アスカ、拘束


Original text:ハルキゲニアさん




気がつくと、あたしは広い部屋に一人だった。
広さは十五畳程度だろうか。床は暗色の薄いカーペットが敷いてあるが、壁はコンクリートが剥き出しだ。
窓が無いから地下室かもしれない。調度品は、あたしが居るベッドの他は椅子が一つ。殺風景にも程がある。
手足を縛られ――右手を右足に、左手を左足に縛られた変な格好――で、ベッドに寝かされ…いや、転がされている。
プラグスーツはきちんと着たままだし、意識の無い内に何かされた訳ではなさそうだけど…
この猿轡はどうにかならないかしら。口を開いたままだから顎が痛いし、マスクの中で溢れる涎が不快だ。
この縛り方と猿轡には悪い予感しか浮かばせないものがある。また、あたしの悪い予感は当たるのだ。

突然のエントリープラグ射出からすぐ後、ネルフ作戦部を名乗る黒服の男達に回収された。
移動するバンの中で、一人が携帯電話くらいの大きさの機械をあたしに向けたら、プラグスーツの背中で何か音がして意識を失った。
多分、スーツ内蔵の薬物投与用の機械を遠隔操作されたんだと思う。鎮静剤とか入ってるし。
と、いうことは。
彼らはネルフ内部の不穏分子か、ネルフに内通者を持つ敵対組織だ。

そこまで考えた時、男が一人、入って来た。
ベッドの上からは見えないが、入り口の方向を記憶しておく。
男はダークカラーのスラックスにワイシャツ姿。中肉中背、どこにでも居そうな男。
男が頭半分をすっぽり覆う覆面をしているのを見て、とりあえず安心。
生かしたまま帰すつもりはあるらしい。

…前言撤回。

男は持って来た三脚にビデオカメラをセットしている。
撮るのが犯行声明だったら良いな。
スナッフムービーなら最悪。
ポルノだったら超最悪。
カメラをセットし終わった男が、こちらを見てニヤリと笑った。
ヤバい。超最悪かもしれない。


男はあたしを抱え上げると、床に下ろした。
膝を付かされ、背中を反らす様に言われる。
口調や扱いは丁寧だけど、有無を言わさぬ響きがある。
教育程度は高い――少なくともチンピラじゃない。だけど、きっと荒事に慣れてる。指にはゴツいタコがあったし。
反らした背中に椅子をあてがわれ、ポーズを固定される。何この恥ずかしい格好。バカみたい。
次いで例のリモコンを取り出して何やら操作。また眠らされるのかな。
プシュッ、と音がして、スーツの前面がパージされた。
胸からお臍、あそこまで剥き出しになる。
着用者に意志が無いと簡単には脱げないプラグスーツは、治療なんかの緊急措置の為にこうしてパーツ毎に切り離せる様にできてる。
こんなところを切り離されたのは初めてだけど。最悪。
良い女は下の毛の手入れはこまめにするもんよ、なんてミサトの言葉に乗せられて、昨夜そうしたばかりなのに。
形を整えるだけで良いと言われたのは、元から薄いものを全て剃り落とした後だった。
まさかこんなタイミングでこんな事になるなんて。
あたしの真正面に胡座をかいた男が、にやにやと笑っている。
覆面で見えないが、その目線の先は見当がつく。
かあ、と頬が熱くなる。
恥ずかしい、恥ずかしい、恥ずかしい、恥ずかしい。
ヤバい、ちょっと泣きそう。
あたしは選ばれたパイロット。エリートなのに。こんなところでいやらしい格好して、いやらしいポーズで、いやらしい場所を、いやらしく笑う男に見られてる。
なんていやらしい。
いやらしい事されちゃうのかな。触られたり舐められたりしちゃうのかな。
(それは気持ち良いのかな)
はっ、と気づくと、男が立ち上がるところだった。


見れば、あたしの正面にカメラがあり、こちらを向いたレンズの上に赤いランプが点いている。

撮られてる。

そう思ったら、身体が更に熱くなった。
もう、その熱が恥ずかしいせいなのか、頭に来てるせいなのか、よく解らなくなって来た。
(もうひとつ浮かんだ理由には気付かない振りをする)
あたしのそばに来た男が、スラックスの前を開けておちんちんを出してゆっくり擦り始めた。
う。
(思わず見詰めちゃったけど)慌てて目を逸らす。
そしたら、頭を掴まれて元に戻された。
しかも、おちんちんを鼻に押し付けられる。
臭い(いやらしい)においがする。口枷に蓋があって、口で呼吸出来ないし、鼻は半ば塞がれている。
だから、逃げられないのは(おちんちんのいやらしい匂いを胸いっぱいに吸い込むのも)仕方ない。
みるみる大きくなってくるおちんちんをずっと見てた自分に気がついて、(名残惜しいけど)慌てて男を睨み付けてやる。
にやにや笑いが深くなってる。
マスクの蓋が外された。ようやく口から息ができるようになったけど…
やっぱり。口に入れてきた。
噛んでやろうかと思ったけど、口枷があるから無理だった。
舌を擦りながら、熱いものが入ってくる。
(口を犯されてる)
男の陰毛が鼻に当たってくすぐったい。
鼻から息を吸ったら、男の(いやらしい)匂いがした。
口から吸ったら、もっと強い匂いがした。
おちんちんがゆっくり出たり入ったりしてる。(目が離せない)
なんともいえない(えっちな)味がする。(身体が熱い)
今こいつを気持ち良くさせてやらないと、酷いことをされるかもしれない。(あそこが熱い)
だから(だから)
あたしは、おちんちんを舐め始めた。


男の(あたしの)息が荒くなってきた。
おちんちんが(あそこが)熱くなってきた。
男の動きが小さくなってきたから、あたしは自分で動く。
もっと(舐めたい)気持ち良くさせてやらないと。
なんで舐めなきゃいけないんだっけ(舐めたいから)。
頭がぼーっとしてよくわからない(うそつき)。
口が開きっぱなしで涎が溢れる。
仕方ないから(うそ)口の中がおちんちんでいっぱいになった時、溢れた涎を(おちんちんを)吸う。
苦い(えっちな味)。臭い(えっちな匂い)。
イヤだけど(うそ)、涎を垂らすよりマシだものね(もっと欲しい)。
口の中でおちんちんが膨らんで、頭を掴まれて、喉の奥に熱いものが当たった。
ちょっと吐きそうになったけど、そのまま飲んだ。
おちんちんの中に残ったぬるぬるまで吸い取りながら、あたしなんでコレ飲んでるんだろう、とか思ってた。



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