第2章 おてんば姫の冒険 その2 テンペ・テンペイベント後・ フィールド(テンペイベント後)・ サントハイム(テンペイベント後)・ サラン(テンペイベント後) |
(立て看板) これより 東 テンペの村 (テンペ・昼) ★クリフト「村の入り口にある たくさんの墓……。 いやな予感がします。 ★ブライ「この村は いろいろと 事情があるようですな。 ふーむ。 ★アリーナ「この村の人たち みんな 悲しそうな顔をしてるわ。 ちからになって あげましょう。 *「ねーねー わるい かいぶつを やっつけに きてくれたんだよね! わーい わーい。 (いけにえになることを決意したあと) ★アリーナ「私たちが 旅に出たのは きっと この村を救うため だったんだわ! ★クリフト「村の方々は 怪物に 苦しめられていると? ▼ ★クリフト「怪物め……。 なんと バチあたりな! ★アリーナ「怪物ですって!? これは やっぱり 私たちの 出番よね! ★アリーナ「私たちは あくまで 名もない旅人として この村に 来たのよ。 ▼ ★アリーナ「姫だってことは ぜったい 秘密にしておいてね。 いーい? わかったわね! *「ここは 呪われし村 テンペ。 ▼ *「この村に 生まれなければ 私の娘も死なずにすんだものを……。 ★クリフト「娘さんを 先に 亡くされるとは……。 なんという 悲しい宿命でしょう。 ★ブライ「ここが テンペの村とは。 ……ふーむ。 そういうことですか。 ★アリーナ「呪われし村 なんて ずいぶん おどかすわね。 ▼ ★アリーナ「もっと いろんな人から 話を 聞いてみなくちゃ! (いけにえになることを決意したあと) ★アリーナ「この人の 娘さんのカタキ ぜったい とってあげるわ! ★クリフト「ああ もっと早くに われわれが この村のことを 知っていれば……。 ★ブライ「感じますぞ。 村の奥に われらを待ちかまえる おそろしい気配を! *「村長さんの一人娘 ニーナが いけにえに なってしまうのです。 ▼ *「わたしの息子は もうすぐニーナと 結婚するはずだったのに……。 とても 商売どころじゃありません。 *「グルルルルル……。 (犬) ニーナ「お父様や お母様のいる この村を 見捨てるなんて 私には できない。 ▼ ニーナ「おねがい 悲しまないで。 いけにえになった 娘たちは 帰ってこないだけ……。 ▼ ニーナ「死んでしまうと 決まったわけじゃないわ……。 ★アリーナ「いけにえ ですって!? そんなの 必要ないわ! 怪物を やっつければいいのよ! ▼ ★アリーナ「この人が ぎせいになる 必要は ないはずよ。 私たちが なんとかしましょう! ★ブライ「男にくらべて なんと立派な。 このブライ かような けなげな女性を 見殺しには できませんな。 ★クリフト「なんという 優しい方。 神よ どうか われらにチカラを。 この村を 救いたいのです。 *「俺は いやだ! ニーナを 怪物のエサにするなんて! 二人で 村を出てしまえば……。 ★ブライ「この二人が逃げれば 残された村人が どうなることか。 ▼ ★ブライ「だからといって われらが 手助けをせねばならぬわけでは ありませんがな。 ★アリーナ「怪物のエサに だなんて ゆるせないわ! 私が やっつけてやる! (テンペ宿屋・昼) *「愛しあう二人が 引き離される……。 (詩人) 悲しいことです。 ★クリフト「たとえ 何者であろうと 恋人たちの仲を 引き裂くとは ゆるせません! (テンペ村長の家・昼) *「うーん ニーナ……。うーん。 *「村のため 娘のニーナを いけにえに 出さねばならんのです。 ▼ *「おお! どこかに 怪物を 退治してくれるような 強いお方が おらぬものか? はい モいいえ *「そうじゃろうなあ……。 ★アリーナ「村のみんなを 助けてあげたいけど 今の私たちじゃ 危険だわ。 ▼ ★アリーナ「ニーナさんが いけにえに されるまでの間に なんとか もっと強く ならなくっちゃ! ★ブライ「村長どのの お気持ちは いたいほど 分かる。が……。 ▼ ★ブライ「悲しいかな 今のわれらでは 勝算が ありませぬ。 情けなや……。 ★クリフト「ニーナさんを 助ければ アリーナ姫が 危険にされされる。 ……ああ どうすればいいんだ! モはい いいえ *「なんと あなたがたが!? ▼ *「見たところ あまり強そうには……。 いや 今は ワラにもすがる思い! ▼ *「それが まことなら ぜひとも 神父さんに 会ってくだされ! *「怪物退治を 引き受けてくださるとは なんと 心やさしい方々だ! ▼ *「くわしいことは 教会の神父さんが 知っています。 ぜひ 神父さんに 会ってくだされ! ★クリフト「もしもの時には 私が 命にかえても アリーナ姫を お守りしなくては……ぶつぶつ。 ★アリーナ「さあ! 教会へ行くわよ! いけにえだなんて 許せない。 怪物を やっつけるんだから。 ★アリーナ「北の森の 怪物が この村を 苦しめているのね。 ▼ ★アリーナ「でも もうだいじょうぶ。 私が来たからには 好きなようには させないんだから! ★ブライ「あせる気持ちは ありましょうが まずは 準備を ととのえてから。 ▼ ★ブライ「体調 装備 すべてが 最上の状態で なければ 油断は禁物ですぞ。 (テンペ老人の家・昼) *「いつの頃からか 村の北の森に 怪物が 住みつくように なったのじゃ。 ▼ *「怪物は 若い娘を いけにえに 出さないと 村ごと 襲ってしまうと ゆうてきてのう。 ▼ *「この村に 残っている娘は もう ニーナさん だけじゃ。 ★アリーナ「怪物は 北の森ね! 行くわよ!! ★ブライ「なんと 怪物のため 何人もの娘子が いけにえに!? ▼ ★ブライ「おお! もっと早くに この事を 知っておれば! (いけにえになることを決意したあと) ★ブライ「敵は 手強そうですな。 気を ひきしめて向かわねば。 (本棚の本) 「世界の不思議を旅しよう」 世界には さまざまな不思議が われわれを 待ち受けている。 ▼ 巨大な神の像 天をつく大樹 岩山に閉ざされた王国 地図にはのらない いくつもの町。 ▼ わたしの言葉が 真実かどうかは 自分の目で 確かめてみるといい。 ▼ 旅はいい! さあ 旅に出よう! 世界が キミを待っている! (テンペ墓 墓標) 村のため 死んだ娘たちに 安らかな眠りが あらんことを (テンペ教会・昼) ★クリフト「この村には ただならぬ 事情があるようですが 首をつっこんで いいものか……。 (いけにえになることを決意したあと) *「なんと 怪物退治を!? しかし 怪物が姿を見せるのは いけにえが ささげられた時だけ……。 ▼ *「それとも そなた いけにえの 身代わりに なってもよいと 申されるか? はい モいいえ *「そうであろうな。 誰とて 自分の命は かわいいもの。 それは さておき……。 ▼ *「こんな夜更けに わが教会を おとずれるとは……。 なにか おこまりかな? モはい いいえ *「おおっ それは まことかっ!? なんと ありがたいことじゃ! ▼ *「では さっそく いけにえのカゴを 呼ぶとしようぞ。 準備は よろしいかな? はい モいいえ *「そうであろうな。 誰とて 自分の命は かわいいもの。 それは さておき……。 ▼ *「たのもしき 神のしもべよ わが教会に どんな ご用じゃな? モはい いいえ *「では しばし待たれよ! (カゴ到着) ★ブライ「カゴの中に入れば 後もどりは できませんぞ。 覚悟は よろしいですかな。 ★アリーナ「あの カゴの中に 入ればいいのね! ▼ ★アリーナ「怪物め 待ってなさい。 ぜったいに やっつけてやるわ! ★クリフト「おお 神よ! アリーナ姫を お守りください……。 *「さあ どうか あのカゴの中へっ。 (神父) *「この ご恩は 一生 忘れません! *「 (見のがしました) *「おお! 神のごカゴが ありますように! *「神父さん! シャレを言ってる場合じゃ ありませんよ。 *「うむ…… そうであったな。 (戦闘シーンは拾ってません・・・) あばれこまいぬ×2 カメレオンマン EX150 怪物をやっつけたという 知らせは またたく間に 村中に 広がった ▼ そして 夜があけた……。 (テンペ昼・イベント後) ★ブライ「これで 姫様が 調子に乗らないとよいが。 ぶつぶつ……。 ★アリーナ「村に 活気がもどったわ。 やったぁ! ★クリフト「みなさんの 輝く笑顔が 何より うれしいですね。 ★ブライ「やれやれ。この年よりには ちと こたえましたわい。 はー 疲れた 疲れた。 ★クリフト「これで 亡くなられた 娘さんたちも 浮かばれましょう。 ★アリーナ「怪物なんて ほーんと 大したこと なかったわね。 ▼ ★アリーナ「私が 強すぎるのかしら? *「ここは テンペの村。 ▼ *「死んだ わたしの娘も ようやく 安らかに 眠れることでしょう。 ★クリフト「私も 神に祈りましょう。 村の平和と 娘さん方の魂が 安らかならんことを。 ★アリーナ「魔物を 倒しても 死んでしまった人は 戻らない……。 ▼ ★アリーナ「もっと早く 私が お城を 抜け出していれば きっと 助けられたのに。 *「もう かいぶつは いなくなったんだよね。 わーい わーい。 ★クリフト「このような子供まで 怪物に おびえていたのですね。 ★アリーナ「この村の怪物は もういなくなったわね。 よかった……。 ▼ ★アリーナ「さあ! 出発よ。 旅を 続けましょう。 *「まさか 本当にあの怪物を 倒してしまわれるとは! まったく おどろきましたぞ。 ▼ *「あなたがたは 私の娘を……いや この村を 救ってくださった! ▼ *「道具屋の主人も 元のように 商売を やり始めたし このテンペの村も 生き返ります。 ▼ *「何もない村ですが 道具屋で売る 品々は きっと 旅のお役に 立つことでしょう。 ▼ *「本当に ありがとうございました。 ★ブライ「道具屋のご主人も 元気になったようで。 フム。よかったですな。 ★アリーナ「お礼なんて テレちゃうわ。 でも 本当によかった……。 ニーナ「私たち 結婚するんです! ★アリーナ「よかった。 ニーナさん 幸せそうね。 ★クリフト「……うらやましい。 ★ブライ「しかし あの腰抜け男と いっしょになって 果たして 幸せなのやら。 *「もう あきらめていましたのに お礼の言葉も ございません。 ありがとうございました。 *「この ご恩は 一生 忘れません! *「ワンワン アオーン! (テンペ夜・イベント後) ★アリーナ「これからは みんな 安心して ぐっすり 眠れるわよね。 ★クリフト「神よ これからも この村と アリーナ姫を お守りください……。 ニーナ「ありがとうございました。 どうか お気をつけて 旅を 続けてくださいませ。 ★ブライ「できれば もう旅を 終わりにしたいもの ですがな。ぶつぶつ。 ★アリーナ「よかった。 ニーナさん 幸せそうね。 *「今 娘と あなた様のウワサを していたところです。 ▼ *「そういえば 前にも どこかで お見かけしたような……。 ▼ *「あれは お城に行った時だったか。 うーむ 思い出せんわい。 ★クリフト「いかに 身をやつしても 姫様の 貴品は (気品はの間違いだろう) 隠せないものなんですね。 ★アリーナ「いいこと? 私が 姫だっていうことは ぜったいに 秘密にしてね! *「きれいな 月夜ですね。 こんな安らかなきもち 何年ぶりでしょう……。 *「やっと商売に 身が入ります。 ありがとうございました。 ★ブライ「うむ うむ。 民草の幸せあればこそ 王家も 栄えるのです。 ▼ ★ブライ「姫様にしては よい事を なさいましたな。 *「そのせつは どうも お世話になりました。 ★アリーナ「好きなだけ あばれて かつ感謝されちゃう! いい事も するものだわ。 ★ブライ「むさくるしい若者に 感謝されても ちっとも うれしくありませんな。 (テンペ 老人の家・昼・イベント後) *「いやはや たいしたお方じゃ! なんと ちからだめしの旅を? ▼ *「それなら 東の国 エンドールで開かれているという 武術大会に 出てみなされ。 ▼ *「エンドールには この国の 南東のほこらから 行けるはずじゃ。 ★ブライ「武術大会など とんでもない。 このご老人も いらん事を 言いおってからに。ぶつぶつ。 ★アリーナ「エンドールの国で 武術大会ですって!? ▼ ★アリーナ「ああ…… エンドールが まだ見ぬライバルたちが 私を 呼んでる。 ▼ ★アリーナ「エンドール……。 エンドールに 行きたい。 武術大会…… うっとり。 (テンペ 教会・昼・イベント後) ★ブライ「怪物よりも 神父どのの だじゃれを 思い出すと 寒気がしてきますな。 ★アリーナ「カゴに入れって 言われたときは 正直 ちょっとだけ こわかったわ。 ★クリフト「あの時は 戦いの前で 気がつきませんでしたが せまいカゴの中に 姫様と……。 ▼ ★クリフト「ど どうしよう。 今頃 心臓がっ。 *「そなたの はたらき きっと 神様も 見ていたでしょう。 ところで……。 (テンペ 教会裏・昼) ★アリーナ「ここで怪物に 私が 必殺のキックを おみまいしたのよね。 ★ブライ「怪物めの 気配も すっかり消えております。 これでひと安心ですな。 ★クリフト「祭壇の前に 散った 娘さんたちの魂も ようやく 安らかに 眠れましょう。 *「この森を抜け 東に行くと フレノールです。 ★アリーナ「今度は フレノール! 東のほうに行くのは 初めてだわ。楽しみ! ★ブライ「やれやれ アホ詩人め よけいな事を ふきこんでくれおって……。 (テンペ 教会裏・夜) *「どうも 私には (詩人) あなた方が ふつうの人には 見えません。 ▼ *「もしや 身分のある お方では? はい モいいえ *「では そういう事に しておきましょう。 お気をつけて 旅の人。 モはい いいえ *「なんと! お姫様でございましたか! 旅に出たという おウワサは 私も 聞いておりました! ★クリフト「こうして 国中に アリーナ姫の すばらしさが 広まってゆく……じーん。 ★アリーナ「ま 一人くらいなら 正体を明かしてもいいわよね。 (フィールド テンペイベント後・昼) ★アリーナ「いつかは エンドールの国の 武術大会にも 出てみたわ。 うっとり……。 ★クリフト「アリーナ姫の 強さには ほれぼれ いたします。 ▼ ★クリフト「つ 強さにだけ ですよ! 私など 身分違いですしっ。 ★ブライ「お忍びで 旅するなど 年ごろの 姫君のする事とは 思えませんな。 ▼ ★ブライ「亡くなられた お妃様に 似ていらっしゃるのは お顔だけとは 情けなや。 ★アリーナ「お城の中だけだった世界が どんどん 広がってゆくの。 すっごく ステキな気分よ。 ★ブライ「ふつうの姫なら そろそろ ホームシックにかかっても よろしいというのに。ぶつぶつ。 (フィールド テンペイベント後・夜) ★ブライ「姫様には 年よりを いたわろうという お気持ちは ございませんのですかな? ▼ ★ブライ「あー つかれた。 あー 眠い。 おおっ コシも痛い! ▼ ★アリーナ「もうー! うるさいわね ブライは。 せっかく いい気分なのに! ★アリーナ「夜 こうして 出歩くなんて お城にいた頃は ぜったいに 許してもらえなかったのよね。 ▼ ★アリーナ「あの時の分も 歩いて 歩いて 歩きましょ! (サントハイム城内 テンペイベント後・昼夜) ★クリフト「なつかしき わが城……。 うーん のんびりしますね。 ★ブライ「はあ……。 姫の 教育係になったばっかりに ひどい目に あわされますわい。 (サントハイム1階 テンペイベント後・昼) *「やや! よくぞ 戻られました! ★ブライ「ほっほっほ これで 城の外へは 戻れませんぞ。 ★アリーナ「どうも お城の中って きゅうくつで キライなのよね。 ★アリーナ「みんな お城の中にいて よく たいくつにならないわね。 ▼ ★アリーナ「たまには 外に出て 冒険したくならないのかしら? *「もし 姫さまが 旅に出たなどと (老人) 世間に知られたら 悪いやつらが 姫さまを ねらうかもしれんのう。 ★アリーナ「悪いやつらが 私を ねらったとしても 返りうちに しちゃうから! ★ブライ「うーむ。 やはり 一国の姫とも あろう方が 旅に出るのは 良いこととは 言えませんな。 (サントハイム1階 テンペイベント後・夜) *「やや! よくぞ 戻られました! ★ブライ「ほっほっほ これで 城の外へは 戻れませんぞ。 ★アリーナ「こらー! 道を ふさぐんじゃなーい! まったくもう 頭きちゃうわ。 *「ふむふむ。 すると ここの お姫さまが 旅に出る。 もちろん 人には 言いませんよ。 ▼ *「何しろ 私は クチがかたいので 有名なのですから。 わっはっはっ。 ★アリーナ「私たちの 数々の すばらしい戦いぶりが 伝わっているみたいね。 ★クリフト「商人の方々の クチがかたい という言葉は 信用ならないような……。 (礼拝堂・夜) *「何やら 胸さわぎがして 眠れません。 おお 神よ。アーメン。 ★クリフト「テンペの村の怪物は 退治したというのに……。 まだ 何か あるのでしょうか? (サントハイム玉座の間 テンペイベント後・昼) ★ブライ「ふつうの姫君ならば あの玉座に しとやかに こしかけて いるでしょうに。 ▼ ★ブライ「このじいの 育て方が 悪かったのでは……いやいや そんなことはないはず。ぶつぶつ。 ★アリーナ「旅の間に 私 ずいぶん強くなったと 思うのよね。 ▼ ★アリーナ「そろそろ お父さまも ほかの大陸へ行くのを 許してくれないかしら? ★アリーナ「誰が なんと言おうと まだまだ お城には 戻らないわよ。 王「おお 戻ってきてくれたか。 アリーナ。 ▼ 王「いや 言わずともよい。 どうせ お前のことだから 止めても またすぐに 出てゆくつもりであろう。 ▼ 王「しかし わしの目のとどかぬ よその大陸だけには 行くでないぞ。 ★クリフト「アリーナ姫の身を だれより 案じているのが 王様で ありましょう。 ★ブライ「王様も 甘いですな。 姫を止めてくだされば よろしいものを。ぶつぶつ。 ★アリーナ「アリーナよ すっかり たくましく なりおって……とか ほめてくれてもいいのに。 ▼ ★アリーナ「お父さま 娘の変化に もっと ビンカンであるべきよ! (サントハイム3階 テンペイベント後・昼) ★アリーナ「私の部屋! キレイに かたづけておいて くれてるのね。うれしいわ。 *「姫さまの 寝室のカベは 修理を頼んで おきました。 ▼ *「もう カベを けり飛ばして 壊したり なさりませぬように。 ★ブライ「板どころか 鉄のカベにでも せぬかぎり 姫様を 止めることは できないでしょうな……。はあー。 ★アリーナ「私が 悪いんじゃないわ。 壁が こわれやすいのが 悪いのよ。ねっ? (サントハイム3階 テンペイベント後・夜) ★ブライ「年よりは 夜が早いのです。 あー 眠い。あーつらい。 ぶつぶつぶつ。 *「まったく 姫さまの おてんばにも 困ったものだ。 ▼ *「ありゃりゃ 姫さま!? これは 失礼いたしました……。 ★アリーナ「おてんば おてんばって 耳に タコができちゃうわ。 ★ブライ「亡くなられた お妃様は それはそれは おしとやかな 美しい方でしたのに。ぶつぶつ。 ★クリフト「この人は わかっていない。 おてんばな 所こそが アリーナ姫の……。 ▼ ★クリフト「えっ? わ 私は 何も言っておりませんよ! (サントハイム屋根 テンペイベント後・昼) *「にゃ〜ん。 (ミーちゃん。トラねこ) ★アリーナ「あら あのネコも 元気そうね。うふふっ。 (サラン テンペイベント後・昼) ★クリフト「サランの みなさんも 変わりないようですね。 よいことです。 ★アリーナ「初めて サランの町に 来た時は ちょっとだけ ドキドキしたものよ。 ▼ ★アリーナ「でも 今は もっとすごい ドキドキが 私を 待っているのよね。 *「おしろのアリーナさま みたいに つよーく なるんだから! てやーっ! たーっ!! ★アリーナ「私を 目指すなんて いい心がけね! でも 道は遠いわよ。 ★クリフト「やはり アリーナ姫は みなの あこがれなんですね! じーん……。 ★ブライ「……やれやれ。 アリーナ姫に あこがれるとは。 将来が おそろしいですな。 *「商人仲間から聞いたのですが となりの城のお姫さまが 旅に 出たとか。あっ ないしょですよ。 ★アリーナ「この人 私が その アリーナだと知ったら どんな顔するかしら? ★ブライ「商人というのは どうも おしゃべりで いけませんな。ぶつぶつ。 (サラン テンペイベント後・夜) ★アリーナ「夜のサランって ちょっと ロマンティックね。 (サラン教会 テンペイベント後・昼) *「この町より 北に進み 東の山奥に 小さな村が ありますわ。 ★アリーナ「東の山奥の村って あの テンペの村のことよね。 ★クリフト「テンペの みなさんは その後 お元気でしょうか? *「私は 詩人のマローニです。 ▼ マローニ「あおーい そーらとー ながれるー くもーたちー ラララ。 ★アリーナ「いつ 来ても 歌ってるだなんて よっぽどの ヒマ人なのね。 ★ブライ「フム。この者が マローニか。 国でも ひょうばんの詩人と 聞いております。 (サラン教会 テンペイベント後・夜) マローニ「かがやくー みかーづきー またたくー ほしーぼしー ラララ。 ★アリーナ「マローニって ほんと わからないわ。 ▼ ★アリーナ「歌じゃ スライムも 倒せないのっていうのに。 (倒せないっての間違い?) ★クリフト「美しい歌声と 美しい三日月……。 ロマンティックですね。 *「マローニの歌は いつ 聞いても ステキ。 ウットリ……。 ★アリーナ「うーん……。 シスターって 変わってるわね。 ★ブライ「およそ 女人というものは ムードに弱いものと 決まっておりますからな。 ▼ ★ブライ「アリーナ姫様は…… まあ 置いておいて。 (サラン宿屋2階 テンペイベント後・昼) *「ほう? 女だてらに ちからだめしの旅に……? ▼ *「しかし しばらくは 町のまわりで ちからを つけることだな。 ★アリーナ「もう私 きっと この人より 強くなったわ! 勝負してみたいな。 ★ブライ「だいたい この者が よけいな事を 言わなければ よかったのです。 ▼ ★ブライ「城の近くで痛い目にあって そうそうに 旅など あきらめていれば 今ごろは……。 |