相田ケンスケ、初体験!


Original text:kuzukagoさん


相田ケンスケ 15歳 第3東京市立第一中学校3年A組は決意した。

初体験をするのだ!!

いくら初体験年齢の低年齢化が進む昨今といえども、お前まだ中学生だろうという突っ込みを無視して、ケンスケがそのような決意をするきっかけとなったのは、ケンスケの親友である鈴原トウジ(15)が同級生の洞木「いいんちょ」ヒカリ(15)と

ヤッテしまった!

ことを本人から聞いたことだった。そしてあまつさえ、それを聞いていたもう一人の親友、碇シンジ(15)が同級生にして幼馴染の惣流「金髪の悪魔」アスカ(15)と

ヤリまくっている!!

ことを明らかにしてしまったことから、ケンスケの焦りは限界を超えた。
3Aの3馬鹿のうち、2人までもが経験済みなのである。
ケンスケはオタクである。オタクであることを自覚している。
オタクである以上、当然それまで経験どころか女子と付き合ったことなど無い。
このままでは、某匿名巨大掲示板で妖精だの、魔法使いだのと煽られまくる人生を送ってしまう。
ケンスケの危機感は止め処も無かった。

とはいえやはり15歳。男といえども恋に恋するお年頃。
やっぱり初体験の相手は、どこぞの姫で済ませるのではなく、好きな相手としてみたいではないか。
同じ年頃の女子には無視しまくられ、小さな女の子には「変なお兄ちゃんがいる」と泣かれたトラウマを持ち、年上に声を掛けるにはシャイすぎるケンスケに、好きな(そしてヤラせてもらえそうな)女性がいるのだろうか?

いたのである。
碇ユイさん(年齢不詳)。
名前でわかるように親友の母親ながら、ケンスケと同じ歳の息子を持つとは思えないほど、若く見え、少年の劣情を催すには充分なナイスプロポーションを保ち、家に遊びに行くたびに、優しく迎え入れてくれて、お魚咥えたドラ猫を追っかけて裸足で駆けていったという、愉快なエピソードを持つうっかりママさん振りも萌えポイントと言える女性である。

普通に考えれば、いくら優しい女性でも息子の友人にさせてくれる母親など、まともに居るわけないのだが、なにしろここはエロ時空。エロ時空では、通常の3倍の御都合主義が発生するのだ!
ってなことを書いている間に、色々あって、フラグを立てまくって、好感度を上げまくって、イベントを発生させまくったケンスケがユイに告白しているシーンまで来てしまっているぞ。
なるべきものはエロFFの主人公だね。

「好きです。愛してます。一人の女性として。付き合ってください。ユイさん!」
ああ、言ってしまった。
ケンスケとユイは顔を見合わせ、お互い顔を真っ赤にして下を向いた。
「あのね、私がゲンドウさんと初めて会った時、あ、ゲンドウさんって私の旦那様の事ね」
な、何を言い出すんだろう。
「頭の中で教会の鐘が鳴ったの。ああ、私はこの人と結婚するんだなって」
うっ、惚気なのか・・・そうだよな、ユイさんは旦那さんを愛してるんだ・・・
「そして、あなたと会った時にも・・・やっぱり頭の中で鐘が鳴ったの」
え!?
「困ったわよね。私、もう結婚しているのに・・・」
ユイさんが両手で真っ赤になった頬を抑えている。
「そ、それって・・・」
「やっぱり、私も相田くんのことが好きなんだわ。一人の男性として」
ケンスケはユイに一歩近づき、その肩を掴んだ。
「ちょ、ちょっと待って。私も好きだけど、やっぱり私には主人もいる訳で・・・エッチなことは無しって事では駄目?」
え!?・・・ううっ・・・・

>「が、我慢します・・・」 ピッ

「ふふっ、ありがとう・・・ここまでならば構わないかな?」
ユイさんの柔らかな唇が、ケンスケの唇を覆った。

エンディングロールが流れ出した。
・・・ノーマルエンドかよ。
ロードしなおそう。



◆ ◆ ◆



>「い、嫌です!」 ピッ

「相田君・・・」
「僕は……ユイさん、ユイさんが欲しい!」
勢いで言ってしまう
「ちょ、ちょっとそれは困ったわねぇ・・・」
「・・・ごめん・・・そうだよね。ユイさん困っちゃうよね」
さすがに我に返り、出て行こうとする。
服の裾を掴んで引き止めたのはユイさん。
「・・・誰にも言ったりしない?・・・」
「え!?」
「君も男の子だもんね。私の事、本当に好き?」
「う、うん」
「ひょっとして初めて?」
「う、うん」
「私でいいの?」
「ユイさんがいいんだ!」
「好きだって言っちゃったものね。本当に誰かに言っちゃ駄目よ」
「う、うん」

僕はユイさんの寝室に連れてこられた。
「シャワー浴びて来るわ」と言い残してユイさんは消え、かすかにシャワーの音が聞こえて来る。
今でも信じられない。
これからユイさんとセックスをするなんて。
落ち着かないままベットに腰を掛ける。
僕の性器はズボンの中で既にそそり立っていた。
シャワーの音が跡絶えて、バスタオル一枚を身体に巻いたきりのユイさんがやって来た。
「あら、まだ服を脱いでいないの?」
慌てて服を脱ぎ捨てる。
「アハ、慌てなくても逃げやしないわよ」
パンツ一枚きりになった僕をベットに座らせ、その横にユイさんは腰掛けた。
僕の首筋に手を廻したユイさんの顔が、僕の顔に近づいて来て、僕の唇とユイさんの唇が衝突する。
「うっ、フっ」
ユイさんの柔らかな唇が、僕の唇をねっとりと嬲る。
ユイさんの舌が僕の口を割って、僕の口の中に入り込むと、僕の舌と絡み合った。
ユイさんが離れた時、僕とユイさんの間に唾液が糸を引き、そして切れた。

「ウフフフ」
ユイさんは僕の首に手を回すと、一緒に倒れ込むようにして、ベットの上に横たわった。
「ねぇ・・・バスタオル、取っていいわよ」
震える手でバスタオルの合せ目を開くと、ユイさんのみっしりと中身の詰まったおっぱいが現れた。
下に目をやると、両脚の付け根に黒い茂みが茂っている。
「どう?」
「綺麗だ・・・」
いつも密かに横目で服の上から窺っていたユイさんの胸の膨らみに、むしゃぶりついた。
右手で左の膨らみを、左手で右の膨らみを、鷲掴みにし、両の膨らみの頂点に位置する紅い突起をせわしなく口に含んだ。
「そう・・・舌で転がすように・・・甘く噛んで・・・ああ、上手よ」
乳房から離した片手をユイさんの下半身に這わせる。
ユイさんの脇腹を下り、臍の廻りを伝って、指先に茂みが触れる。
茂みの中を分け入っていくと、指が沈み込んだ。
「あはぁ」
ユイさんが吐息を漏らす。
ここが、ユイさんの・・・。
指をもう一本、潜らせた。
ユイさんの両手が僕の両肩を強く掴んだ。
指を更に深く突き入れる。
指を入り口ぎりぎりまで抜く。
そして、再び突き入れる。
「くぅ!」
ユイさんが伸び上がった。
白い喉が僕の目の前に晒される。
あのユイさんが僕の指だけで、僕の思うがままに操られている。
いい気になった僕は、調子に乗って指の出し入れを繰り返した。
その間にも、乳房を揉みし抱く手と、乳首を転がす舌も止めない。
其の内にユイさんの下半身からねちゃねちゃと音がしだした。
指を引き抜いて目の前に持って来ると濡れていた。
「ねぇ・・・そろそろ・・・お願い・・・」
ユイさんの潤んだ瞳が僕を見つめていた。

僕は身を起こすとパンツを脱ぎ去って、再びユイさんの上に乗りかかった。
硬く張り切った陰茎を握って、ユイさんの場所にあてがう。
「ん、もう少し上・・・うん、そう、そこよ」
僕は腰を送り込んだ。
「あふっ、ああ」
僕は、自らの幸運に信じられない思いでいた。
なにしろ年上の美人妻が僕の恋人で、全てを許してくれるのだ。
夢にまで見た一糸纏わぬユイさんの肢体。
横になっても潰れない大きく盛り上がった乳房。
腰の括れから横に一度広がった後スラリを伸びた太腿に繋がっていく下半身のライン。
片脚を持ち上げ、その間に向けて僕を打ち込んでいくと、あのユイさんが僕の下で可愛くあえぐ。
かって想像だにしなかった至福の時間。
「ユイさん!ユイさん!」
僕の息が荒くなり、下半身を打ち付ける速度が速くなった。
「まだよ、まだ、もう少し我慢して」
二人で快感を高め合っていく。
「もう出したい?いいわよ、そのまま出して」
うかつなことに、そのときになって僕は大変なことに気づいた。
僕達は避妊をしていない。
「で、でも、このままだと赤ちゃんが・・・」
「大丈夫、大人の女はね、赤ちゃんが出来る時期をちゃんと計算してるの」
ケンスケの尻が痙攣した時、ユイは自分の身体の中に吐き出される液体の温もりを感じた。



◆ ◆ ◆



ユイが起き上がって、シーツを身に巻き始めても、ケンスケは横たわったまま初めての余韻に浸っていた。
薄暗闇の中でも浮き上がるユイの滑らかな曲線が、微かな衣擦れの音と共に隠されて行くのを、ケンスケは惜しく感じていた。
「がっかりしたでしょ」
ユイがいきなり言った。
「え?」
「ごめんね、初めてがこんなおばさんで」
ユイはケンスケを見ようとしない。
「そ!」
ケンスケは慌てて起き上がる。
「そんな事ないです!ユイさんはとっても柔らかくて気持ちよくて、い、いや、その、とにかく、
僕はユイさんとこういう事になったのがとても嬉しいです・・・でも、ユイさんこそ後悔してるんですか?」
「・・・馬鹿ね」
ユイはようやくケンスケに向き直り、柔らかな笑みと共に彼に唇を与えたのだった。
ケンスケはユイを抱きしめると、キスを交す。
ユイは目を閉じて唇と身体をケンスケに委ねている。
夫に対する気持ちが醒めた訳じゃない。でもホントは夫以外の男の人も知って見たかったのとユイはベットの上で笑った。
初めて身を重ねた後のベットの上だった。

END



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Original text:kuzukagoさん
From:エロ文投下用、思いつきネタスレ(5)