DQ4 PS版会話収集ファイル
(カッコ内は管理人の注釈です。★がついている台詞は仲間会話です)

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第2章 おてんば姫の冒険 その2
テンペ・テンペイベント後・
フィールド(テンペイベント後)・
サントハイム(テンペイベント後)・
サラン(テンペイベント後)


(立て看板)
これより 東 テンペの村

(テンペ・昼)
★クリフト「村の入り口にある
  たくさんの墓……。
  いやな予感がします。
★ブライ「この村は いろいろと
  事情があるようですな。
  ふーむ。
★アリーナ「この村の人たち みんな
  悲しそうな顔をしてるわ。
  ちからになって あげましょう。
*「ねーねー わるい かいぶつを
  やっつけに きてくれたんだよね!
  わーい わーい。
(いけにえになることを決意したあと)
★アリーナ「私たちが 旅に出たのは
  きっと この村を救うため
  だったんだわ!

★クリフト「村の方々は 怪物に
  苦しめられていると?
          ▼
★クリフト「怪物め……。
  なんと バチあたりな!
★アリーナ「怪物ですって!?
  これは やっぱり
  私たちの 出番よね!
★アリーナ「私たちは あくまで
  名もない旅人として
  この村に 来たのよ。
          ▼
★アリーナ「姫だってことは ぜったい
  秘密にしておいてね。
  いーい? わかったわね!
*「ここは 呪われし村 テンペ。
          ▼
*「この村に 生まれなければ
  私の娘も死なずにすんだものを……。
★クリフト「娘さんを 先に
  亡くされるとは……。
  なんという 悲しい宿命でしょう。
★ブライ「ここが テンペの村とは。
  ……ふーむ。
  そういうことですか。
★アリーナ「呪われし村 なんて
  ずいぶん おどかすわね。
          ▼
★アリーナ「もっと いろんな人から
  話を 聞いてみなくちゃ!
(いけにえになることを決意したあと)
★アリーナ「この人の 娘さんのカタキ
  ぜったい とってあげるわ!
★クリフト「ああ もっと早くに
  われわれが この村のことを
  知っていれば……。

★ブライ「感じますぞ。
  村の奥に われらを待ちかまえる
  おそろしい気配を!

*「村長さんの一人娘 ニーナが
  いけにえに なってしまうのです。
          ▼
*「わたしの息子は もうすぐニーナと
  結婚するはずだったのに……。
  とても 商売どころじゃありません。

*「グルルルルル……。  (犬)

ニーナ「お父様や お母様のいる
  この村を 見捨てるなんて
  私には できない。
          ▼
ニーナ「おねがい 悲しまないで。
  いけにえになった 娘たちは
  帰ってこないだけ……。
          ▼
ニーナ「死んでしまうと
  決まったわけじゃないわ……。
★アリーナ「いけにえ ですって!?
  そんなの 必要ないわ!
  怪物を やっつければいいのよ!
          ▼
★アリーナ「この人が ぎせいになる
  必要は ないはずよ。
  私たちが なんとかしましょう!
★ブライ「男にくらべて なんと立派な。
  このブライ かような けなげな女性を
  見殺しには できませんな。
★クリフト「なんという 優しい方。
  神よ どうか われらにチカラを。
  この村を 救いたいのです。
*「俺は いやだ!
  ニーナを 怪物のエサにするなんて!
  二人で 村を出てしまえば……。
★ブライ「この二人が逃げれば
  残された村人が どうなることか。
          ▼
★ブライ「だからといって われらが
  手助けをせねばならぬわけでは
  ありませんがな。
★アリーナ「怪物のエサに だなんて
  ゆるせないわ!
  私が やっつけてやる!

(テンペ宿屋・昼)
*「愛しあう二人が 引き離される……。  (詩人)
  悲しいことです。
★クリフト「たとえ 何者であろうと
  恋人たちの仲を 引き裂くとは
  ゆるせません!

(テンペ村長の家・昼)
*「うーん ニーナ……。うーん。
*「村のため 娘のニーナを
  いけにえに
  出さねばならんのです。
          ▼
*「おお! どこかに
  怪物を 退治してくれるような
  強いお方が おらぬものか?

 はい
モいいえ

*「そうじゃろうなあ……。
★アリーナ「村のみんなを
  助けてあげたいけど
  今の私たちじゃ 危険だわ。
          ▼
★アリーナ「ニーナさんが いけにえに
  されるまでの間に なんとか
  もっと強く ならなくっちゃ!
★ブライ「村長どのの お気持ちは
  いたいほど 分かる。が……。
          ▼
★ブライ「悲しいかな 今のわれらでは
  勝算が ありませぬ。
  情けなや……。
★クリフト「ニーナさんを 助ければ
  アリーナ姫が 危険にされされる。
  ……ああ どうすればいいんだ!

モはい
 いいえ

*「なんと あなたがたが!?
          ▼
*「見たところ あまり強そうには……。
  いや 今は ワラにもすがる思い!
          ▼
*「それが まことなら ぜひとも
  神父さんに 会ってくだされ!

*「怪物退治を 引き受けてくださるとは
  なんと 心やさしい方々だ!
          ▼
*「くわしいことは 教会の神父さんが
  知っています。
  ぜひ 神父さんに 会ってくだされ!

★クリフト「もしもの時には 私が
  命にかえても アリーナ姫を
  お守りしなくては……ぶつぶつ。
★アリーナ「さあ! 教会へ行くわよ!
  いけにえだなんて 許せない。
  怪物を やっつけるんだから。
★アリーナ「北の森の 怪物が
  この村を 苦しめているのね。
          ▼
★アリーナ「でも もうだいじょうぶ。
  私が来たからには 好きなようには
  させないんだから!
★ブライ「あせる気持ちは
  ありましょうが まずは
  準備を ととのえてから。
          ▼
★ブライ「体調 装備 すべてが
  最上の状態で なければ
  油断は禁物ですぞ。

(テンペ老人の家・昼)
*「いつの頃からか
  村の北の森に 怪物が
  住みつくように なったのじゃ。
          ▼
*「怪物は 若い娘を
  いけにえに 出さないと 村ごと
  襲ってしまうと ゆうてきてのう。
          ▼
*「この村に 残っている娘は
  もう ニーナさん だけじゃ。
★アリーナ「怪物は 北の森ね!
  行くわよ!!
★ブライ「なんと 怪物のため
  何人もの娘子が いけにえに!?
          ▼
★ブライ「おお! もっと早くに
  この事を 知っておれば!
(いけにえになることを決意したあと)
★ブライ「敵は 手強そうですな。
  気を ひきしめて向かわねば。

(本棚の本)
「世界の不思議を旅しよう」
世界には さまざまな不思議が
われわれを 待ち受けている。
          ▼
巨大な神の像 天をつく大樹
岩山に閉ざされた王国
地図にはのらない いくつもの町。
          ▼
わたしの言葉が 真実かどうかは
自分の目で 確かめてみるといい。
          ▼
旅はいい! さあ 旅に出よう!
世界が キミを待っている!

(テンペ墓 墓標)
村のため 死んだ娘たちに
安らかな眠りが あらんことを

(テンペ教会・昼)
★クリフト「この村には ただならぬ
  事情があるようですが
  首をつっこんで いいものか……。
(いけにえになることを決意したあと)
*「なんと 怪物退治を!?
  しかし 怪物が姿を見せるのは
  いけにえが ささげられた時だけ……。
          ▼
*「それとも そなた
  いけにえの 身代わりに
  なってもよいと 申されるか?

 はい
モいいえ

*「そうであろうな。 誰とて
  自分の命は かわいいもの。
  それは さておき……。
          ▼
*「こんな夜更けに わが教会を
  おとずれるとは……。
  なにか おこまりかな?

モはい
 いいえ

*「おおっ それは まことかっ!?
  なんと ありがたいことじゃ!
          ▼
*「では さっそく いけにえのカゴを
  呼ぶとしようぞ。
  準備は よろしいかな?

 はい
モいいえ

*「そうであろうな。 誰とて
  自分の命は かわいいもの。
  それは さておき……。
          ▼
*「たのもしき 神のしもべよ
  わが教会に どんな ご用じゃな?

モはい
 いいえ

*「では しばし待たれよ!

(カゴ到着)
★ブライ「カゴの中に入れば
  後もどりは できませんぞ。
  覚悟は よろしいですかな。
★アリーナ「あの カゴの中に
  入ればいいのね!
          ▼
★アリーナ「怪物め 待ってなさい。
  ぜったいに やっつけてやるわ!
★クリフト「おお 神よ!
  アリーナ姫を お守りください……。

*「さあ どうか あのカゴの中へっ。  (神父)

*「この ご恩は
  一生 忘れません!
*「             (見のがしました)

*「おお!
  神のごカゴが ありますように!
*「神父さん!
  シャレを言ってる場合じゃ
  ありませんよ。
*「うむ…… そうであったな。

(戦闘シーンは拾ってません・・・)
あばれこまいぬ×2
カメレオンマン
EX150

怪物をやっつけたという 知らせは
またたく間に 村中に 広がった
          ▼
そして 夜があけた……。

(テンペ昼・イベント後)
★ブライ「これで 姫様が
  調子に乗らないとよいが。
  ぶつぶつ……。
★アリーナ「村に 活気がもどったわ。
  やったぁ!
★クリフト「みなさんの 輝く笑顔が
  何より うれしいですね。
★ブライ「やれやれ。この年よりには
  ちと こたえましたわい。
  はー 疲れた 疲れた。
★クリフト「これで 亡くなられた
  娘さんたちも 浮かばれましょう。
★アリーナ「怪物なんて ほーんと
  大したこと なかったわね。
          ▼
★アリーナ「私が 強すぎるのかしら?

*「ここは テンペの村。
          ▼
*「死んだ わたしの娘も
  ようやく 安らかに
  眠れることでしょう。
★クリフト「私も 神に祈りましょう。
  村の平和と 娘さん方の魂が
  安らかならんことを。
★アリーナ「魔物を 倒しても
  死んでしまった人は 戻らない……。
          ▼
★アリーナ「もっと早く 私が
  お城を 抜け出していれば
  きっと 助けられたのに。
*「もう かいぶつは
  いなくなったんだよね。
  わーい わーい。
★クリフト「このような子供まで
  怪物に おびえていたのですね。

★アリーナ「この村の怪物は
  もういなくなったわね。
  よかった……。
          ▼
★アリーナ「さあ! 出発よ。
  旅を 続けましょう。

*「まさか 本当にあの怪物を
  倒してしまわれるとは!
  まったく おどろきましたぞ。
          ▼
*「あなたがたは 私の娘を……いや
  この村を 救ってくださった!
          ▼
*「道具屋の主人も 元のように
  商売を やり始めたし
  このテンペの村も 生き返ります。
          ▼
*「何もない村ですが
  道具屋で売る 品々は きっと
  旅のお役に 立つことでしょう。
          ▼
*「本当に ありがとうございました。
★ブライ「道具屋のご主人も
  元気になったようで。
  フム。よかったですな。
★アリーナ「お礼なんて テレちゃうわ。
  でも 本当によかった……。

ニーナ「私たち 結婚するんです!
★アリーナ「よかった。
  ニーナさん 幸せそうね。
★クリフト「……うらやましい。
★ブライ「しかし あの腰抜け男と
  いっしょになって 果たして
  幸せなのやら。
*「もう あきらめていましたのに
  お礼の言葉も ございません。
  ありがとうございました。
*「この ご恩は
  一生 忘れません!

*「ワンワン アオーン!

(テンペ夜・イベント後)
★アリーナ「これからは みんな
  安心して ぐっすり
  眠れるわよね。
★クリフト「神よ これからも
  この村と アリーナ姫を
  お守りください……。

ニーナ「ありがとうございました。
  どうか お気をつけて
  旅を 続けてくださいませ。
★ブライ「できれば もう旅を
  終わりにしたいもの
  ですがな。ぶつぶつ。
★アリーナ「よかった。
  ニーナさん 幸せそうね。
*「今 娘と あなた様のウワサを
  していたところです。
          ▼
*「そういえば 前にも どこかで
  お見かけしたような……。
          ▼
*「あれは お城に行った時だったか。
  うーむ 思い出せんわい。
★クリフト「いかに 身をやつしても
  姫様の 貴品は      (気品はの間違いだろう)
  隠せないものなんですね。
★アリーナ「いいこと?
  私が 姫だっていうことは
  ぜったいに 秘密にしてね!

*「きれいな 月夜ですね。
  こんな安らかなきもち
  何年ぶりでしょう……。

*「やっと商売に 身が入ります。
  ありがとうございました。
★ブライ「うむ うむ。
  民草の幸せあればこそ
  王家も 栄えるのです。
          ▼
★ブライ「姫様にしては
  よい事を なさいましたな。

*「そのせつは
  どうも お世話になりました。
★アリーナ「好きなだけ あばれて
  かつ感謝されちゃう!
  いい事も するものだわ。
★ブライ「むさくるしい若者に
  感謝されても ちっとも
  うれしくありませんな。

(テンペ 老人の家・昼・イベント後)
*「いやはや たいしたお方じゃ!
  なんと ちからだめしの旅を?
          ▼
*「それなら 東の国
  エンドールで開かれているという
  武術大会に 出てみなされ。
          ▼
*「エンドールには
  この国の 南東のほこらから
  行けるはずじゃ。
★ブライ「武術大会など とんでもない。
  このご老人も いらん事を
  言いおってからに。ぶつぶつ。
★アリーナ「エンドールの国で
  武術大会ですって!?
          ▼
★アリーナ「ああ…… エンドールが
  まだ見ぬライバルたちが
  私を 呼んでる。
          ▼
★アリーナ「エンドール……。
  エンドールに 行きたい。
  武術大会…… うっとり。

(テンペ 教会・昼・イベント後)
★ブライ「怪物よりも 神父どのの
  だじゃれを 思い出すと
  寒気がしてきますな。
★アリーナ「カゴに入れって
  言われたときは 正直
  ちょっとだけ こわかったわ。
★クリフト「あの時は 戦いの前で
  気がつきませんでしたが
  せまいカゴの中に 姫様と……。
          ▼
★クリフト「ど どうしよう。
  今頃 心臓がっ。
*「そなたの はたらき
  きっと 神様も 見ていたでしょう。
  ところで……。

(テンペ 教会裏・昼)
★アリーナ「ここで怪物に
  私が 必殺のキックを
  おみまいしたのよね。
★ブライ「怪物めの 気配も
  すっかり消えております。
  これでひと安心ですな。
★クリフト「祭壇の前に 散った
  娘さんたちの魂も ようやく
  安らかに 眠れましょう。
*「この森を抜け
  東に行くと フレノールです。
★アリーナ「今度は フレノール!
  東のほうに行くのは
  初めてだわ。楽しみ!
★ブライ「やれやれ アホ詩人め
  よけいな事を
  ふきこんでくれおって……。

(テンペ 教会裏・夜)
*「どうも 私には  (詩人)
  あなた方が ふつうの人には
  見えません。
          ▼
*「もしや 身分のある お方では?

 はい
モいいえ

*「では そういう事に
  しておきましょう。
  お気をつけて 旅の人。

モはい
 いいえ

*「なんと! お姫様でございましたか!
  旅に出たという おウワサは
  私も 聞いておりました!
★クリフト「こうして 国中に
  アリーナ姫の すばらしさが
  広まってゆく……じーん。
★アリーナ「ま 一人くらいなら
  正体を明かしてもいいわよね。

(フィールド テンペイベント後・昼)
★アリーナ「いつかは エンドールの国の
  武術大会にも 出てみたわ。
  うっとり……。
★クリフト「アリーナ姫の 強さには
  ほれぼれ いたします。
          ▼
★クリフト「つ 強さにだけ ですよ!
  私など 身分違いですしっ。
★ブライ「お忍びで 旅するなど
  年ごろの 姫君のする事とは
  思えませんな。
          ▼
★ブライ「亡くなられた お妃様に
  似ていらっしゃるのは
  お顔だけとは 情けなや。
★アリーナ「お城の中だけだった世界が
  どんどん 広がってゆくの。
  すっごく ステキな気分よ。
★ブライ「ふつうの姫なら そろそろ
  ホームシックにかかっても
  よろしいというのに。ぶつぶつ。

(フィールド テンペイベント後・夜)
★ブライ「姫様には 年よりを
  いたわろうという お気持ちは
  ございませんのですかな?
          ▼
★ブライ「あー つかれた。
  あー 眠い。
  おおっ コシも痛い!
          ▼
★アリーナ「もうー!
  うるさいわね ブライは。
  せっかく いい気分なのに!
★アリーナ「夜 こうして 出歩くなんて
  お城にいた頃は ぜったいに
  許してもらえなかったのよね。
          ▼
★アリーナ「あの時の分も
  歩いて 歩いて 歩きましょ!

(サントハイム城内 テンペイベント後・昼夜)
★クリフト「なつかしき わが城……。
  うーん のんびりしますね。
★ブライ「はあ……。
  姫の 教育係になったばっかりに
  ひどい目に あわされますわい。

(サントハイム1階 テンペイベント後・昼)
*「やや!
  よくぞ 戻られました!
★ブライ「ほっほっほ これで
  城の外へは 戻れませんぞ。
★アリーナ「どうも お城の中って
  きゅうくつで キライなのよね。

★アリーナ「みんな お城の中にいて
  よく たいくつにならないわね。
          ▼
★アリーナ「たまには 外に出て
  冒険したくならないのかしら?

*「もし 姫さまが 旅に出たなどと       (老人)
  世間に知られたら 悪いやつらが
  姫さまを ねらうかもしれんのう。
★アリーナ「悪いやつらが
  私を ねらったとしても
  返りうちに しちゃうから!
★ブライ「うーむ。 やはり 一国の姫とも
  あろう方が 旅に出るのは
  良いこととは 言えませんな。

(サントハイム1階 テンペイベント後・夜)
*「やや!
  よくぞ 戻られました!
★ブライ「ほっほっほ これで
  城の外へは 戻れませんぞ。
★アリーナ「こらー!
  道を ふさぐんじゃなーい!
  まったくもう 頭きちゃうわ。

*「ふむふむ。 すると ここの
  お姫さまが 旅に出る。
  もちろん 人には 言いませんよ。
          ▼
*「何しろ 私は クチがかたいので
  有名なのですから。
  わっはっはっ。
★アリーナ「私たちの 数々の
  すばらしい戦いぶりが
  伝わっているみたいね。
★クリフト「商人の方々の
  クチがかたい という言葉は
  信用ならないような……。

(礼拝堂・夜)
*「何やら 胸さわぎがして
  眠れません。
  おお 神よ。アーメン。
★クリフト「テンペの村の怪物は
  退治したというのに……。
  まだ 何か あるのでしょうか?

(サントハイム玉座の間 テンペイベント後・昼)
★ブライ「ふつうの姫君ならば
  あの玉座に しとやかに
  こしかけて いるでしょうに。
          ▼
★ブライ「このじいの 育て方が
  悪かったのでは……いやいや
  そんなことはないはず。ぶつぶつ。

★アリーナ「旅の間に 私
  ずいぶん強くなったと
  思うのよね。
          ▼
★アリーナ「そろそろ お父さまも
  ほかの大陸へ行くのを
  許してくれないかしら?

★アリーナ「誰が なんと言おうと
  まだまだ お城には
  戻らないわよ。

王「おお 戻ってきてくれたか。
  アリーナ。
          ▼
王「いや 言わずともよい。
  どうせ お前のことだから 止めても
  またすぐに 出てゆくつもりであろう。
          ▼
王「しかし わしの目のとどかぬ
  よその大陸だけには
  行くでないぞ。
★クリフト「アリーナ姫の身を
  だれより 案じているのが
  王様で ありましょう。
★ブライ「王様も 甘いですな。
  姫を止めてくだされば
  よろしいものを。ぶつぶつ。
★アリーナ「アリーナよ すっかり
  たくましく なりおって……とか
  ほめてくれてもいいのに。
          ▼
★アリーナ「お父さま 娘の変化に
  もっと ビンカンであるべきよ!

(サントハイム3階 テンペイベント後・昼)
★アリーナ「私の部屋!
  キレイに かたづけておいて
  くれてるのね。うれしいわ。

*「姫さまの 寝室のカベは
  修理を頼んで おきました。
          ▼
*「もう カベを
  けり飛ばして 壊したり
  なさりませぬように。
★ブライ「板どころか 鉄のカベにでも
  せぬかぎり 姫様を 止めることは
  できないでしょうな……。はあー。
★アリーナ「私が 悪いんじゃないわ。
  壁が こわれやすいのが
  悪いのよ。ねっ?

(サントハイム3階 テンペイベント後・夜)
★ブライ「年よりは 夜が早いのです。
  あー 眠い。あーつらい。
  ぶつぶつぶつ。

*「まったく 姫さまの
  おてんばにも 困ったものだ。
          ▼
*「ありゃりゃ 姫さま!?
  これは 失礼いたしました……。
★アリーナ「おてんば おてんばって
  耳に タコができちゃうわ。
★ブライ「亡くなられた お妃様は
  それはそれは おしとやかな
  美しい方でしたのに。ぶつぶつ。
★クリフト「この人は わかっていない。
  おてんばな 所こそが
  アリーナ姫の……。
          ▼
★クリフト「えっ? わ 私は
  何も言っておりませんよ!

(サントハイム屋根 テンペイベント後・昼)
*「にゃ〜ん。        (ミーちゃん。トラねこ)
★アリーナ「あら あのネコも
  元気そうね。うふふっ。

(サラン テンペイベント後・昼)
★クリフト「サランの みなさんも
  変わりないようですね。
  よいことです。
★アリーナ「初めて サランの町に
  来た時は ちょっとだけ
  ドキドキしたものよ。
          ▼
★アリーナ「でも 今は
  もっとすごい ドキドキが
  私を 待っているのよね。

*「おしろのアリーナさま みたいに
  つよーく なるんだから!
  てやーっ! たーっ!!
★アリーナ「私を 目指すなんて
  いい心がけね!
  でも 道は遠いわよ。
★クリフト「やはり アリーナ姫は
  みなの あこがれなんですね!
  じーん……。
★ブライ「……やれやれ。
  アリーナ姫に あこがれるとは。
  将来が おそろしいですな。

*「商人仲間から聞いたのですが
  となりの城のお姫さまが 旅に
  出たとか。あっ ないしょですよ。
★アリーナ「この人 私が その
  アリーナだと知ったら
  どんな顔するかしら?
★ブライ「商人というのは
  どうも おしゃべりで
  いけませんな。ぶつぶつ。

(サラン テンペイベント後・夜)
★アリーナ「夜のサランって
  ちょっと ロマンティックね。

(サラン教会 テンペイベント後・昼)
*「この町より 北に進み
  東の山奥に
  小さな村が ありますわ。
★アリーナ「東の山奥の村って
  あの テンペの村のことよね。
★クリフト「テンペの みなさんは
  その後 お元気でしょうか?
*「私は 詩人のマローニです。
          ▼
マローニ「あおーい そーらとー
  ながれるー くもーたちー ラララ。
★アリーナ「いつ 来ても
  歌ってるだなんて
  よっぽどの ヒマ人なのね。
★ブライ「フム。この者が マローニか。
  国でも ひょうばんの詩人と
  聞いております。

(サラン教会 テンペイベント後・夜)
マローニ「かがやくー みかーづきー
  またたくー ほしーぼしー ラララ。
★アリーナ「マローニって ほんと
  わからないわ。
          ▼
★アリーナ「歌じゃ スライムも
  倒せないのっていうのに。   (倒せないっての間違い?)
★クリフト「美しい歌声と
  美しい三日月……。
  ロマンティックですね。

*「マローニの歌は
  いつ 聞いても ステキ。
  ウットリ……。
★アリーナ「うーん……。
  シスターって 変わってるわね。
★ブライ「およそ 女人というものは
  ムードに弱いものと
  決まっておりますからな。
          ▼
★ブライ「アリーナ姫様は……
  まあ 置いておいて。

(サラン宿屋2階 テンペイベント後・昼)
*「ほう? 女だてらに
  ちからだめしの旅に……?
          ▼
*「しかし しばらくは 町のまわりで
  ちからを つけることだな。
★アリーナ「もう私 きっと
  この人より 強くなったわ!
  勝負してみたいな。
★ブライ「だいたい この者が
  よけいな事を 言わなければ
  よかったのです。
          ▼
★ブライ「城の近くで痛い目にあって
  そうそうに 旅など
  あきらめていれば 今ごろは……。



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