アスカ、拘束


Original text:ハルキゲニアさん




続編がアップロードされたのは三日後だった。
その日のうちにまたもや同様のメールが送りつけられ、それはネルフ全職員の知るところとなった。
アスカに同情し、アクセスを規制しようという意見もあったが、
敵の狙いが解らぬ以上は下手に動けず、当該ファイルの再生回数はサイトの記録を塗り替えつつあった。


動画は前回の続きのようだった。
部屋も姿勢も同じ。
口枷は外されていたが、もうひとつ変化があった。

背後に、男が座っている。
アスカの背中を反らし支えていた椅子は取り払われ、代わりに男が密着していた。
男の頭部はすっぽりと黒い布に覆われ、僅かに口元だけが露出していた。
投げ出したスーツズボンの足は、開かれたアスカの脚の更に外側にある。

動画再生から五秒。

プラグスーツの両脇をくぐって伸びたワイシャツの腕が、アスカの身体に触れ始めた。
男の手はあからさまな場所には触らない。
臍をくすぐり、脇腹を撫で、脚の付け根をなぞり。
剥き出しの場所ばかりに触れながら、乳房や性器には目もくれない。
アスカはうつむき、唇を噛んで耐えている。

何を?
男に触れられる不快感?

そうでない事は見ただけで解る。
うつむいたアスカの顔は見えずとも、紅潮した耳は見える。
プラグスーツの内腿は濡れ光り、肌は上気し、胸は触れられてもいないのにその先端を尖らせている。
僅かに見える口元は強く噛み締められていても、男の手が動く度に洩れる微かな声は甘く、マイクはそれを逃がさない。

ふっ…くっ…ん…

愛撫は続き、脚の間から落ちた滴は床にしみを作った。
男が耳元に何かを囁き、アスカが首を横に振って答えたとき、動きは変化した。
右手が下肢に伸び、人差し指と薬指で器用に淫らな唇を割り開く。
左手は胸に伸び、乳房を掌に納めた。
だが、手はそこから動かない。
男がまた囁き、画面に向かって頷くと、カメラはアスカの下半身にズーム。
割り広げられたそこが大きく映る。
充血し濡れた粘膜はてらてらと光り、分泌液が糸をひいた。
男の中指が亀裂の上端を擦ると、被写体がびくりと動き、捲られた包皮からピンクの淫核が覗く。
画面を占拠した下半身がふるふると左右揺れたのは、アスカがまた首を横に振ったのだろう。
直後、男の指による蹂躙が始まった。


アスカが処女地をくじる指から逃れようと身をくねらせると、動きを追いきれぬカメラは引きの絵に戻った。

んう!んっ!…っふ!

もはや唇ではなく歯を食いしばったアスカが、こらえきれない声を上げている。
しかし、男の手を嫌がって左右に逃げる腰の動きは、やがて男の愛撫に合わせた前後の揺らめきに変わる。
決して開くまいと閉じた口も僅かに開き、
ああ、ああ、ああ、ああ。
下肢が立てる粘い音にリズムを合わせ、哀切を帯びたため息を洩らしている。
男の手が奏でる水音がペースを上げていけば、アスカの声もボリュームを上げていく。
くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ。
あっ、あっ、あっ、あっ。
ちゅくちゅくちゅくちゅく。
あっあっあっあっ。

アスカが腰を男の手に押し付ける様に仰け反り、その声が一際高くなりかけた時、男は愛撫を止めた。
アスカの身体から身を離し、立ち上がる。
絶頂寸前で中断され、肉の疼きに悶える身体を支えながら、アスカをうつ伏せに倒す。
その手首と足首は結びつけられているから、アスカは背を丸め、尻を高く上げるかたちと開脚とを余儀なくされる。
カメラの角度からは頭頂部と背中しか見えないが、背後の男からはアスカの全てが見えているだろう。
男がファスナーに手をかけ、下ろす。
反り返ったペニスに手を添え、ピースの足りないジグソーパズルの様に切り抜かれたプラグスーツの背後に膝をついた。
揺れる尻はせめてもの抵抗か、期待の身悶えか。
アスカの表情は解らないが、男の両手がその尻を捕らえ、弱々しく、嫌、という呟きが聞こえた。
ズボンを履いた下半身がゆっくりと腰を前進させ、半分だけ赤く覆われた丸みに密着し、
絶望とも愉悦ともつかぬアスカの悲鳴が尾を引いた。


男の腰が、少女の内側を楽しむ様にゆっくりと前後している。
時折、大きく中を掻き回す様に円を描くと、赤いプラグスーツの背中が痙攣する様に跳ねた。
――男が何か話しかけたが、アスカは無言。

先ほどから男の声は解るが、内容までは聞こえない。
どうやら低音域をフィルタリングしているらしい。
何かしら要求し、アスカに拒否されている様ではあるが…

やがて。
鼻で笑ったとおぼしき音がして、男は本格的に腰を使い始めた。
硬い肉と柔らかい肉がぶつかり合う音、濡れた粘膜の立てる音に、
う、あ、と脱力した呻きが混ざる。
男が細い腰に手を回し、強引に身体の向きを変えると、
床に横顔を押し付けられたアスカの表情を僅かながら窺う事が出来た。
再開したペースの早い注挿にがくがくと揺られながら、眼は涙に濡れ、口からは唾液と呻きが洩れている。
潤んだ瞳には、負けるものか、という意思が窺えるが、
紅潮した顔や弛みつつある口元は、レイプによる破瓜のショックからの心理的な逃避なのか、快楽に呑まれかけている事を示していた。
淫らな音がリズムを刻む度、天秤が傾いていく。

く、と呻いた男が速い動きを見せ、アスカの腰と膝裏に手を回し、一気に抱え上げた。
そのまま腰を下ろせば――幼女に小用を促すが如き体勢。
カメラに、少女と男の結合部分が晒される。
少女の体重を利用して深く突き込み、力任せに二度三度と上下させると、男は動きを止め、震えた。
アスカを貫く肉槍が脈動している。
胎内に生じた熱の意味を理解したアスカの上げた悲鳴は、彼女の感じた絶望と、初めてのオーガズムを示していた。



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From:エロ文投下用、思いつきネタスレ(4)