鉄道模型制作報告
「80系100番台」その6
クハの乗務員扉と“台形”窓

 先週書いた通り、しばらく忙しくなるのであまり進められない。今週は補強&板厚調整のプラ板貼りと、クハの乗務員扉と台形の窓の開口のみとなった……ん? 先週最後に書いた分と比べるとずいぶん順調だった。来週サボれるぞー(ダメ人間の発想)。

乗務員扉はクハ86 100特有の仕様に

 クハの乗務員扉だが、当初はクモニ83みたいな感じで行こうと思っていた。しかし実車写真をよく見ると結構違いがある。

・クモニは外板と隙間がある ― 85 100は周囲に隙間なし
・クモニは外板とツライチ ― 85 100は僅かに引っ込んでいる

まず1点目のせいでプラ板の切り出しがシビアになり、やすりで微調整しながらの作業となった。特に窓を抜いてからの全体寸法の調整は、窓開口部のプラ板がたわんで真っ直ぐヤスるのが難しい。最初の切り出しの時点でなるべくギリギリを狙うことになった。2点目、ツライチではないのでスペーサーにt0.3より薄いt0.13を使って僅かな段差を作った。写真ではあまり分からないのだが目で見ても微妙な仕上がり具合で、完成後にそこが「扉」であることが認識できるどうか今からちょっと不安である。実物と異なることは承知の上で、少し隙間を作った方がよかったかもしれない?

 昼間、写真を撮りながら「次(来週)何やればいいんだっけ?」と戸惑った理由が先週分を読み返して判明した。「再来週やろう」と言ってたところまで進んでいたからだった。というわけで来週は、側板の(ほぼ)完成を目指し床板ストッパーの取り付け作業に移るとする。上手く時間が取れたら4両分、そうでなければ1両分でも2両分でも、少しでいいから進めておきたい。

(2023.12.03)
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