オトメゴコロ・マユミ編


Original text:STさん


「ただいまー」
家のドアを開け、靴を脱ぐ。するとすぐに・・・

 ワン ワン ワン

ほら来た。

「ただいまフェネス。いい子にしてましたか?」

 ワン

家の親は昔から忙しくて、家に帰ってきても、いつも一人。
誰かが出迎えてくれる事なんてありませんでした。
今は寂しくありません。
ラブラドール・レトリバーのフェネスが家に来てまだ数ヶ月。
でも大切な家族の一員、いえ、それ以上です。

 ハッハッハッ

フェネスは甘えん坊で、私が帰るといつもすり寄ってくるんです。
頭を優しく撫でてやると、嬉しそうに私の顔を舐めてきます。
親愛の表現には私も行動で返してあげるんです。

口元を舐めてくるフェネスの舌に自分の舌を絡ませます。
滴る涎を受け止め、お互いの口の中まで舐め合うのです。

 ピチュ クチュ ピチャ

「んっ、んん、んぶ・・・ぷはあっ」

人間のとは違う、長くて幅広の舌がベロベロと動き回り
気がつくと、口の周りは唾でベトベトです。
帰宅直後のキス。これが日課になってどれくらいになるかしら。

キスを終え、部屋へと向かう私の後に
当然のようにフェネスはついてきます。
制服を脱ぎ、私服へ着替えようとすると
フンフンと私の股間に鼻を近づけ匂いをかぎにきちゃうんです。

「こら、ダメですよフェネス」

注意しても、こればっかりは言う事を聞きません。
発情した雌の匂いを嗅ぎ取ろうと私の股間を刺激してくるのです。

「もう、いけない子ね」

ここで、いつも甘やかすのがいけないのかも。
でもすでに勃起し始めたオチンチンを見ると、私もしてあげたくなるのです。
包皮から抜け出た、きれいなピンク色のオチンチンにそっと手を添えます。
人間のとは違う感触、でも熱さはそれ以上です。
長さのせいか細く見えますが、太さだって負けていません。

ゆっくりと撫でさすってあげると、嬉しそうに尻尾を振り
私に腹を見せてきます。

「手じゃ満足できないんですか?」

私を飼い主だと思ってないんでしょうか?
でも確かに、今の私の行為は飼い主と言う以前に人間ではないのかも。
雌犬ですね。犬のオチンチンを口に咥えてフェラチオしてるんですから。

 ハッハッハッ

荒い息を聞きながら、舌で先端をペロペロと舐めてあげます。
そして今度は根元まで一気に。
毎日あらってあげていますが、独特と獣臭は消えません。
ですが、その匂いと犬のオチンチンを舐めているという背徳感が
逆に私を夢中にします。

 ビュッ ビューッ ビュッ

愛しさすら覚えて咥えていると、いきなりの射精です。
人間のよりサラッとした精液が私の口内を満たします。

「んっ、んーっ・・・ゴクッ、・・・はぁぁ・・・」

もちろん一滴残らずゴックンしてあげます。

「うふふ、フェネスのミルクとっても美味しかったわ」

頭をなでてあげると嬉しそうに手を舐めてきます。


今のところはここまで。これから散歩の時間なんですから。
毎日の欠かす事はできません。
それに雲行きが怪しいから、雨が降る前に行かないと。

「さあ、フェネスいきましょう」

あ、その前に服を着ないといけませんでした。




◆ ◆ ◆




 ザーーーーッ

「あん、もう、やっぱり降ってきちゃいました」

散歩からの帰り道、とうとう雨が降り出してしまいました。
あっという間に土砂降りに。
私たちは水の溜まりだした道を、バシャバシャと走っていきます。

公園を抜ければ少し近道になります。
泥がつくのが嫌ですけど、この際しょうがないですね。


 バシャ バシャ

公園に入って気がつきました。
この雨の中、傘もささずにベンチに座り込んでいる人がいるんです。
見覚えのあるYシャツと学生ズボン。
あれは・・・

「・・・碇君?」

「・・・あ・・・、山岸さん・・・」 

やはり碇君でした。
彼の家は方向が違うはずなのに何故ここにいるのでしょう。
しかも雨のなかボンヤリと・・・?

「どうしたんですか碇君こんなところで。具合でも悪いんですか?」

とにかく様子が変です。

「・・・山岸さん、・・・山岸さんも・・・なの?」

「は?」

何の事だろう?やはり具合が悪いのかもしれない。
そうだ。

「こんな所にいちゃ風邪をひいてしまいます。
 私の家はすぐ近くですから、とりあえず雨宿りしていってください」

「え、でも・・・」

顔色も良くない。
私は迷う碇君を、普段の自分らしくない強引さで連れて行った。




◆ ◆ ◆




 ザーーーッ

「先にシャワーを浴びてください。服は乾燥機に入れておきますから
 乾くまでお父さんのバスローブを使ってくださいね」

「う、うん、ありがとう・・・」

まだどこかボンヤリとしている碇君を浴室へ案内する。
温まってくれれば少しは落ち着くでしょう。

「クシュン」

いけない、私もとりあえず体をふかないと。
部屋に戻り服を脱ぐ。体を拭いて下着を取り替える。
後で私もシャワーを浴びないと。
・・・なんかこのシチュエーションって
男の人達とホテルに行った時みたいです。
シャワーを終えた私をすぐに押し倒し、ガマンできなくなった男の人達は
一気に私へと挿入・・・。

はっ!
大切な碇君が具合わるそうなのに私ったら何を思い出してるのかしら。
でもでも、碇君は童貞だって聞いたから
緊張する碇君を、逆に私が押し倒して
勃起したオチンチンを持って一気に腰を・・・。

 ペロン

「きゃっ」

妄想に没頭していたら、いきなり股間を舐められた。
フェネスの仕業ね。玄関で拭いてあげたから、たいして体は濡れていない。
いつのまにか私の後ろに回り込んでいました。

「こら、今日はダメよ。碇君がいるんだから」

いつもは散歩から帰ってきてからがお楽しみの時間なの。
だから催促してるみたい。ガマンしなさいと言っても
何かを訴えるように小さくないている。

「ダメッたらダメよ」

新しい服を着てしまう。ほぼ同時に、浴室のドアが開く音が聞こえた。
浴室の前でバスローブを着た碇君に出会った。
良かった、顔色もよくなったみたいだし、表情も落ち着いてます。

「ゴメンね、先にお風呂使っちゃって。ありがとう」

「いえ、いいんです。私も入りますからお部屋で待っていてもらえますか?」

部屋には名前のプレートが掛かっているからすぐ分かる。

「服が乾くのに、もう少しかかると思いますから」

「うん、ホントにありがとう」

シャワーを浴びながら、さっきの笑顔を思い出す。
あの笑顔が好きになったのはいつからだったろう。
図書館でお話をしたのが最初だった。
それから本の貸し借りをしたりしてるうちに、いつのまにか好きになってしまったのね。
他の男の人とは違い、いつも側にいて欲しい人。
その碇君が私の部屋に居るのかと思うと、なにか体が熱くなってきちゃいます。

あら?そういえば・・・、私の部屋には今・・・、机の上に・・・・!!!

いけません!!!
私はバスタオル一枚を体に巻きつけ、部屋へとダッシュ。
ドアを開けると、机の上の本を開いている碇君が!

私の姿にか、それとも本の内容にか、驚いたような戸惑うような表情をしています。
よ、よりによってあの本は、

『ショタコンアンソロジー 無垢な少年の味 Vol.5』です!

し、しかも隣の本は

『レイプ特集 犯されて感じてしまった私』です。

「や、山岸さん、そんな格好で・・・」
碇君が何か言ってますが聞こえません。
あんな本を毎号買っている事が知れたら・・・

《山岸さんってショタ好みだってさ》
《あら、私はレイプ願望有りって聞いたわよ》
《近所の小学生をたまに食っちゃってるって話だぜ》

とか、ある事ない事・・・ない事でもないですが・・・噂にされちゃうんです。
そして《ショタ食いのマユ》とか《強姦キボンヌのマユ》とか
あだ名をつけられてしまうに決まってます。

いや、いやです。私はまだ1×歳なんです。素敵な恋もしてみたいし
綺麗なドレスも着てみたいんです・・・等というセリフが出るほど・・いやです!

「い、碇君・・・その本、見たの?」

「え?いや、その、ゴメン・・・」

や、やっぱり見られてしまったんですね。

「お、お願いです。誰にも言わないでください。
 口止め料が欲しいなら払いますから・・・」

「く、口止め料だなんて。じょ、女子が進んでるのは知ってるから
 今更これくらいの事じゃ・・・」

碇君の言葉を聞かず、私はバスタオルを外し、裸身をさらします。
そう、口止め料といえば、古今東西これと決まっています。

「さあ、口止め料を受け取ってください・・・」

「あ、あ・・・」

碇君はどこか怯えているようです。
今までの男の人なら、ありったけ払わされたものなんですが。
そしてお釣りを穴という穴に注がれてしまうんです。

「や、山岸さん・・・、その、だから・・・」

受け取って貰えないなら強引にその口を塞いじゃいます。
私は碇君に抱きつき、その体をベッドに押し倒しました。

「うわっ!な、何を・・・わわっ!」

目の前の光景に驚いているみたいですね。

「69ですよ。したことないんですか?」

「な、ない・・・、ってそんな事はどうでも・・・」

「初めてなんですね!嬉しいです。口止めのしがいがあります」

「うむっ!?」

碇君の口をオマン○で文字通りふさいであげました。

「ああ、味わって・・・。私のオマン○食べてください・・・」

グリグリと碇君の口へ押し付ける。
最初はもがいていたけれど、唇の感触に、舌の感触が加わった。

「んぐっ、レロ、ピチャ、ぷはぁ」

「あ、そこイイ、もっと・・・」

テクニックなんか全然無いんですけれど、何故か凄く感じちゃいます。
バスローブがはだけてのぞくオチンチン。これが碇君の・・・。
碇君の体も正直ですね。私のオマン○を一舐めするごとに
みるみる勃起しちゃいました。ああ、美味しそう・・・。

 ペチャ

「んんぅ」

ふふ、悦んでくれてるみたいです。
お口いっぱいに頬張って、喉で締め付けてあげちゃいます。

ああ、なんて美味しいんでしょう。頭の芯がしびれちゃうようです。
私は今、あの碇君のオチンチンを舐めてるんですね。
そして碇君は私のオマン○を舐めているの。
そう考えただけで、あ、あ、もう・・・。

 ピチュ ピチャ ジュル


「イ、イキそうです。イっちゃいますぅ!あうっ、あーっ!」

・・・イ、イっちゃいました。こんな簡単に。
三人がかりで犯されても、こうはいかなかったのに。

「や、山岸さん、大丈夫・・・?」

そうでした、碇君はまだ達してません。
いけないわ、私が口止め料を払っている立場なのに。

「ゴメンなさい碇君。私だけ先にいっちゃって・・・」

「あ、いや、そんな・・・」

そこで彼の視線に気がつきました。チラチラと見ている私の胸。
私は着痩せするみたいで、脱ぐとバストサイズはクラスの中でも上位の方です。
からかわれる事もあって、かえって恥ずかしいんですけど
碇君が気に入ってくれたなら・・・。

碇君の体を少しずらし、足をベッドサイドからはみださせる。

「な、何を・・・?」

「口止め料の続きです」

 ふにゅん

「あっ、そんな」

「男の子はこういうのが好きでしょう」

俗に言うパイズリですね。私の胸を見た男の人は皆してもらいたがったですから。
私の唾液と先走りの汁でもうヌルヌルですから、スムーズに動けます。

 シュニ シュニ シュニ

「あっ、あっ、あっ」

私の胸にオチンチンが見え隠れするところを凝視しています。
可愛い声。興奮してくれているんですね。
舌を伸ばしオチンチンの先をくすぐっちゃいます。

 チロ チロ

「あうっ、も、もう出る。出ちゃうよっ」

「んっ、はい、いっぱい出してくださいね・・・」

「で、でも、このままじゃ山岸さんに・・・、あっ、あっ
 よ、避けて、避けてよっ」

 ビュッ ビューッ

ああ、すごいです。あまりの勢いに、直撃した眼鏡がずれちゃうかと思いました。胸の谷間に精液が溜まっていきます。

「あふ、ドロドロです」

「ゴ、ゴメン、だから避けてって・・・」

おそらく焦っているであろう碇君の声。でも眼鏡が白濁していて見えません。
私は眼鏡を外し、レンズに飛び散った精液を舐めとります。
ネローッと垂れてくるのを舌で受け止め味わうのです。
顔のも胸のも、無駄にはできません。
指で集め、大事な碇君の精液をゆっくりと味わいました。

「や、山岸さん・・・」

「ああ・・・精液ありがとうございました。碇君のもきれいにしますね」

虚脱状態の碇君のオチンチンについたのも綺麗に舐め取る。
これからが本番なのだから。
また大きくして、今度は私のオマン○の奥にに射精してもらわないと。

 ピチャ

「んふう」

オマン○を舐められた。それだけでゾクゾクしちゃう。
腰に置かれた手の感触。そして膣口にあてがわれたオチンチン。

 ズニュウ

「あひいんっ!」

ヌルヌルのオマン○は簡単に奥まで飲み込んだ。
ああ、キモチイイ・・・。

「?、山岸さん?」

碇君が寝転がったまま不思議そうな声を出した。綺麗になったオチンチンは私の顔の前。
・・・?
じゃあ、私に入れてるのは・・・。

「うわっ!山岸さん!そ、その犬・・・!」

「!、あ、あ、フェ、フェネス!」

そう、お尻を突き出した私に挿入していたのはフェネスだった。

「は、離れろ!この・・・」

 グルルル バウッ

「うわっ!」

碇君がフェネスを引き剥がそうとするが、吠え掛かられてできない。
人に吠えるような子じゃなかったのに。

 ズンッ

「あひっ」

「や、山岸さん・・・」

フェネスは激しく腰を振り、私の子宮の入り口をこづいてくる。

 ズンッ ズンッ ズンッ
 グチャッ グチャッ グチャッ

「ああっ、あうっ、ダ、ダメよフェネス。今日はダメ・・・。
 碇君の前でなんて・・・」

「!、きょ、今日はなんて、まさかいつもは・・」

 ズンッ ズンッ ズンッ
 グチャッ グチャッ グチャッ

「ああっ、いんっ!いやっ、見ないでぇ」

フェネスの腰の動きがいつもよりずっと激しい。
これはもしかして嫉妬なのだろうか。

私は毎日の散歩後、部屋に戻ると服を脱ぎ捨てる。雌犬に服は必要ないんですから。
そして四つんばいになって獣のように全身でフェネスを誘う。まるで発情した雌犬のように。
この瞬間から飼い主とペットという立場は終わり、私は犬の欲望のはけ口にまで成り下がるのです。

私がお尻を差し出せば、フェネスは硬く長いオチンチンを当然のように押し入れてきます。
今のフェネスにとって、私は支配すべき雌犬でしかないのです。

長い犬のオチンチンは、激しく私の子宮口を突き上げこじ開けます。
子宮内で射精して、確実に受精させるために。それはまさに、犬の交尾の仕方。
そして子宮内に侵入したオチンチンは、硬さを失うまで抜けることはないのです。

アウカさん達に誘われ、いろいろなセックスを体験しました。
そしてあるきっかけで知った動物とのセックス。
知ったからには試したくてしょうがありませんでした。

一番初めの時、四つん這いになり誘いましたがウロウロと歩き回るだけで、なかなか事に及ぼうとしません。
そのうちに私のお尻の臭いを嗅ぎ始め、私が『雌』である事を意識したのでしょう。後ろからのしかかってきました。
来る・・・と思いましたが、腰を振りはするものの挿入にはいたりません。私はフェネスのオチンチンを掴み、自分の性器へと導いてあげました。
人間の男性にさえ自分からなんてした事がなかったのに、その時は入れてほしくて我慢できなかったのです。

長い犬のオチンチンは、激しく私の子宮口を突き上げこじ開けます。
子宮内で射精して、確実に受精させるために。それはまさに、犬の交尾の仕方。
そして子宮内に侵入したオチンチンは、硬さを失うまで抜けることはないのです。

背徳感がもたらす凄い快楽を味わいました。首筋にかかるフェネスの熱い吐息と背中に置かれた爪が食い込むのを感じながら、私は何度もイッてしまいました。
次の日には別の体位で。正上位で挿入しました。犬のオチンチンが私の膣に入っているところを見たかったのです。
眼前で犬チンポが人間の女性器に出たり入ったり。凄い光景でした。なにしろその女性器は私のものなのですからね。
フェネスを抱きしめ、足を絡め、よだれを垂らす舌をしゃぶりながら腰を振り、何度も絶頂に達したものです。


 ズプッ ズプッ ズプッ
 ハッ ハッ ハッ

「あっ、はっ、あっ」

 ズコッ ズコッ ズコッ

まるで容赦の無いがむしゃらな動き。
動物と交わっているという信じがたい事実。それに反応して獣のように腰を振る自分の姿。
そして、あらゆる主導権が飼い犬に委ねられているという恐怖。
でも今の私はそれすらも、より深い快感を得る為の刺激としているのです。

「はっ、はっ、あっ!あっ、ああーっ!!」


 ビュビュッ ドプ ドプ・・・

「あはあ・・・、あう・・・、おあ・・・」

私の子宮のなかに犬の精液が染み渡っていきます。
それと同時に、オチンチンの付け根が膨らみ、私の膣から抜けなくなるのです。
長い時には、これから30分も精液を注がれ続けてしまいます。
でもこのコブと射精の長さこそ、人間では味わえない快楽です。

「あはぁ、キモチイイ・・・」

気がつくと碇君の姿はありませんでした。
しょうがないですね。今の私は雌犬なんですから。

「あふ・・・もっと注いで、フェネス・・・」

私はキャンと鳴き声を上げました。



 マユミ編 終わり




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