INNOCENT TABOO case Asuka & Rei



泡姫美少女中学生、マゾ啼き開眼の儀

「……分かる? レイ姉」

目を丸く、唖然とする綾波レイなどという光景は実にレアだったろう。
だが、してやったりと満足そうにしたのは、上半身を振り子じみたリズミカルさの反動に使う腰によって、アスカへの激しいピストンを維持するムサシだけで。
ケイタさえその時、貴重な表情を見逃してあんぐり。赤毛の先輩の悩ましい狂乱ぶりで手元を止めてしまっていた。

「ふぁァぁあ! ぁアッ、あはぉァああ―― ぁふわァぁアっッ!! イクっ、イっちゃッ、ちゃうぅぅ゛ぅ゛ゥ……っッ!!」
「ほら、いつもより、ずーっと敏感にイッちゃってるだろ?」

いくらユイからシンジから、そしてムサシたちから開発されて、全身の性感帯を敏感に整備されつつあるアスカにしても、こうも呆気なくオーガズムの嵐に見舞われるなんて、今までにあっただろうか。
小柄なムサシを尻にしがみつかせたまま、ぺたんと前倒しに正座が潰れたようになっている足下。犯している側の膝立ち部分共々、滑りやすい浴室マット上での激しい後背位交合を支えるスリップ音は、間断がない。
まともなご家庭であれば、何をお風呂で暴れているのと、母親からのお叱りが飛ぶ。
それにも増して止め処もなく、耳を覆わんばかりになっているのが、アスカの引き絞るような悦がり声。

「いひっ、ひっ、ヒィぃイいぃ―― っッ!! ぶつかってりゅ! ぶつかっへ、ごりゅごりゅ言ってふぅゥぅ……!!」

濡壺をグチャグチャと突きこねるいやらしい粘音も、尋常な濡れ方ではないと伝えている。
ここが浴室で無ければ、後できっと床を拭くタオルが必要だった。

「アスカ……」

レイは知らない。
こうも逝き狂う友人の姿など、はじめて見るものだった。
様々なセックスのかたちを実演してみせたユイにだって見せられた事はないし、自分の身で体験したことも有りはしない。

「……どうして?」

今度はレイがもらす番だった。
すかさずアスカを犯しながら勝ち誇る、ムサシの明快な答え。
そんなの、決まってるじゃないか、と。

「尻が悦いんだよ。ケツ穴でたっぷり感じてっからさ、後は切っ掛け一つ、俺がアスカ姉のマンコに突っ込んでやった一発で、イクのが止まんなくなったってわけさ」

しかし、それにしてもだ。アスカの狂乱ぶりはあまりに激しい。
音が良く響く上、狭い密室でもあるバスルームだけに、嬌声が充満している耳やかましさは尋常の域ではなかった。
一種異様な空間と化して寧ろ置き去りにされた格好のレイなどには、奇妙な静かな思考停止をすら呼んでいた。
ケイタさえレイと一緒になって呆然としていたのが、ムサシに目配せを受けて、ようやくこの相棒の意図に気付いたという始末。
お手本だぜと、そうムサシは言っていたのだ。

「そ、それなら」

勢い込んで、目を輝かせたスケベ坊主が鼻先に差し出されている雪白のヒップへと挑み直す。

「なにを……」

レイが狼狽する間もあらばこそ。
焦がれてずっと我慢汁をこぼすに留め置かれていたケイタの逸物が、下から突き上げる反り返り方でもって収められるべき場所へと、突進していた。
咄嗟に腰をよじった彼女の動きも、小さな両手でがっちり捕まえられていて間に合わない。

「れ、レイお姉ちゃん……!」
「っ!?」

軽く綻んだ雪割りの花に、じゅくじゅくと鈴口を漏らし続ける亀頭が食まされた。
けれども、色素に欠けたヘアがまばらに生える肉畝はツルツルとした感触で、スリット自体の熟し切れない硬さとも相まり、容易の挿入を達成させはしない。
ユイがそうであるからといって、まだ十四の躯は事情が異なる。そこまで拓かれてなどいない。
ぽってりと肉厚に発達した熟れ肉ビラが蜜を垂らし、興奮と共にひとりでに開花していって牡を招く―― そんな風な、こなれきったユイの女性器、大人の淫花と、レイの初々しい秘唇は違うのだから。

ならば、指で……!
逸るケイタは次の手を繰り出した。

「っ、くっ。も、もっと足開いてよ」

この期に及んで愛想の悪い綴じ合わせを、確実にくつろげてやるべく。ケイタはレイの腰の固定を左腕に任せ、ピンク色が覗く縦溝に利き手の指をかけた。
躊躇うことなくクレヴァスに人差し指を食い込ませ、膣口を探らせる。
親指も使う。
そしてぬるりと、中指を侵入させた。
まず第一関節まで。続けてさして間を置かず、第二関節まで。更にはと、性急に――

「あうっ!?」

喘ぎがこぼれ、特に敏感な部分をまさぐりまさぐられているのだと、双方に再認識させた。
レイの、捕まえられた下半身を暴れさせようとする抵抗も一際大きくなる。
けれどそうしたせめぎ合いも、無防備も同然の尻だしポーズをホールドし、既に指を深々突っ込んだケイタが、どうしても有利だ。

「もっ、暴れないでよっ」
「くっ、ッうぅ―― ンンンッ!? そこはっ」

レイが声を上擦らせた。
寡黙な彼女を雪の女王だのクール美人だのと崇めて、なんとか一声だけでも話しかけて貰おうと頑張るファン達、壱中の男子生徒達では、現実離れした妄想でしか望めない艶声である。
はっきりと快感を訴える類になると、事実上のセックスフレンドになりおおせているムサシやケイタであっても、腰を据えて掛からねば引き出せない。
だからこそ、稀少なそれを耳元で聞けば、レイの望まない活力源たりえてしまう。

「レイお姉ちゃん……!」

ムクムクっと更に、ケイタの屹立が角度を増した。
インサートし損ね、レイの股の間から陰阜へと穂先が滑ったにしても。獣血の滾る亀頭部分には、すべらかな下腹との触れ心地、まばらに生えるヘアの感触さえ、絶妙の刺激と取れてしまう。
言わば、火に注がれる油また油。
あられもなく振り立てられるヒップから跳ね飛ばされまいと、まさぐりの手にも力が篭る。
一方のレイにはぞわぞわっと、最も敏感な部分の粘膜から這い上がった悪寒で、待った無しの危機感を悟らせる。

「んぅっ、ッ、ダメ! 放して……!」

『キュッ、キュ、キュッ』と、二人共に膝を使って滑りそうなマットの上を突っ張らせる甲高い音が、ひとしきりの争いを浴室にこだまさせた。
肩越しに振り返ったレイから、暴走しているとしか見えない少年を止めるべく伸ばされた必死の手。
途端、支えが減った上に無理な姿勢がたたり、レイもまたアスカと同様、突っ伏す形で崩れ伏す。
攻める側、守る側、双方に平等だった不安定さをレイにこそ災いさせたマットに、形の良い顎がとすんと落ちる。

「あうっ」

軽く叩き付けられはしても、ウレタンマットの上。衝撃に痛みはそうない。
にしても、一瞬のたじろぎをレイにもたらす目眩だ。
悪いことに、彼女の尻穴は『ニンジン』と化したバイブを挿れられたままだった。
衝撃は、直腸の中からも。
目蓋の裏に火花が飛んで、内臓をかき回されたかの重い喘ぎが唇を割った。

「ッうっ、く」

それだけして懸命に伸ばした手も、たった一度秘唇から追い払ったのが唯一の戦果。
すぐに帰ってきたケイタの右手に本腰で迎撃され直してからは、さらに悪化した姿勢の不利も祟って、まさに無力そのもの。
ケイタはまた素早く隙間を詰めてきて、その腰との間に、再度の邪魔を入れることは出来なかった。
改めて、後ろに向かって開け放たれたレイの股間にぴったり少年が陣取り、気忙しく割れ目の内側に割り込ませた二本の指でもって、少女の柔肉をくぱと押し開いた。

「こっ、ここッ。動かないで、ねっ、入れるんだから……」
「分からないの? さっきから、放して……ッっ! ッあ、あふっ!?」

にちりと掻き分けられた二枚貝が、分泌するぬめりでその攻撃からもう一度なんとか逃れようとしたが――
既に、切っ先は突き付けられている。
欲情も露わに赤黒く首をもたげたペニスへと、充分な蜜を湛えた中心が露呈してしまっている。
いや寧ろ、ぐいと押しつけられてきた先端が、レイ自身とは違う体温を粘膜に伝えた瞬間、

―― ぅく、ッ、ッっ……ッああっ!?」

入り口の形をたわまされたピンク膜器官が溢れさせたのは、歓迎するかの熱さで内腿にも筋を作った、多量の愛液だった。
潤滑油でもあるそれを一旦性器と性器の重なり、インサートに添えてしまえば、後は心ならずもスムーズに進むしかなく、

「うぁは、はあっ、やっぱり……気持ちいいっ。レイお姉ちゃんの中!」
「ダメ、っぁあう、ぁあうぅうっ! ダメ……っ、っッ」

アスカに並んでレイもやはり、年下の少年との後背位結合に『ぬぶぶっ、っぶっ、じゅぷん! ぐじゅっ、ちゅぶっ、じゅぶぶっ!』と、湿った音を響かせるばかりになるより、他になかった。

「ふ……、く、ううっ」

歳のくせに、息を飲むほど太い、巨大な存在感のペニスだ。
それがしっかり、ずっぷりと、レイの狭い膣の底にまで。

「……こんな、ことっ」

這わされた顔を忌々しそうに歪めて、なんとか言い募る。
レイの表情には、良いようにケイタに転がされ、犯されたという怒りと、思わず最奥を貫かれて鼻で喘いでしまったという屈辱が濃い。
しかし、悔しそうに呻いても。これほど深々、尻肉から組み伏せられてしまえば、すべて手遅れ。

「くっ、ゥはぁッ、アッ」

抗いも最早、男の腰遣いがイイとばかりヒップを揺すって、淫らに応じているとしか傍目には映らないだろう。
おぞましいことに、少女自身の感じる甘い痺れもまた、確実に、子宮を脅かす域へ膨らんできていた。

「いい……イイよっ、レイお姉ちゃん……。こんなに熱いオマンコ、絡みついてくるよぅ……」
「……っく、く、ンくぅ……ぅ」

嫌がってのつもりのその動き自体、勝手にキュウキュウとケイタを締め付ける秘肉の反応と同じ。さまざまに擦られる角度を変えてセックスを謳歌する積極さと、まるで変わらない。
後は唇を噛んで、すっかり仕込まされたV感覚の悦びを、ケイタとムサシ、不逞の悪ガキコンビに悟られまいと務めるぐらいが関の山か。
なにしろ、挿れられてしまったと憤慨している暇さえない。
ユイの薫陶厚いケイタだから、さっきまでどれだけ拗ねていたにしたって、慣れたスタイルの交わりへ至ってしまえば身体が勝手に動き出す。
その全ての手管が、レイの脅威なのだった。

「ふん、ン、んっ、んんっ」
「ンぁ、ぁ、ああぅ……」

息を弾ませてケイタが繰り返すのは、抜き差しと攪拌の動きを交合に切り替える腰遣い。
ユイに教えられたテクニックは、レイにもしっかりと効く。効いている。
ケイタにも実感として分かった。
これまでの、この一筋縄ではいかないお姉さんとの機会の中、いくら学習した成果を凝らして頑張ってみても得られなかった手応えというもの。それを、今日はたしかに感じ取れている。
いつもいつも無愛想な先輩に僅かでも悦びの声を漏らさせるのは、自信に繋がろうというものだ。

「れっ、レイお姉ちゃん」

ケイタは、ほっそりとした腰を捕まえたまま白いレイの背中へ上体を被せていった。
藻掻こうとする腕の動きを伝える肩甲骨の間に『ふふぅ♪』と、ねばっこく、ねばっこく―― 執拗なほど執拗に、キスを見舞う。
白い肌に吸われた跡が、桜の花びらの様にちりばめられていく。
背伸びをして、銀に煌めくショートカットで覆われた首筋も舐める。そして吸う。
このキスマーク達、一晩程度では消えはしまい。
きっと後で、服を着直しながら鏡の前で確認して怒るのだろう。けれど、付けてしまえば勝ちだと思った。

「くぅ……、ぅンン!」

ちろちろと舌を這わせる度、レイが嫌悪感とも快感ともつかぬ身じろぎで、首を嫌がらせるのである。
いずれかはともかく、ケイタはいつもつれないレイから反応を引き出せた事実を喜んだ。
今日こそ。もっと。そんな意気込みが、アスカと違って容易く屈服してくれないレイへの助平な闘志を駆り立てる。

「レイお姉ちゃっ、んぅッ、っン、んちゅ、ちゅ……、いい匂い……」
「……っッ、っく。くぅっ……」

息を詰めて声を我慢し、その代わりに荒くなる可愛い鼻での呼吸。
ふるふると、込み上げる感覚に抗う様子が浮かんで様々にしかめられる表情。
きゅぅっと鼻筋に皺が寄り出す、余裕の消え方。
どれもケイタが引き出せたことのなかった、「感じている」時の綾波レイの貌だった。

「感じてる? ねぇ、感じてるのっ? レイお姉ちゃんっ」
―― ふ、ゥく、フッ……ッはぅ、ン、ンン! どっ、どい……て……」

我慢している。ぎゅっと唇に力を込めて、あらぬ声を漏らすまいと。付き合いもいい加減深いのに、可愛げを全然見せてくれないレイお姉ちゃんが。
ひょっとすると今日こそ、攻略、出来てしまうかも。
ケイタの脳裏に、アスカのようにしおらしくなって奉仕してくれるレイの姿が浮かんだ。

―― やった! これなら、レイお姉ちゃんも……僕らの牝ドレイちゃんに……!

それはムサシと密かに語らう、野望だった。
ユイに立派よと褒められ、シンジと見比べて優越感に浸り、そしてアスカを泣かせて自信を深めた男としての武器。大人にも負けないビッグサイズのこれがあればと。
その目論見をくじいてくれていたのが、難攻不落のレイだったのだ。
どれだけ技を弄してみても、不感症じみた味気ないセックスでしか応じてくれず。かと思えば、ユイやシンジを相手にする時には別人さながらに乱れて見せつけてくれる。
あなたたちは私の特別じゃないから。そう言下に切って捨てられているようで、随分へこまれていたのだけれども。
けれど、しかし。

「ねぇ、ねぇっ。レイお姉ちゃんのオマンコも……熱くなってきてるよ。は、はじめてじゃない? こんな、僕とで感じてくれてるの……!」
「んっ、んんぅ……ッ、感じてなんか……いないわ……」
「うそ、嘘っ。嘘じゃない。ぼく知らなかったもん。レイお姉ちゃんのオマンコ、こんなにキュウキュウで……締め付けてきて……トロっトロで熱くて、気持ちイイなんて! いつもと、全然違うじゃない!」
「ちがっ、ッふぅぅ……っ。ック、く、くぅっ……、ッあ、あうっ!」

有頂天になってヘコヘコと前後させる腰のストローク。一層の汗を散らすケイタだったが、その間どれだけ夢中になってしまっていても、ユイ直伝の牝誑し術を仕込まれた彼の無意識は、二本の腕と足、他も加えた使える全てで悦ばせようとすることを、忘れていなかった。 適切にレイの弱点を、ガードの弱まった今こそと暴き立てんと、特に利き腕が這い回ってゆく。
すべすべとした内腿を撫ぜ上げていって、愛液を吹きこぼす結合部の縁に尖っていた肉芽を捉えて、くじり。

「……ッくはっ、はっ……ッつぅぅ……!」

一方、耳元にかかった髪には鼻頭を突っ込んで、れろんと耳の裏を舐め上げ、耳たぶ丸ごとしゃぶったりもする。

「はふっ、フッ、ふぅぅ……ッ、うンンン! だ、だめ……」
「いいっ、凄いイイよぉ……。れ、レイ、お姉ちゃんっ」
「っ、っッ、はッ……ッ、っ、はぁぁぁッ!?」

ここが弱いんだ。なんだ、こんなに可愛い声出してくれるんじゃないか。あはっ、我慢してても気持ち良いって時、こんな激しー息の仕方するんだ。
等々、あれこれ、ケイタ達にはレイは握られたくなかったろうウィークポイントを、次から次に探り出していく。

「おいおい、ケイタ。先生の言いつけを忘れんなよ? 今日の課題はあくまでレイ姉のケツ穴なんだからな」

ムサシのぬけぬけとした言葉を、怒りに燃えるレイはきっと睨んだ。
何を今更、というところだ。アナル開発の名目を放り捨てて、レイの膣を犯せと唆したのはムサシである。
その言い草では、あたかも最初の約束を破らず守ろうと務めているかのようではないか。

だのにこの、重大なルール破り。
こうなればもう、彼らとの関係もここまで。後でユイにも伝えて厳重に仕置きしてもらわなければ――
決然と眦を吊り上げたレイだったが、どこ吹く風で完全に乗っかった背中からアスカの胸を揉みしだいているムサシの態度に、悪びれた様子は窺えなかった。

「分かってないなぁ〜。レイお姉ちゃんも」
「……っ、ッつぅっ……ッ。な、なに……? はっ、はっ、何が……言いたいの?」
「自分の身体に聞いてみればぁ? ほら見なよ、このアスカ姉の景気の良いイキ狂いをさ。それで分からなきゃ、今日の課題に関しちゃアス姉の方だけ合格ラインってことになるぜ?」

レイの方はそのままだと落第かなと、せせら笑ってまでみせる。

「ああ、うん。ケイタも悪いのかもね」
「何だよぉ……」
「ほら、またケツ穴の方ほったらかしにして。今更レイ姉にマンコセックスのレッスンし直したってしょうがないだろ? お前、ずっと負けが込んでるんだし」
「分かったよ。……っとに、レイお姉ちゃん相手だとまるで良いとこないの、ムサシだって一緒じゃないか……」

ぶつくさ言いながらもケイタがまた、レイのアナルに埋め込まれたバイブを操作しだす。
振動モードを保ちつつも、同時にもうサプライズのない刺激と堕していたその存在感が、その途端に改めて、レイの驚愕に突き付けられた。

(これ、は……!?)

ごりゅ、ぐりゅ。そう不気味に言い表すしかない感触が、お腹の奥の方でぶつかり合っている……!
レイは愕然と目を見開いた。
動じる、ということに日頃とことん縁遠い彼女にしては、意外なほど明け透けに、隙を見せてしまった表情で。

(お尻……っ、こんな、に……)

尻穴に、こんなにも太いものを挿入されてしまっている。
それは何をこの期に及んでという驚きだったが、この瞬間までこれほど生々しく感じさせられてはいなかったのだから、やはり彼女にとって動揺する他なかったのだ。
更にまた、ケイタが膣道を子宮へと突き上げる一撃が、『ズンッ……!』とにぶい衝撃を生み出す。
『はう』と重い息がこぼれてしまう。
膣内に太々と居座っているペニスのゴツさ、カリ首の発達具合というものが、今改めて出現したような圧迫感を伴って脳裏に炸裂していた。
普段のケイタとのセックスではついぞ感じていなかった位に雄々しくと、凶悪だと、錯覚させられる。
それは混乱を呼んだ。

「くふぉ、……ンンン!? んんぅ……ッ、っッ!」

錯覚ではない。ありえない。
レイの前後に埋められたそれぞれの責め具、肉槍は、なにもその太さも偉容も変えてはいない。
ただ、レイの意識上における存在感だけが、がらりと規模を変えたのだ。

(……だめっ)

慌てたように、と言って良い。
レイははじめてレッスンの最中、逃げださねばと手足を藻掻かせた。
だが背にずっしりと、たとえ小学生の子供一人だとしても、圧し掛かられていて。しかも胸をマットに押しつけられる格好に組み伏せられていて。脱出のしようはありはしなかった。

「ッ、っハッ、……っああ!? ああっ!!」
「そそ、そんな具合。レイ姉に、ケツ穴からお腹ン中いっぱいにされちゃってる気分ってのを、前から押してやって教えてやるようにさ」
「うん、うン……んっ、ッ、僕のも、おちんちんの先にブルブル……バイブのが伝わっちゃって……」

レイの媚肉を味わうに増して加えられるモーター振動に、深々と嵌り込んだ亀頭が堪らないと情けない声をあげるケイタ。
それでもアナルバイブの操作は怠らず。今やびくびくと痙攣するばかりになって喘ぐ尻丘に、黒いグリップを握る拳をぐりぐり擦りつけ、谷間へとめり込ませる激しさでもって肛筋を抉るのだから、腸壁越しの責め具との合流を気に入ってはいるのだろう。

ただし、まだ身体の出来上がらない中学生の狭道に、前から後ろから、大人並の逸物とバイブを埋められるレイは堪ったものではない。
レイの臍から下の内側には、子宮が押し上げられる勢いでぱんぱんに、肉棒の太さが充填されてしまっているのに。なのに、もう割り込む隙間なんかありはしないと圧迫されている腸道の狭さを、バイブの潜り込んだ―― 行き止まったすぐ鼻先、限界の先を、細かな振動を伴ったバイブの太さがまだ這い進もうと蠢いている。
ミシリ、ぐにり、と。

(苦し……)

たらりと、堪えるように俯いたレイの額から、脂汗の雫が落ちる。
苦悶も露わにしかめられた美貌は、しかしそれだけによるものではなかった。
苦しげに押し殺された喘ぎの端々に、男をゾクゾクとさせる淫靡な湿り気がこもってしまっている。

「くぅゥ、ぅンン――

泣きそうに細められたルビーの瞳から、ふっと一瞬意識が遠退く。そんな瞬間にははっきりと鼻で甘く啼いてしまっているレイは、紛れもなく屈服の予兆を示していたのだ。

(まさか……)

全てが、裏門から加えられていた一連のアナルほぐし調教の効果だった。
それだけではレイを籠絡できずにいたと見えていて、実は深く静かに子宮を滾らせ、容易に発火してしまうよう、下地を整えていたのだ。
そこに加えられた秘腔からの挿入は、隣り合うもう一つの肉穴での行いと向き合うことを、内側から強引にたぐり寄せるものだった。
ゴリゴリとペニスのエラが姫割れから這いずっていく時、それは同時に、薄い肉一枚の隔壁越し、レイのアナルに収められた「お尻のおしゃぶり」の形を浮かび上がらせていくことだった。

「はっ、あぁ……」

悦いと、酔えてしまう。
レイが澄まし顔で居る内にじわじわと蕩かされていた尻肉。それは、二本刺しで粘膜を挟まれるように揉み上げられるという未曾有の責めに直面した今、容易に子宮を滾らせる快美感の巣へと変貌した。
マットに潰されながら硬く尖り出す乳首。ゾクゾクと鳥肌立つ背筋。湧き出す愛液。
レイが感覚を凍らせ、封じ込めていた官能さえも容易く剥き出しに熔かしてしまうような、恐ろしい敏感さを目覚めさせて。この身体の主人であるレイ自身に牙を剥いたのである。
何十、何百の毒蟲達が、悪魔的な快楽を武器に、肉体の叛乱を引き起こしつつ全身に溢れ出そうとしていた。 さしものレイも、焦らずにはいられない。
彼女は甘く見ていたのだ。

わななく瞳が取り繕いもかなぐり捨てて、辺りを必死にめぐる。
活路はないものか。この二穴責めの「レッスン」を中断させる、良い理由は見付からないか。
が、今や大義名分はケイタの側にあった。

「どうだい? マンコ、ケイタにほじってもらって、やっと尻に突っ込まれる凄さってのが分かってきただろ? レイ姉」
「ううっ、うっ、ううっ……っく、クくぅ……ぅ、うゥンン!」

二本刺しの責めに効果無しと言い張ろうにも、不本意に漏れてしまう淫らな牝猫声は、誤魔化せない。
意識して奥歯に力を籠めねばならないなら、これはもうレイにとっては異常事態もいいところ。

「ううンっ、……んッ、ぅンゥ――

アスカでもあるまいに、感じていないと強がらねばならないとは……!
堅く瞑った目蓋が、ひくひくっと痙攣じみて震えた。
悟られれば即ち、ケイタの判断は正解だったということで、お墨付きを出すようなものだ。
菊座からの官能を覚えさせるに効果有りとして、好きなだけ、好きなように犯されてしまう。

「へへっ、良いじゃんケイタ。羨ましーぜ? レイ姉、声変わってきてるじゃないの。どうせなら俺がやってやりたかったよ、鉄壁のレイ姉に尻からアヘ声上げさせるお役目ってのはさ」
「いいじゃない。ムサシは散々、アスカお姉ちゃんで楽しんでるんだからさ」
「そりゃ、そーだっ、と。ほら、アス姉。そろそろまた一発逝っとけよ」
「あひっ、ひっ、いいィひ、ひっ、ヒィィィ―― っッ!?」

相棒と軽口を叩くムサシの腹の下から、言葉のまま簡単に性感の高まりを操られたアスカの、アクメの叫びが立ち上る。
今となってはもう、レイもうるさいなどと揶揄を口にする余裕は無かった。

「おほほ、締まる締まるぅ〜♪ うん、レイ姉もこんくらい派手にイってくれたら、今日のレッスン終了ってことにしようか」

絶頂の締め付けを味わって満足そうに言うムサシ。
がくりと首も折れ、マットしか見えなくなっているレイが何とか計算するに、このムサシたちが帰宅の途に付かなければならない刻限までもう三十分あるかどうか。
調教の舞台となった浴室その他の始末を全部レイ達に押しつけたとしても、身体を拭いて着替える時間は必要な筈だ。

「……なに、を……。もう、そんなに……時間は無い、でしょう……?」
「ま、時間はそうだけどさ、どうだろうね。ぶっちゃけレイ姉、舐めてたでしょ? お尻調教の効き目」

もはや露ほども力の入らなくなった身体、尻の持ち上げもムサシの手に頼ってしまっているアスカから、絶頂の締め付けを受けて尚引き抜かず、抽送も止めず、そのままムサシがレイを見透かしていた。

(嫌な子……!)

小憎たらしい顔を振り返り確かめるまでもなく、レイには分かった。我慢にぶるぶる、小刻みで震えてしまっているだろう自分の尻を見て言っているのだと。
アスカを二度、三度とアクメに追い込んでおきつつも、ムサシ自身が精を放った気配はない。
過去の観察から、こんな時のムサシは興味の主体を他に向けているのだと察しが付く。
つまりは、

(わたしを、「オカズ」にしたいのね)

歯噛みする思いだった。
なんという余裕ぶりだろう、この子は、と。
思えば、ムサシの操るアナルバイブの一手一手に、アスカが殊更派手に反応して見せていたから。だからさっきまでは、同じ調教を加えているケイタの手際に、そこまでの脅威を覚えずにいた自分ならば、いつもと変わらずレッスンをやり過ごせると、軽く見てしまっていた。

(……あの人が言っていたのに)

少女は、その変態的な行為の教授役がムサシ達をだと聞かされた時の戸惑いを苦く振り返った。
今更にだが、やはり母とも慕う師が言う言葉に間違いは無いと噛みしめる。
ムサシにケイタという、子供の皮をかぶった性の悪魔達に油断してはいけなかったと、思い知る。

気に入らない男の子にだけれど、ユイが言うのであれば四つん這いになっても見せよう。
屈辱的な体勢。でも、お尻も上げてみせよう。
いじらせてやろう。
どれほどの「調教」か知らないが、やってみればいい。
―― そんな甘い考えではいけなかったのだと。

(……わたし、不真面目……すぎたの?)

かは、と途切れた息が、マットに頬が潰れる合間、息苦しく絞り出される。
盛りの付いた犬も顔負けにボルテージを上げてケイタが腰を振ってくれるお陰で、結合の深さは一突きごとに増していた。
『ぱつん、ぱつん、ぱつん!』と。毛も生え揃わない少年の下腹部が、あるかないかの透明な色をしたヘアがそよぐ少女の股間を、後ろから叩く。
その勢いでレイまでもが発情した牝犬の風情で尻を振らさせられれば、反動でどんどんとアナルバイブが沈んでいってしまうのだ。
嘔吐感に似た野太い感覚が、腹の底から裏側を込み上げてきて、

「……おぅ、ふ」

可憐な少女に相応しくない声が、咳き込んだのとそう変わらない濁った呻きで漏れて出る。
自分の喉からとも思えないそれゆえに、レイもまたアスカと変わらず、病弱そうな顔色を羞恥に燃えさせることとなっていた。

「ふふ、レイお姉ちゃん、変な声〜」
「いい調子じゃん。やっぱ牝奴隷ちゃんにドーブツみたいな声でヒンヒン啼かせてやるのが、ご主人様の腕ってやつだよな。ケイタもレイ姉で修行させてもらえよ」
「あなた、たち……ッ、っゥぉ、ぁお……ォ」

まさに、不覚。
これはつまり、直接はムサシ達に委ねられていてもユイの「レッスン」であったのに、真面目でなかった己への報いというものだろうか。
多分、そうなのだろう。
けれども、それはあまりに酷ではないか。

「よ、よしっ。それじゃ僕の今日の目標。レイお姉ちゃんに、アスカお姉ちゃんに負けないくらい派手に喘いでもらうよ」
「その意気だぜ。アス姉並のドブスな顔でひんひん啼かせてやれよ」

―― わたしが、アスカ、みたいに……?

浴室の中にはまさに、牝豚とせせら笑われて当然のビブラートが充満している。キンキンと鼓膜にやかましい域で。
先だってまでは主に一人分で占められていた悩ましい煩さに、次第に自分の寄与する部分が増そうとしていた。
横を向いて見やらずとも容易に想像できる友人の狂態。それと同じ無様さを、自分が引き出されていく。
それは嫌だと、レイの顔は歪んだ。

発憤して腰を振り、アナルバイブの握り手をスイングさせるケイタ。
抵抗の意志を見せつつも、次第に軽蔑していたアスカと変わり映えのしない牝犬貌へ屈服させられんとするレイ。

「……ッ、ぁァ、あぁアア―― ぁ、いや、よ……。いや、ぁ、いやぁぁああああ……!!」

せめぎ合いは、遂に堪えきれなくなった叫びを聞きつけたシンジが、任せておきなさいという母の言葉を置いても飛び込んできたことで決壊の契機を迎えた。

「あ、あやなみっ!?」

あの、ムサシ達にはつれないばかりのレイが。どれだけ責められても、一線を越えた隙を見せることはなかったレイが。
聞いたこともないような悲鳴を上げるだなんて。
と、驚きもそのまま顔に貼り付けて、バスルームの戸を開いたシンジ。
むぅっとした中に光差すように清涼な空気がもたらされたことで、狂乱の中にあって恋する相手の到来を悟れた少女達は、

―― シンジっ!?
―― いかり、くんっ……!

白いアルビノの毛並みと、紅毛の毛並み。並んで這わされている全裸の美少女二人。幼い子供たちに取り付かれ、バックから犯されている真っ最中で。
そこに広がった驚きは一様でも、しかし直後に別れた反応は好対照。
高過ぎるくらい高いプライドの少女は、ムサシへの屈従ぶりを幼馴染の前に露呈してしまったことに動揺し、またいつものごとくで悲鳴を上げた。
一途すぎるほど一途な少女は、全てのスイッチが切り替わったようにそれまでの全てがどうでも良くなって、同じ血筋の少年から注がれた視線を、見詰めて貰えていると悦んだ。

「ああっ、はあぁぁ……ァ、い、いかりく――

見て欲しい。見てくれているの? ……見て、そうして私に!

「いかりっ、くぁ……アッ、アアッ、ぁアァあアアアッ! アアアァァ―― ッ!!」

踊りくねったヒップでケイタを跳ね飛ばしそうなまでに、レイは激しく全身を震わせた。
か細い手足のどこにこんな撥条がと、それだけの収縮を見せて。次の瞬間に、弾けさせて。
痙攣する指がマットの表面を掻きむしり、法悦を宿す美貌がベッドシーツとの違いも構わず鼻先を埋めようと、擦りつけられた。
ぶるぶると捩らされる、細い首。
一気に高みを見た果てで背をのたうたせつつ、頂点に至る幸福感の中では『ぷしゃあああ……』と、迸らせさえしてしまっていた。
潮を吹いたとも、失禁してしまったとも、恍惚に浸るレイには関係のないことで。
同じく、かつて味わせて貰ったことのない締め付けでペニスを絞られたケイタもまた、下半身を濡らした生暖かさに驚く間もなく『ああっ』と果て、レイの中に漏らしてしまったのだった。

「レイ姉、すっげ……。って」

うって変わった完全な解放。その中で遂げられたレイの峻烈な絶頂に思わず息を飲まされ、堪能してやると余裕ぶることも出来なかったムサシは、一歩遅れで悔しそうにアスカの膣に己を擦り上げ、射精の欲求に始末を付けていた。

クライマックスに闖入してきたシンジの目の前で、浴室にこだましていた狂乱は、荒々しい息遣いだけが残る静けさへと、塗り替えられたのである。
突っ伏すアスカにはもう、身じろぎをする余力すら無いようだった。
グスグスと鼻を啜り上げながら、シンジから見えない方へ首を向けてしまっている。
ケイタも息を吐いてへたりこみ、ムサシも最後にフンと面白く無さそうにシンジを眺めやってから、アスカを放した。
そして、ぐったりと崩れ落ちたレイは。萎えきった四肢を辛そうに、それでもケイタの抜け出ていった跡をなんとか尻持ち上げて見せて―― 、シンジへと眼差しを送っていた。
白い肌を上気させた背中に目立つ、桜の花びらが散ったかのような幾つもの痕跡。
ムサシかケイタかが刻んだのだろうと察しが付く、キスマークだ。

「あや、なみ……」

うっとりと潤みきった赤い瞳が、シンジの黒い目に何かを明らかに期待して。
―― いかりくん。そう、声には出されずともねだるように。
掲げられたレイの秘唇が、痛々しく腫れ上がった割れ目からとろりと、白い濁りを滴らせている。
突き刺さったまま、まだスイッチも切られず振動を続けるアナルバイブ。

「と、とにかく……止めなきゃ。それ」

ごくりと生唾を飲んでシンジは、待ち受ける彼女へと近付いた。
嬉しがっていると伝える動きで緩やかにくねるヒップに手を伸ばして、それを握って、スイッチを切るだけだった筈なのに。
シンジはそこからを迷い、それこそがレイの望んだものだった。

「ああっ、碇君……っ」

たとえ選んだこの道で、どこを見ても美点が見出せず、行動言動の端々に鼻白む子たちにオモチャにされるにしても。
結果をレイは重んじる。過程がどうあろうと構わない。
結果、シンジの目を惹き付けて、欲求を向けてもらえるのなら――

(……わたしを、見て。いかりくん)

レイはそれで良いと、満足できた。

転じて、シンジの性癖がレイの今へと繋がっていく。
大切なものを奪われるほど、穢されるほど。胸に感じる痛みとは裏腹に、下腹部に備わった器官への血流が勢いを増し、喉の渇きが耐えられない欲情を来す。
そんな救いようのない性質を、シンジが備えてしまったのなら。
眼差しを向けてと願うレイが、手段として求めた更なる屈辱、陵辱。それ自体に慣れるのと共、過程であるにも関わらず結果を先取りするように恍惚を覚えてしまう身体になってしまったのも。

―― だからアンタだって、ヘンタイなのよ。マゾっていうのよっ。

友人にそれを指摘されて、レイは自分に相応しい言葉を自覚したのだった。



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Original text:引き気味
From:【母子相姦】淫乱美母ユイ2【寝取られ風味】