DQ4 PS版会話収集ファイル
(カッコ内は管理人の注釈です。★がついている台詞は仲間会話です)

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第2章 おてんば姫の冒険 その3
フレノール・フィールド(メイがさらわれた後)


(フレノール・昼)
*「ここは フレノール。
  今 この町に サントハイムの
  お姫さまが 来てるの!
          ▼
*「はやく 見にゆかなくっちゃ!
★ブライ「フム。
  何やら 悪い予感がしますな。
★クリフト「姫様の お姿を
  ひと目 見ようと
  町のみなが 集まるとは。
          ▼
★クリフト「やはり 姫様の人気は
  すばらしいですね。
  じーん……。
★アリーナ「サントハイムの
  お姫さまが……って
  どういうことなの!?

★アリーナ「ひとまずは 宿屋に
  行ってみましょうよ。ねっ?
★ブライ「遠くはなれている とはいえ
  この町も サントハイムの一部。
  ウワサはすぐに 城に届きます。
          ▼
★ブライ「旅先とはいえ
  あまり 羽目をはずしては
  なりませぬぞ。
★アリーナ「なんだか すごいさわぎね。
  面白そうだわ!
★クリフト「町のみなさんは ずいぶん
  お祭り好きというか
  明るい方々 なのですね。
★ブライ「フン。どうせ
  ロクでもない事で さわいで
  いるのでしょうな。

*「宿屋のご主人は お姫さまたちを
  たいそう もてなしたそうじゃ。
          ▼
*「わしも 少しばかりのたくわえを
  お姫さまに 差し出そうかのう。
★ブライ「やれやれ。いつかは
  こんな事が 起こるのではと
  思っておりましたよ。
★アリーナ「ちょっと 話が
  おかしくなって来たわね。
          ▼
★アリーナ「とにかく 宿屋へ
  行ってみましょう!

*「フニャアアアア。

*「ねえ。
  ぼくの犬
  どこにいったか 知らない?
★アリーナ「犬ねえ……。
  どの犬が この子の犬なのか
  わからないわ。

*「ワンッ!

★ブライ「あまり うかれて
  あれこれ買うものでは
  ございませんぞ。
          ▼
★ブライ「必要な物は 何か。
  買う前に 3回 考えて
  それでも欲しい時 買うのです!

*「ふ〜ん。お姫さまっていうから
  どんなに きれいだろうって思っていたけど
  たいしたことないんだねえ……。
★クリフト「にせの姫が
  アリーナ姫に かなうはずは
  ありません! 当然ですよね。
★アリーナ「私のことじゃないと
  わかっては いるけど
  ちょっと 腹がたつわね。

*「ああ!
  お姫さまと お近づきになりたい!
★クリフト「……しがない町の
  商人のぶんざいで
  なんたる ナマイキな!

*「あんたらも
  お姫さまを 見に来たのか?
  この 宿屋の2階に いるそうだ。
★クリフト「この方は 何を
  言っているのでしょう?
  姫が 宿屋の2階に?
★アリーナ「もしかして 私の
  にせ者が いるってこと?
  ……面白そう!

*「お姫さまたち
  この町に なんの用かしらね!

(墓地のそばの小屋・昼)
*「黄金の腕輪は たしかに
  この町の 宝だった。
          ▼
*「しかし その宝があるばっかりに
  争いががえず ついに その宝を
  南の洞くつに 封印したそうだ。
★アリーナ「洞くつ!
  ステキな ひびき……。
  行ってみたいわ。ねえねえ!
★クリフト「黄金の腕輪は
  わざわいを 呼ぶ と
  伝えられております。
          ▼
★クリフト「この町に あったとは
  知りませんでしたが。

(墓地のそばの小屋・夜・メイがさらわれた後)
*「黄金の腕輪は たしかに
  この町の 宝だった。
          ▼
*「しかし その宝があるばっかりに
  争いががえず ついに その宝を
  南の洞くつに 封印したそうだ。
★アリーナ「黄金の腕輪は 洞くつね!
  さあ 急いで行きましょう!
★ブライ「この年で 洞くつへ とは。
  まったく いまいましい
  にせ者と 悪党どもめ!
★クリフト「黄金の腕輪は
  わざわいを 呼ぶと
  伝えられております。
          ▼
★クリフト「黄金の腕輪のせいで
  姫に、あで わざわいが
 ふりかからねば よいのですが。

(フレノール宿屋・昼)
*「旅人の宿に ようこそ。
          ▼
*「と 言いたいのですが
  今日は お姫さまがお泊まりなので…。
  どうも すいません。
★アリーナ「この宿ね。
  にせのお姫さまが いるのは。
          ▼
★アリーナ「いいこと? 私たちは
  ただの旅人として その
  にせの姫に 会うのよ!
★クリフト「にせの姫のせいで
  アリーナ姫が
  宿に 泊れぬとはっ!
          ▼
★クリフト「われわれは 野宿でも
  姫様は そうはいきません。
  むむっ にせ姫め!
★ブライ「さてさて。
  では そのお姫様の お顔を
  拝見しに うかがいましょうぞ。

*「ふたりもお供が いるなんて
  さすが お姫さまねえー。
★ブライ「このブライの
  にじみ出る知性と 品の良さは
  にせ者には まねできまいて。
          ▼
★ブライ「ふふん。にせ者めの顔を
  早く おがんでみようでは
  ありませんか。

*「いやー! はなしてー!
  誰か 助けてー!
★クリフト「これは いったい!?
  ……はっ あの男たちは!?
★悪者が 女の子をっ!
  早く 助けないと!!
★ブライ「なんと!
  やはり 悪党めらが
  姫を ねらっておったか!
*「うーん やられた……。
          ▼
*「突然 ヤツらが あらわれて
  姫を無理矢理……。
*「おお! 姫が!
  姫が 人さらいの手に!
          ▼
*「どなたかは 知らぬが 姫を
  姫を 助けてくだされっ!
*「止まれ!
  それ以上 近付くと
  姫の命は ないぞ!
          ▼
*「しかし こんな宿屋に
  まさか お姫さまが来ているとはな!
          ▼
*「よし ものども いくぞ!
★アリーナ「なんてこと……。
  早く 後を追いかけましょう!
  ほら かけ足よ!
★ブライ「さらわれたのが 本物の
  アリーナ姫で なかったのが
  不幸中の幸いか……。
          ▼
★ブライ「どちらにせよ 悪党どもは
  きつーく こらしめてやらねば
  なりませんな!
★クリフト「若い娘さんを さらうとは
  なんたる ひきょう者!
  許せません!

*「なんとしたことじゃ
  メイが…… いや
  姫が さらわれてしまった。
★アリーナ「あの子 メイって言うのね。
  今ごろ どうしてるかしら。
  心配だわ……。
★ブライ「この くたびれた おいぼれが
  わしの名を かたったですと!?
  助ける気が なくなりますな。
*「お前たち どうか
  姫を 助け出してほしい。
  さすれば ほうびは 思いのままだ。
          ▼
*「ん? 何を けげんそうな顔を
  しておる? 無礼であろう。
  私は お城の神官であるぞ。
★クリフト「ほうびを チラつかせねば
  人助けもできぬ人間に
  私は 見えるのでしょうか……。
★ブライ「フン! にせ者も悪党も
  まったく いまいましい!!
*「ひ 姫さまが さらわれたって!?
  なんてことでしょう オロオロ……。
★ブライ「姫とわれらの名をかたった
  バチが 当たったようですな。
  少々 キツすぎましたが。
★アリーナ「町の人たちも ずいぶん
  不安になってるみたいね。
  早く 助けなきゃ!

(フレノール・夜・メイがさらわれた後)
★ブライ「やはり 一国の姫君が
  おしのびで旅するなど
  危険すぎる……。
          ▼
★ブライ「この事件が 片づいたら
  なんとかして お城に
  戻っていただかなくては!
★クリフト「町の みなさんも
  さぞや 心を痛めて
  いらっしゃるでしょうね。
          ▼
★クリフト「なんとかして
  早く あの娘さんを助けねば!
★アリーナ「あの子……心配だわ。
          ▼
★アリーナ「私が つかまったんなら
  悪者をぶちのめして すぐに
  帰って来るんだけど あの子は……。
★アリーナ「私の 目の前で
  女の子を さらうだなんて
  いいどきょうだわ。
          ▼
★アリーナ「あいつら ぜったいに
  見つけだして 泣いてあやまるまで
  とっちめてやる!
★ブライ「にせ者など 少しは
  いたい目を見ればよいのです。
  いい薬になることでしょう。

*「お姫さまともなると 悪い奴に
  ねらわれちゃうんだねえ。
  おお こわい。
*「今ごろ お姫さまは
  何をされていることか……。
  ああ お姫さま……。
*「きゃー たいへん!
  お姫さまが さらわれたんだって!
*「もう びっくりですよ!
  なんと 宿屋にいた お姫さまが
  さらわれてしまったとか!
          ▼
*「大胆なことをする人も
  いるもんですねえ……。
  やっぱ身代金が 目的なのかなあ。
★アリーナ「どんな理由があろうと
  女の子を さらうなんて
  許せないわ!
★クリフト「これまで サントハイムで
  このような事件が 起きたことは
 なかったというのに……。
          ▼
★クリフト「やつらの 真のねらいが
  気にかかります。うーむ……。

*「にー にゃーん。
*「アオンッ!
*「ねえ さっき 犬のコロが
  こんな手紙を くわえてきたんだ。
  読んでみるね。
          ▼
*「姫を 返してほしくば 明日の夜
  この村の宝 黄金の腕輪を
  村の墓場まで 持って来い。
          ▼
*「なんだろ これ?
  うん。だれにも言わないよ。
★ブライ「フン。めんどうな仕事をわれらに
  押しつけて 宝だけを手に入れようと
  考えたわけですな。
          ▼
★ブライ「腹は立ちますが どうやら
  言う事を 聞いてやるほか
  方法は ありますまい。
★ブライ「黄金の腕輪をよこせ とは……。
  何やら いやな予感がしますぞ。
★クリフト「村の宝 黄金の腕輪。
  たしか わざわいを呼ぶという
  おそろしい宝物です。
          ▼
★クリフト「黄金の腕輪のせいで
  姫にまで わざわいが
  ふりかからねば よいのですが。
★アリーナ「黄金の腕輪!?
  そんなものの ために
  あの子を さらったの?
          ▼
★アリーナ「……しかたないわ。
  何とかして 黄金の腕輪を
  手にいれましょう。

(フレノール宿屋・夜・メイがさらわれた後)
*「とほほほほ……。
          ▼
*「旅人の宿屋へ ようこそ。
  こんな 夜ふけまで
  おつかれさまでした。
          ▼
*「ひと晩 12ゴールドですが
  お泊まりに なりますか?

 はい
モいいえ

*「さようなら 旅の人
  また お立ちよりください。

(フィールド・昼夜・メイがさらわれた後)
★アリーナ「腕輪を渡す時が 勝負ね。
  悪党たち 見てなさい。
  ぜったい泣かせてやるから!
★ブライ「悪党どもめ。
  このブライの目の前で 若い娘を
  さらうとは ふとどきな!
          ▼
★ブライ「必ずや 後悔させてやろうぞ。
★アリーナ「絶対 悪党たちから
  あの女の子を 助けてみせる。
  いいわね!?
★アリーナ「急いで!
  黄金の腕輪を 手に入れて
  あの子を 助けなきゃ!
★クリフト「あの方々が いなければ
  姫さまが さらわれていた……。
          ▼
★クリフト「ああ 神よ!
  アリーナ姫を お守り下さい!
  そして あの娘さんも……。
★ブライ「にせ者の命よりも まずは
  自分の命を守るのが 先。
  ムチャは いけませんぞ。
★ブライ「悪党どもめ。
  このブライ いやアリーナ姫を
  アゴで使うとは ナマイキな!
          ▼
★ブライ「まったく 許しがたいですな!



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