一年を振り返って〜運動等編〜

  
 バッティングセンター通いは相変わらず。概ね月2回程度のペースで、一回行くと20ゲーム前後打ち込んでくる。調子はというと、長年課題だった左が随分マシなレベルに戻ってきた。去年の12月、センターのリニューアル工事時の特別措置を逆手に取って左打席を集中的に練習した。それが結実した形にな……ったのかどうかはよく分からない。結局左打席の何が悪かったのか分からないままなのだ。それなのに年明けから急にマシになって、調子の波はあれど左の一番良かった頃並みにはいい打球が飛ぶようになった。悪くなった理由も不明ならば回復した要因も不明。つまり次悪くなった時にどうやって戻せばいいか分からないまま、というわけである。ま、私はプロでもなければアマチュアの選手ですらない。調子悪くても生活懸かってないし誰にも迷惑掛からない。バッセンで他のお客さんに「あいつ下手だな」って思われるだけのこと……今もきっとそう思われてるし、実質的に何も変わらない!
 家での素振りは、年の前半は順調ペースだった。崩れたのが7月の後半で、謎の風邪のせいで一週間の静養生活を余儀なくされた。後から聞くと、うちの家に持ち込んだとみられる父親が検査の結果陰性だったので、新型コロナではなかったようだ。その後、体力が落ちていたためにさらに完全復帰までに1週間かかった。尤も暑い夏の時期に差し掛かっていたので、寝込んで体力が落ちたのか、ただただ暑さに参っていただけなのか判断は付かない。その失速があったにも拘わらず、年間を通しての素振り回数は去年からさにらに増えた(*1)。正直そろそろ体が限界に近付いてきたので、来年以降はちょっとペースを落として楽したい。量に拘って質が低下している気もするので、質を上げて量を減らす方向で。模型制作でも似たようなこと言った記憶があるなー(*2)。
 皆さん記憶にある通り今年の夏は特に暑く、私の運動にも大きな影響があった。一方で、例年夏の暑さを残り越えると体力がアップしている実感があり、それは今年も例外ではなかった。普段の素振りメニューは基本になるものがあり、それを「フル」とすると下に「ミドル」「ハーフ」「最低限」があり4段階ぐらいに分けられる(ごく稀に「フル」の上を行く「オーバーワーク」をこなす)。その内容は年々変化しており、それが年間トータルでの増加に繋がっている。去年の途中から今年の暑くなるまでは「フル」に2段階ある状態が続き、夏を超えてからはその多い方が標準になった。加えて、それまでは「3勤1休」のペースでこなしていて、諸々の都合で「4勤1休」になる場合は「4」のどこかで「ミドル」もしくは「ハーフ」を挟んでいた。それが夏以降「4勤1休」でも問題なくこなせるようになり、日程が良くないときは積極的に「4勤1休」を取り入れた。結果、10月以降のペースアップが7月の失速を補う形になった。こう書くとさっき書いた「そろそろ体が限界に近付いて」が嘘みたいだが、年齢を考えるとここらが頭打ちでも全然おかしくないのだよ。一番限界を感じるのが肩の慢性的な痛み。四十肩とかそういうのではなくて、筋肉痛がずっと続く感じ? バットを振振るときや日常生活では全く問題がないのだが、腕立て伏せがしっかりできない。最初のセットは完全に“肩慣らし”で、2セット目以降で筋トレっぽくなる……そも論で橘雪翼の筋トレは全体的にぬるくて、筋トレとして機能しているかどうかは不明。不明じゃなくて、機能していないと断言できそうかな。ま、年明け直後は全体的にのんびりペースで始め、その後のことはその時の様子調子次第ということにしよう。

*1 現時点で去年比約9000回増。今年まだ5日残っているので、トラブルがない限り去年より1万回以上増える見込み。
*2 年間100両作った!とか言ってた時期。その後量が減っただけの時期もあったが、現在は目論み通り「量が減った代わりに質が上がった」状態になった。本当はもうちょーっとだけサクサク作りたいんだけどねー。

 さて、体重と体脂肪率は相変わらずである。現在66kg前後で体脂肪率は12%台。夏ごろから体重が増え、最大69kgをマークしたものの体脂肪率も連動して上昇。除脂肪体重はあんまり変わらなかったかなー、という感じ。服のサイズが怪しくなり、これはまずいと10月第二週よりプチダイエットを開始した。一か月で2kgの減量を果たしたものの体脂肪率は……あれー? おっかしいなー??? いつもの結論に落ち着くが、筋肉増やすのは難しい。それでもパワーが付いているのかな?と思うようなことがないこともない。それは7月に話したバッ手(バッティンググローブ)の悩みにも関連する。
 素振りおおよそ右5千回あたりでバッ手の左手親指の根元あたりに穴が開く、という話をした。その後話に“進展”があり、バッ手に穴が開かないうちから手の皮が擦り剥けるようになってきた。いつもバッティングセンターでは保護用にバンテージを巻いているのだが、こうなってくると家の素振りでも巻かないといけなくなる。バンテージは基本使い捨てで、月2回のバッセンぐらいなら構わないが、家での日常的な素振りにも使い始めるとコスト増が頭の痛いところ。模型買ったりレンズ買ったりに比べれば全く問題のないレベルの金額なのだが、野球関連はいつまでもコスパのいい趣味でいて欲しいのだ。そこで「本来使い捨てのバンテージを何回使いまわせるか?」という不毛な挑戦を始めた。ところが続けて新たな問題が発生した。右手の同箇所も擦り剥けるようになってきた! 両手だよ! バンテージ代2倍だよ! 仮に毎日両手に使っても模型(以下略)なのだが、お金の問題より気になるのがゴミとしてぽいぽい捨てること。そんなわけであれこれ試して現在落ち着いたのが、素振りが終わった後、バンテージを剥がすのではなく抜き取ること。指に巻いたその形状を維持しておくことで、かなりの回数使いまわせることが分かった。何かケチ臭い話ですみませんねー(苦笑)
 話が脇道に逸れたような気がするので戻しておこう。バッ手の右手側に穴が開く気配は今のところないのだが、手の皮が擦り剥けるようになったのはどういうことだろうか。良い方に考えると、左のスイングが右に近付いてきたということになる。左でも右と同じぐらい強いスイングができるようになった、という意味である。そして、左手の擦り剥けが酷くなったのも同様に、スイングが以前より鋭くなった結果と考えることもできる。もしそうなのであれば日々のトレーニングの効果と喜ばしいところなのだが、冷静に考えて「体重と体脂肪率」に変化がないのだから気のせいという可能性も高い。もしかすると皮膚が弱くなった、なんてこともありうる。さらに言えば、弱くなったのは加齢でおっさん化が進んだだけなのかも……。果たして真実や如何に。

(2023.12.26)
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