「奈落の入り口」


Original text:PDX.さん


シンジサイド。

「ああ……アスカ……あんな……ことまで……」
 リビングの大型スクリーンに映るアスカの艶姿に視線を奪われるシンジ。
 彼との挙式を間近に控えているはずの彼女は、逞しい黒人の巨大な逸物で抉られ、さらに後ろの穴にすら淫らな器具を打ち込まれている。
 愛する女をここまで犯され、汚され、普通なら怒りのままに殴り込んでしかるべき状況。
 しかし、麻薬のごとき快楽がシンジから正常な嗜好を奪っていた。
 全裸でソファに沈み込むシンジの股間には、ショートカットの女性が顔を埋めて奉仕を続けている。彼の婚約者が決してしてはくれなかった快楽。ペニスやその根元の袋、そればかりかその先のすぼまりすら蕩けさせてくれる口唇奉仕。
 アスカ主演の淫ら極まるビデオ再生が始まってから一時間以上。その間、シンジをただの一度も爆発させる事なく快楽を送り続けるマヤ。
「ウフフ……どう、シンジくん……アスカちゃん、綺麗でしょう……?」
「ああ……きれい……だ……」
 シンジの耳元で囁くサツキ。シンジに『貸し出し中』のマヤを除く三人は、シンジの部屋とクリスの部屋をローテーションで行き交い、こうしてアスカ主演のビデオを運んでくる。
「アスカちゃんは生まれ変わったの。今までの、オトコとの交わり、肉の悦びを拒むような女じゃなくて、身体の全てで悦びを受け入れる事の出来るオンナ……メスに生まれ変わったの」
 ちょうど今、目の前のスクリーンでは、アスカの尻に挿入された淫具を誰かの手が前後に動かしている。そのリズムに合わせて、愛しい人の悲鳴が部屋に満ちる。
「穴という穴全てで悦びを受け入れるなんて基本の基本なの。そんなことすら拒んでいたなんて、アスカちゃんももったいないことをしていたわね。
 でも大丈夫。もうあそこまで拡張されているわ。いずれシンジくんも、あの可愛い穴にセックスできるのよ」
「ああ……アスカ……」
 その前に、クリス様の大きなモノであそこの処女は奪われちゃうけどね、サツキは内心そう呟いた。
「さぁアスカさん! イきますよ! たっぷり受け止めなサイ!!」
「あああ! イイ! イイのぉ! ナカで、ナカで出して!!」
 アスカが大きくのけ反った瞬間、彼女の尻を掴んだクリスが一際深々と肉杭を打ち込み、びくんびくんと跳ねた。
「アアアアーーーーーーーッ!!」
 その瞬間、シンジもまたマヤの喉の奥へと大量の滴を放っていた。画面の中のアスカと一緒に絶頂を迎えることができた悦びに酔いしれる彼は、己の婚約者の性器に注がれているのが他の男の精液だということすら忘れてしまっていた……。



◆ ◆ ◆



アスカサイド。

「ああ……ああっ……あ……」
 ベッドの上で尻を高々と掲げるようにして呻くアスカ。
 彼女は、左右から二人の女に押さえ込まれ、そして逞しい黒人男性の手でその白い尻肉を大きく割り広げられていた。
「ウウン、アスカのアヌスは最高デース」
 アスカの尻に突き入れていた舌を引き抜き、嬉々として囁くクリス。そして、その声をうっとりとししながら聞いているアスカ。
 初めてアヌスを愛撫されたときに感じていた嫌悪感はもはやない。
 潔癖症のアスカがその行為を拒まぬよう、行為の直前に浣腸を施してそこを洗浄するのは当然であった。そして、毎日何度も繰り返される浣腸と愛撫は、アスカからその行為に対する嫌悪感を奪っていった。
「だいぶほぐれてきましたネ」
「あああ!」
 黒く太い指がアスカの肉孔を穿つ。根元まで打ち込まれた指がクネクネと蠢いて腸壁を擽る。その動きに応えるかのように尻を振るアスカ。
「さぁ、アスカの大好きなアナルバイブをあげますヨ!」
 ちゅぽん、と指が引き抜かれ、15mm径の球体が数珠繋ぎになった淫具が代わりに与えられる。
「あああああああ!」
 事前にローションが塗り込まれていたせいもあって、樹脂製の球体はいともたやすくアスカの腸を侵食してゆく。根元まで一度挿入したそれを何度か前後させてから、クリスはアスカから離れた。
「ああ……クリス……?」
「アスカのソコは、まだまだレッスンが必要デース。その間に、アナルファックがどれだけ素晴らしいものか、もっともっと教えてあげマース」
 アスカから離れたクリスが、ベッドから見える位置のソファに腰を下ろす。猛々しくそそり勃ったモノが女達の視線を浴びる。
「アオイ、こっちへ来なサーイ」
「はい!」
 飼い主に呼ばれてしっぽを振る子犬のような表情でウキウキとクリスのもとへ向かう。アスカとカエデは、その後ろ姿をうらやましそうに見つめるしかない。
「では、出しますヨ」
「はい……あああああ!!」
 クリスの手が、アオイのアヌスからぶら下がった紐を引き、彼女の腸に埋められていた12連パールを引きずり出す。それは、球体の一つ一つが直径35mmはあろうかというシロモノだった。
 驚いているアスカの耳元で囁くカエデ。
「すごいでしょう? あれが入る位拡張できていないと、クリス様のモノは受け入れられないのよ」
 そして、アスカの見ている目の前でアオイの尻孔が黒い柱によって貫かれる。
「ああああああ!!」

 あの理知的なアオイが、肛門性交の悦びに蕩けきった悲鳴をあげている。驚くアスカを見てほくそ笑みながら、カエデの手がアナルバイブのリモコンを操作する。
「あ……!」
「アスカちゃんのアヌスも、だいぶ感度が高くなってきたわね……うふふ……気持いいでしょう……」
 アスカは無言で頷く。
「もっともっと気持ち良くなるの。これも全部、シンジくんのためなのよ」
「シンジ……の……ため……」
「だってアスカちゃん、シンジくんにアナルファックさせてあげたことないでしょう?
 そんなの可哀想よ。シンジくんはね、アスカちゃんともっともっとエッチなことをしたいのに、我慢し続けていたのよ」
「……」
「そして、アスカちゃん自身も、本当はもっともっとエッチになりたいの」
「あああ!」
 バイブの震動を強めていく。
「ホラ見てあげて……アオイったらあんなに乱れて」
 クリスの巨根で貫かれながら、自らの手で乳房を揉みしだき、悦楽の叫びを上げ続けるアオイ。
「アスカちゃん思い出して……あなたはクリス様に何を教わったの……?」
 カエデの指先が、たっぷりと蜜をたたえたアスカの花園をくすぐる。
「オンナのカラダの一番奥深くまでペニスを受け入れて、愛の証を注いでもらう事……その悦びを知ったはずよ」
「ああ……」
 クリスとの激しい行為を思い出し、アスカの頬が紅潮する。そして、さらに量を増した淫蜜がカエデの指を濡らす。
「そして……」
 カエデの指が引き抜かれ、そのままアスカの唇に触れる。
「ここでも……愛し合う事を知ったでしょう……?」
 まるでフェラチオするかのようにカエデの指を口に含むアスカ。その表情は陶然としており、クリスのペニスをしゃぶる時の事を思い出しているのは明白だった。
「オンナはね……穴という穴でオトコを感じる事ができるの……アオイのように……」
 アスカの口から指を引き抜き、ソファの上で乱れる同僚を見るように促すカエデ。
「綺麗でしょう……アオイ……」
「…………綺麗…………」
「アスカちゃんもあんな風になれるのよ……素敵でしょう……?」
「……うん……あ……!」
 カエデの手がアナルバイブのグリップを掴み、ゆっくりと引き抜く。
「こんなに、気持ちいいのよ……そして、もっと気持ち良くなれるのよ……」
「ああ……いい……」
 アスカが小刻みに震えている。アヌスの快楽に酔いしれているのだ。
「こんな玩具じゃなくて、血の通ったペニスだと、もっともっと気持ちいいのよ……アスカちゃんは……気持ち良くなりたくないの……?」
「……なりたい……ああ……気持ちいいの……イイ……」
「欲しいの……ペニスが欲しいのね?」
「……欲しい……ああ……ペニス……ああ……」
 うっとりとしているアスカ。自分が何を口にしているか自覚できていないはずだ。
「欲しいのね? クリス様のペニスが欲しいのね?」
「ほしいの……ああ……クリスのぉ……」
「もっとはっきり言って! クリス様のペニスが欲しいのね! どこに欲しいの!?」
「ああっ! おしり! おしりに! クリスのペニスがほしいのォ! ああああああ!」
 決定的な一言をアスカが口にした瞬間、カエデはアナルバイブを一気に引き抜いた。樹脂製の球体が続けて肛門から引きずり出される快楽に屈し、絶頂を迎えるアスカ。
「……ふふ」
 最高のビデオが撮れたわ、と微笑むカエデ。アヌスの処女をクリスに捧げてもいいと叫ぶ姿をカメラとマイクが逃すはずはなかった。この映像をシンジに見せるもよし、アスカ自身の調教に使うもよし。
「さぁ、次のレッスンよ」
 ベッドサイドの「道具箱」から取り出した新しい玩具にローションを塗り込むカエデ。先程までアスカの菊門を抉っていたものよりもう一回り太いアナルバイブ。
 放心状態のアスカのアヌス……だらしなく半開きのままのソコに、その淫具をあてがう。そして、一思いに突き込んだ。




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