタ君に失礼だわ」

「そう。じゃ僕は母さんにつきあってられない。母さんのこと理解できないもん」
僕は後ろを振り返らないで部屋に戻った。
僕は母さんの卑怯な誘惑に、股間がビンビンに反応していたけどかろうじて理性を保つことができた。
母さんのペースに乗せられたら負けだ。

部屋に戻ってくると突然、母さんが許せなくて仕方なかった。
ケンスケのビデオ捨てられちゃったし。なんて言えば良いんだよ。
ひとりで怒っていた僕は、いつのまにか勃起が収まっているのに気が付いた。
もうどうでもいいや。僕はMP3ウォークマンのイヤホンを耳に詰めるとベッドにゴロンと横になった。
そして壁の時計に目をやった。まだ4時半か。

そのままウトウトして、僕はどうやら寝てしまったようだ。
起きたのは6時だった。あの子たちはもう帰って、そろそろ夕食の時間だろうな。
僕はのろのろと起き上がった。窓から見える風景は薄暗くて、街のところどころで灯りが点っている。

「母さん、いるの?」
だけど居間には誰もいなかった。電気は点いている。
僕は急に不安になってキッチンや寝室も探したけど、母さんや二人の小学生の男の子の姿はなかった。
どこ行っちゃったんだろう。男の子達は帰って、母さんは夕飯の買い物に出かけたのかな?
もちろん服を着て。
僕はそんなふうに考えて、居間のテレビを点けた。6時のニュースの時間だ。
冷蔵庫を開けて、何かないか探す。

そのときだった。

−”アァーンッ、アァーンッ、ンン、アハァッ♪、アァーンッ、アァーンッ、アァーンッ”

風呂場の方から女の人の苦しいような、楽しいような、それでいてせつないような叫び声がしてきたのは。
これって、母さん?
僕はすぐにテレビを音声をミュートにした。耳をそばだてる。
その叫び声はくぐもって聞こえた。間違いない。これはバスルームから聞こえてきている。

−”・・・ァーンッ、アンッ、アンッ、アンッ、・・・・・ンアァーンッ、アァーンッ、アァーンッ”

これって、確かに母さんの声だ。こんな母さんの声、初めて聞くけど。
まるでケンスケから借りたビデオに出てくる女の人のような声だ。セックスしてるときの。
本当に母さん、あの子たちとしちゃってる・・・?

浴室で二人相手に?
まだ二人とも小学生なのに?

僕はたまらなくなって、急いで脱衣所の前まで走った。


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