INNOCENT TABOO

- case Mana -V


written by PDX.


「あっ、あ、ああン……」
 シンジの指がスリットに沿って上下するたびに、マナが愛らしい声をあげる。
「そうよ……マナちゃんはまだヴァージンなんだから、乱暴にしないで……そう……」
 マナの背後から胸を愛撫しつつ、息子にアドバイスをするユイ。
 彼が間違って、指でマナの純潔を摘み取ってしまわないよう監視しながら、初々しい肢体の感触を堪能している。
 シンジがソファから降り、マナの正面に座り込む。少女の脚を大きく割り広げ、大切なところを白日の元にさらけ出させる。
「ああん……!」
 羞恥に頬を染め、声をあげるマナ。シンジの手は、そのまま彼女の内股を撫でながら感じやすい秘裂へと迫り、小さな蕾をそっと拡げてしまう。
 小麦色に日焼けした脚。そこだけ透けるように白い付け根。そしてピンク色に咲いた幼い淫花。
(綺麗だ……!)
 ユイの成熟した女体美とは異なる、少女の肢体の美しさに心を奪われてしまう。
(ほんとうに……綺麗だ……)
 可憐な唇に、そっと接吻する。
「ああああっ!」
 マナがひくんっ、とのけ反る。思わず漏らしてしまった甘い声は、羞恥と快楽の色に染まっていた。
 コドモではないオンナの声。それがシンジの鼓動を高める。もっと、もっとマナを感じさせたい。もっと融けさせたい。両手で拡げた花の中心部。とろりとした蜜をたたえたそこに舌を差し入れる。少女の幼い性器に苦痛を与えないように、そっと、そっと。
「あっ、あ、あああっ」
 自分の中に潜り込んでくるものの感触に喘ぐマナ。それはペニスによる侵入を容易に連想させ、期待と不安とが彼女を煽る。
 そして、ユイの優しい愛撫が、マナの不安を打ち消し、期待だけを募らせてゆく。
(き、気持ち、いい、よぉっ!)
 シンジの愛撫は、ユイの仕込みだけあって中学生らしからぬ巧みさである。そして、幼いマナを傷付けまいと丁寧に丁寧に愛撫するものだから、結果的にマナは焦らされながら昂らされていく。
 まるで生き物のように蠢く舌が、少女の清らかな膣肉を内側から舐め回す。襞のひとつひとつを確かめるかのように這い回る。沁み出した蜜を啜り、唇に沿って舌が上下する。
 しかし、その淫らな舌先は、薄皮に包まれた可憐な肉芽を、その毒牙にかけようとはしなかった。
(ああ……ク、クリちゃん、舐めてぇ……)
 ユイの舌が首筋を這う。しなやかな指先が、優美とすら思わせる動きで乳首を擽る。そしてシンジのオーラル。それらはマナを高みへ高みへと導くものの、決して彼女に最後のステップを踏ませてはくれない。
「あ、あ、ああ、はァッ!」
 ひときわ大きなうねりに翻弄されて喘ぐ。だが、ユイの巧みなコントロールのせいであと一歩を踏み出せない。
(いいっ、いい、よぉっ!
 でも、でも、ああっ、へ、へんになっちゃうう!!)
 もしかしたら、このままイくことを許されずに責められ続けるのではという不安、そして恐怖。半ばパニックに陥ったマナは、恥ずかしさも忘れて哀願した。
「あああっ、せ、せんせい、も、もう、あああっ!」
「うふふ、なぁにマナちゃん、どうして欲しいの?」
「い、いかせ、いかせてくださぁい!」
「それなら、お願いする相手が違うわ。ふふ、さぁ……」
 ユイの言葉の意味を、マナはとろけきった意識の片隅でかろうじて咀嚼できた。
 普段のマナであれば、そんな恥ずかしいお願いなど口にできなかったであろう。だが、絶頂への欲求で熱く煮えたぎる彼女には、既に羞恥心のブレーキを利かせることなどできなかった。
「シ、シンジ、さん、あああっ、イ、イかせてください! クリちゃん吸ってくださぁい!!」
 その瞬間、シンジの唇がピンク色の肉芽にしゃぶりつき、強く強く吸い上げた。
「あ! あ! ああああーーーっ!」
 決壊。
 かたく閉じられた瞼の中で何度も瞬く閃光がマナの意識を吹き飛ばし、全身の体液を一瞬で沸騰させる。
 そこに加えられる、さらなる一撃。シンジの前歯が、敏感すぎるアンテナを、こりっ、と甘噛みした。
「ああっ! あああああーーーーーーっ!!」
 まるで鞭で撃たれたかのようにのけ反り跳ねるマナ。イッた瞬間に加えられた刺激で、さらに一段高い領域に飛ばされてしまう。
 自分の手でしていた時には、決して到達できなかった高み。生まれて初めて味わった禁断の果実の味。
‐プシャァッ!‐
 その快楽に耐えられなかったマナが失禁してしまう。だがシンジは、その熱い迸りを汚いとは思わなかった。感じたのは、ただ、ただ、愛しさ。
 あの時……彼が童貞を喪失し、初めてユイの膣内に射精した時。美しい母は、幼い少年達の性器を咥え、彼らの放つ小水を口に受けて陶然としていた。そしてあろうことか、注がれたものを飲みさえしたのだ。
 あの時は、なにが彼女をそこまでさせるのか到底理解できなかったシンジだったが、今なら解る。だから、口を開いてその迸りを受け止めた。
 愛しさが人を淫らにさせるのだ。それを理解できたことが、ユイに一歩近付けたことが嬉しくて、シンジは口の中のものを飲み下した。そして、さらなる雫を求めて、もう一度マナに吸い付いた。少女のあげる歓声とも悲鳴ともつかない声がたまらなく愛しかった。
「はいそこまで」
 さらにがっつこうとしたシンジの頭に、何か柔らかいものがぼふっ、と被せられた。
「何だよ母さん……って、タオル?」
「まず頭を拭きなさい。それから、マナちゃんをお風呂で綺麗に洗ってあげること」
 ユイの言葉に、にっこり笑うシンジ。
「うん、わかったよ母さん」
 タオルでわしわしと濡れた髪を拭き、顔や肩、胸にもかかった滴をぬぐう。
「私もすぐ行くわ」
「うん。さ、マナちゃんも立って」
 まだ夢見心地のマナを立たせ、浴室へと連れていくシンジ。
「大丈夫?」
「……はい……」
 シンジの腕に、きゅっとしがみつくマナ。まるで恋人同士のように、寄り添って歩いてゆく。その表情に、またもドキリとしてしまうシンジ。
 リビングから浴室はさほど離れていないため、すぐに着いてしまう。マナとしてはもう少し一緒に歩いていたかったのだが、「洗ってあげるよ」とシンジに言われてしまっては逆らいようがない。
 シャワーのノズルを手にしたシンジが、マナの全身にぬるま湯を浴びせる。絶頂に達した火照りがまだ完全に引いてはいない彼女には、それすら愛撫のように感じられてしまう。
「あ……」
 暖かな奔流を股間に浴び、その快感に小さく震えるマナ。同時に、とあることに思い当たる。
「あ、あの、シンジさん!」
「どうしたの?」
「さ、さっきはごめんなさい!」
「え?」
「あ……あの……その、私……シンジさんに……お、おしっ……」
 そこまで口にして、あまりの恥ずかしさに言葉を濁してしまう。
 本来は明朗快活なマナではあるが、シンジの目の前で失禁してしまい、しかもそれを彼に浴びせてしまったというのは、さすがに笑って済ませられる話ではなかった。
「別に謝らなくてもいいよ」
「でも……」
「マナちゃん、気持ちよかったんだよね?」
「はい……」
 思い出しただけで頬を染めてしまうマナ。
「気持ちよくて、我慢できなかったんだよね?」
「はい……」
「だったらいいよ。マナちゃんのことを気持ちよくさせてあげたくてああしたんだし。そんなに我慢できないくらい気持ちよかった、って言われると嬉しいんだ」
「はい……」
 優しく諭すシンジだが、マナはまだ納得していないという表情である。
「そんなに申し訳なさそうにしないでよ」
「でも……」
「だったら、マナちゃんのことを綺麗に洗わせてよ。すみずみまでね」
 そう囁くシンジが、シャワーの湯でマナの乳首を愛撫する。
「あ……」
 僅かに膨らんだ胸で弾けた水流は、そのまま彼女の腹へ、腰へ、脚へと流れてゆく。
 左手で持ったノズルでマナの胸を弄びつつ、右手で彼女の股間をまさぐる。
「あ、あ、あ」
 シンジの左手が下がってゆく。水流が彼が右手で広げている蕾の中心へと降り注ぐ。まるで柔らかなブラシで髪をすくかのような動きで、マナの股間を責めるシンジ。
「あ! あああっ!」
 浴室まで歩いてくるまでの間に少しは落ち着いたはずの身体がまた火照ってくる。
 さらに、背後に回ったシンジが押し付けてくる堅いモノが気になってしまう。
(ああ……また、また、イッちゃう……!)
 繰り返される局部への愛撫で火照る身体。甘美な快楽にとろけてゆく意識。ぐりぐりと押しつけられるシンジのシンボル。ほんの少し前、口に含み熱い白濁を飛沫かせた男性器官。
 さほど遠くないであろう未来に自分の処女を散らせるはずのモノの感触。
 初めての時は痛いと聞いてはいるがどのくらい痛いのだろうか。少しは気持ちいいのだろうか。ユイに見せられたビデオの中で、彼女はシンジや他の少年たちのペニスを受け入れて快楽にわなないていた。いつかは自分もあんな風に……マナの妄想はそこでとぎれた。
「あ、ああっ、ああーーーーっ!」
 その日何度目かの絶頂に達してしまうマナ。がっくりと崩れ落ちる彼女を慌てて支えるシンジ。
「それじゃ、綺麗にしてあげるね」
 マナを椅子に座らせ、手にとったボディソープをまるでローションのように少女の身体に塗り込んでいく。たった今イッたばかりの火照った肉体には、それだけのことでも強すぎる刺激であった。
「あ……あン……ああ……」
 ヌルヌルとしたボディソープを塗り拡げてゆく指先。マナの全身を擽るシンジ。
 二の腕や肩、脇の下、脇腹を撫でられただけで甘い声を漏らしてしまうマナ。まして、乳首や内股、秘裂を愛撫されてはひとたまりもない。マナの性感をさらに煽り続けるシンジの淫手。その指先が、もうひとつの秘めやかなすぼまりを擽る。
「あ、あああん!」
 シンジの指は、抵抗無くマナの体内に侵入してしまった。
「あれ?」
「あ、あんっ」
「ふふっ、マナちゃんのお尻も下ごしらえ済みよ」
 語尾に『はぁと』とでも付きそうなユイの声が浴室に響く。
「母さん……リビングの掃除、終わったの?」
「ええ。私も混ぜてね」
 ボディソープを手に取り、シンジの背後から抱き付いてくる。細身ゆえに対して厚くもない胸板に、ヌルヌルとしたソープを塗り拡げていく。
「あ、か、母さん……」
「ほらほら、手がお留守になっているわよ。マナちゃんのお尻を綺麗にしてあげるんでしょう?」
 微笑みながらシンジの全身に指を滑らせるユイ。その巧みな愛撫に酔いながら、シンジもまた指先に意識を集中させ、マナの深部に対しての探索を再開する。
「あ、あ、ああン……」
 くすぐったいのか、あるいは心地よいのか、甘い声を漏らしながら細い腰をくねらせるマナ。
「すごいや……敏感なんだね、マナちゃん」
「ふふっ、シンジがおいたしてもいいように開発済みなのよ」
「もしかして、こっちも?」
 少女の後ろの処女も散らせてしまっていいのか、と問うシンジ。
「ええ。そのつもりよ。ね、マナちゃん」
「は、はい……ああ……」
 なおも身をよじらせるマナ。愛らしい少女の淫らな声に生唾を飲み込むシンジ。
「なんだったら、今このままマナちゃんの後ろに挿れちゃう?」
「「ええっ!?」」
 ユイの言葉にビクッと震える二人。淫らな美母は少しも動じることなく、その指先を愛する我が子の体内に侵入させる。
「あ、か、母さんっ!?」
「ほら……こうよ……こうしてよくほぐしてあげるの……」
 シンジの耳元で、優しく淫らに囁く。これがお手本とでも言うように、彼の直腸の中で指を蠢かせる。
「ああ……こ、こう、だね……」
「あああん!」
 マナの声が上擦り、さらに甘さを増してゆく。浴槽の縁に手をかけ、もはや自力では支えきれない上体を預けてしまっている。
 前屈姿勢をとったため、彼女の下半身は完全に無防備にさらけ出されている。いや、捧げ出されているというべきか。
「ふふっ、マナちゃん、苦しくない?」
「は、はい……ああ……」
 シンジの指二本でかき回されながらも、苦痛を感じないほどに彼女のそこは開発されていたのだった。
「頃合いね……」
 小さく呟くユイ。その声色に、不安と興奮を覚えるシンジ。
「シンジ」
「な、なに、母さん?」
「マッサージはもういいわ。両手でマナちゃんのお尻を掴んであげて」
「えっ?」
「ふふっ、こうよ」
 それまで彼のアヌスを弄っていた手がすぼまりを解放し、左右の尻肉をそっと掴む。その手つきから、シンジはユイの意図を知ることができた。
(ま、まさか本当にこのままマナちゃんのお尻を犯すの!?)
 なにしろそれは、普段彼が美しい母の後ろに挿入する時の手つきと同じなのだ。
「ま、マナちゃん、い、いいの?」
「……は、はい……」
 マナの声もわずかに震えている。怖がっている、とか嫌がっている声色ではないが、緊張するのは仕方ないのであろう。
 考えてみればマナはバージンなのだ。処女のままで後ろを喪失しようとしているのに緊張しないはずがない。
 好奇心旺盛でマセていても、やはり幼い少女なのだ。そう思うと、この細い腰が、小さなお尻がたまらなくいとおしく思えてくる。そして、彼女が欲しいと思えてくる。
「それじゃ……いくよ」
 おどおどしていたシンジの声が、明確な意思を帯びたものとなったことをマナも感じていた。彼が自分を求めているのを感じていた。ユイの用意した肉バイブなどではなく、一人の男として、自分を求めている……それが嬉しくて、マナも覚悟ができた。
「はい」
 シンジの手がマナの尻肉を左右に割る。可憐なすぼまりの中心に熱いカタマリが押し付けられる。マナの脳裏に、初めてアナルマッサージをうけたときのユイの声がよぎる。
『力を抜いて楽にするの。そう、そうすれば痛くなんかないのよ』
 ふうっ、と息を吐きながら力を抜くマナ。そして、シンジの肉杭がマナに打ち込まれた。
「あああああああっ!!」
 太い、そして熱いモノがメリメリと括約筋を押し広げながら挿入ってくる。奥へ、奥へとそれが潜り込んでくる。
「あ、あ、あ!」
 ゾクッ、ゾクッと背筋に何かが走る。アヌスから後頭部にめがけて、淫らな波が押し寄せてくる。そして、二人の身体が密着した。
「わかる……? 根元まで入っちゃったよ……」
「はい……ああ……」
 シンジのモノが体内で脈打っているのがわかる。ドクン、ドクンと熱い肉茎が震えている。ユイの手によるアナル開発の時に使用されたビーズなどとは比べ物にならない存在感。
「痛くない?」
「だ、大丈夫、です」
 苦痛ではなく興奮のために途切れる声。
「それじゃあシンジ、ゆっくり動いてあげて。無理をさせないようにね」
「うん」
「ぅぁ……」
 直腸を満たす男性器官が引き抜かれてゆく。仮性包茎であるシンジのペニスは、エラの張り出しはさほど発達していないが、幼いマナの小づくりな肉洞を刺激するには充分なサイズである。
 腸壁を擦りながら出て行く肉柱は、排泄をしているかのような錯覚をマナに感じさせる。その姿をシンジに見られているかのような気恥ずかしさ。そしてなによりも、それ以上の快感。
(ああ……き、気持ち、いいっ……)
 ユイによって開発されたその肉孔は、立派に第二の性器としてマナに快楽を与えていた。再び挿入されてくるペニスが、出て行くときとは異なる悦びを感じさせてくれる。
「ああっ……ああン……!」
 快楽に身をよじらせる少女。その結果可憐な菊門がキュ、キュ、とシンジを締め付ける。それは彼にこの上ない快感を与え、少女が感じていることを実感させてもくれる。
「つらくないみたいだね、マナちゃん?」
「は、はい……ああ……」
「もっと速くするね」
「あ!!」
 ズン、と力強く突き込まれる。何度かグラインドした後、先ほどの焦らすような前後運動ではなく、リズミカルなピストン運動による陵辱が開始された。
「あっ、あっ、あ、あっ、ああっ!!」
 ビデオで見たのと同じようなリズミカルなセックス。自分はいまセックスをしているのだという実感。シンジの手がマナの腰をしっかりとホールドし、未だ処女である彼女の肛門に激しくファックしてくる。
(す、すごい、ああっ、すごいのっ!!)
 もう目を開けていられない。視覚が閉ざされたことでさらに鋭敏になった感覚が、直腸に送り込まれる淫らな波動を全て受け入れてしまう。
「ああっ! あ、あ、あ、あああっ!!」
 シンジも気持ちいいのか、次第にヒートアップしてくる。ユイ相手にするときのようなリズミカルな突きでマナのアヌスを翻弄する。
 そして、ユイが手を伸ばしてマナの女の子の部分を愛撫してアシストする。前後から送り込まれる快感に酔いしれるマナ。そして、シンジが突き入れた瞬間に、ユイがマナの真珠を摘み上げた。……耐えられるはずがなかった。
「あ、あ、ああーーーーーっ!!」
 バスタブに手をついたままの姿勢で仰け反るマナ。初めて経験するアナルセックスで絶頂を迎えてしまったのだ。
 激しすぎる快感は、無意識に秘めやかなすぼまりに力を集中させてしまう。きつく締め上げられたシンジが限界を迎え、マナの直腸に灼熱の奔流を流し込む。その熱さが、またマナを感じさせ、絶頂へと導く。
‐ドクッ、ドクッ、ドクッ!‐
 二度、三度、とシンジが射精する。そのリズムに合わせてマナも何度も震えてしまう。そして、二人の身体から同時に力が抜け、そのまま仲良くくずおれる。
 マナに後戯をするだけの余裕がないシンジを見て、『まだまだねぇ……』と思っているユイであったが、それでも二人を見つめる彼女の目は、とても優しい、穏やかなものであった。



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