深宴

第7.5話



著者.ナーグル

















「あああ、あ…………はっ。はっ、はぁぁ、あぅぅ」

 首を振り立ててレイは喘いだ。もう何時間、あるいは何日こうして弄ばれているのか、既に時間の感覚を失っていた。既にドレスの残骸も、孔雀石とプラチナのイアリングもなくなっていた。身につけているのはボロボロに擦り切れ、伝線したガードルとそれを支えるガーターベルトだけ。
 熱に火照った体は空気を求めて大きく口を開く。開いた口中には欲望の白濁液がねちゃねちゃと糸を引くほど大量に吐き出されていて、手足の小刻みな痙攣にシンクロして舌が踊る。ピンク色の舌が白濁の海を掻き分ける様はたまらなくエロティックだ。

「う、んんぅ…。くう………っ、んあああぁ」

(ま、また…ああ、あああぁぁぁ)

 背後から抱きすくめ、節くれ立った剛直で貫いていた怪物は、喜びの呻きを漏らしながらレイの頭を押さえつけた。腰を高く掲げ、顔は地面に擦りつけるほど低い犬の様な姿勢を取らせる。無理矢理体を折り曲げさせられてレイは快楽半分、息苦しさ半分で呻いた。

「ふぅ、くぅぅ。はふっ、ふっ、くぅぅ…」

 肥大した怪物の手でも苦戦するレイの胸が思う様に揉みしだかれる。柔らかなシンジ専用だった乳房が、ふたつ同時に形が変わるほどに捏ねられ、指先で乳首がこねくり回される。

「んんっ、あ、あぁ――っ」

 ビクビク、とまた大きく上半身が震えて喘ぎ声を上げる。胸が特に敏感というわけではなかったが、それでもこうまで始終愛撫され続けては、胸そのものがクリトリスなどの神経が集中した性感帯に変わったも同然だった。

「あうっ、ううっ、ううっ、ふぅ…ん。うん、ううん」

(だめ、だめ…また、またっ、わたし)

 胸の愛撫だけでなく、ラテン音楽のようにリズミカルな腰の動きもいよいよ激しさを増していく。早く浅く、深く強く。自由なようでいて三浅一深の基本を外すことなく、先人が出した白濁液を亀頭のカリでこそぎ出していく。硬質ゴムのような怪物の生殖器と大違いの膣の柔肉はその荒っぽい動きに歓喜の涙を流す。

「ああ、うああぁ」

 奥から液体が溢れる感覚の直後、膣がぎゅう…と肉棒絞り上げた。もう何人目の、何十回目の生殖行動だというのに飽きることもなくレイの体は反応してしまう。じゅぽじゅぽ、ぐちゅぐちゅと水音は激しさを増すことはあっても弱まることはない。

「あううぅぅ、んんんっ。…どうし、てっ。こん、なっ!」

 反応しないで! と強く願っているのに…。
 下からすくい上げるように豊乳を強く握られ、真っ赤に染まった顔を歪めて途切れ途切れにレイは呻いた。嬉しさも喜びもないけど、シンジに抱かれた時と同じ官能の疼きに支配されている。筋を浮き上がらせた手が敷き詰められた砂の上を引っ掻き、長い傷跡を残していく。

(はやく、はやく、終わって…。いや、いやなのに)

 脳内に浮かぶ破裂する風船のイメージ。
 怪物もいよいよレイの美肉に包まれる刺激にの動きもいよいよラストスパートに入ったようだ。乳房を揉むことやめ、レイのむちむちしたヒップを左右から掴んで一点に固定したまま、自分は残像が浮かぶ勢いで腰を前後させていく。

『ふう、ふうっ、おふ、おおおおおおおおっ、うううおおおおおおっ』
「あう、あう、あう、ああうっ! んぁっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あああっ!」

 ガクガクと体を揺すられながらレイは何度目かわからない光が閉じた瞼の裏にひらめくのを見た。
 今のレイは手足からすっかりと力が抜け去り、肌の弾力だけで動くグニャグニャの人形。美体を官能でくねらせ、屈辱と喪失感に固く閉ざした瞼から涙を流し、途切れることのない喘ぎを漏らし続ける人形だ。

『おおおおおおおおっ。うぉっ』
「んくっ!? あ、あぁぁぁぁ…」

 ピッタリと密着された2人の結合部の隙間から、とろり…と奇妙に粘つく精液がこぼれ落ちた。再び胎内に熱い迸りを受け止めたことを自覚し、レイは条件反射でまた涙を流した。ぬるぬるとして熱い精液…。命の元であるそれが…。

「う、うううぅ。いかり、くん…」

 ぐったりと脱力したレイの顔を、繋がったままの生物がまじまじと覗き込む。頬のこけた白い肌の怪物が赤い瞳をぎょろつかせ、力なくにらみ返すレイの瞳を見つめた。

『くっ。く…そ』

 彼の脳にかろうじて残っていた人間の罵り言葉を漏らし、口惜しい名残惜しいと言わんばかりに表情を歪めた。もっともっともっともっと楽しんでいたかったのに。
 僅かな期待を込めて顔を上げる怪物だったが、彼の前に座り込み(つまり、レイの眼前に肉棒を突きつけながら)先走りの汁を肉棒から滴らせているもう一人の怪物はただ一言、『どげ』と言った。
 口惜しいが、それがルールだ。彼らのように理性も何もない怪物だからこそ、最低限の秩序を守る必要がある。
 だってなんでも自由だと、そこから退廃が始まってしまうのだ。退廃とは退屈だということ。
 だからある程度の縛りを怪物達は喜んで受け入れていた。それ以外では好きにさせて貰うけれど。











 ヒニダとレイの聖婚の儀式の最中、捕らえていた女の一人が逃げたことを知った。目の前で縛り上げておいておめおめと逃げられてしまうのだから、よほど全員がこの見せ物に注目していたのだろう。
 混乱の中でヒニダを引き離して檻に戻させた後、顔を紅潮させた教祖は言った。

『おまえ達、逃げた女を捕まえてこい! ただし、絶対に殺すな! 傷つけるな!
 …ええい、おまえ達だけには任せておれん。私も行くぞ』

 面と向かって命令された支配者達は一部は渋々と、悪知恵の働く一部は嬉々としながらアスカ達の捜索を行った。
 明白な命令と決まりは必ず守る。その一方でどうとでも受け取れる曖昧な命令は好き勝手に解釈する。教祖は捕らえろとしか言わなかった。捕まえるついでに、胎内を子種で満たしてもルール違反ではない。
 (知られている)出口は地下鉄にしかないことを知っているので、そこを見張ってればいいだろうと大半は駅に向かった。

 別の一部は松明を手に、適当に周囲をうろつき回った。地下鉄周辺で張っていても、競争率が高すぎて自分にお鉢が回ってこない可能性がある。教祖の目を盗むのもそれはそれで難しい。その点、歩き回ってるところを捕まえれば確実に妻に出来る。ただし、彼らにとって歩きづらかったり、明かりが弱くて通りにくい所などは無意識のうちに避けてしまうところが愚かな怪物らしいが。

 そしてまた別の一部は、とりあえず腹が減ったので巣に帰ることを選んだ。
 それはそれで欲望に忠実だと言える。
 学校給食や軍隊の配膳係が使いそうな巨大な鉄鍋の中で悪臭を放つ物体を、彼らは嬉々として受け取った。便所用のバケツより汚いバケツをひしゃく代わりに救い、厚手のビニール袋に受け取っていく。
 料理はシチュー、と呼んだらシチューに対する冒涜だ。何十年も前の古米炊いた物、黄土色になった豚肉、ラム、鶏肉。変色した鶏の骨、かびた豆や芋、名もない草の葉など、一言で言えば残飯とも呼べない生ゴミを適当に雨水を加えて煮込んだだけ。味付けは犬か山羊の腐った血。
 巣に持ち帰り、腹一杯食らい、そして妻を抱きながら眠りにつく。

 そして残った最も少数のグループ ―― とは言っても6人はいる ―― はみゃあみゃあぺちゃくちゃと囁きあいながら、ステージ上にぐったりと横たわるレイに好色な視線を向けていた。

 教祖はレイをヒニダの妻にすると言った。
 だから殺したり、連れ去って勝手に妻にしたり等は許されない。
 しかし、それ以外なら何をしたって構わないだろう。だって、教祖はヒニダを牢に戻したけど、レイについては何も言わなかったのだから。




 最後の6人目がレイを引き起こし、鼻をつまんで精液に汚れながらも可愛らしい顔を腰に引き寄せる。

「やめて…ああっ」

 涙目になってレイは嫌がった。中腰になった怪物の股間で隆々とそそり立つ、吹き出物だらけの肉棒にレイは嫌悪も隠しきれない。だが、当然ながら怪物が容赦をするはずがなかった。
 最初の一人がしたのと同じように、易々とねじ伏せる。



 力ない抵抗をするレイを押さえつけ、ヒニダの精液を満たした肉壺を再蹂躙するのは意図も容易く、甘美なことだった。意図を悟ったレイは逃げようとするが、首輪に結びつけられた鎖をつかまれ、ベッド代わりに柔らかな砂が敷き詰められた場所に引きずられ、そこで押し倒された。
 最初の一人が正常位でレイを組み伏せ、小刻みに腰を振り立てる横で小祭典のルールは決まった。
 ヒニダの妻であるレイと夫婦交換するのは順番に一人ずつ。射精したら交替する。ただし、レイが気絶している時の射精は回数に数えない。




「うっ、うっ、うっ、うっ、ううっ」

 口腔内で暴れる肉棒の味と臭い、そして熱にレイは何度目かもわからない涙を流した。こんなことしたくない、いっそ噛みきってやりたいと思うけれど、既に体には力が入らない。
 だらしなく弛緩した口の端からはだらだらと涎と精液の混合物がこぼれ、息苦しさのあまり暴れる舌は獲物に巻き付く蛇みたいに肉棒に絡みついている。閉め出そうと力を込めても、歯先と唇で甘噛みしてるのと同じ事だ。




 最初の一人はレイを呻かせ喘がせ、首尾良くレイをいかせると共に気絶させ、交替するまでに口中に1回、胎内に3回射精した。2人目はレイを気絶させられないままレイの口で果ててしまい、3人目は見事に気絶させて胎内に2回、胸で1回射精した。そして4人目と5人目は気絶させられずそれぞれ胎内に1回ずつ。




 満を持して登場した彼は仲間達の失敗を存分に観察している。
 いくら待ちきれなくとも、最初に口で奉仕させては早々気絶なんてさせられない。彼はそんな失敗はしない。口で奉仕させるのは、呼吸を乱してレイの体力をそぎ落とすため。だから快楽にのめり込むことなく、途中でやめさせなければ行けないのだ。

「ん、ぶぁっ。は、はぅ、はっ、はっ、はぁ…。はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ」

 ぞくりとした刺激が腰を奮わせた瞬間、彼は肉棒を引き抜いた。口から解放され、跳ね上がった肉棒がレイの顔に体液を擦り付ける。

「はぁーっ、はぁーっ、はぁーっ、はぁーっ、はっ、はぁ。うう、くぅ」

 肩で息をするレイを満足げに彼は見下ろした。弱々しく、猫目の端を垂れ下がらせて見上げるレイの顔は風邪でもひいたみたいに紅潮していた。鼻から出ているのは鼻水ではなくてなんとか飲み込んだものの苦しさから吐きだし、逆流した仲間達の精液だろうか。

 これだけ体力を奪えば、簡単に気絶させられる。そう、それを期待して敢えて順番を最後に回して貰ったのだ。順番が回ってくる前に興奮した仲間達に殺害される危険性はあったが、それだけの博打を張った甲斐はあった。支配者とは言え、最初にレイを犯した『腹』みたいに特別な器官も能力を持たない彼では、なかなか気絶させる可能性は低いのだ。

「うぐ、やめて…」

 膝下に手を差し入れ、抱え上げるとレイは首を振って拒絶した。だがそこまでだ。今までのように腕を突っ張るとか首をイヤイヤと振るなど、抵抗にもならない抵抗すら行わなくなっている。
 あぐらをかいた姿勢のまま、正面で向き合い交合する。顔と交合部分を嫌でも直視してしまう屈辱の体位。いわゆる、対面座位だ。「ああ、いや…」と力なく呟くだけで精一杯のレイ。

(ああ、もう、もうっ。いかり、くん。たすけ、てっ。アスカ、早く、助けを、連れて…)

 熱く潤った秘裂に肉棒が押しつけられる。ひやりと鋭い肉の感触。何度凌辱されても、決して慣れることはない甘美であるが故に呪わしい感覚。

「はくっ、んんっ。んああぁぁ…」

 ずるりと亀頭部分がレイの中に潜り込む。デコボコのドングリ型をした特大サイズの亀頭でありながら、アーモンドを口に含むよりもスムーズだ。たまらずレイの首が仰け反った。無意識のうちに少しでも距離を取ろうとするようにレイの上体も反り返り、ぬめぬめした粘液で濡れ光る乳房を大きく揺らした。

「はぅ、はぁ、はぁ、はっ、あんん」

 とうとう上体を支えきれなくなったレイの体が倒れ込む。
 彼女を追い掛け、一緒に倒れ込みながら怪物の口がレイの唇を求める。くっと固く閉じた唇をこじ開けられ、内部に蛇腹状の舌が侵入してきた時、レイは目を見開いて震えた。

(キス…され、ああ…。碇君、以外に。だめ、なのに)

 口腔奉仕を強制されたのとは似てるようでまるで違う。肉体ではなく、精神を追いつめる行為にレイの心の矜持がまた一つ消える。

『むね、むね、むねぇ…』

(やめて、さわったら、だめ…だもの)

 唇だけでなく、仰向けになっても形を崩さない胸を愛撫することも忘れない。ぎゅ、ぎゅっとヌメリをローション代わりにして麓から絞り上げるように揉みしだいていく。じわじわと染み渡っていく刺激に、舌を絡められたままレイは呻いた。

「んふぅ――っ。うっ、うっ、うう――――っ」

 堅く凝り屹立した乳首がもみほぐされていく。脳天から股間まで刺し貫く快楽の糸がゆらゆらと揺れる幻視をレイは見る。
 どこまでが自分かわからなくなる。世界との境界線がぼやけ、全てが溶け合っていくような…。

 ぐちゅ ―― 音を立てて肉棒が根本までレイの胎内に飲み込まれた。いや、侵入したと言うべきか。下腹を緊張させたレイは目を見開き、声にならない苦悶の呻きを漏らした。ずりずりと腰を前後させる怪物の動きにレイは自分が犯されていることを痛いほど実感させられた。
 おぞましさにも関わらず敏感に反応する自分の体。
 水蜜桃のようなヒップは逃れようとしているつもりなのか左右に激しく揺れ、さながら誘っているかのようだ。形良く大きく育った胸は粘土細工さながらに怪物の指に可愛がられ、M字型に広げられていた足が爪先まで一斉に震えた。脹ら脛から太股まで、痙攣を起こしている。

「んんんっ、くっ、ああ、ああぁっ!」

 ようやく舌を引き抜かれた口から漏れるのは詮無い女の喘ぎ。
 甘やかな疼きに支配され、弱々しく、淫らな歌を奏でる。

「はあっ、や、ああああっ」

 5人目の凌辱と違い、あくまでゆっくり官能をほじくり出すようなねちっこい腰使い。シンジのような若さとテクニックを併用させた愛し方と大違いな老練な攻めにレイは乾酪寸前だった。
 全身の感覚がないどころか、何もかも全てが溶けていく。光が何度も何度も瞬き、消えていく。

(この、感覚…)

 最初の怪物に凌辱された時にも感じた。
 腹の中に不定形の生物…ブロブを飼っている『腹』と呼ばれる支配者の凌辱はひと味違っている。ただ生殖器を挿入するだけでなく、その先端部からブロブを侵入させて内側から凌辱してしまうのだ。連続で絶頂を迎えさせられ、そのまま昇天…気絶させられてしまった。

「ふぁあ、はぁ、はぁ、はぁ。あっ、んんっ。あっ! あっ、はうっ」

 老練な責め…。目を閉じていると老人に犯されているような錯覚すら覚える。彼女の知っている老人は挿多くない。かつて副司令と呼んだ老人、司令と呼んだ今は初老の男、シンジの秘書という立場上、知り合わざるを得なかった他企業や死者の重役達…。なぜか最も縁が深かった冬月やゲンドウではなく、太鼓腹の×××社の社長に犯されている気がする。

「あううぅっ。ひぁ、ぁぁぁ。こん、な、の」

 あの老人に、何度目で犯されただろう。あの情欲に満ちた目が気に入らず、その度にシンジに言って取引の停止などしてほしいと思ったことか。いまこうして、犯されているのは、あの老人の、執念…。そんな考えが浮かんで消える。

(あんな男に、碇君の、商売、がたき…にっ。わたし、泣いてる、のに。血を流す、この、体は、喜んでる)

 全身がこれまでになく紅潮した。惨めさが、レイをより一層追い込んでいく。
 わななく指先がたまらず胸を揉む怪物の両手首を握りしめた。そんなものしか縋る物のない無力さが、より一層レイの惨めさと堕ちっぷり、そして淫らさを引き立たせる。

「んっ、んっ、んっ、んっ、んんんっ!」

 もう、耐えられない。黒い光で、全てが…。

「うっ、うっ、うっ、ううっ。あああ、あぁ――――っ!」

 胎内でドロドロと茹だった精液があふれかえるのを感じたその瞬間、レイは大きく絶叫し、そして闇の奥に意識がとけ込んでいくのを感じていた。しかし、この闇は決して慈悲深い闇ではない。
 レイが気絶したことで嬉々としながら、怪物は腰の角度を変えてより深く肉棒を挿入していく。急激に増した快感にたまらず彼は腰を奮わせ、抜かずの二連射を迸らせる。輪姦され、さらに意識を無くしてなおこの締め付けと熱さはどうしたことか。
 この素晴らしい肉壺、名器の持ち主であるレイをこの先たっぷりと堪能できるだなんて、自分はなんという幸せ者だろう。彼は本気でそう思った。この身に転じて間もない頃、変形する体の苦痛に様々な物を呪い、荒れ狂ったが、こういう美味しい思いをするのなら話は別だ。

 地下世界と教祖、何より神に誉れあれ!

 たっぷりたっぷり、少なくともあと1時間、3回は射精しないと。膣で2回、胸で1回、尻で1回、最後に口で1回だ。数が違う、数ってなんだ?

 レイがこの輪姦の連鎖から逃れられる見込みは、まだ、無い。






初出2006/07/01

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