エロ文投下用、思いつきネタスレ(5)

1 名前:引き気味:04/09/25 12:40 ID:???

ふと浮かんだ18禁ネタや、思わずハァハァしてしまったエロシチュを開陳するスレッドです。
また、こんな筋立ての話はどうだろうといったリクエストの類もこちらへどうぞ。

・過去スレ
エロ文投下用、思いつきネタスレ(4)
http://jbbs.livedoor.com/bbs/read.cgi/movie/1029/1095045157/
エロ文投下用、思いつきネタスレ(3)
http://jbbs.livedoor.com/bbs/read.cgi/movie/1029/1070389362/
【妄想炸裂】思いつきネタスレ2nd【猥文投下】
http://jbbs.shitaraba.com/movie/bbs/read.cgi?BBS=1029&KEY=1053698536
漏れの思いついたネタを酒の肴にしてみるスレ
http://jbbs.shitaraba.com/movie/bbs/read.cgi?BBS=1029&KEY=1026475777

2 名前::04/11/08 01:14 ID:???

仕事地獄が一段落して久しぶりに落ち着いて見に来てみたけど、
相変わらずこのスレ何にもにゃーい(T-T)

3 名前:コウイに値する名無しさん:04/11/08 23:52 ID:???

感想スレ>>85 なーぐるさん

>ユイにするよりやたら丁寧でしつこい前戯とか、言ってくれたことのない様な甘い囁きとか(笑

 ユイさんより乳が立派だとすれば、今までにない掴みごこちを堪能したり。
 しかも若くて張りがあるときたもんだ。

>冬月

 さすがにご老体、なかなか勃たないものを口でなんとか勃たせようと努力する
ユイさんですとか(笑)




4 名前:PDX.:04/11/09 16:57 ID:???

 またやっちゃたよ orz
 >>3 は私です。

 ゲンドウにマユミを抱かせようとするユイさん、夫が他の女を抱くことに狂わんばかりの
嫉妬をおぼえつつ、それに興奮する自分を感じて……なんて展開は、どことなくリアル・
カッコマンさんの「寝取らせシンジ」の逆パターンかもと思ったり。


5 名前:なーぐる:04/11/09 20:01 ID:???

妄想もあるんでこっちに書きますね。

★引き気味さん
(・ω・)ども

>――いえ、具体的には『またペットにするわよ』だなんてユイさんのお言葉なわけですが。
でも具体的には何をどうするかよく考えてなかったり。
許して貰うまで妻の座をレイ辺りと交替し、犬以下の立場に堕ちてしまう、
と言うのが良くあるパターンですが、さすがに…。

>『どれ、今夜は私が散歩に連れて行ってやろうか、アスカくん。……いや、「アスカ」』
実はこの碇家ではゲンドウはそれなりに人格者という設定なのです。勿論、ユイにベタ惚れですし、彼女のしてることは知っていて、それに消極的とは言え協力してますので善人とか、許されると言うことはないのですが。ユイがしてるみたいに、目にかなった女性を罠にはめてという事を是とはしていません。
常軌を逸して暴走してきたユイをもてあます夫という立場か。

確かにゲンドウがペットに堕ちたアスカを、かいぐりかいぐり可愛がって夜の散歩と言う展開も悶えますが!
せっかくなので、それは別の機会に。

>とか行きたいのですが、今回はあえて2番のシンジを推しますぞ。
うーふーふーふー。
まだ構想がまとまってるわけではありませんが、マユタンサンドイッチを
機会にわだかまりが完全になくなるシンジとゲンドウというのも素敵展開ですね。

でも某所某スレの投票分をもくわえるとゲンドウ優勢だなぁ。
3Pというのは想定外でしたが(笑

>なにせ、“ピラニア”コダマさんだけに(w
妹の彼氏、ということでエッチなお姉さん好きなトウジを誘って童貞喪失させてしまうコダマお姉さん萌え!


6 名前:なーぐる:04/11/09 20:02 ID:???

★PDX.さん
> ユイさんより乳が立派だとすれば、今までにない掴みごこちを堪能したり。
>しかも若くて張りがあるときたもんだ。
コクコク。正にその通りです。
ヒゲがなんかする度に比べられて「キー」とハンカチを噛みながら悔しがるのです。

しかし、マユタンの3サイズどうしよう。とりあえず、トップ91のFってしましたけど、最近のグラビアアイドルって当たり前みたいにGとかHとかいますもんねぇ。グラビアアイドル顔負けのプロポーションって事にしてたんっですが、さて…。

>>冬月
>さすがにご老体、なかなか勃たないものを口でなんとか勃たせようと努力する
>ユイさんですとか(笑)
さて、どないしましょ。
この話におけるユイさんは、エヴァによらない永遠を求めて妖しい研究をしているという設定ですから…。

「赤木印の回春剤!? 風のヒューイレベルね!!
 私の回春剤ならラオウレベルよ!」

でもしわしわのをしゃぶって頑張る美女ってのも、団鬼六風味で。

>ゲンドウにマユミを抱かせようとするユイさん
その可能性を本気で嫌がりながらも、なんだか想像するとドキドキして仕方ないという末期症状です。
困った物ですね!(私が)

>カッコマンさんの「寝取らせシンジ」の逆パターン
確かに似てますね。
似た題材(材料)でどこまで違う料理を作れるか頑張ってみますじょ。

>思いつき妄想つか設定
留意点として、ユイはゲンドウと肉親以外の異性とは手を握ったこともありません。
シンジの彼女とかは色々してますが、その際も自分はずっと服を着ていて(脱いでも下着姿まで)、文字通り妊娠できるかどうかを確かめてるだけです。楽しんで行ってることは否定しませんが。
微妙に息子に近寄る若い女の子(本物の若さ)に嫉妬して、その子を泣き叫ばせることにベクトルが行っている感じです。
他者に厳しい貞操観念を要求しつつ、それを壊してしまうことを楽しんでいる人格破綻者かも。

シンジは引きずられるようにユイに荷担してましたが、やたらと干渉してくるユイを少々疎ましく思ってたりもします。

さて、これらの設定を上手く使えると良いんですが。
('A`) 設定だけになりそうナリ。


7 名前:コウイに値する名無しさん:04/11/09 23:52 ID:???

>>6 なーぐるさん

>マユミのサイズ

 まず身長の設定がないと意味がないのでは?
 小柄で爆乳だったらいくらなんでも……とかなるでしょ?(笑)

>確かに似てますね。
>似た題材(材料)でどこまで違う料理を作れるか頑張ってみますじょ。

 男女の配置は逆ですし、本人達のやる気の問題も大違いなのであまり接点は
ないかもしれませんけどね(^_^;

>シンジは引きずられるようにユイに荷担してましたが、やたらと干渉してくるユイを少々疎ましく思ってたりもします。

 これは結末に大きな影響があるかもしれませんね。


8 名前:なーぐる:04/11/10 00:03 ID:???

>>7さん
設定ではマユタンの身長は165cmディス。
3サイズは某グラドルを参考に少々変更して
93/67G - 56 - 86
くらい。うわー改めてこんなん設定してる自分がサイテー

>あまり接点はないかもしれませんけどね(^_^;
同じ魚だけど、マグロとウナギの違いくらいでどうにか。

>結末に大きな影響
ニヤリ。
とりあえず、マユタンの選択がどっちになるか明日決めよう。
日付変わったので寝ますー(・x・)
  zzz
  ⊂⌒/ヽ-、__
/⊂_/____/


9 名前:PDX.:04/11/10 00:11 ID:???

 また名無しになってた(汗)
 >>7 こと PDX, です(^_^;

>改めてこんなん設定してる自分がサイテー

 それでモチベーションが維持できればよいのでは(笑)

>マユタンの選択

 さてどうなるか、楽しみにしております。

10 名前:なーぐる:04/11/12 20:30 ID:???

金曜の夜だってのに!ヽ(゚皿゚#)ノ
まあ、酒飲み行くかー!うん! とできない病人の悲しさと言えばそこまでですが。

>マユタンの選択
決めて書き出してます。
碇君です。だからどっちだ私。
どっちにしたかに関しては、なーんだやっぱり、とか捻りがねぇなぁとか、
この鶏野郎と思う人もおりましょう。
しかし、まだ先の話とはいえこれを書き上げた次のネタが欲しいところです。


じつは今日は会社の健康診断でした。
なぜでしょう、奇天烈な妄想が

「アスカ、尿と便を早く提出して」

「リツコの変態! ド変態!」
「はぁ、はぁ、はぁ。お、俺って…最低だ」
「尿、排泄物、不潔なもの。弐号機パイロットから採取するモノ。尿、それは弐号機パイロット」
「リツコ…その趣味はちょっちどうかと思うわよ」
「私もか赤木博士…。君の趣味は問題ありすぎだ」

「なんで検尿と検便でここまで罵られなければならないのよ!?」
(;´Д`)

11 名前:コウイに値する名無しさん:04/11/21 02:00 ID:???

ここ暫くなーぐるさんみたく奇天烈も良いとこの電波は届いてませんのよ。
ンなわけで、ふとした受信や小さな波形も大切にしてこうって思います。

>汁絵板No.52『Cock-tail party』対応

・思いつき1
アスカとヒカリの組み合わせ。しかも○に被虐な小道具のアレが! ⇒ 『Back Seat』で。
「……見て、見てアスカ……。わ、わたし……こんなになっちゃた。おじい様に、こんなおかしな女の子にされちゃったの……!」
とか、そんなん。

・思いつき2
「あ、ああ……」
「痛い? アスカ」
「い、いいえ……」。これが、これがアタシ達の……証……
「そう、お似合いよ。良かったわね? それがあなた達のマリッジリング結婚の印というわけ。さ、これで晴れて夫婦なのよ。
――と言っても、誰に見られるわけにもいかないのは、そのリングと一緒なのだけど。
良いからさっさと受け入れてあげなさいな」
「あ、アスカぁ……」
「ほら、旦那さまがもうこれ以上我慢できないって。……ふふ、ここで見ていて上げるから」
なんて感じでリツコ介添えエロエロレズ(?)結婚式。

適当に育った方の妄想で書こうかなぁ、とか思っとります ⊂⌒~⊃゚∀゚)⊃

12 名前:目黒腹蔵:04/11/21 03:07 ID:???

ぐおっ、絵板の方にも書かれてますけど、結婚式ネタもなかなかの、、、
そうかーその手があったか、、、(以下妄想中

13 名前:コウイに値する名無しさん:04/11/21 03:14 ID:???

とりあえず、新生したてのアスカの“茎”をテストするクール嘲りのマヤさんは外せないかなー、と。
体力の戻らぬ萎えた身では抵抗も出来ず、好きに弄くられてしまうアスカさん。
冬爺さんの好色の目で見られることも耐えられないのに、まるで実験動物を扱うように無造作に
しごいてくるマヤにも悔しく、さらに、そんなんで浅ましく射精してしまう自分は情け無く――。
はらはらと落涙のアスカさんハァハァ。



14 名前:引き気味:04/11/21 03:15 ID:???

あら、名前入れ忘れてましたか (;´∀`)

――つか、抵抗の気概を残しているアスカさんとなりますと、途中分岐かBADENDルートですなぁ。


15 名前:なーぐる:04/11/23 00:03 ID:???

>ここ暫くなーぐるさんみたく奇天烈も良いとこの電波は届いてませんのよ。
(つд`)

16 名前:引き気味:04/11/23 00:14 ID:???

つーか、あまつさえ、割と神経ささくれ気味だったりで中々落ち着いてハァハァ妄想を練ってたりできてませんですわ。
時間はあるけど余裕は無いって、なんかこー、ドライブ旅行でも行きたいですな。
あとはのんびり京都辺りに紅葉を見て回るとか。なんか今年も時期を逃した気がしますけどね (;´∀`)

17 名前:目黒腹蔵:04/11/23 00:17 ID:???

ああ、そういう時は小旅行かますのがよさげですな。
自分は体動かすと結構発散できる性質なんで、いい年こいてお気に入りのチャリンコでプチ山攻めとかします。

18 名前:kuzukago:04/12/14 02:05 ID:???

はじめまして。kuzukagoと申します。
冬月×ユイを書いてみたので、御笑覧ください。
*********************************************

それを目撃したのはほんの偶然だった。
今夜もユイは徹夜でE計画の最終チェックに泊り込んでいた。
自分の研究室に置き忘れた書類を取りに来たついでに、ユイに差し入れをしようと思い立っただけだったのだ。
ユイの研究室のドアが微かに開き、中から光がわずかに洩れていた。
ドアの隙間からあのような光景を目にするとは思っていなかった。
研究室の白い壁は女の甘いあえぎ声と男の荒々しい息遣いを響かせる。
ユイは机の上に上半身を突っ伏していた。
下半身を覆っていたフレアスカートは大きく捲くれ上げられ、パンティらしき布切れが彼女の足首に纏わりついていた。
ユイの後ろには男がいた。
男はユイの腰を掴んで、剥き出しの下半身をユイの尻に叩き付けていた。
女が自分の妻であるユイであるにもかかわらず、その彼女が剥き出しの尻を差し出しているのが
俺以外の男であると言う光景が何を意味しているのか一瞬判らなかった。
・・・浮気・・・ユイが!?
男の方へ目をやる。
汗だくになりながらユイに後ろから挑んでいるのは・・・・・・冬月・・・・・・妙な納得がそこにある。
ユイと冬月の関わりは、大学の教え子と恩師という関係で、付き合い自体は俺とのそれよりも長い。
冬月からすればユイは大のお気に入りで、ユイも冬月に対する敬愛を隠さなかった。
ただ、そんな二人におかしな噂が流れなかったのは、二人の歳の差と真面目な人柄の賜物だった。
・・・・・・なら、今、目の前で起きているこれはなんだ!?


19 名前:kuzukago:04/12/14 02:07 ID:???

見られている事に気付かないまま、ユイと冬月の声は段々と高くなっていく。
もうすぐ二人は達しようとしているようだった。
冬月が一際高くうめくと、ユイの背中に突っ伏した。
ユイの開いた脚の付け根、冬月と繋がっている辺りから体液が床に垂れていた。
冬月の手が背後からユイの前に回っている。
どうやら、服の合せ目から服の中に手を入れて、彼女の乳房を愛撫しているようだ。
ユイと冬月は小声で会話を交わすと、クスクスと甘やかに笑った。
二人が向かい合うと、ユイは自分の唇を冬月のそれに押し当てた。
深く強く息もせず唇を貪る。
冬月の腕もユイの背中に回り、彼の方からもユイの唇を貪った。

ようやくユイが身を起こして大きく息をついた。
「ゲンドウは、君の事を愛しているのか?」
冬月が唐突に尋ねた。
「何故です?」
「君がこんなことをしている事にまだ気付かないんだろう」
冬月はユイの胸に手を伸ばした。
「あの人は気付かないわ。もし気付いていても何も言いませんわ」
「そうか?」
そしてそのままブラウスのボタンを外し、ユイの肩口からブラウスを引き抜く。
「私達には冬月先生のお力が必要です」
レースの施されたブラジャーに包まれた胸が勢い良く揺れた。
「そのためなら冬月先生の望むものは何でも差し上げる事が出来ます」
「それが君の身体であってもかね」
「ええ、勿論」
ブラジャーを捲り上げると、白い乳房が剥き出しになり、冬月の指が食い込み、形を変える。
「なぜ・・・・・・あの男の為にそこまでする?」
「あの男?いえ、私がそうしたいからそうするのですよ。私には冬月先生が必要な人ですから」
冬月は床に跪き、ユイの乳房を顔の前に持って来た。
冬月は目の前のピンクの乳首に吸い付いた。
ユイが大きく吐息を洩らす。


20 名前:kuzukago:04/12/14 02:08 ID:???

スカートのホックを外して、床に落とすとユイの身体を覆うものは、
足首に絡み付いているパンティストッキングの残骸のみになる。
そして、再び机の上に、今度は仰向けに寝た。
冬月の男は、いつのまにか復活していた。
冬月は机の上のユイに覆い被さり、歳を感じさせない冬月の男が、
ユイの女の入り口に近づいていく。
彼女の女の入り口は、そこは既に冬月を迎え入れる準備が完了していた。
俺の妻の中に、俺以外の男が侵入していく。

ユイは熱い吐息を吐きながら腰を廻すようにして受け入れた。
ユイは俺にしか許さなかった筈の柔らかな下腹部を冬月に許していた。
太股を左右に広げて冬月の腰を迎え入れていた。
冬月が腰を打ち付ける度に、ユイの口からは艶めいたあえぎが迸り、
二人が繋がった部分からピチャピチャと湿った音が聞こえた
妻の白く、若さに張り切った肌に、老人の浅く黒く、たるんだ肌が
絡み付いていくのを俺はただ、呆然と眺めていた。

冬月の息遣いがだんだんと荒くなっていく。
「でも、本当にいいのかね、ユイ君」
「ええ、中に下さい。冬月先生」
「しかし・・・・・・絶対、大丈夫というわけではないのだろう?」
ユイはクスリと笑った。
「私・・・今日は危険日です」
「何!」
「私、ただの浮気なら先生に抱かれるつもりはありません」
「・・・・・・」
「私を妊娠させてください。あの人の元に戻れない身にしてください」
「ユイ君・・・・・・クッ!」
冬月は放ち終えると女体の上に突っ伏した。
役目を果たした冬月の性器がしなびて、ユイの中から抜ける。

初号機の起動実験の失敗で、ユイが消えるその三日前の出来事だった。


21 名前:引き気味:04/12/14 03:55 ID:???

スレ建てしたっきり、一度も投下しないでいたら…… (;´∀`)

>>18-20 kuzukagoさん

はじめまして、こんばんは。こんなサイトですがようこそ。歓迎いたします。
てか、冬月×ユイですか。
原作的にも割とあって不思議と感じさせないガチな組み合わせですねぇ。
なんかこう、爺×中学生少女なネタでばっかり書いてきたもので、すっかり
冬月と言いますとロマンスグレーなイメージがありますけど、この頃はまだいい感じの
ナイスミドルでしたし、絵に描いたような不倫シチュですなぁ。
ゲンドウの寝取られ視点が入っているのが、またなんとも嬉しいところでありますが(w

でもって、

>あの人の元に戻れない身にしてください

こうゆうセリフ、好きです。しかも、普通に浮気によろめいちゃった奥さんというだけで
無しに、キャラがこの後無茶やらかすユイなもんですから、エロなのに妙に感慨のある
エピソードに見えもしますね。
堪能させていただきました。ありがとうございます ヽ(゚∀゚)ノ

ついでにですが、この短編、タイトルでも付けていただきましたらそのままさっくりhtmlに
してしまいますので、宜しかったらご連絡くださいな。


22 名前:コウイに値する名無しさん:04/12/14 04:41 ID:???

あり得る挿話という形を取っているのが何ともFFらしくて良いです。
特に、このシチュにして
>初号機の起動実験の失敗で、ユイが消えるその三日前の出来事だった。
この一節で締める辺り見事というか。
ホントに溶けるのはユイの意思?と言った疑問をかき立ててくれるのがナイスです、はい。

23 名前:コウイに値する名無しさん:04/12/14 08:58 ID:???

>>18-20 kuzukagoさん

 いらっしゃいませ。

 冬月×ユイ、いいですねぇ。
 ゲンドウ視点のユイ寝取られというのもこのサイト的に斬新という気もします。
(INNOCENT TABOO のゲンドウは承知っぽく感じるので)

 他の方も書いてらっしゃいますがラストの一文が利いていますねぇ。
 あと、もしかしたらゲンドウに「偶然」のきっかけを与えたのはナオコなんだろう
かなんて想像もしてしまいます。


24 名前:PDX.:04/12/14 08:59 ID:???

 ぐはっ、ひさびさにやった(笑)
 >>23 は私です。


25 名前:目黒腹蔵:04/12/14 11:22 ID:???

>冬月×ユイ
上でも出ていますが、原作を見ていても有り得るだろうなと思える関係ですよね。
二人で散策とか、ユイを女として意識する冬月の視線や感情であるとか。

寝取られ男としてのゲンドウというのも、抑圧的な雰囲気とは裏腹のユイに対するヘタレ度からして実にしっくりきますし。


26 名前:FOX:04/12/14 22:08 ID:???

はじめまして。

 ユイの不条理めいた振る舞いや、ゲンドウのいかにもな寝取られっぷり。
 確かにこれはオリジナルでもあり得たのではないか、と想像してしまいます。

 夫を貶め、捨てると言い切って老人との情交を求める人妻。
 その老人の精を求め、子宮を捧げると微笑む人妻。
 皆さんおっしゃっているようにいろいろ深読みさせられてしまうラストの一文。

 ごちそうさまでした。
 

27 名前:kuzukago:04/12/14 23:49 ID:???

こんばんわ、皆さん。
拙作を読んでくださってありがとうございます。

タイトルですか?・・・「失楽園・序章」ってタイトルが浮かんできました。
序章と言っても続きは無いんですけど。
あと、少し手直ししたいところであるので、次の発言で差し替え分を
アップします。

ラストの一文が好評のようで、嬉しい驚きです。
もう少し、具体的にラストを書き込んでおかないと駄目かなと
思っていたものですから。

これからも機会があったら書き込ませていただくかもしれませんので
よろしくお願いします。

28 名前:kuzukago:04/12/14 23:56 ID:???

蛇足なのかもしれませんが、最後のあたりが飛ばしすぎかなと感じるので
少し書き加えます。

>>20の
「私を妊娠させてください。あの人の元に戻れない身にしてください」
「ユイ君・・・・・・クッ!」
冬月は放ち終えると女体の上に突っ伏した。
役目を果たした冬月の性器がしなびて、ユイの中から抜ける。

を以下の文に差し替えをお願いします。

「私を妊娠させてください。あの人の元に戻れない身にしてください」
「ユイ君・・・・・・」
冬月の息が荒くなり、下半身を打ち付ける速度が速くなった。
突き込まれる度にユイの口から抑えきれない嬌声が迸る。
そして・・・
俺の妻であるユイの肉体に深々と埋め込まれた冬月のペニス。
それがユイの子宮の中に冬月の精をたっぷりと注ぎ込む。
冬月は放ち終えると女体の上に突っ伏した。
役目を果たした冬月の性器がしなびて、ユイの中から抜けた。

あまり変わらない?

29 名前:引き気味:04/12/15 00:48 ID:???

>>27-28 kuzukagoさん

>タイトル、改訂部分

了解しました。空いた時間を見てhtmlにしておきますね。

30 名前:kuzukago:04/12/16 01:18 ID:???

こんばんわ。kuzukagoです。また投下させていただきます。
タイトルは「相田ケンスケ、初体験!」です。
PS.なんか自分のは他の人のとは毛色が違う気が(w
***************************************

相田ケンスケ 15歳 第3東京市立第一中学校3年A組は決意した。

初体験をするのだ!!

いくら初体験年齢の低年齢化が進む昨今といえども、お前まだ中学生だろうという突っ込みを無視して、
ケンスケがそのような決意をするきっかけとなったのは、
ケンスケの親友である鈴原トウジ(15)が同級生の洞木「いいんちょ」ヒカリ(15)と

ヤッテしまった!

ことを本人から聞いたことだった。そしてあまつさえ、それを聞いていたもう一人の親友、
碇シンジ(15)が同級生にして幼馴染の惣流「金髪の悪魔」アスカ(15)と

ヤリまくっている!!

ことを明らかにしてしまったことから、ケンスケの焦りは限界を超えた。
3Aの3馬鹿のうち、2人までもが経験済みなのである。
ケンスケはオタクである。オタクであることを自覚している。
オタクである以上、当然それまで経験どころか女子と付き合ったことなど無い。
このままでは、某匿名巨大掲示板で妖精だの、魔法使いだのと煽られまくる人生を送ってしまう。
ケンスケの危機感は止め処も無かった。

とはいえやはり15歳。男といえども恋に恋するお年頃。
やっぱり初体験の相手は、どこぞの姫で済ませるのではなく、好きな相手としてみたいではないか。
同じ年頃の女子には無視しまくられ、小さな女の子には「変なお兄ちゃんがいる」と泣かれたトラウマを持ち、
年上に声を掛けるにはシャイすぎるケンスケに、好きな(そしてヤラせてもらえそうな)女性がいるのだろうか?

いたのである。
碇ユイさん(年齢不詳)。
名前でわかるように親友の母親ながら、ケンスケと同じ歳の息子を持つとは思えないほど、若く見え、
少年の劣情を催すには充分なナイスプロポーションを保ち、家に遊びに行くたびに、優しく迎え入れてくれて、
お魚咥えたドラ猫を追っかけて裸足で駆けていったという、愉快なエピソードを持つうっかりママさん振りも
萌えポイントと言える女性である。


31 名前:kuzukago:04/12/16 01:21 ID:???

普通に考えれば、いくら優しい女性でも息子の友人にさせてくれる母親など、まともに居るわけないのだが、
なにしろここはエロ時空。エロ時空では、通常の3倍の御都合主義が発生するのだ!
ってなことを書いている間に、色々あって、フラグを立てまくって、好感度を上げまくって、イベントを発生させまくった
ケンスケがユイに告白しているシーンまで来てしまっているぞ。
なるべきものはエロFFの主人公だね。

「好きです。愛してます。一人の女性として。付き合ってください。ユイさん!」
ああ、言ってしまった。
ケンスケとユイは顔を見合わせ、お互い顔を真っ赤にして下を向いた。
「あのね、私がゲンドウさんと初めて会った時、あ、ゲンドウさんって私の旦那様の事ね」
な、何を言い出すんだろう。
「頭の中で教会の鐘が鳴ったの。ああ、私はこの人と結婚するんだなって」
うっ、惚気なのか・・・そうだよな、ユイさんは旦那さんを愛してるんだ・・・
「そして、あなたと会った時にも・・・やっぱり頭の中で鐘が鳴ったの」
え!?
「困ったわよね。私、もう結婚しているのに・・・」
ユイさんが両手で真っ赤になった頬を抑えている。
「そ、それって・・・」
「やっぱり、私も相田くんのことが好きなんだわ。一人の男性として」
ケンスケはユイに一歩近づき、その肩を掴んだ。
「ちょ、ちょっと待って。私も好きだけど、やっぱり私には主人もいる訳で・・・エッチなことは無しって事では駄目?」
え!?・・・ううっ・・・・
>「が、我慢します・・・」ピッ
「ふふっ、ありがとう・・・ここまでならば構わないかな?」
ユイさんの柔らかな唇が、ケンスケの唇を覆った。

エンディングロールが流れ出した。
・・・ノーマルエンドかよ。
ロードしなおそう。


32 名前:kuzukago:04/12/16 01:25 ID:???

>「い、嫌です!」ピッ
「相田君・・・」
「僕は……ユイさん、ユイさんが欲しい!」
勢いで言ってしまう
「ちょ、ちょっとそれは困ったわねぇ・・・」
「・・・ごめん・・・そうだよね。ユイさん困っちゃうよね」
さすがに我に返り、出て行こうとする。
服の裾を掴んで引き止めたのはユイさん。
「・・・誰にも言ったりしない?・・・」
「え!?」
「君も男の子だもんね。私の事、本当に好き?」
「う、うん」
「ひょっとして初めて?」
「う、うん」
「私でいいの?」
「ユイさんがいいんだ!」
「好きだって言っちゃったものね。本当に誰かに言っちゃ駄目よ」
「う、うん」

僕はユイさんの寝室に連れてこられた。
「シャワー浴びて来るわ」と言い残してユイさんは消え、かすかにシャワーの音が聞こえて来る。
今でも信じられない。
これからユイさんとセックスをするなんて。
落ち着かないままベットに腰を掛ける。
僕の性器はズボンの中で既にそそり立っていた。
シャワーの音が跡絶えて、バスタオル一枚を身体に巻いたきりのユイさんがやって来た。
「あら、まだ服を脱いでいないの?」
慌てて服を脱ぎ捨てる。
「アハ、慌てなくても逃げやしないわよ」
パンツ一枚きりになった僕をベットに座らせ、その横にユイさんは腰掛けた。
僕の首筋に手を廻したユイさんの顔が、僕の顔に近づいて来て、僕の唇とユイさんの唇が衝突する。
「うっ、フっ」
ユイさんの柔らかな唇が、僕の唇をねっとりと嬲る。
ユイさんの舌が僕の口を割って、僕の口の中に入り込むと、僕の舌と絡み合った。
ユイさんが離れた時、僕とユイさんの間に唾液が糸を引き、そして切れた。


33 名前:kuzukago:04/12/16 01:27 ID:???

「ウフフフ」
ユイさんは僕の首に手を回すと、一緒に倒れ込むようにして、ベットの上に横たわった。
「ねぇ・・・バスタオル、取っていいわよ」
震える手でバスタオルの合せ目を開くと、ユイさんのみっしりと中身の詰まったおっぱいが現れた。
下に目をやると、両脚の付け根に黒い茂みが茂っている。
「どう?」
「綺麗だ・・・」
いつも密かに横目で服の上から窺っていたユイさんの胸の膨らみに、むしゃぶりついた。
右手で左の膨らみを、左手で右の膨らみを、鷲掴みにし、両の膨らみの頂点に位置する紅い突起をせわしなく口に含んだ。
「そう・・・舌で転がすように・・・甘く噛んで・・・ああ、上手よ」
乳房から離した片手をユイさんの下半身に這わせる。
ユイさんの脇腹を下り、臍の廻りを伝って、指先に茂みが触れる。
茂みの中を分け入っていくと、指が沈み込んだ。
「あはぁ」
ユイさんが吐息を漏らす。
ここが、ユイさんの・・・。
指をもう一本、潜らせた。
ユイさんの両手が僕の両肩を強く掴んだ。
指を更に深く突き入れる。
指を入り口ぎりぎりまで抜く。
そして、再び突き入れる。
「くぅ!」
ユイさんが伸び上がった。
白い喉が僕の目の前に晒される。
あのユイさんが僕の指だけで、僕の思うがままに操られている。
いい気になった僕は、調子に乗って指の出し入れを繰り返した。
その間にも、乳房を揉みし抱く手と、乳首を転がす舌も止めない。
其の内にユイさんの下半身からねちゃねちゃと音がしだした。
指を引き抜いて目の前に持って来ると濡れていた。
「ねぇ・・・そろそろ・・・お願い・・・」
ユイさんの潤んだ瞳が僕を見つめていた。


34 名前:kuzukago:04/12/16 01:30 ID:???

僕は身を起こすとパンツを脱ぎ去って、再びユイさんの上に乗りかかった。
硬く張り切った陰茎を握って、ユイさんの場所にあてがう。
「ん、もう少し上・・・うん、そう、そこよ」
僕は腰を送り込んだ。
「あふっ、ああ」
僕は、自らの幸運に信じられない思いでいた。
なにしろ年上の美人妻が僕の恋人で、全てを許してくれるのだ。
夢にまで見た一糸纏わぬユイさんの肢体。
横になっても潰れない大きく盛り上がった乳房。
腰の括れから横に一度広がった後スラリを伸びた太腿に繋がっていく下半身のライン。
片脚を持ち上げ、その間に向けて僕を打ち込んでいくと、あのユイさんが僕の下で可愛くあえぐ。
かって想像だにしなかった至福の時間。
「ユイさん!ユイさん!」
僕の息が荒くなり、下半身を打ち付ける速度が速くなった。
「まだよ、まだ、もう少し我慢して」
二人で快感を高め合っていく。
「もう出したい?いいわよ、そのまま出して」
うかつなことに、そのときになって僕は大変なことに気づいた。
僕達は避妊をしていない。
「で、でも、このままだと赤ちゃんが・・・」
「大丈夫、大人の女はね、赤ちゃんが出来る時期をちゃんと計算してるの」
ケンスケの尻が痙攣した時、ユイは自分の身体の中に吐き出される液体の温もりを感じた。


35 名前:kuzukago:04/12/16 01:30 ID:???

ユイが起き上がって、シーツを身に巻き始めても、ケンスケは横たわったまま初めての余韻に浸っていた。
薄暗闇の中でも浮き上がるユイの滑らかな曲線が、微かな衣擦れの音と共に隠されて行くのを、ケンスケは惜しく感じていた。
「がっかりしたでしょ」
ユイがいきなり言った。
「え?」
「ごめんね、初めてがこんなおばさんで」
ユイはケンスケを見ようとしない。
「そ!」
ケンスケは慌てて起き上がる。
「そんな事ないです!ユイさんはとっても柔らかくて気持ちよくて、い、いや、その、とにかく、
僕はユイさんとこういう事になったのがとても嬉しいです・・・でも、ユイさんこそ後悔してるんですか?」
「・・・馬鹿ね」
ユイはようやくケンスケに向き直り、柔らかな笑みと共に彼に唇を与えたのだった。
ケンスケはユイを抱きしめると、キスを交す。
ユイは目を閉じて唇と身体をケンスケに委ねている。
夫に対する気持ちが醒めた訳じゃない。でもホントは夫以外の男の人も知って見たかったのとユイはベットの上で笑った。
初めて身を重ねた後のベットの上だった。

END


36 名前:PDX.:04/12/16 14:25 ID:???

>>30-35 kuzukago さん

>PS.なんか自分のは他の人のとは毛色が違う気が(w

 私なども「右手の肖像」みたいなものを投稿していますし、黒くない
作風でも問題はないかと思われます。


 ケンスケの片思いってわけじゃなくて、ユイさんの方にも思うところ
があったわけですか。(描かれてはいないけど、トウジには無かった
んでしょうかね、やはりw)


 少し気になったのは、地の文がケンスケ自身の箇所と第三者視点
の箇所とが混在している点でしょうか。


37 名前:引き気味:04/12/16 23:14 ID:???

>>30-35 kuzukagoさん

多分、この作風はそれだと思うのですが、コメディ・ライトタッチエロはこのサイトだと全くの未開拓分野ですね。
私自身は黒エロばかりを主に書いてきて、陽性のエロには苦手意識を持っているのですが、それを抜きにしても難しい分野だと思いますよ。

コメディの中に下ネタを混ぜてエッチな話に仕立てるのと、
明るい人間関係の中に(恋人同士だとか)エロシーンを挟んでイチャイチャ路線を演出するのと、
ハァハァ目的でひたすらに文章を読み手を興奮させることに用いる「ポルノ小説」とでは、
自ずと制作の手法は変わってくるのでしょうから。

私は大分前にギャグとエロの合成をやって「笑ったけど使えない」という評価の失敗を経験しておりまして、以来、この路線は諦めてしまっています。
そんなわけで大したことは言えないのですが、PDX.さんもおっしゃっていますように、別段だからといってここのサイトカラーとは違うからダメですというつもりもありませんで、多少どんなにどれだけ毛色が違おうとも、
基本的にエロければ大歓迎なのです。
何度もこれまでに繰り返しておりますように、このサイトはエヴァの二次創作エロでハァハァしたいが為だけに作った場所ですし。
寧ろ、私ではやり方を思いつけない分野だけに、エロとコメディタッチの両立を目指そうという方がいらっしゃるなら、それはかなり興味深く、応援したいところです。

――でもってこれもまた近々にhtmlにしときますね(w


38 名前:kuzukago:04/12/16 23:17 ID:???

>>36
PDXさん、こんばんわ。

>>ケンスケの片思いってわけじゃなくて、ユイさんの方にも思うところ
>>があったわけですか。(描かれてはいないけど、トウジには無かった
>>んでしょうかね、やはりw)
ひたすら主人公にとって都合のいいエロ時空の話ですから。
「相田ケンスケ育成計画」の一ルートって感じで。

>>少し気になったのは、地の文がケンスケ自身の箇所と第三者視点
>>の箇所とが混在している点でしょうか。
言われて見れば、やっぱり気になりますね。
考えてみます。


39 名前:kuzukago:04/12/16 23:32 ID:???

>>37
引き気味さん、こんばんわ。

実際のところ、ケンスケとユイの接点を作り出すのが大変で、
コメディ風に逃げたところがあるのですが、あまり巧くいってないかな。

もう少し練り直そうかとも思うので、html化は待ってください。


40 名前:目黒腹蔵:04/12/18 00:03 ID:???

ユイとケンスケというマッチングの面でも高難度な題材かもしれませんねえ。
これが黒エロですと、原作での最後の電話のシチュエーションを利用して、一見平和に戻った世界の中で「シンジ、あの時の俺の気持ち、忘れた訳じゃないんだぜ」などと言いながら復讐としてユイに手をかけるケンスケとか
落しどころはいくつか考えられるんでしょうけど。

41 名前:kuzukago:04/12/19 03:26 ID:???

>>40
目黒腹蔵さん、こんばんわ。
>>ユイとケンスケというマッチングの面でも高難度な題材かもしれませんねえ。
エヴァキャラでこういう話を書きたいというより、こういう話を書くために、
エヴァキャラの中からカップルを探しているのがまずいかもしれません。
おかげで、この話とか新しく書いた話とか、別にエヴァキャラじゃなくても
いいじゃんという話になってしまいました(^^;


42 名前:kuzukago:04/12/19 03:40 ID:???

こんばんわ、kuzukagoです。またまた投下しに来ました。

ただ、もうエヴァのFFじゃなくてもいいじゃんとか、
エロ増量を心掛けたんですけど、自分ではこの程度が限界かなぁとか
色々思っています。

3回程に分けて投下します。
*******************************
仕事を持って外で働いている妻は、必ず浮気をしている。
特に、妻が美人で熟れた体を持っているのなら尚更である。
なにしろ夫が知らない昼間の妻の回りには、上司、同僚、部下、顧客、多くの男達が群がっているのだ。
彼等が妻の豊満な肉体を包むビジネススーツを剥ぎ取り、
タイトスカートの下に隠された妻の膣に己の性器を突き込む
チャンスを狙っているのは疑う余地が無い。
多くの男達の中には、夫以上に妻の好みにあう男もいるだろう。
残業、出張、会社の飲み会、帰りが遅くなる口実には事欠かない。
だが、実はホテルに連れ込まれていなかったと言えるだろうか。
強く迫られた場合、今後の付き合いを考えれば、無下に拒めない。
それに、裏切ったとしてもそれを知られる事はまずないのだ。
そんな状況の中で貞操を守り通せる妻がいるだろうか?
某掲示板サイト巻頭言より

ホテルの一室で碇アスカはシャワーを浴びていた。
(どうしよう・・・やっぱりするのよね。もう部屋に来ちゃったし・・・)
アスカはこれから初めての不倫に踏み出そうとしていた。
バスルームの鏡に映っている自分の身体を見る。
独身の頃の肌の張りは無いにしても、乳房はまだ垂れておらず、お腹の周りに肉もついていない。
子供を産んでも体型が崩れていないのは、いい妻、いい母であると同時にいい女でありつづける為の努力の賜物だった。
その努力も全ては夫のシンジの為だとばかりだと思っていた。
まさか他の男の前に、この身を晒すときがくるとは思いもしなかった。
(私、何やっているんだろう)
(ホテルの部屋でシンジ以外の男の為にシャワーを浴びているなんて)
ノズルから降り注ぐ水流がアスカの白い肌に当たって弾け、水滴が彼女の滑らかな曲線をたどった。



43 名前:kuzukago:04/12/19 03:41 ID:???

碇シンジと結婚、出産後も、スーツに身を包み、バリバリのキャリアウーマンとして働いていたアスカは
上司と一緒の地方出張の夜、ホテルの部屋に誘われた。
上司がアスカに求めていることは一目瞭然であった。
それまでのアスカだったら、軽蔑の眼差しで一蹴したに違いない。
だが、同期の女性が、先に昇進してしまったことがアスカに焦りを生んでいた。
社内では、彼女は上司と寝て、その地位を得たというのがもっぱらの噂である。
(レイなんかに、負けてたまるものですか!)
アスカにとっては、その彼女とはかってシンジを巡って恋敵の関係だったこともあり、
それだけに、負けられないという気持ちは桁外れに強い。
だから、アスカは決心した。
彼女も「女の武器」を使うことを。
外国人の血が入っているアスカはブロンドの髪、日本人離れしたプロポーションを備えている。
彼女がその振りを見せれば、どんな男でも、その気にさせる自信があった。

とはいえ、その行為は、大恋愛の末、結ばれた夫を裏切る行為でもある。
躊躇する気持ちも強かったアスカは、この旅行に出かける前、親友に相談を持ちかけている。
「いいんじゃない、抱かれちゃいなさいよ」
中学時代以来の付き合いで、今はやはりその頃から付き合っていた相手と結婚している親友は、
話を聞くと軽く言い放った。
「そんな・・・」
「そんなことで悩むなんて、アスカは見た目より古いのね。アスカは碇君と結婚するまで処女だったでしょう。
今時、一人しか男性を知らないなんて信じられないわ」
「・・・そういうヒカリはどうなのよ。ずっと鈴原一人と付き合っていたじゃないの」
「付き合っていたのは、トウジだけだけど、結婚するまで何人かと適当に遊んでいたわよ。
結婚してからは・・・今、付き合っている人で三人目かな」
中学時代は「いいんちょ」というあだ名で呼ばれるほど真面目で堅物だった親友の意外な素顔を見せられて
唖然とするアスカの前で、彼女はアスカを煽り立てる。
「ちょうどそんなにも女として恵まれた体を持っているんだもの。
それを旦那を喜ばす為だけに使うなんてもったいないわよ」


44 名前:kuzukago:04/12/19 03:43 ID:???

上司の部屋のドアの前で、アスカは一つ深呼吸をすると、薬指から指輪を外して、ハンドバックに入れた。
ドアをノックすると、すぐにドアが開き、彼がアスカを部屋の中に招き入れた。
「いらっしゃい、アスカくん。待ってたよ」
アスカの上司、渚カヲルは、実はアスカと歳は変わらないまだ若い男性である。
にも関わらず、彼女の上司という地位にあるのは、彼が会長の隠し子だからというのは、
社内における公然の秘密だった。
それゆえに彼との繋がりが出来れば、社内におけるアスカの地位は飛躍的に強化されることが期待できる。
無言のまま、彼の横をすり抜けて、アスカは部屋に入る。
カヲルはドアを締めると後ろからアスカを抱きしめた。
「ずっと、キミとこうなりたいと思っていたよ。さぁ、ボクに口付けしてくれ」
意を決して、アスカはカヲルの腕に抱かれたまま、身体を廻して、カヲルと向き合う。
すぐ目の前にあるカヲルの唇に自分のそれを押し付ける。
カヲルも口を少し開き、侵入してくるアスカの舌を迎え撃つ。
カヲルの情熱的な接吻には彼の首に手を回すことによって応える。
ジュプ・・・クチュ・・・
物音一つしない部屋の中に、唾液を啜りあう男と女の音だけが響いていた。
(キス・・・シンジ以外の男とのキス・・・)
アスカはしばらくそれに酔った。
(キスはシンジよりも上手ね)
(シンジはキスをする時、照れてしまうから上達しないんだわ)
遠く離れた夫を他の男と比べる事に抵抗を感じない自分に我ながら驚く。
そうしている間にも、カヲルの手がアスカの胸に這って来た。
アスカは身じろぎし、彼の身体を押しのけた。
「ま、待って……シャワーを浴びさせて」

************************
次回は明日

45 名前:kuzukago:04/12/19 17:56 ID:???

こんばんわ。kuzukagoです。2回目投下します。
*******************************
アスカの後、今は、カヲルがシャワーを使っていた。
シャワーの水音が止まった。
アスカの心臓が跳ねる。
バスルームのドアが開き、腰にタオルを巻いたカヲルの姿が現れた。
アスカはベットの上に横たわって待っている。
その身体を覆う物はバスタオル一枚だけ。
鼻歌で「歓喜の歌」を歌いながら、カヲルがベッドに近づいてくる。
当然の権利の如く、人妻の横たわるベットに上り、
バスタオルを引き毟ると男に快楽を約束する豊満な甘い肉体が現れた。
震えているアスカを見て、カヲルは微かに笑う。
早速、カヲルが唇と手で乳房に貪りつくとアスカはあまい吐息を漏らす。

アスカの乳房はもともと豊かなものであったが、子供を産んだことで更に育っていた。
それでいながら、いささかのたるみも見せず、こうしてベッドに横になっていても、上に向けて盛り上がっている。
その乳房を、カヲルは思うのままに弄ぶ。
カヲルの手が動くたびに、アスカの形のよい乳房は形を変え、カヲルの口の中で、固く尖りだした乳首が転がされる。
アスカの手はそんなカヲルの頭をしっかりとつかんで自分から胸におさえつけている。
アスカの顎が上がって喉が露になり、目を閉じて、カヲルの与える感覚を受け入れている。
「君のカラダはガラスのように繊細だね」
カヲルがアスカの耳元で囁く。
「好意に値するよ」
カヲルはベッドの上に身を起こすと、アスカのほっそりと伸びた脚を掴むと、膝を立てさせて左右に開いた。
薄い陰毛が飾っている下に割れ目が顔を覗かせている。
顔を寄せると下の唇に思い切り吸い付く。
「あっ!」
いきなりそこに来るとは思っていなかったアスカが声を上げて身じろぎをする。
思わず暴れだしそうになった彼女の両の太腿を頭の横で抱え込んでがっしりと固定すると、引き続き人妻の味を味わう。
暫くの間、部屋に響くのは人妻のあえぎ声と人妻の愛液をすする音。
ようやく満足して身を起こした頃にはアスカの下の口はしとどにシーツを濡らし、目は虚ろに宙を見ていた。


46 名前:kuzukago:04/12/19 18:00 ID:???

「そろそろいいかい。さぁ、ボクを受け入れてくれ」
カヲルは自分の下半身をアスカの脚の間に割り込ませる。
「あっ!あの・・・ゴムをつけて・・・」
「無粋なことを言うね。キミは」
「で、でも・・・」
「許してくれないのなら、ボクはもう続ける気は無いよ」
アスカは自分の生理の周期を思い出して計算する。
今日は・・・微妙だった。
全くの危険日ではないが、そろそろであることには間違いない。
「今日のことは無かったことにしてもいいんだよ。どうするんだい、アスカくん」
もう、ここまでしてしまっているのだ。
今更、全てを無かったことになどできない。
「大丈夫・・・です。続けて・・・」
「いくよ・・・アスカ」
カヲルの陰茎がアスカの秘裂に近づいていく。
「あ」
それがアスカの入り口に触れた。
見た目の華やかさとは裏腹に、根は真面目なアスカはシンジ以外の男に身を許したことなど無い。
つまりこの男がアスカにとっての二人目の男となる。
アスカの脳裏にシンジの笑顔が浮かんだ。
(・・・・・・シンジ・・・・・・)
カヲルが腰をアスカの脚の間に押し付ける。
(シンジ・・・ごめんね・・・)
アスカの目尻から一滴だけ、涙がこぼれる。


47 名前:kuzukago:04/12/19 18:01 ID:???

そして・・・・・
アスカの女が夫以外の男の肉によってこじ開けられていく。
本人の意思とは関わり無く、アスカの女の門は締まり、
許されざるものの侵入を防ごうとしていたが、
カヲルの肉の破城槌は、その抵抗を易々と打ち破り、
シンジの形に合わせて形作られたアスカの侵入路を、
自らの形に作り変えながら、奥の院までたどりつく。
「ハァッ」
その瞬間、アスカは目をカッと見開き、大きく口を開けて、息を吐いた。
「大きすぎたかい?」
カヲルはゆっくりと大きく腰を揺すり始めた。
「あ、あ、あ」
抑えようとして抑えきれない声がアスカの口から漏れる。
カヲルのモノはアスカの中を目一杯広げてしまっていたのだ。
その中をずるずると何かが動いている感触は、シンジとの行為では感じた事が無い物だった。
(だ、駄目よ・・・シンジと比較しちゃ・・・)
しかし、シンジを意識しないようにすればするほど、シンジとの違いが脳裏に浮かび、
シンジ以外の男を受入れている事実を否が応でも実感させた。
考えないようにした。
自分がシンジを裏切っているという事実を。
気付かないようにした。
裏切っている事を意識するほど身体が燃え上がる事実を。


48 名前:kuzukago:04/12/19 18:03 ID:???

「さぁ、お互いに愉しもうじゃないか、アスカくん」
カヲルがアスカの上に覆いかぶさり、下半身をリズミカルに動かすと、
アスカもそれに応えて、カヲルのリズムに合わせて腰を動かす。
つい昨日までは、ビジネスパートナーとして協力していた二人が、
今、男と女としてお互いの快楽を高めあうために協力を始めていたのだった。
カヲルの腰が激しく振られると、それに合わせてアスカの腰も激しく振られ、
カヲルの陰茎が内側を擦りあげると、アスカの膣が厳しく締め上げる。
だが、もし第三者が見ていたならば、二人の様子に差が出てきたことに気づいただろう。
アスカはカヲルにしがみつきながら歯を食いしばっている。
アスカのそんな表情を見ながら、カヲルが自身をアスカの中に送り込む様子には、未だ余裕が見える。
その差は、人妻とはいえ一人の男との普通の性生活しか送ってこなかった女と、女に関しては百戦錬磨の男の差でもあった。
深く押し込まれ、引き出され、そしてまた押し込まれる。
カヲルが動くたびに、今まで知らなかった感覚がアスカの身体中を駆け巡る。
(なんなの・・・これは・・・なんなのよ?)
まるで、深い谷に落ちていくような錯覚に襲われ、目の前にあるカヲルの身体にしがみつく。
そんなアスカの様子を、カヲルは醒めた目で観察している。
「信じられないな。キミの旦那さんはキミにまだ女の歓びを教えてくれていないのかい」
(え!?そ、そうなの?)
シンジとのセックスでも上り詰めたことはあったはずであった。
しかし、その時行き着いた場所と、今、行き着こうとしている場所は全く比べ物にならなかった。
(ヒカリの気持ちがわかったような気がする・・・こういうことがあるのなら、止められないわ)
アスカは内心、この旅行に出るとき、彼女の後押しをしてくれた親友に感謝した。
彼女が後押ししてくれなければ、自分は本当の歓びを知らないままだったのだから。


49 名前:kuzukago:04/12/19 18:05 ID:???

アスカの呼吸がより一層早くなっていく。
アスカは金髪を振り乱して、左右に首を振り続ける。
カヲルの肉棒がアスカの膣内を何度も往復する。
その度にアスカは狂ったように身悶えし叫んだ。
アスカも強く締め付けているにも関わらず、カヲルのモノは未だに終わる気配を見せない。
シンジならば既に終わっているはずだった。
「こんなに凄いの、初めて・・・あああーーっ!」
「フフフ、もういっちゃったのかい。一人だけいくなんてひどいな」
「・・・ご、ごめんなさい・・・」
繋がったまま、カヲルはくるりと回転して、アスカを自らの上に乗せた。
「今度はキミがボクを愉しませてくれ」
少しアスカは戸惑った。
だが、目を閉じるとアスカは、初めはオズオズと、そしてだんだん激しく腰を回し始めた。
「アスカ、いいよ・・・なんて柔らかいんだ・・・」
円を描くように、アスカの腰は、カヲルの男性を包んだまま、経産婦の豊かな尻をうねらせる。
前後運動とは違った動きで、カヲルの鉄柱がアスカの中の肉を掻き回す新鮮な刺激を、
腰の動きに強弱をつけることで、自らコントロールしていくコツをアスカはたちまち学んでいった。
カヲルは目を閉じて、自分がイケナイ事を教え込んだ人妻の女肉が与えてくる快楽を味わっている。


50 名前:kuzukago:04/12/19 18:09 ID:???

「あ、はぁ」
部屋中に女の嬌声が響いた。
ベットの上で四つんばいにされた尻に、カヲルが突き入れたのだ。
成熟した白い尻を男に向かって差し出すこの体位は、気位の高いアスカにとって、
極めて屈辱感を感じさせるものであり、
シンジに対して初めてこの体位を許すまでには多くの喧嘩と長い時間を要し、
それ以後もよほど機嫌の良い時にしか許さないものであったのだが、
それを初めての相手に、こうも易々と許したことは、
もはやアスカの中にカヲルに対する抵抗感など欠片も無くなっていることを如実に示していた。
今夜、既に何度もカヲルを受入れて上り詰めたアスカの頭の中には最早シンジの事など無い。
虚ろな眼には理知のきらめきはなく、凛々しい顔立ちは性の快楽に呆けている。
アスカはベッドの上に四つん這いになり、カヲルをバックから受け入れている。
アスカの腰を掴み、狂ったように自分の腰をアスカの尻に打ち付けるカヲル。
口から絶えず悲鳴を上げ、狂ったように髪を振り乱すアスカ。
「あぁぁぁ、またいっちゃう・・・気持ち、気持ちいい・・・だめになっちゃう」
「もう少し我慢してくれないか。僕ももうそろそろのようだ」
「は、はい」
「ところで、今日で終わりというわけじゃないよね」
「え?」
「これからも、僕とこういうことをしてくれるね」
「い、いいわ!喜んで!!」
「誘われたら、僕と一緒にホテルに行くね」
「いいわ」
「会社の中でも僕を受け入れるね」
「いいわ」
「旦那と子供を捨てろと言われたら捨てるね」
「え!?」
「捨てるね」
「・・・いいわ」
「かわいいひとだ・・・ご褒美をあげよう」
「あああぁぁぁーーーっ!」
最後の突きでもう一度アスカを叫ばせると、カヲルは迸りを放つ。
胎内に広がっていくカヲルの放った体液の温もりに、
アスカは再度上り詰めていく。
*********************
エロってなんだろう?次回はエピローグ

51 名前:引き気味:04/12/20 01:34 ID:???

……あ、『ULTRAMAN』公開開始の土日が終わってら…… ('A`)

>>45-50 kuzukagoさん

実に手堅い寝取られですなぁ。
いやもう、ハァハァであります ( ゚∀゚)=3

なんとなくキャラの設定を見ていますと学園設定ベースかしらんとおもうところでありますが、
あれのお元気すぎるレイちゅわん(成長後ver)もやっぱりこのボンボンカヲルにホテルに誘われて
ひんひん言わされてるのかと思いますと、なかなかに感慨深いものがあります。
あんなに青春乙女していた子も、男の前で股開くような歳になったんだなぁ……とか、そんな感じの(馬鹿です)。
考えてみますと、元のレイのイメージやマナとの兼ね合いであまり描き勝手が良くないなと思っていた
リナレイというのも、挑戦しがいのある分野のような気がしてまいりました。

差し当たりとりあえずこの話でのMVPと言いますか、いい感じの動きをしてくれていますのは、
浮気を推奨する元潔癖人妻さんでしょーか(w

オチも楽しみにしております。

52 名前:FOX:04/12/20 02:26 ID:???

FOXです。

>引き気味さま
さきほど「Model Ver.R」を発射させていただきました。
都合のよろしいときにでもupください。

後編、早く書かなくちゃ……。

53 名前:引き気味:04/12/20 02:34 ID:???

>>52
うい、了解です。

54 名前:引き気味:04/12/20 02:36 ID:???

――って、プレンテキストで65kb! Σ(゚д゚)

待ちに待っていたレイ編ですが、またなんつー読むのに覚悟が要りそうな…… (;´∀`)
同じく待ってる人が多そうなので、さくっとうpしときますね。

55 名前:PDX.:04/12/20 08:51 ID:???

>>42-50 kuzukagoさん

 出遅れてしまった感があるので、感想はエピローグまで待とうと思います。
 

56 名前:kuzukago:04/12/20 22:27 ID:???

こんばんわ。kuzukagoです。これで最後です。これはもうエピローグじゃないな^^;
***********************************

アスカはベットの上にうつぶせに突っ伏した。
昇り詰めた後の心地良い気だるさが彼女の肢体を弛緩させて行く。
カヲルに噛まれた乳首はまだじんじんと痛み、
下半身には中を押し広げられた感触が残り、
カヲルの放出した生暖かい液体が自分の身体の奥底にまだ残っているのが感じられる。
シンジとの幸せな結婚生活では開花しきらなかったアスカの女としての資質が、
カヲルとのたった一度の情事で、目覚め始めたことを、アスカは自覚していた。
裸の肌が滑らかなシーツに擦れるのも気持ち良い。
背中に感じる温もりがカヲルも力を使い果たしてしまった事を教えてくれる。
二人の繋がっていた部分が外れ、そこから生温かい液体がこぼれ出る。
男性の精を受ける存在としての女性に産まれた事に、アスカは心底感謝していた。

カヲルがアスカの上から身を起こすと、ベッドサイドの机の中から携帯を取り出した。
「なに?もう、こんなときにまで、仕事?」
「面白い遊びをしないかい」
「なんなの?」
カヲルは携帯にある番号を呼び出して表示させると、アスカに見せる。
「どこの番号かわかるかい?」
「・・・ちょっと!やめてよ!!」
携帯に伸ばすアスカの手を、片手で押さえつけながら、
カヲルが通話ボタンを押すと、その電話番号先、アスカの自宅に電話が繋がった。
「もしもし・・・いかりです」
携帯のスピーカーから流れてきたのは、まだ幼い女の子の声だった。
「誰だい?」
アスカの耳元で、カヲルが囁く。
「娘よ」
マイクに声が入らないように、アスカが小声で返す。
「もしもし・・・」
「返事してやりなよ。お母さん」
カヲルがアスカの顔の前に携帯を持ってくる。
アスカはカヲルをキッとにらんだが、一つ息をつくとマイクに話し始めた。
「ママよ、ハルカちゃん」
「あー、ママだぁ」
「ごめんね。ママ、お仕事で帰れなくて」
「ハルカ、げんきでおるすばんしてるよ」
「パパはどうしたの?」
「おかいものにいった」
「そう、いい子ね」
母と幼い娘の語らいを聞きながら、カヲルはアスカの乳房を軽く揉んでいる。


57 名前:kuzukago:04/12/20 22:31 ID:???

「ママ、お土産買って帰るから。ハルカちゃん、何か欲しいものあるかな?」
「ハルカねぇ、ハルカねぇ」
ハルカが息せき切ってねだる。
「おとうとかいもうとがほしい」
唖然とするアスカ。
「そ、それはちょっとお店では売っていないかなぁ」
「しってるよ、ハルカ。ママのおなかのなかにあかちゃんのタネをいれると、あかちゃんがうまれるんだって」
「・・・そんなこと誰に聞いたの?」
「ようちえんでミッチャンにきいた」
カヲルが笑いを抑えて囁いた。
「へぇー、最近の幼稚園児ってこんなこと話しているんだね」
「ハルカ、おとうとかいもうとがほしいの。あかちゃんのタネをいれてもらって」
「そ、そうね、帰ったらパパに頼んでみるわ・・・あっ!」
アスカのアソコから、先ほど射込まれた体液がトロリと流れ出す。
「どうしたの、ママ」
「な、なんでもないわ。明日、帰るから、元気で、待ってて」
カヲルを振り解いた手で、アスカが通話ボタンを切った。
「なんてことするのよ!」
「アハハ、予想外だったけど、面白かったじゃないか。で、どうするんだい?ママ?」
「え?」
「ハルカちゃんの弟か妹を、またママの中に入れてもいいかな?」
アスカは唇を噛み締めている。

自宅に帰り着いた時には既に夜になっていた。
まだ窓からは、明かりが洩れ、家の中から娘の明るい笑い声が聞こえてくる。
玄関のドアの前で一瞬躊躇した後、チャイムを鳴らす。
家の中を走る音がして、ドアが勢いよく開くと、娘が飛び出してくる
「ママ、おかえりなさーい」
「ただいま、ハルカちゃん。いい子にしてた?」
「ハルカ、いいこだったよ」
娘を抱き上げ、玄関に入ると、夫が立っていた。
「アスカ、お帰り」
エプロン姿のシンジの姿は、出かける前と少しの変わりも無かった。
「お仕事、お疲れ様」
外見だけでなく、内面も少しも変わっていない。
アスカを愛している。アスカを信じている。
涙が流れそうになるのを、無理矢理押さえつける。
「アスカ、お腹減ったろ。夕御飯できてるから」
「ハルカがパパといっしょにごはんつくった」
「ハルカちゃん、ありがとうね」
こんな家族を捨てられるわけが無かった。
会社での地位とか、勝ち負けとかに拘っていた自分が、馬鹿だったことにアスカは気づいた。
(あした、カヲルに会ったら・・・)

58 名前:kuzukago:04/12/20 22:31 ID:???




数ヵ月後、アスカは身体の異変に気づいた。


end


59 名前:PDX.:04/12/20 22:55 ID:???

>>42-50
>>56-58 kuzukagoさん

 ではまとめて感想を。

 不倫アスカが良かったです。
 出世とかそんなものに惑わされてうっかり脚を踏み外してしまう視野狭窄加減。
 よっぽどレイをライバル視してたんでしょうかね。
(実は、「レイが女の武器を使った」というのはレイが流したただの噂で、カヲルと
通じたことでアスカがシンジに捨てられる事を狙っての罠? と疑いました(^_^;)

 カヲルの精を受け入れ、妊娠することすら許容。以前の冬月×ユイさんもそう
でしたが、kuzukagoさんにとってのツボは中出し・妊娠でしょうか?

 あと、サラリと自分の性経験を口にした上でアスカを煽るヒカリ(汗)
 なかなか今までなかったタイプかもしれません。
 でも堅実な彼女のこと、バレて破局なんてことはないようにしてるんでしょうね。


60 名前:FOX:04/12/21 00:40 ID:???

>kuzukagoさま

 恋愛ではレイに「勝った」はずだったのに、それ以外も圧倒することを夢見たアスカが陥った陥穽。
 なんだか妙にたくましいヒカリに背中を押されたばっかりに……。

 前半の躊躇するさまからカヲルに溺れ、彼の言葉に応えてしまうあたりにはかなりエキサイトしました。
 やっぱりカヲルはこういうキャラ、似合いますよねぇ。

61 名前:FOX:04/12/21 00:45 ID:???

>>54 引き気味さま

 深夜のupありがとうございました。

 >――って、プレンテキストで65kb! Σ(゚д゚)

 問題は、そこまで書いたのが「長い前フリ」となってしまったことです_| ̄|○。
 upできる体裁になんとか持って行った際に、20KBほど後編に回していますから、つぎのupは早いかも……と……思います。

62 名前:引き気味:04/12/21 01:05 ID:???

>kuzukagoさん

ナイス黒エロ、と言いますか、増量を〜と仰っておいでだった様にそれっぽいキーワード含有率が上がってましたのが
実に現金に嬉しかった私 (;´∀`)

kuzukagoさんのお話の作り方ですが、どうも身も蓋も無く猥語を並べまくってポルノシーンだけを描いてみせる私のやり方
と比較しますと、背景にきちんとキャラクター達の生活してきた物語を想定して、そこからエロいシーンを切り出してくるよう
な感じですね。
おかげでこちらは断片一片からでも自ずとナニな妄想が広がってしまう有様でして、エロ文ながら手堅い印象を受けます。
変な形容ですけど、FFらしいFFですね。
一作目の時がまさにその傾向を顕著に感じたわけですが、今回ですとヒカリのキャラクターの作り方が微妙に生々しい主婦
っぷりだったところですか。
スタイル自体は手堅い上司との浮気物語のようでありましたけれども、そういった垣間見えた背景を想像させてくれる脇の
キャラ像もあって、思い返すごとにまた良い感じに妄想の膨らむ源になってくれそうな一偏でした。
ごちそうさまです(w

でもって、投下し終えたといってもまた推敲に見直されるのかもしれませんが、htmlにして良いと思われます段になりましたら
お伝えくださいな。
サクッとうpして、ニヤニヤしながら読み返し易くしちゃいますので。

63 名前:引き気味:04/12/21 01:07 ID:???

>>61 FOXさん

他のスレでもさらっと触れておいででしたけど、次こそいよいよあのレイちゅわんが服をひっぺがされて、凛々しく引き締めたお顔に
屈辱の感情を蘇らせてしまうのかと思いますともう実にハァハァで、楽しみにお待ちしております。


64 名前:kuzukago:04/12/21 22:25 ID:???

こんばんわ。kuzukagoです。皆さん、ありがとうございました。

>>59 PDXさん
>>kuzukagoさんにとってのツボは中出し・妊娠でしょうか?
妻モノのパターンじゃないかなと思うので(^^;

>>60 FOXさん
>>なんだか妙にたくましいヒカリに背中を押されたばっかりに……。
他の方のレスにもヒカリのことが書かれてたりして、予想外でした。

>>62 引き気味さん
エロは難しいです。
自分は綺羅光より江国香織の方がエロく感じたりするので、ズレてるかも。


65 名前:kuzukago:04/12/23 14:47 ID:???

こんにちわ。kuzukagoです。今回はあまりエロくないかも
*****************************
「すずはら〜!」
放課後の教室に、女子の声が響き渡った。
教室の後ろのドアから、彼女の目を盗んで、抜け出そうとしていた二人組が脱兎の如く、走り出す。
「堪忍な、いいんちょぅ」
「あしたはきちんとやるからぁ」
「鈴原、相田、あなたたち掃除当番なのよ!」
彼女の追いかける声も、彼らの遠ざかる背中に届かない。
「もう、あの二人、これで三日連続じゃない」
憤懣やるかたない様子なのは、制服姿で髪を後ろで二つに結わえたお下げの少女。
帰る支度をしている彼女の親友が、そんな彼女に話しかける。
「何?あの二人またサボり?」
「今日こそは残っていてと昼間あれほど言ったのに」
「大変ねぇ、ヒカリも」
「今日は欠席者もいるから、人手が足りないのに・・・」
ヒカリと呼ばれた女の子が、ちらりと彼女の親友を見る。
「え・・・あはは・・・そうだ!シンジ、あんたがヒカリを手伝いなさいよ」
彼女は、彼女達の後ろで様子を眺めていた一人の男子を捕まえた。
「えー!なんで僕が!?」
顔立ちこそは良いが、気弱な雰囲気を漂わしているシンジと呼ばれた少年は抵抗する。
「なんでって、あんた、鈴原の親友なんでしょう!親友の代わりくらいしなさいよ」
「・・・だったら、アスカが掃除を手伝えば・・・」
「なんか言った?」
「・・・」
「じゃ、ヒカリ。そいつこき使っていいからね」
言いたいことだけ言って、手を振って教室を出て行く彼女。
残された二人は、顔を見合わせ、同時にため息をついた。
「ごめんね、碇くん」
「いいよ、さっさと終わらせちゃおう、洞木さん」


66 名前:kuzukago:04/12/23 14:48 ID:???

「よし、これで後はゴミを焼却炉に持っていくだけだわ。みんなありがとう。もう帰っていいわよ」
「ヒカリ、後はお願いね」
同じ掃除当番だった子たちが、教室を出て行く。
「洞木さん、僕も一緒にゴミを持っていくよ」
「ありがとう、碇くん」
ゴミを焼却炉に持っていった後、一度カバンを取りに教室に戻り、二人で一緒に校門を出る。
他のクラスの当番の子達も既に帰ってしまい、あたりには二人の姿しかもう見当たらない。
「ほんと、アスカってひどいんだよ」
「へぇ、碇くんって大変ね」
二人は、校門近くに止まっていた一台のバンを気にも留めなかった。
そのバンの運転席で、男が手に持った写真を懐に戻すと、襟元のマイクに話す。
「目標確認」
少しの間をおいて、男の耳のイヤホンから別の声が流れでた。
「監視は排除。予定通り」
「待て。同伴者あり。女一名。同級生らしい」
「・・・同時に確保」
「了解」
シンジとヒカリの二人は、話に夢中になっていて、後ろから近づいてくる車になかなか気づかなかった。
慌てて道の端に寄る二人のすぐ横を、バンが通り過ぎていく。
と思いきや、ブレーキ音を軋ませてバンが急停車すると同時に、その扉が開き、
中から出て来た男達が二人を捕まえると、車の中に引きずり込んだ。
「わっ!」「きゃ!」
暴れるシンジの口元に、布が押し当てられ、そこから漂う刺激臭を嗅いだ途端、シンジの視界は暗転した。


67 名前:kuzukago:04/12/23 14:50 ID:???

シンジの意識が戻ったとき、初めに見たものはコンクリートの床だった。
どうやら自分が床の上に転がされているらしいことを認識する。
手や足は動かない。
怪我をしているわけではなく、何かで縛られているらしいことに気づく。
(そうだ、僕は男達にさらわれて・・・洞木さん!)
だが、動き出す寸前に、部屋の中に複数の人間がいる気配があることに気づいた。
とっさにシンジはまだ気絶している振りをする。
男達の話している声は苛立っているようだった。
「駄目だ。もう手配が回っている」
「やはり連れて脱出は無理か」
「初めからわかっていたことだ。予定通り分散して離脱する」
「お前はこの部屋に残り、目標を監視しろ。明日、別班が回収に来る」
「わかりました」
「目標には危害を加えるなよ」
(一体、この人達は・・・?)
扉が開く音がして、男達が部屋を出て行く足音がする。
しかし、全員が出て行ったわけではなく、一人が部屋の中に残っていた。
監視を命じられた男だろう。
このまま気絶した振りをしていても仕方が無い。
シンジは今、意識が戻った振りをして身体を起こした。
「よお、目が覚めたか」
年の頃は、20歳くらいだろうか、髪を染めたにやけた男が声を掛ける。
ざっと、部屋を見渡して、ここが一面コンクリートの壁に囲まれたさほど広くない部屋の中だとわかる。
小さな通風孔こそ天井近くに開いているが、窓は無く、スチール製のドアが一箇所あるだけである。
同じ部屋の中、シンジとさほど離れていない位置に、同じように手足を縛られたヒカリが横たわっていた。
ヒカリはまだ、意識を取り戻していないようだ。
内心、ホッと息をつくと、監視役の男に向かってシンジは話しかける。
「あなたは一体?僕たちをどうしようというんですか!?」
「悪いが、何にも教えられないんだよなぁ。迎えが来るまで静かにしていてくれよ」
男は室内にあったパイプ椅子を引き寄せて座り込むと、ポケットの中から携帯ゲーム機を取り出して遊び始めた。


68 名前:kuzukago:04/12/23 14:51 ID:???

男が読んでいた漫画雑誌をパタンと閉じた。
首筋をグルグルと回す。
目が覚めた時から、どれだけの時間が過ぎたのかシンジにはわからなかった。
この部屋の中で時計を持っているのは男だけで、男はしきりと時間を気にしている。
そんな男から、シンジと、シンジの少し後で目を覚ましたヒカリは目を離せない。
退屈に耐え切れなくなったのだろう、男はシンジに話しかけ始めた。
「お前も大変だなぁ、親父のせいでこんな目にあって」
(父さんのせい!?)
だがシンジは声に出しては、何も答えない。
男はかってに話を続ける。
「しかし、だからといって息子を攫うなんて、よほどお前の親父は恨まれているんだな」
(そりゃあ、父さんを恨んでいる人間なら一杯いるだろうけど)
「それとも、身代金目当てなのかもな。お前の家、金持ちなのか?お前の親父は何をやってる奴なんだよ?」
(!?)
シンジはこの男が父のことを何も知らないことに驚いた。
だが、表に出しては無表情を保つ。
「ちっ、無視かよ」
男は再び漫画雑誌を開く。
シンジの頭は、今まで得た情報から今後のことを予想しようと努めていた。
この街はシンジの父親、正確には父親がトップである組織が、事実上支配している。
その組織は全力を挙げて、シンジの救出を図っているはずである。
そしてシンジには自分にそれだけの価値があることもわかっていた。
明日、シンジ達をこの街から連れ出すための人たちが来るらしかったが、
空港、鉄道、道路、何処を通ろうとしても監視の目が光っているこの街から、
組織に知られずに外に出られるはずがなかった。
(なら、助けがくるまでの間にひどいことをされなければ・・・)
その点は、男がシンジに対して危害を加えないように命令されていることを聞いていた。
安心するのはまだ早いが、身に差し迫った危険はなく、救出される可能性も高いことに間違いない。
シンジは内心、息をつく。
おびえているヒカリにも伝えて安心させてやりたいが、口に出して言うわけにはいかない。
(ごめんね、洞木さん)


69 名前:kuzukago:04/12/23 14:52 ID:???

シンジは目を覚ました。
安全だとわかったら、いつしか眠り込んでしまったようだった。
室内の雰囲気がいつの間にか変わっていた。
男がじっと見ている。
シンジではなく、ヒカリを。
その視線に落ち着かないヒカリがモジモジと身体を動かしている。
シンジも男がヒカリを見る視線に、なにか危険なものを感じていた。
(一体、何を・・・?)
男がゆっくりと座っていた椅子を立つ。
「目標には危害を加えるなと言われたけど・・・こいつは目標じゃないしな」
自分に言い聞かせるような声だった。
男はゆっくりとヒカリの方へ向かっていく。
手足を縛られていながらも、ヒカリは男から逃れようとするが、男はたちまちヒカリを捕まえる。
「やめて!」
「やめろ!」
男はシンジの方を向くと、にやけた顔にいやらしい笑いを浮かべていた。
「お前は黙って見てろ。お前の歳じゃなかなか見られないものを見せてやるから」

ヒカリを床の上に押さえつけて、胸元を締める制服のリボンを解いて抜く。
男はヒカリの制服の襟元を両手を掴むと、思い切り左右に引き裂いた。
「きゃあ!」
「洞木さん!」
薄いブラウスは男の力にひとたまりも無く、彼女の肌を人目から隠す役割を放棄した。
「お前、色気のないブラしてるな」
男が装飾の少ない実用本位のブラジャーをめくり上げると、ヒカリの薄い胸が、
この部屋を照らす蛍光灯の光の下にさらけ出される。
にやにや笑いながら、男が彼女の胸を揉む。
「あんまり、育ってねえなぁ。それともお前くらいの歳じゃあこんなものか?」
「嫌だ、やめてください!いや!!」
「肌の張りだけは、大人の女とは違うな」
男がヒカリの胸に顔を近づけ、口でヒカリの小さな乳房を愛撫する。
「痛い!」
男の舌が、ヒカリの乳首をなぶるが、ヒカリにとってはただ痛いだけでしかない。
男の下で辱めをかわそうとヒカリが必死に身体をくねらすが、
それもヒカリの柔らかい肌の感触を、男の肌に伝える心地よい刺激にしかなっていなかった。


70 名前:kuzukago:04/12/23 14:54 ID:???

男がヒカリの足を縛っていたロープを解いた。
ヒカリはスカートが捲れるのもお構いなく、足をバタつかせ、男を遠ざけようとするが、
男は難なくヒカリの足首を掴んで、その動きを封じる。
暴れたことで、スカートがお腹の上まで、大きく捲れ上がり、彼女のショーツが見えてしまっていた。
男の片手が乱暴にショーツにかかり、一気に引き降ろす。
「いやあぁー!」
まだ誰にも見せたことの無い薄い茂みが、露にされる。
男は口元で薄く笑うと、ベルトを外し、自分のスボンを下げた。
いきり立った男根を股間に垂らした男がのしかかってくるのを見て、
自分が何をされようとしているのか理解したヒカリは泣き叫び身をよじった。
男は、ヒカリの両足首を掴むと、自分の両肩に乗せ、彼女の身体を二つ折りにした。
柔らかい少女の身体は、男の力のままに易々と折り曲げられる。
男のモノが、ヒカリの割れ目にあてがわれると、ヒカリの泣き声はさらに大きさを増した。
「いっ、いやあ・・・お願いです・・・止めてください・・・許して・・・助けて・・・誰か」
ヒカリは、お下げを左右に振り乱して叫んだ。
ヒカリは必死に身体を揺すって逃れようとするが、男に押さえ込まれて身動きが取れない。



71 名前:kuzukago:04/12/23 14:56 ID:???

男はヒカリの秘められた場所を、一気に刺し貫いた。
ヒカリは黒い瞳を大きく見開き、体を硬直させた。
「あああぁ、痛い、痛い、嫌、いやあぁ!」
男の無理矢理の挿入に耐え切れず、裂けたヒカリの秘所から血が流れでる。
「きついぜ・・・お前のマンコ・・・スゲェきついぜ・・・思った通り初めてだな!」
「痛い、抜いて、抜いてください、お願い」
少女が自分の逸物を突っ込まれて、痛みに顔をゆがめている。
そんな表情に、たまらず男は腰を動かし始めた。
「我慢しろよ、そのうち良くなるからさ」
「いや・・・やめて・・・」
処女の膣のきつい締まりに感動した男は若さと本能に身を任せ猛然と腰を振り動かした。
ヒカリの涙まじりの訴えもむなしく、男は無慈悲に腰を振りつづける。
ヒカリも近い将来起こるであろう自分の処女喪失を想像してみたことがある。
だが、それは恋人相手に、柔らかいベッドの上で、愛情と幸福感に包まれながら経験するはずのものだった。
このように、知らない男に、固い床の上で、無理矢理レイプされて喪失する想像などしたこともない。
男のモノが自分の胎内に押し込まれる度にヒカリは、痛みと、好きでもない男に犯されている自分への嫌悪と、
何も出来ない絶望感にさいなまれていた。

男の荒い息遣いが顔を背けるヒカリの頬にあたる。
本能的にヒカリは男が終わりを迎えようとしていることに気づいた。
(え、ひょっとして・・・)
ヒカリも男が女の中に吐き出すものの事は知っている。
男が彼女の身体の中に吐き出すものが彼女にもたらす結果のことを知っている。
男の絶頂が近づき、腰の動きがさらに激しくなる。
「う!出るぞ!出るぞ!出るっ!!」
「やめて、やめて、いや、あ、あかちゃんができちゃう!」
ヒカリの懇願も虚しく男の精液がヒカリの子宮を満たす。
男は顔に呆けたような笑いを浮かべながら、彼女の奥にたっぷりと自分の子種を流し込んでいった。
「・・・どうしよう・・・あかちゃん・・・できちゃう・・・どうしよう・・・」
「ふう、どうだ処女を無くした感想は?」
ヒカリはただすすり泣くのみだった


72 名前:kuzukago:04/12/23 14:57 ID:???

部屋の中には二種類の嗚咽が響いていた。
一つは清楚に可憐に咲いていた青春の花を、男の穢れた欲望に無残にも摘み取られてしまった絶望の嗚咽。
床に丸まってむせいでいるヒカリのソコからは、白濁と鮮血が溢れ、内腿を伝って床の上に垂れている。
そこには無理矢理、女にされてしまった哀しさが漂っていた。
もう一つはそれを何も出来ないまま、見ているしかなかった無力感からくる嗚咽。
ヒカリがレイプされている間、シンジは何も出来なかった。
きつく目を閉じるが、ヒカリの悲鳴は容赦なく彼の耳に飛び込んできた。
手が使えないため、耳を塞ぐことも出来なかった。
(洞木さん・・・ごめん・・・僕と一緒にいたから・・・ごめん・・・僕は・・・駄目だ・・・僕は・・・)
そんな二人の様子を見ながら、男はヒカリの隣に胡坐をかいて満足そうに煙草を吸っていた。
大きな音を立てて部屋のドアがいきなり開いた。
男が驚愕の表情を浮かべて振り向き、大きく両手を上げる。
パン!
軽い破裂音と共に、男の後頭部から赤い霧が湧き上がり、隣に横たわるヒカリの顔に降りかかった瞬間、ヒカリの意識は闇に沈んだ。


73 名前:kuzukago:04/12/23 14:58 ID:???

「で、一体今回はなんだったの?」
とある一室。
完全に盗聴を防止した部屋の中で、二人の女性が話していた。
「そうね・・・示威行為・・・ということかしら」
「あれだけ大掛かりなことして、ただの脅かしですって」
「その気になれば、いつでもあの子達に手を出すことが出来ると示したかったんでしょう」
「それにしては大げさ過ぎない?」
「そうでもないわ。問題発生時の初動体制や救出作戦発動までの反応時間などを、
何も知らない現地調達のチンピラ一人の損失で得ることが出来たのだもの、
彼らの作戦的には大成功よ。これでうちは何人の首が飛ぶのかしら?」
「・・・あの子達が負った傷はどうするのよ」
「それについては病院から報告が来てるわ。女の子の方は、自分が犯罪に巻き込まれたことは認識しているけど、
その最中に起こったことについての記憶は極めて不鮮明。強い精神的ショックを受けたときの、防衛作用のようね。
不幸中の幸いだわ。シンジくんの方の心のケアについては・・・それについてはあなたの仕事よ」
「わかってるわ。でも、このまま・・・」
「気持ちはわかるけど、何処にも抗議を向ける先は無いわ。証拠は全く無いもの。
私が言ったこともただの推測だから。事実からさほど外れていない自信はあるけど」

シンジは病室のドアの前でためらった。
(僕は・・・どんな顔して会えば・・・)
「なんや、センセも来たんか」
後ろから掛けられた声に、シンジは驚く。
そんなシンジの様子にお構いなく、同じクラスの彼が病室のドアを開ける。
「いいんちょ、シンジが来たで」
「いらっしゃい、碇くん」
ベッドの上に、身を起こして本を読んでいたヒカリが、にこやかに微笑んで二人を迎える。
「げ、元気そうだね。洞木さん・・・」
「うん、もう少ししたら学校に行けるから」
「頭打ったんやろ、無理したらアカンで」
大きな外傷はないにも関わらず、精神的ケアと警備の都合でしばらく入院させられているのだが、
同級生達には、シンジと一緒に帰る途中で、事故にあったとしか説明されていない。
彼は、ヒカリのベッドの横に、持っていた花瓶を置く。
花瓶に水を入れてきたようだった。
「・・・トウジはよく、ここに来てるの?」
「い、妹がここに入院しとるから、そのついでや」
彼の顔は赤く染まり、その様子を見てヒカリがクスクス笑った。

end

74 名前:FOX:04/12/23 22:48 ID:???

>>65-73 kuzukagoさま

 なんといいましょうか、「きれいにまとまった」お話しという印象です。オチまですぅっと入っていけるというか。
 もちろんヒカリは酷い目に遭ってるわけですが。

 ヒカリが陵辱されてしまったのは、彼女が「彼ら」にとってもその敵対する存在にとってもさほど大きな価値がないから、
つまり本当に価値があれば報復を恐れて「彼ら」は手を出さなかったでしょうし、ガードもきちんとされていたはず、というのが哀れを誘います。
 彼女が普通の女の子でなかったら……とか考えてしまいます。

 お疲れ様でした。

75 名前:引き気味:04/12/24 01:18 ID:???

>>65-73 kuzukagoさん

綺麗にまとまった、と言いますか、一つの様式美として完結していると言いますか、私なんぞの腐った目からでは寧ろ
「発展させがいのある状況が準備された」と見えますね。
ここから爆弾を抱えたヒカリと、彼女を恐々と見守らざるをえないシンジの絡みが、それまでの人間関係を変質させて
いく、みたいな(w

76 名前:PDX.:04/12/24 12:28 ID:???

>>65-73 kuzukagoさん
うわー、ヒカリ悲惨だ(汗)
レイプされたこともそうだけど、殺された犯人の血飛沫を浴びて失神というあ
たりも……。

シンジが彼女に想いを寄せていたとかだと寝取られテイストになるのですが
そうではないとするとちょっと雰囲気が変わってきますね。
トウジにはとても語れないヒカリの傷を知る者として、今後シンジとヒカリが
秘密を共有することで接近……となるとまた違うドラマが。

77 名前:kuzukago:04/12/24 22:42 ID:???

こんばんわ。kuzukagoです。

>>74 FOXさん >>75 引き気味さん >>76 PDXさん
ありがとうございました。

一応、自分としては本編準拠の話のつもりでしたが、
そこから黒LHSへの展開を考えるとは、
さすが目の付け所が違いますね(笑

78 名前:FOX:04/12/25 04:22 ID:QK3sGAHc

>引き気味さま


おはようございます。FOX@クリスマスなのに12時過ぎまで会議しやがって。です。

会議中のあまりの暇さに某掲示板をのぞいていたところ、

「幼馴染みに始まり姉妹母従姉伯母従妹先輩後輩教師すべてアスカの学園エロコメ」

というものを見つけ、それにインスパイアされた小文を書かせて頂きました。
題名からして「Carols」というこっぱずかしいうえに、「黒くない(当社比)」というちょっと異色なものとなっております。

お暇なときにでもアップください。

79 名前:引き気味:04/12/25 04:39 ID:???

>>78
おはようございます。
繋いでまずチェックする某エロスレ(間違ってます)で件のカキコを見かけ、こちらの掲示板もリロードを
掛けた早々、これだったものですから、思わず笑ってしまいました。
今から拝見させて頂いて、早速うpさせてもらいますね。

80 名前:引き気味:04/12/25 04:43 ID:???

しかし、クリスマスといえば私はクリスマスキャロル――それも真っ当な原作ではなく、『三人のゴースト』が思い出されるという
腐ったアレなのですが、エロネタ版クリスマスキャロルって言うのも、ネタとしては美味しかったかもしれませんね (;´∀`)

81 名前:FOX:04/12/25 07:11 ID:???

>>引き気味さま

 早速のupありがとうございました。惹句までつけていただいて。

>某所の書き込み
 さすがに12人というわけには行かず、あんな感じになってますが「年上アスカ」含有率高めとなっております。


>三人のゴースト
 ビル・マーレーが騒々しいですけれど、あれってけっこう原作に忠実な記憶があります。

 キャロルでエロがらみ……となると「現在・過去・未来」の各キャラとのからみ、すなわち「ロリロリから大人の魅力たっぷりをいただきほーだい」という展開を想像してしまいます。
 あるいは「あのときこうしていれば」と連れてかれた先でむちゃくちゃしはじめる断罪クンとか。

82 名前:引き気味:04/12/25 07:47 ID:???

>惹き句

…… (;´∀`)
某スレからのコピペのまんまですんません。
FOXさんにしては珍しく読後感が爽やかです、黒く無いっス、とかも書こうかと思いましたけど、
蛇足に見えてやめときました。

>12人

しかし、絵面を考えると相当アホですよね。逆に文章だけのエロなので、読む人ごとの脳内イメージによって結構面白い差異が
出てそうではあります。




83 名前:kuzukago:04/12/26 00:17 ID:???

FOXさん、こんばんわ

「Carols」読ませていただきました。

シンジの母親がアスカですか・・・。
なんか、次のような妄想が(w

「シンジ、お前に話がある」
学校から帰ると、珍しいことに父さんが帰っていた。
父さんは今、父さんの会社のドイツ支部の責任者として一人で赴任していた。
母さんはずっと前に、亡くなっているので、僕は家に一人で住んでいた。
父さんの横には、僕と同じ歳くらいの黄色いワンピースを着た女の子が立っている。
青い瞳、赤毛の髪、外国の人なのかな?
「俺は、再婚することにした」
「再婚って・・・えっ、まさか!?」
「ああ、ここにいるアスカ・ラングレー君とだ」
「ええっ!」
「へロー、シンジよろしくね」

で、同じ歳の母親との嬉し恥ずかし同居生活(w
ちなみに大災害による人口減を補うため、この世界では14歳で結婚が出来ます。



84 名前:FOX:04/12/26 03:48 ID:???

>引き気味さま

>珍しく爽やかな読後感

 自分でもそう感じました(w。柄にもない、と言うべきなんでしょう。
 まぁその、クリスマスものですからね。なんと言いますか「悪党も善人になる夜」なのですから変態黒紳士が変態紳士になってもよろしいのではないかと。

>12人のアスカ
 絵柄にするのは困難を極めるというか「コスプレアスカさん大集合」になってしまいそうな。いわんや脱いでしまえば……。
 文章の場合はそのあたりをごまかせますし、これの場合はあえてそれを逆手に取った作りにしてますから。


>kuzukagoさま

>14歳の義母
 というのも背徳感がありますね。「外じゃ生意気なクラスメイト、家では厳しいけれど優しい母」を演じる少女というのは本人の心のぶれ具合なんかを書いてくとなかなか燃えるかもしれません。

 もちろん「父親と激しい愛をかわした母の顔を見ることもできない朝の食卓」ってシーンも外せませんねぇ。


85 名前:コウイに値する名無しさん:05/01/02 01:51 ID:???

>14歳の義母
結婚式直後、初夜を迎える前に親父が事故死するに決まってるではありませぬか。

86 名前:いし:05/01/02 09:41 ID:???

事故死だとありきたりですし、
ここは、初夜直前に興奮による脳溢血で逝ってもらいましょうw


悲鳴を聞きつけ駆けつけたら、お互い裸の父母がいて
そのときはいろいろ大変で気にも留めなかったものの
葬儀がすむころにはチラツイテ夜も眠れず悶々と・・・

とか

87 名前:コウイに値する名無しさん:05/01/03 20:14 ID:???

>事故死だとありきたりですし、
まあ義母アスカの膜さえ無事なら死因はなんだっていいんですがw
>ここは、初夜直前に興奮による脳溢血で逝ってもらいましょうw
亀頭の先っちょがヴァギナに触れていざバージンベールを突き破らんとした時にバタンキューとかねw

88 名前:FOX:05/01/04 23:00 ID:qo3pHD6+

>85さま >いしさま >87さま

 うーん。「処女義母アスカ」ですか……。
 個人的には
 「父さんのと比べてどうなんだよ!ほら!ほら!」
 とか、

 「ほら、アスカ。入っちゃったよ」
 「あ、あああ、だめ、だめ、だめだったらぁ……あ……んッ」
 「どうしたの?アスカ、実はペニスだったらなんでもいいんじゃないの?」
 「ち、ちがう!あ、あああ、い、いやぁぁぁ……あなた!あなた!ゲンドウさ……ん!たすけてぇぇッ」

 的な「あなた許してごめんなさいアフナフン」こそが人妻or義母ものとしては楽しめるような気がするんですよ。


 というのは、「処女義母アスカ」でと手がけてみたところかなりその、「エロくするのに」相当な量のテキストを必要としたもので。
 まぁツイストした設定の場合、そこまで持って行くのにエネルギーが必要というのは分かりますけど。

 というわけで、「処女義母アスカ」もの、さきほど発射させて頂きました>引き気味さま

 お手がすいたときにうpくださいませ。

89 名前:引き気味:05/01/04 23:28 ID:???

>>88 FOXさん

はいな、確かにお預かりしました。ちょっと目を通すのに時間が掛かりそうなので、とりあえず仮アップということで今晩中に上げてはおきますね。
きちんと目次に組み込むのはまたその後と言うことで、どうもすいません (;´∀`)ゞ

>「あなた許してごめんなさいアフナフン」こそが人妻or義母ものとしては〜

義母モノと言っても盛り合わせるエッセンス次第でしょうが、義母モノというシチュを題材に選んだ時、ならではの持ち味としてはそこは外せない要素のような気はしますね。
私が考えてた(そしてメモったまま放置していた)のもそんな感じのトコでしたし。

「やぁ、久しぶりだね」
「……いかり、くん……」
「あは、その呼び方は違うんじゃないの? ねぇ、お義母さん」

「や、やめて……。なにを、するの――」
「浮気ははじめて? こんなに感じ易い躯にしておいて、それで放っておきっ放しは酷いと思うんだけどねぇ」
「……(キッ)。碇君、あなた……!」
「ふふ、傷付いた――なんて顔しないでよね」
「あの人が、帰ってくるわ」
「へえ? 帰って来るって思ってるんだ。今頃はリツコさんのとこかもしれないのにね。……それに、いつもは主人って呼んでるんじゃないの?」
「もう止して。いくらあなたでも、これ以上おかしなことをするなら――」
「傷つける? いつかは、僕を守るって言ってくれた君なのにさ」

――とか、そんな感じ。

でもまぁ、義母とくれば当然読者は予想するだろう非処女で親父に開発されきってて〜といった基本ラインを逆手に取るってのも、一つのやり方ではありますよね。
あえて処女として、そのギャップを追求してみるですとか。

90 名前:FOX:05/01/04 23:43 ID:???

>>89 引き気味さま

 すみません、お忙しいところに放り込んじゃったみたいで。

>>メモ
 なんていうか、このやりとりだけで「レイ」って分かっちゃうのがいいです……。
 シンジ君がすっかり駄目なオトナになっちゃってるっぽいのが(このお話としては)このお話のキモではないかと。
 でも、こういうのに引っかかっちゃうんですよね。レイのような「きまじめな新妻」って。

91 名前:引き気味:05/01/04 23:51 ID:???

学生時代に大恋愛したマユミを奥さんにしときながら、10ウン年ぶりに再会するアスカやその娘をコマしてみたり、
戦自から引っこ抜いた美人秘書さんを躯で支配しとるという悪中年スパシン物がございましたが、
ああいった歳の食い方したシンジも主役にウハウハエッチを書いてみたいなぁ……と思ったメモの一つであったりします。
何故かいきなり他と変わらずレイ絡みで割を食ったような設定になってますが、多分、そのせいでグレたとか、
そんな風に考えていた筈 (;´∀`)

スタイルとしては、かつてシンジとの間にあった絆のようなものを反故にして傷つけたと自覚している罪悪感レイと、
そこを承知で逆手にとってネチネチいびる禄でなしプレイのシンジとか、そんなんな筈でありましたが――。
膨らまし方を思いつくまでは放置ですね。


92 名前:なーぐる:05/01/05 00:40 ID:???

>悪中年スパシン物
亀さんの作品どすな。
久しぶりに読み直したりしてます。こ、この切なさが、また良い!
で、暇が出来たら続き期待!なメールを送ると、
きっとシアエガさん転がりますよ、と(・∀・)ニヤニヤ笑いの返信が帰ってくるのです。

でもなんか懐かしいなぁ、義母アスカものって。
子猫では話題になる度に、この文章が出て一同揃って転がっておりましたが(笑

「アスカ…」
「アスカじゃないわ。お義母さん、でしょ」
「……どうして、どうしてアスカは…父さんと…」
「あの人はね…。とっても可愛い人なのよ」

⊂´⌒つ。Д。)つ

あーでも、どうにも妄想がふくらまない。
私には義母アスカ(or 別同級生ヒロイン)は妄想しづらいのかな…。

かわって湧いた妄想が、エヴァの研究が忙しくなりすぎて研究所に詰めまくりのユイさん。
シンジの世話ができやしねぇ、子守頼んだらそいつが幼児虐待するとんでもない奴だった!
怖くって子守を新しく雇うなんて出来ないし…そうだ!

「ねぇナオコさん」
「なによ」
「お宅のリッちゃん、いま大学生でしたよね…」
「飛び級で院生してるけど、そうね。それがどうかし…まさか」
「お願い、シンジをちょっと預かって下さい!」
「どうしてあなたはすぐにそう言うことを!」

そして始まるドタバタ劇、& 十数年後の再開

「シンジ君…」
「り、リツコお姉ちゃん」

ここ向きの話じゃないかも(爆

93 名前:PDX.:05/01/05 12:42 ID:???

>>92 なーぐるさん

>「シンジ君…」
>「り、リツコお姉ちゃん」
>ここ向きの話じゃないかも(爆

 H抜きのコメディだとしたらそうでしょうかねぇ。
 ショタ擬似姉弟相姦モノっぽくすれば十分ここ向けなのでは(笑)

94 名前:引き気味:05/01/05 14:17 ID:???

セラムン天の人とか海の人と懇ろになってしまうシンジ君モノも好きだったり (・∀・)
あの後は土星のこの予定だったとか聞きますにつくづく惜しいと(以下省略

昼メロっぽいドロドロ話好きなんですけど、考えてみれば中々そーゆーの書けてませんね。
仏書院パロを思考のメインにしているせいか、いつも濡れ場に持ち込むことを考えてますし。

>そして始まるドタバタ劇、& 十数年後の再開

あえてエロくしようと思えばもう、リツコさん視点で手塩に掛けて育てたショタ君が成長していた裸ハァハァを仕事だからとくまなく眺めて覚えるときめき(笑)ですとか、いけすかなく思ってる無愛想子に視線が行ってしまっているシンジを面白くなく思ういい年こいた嫉妬とか、そんなんで何とか。
――仏書院定番だとどんなんかしら? やっぱし、PDX.さんの『赤木博士の問いかけ』みたいな感じになるのかしらん。


95 名前:コウイに値する名無しさん:05/01/05 21:44 ID:???

ttp://www.vanilla-jp.com/catalog/uba/uba1/main.html
イメージ的にはこんなんですかね?

96 名前:引き気味:05/01/05 22:22 ID:???

>>95

コワっ、オチが怖っ……!


97 名前:PDX.:05/01/09 14:29 ID:???

 涙腺のNo.112の契約書ネタですが、『妻の調教』とは違う状況で、
シンジ・アスカ夫妻があのような境遇を受け入れざるをえない状況
はどんなものがあるかとか考えていたのですが……。

 シンジが交通事故を起こし相手の男性の妻を死なせてしまう。
 示談の条件としてアスカの肉体を要求される。
「貴方は私から妻を奪ったのだ。復讐として私があなたの妻を奪って
何が悪い。殺しはしない。私は貴方と違って殺人者ではないからね。
だが、貴方の妻を奪わせてもらいますよ」
ってな感じで。

……という鬱なネタが(汗)





98 名前:引き気味:05/01/09 20:32 ID:???

逆にシンジが奪われてしまうシチュだと、連れ添いヒロイン次第で色々と変化球が楽しめそうだったり。

アスカの場合→シンジを守るために謀殺も辞さずと怖賢いとこを発揮したり。
レイの場合→シンジを奪おうという相手に対し常識無縁の積極防衛策に(以下省略
マナの場合→戦自仕込みの円満示談術を(ry
マユミの場合→これが一番無難に仏書院風味にいくのかも。或いは、基本的な仏書院風味と言いますか。

逆に奪おうという側をやっぱりどの子かのヒロインで配役して、熾烈な昼ドラ奪い合い劇にすると、微妙にハーレムスレ風味に出来るかもしれませんね。


99 名前:PDX.:05/01/10 00:54 ID:???

>>98 引き気味さん

 シンジだからこそ泣き寝入りパターンが通用するんでしょうかねぇ(汗)
 マユミが一番無難に仏書院風味に、というのに通じると言いますか。

 いやマユミの場合、
 1)ストレスが蓄積
 2)ピークに達した負の感情がナンバレスの使徒を復活!
 3)「やっておしまい!」「あんぎゃ〜〜〜!」
という展開も……(ないない

100 名前:引き気味:05/01/10 01:07 ID:???

やろうと思えばアスカやレイでも、「シンジだけは……! 代わりに私が何でも(ry」といくらでも転落物語に出来そうなんですけどね。

しかし、最近は使いどころの無い=独立した一篇にするしかない=めんどくさい('A`) そんなネタばかり受信してアレです。
全般的にダレてものぐさになってるなぁ、と。

例えばこんなんですが。

AfterEoE。
とりあえず必要があって、ネルフをささやかに復活させるゼーレ。任務はエヴァ絡みの封印維持とか、地味に。
そんなもんで組織自体閑職ぽ。
司令が何故かレイ。必要な能力を持ってるからその席にあてがったとかで(キール)、部下をさせられる青葉とかの疑問も放置で募るストレス。
何故かシンジとアスカは幸せ絶頂の恋人ライフ中。復活ネルフとは無縁に青春真っ只中――を監視記録で無表情に眺めていたりするレイ。しかも、込み、恋人の性活の盗撮映像。
無表情にストレス溜め込んでたり。

んで、表立っての衝突の無いままやっぱり鬱々と溜め込んでた部下と、年下過ぎる上司の陰鬱でドロドロな気晴らしがはじまったりなんたりという、つまるところ

『――舐めなさい』

とか、見下した視線で下着を下ろすレイを思いついてみただけ。
しかし、書くと果たして短編で収まるんかいなと、エロくない部分の準備に二の足踏んでみたり。
そーゆー意味で、既に設定の出来ている既存作の続編にしたり、外伝にしたり、三次にしたりってのは楽ですよね (;´∀`)

101 名前:PDX.:05/01/10 01:13 ID:???

>>100 引き気味さん

 その話を無理に短編風味にするなら、こういう構成になるでしょうかね?

1)NERV総司令執務室へ向かう青葉
  現状のNERVの置かれている状況や、彼の不満を完結に説明。
  (司令がレイであることはまだ伏せておく)

2)「青葉シゲル三尉、入ります」
  ここで初めてレイが司令だとバラす。


102 名前:PDX.:05/01/10 01:16 ID:???

 げ、書きかけで送信しちゃった。

3)いきなり濡れ場w
 二人の行為が初めてではないことを示唆しつつ、
 フラストレーションのたまっているレイの現状を説明

4)第二ラウンド〜エピローグへ

 もしくは、1)の前にいきなり、レイと青葉の濡れ場を持ってくるのも有り
かもしれませぬ。


103 名前:引き気味:05/01/10 01:22 ID:???

基本的に私の一度の作文集中力は20kb前後で切れますから、非エロ分は5kb強で収まってくれるのが理想なんですよ。
エロに入って盛り上がってくるとエロだけでもっといけるのでしょうけど、そうなると今度は誤字脱字や文の前後関係の配置チェックが効かなくなってきますし。
ですから、出来れば凄く簡便なスタイルでサクッと舞台設定を説明できちゃうのが良いんですが――。

エロい雰囲気にはちょっと華美なくらいの文章で勿体付けるのが向いてるとか、そんなイメージが無駄に語りはじめとか考え込ませちゃうんですよねぇ。
おかけでいっそエロから入れとばかりに、エロシーンから書き出す癖が付いちゃったんですが (;´∀`)

セリフのやり取りの比率を上げて、その中で読み手に雰囲気を伝える。
出来れば、地の文もシンプルに。
「〜だが」とか「〜のだけれども」と、やたら反語で繋いで一文を長くしたがる癖も矯正したかったりと、思うところは多かったりします。
まぁ、やりたいことがレイ×青葉だけなら、絞りに絞ってそれ以外で格好付けるのを諦めてしまえばいいわけですが、分かってんならやれよって話ですね。

104 名前:引き気味:05/01/10 01:25 ID:???

後は、『ボクの〜』の方で、未だ手付かずの四人全員参加の4P結合も書いてみたかったり(w

こちらはこちらで、私の、エロ文書くならただエロ行為やってるだけでなく、その中にエロい思考のぶつけ合いが入っている方がエロかろう、という趣味のせいでまだ手付かずです。
不用意に人間関係に波乱の兆しを詰め込んだ『Scene.34』を踏まえますと、どうも却ってバカエロはさせ辛くなった感がありますね。

105 名前:PDX.:05/01/10 08:44 ID:???

>>104 引き気味さん

>四人全員参加の4P結合

 アスカ・ヒカリが後ろも開発された後の時点であれば、オプション装備をすることで
4人結合も可能ですな(笑)


106 名前:引き気味:05/01/10 18:25 ID:???

黒ヒカリンがアスカを襲うっていう、この設定だと外せないだろうシチュもさりげに描いてなかったりしますから、オプション装備ネタは是非やりたいんですよw

107 名前:PDX.:05/01/10 19:16 ID:???

>>106 引き気味さん

 ヒカリの膜貫通はバイブでしたから、オプションを彼女が所持していてもおかしくはありませんしね(笑)
 でもそのオプションでアスカの処女華を散らさなかったのは、自分自身がトウジに初めてを捧げられ
なかったが故なんでしょうかね。はてさて。

108 名前:なーぐる:05/01/10 21:22 ID:???

>AfterEoE
なぜ青葉とレイの組み合わせ…と思わなくもないですが、投げやりなレイの行動がグゥレイト。
アスカに嫉妬していたという連載の描写もありますし、一度感情のたがが外れるとどういう行動に出るのか
予想できないですね。

>仏書院風味
やっぱりマユタンが犠牲者ですか('A`) 女シンジは伊達じゃないですね。
なんとなーく追いつめすぎるとPDX. さんが書いてるみたいに使徒を召喚して
「臓腑をぶちまけろっ!」
もありえそうですが。

よりハァハァしやすくするためには、マユタンに限らずヒロインに脅すに脅せない立場って設定を付け加えるべきでは。
その防壁を突き崩して物にしたときこそ、より大きな達成感を得られるのではないかと思うのディス。

109 名前:引き気味:05/01/10 21:31 ID:???

>>108 なーぐるさん 煩悩の数字ゲトおめ

>何故青葉

理由そにょ1、EoEで怯えまくってた辺り、エロプレイ中に活かせそうな感じだったからして。
理由そにょ2、ネルフの男性職員中、一番タルそうな見かけだから。もっとも、ミサトを失って自棄な日向というのも良さげですが。
理由そにょ3、前座でマヤ辺りと絡ませられそうで、加えてなんとなく蛇系な目付き雰囲気から前に思いついたエロスキルが使えそうだったから。

なんかもう、いっそAfterEoE10年後くらいにして、それでもまだ見かけ14のままで、おかげで余計シンジの前に姿を現せられない鬱屈とか盛り込んでみたりするのも面白いかも。


110 名前:なーぐる:05/01/10 21:32 ID:???

ttp://jojo.littlestar.jp/relm/relm.cgi?mode=res&no=16&page=2

アスカ物のネタに使えそうな絵だなぁ、なんて思った一枚。
いや色々妄想湧きますわい。

111 名前:引き気味:05/01/10 21:36 ID:???

>>108 なーぐるさん

マユタンの美味しさときますと、一つはやっぱり、トウジやケンスケに対して本音で示していた嫌悪っぷりと、ラストの遠回しな告白でシンジに見せた思慕の対応の違いっぷりですかなーとオモタり。

ベタですけど、そういった態度の差って相手に伝わるものですから、表面上は無難にソフトに対応している分、イライラさせたりしそうですからね。
なんかもう、エロシーンに入った途端、凄い勢いで罵られるマユタンとか、凄く気持ち良さそうにそれまでの鬱憤を垂れ流すケンスケとか。
……あれ? (;´∀`)

112 名前:引き気味:05/01/10 21:39 ID:???

>>110 なーぐるさん

あー、リツコさんでも良いかも。
時期設定にも寄りますけど、奥さんにぶち撒けて(ry と叫んだ途端クルリとベッドに引き返してきたゲンの字さんに、口聞く元気も残らないくらいガッツリ酷使されてしまったりとか。



113 名前:PDX.:05/01/10 23:52 ID:???

>>108 なーぐるさん

>投げやりなレイの行動がグゥレイト。
 非常識な暴走をさせやすいキャラですしw


>>109 引き気味さん

>なんかもう、いっそ〜
 うひゃあ、それはそれで鬱屈したものになりそうな


114 名前:引き気味:05/01/10 23:57 ID:???

>いっそAfterEoE10年後くらいにして

ここで再生ネルフ(新とか、復活とか付けるよかこの方がしっくりくる特撮スキーの血!)の任務に、健全で平凡な日々に解放されたシンジやアスカの影ながらの警護、補助とかも付け加えておくと余計気だるくいけるかも。
当初は罪滅ぼしの意識とか、傷を癒し成長していく様に微笑ましく見守っていたとしても、5年、10年と経つ内に、過去の遺産の守り番としてだけで無為に余生を過ごさねばならない「老い」を自覚したマヤ30ウン歳の嫉妬とか、そんなのも込みで。



115 名前:PDX.:05/01/11 00:17 ID:???

>>114 引き気味さん

>再生ネルフ

 ゲルネルフとかだったらちょっと嫌かもw



116 名前:引き気味:05/01/11 00:24 ID:???

>ゲルネルフ

ネルフのイチジクのマークと、ゼーレの紋章が半々で融合してたりします(w

117 名前:なーぐる:05/01/11 01:05 ID:???

>ゲルネルフ
すると用済みになった青葉な人や日向な人の死体を放置して、
そこから組織再結成をシンジ達に知られて反撃食らうのですな。

118 名前:引き気味:05/01/11 01:08 ID:???

>組織再結成を知られて

なんだかトホホなライダー系パロを書きたくなってきましたわん。


119 名前:なーぐる:05/01/12 01:33 ID:???

>某スレ
スンマセン、ざっと見た感じゲンドウ×マユミとかはほとんどスルーなのに
犬×マユミって一文書いただけでそげな反応をするのは、それが世界の選択だと言うことディスカ?

それはつまり、犬(or 猿 or 豚 or 蛇 or 虎)×ヒロインズを書けと?
手加減できませんわよ?
動物のチョイスがなにげにアレですな我ながら(汗

120 名前:PDX.:05/01/12 01:35 ID:???

>>119 なーぐるさん

 単にここ的にゲンドウが食傷気味ということでは?(笑)

>動物のチョイス

 十二支でやってみるとかw あ、龍は困るか……。

121 名前:引き気味:05/01/12 01:38 ID:???

擬似豚なドリルちんちんは書いたことありますが、ガチは(以下略
いっそ豚なら『ダークロゥズ』みたく豚舎に放り込まれてブヒブヒ貪られて泣きさざめくとか、もうもうあらん限りの無茶をとか (;´∀`)

しかし、虎っ!?

なんとなく最近また民放で流されてました、水風呂に片足から恐る恐る浸かって、ついでに欠伸もしちゃうスマトラ(だったかしら?)タイガー映像のオッサン臭さを思い出してしまいましたけど(w

122 名前:なーぐる:05/01/12 01:41 ID:???

虎のチヌチヌは豚の比ではないデスじょ。
具体的に言うと、先端部分はベルセルクのワイアルド(汗

普段は野生動物らしく体内に引き込まれててわからないですが…。
機会があって虎の剖検を見学したことがあるのですが、その長さと形状に絶句しました

123 名前:引き気味:05/01/12 01:44 ID:???

おお、噂には聞きますが>猫科のちんちん
しかし、なんと興味深い経験をお持ちなことか。
率直言って羨ましいです。

これはもう、なーぐるさんが書くのこそ適切――つか、他のエロエヴァFF書きの誰がリアル虎ちんちんを見た経験があるのかって話で砂。

124 名前:PDX.:05/01/12 01:49 ID:???

リアルせいうちチンチンだったら、南知多ビーチランドで見れますけどねぇ(笑)
オスのキックくんが、メスのさくらちゃんに果敢にアタックするも毎回拒否され
て、時にはプールに蹴落とされているのだとか(^_^;
「ルパン&不二子」と喩えたら、ちょうどそんな按配らしく。

でもまぁ姉さん女房のさくらちゃんですら、成熟するまでにまだ3年はかかる
らしいので、小学生のスカートめくり程度のじゃれあいらしいのですが。

125 名前:LHS廚:05/01/12 01:53 ID:???

>十二支

鼠、牛、虎(トラフグ)、兎、タツノオトシゴ、蛇(ウミヘビ)、馬、羊、猿(サルノコシカケ)、鶏、犬、猪。

パンを夜食に取りつつ考えていたら……ふと鍋にする、という意味なら可能と思えてしまう私……。

126 名前:なーぐる:05/01/12 01:54 ID:???

>虎
たしか、浅草のゲテモノ料理屋でホルマリン漬けのが見られた気が…。
ttp://www.dandl.co.jp/gold/news2004/20040430mankan/

モンスターも終わったし、そろそろ寝るかな

127 名前:なーぐる:05/01/12 01:57 ID:???

>鼠
ttp://a-beast.sega.jp/enemy_boss1.html

こんなんだとガクブルですな。

128 名前:引き気味:05/01/12 02:01 ID:???

>>126-127

ぎゃー、ほんとにトゲ! シャレとか比喩とかで無しにホントに「返し」まんまっ。
これはちょっと、そのまま描くとエロシーンの比率が血塗れスプラッタの方に傾いてしまいそうな……。

つか、それもうネズミじゃないですやん(w


129 名前:PDX.:05/01/12 11:51 ID:???

 まぁエロ漫画やエロゲーに出てくる触手の中にも、時折こんな凶悪なヤツが
いたりもしますが(^_^;
 恐ろしさ・おぞましさが強調されるというか、サディスティックな描写向けです
ね、本当。

130 名前:なーぐる:05/01/13 02:06 ID:???

次世代物を考えてたり
世界はシンジとアスカの活躍でサードインパクトの起こらなかった世界。

西暦2016年、加持とミサトの結婚にショックを受けたアスカは自暴自棄になってシンジに自分を抱かせる。
犬に餌を投げ与えるかのように。あるいは、アスカがシンジを強姦するかのように。
事後、徹底的にシンジを罵倒するアスカ。
それまでのやりとりもあり、ショックを受けたシンジはネルフを離れ…一人、第2東京で暮らすようになる。

そして15年後。

国連所属特務機関ネオネルフ作戦部長であるアスカは頭を抱えていた。
再び現れた使徒の脅威が迫っている。
再び現れることを予想し、準備してきたエヴァ2の活躍で一度は撃退できたが損耗が激しすぎ、
次の侵攻には耐えられそうにない。サードインパクトが起これば、人類は滅亡してしまう!
統合軍の新兵器、ハルバードもネオJAも数ヶ月を要しとても間に合わない。

残る手段はただ一つ、地下の閉鎖区画に封印されているエヴァ初号機を掘り出し、唯一それを操縦できる人間
碇シンジを呼び寄せるしかない!

悩みつつもシンジを呼ぶことを決断するアスカ。
意外なことに、シンジは…第三新東京市に来ることを承諾した。

その地で彼は多くの懐かしい面々と再会する。
レイ、マナ、マユミ、ヒカリ、トウジ達…。
そして初めて出会う、彼女の子供達。
皆を見るシンジの瞳は鏡面のように静かで、冷たい。何の感情も浮かばない視線。
果たして彼は何を考えているのか?


131 名前:引き気味:05/01/13 02:12 ID:???

うわぉ、ぶっちゃけアレ? あれですか?
あれをズンドコ18禁色濃厚に行っちゃうと?

>そして初めて出会う、彼女の子供達

これがヒロインズのそれぞれの子供たちなのか、アスカが双子とか生んじゃってたのか。
前者だと微妙に寝取られ感ハァハァ。
後者だと謹慎ネタの予感ハァハァ。
いずれにしても趣味なスタイルですね、こういうのは。

こんなサイトで名前出されると迷惑なんでしょうが、『鏡』とか、『Next Generation』とか、かなりワクワクしながら読んでましたねぇ。


132 名前:なーぐる:05/01/13 02:14 ID:???

最近のはやり?らしい断罪物とかにはする気は欠片もないですがまあ触りだけ。

勿論、メインはシンジの行うエロス行為。
各キャラの立ち位置は
・アスカ=ネオネルフ作戦部長
・レイ=ネオネルフ技術部長
・マナ=統合軍極東方面副司令(ネルフに出向)
・マユミ=統合政府極東事務次官
・トウジ=ネルフ技術部三課課長
・ヒカリ=トウジの妻で専業主婦

んで、ヒカリとトウジの息子や、アスカの娘、ムサシの娘、マユミの娘、レイの娘…と言うことになっているもう一人のレイとか
が新しいチルドレンとしてネルフにいる、と。
ミサトと加持やマヤ達は結婚を機にネルフを退職してるので出てこない、と。

年齢の割に妙に偉い立場なのは、イロウル病という伝染病により50歳以上の人間の9割が死亡してしまった。
だが、若いときに感染すると身体能力が高くなり、老化が遅くなるとかそう言う素敵設定の病気があった、と。

133 名前:引き気味:05/01/13 02:22 ID:???

>イロウル病

ありますね。やばい感染病のせいで国民平均年齢がやたら若くなっちゃってるところとか。
イロウルな辺り、ありがちに使徒なスパシンだと良さげに利用できそうですが。

で、

アスカ−未婚の母(表向き、精子買って来たことになっているとか)
レイ−適当に書類上でっち上げられた夫が、既に死亡済み
マナ−ムサシと結婚
マユミ−そらもう、女の若い身で国際政界の天辺目指す間に利用したりされたり売り込んだりハァハァ、で良い感じに偉いサンの旦那有り

――なんて感じなんスかねっ!

つか、いきなりに流行りはAfter物?
私のゲルネルフネタ(今命名)にも、幸せ一杯なシンジ-アスカ学生できちゃった夫婦とか出そうかしら。
その手のネタの立派なLAS所を参考にしたりして。


134 名前:なーぐる:05/01/13 02:26 ID:???

>それぞれの子供
アスカ娘…シンジとの離別後、更に投げやりになってケンスケとも寝たりしたのでシンジの子、と信じてるけど確かめる勇気がない。
レイ娘…いわばレイ4人目。だけど戸籍上はレイの娘
マナ娘…正しくはムサシと別人との間に生まれた娘。マナを実の母親のように慕っている。えーと、褐色肌だから名前はナディアとかw
マユミ娘…養子がたくさんいて、その内の一人。実の母親以上にマユミを慕っている。
ヒカリとトウジの息子…俺の右手が真っ赤に(ry

>『鏡』とか、『Next Generation』
イエス、イエス! まさにそんな感じ!
どっちかというと、悪人ではるけど真の悪人になりきれない亀さんの『Next Generation』
が近いかも。

アスカに期待をさせるだけさせて目も合わせようともしないことに「お願いだから、いじめないでよ」とか。
14歳バージョンのレイの方に妖しげな雰囲気を漂わせるシンジに危機感を持って、母としてかばおうとするレイとか。
マナは…昔のシンジを期待して裸体を披露したら、期待していた優しさの欠片もない暴力で徹底的に凌辱されてしまう。
マユミは…ヒッッヒヒイヒヒヒヒ。ネルフを快く思わない政府高官を説得するため、文字通り体を張ってるとかだと悶え苦しみハァハァ ((('A`;)))

今のところネタの段階ですが、最後はやっぱりシンジの死で終わりかな。

135 名前:なーぐる:05/01/13 02:35 ID:???

それともマユミは政略結婚で結婚した20も年上の相手の連れ子とかが良いかなぁ。
結婚1年で夫が死んで、その後を継ぐ形でその気はなかったけど国連職員になって、
あれよあれよという間に偉くなってしまって、やめるにやめられなくなって。
んで、亡き夫とのことや立場や生活を守るため、意に染まぬ相手に抱かれることも…。

まったく、マユタンが相手だと溢れるようにネタが出るなワガハイはっ!
寝るー

136 名前:PDX.:05/01/13 11:57 ID:???

>>なーぐるさんの次世代ネタ

 おぉ、これまた期待できそうなネタが。
 ハーレム展開になるんでしょうかね?
 ヒロイン達、娘達のシンジへの感情も好悪さまざまでしょうし、場合によっては
「嫌だけど娘を護る為にシンジに抱かれる」なんてのや「母娘でシンジをめぐって
対立」とかいろいろ設定できるでしょうし。

137 名前:引き気味:05/01/13 23:33 ID:???

>悪人ではるけど真の悪人になりきれない

そういや、スパシン大好きと言ってる割に好きなスパシン像って明確なものが無かったなと、ふと考え込んでみたり。
好きになれない描かれ方してるスパシン物は結構思い浮かぶんですけどね。
先に挙げた二作品のスパシンなんてのは楽しく読めたタイプなんですが、自分で書くとなるとどんなもんでしょ?
やっぱり有能になってないとスパシンじゃないよなと思いつつも、なんか周囲に理解者を取り巻かせて、彼らにおべっか使わせたり、過剰弁護させたりする書き方は好みでないみたいです。
……あ、いっそまんま腰巾着ばっかりってのは良いかも。新鮮で。
スパシンの周囲の方が断罪対象勢力より卑俗で欲得まみれとか。
その方がエロくしやすいかな、かな? とかつらつら書いてまして、偶には設定から入る書き方も良いかも、とか思いますた (・ω・)
いつも走り書き程度しかしないまま適当に書き出しちゃってるんですよねー。

138 名前:なーぐる:05/01/14 02:26 ID:???

寝る前に…。

>昨日の続きネタ
別に無理矢理未亡人とかにしなくても良かったな、と思う私。
夫に対する申し訳なさに苦しみつつも、高齢故に数えるほどしか抱かれたことがなくて
ここ数年はとんとご無沙汰だったマユミは、喜びにうち震えながら娘と一緒にシンジに抱かれる、とか。

>ハーレム展開になるんでしょうかね?
そのつもりです。
籠絡したアスカに強制フェラチオをさせておきながら
「へたくそ」
と罵って、(怪我しないように手加減して←重要)ベッドの下に蹴り落とす鬼畜なシンジとか。

「ふん、これなら君の娘の方が、よっぽど上手いんじゃないのか!?」
「どうして、どうしてそんなに…憎むのよ? 嫌いなら、憎いのならいっそ殺してくれればいいじゃない…」
「冗談じゃない! 死んで楽になれると思ったら大間違いだ!
 わかってるなアスカ! 娘に手を出されたくないなら、どうすればいいかは…!」
「はぐっ、あ、ああううぅ。む、娘には、あ、ああ、手を出さないで…。私を、好きにして良いから、どんなことでも…耐える、から」

とかやりとりしつつ、思い出を吹っ切ることも出来ずにアスカを犯すシンジ。

>「嫌だけど娘を護る為にシンジに抱かれる」
それは勿論。
で、調教がすすんだ結果、シンジに嫌われないように、抱いて貰うためにと
娘を生け贄に差し出すことを承知してしまうヒロイン達、ってのも書いてみたいナリ。

>「母娘でシンジをめぐって対立」
これもなかなか(笑
アスカの場合は近親相姦の危険もありますが、ままより私の方が若いわ!
とアスカ娘がシンジにゴロにゃんと懐くのを昔の自分を見るような目で見るアスカとか。
で、今の自分を昔のミサトに重ねたりして本当の気持ちを思いだしたけど、全部遅くて後悔の涙をさんざ流すアスカ。
とかも素敵ですじょ。

>嫌ハーレムネタ
ゲンドウの意識を移植された犬がヒロイン達を籠絡していく嫌ハーレム。
勿論、赤の他人の体を乗っ取った顔無しゲンドウが出てきて

「問題ない。きっとみんなシンジではなく、私のことが好きになる。
 なぜなら私は夢追い人だからだ! 諦めず、努力を続けていれば叶わない夢はない!」

なんて腐ったネタが脳裏をよぎった。

139 名前:引き気味:05/01/14 02:31 ID:???

>>138 なーぐるさん

>で、調教がすすんだ結果

ウェーイ、本末転倒美ぃ〜 ヽ(゚∀゚)ノ
もちろん大好きです。様式って大事。

>「どうして、どうしてそんなに…憎むのよ?
>今の自分を昔のミサトに重ねたりして〜

これまたモロ好みなところで、この自業自得な境遇と理解して尚、捨てがたい感情に苦しめられるアスカさんがハァハァ

>犬ハーレム

カチャ ( ゚д゚);y=ー (;´∀`)・∵. ターン

140 名前:引き気味:05/01/14 02:32 ID:???

てか、その犬が〜ネタ、自家パロディやないですかっ!

141 名前:コウイに値する名無しさん:05/01/14 02:33 ID:???

>「問題ない。きっとみんなシンジではなく、私のことが好きになる。
>なぜなら私は夢追い人だからだ! 諦めず、努力を続けていれば叶わない夢はない!」
「あら、冬月先生。あの人は、かわいい人なんですよ。みんな、知らないだけです」ってことなんディスカー!?

142 名前:なーぐる:05/01/14 02:38 ID:???

>自家パロディやないですかっ!
ぬぅ、ばれたか!
ただアレと違う点は、犬ゲンドウは柴の子犬ではなく、
グレートデンの成獣ってところかと! どうせファンタジー要素混ぜるなら
「チェンジケルベロス! ワンハハハハハ、首が三つに蛇尻尾が三本!
 ペニスが二本でたてがみが触手だ!」

          人
       ヽ( 0w0)ノ
        (へ  )
           >

>「あら、冬月先生。あの人は、かわいい人なんですよ。みんな、知らないだけです」ってことなんディスカー!?
この部分は個人的に2003年度、最狂漫画登場人物であらせられるフェイスレス様のパロディです。
ダメな奴は何をやってもダメ、と言う現実を叩きつけてくれました。

143 名前:PDX.:05/01/14 02:43 ID:???

>>138 なーぐるさん

>アスカを足蹴にするシンジ

 かつての彼では想像もできなかった構図ですな。たとえ手加減していたにしても。
 いや、その手加減していることをやはりアスカは理解して、僅かな望みを抱いてしまうのか。

144 名前:引き気味:05/01/14 02:44 ID:???

>>142 なーぐるさん

ぬあっ? そうなると胸にはちょっといかにも弱点な感じのアビゲイ――もとい、髭ヘッドが! でも、髭は見えなかったり。

( 0M0) …………。

145 名前:引き気味:05/01/14 02:46 ID:???

>理解して、僅かな望みを抱いてしまうのか。

扱いの難しいところですね……。
悟らせなければ、変わり果てたシンジに自分の罪を見せ付けられる思いだったり。
分かってしまえば分かったで、……うーん。

146 名前:なーぐる:05/01/14 02:55 ID:???

噛みつかれたり飛びかかられたり吠えられたり威嚇されたりして
四つん這いになることを強制されたあげく、

「いやぁ、あ、あああ。うそ、うそぉ…」

とか切れ切れに呻きながら、じりじりと極太の物が処女の秘穴を蹂躙するのを為すがままに受け入れるしかない
アスカとかハァハァしますか?

>理解して、僅かな望みを抱いてしまうのか。
望みは抱かない方が良いかなぁ、って気が。
望みを抱いた瞬間、普通の恋愛物になってしまいそうで。
それこそ最後の最後に失楽園、って暗いドロドロした話の方がって気もします。

147 名前:引き気味:05/01/14 02:58 ID:???

>>146 なーぐるさん

そーゆーのを見出してハァハァしちゃったのが、強化外骨格エロさんのだったよーな気がしますぞ。
(訳:どんどん行け行けゴーゴー!)

>望み無し

そこまで来て救いがたくもまだ諦められない感情のせいで、こうなったら躯で繋ぎとめるしかないと決心するに至って以下省略ハァハァ。

148 名前:引き気味:05/01/14 03:17 ID:???

>縦貫

犬とか豚とか馬とか牛とか。特に馬ですが、触手に比べて遥かに身近であるが故に、余計生々しく禁忌感を刺激されるってのもありますね。
ネタほじくっていけばいくらでも歴史的にとか、いやんな話が拾えますし。(眉唾なのは承知当然として)

南北戦争時代、夫が出征してるお宅ででかい犬を飼ってるのは、暗黙の了解で当然用途が夜用に――とか、ほんとかよっ! と突っ込みつつハァハァ。

149 名前:PDX.:05/01/14 09:04 ID:???

>>148

 触手や獣人モノと違って、現実にありえるからこそ生々しくて、それゆえに忌避される部分は間違いなくあるでしょうね。
 漫画であれエロゲであれ、獣姦モノの法がそういった作品よりも少数って気がしますし。

150 名前:なーぐる:05/01/15 00:33 ID:???

さすがにネクロフィリアとスカトロだけはダメっぽい私。
金田一ものっぽい猟奇事件とかは平気なのに…不思議ナリ(・ω・)

で、んなことを書くと。

最愛の女性アスカが自殺した。

「私は、私たちは決して許されない」

謎の遺書を残して。
自殺の前日、数人の人間が彼女を訪ねていたことを知り、そのいずれかがアスカを自殺に追いやった犯人だと判断し、
次々と復讐を繰り返す悲劇の青年シンジ。
だが、彼は真実を知ったとき。もう流すことはないと思っていた涙を流すのだった。

「シンジ君。君が、手にかけた人たちは、誰も、誰も殺されるべき人ではなかったんだ!」
「何を馬鹿なことを! この期に及んで何を言ってるんですか加持さん!
 あいつらが、あいつらが僕のアスカを自殺するまでに追いつめたんだ!」
「違う、アスカが…彼女が自殺したのは…!
 シンジ君、君のせいなんだ! 君が、アスカと腹違いの兄だったからだ!」
「そ、そんな…」

なんてネタが浮かんだけど、エロスが極限まで添え物になりそうなのでやめ

>現実にありえるからこそ生々しくて
えーと、私がリアルを感じられるのは犬、豚、猿くらいかな…。
さすがに大猫とか馬とかは凄まじすぎるし、哺乳類以外は形状が形状だし。

151 名前:引き気味:05/01/15 00:37 ID:???

>>150 なーぐるさん

>えーと、私がリアルを感じられるのは

現物に親しみすぎちゃってたりする経験がおありな場合、却って

(;゚Д゚) 無理じゃん!

ってことになるんでしょうかね(w

>ネクロ

ファウストの中の人と、孤門君の夜の生活って……なんてことを思い出してしまった私は廃ですじょ。
でも、同じことを一斉に疑問、疑問と言いだした連中が居る腐った場所もあるので、私はきっと孤独じゃないと思う。

152 名前:PDX.:05/01/15 15:30 ID:???

トドやセイウチ相手だと、ナニのサイズ的には可能な場合でも相手の
体重が重すぎて、のしかかられたら圧死ということもあるでしょうしねぇ。
(生後半年の赤ん坊ですら90kgというやつらだ)

153 名前:ST:05/01/15 21:16 ID:???

>縦貫
オトメゴコロのネタで
お犬様達とハッスルしてる秘蔵VTRを見てしまうシンジ君
というのを温めていましたが、書く時間がない。
ロードスSSでも一度やってみたいですが、ここの読者さんたちほど趣味嗜好の幅が広くないかもしれないので、覚悟が必要ですねw

154 名前:引き気味:05/01/16 00:13 ID:???

>>153 STさん

警告を山ほど付けておく必要があるかもしれませんね (;´∀`)

155 名前:なーぐる:05/01/16 01:34 ID:???

>警告を山ほど付けておく必要があるかもしれませんね (;´∀`)
獣姦って、やっぱりここでもかなりディープなジャンルなんでしょうかねぇ…。
いえ、ファンタジーな触手やゾンビとかじゃなく、そろそろワガハイも書いてみっか!
なんて安請け合いしちゃったもので。

>トドやセイウチ相手だと
捕鯨歴史博物館にありますけど、鯨のチンコって1メートルくらいありますよね。
動物園や牧場でバイトしてたんで、象や牛のチンコも見慣れたもんなのですが、
さすがに地球には鯨よりビッグな生き物はいないでしょうねぇ。

156 名前:引き気味:05/01/16 01:36 ID:???

>縦貫〜ここ

管理人の私が一番ハァハァしてますが、なにか? (´∀`)

>鯨

シャチとかそんなん相手にした絵は見かけたことがあるような。
しかし、そこまで行くとエロというより殆どアホネタですかね。

157 名前:PDX.:05/01/16 02:31 ID:???

>>155 なーぐるさん

>獣姦
 まぁやはり、触手やスライムには無い生々しさがね(^_^;

>鯨
 そりゃまぁ恐竜時代とかを含めてもなお最大の脊椎動物なんですから(^_^;


>>156 引き気味さん

 イルカとかはペニスを普段は体内にしまっていて、使うときだけ出すんですよね。
 南知多ビーチランドで、お客さんの女性がイルカと交流するイベントをひらいたとき、たまたまイルカが発情していて外に出ているそれをおねーさんに擦り付けたりしていたそうで(爆)
 飼育係の人が「あ〜気にしないでください」とか言ってはいるものの、やっぱ気になるよね(爆)


158 名前:引き気味:05/01/16 02:36 ID:???

>>157 PDX.さん

>飼育係の人が「あ〜気にしないでください」とか言ってはいるものの、やっぱ気になるよね(爆)

それは気まずい…… (;´∀`)


159 名前:なーぐる:05/01/16 20:37 ID:???

スワップスレの所で書いていたマユミと冬月の馴れ初め…のサンプル。
決定って訳じゃないですが、とりあえず書いてみました。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 マユミが夫である冬月コウゾウと知り合ったのは、彼女が大学3年に進級し、ゼミを選択したときに遡る。ほんの数年前、と言うことになるがその時はまさか、年が40以上も離れた男と結婚することになるとは、マユミは想像もしていなかった。


 X年前

『えー、マユミって冬月教授のゼミ選んだの?』

 昼下がりの談話室…。
 親友というわけではないが、友人の蛇でも見たような驚きの声にマユミは戸惑いを覚える。
 あからさまな嫌悪を隠そうともしない。マユミの知っている中でもかなり口の悪い人間であることを差し引いたとしても、それにしても穏やかではないとマユミは思う。

『……なにか、問題があるんですか?』

 研究の内容、周囲の評価、自分の勉強したいこと…。それら全てを熟慮した結果冬月研究室を選んだのだが、その判断を否定する、つまりは自分を否定されているように思えてマユミは鼻白む。マユミの滅多に見られない怒った眼にひるむことなく、彼女は逆に机を両手でバチンと叩くと身を乗り出してきた。

『あんた聞いたことないの!? 冬月教授って、すっごく手が早いんだって!』
『手が、早い…と言われましても』
『なにを他人事みたいに。冬月教授の研究室から、女の子のもの凄く怪しい声が聞こえてきたとか、泣きながら学生が飛び出てくるのが目撃されたとか、本当に聞いたことないの?』
『まったく…。でも、そんなことが本当だったら、とっくに問題になってるんじゃ』

 普通ならね。 と窓の外を睨みながら彼女は続ける。


160 名前:なーぐる:05/01/16 20:37 ID:???

その2


『なんでも、昔何とか言う組織の偉い人だったとかで、多少の問題はもみ消してしまってるって話よ。妊娠させた相手は10をくだらないとか何とか。
 それに、仕事に関しては確かに…問題がないどころか極めて優秀な先生らしいから。学校も警察沙汰にでもならない限り黙認してるって話よ』
『まさか…』
『なんでも、昔、昔、教え子との恋にやぶれ、その後復縁の可能性が亡くなったときから荒淫を重ねるようになったんだとか』

 本当に、一体どこからこんな情報を仕入れてくるのやら。
 呆れつつも、マユミは頭を振った。ゴシップは嫌いな訳じゃないけれど、それはあくまで自分がその当事者にならないときだけだ。あまり不安にさせて欲しくはない。

『心配してくれるのは嬉しいけど、でもあくまで噂でしょう?』
『うん、まあ、ぶっちゃけそうなんだけど。うん、ありえないよね。
 でもね、冬月先生って、その噂がどうこうを別にしても…。なんか怖くない?
 若く見えるけど冬月先生って、66歳なんだって』
『そう、なんですか。御髪が白いこと以外は、50代くらいに見えるのに。
 でもそう言う人もいますよね』
『そうかもしれないけど、でもなんか変な感じがするでしょ?』
『私は…そういうことはわかりませんから。男の人自体、良く、わからないです』

 だから心配なのよ。そう瞳で言いつのる友人にマユミはニッコリと笑う。

『大丈夫ですよ。でも、心配してくれてありがとう。
 うん、気をつけるから』

 思えば、この時もっと彼女の言葉を注意深く聞いておくべきだった…かも知れない。
 だが、注意深く聞いていたとしてもマユミにはそれを覚えておくことがなかっただろう。
 ほんの数時間後に、使徒との遭遇以上に心を凍り付かせる事実を知ってしまったから。


161 名前:なーぐる:05/01/16 20:38 ID:???

その3


(シンジさんと、アスカさんが…)

 校舎の裏の、録に日の当たらない小さな一角に、これまた小さな花壇がある。場所の有効利用のつもりであつらえられたのか、それとも誰かの気まぐれなのか。
 いずれにしろ、余り人の来ない小さな日だまりはマユミのお気に入りの場所。

 その誰も来るはずのない、マユミの居場所で彼女は見てしまった。

「はふ、ああっ。し、シンジ」
「アスカ、ああ、アスカ」

 明らかに恋人同士とわかる濃厚な口づけをかわしているシンジとアスカの2人。
 マユミが、人が来るとは夢にも思っていなかったのか、そのまま2人は濃厚な愛撫へと移行していく。お互いを見つめる瞳は熱に潤み、吐く吐息は情熱に飾られて、見ているマユミもまた気持ちが高ぶるのを感じる。

(だから、私はその場から逃げ出した)

 もう見ていられなくて。逃げ出した背後から、アスカの甲高い喘ぎ声が聞こえてくる。
 たまらなくなって耳を押さえ、前も見ずに走って、転んで、どうやって家に帰り着いたのか記憶に残っていない。鏡に映る自分の姿は幽鬼みたいに見えた。

 翌日、シンジとアスカが付き合いだしたという話をマユミは聞いた。
 あんなに喧嘩してたのに、という気持ちと共に、やっぱりシンジも裏切ったんだ。という気持ちが沸々とわき上がる。その反動からか、マユミは学問にひたすら打ち込むようになり、夜毎研究室に泊まり込む日が多くなった。


162 名前:なーぐる:05/01/16 20:38 ID:???

その4

 そして運命の日

 カチコチ、と正確なリズムで時計の音が暗闇を刻むように響く。明かりと言えば廊下側の天窓からはいる非常口の明かりと、マユミの使用してる端末のモニターとスタンドランプ。
 既に日付が変わった研究室内で、マユミは無言のままキーボードを叩き続けている。

「はっ…あう」

 肩の痛みに眉をしかめると、大きくマユミは背伸びをする。強ばった背骨や首の骨がコキコキと音を鳴らし、筋肉がほぐれて圧力が消え失せる感覚に思わず溜息が漏れた。

(今日は…どうしようかしら)

 別に泊まり込んでまで作業する必要はない。いや、これからも泊まり込むほど一生懸命になることはないだろう。ずっと憑かれたように研究を続けてきたのだ、その進捗具合は他の学生の1歩も2歩も先んじている。

(帰ろう……。あら?)

 ふと、気配に気づいて背後に振り返る。
 ドキリ…。

 言いしれぬ不安を感じてマユミの心臓が音を立てる。

「冬、月先生」
「やあマユミ君。今日も泊まりがけで研究か。精が出るね」

 親しげに話しかけながらも、昼とはまるで違う雰囲気の冬月にマユミは背筋に冷たさを感じる。ねぎらいの言葉をかけるのなら、なぜ明かりも付けないのか。無言で近づく恩師の姿は非常灯の緑色の光に照らされて、どこか幽霊じみて見えた。

「あ、あの…」
「いや、責めているわけではないよ。それどころか真面目に研究に取り組み、優秀な成績を収めてる君はゼミの誇りだよ。いや、まったく彼女を思い出す」
「は、はぁ」

 口調はいつもと同じ。
 素っ気なく、愛想が余りない物言い。だけど、今は心臓を鷲津噛まれたような恐怖を感じる。今、後ろ手で冬月は何をした。

(か、鍵を…閉めた? そんな、なんで)

「……そうだ。よく似ている。顔や背格好が似ているわけではない。だが、そのひたむきなところが、とてもよく似ている」
「な、なにを、言ってるんですか?」

 ホラー映画の怪物みたいに手を前に伸ばして、ゆっくりゆっくりと冬月が近寄ってくる。
 逃げ場はないし、助けが来る可能性は…ない。
 骸骨のような冬月の顔が、マユミの眼鏡のレンズに映り込む。レンズの下のマユミの瞳が、恐怖に濁って震えた。

「あああっ!」

163 名前:なーぐる:05/01/16 20:38 ID:???

その5

「はっ、はぅ、ひゃうううっ」
「おお、良いぞ、良い具合だぞマユミ君」

 半裸に服を向かれた姿で、マユミはソファーの上に組み敷かれている。全裸になった冬月の痩身が、マユミの上で蜘蛛が獲物を絡め取るようにマユミの乳房を愛撫する。

「ひっ、ひぅっ」
「可愛い声だ。そうやって素直によがっている姿はとても良い。最初の抵抗が嘘のようだよ」
「あ、あううぅぅ」

 雪のように白い肌に舌を這わせながら冬月はほくそ笑む。
 剥いてわかる美女の味、それも恋に破れた直後の処女の味は格別だ。舌が桃色の乳首に絡みつくたびに、ビクリビクリと体が震える。

「もう堪えきれんな。そろそろ、処女をいただくとしようか」
「い、いやっ。それは、それだけは」

 マユミの処女口をつつくように冬月の亀頭が擦りつけられる。執拗で的確な冬月の愛撫で、マユミのそこは泉のように濡れきっていた。

「もう観念したまえ。それに、どうせ碇の息子は君ではなく、セカンド…もとい、惣流くんと付き合っているのだろう」
「………………………」

 なぜ、冬月がマユミの秘めた気持ちを知っていたのか。だが、マユミは冬月の言葉に声を失った。

「ほうら、いくぞ!」
「あ、あうぐぅぅぅっ!」


164 名前:なーぐる:05/01/16 20:40 ID:???

ここまで

とりあえず、流されるままに冬月の愛人になって、更に卒業後結婚へとコンボが続く、
とか考えてましたがはてさて。

いや、書いてみてわかりますけど結構きついですね、冬月の言葉の文章練るのが。


165 名前:引き気味:05/01/16 21:09 ID:???

ヽ(゚∀゚)ノ いぇー、一年以上たらたらと黒冬月書いてましたら、なんとなく慣れてましたぞ>冬月言葉
正確にはエロチューンしたガーゴイル様なんですが。イメージ的に。



166 名前:引き気味:05/01/21 00:22 ID:???

カプ厨的に痛くなく、黒くてエロいシチュ。
以前にそんなネタで車椅子看護シチュで、看護役のシンジにいたずらされるのを黙って受け入れているアスカ、なんてネタを出しましたが、あれにもう一押し。
同様に看護されているレイなんてのを追加したらどうかしらん。
シンジがレイの方に掛かりきりになる時間をジェラシー塗れの妄想で過ごしているアスカ。
その対抗心と、動けない身でシンジの関心を繋ぎ止めておく為にエロい目に遭わされるのを我慢していたり、自分から誘ったりするアスカとかはハァハァだろうか?
で、はじめは偶然、次は出来心だった筈が、なんとなく許容されているようで次第に行為をエスカレートさせていく黒成長中シンジって感じで。
これならガキっぽさを前面に立てて、本編シンジからの乖離を抑えつつ、エロく出来んかなと。

シンジが一人で二人の世話をしている理由は、エヴァ絡みでチルドレン同士でなければ感染する病気っぽいものが理由とか、そんなので。

167 名前:引き気味:05/01/21 02:00 ID:???

>連邦議会前中継

晴れたみたいで良かったですねぇ、って感じです。
前日の準備中は結構雪が降っていたようで、並べたパイプ椅子にその端から積もっててえらく寒そうな勢いでしたから。

なぞと見ていて考えていたのは、寒いからとお互いの服の下にかじかんだ手を突っ込んで暖めあうアスカとシンジとか、そんなアホネタでしたが。

168 名前:なーぐる:05/01/22 01:12 ID:???

いつぞや我乱堂さんに勧められた「魔法少女」みたく
色々あって魔法少女になったはいいが、敵が思いの外強く(or 油断)して
負けて捕まってそれはもう、言葉に出来ないような目に合わせられてしまう
アスカとマユミなんてネタを思いつきましたよ。

この場合、アスカのドジっ子レベルの上昇と、マユミの性格に芯が強くて結構気丈なところ、
の追加が必須でありますが。

169 名前:引き気味:05/01/22 01:16 ID:???

ドジっ子レベルが上昇してて、魔法少女なアスカさんですと?
――それって、ツインテール装備でうっかり魔術師な某Fateの遠坂凛さんまんまのような。

しかし、パロの手垢に塗れていない元祖ぴえろの魔法少女物も、今にして見てみますと結構色々とぶち壊しな感じです。
ここ数年内に見返したことがあるのはクリーミィマミくらいのものなんですが、うわ、なにこの超ワガママDQN娘は? ってな感じで、萌えもへったくれもありませんでした。

170 名前:引き気味:05/01/22 01:23 ID:???

てか、シンジが旨い目をみるエロ模索を未だに続けているのですが、参考にエロ小説スレとか読み返していますと上手いこと言ってる方が居ますね。
『ボクのヒミツたいけん』で黒エロ成功のキーになったヒカリは、あれはゲームの配役に無理矢理当てはめたから成功したんだと、確かにその通りかもと思うわけです。
最初は一番配役に無理があるなと思ってましたから。

その伝で行きますと、梃子摺っている黒エロ特化のシンジというものも、何かのエロゲの荒淫主人公に無理矢理当てはめてしまえば良いということになりますが、これがまたあんまり思い浮かばなかったり。

171 名前:なーぐる:05/01/22 01:24 ID:???

>某Fateの遠坂凛さんまんまのような
するとマユタンは、実はブラックストマックな妹さんですか。
それはそれでたいそう素敵ですが、
実際はそんな感じでだいぶ違うドジっ子をイメージしました。

シンジを起こしにいって布団をめくりあげれば自分の上に広げてしまって、
「きゃー急に夜になったー!」
「……ドジだとは思ってたけど、まさかこれほどとは」

邪妖精を追いつめれば、
「くらいなさいっ! 必殺エンジェルウィーング!」
『それは移動用の魔法エヴァ! 攻撃魔法はエンジェルポジトロンエヴァ!
 間違えてるエヴァ!』
「ああ、中の人がキー押し間違えた!」
『中の人などいない! ああ、そんなことを言ってると!』
という訳で触手…じゃ最近マンネリなので、ボンデージ衣装なリツコさん似の邪妖精(レズ)に
捕まってそれはもう言葉に出来ないことを。

参考:ttp://www.microgroup.co.jp/novel/2DN000138.php
変身後の服のイメージを説明する手間が省けますね。実にエチィですわい。

172 名前:なーぐる:05/01/22 01:26 ID:???

>梃子摺っている黒エロ特化のシンジというものも
ランス…は無理あるか(汗
じゃあゴクリの中の人ことしqあwせrftgyふじこl

173 名前:引き気味:05/01/22 01:33 ID:???

うわぁ……なんて妄想的な外見の触手……。さすがゲドマガですね!
『魔法少女アイ』のノベルス以来めっきりでしたけど、相変わらず場合によっては仏書院より逝っちゃってるシチュには戦慄を禁じえませんですじょ。

ちなみ、エヴァ畑の長い人間が手を出すとFateはいろいろ難しいらしいですね。
設定からの逸脱が嫌われる云々というのはさておくとしても、私も凛を書いてどこまでちゃんと「アスカじゃない」キャラに描けるか自身がありませんもの。

しかし、マジでどーするかなー。
最近やったエロゲにしても、主人公がワリ食う『魔法少女アイ』系統以外といったら、素で持ち物が凶器なせいで絵的に鬼畜な(でもテキストはちょっとあうん)なデモンベインとかしか思い浮かびませんし。

174 名前:引き気味:05/01/22 01:37 ID:???

「ぼ、僕は……取り返しの付かないことをしてしまった……」
「シンジは悪くない、シンジが悪いわけじゃないのよ……」

なんて感じで、後無体なプレイの痕跡ありありな状況を目の前に青褪めるも、ヒロインからはひたすら逆に慰められる『痕』の悪夢ver式二重人格ぽシンジとか。
毎晩の悪夢に追い詰められて壊れ寸前でたまたま手近なお嬢さんに無茶する『月姫』の志貴ぽシンジとか。

そんなのも一考の余地ありかしらん。



175 名前:PDX.:05/01/22 02:07 ID:???

>>169 引き気味さん

 マジカルエミの舞あたりだとだいぶしっかりした子ということになっていますしねぇ。
 多少わがままな面はありますがそれでもまだ。

176 名前:引き気味:05/01/22 02:10 ID:???

>>175 PDX.さん

エミはもうおぼろげにも思い出せないですね。
当時見たっきりですから。
多分、見返さないほうが良いんだろうなと思いますけど (;´∀`)

177 名前:PDX.:05/01/22 15:09 ID:???

>>176 引き気味さん

 エミはDVD箱持ってます(自爆)
 ぴえろの魔女っ子シリーズでは一番好きだったもので(^_^;
 最終回がお気に入りなんですよ。

 絵は今見るとやはり古くさいなぁと思います。塗りとか。

178 名前:FOX:05/01/23 03:35 ID:2DQG8r9g

>>166 引き気味さま

>黒介護

 あ、これ、確かに使えるシチュエーションかも。
 トウジとナツミという介護/お見舞いネタとも絡められますし。

 本編がらみならば「LCLの中毒」とか「A2神経がらみの運動障害」とかいろいろ理由も思いつけるんじゃありません?
 本格的な介護ではなく、お見舞いから身の回りの世話をしているうちに「身動きができない美少女」に、「彼に依存してしまう彼女」に昏い欲望と衝動を……とか想像してしまいます。

 本編準拠でなければこういう展開も……。


 「ほら、『あーん』して」
 「……」
 「ほら、レイったら」
 「……自分で……できる……から……」
 「意地を張らない。ね?『あーん』」
 「……ぁ……」
 陶器のような肌を持つ少女がうっすらと頬を染め、少し上を向く。
 そっと唇を開き、なぜか瞳を閉じる。
 まるでキスをせがむかのように。
 綺麗に皮を剥かれ、丁寧に切り分けられた林檎がそっと小さく開けた口に差し込まれる。
 さくさくと口を動かして飲み込む。「ほら」とくすくす笑いとともに唇の端をタオルで拭ってもらうと彼女は真っ赤になった。
 「おいしい?」すぐ目の前に優しい瞳があった。彼女は真っ赤になったままうなずく。
 「じゃ、また、『あーん』」
 「……あーん」
 プラチナブロンドの少女は今度は素直に口を開けた。
 照れくさそうに、でもとても嬉しそうに。
 少女と似た面立ちの従兄弟の差し出す林檎を美味しそうについばんでいた。

179 名前:FOX:05/01/23 03:36 ID:2DQG8r9g


 ……いいな。あんなに仲が良くって。
 ベッドの上に身を起こし、膝に本を載せたままで惣流・アスカ・ラングレーはそっと溜息をついた。
 仕切りのカーテンの隙間から垣間見える二人部屋の隣のスペース、その光景が彼女にはひどく羨ましい。
 本人には自覚症状はないものの循環器系統に「重大な問題の予兆」が発見され、検査入院させられてしまったアスカを訪ねてくれるはずの母親はドイツからまだ戻ってこれないからだった。
 義理の父親とその娘たちは一度も顔を見せようとしない。
 だからアスカはアルビノの少女……綾波レイ……のことをよく知るようになる。
 直接口を利いたことはほとんどなかったが、アスカはレイとその優しい従兄弟のことをよく知るようになる。
 ほぼ毎日、放課後になると必ずやってくるレイの従兄弟、碇シンジとレイとの会話を漏れ聞くことによって。
 その他愛ない会話から。その柔らかな口調から。少年が立ち去ったあとのレイの哀しげな溜息から。

 碇シンジの訪問をアスカ自身が心待ちにするようになったのは、いつのころからだったか。
 彼がやってくるころには、自慢の髪をきちんと梳り、パジャマの裾が乱れていないかチェックするようになっていたのだ。


 だから、カーテンの隙間から少年と目が合ってしまったときは本当に嬉しかったのだ。
 「な、なによ。レディのベッドを覗くなんて失礼よ」と口走ってしまったのは動悸をごまかすために過ぎない。
 だから「ご、ごめんなさい」と碇シンジが瞳を逸らすと、「あ、その、えと、あの、そんなつもりで言ったんじゃないの。え、あの、その、つまり……」とみっともないほど慌ててしまったのだ。
 だから、シンジの母親が彼に持たせたという林檎を、お菓子をお裾分けしてもらったときは泣きたいくらいに嬉しかったのだ。
 レイが上目遣いで睨みつけていることなんて気にもならなかったのだ。
 一週間経たないうちに、少女は少年を「シンジ」と呼び捨てにするようになった。
 プラチナブロンドの少女と自分のベッドを隔てるカーテンが開いている時間のほうが長くなった。
 レイという美少女が虚弱体質ながらも、(いや、だからこそか)鋭い観察力と辛辣な舌を持っていることを知ったのだった。
 そして、少女たちはいつの間にか「退院したあとの予定」についてぽつりぽつりと話し合うようになっていた。


180 名前:FOX:05/01/23 03:36 ID:2DQG8r9g



 少年とレイが秘密を持っていることをアスカが知ったのは、その「予定」に碇シンジが不可欠の存在になってしまったころだった。
 アスカが自分の感情が「恋」であることをはっきりと理解してしまったころだった。
 隣のベッドに横たわる美しい少女を友人として扱うべきか、仮想敵として扱うべきなのか悩みはじめたころだった。


 ぼんやりと常夜灯に照らされた室内で、深夜にぽっかりとアスカは目覚めてしまう。
 隣にはひとの気配があった。
 最初は巡回の看護師かと思った。
 だが、なにかが違っていた。
 彼らの声は若く、むしろ幼いといってもよいほどだった。
 さらに彼らは切ない吐息を漏らしていた。
 なぜかアスカは声をかけることをためらい、息を殺したままカーテンの隙間からとなりを覗く。
 口元をぎゅっと押さえる。
 心臓が早鐘のように打つ。
 そこにいたのは何一つ身にまとわない姿でベッドに横たわる綾波レイ。
 そこにいたのは碇シンジ。
 二人は病院のベッドの上で抱き合っていた。
 綾波レイは声を押し殺したまま、情熱的に従兄弟の唇をむさぼり、ちゅ、ちゅっと少年の顔中にキスを浴びせては幸福そうな笑みを浮かべていた。
 碇シンジはレイとのキスのあいだも彼女の絹肌を慎重にしかし情熱的に撫で回し、少女の柔らかな胸の膨らみを愛情を込めて愛撫していた。

 ……そうなんだ。やっぱりそうなんだ。
 惣流・アスカ・ラングレーは納得する。
 ……すごく仲良かったもの。レイだって、「碇君ダイスキ」オーラを放ってたもの。きっと、なんどもこんな風に愛し合ってたんだろうな。
 ……お似合い、なんだろうな。きっと。あ、でも、レイがこんなことするなんて意外だわ。
 意外でもなんでもない、とアスカは気付く。
 愛する少年が深夜に自分のところへ忍んでくれたのだ。
 どんな要求にでも応えるのは恋する少女なら当然だろう。
 声を押し殺したままレイとシンジは抱き合うさまを見つめながらアスカは納得する。
 もし彼が、自分のところへやってきたのなら……。
 当然だろう。唇も、肌も、もし彼が望むのなら純潔さえも……。
 そう、これは当然のことなのだ。
 アスカは理解する。紺碧の瞳に涙を浮かべつつ。
 涙に濡れた視野のなかで、シンジとレイは若い肉体を密着させたまま甘いキスを交わしていた。

181 名前:FOX:05/01/23 03:37 ID:2DQG8r9g


 綾波レイは内心で首をかしげていた。
 いつもならけたたましいほどの勢いで話しかけてくるクォーター美少女、惣流・アスカ・ラングレーがカーテンを閉じたまま出てこようとしないのだ。
 まるで二人の関係が数週間前まで逆行したかのようだった。
 ……ひっきりなしに話しかけられるのも疲れるけれど、急にこうなってしまうのも。
 レイは小さく溜息をつく。
 しかし深夜の秘密の逢瀬による心地よい疲労がまだ抜けていないレイは、それ以上深く考えようとしなかった。
 それよりもレイにはもっと大事なことがあったのだ。
 ……次は、来週……か。ああ、もっと逢えればいいのに。
 人によっては無表情にしか見えない美貌を、かすかに、ほんのわずかに期待に朱く染めていた。


 その夜もアスカはふと目を覚ます。
 カーテンの向こうに、レイ以外の気配があった。
 ……今日も……また……シンジが来ているのね。
 アスカは哀しく結論しようとする。しかし、隣の気配はたった一人のものではなかった。
 そっとカーテンの隙間から覗く。
 アスカは悲鳴を押し殺す。
 そこにいたのは碇シンジではなかった。
 そこにいたのは四人の大人、この病院の制服を着た医師たち……だった。
 そして綾波レイは彼らにされるがままだった。
 そう、レイは瞳を閉じ、規則的な呼吸を繰り返したまま夢の世界にいたのだった。
 パジャマを脱がされ、さわさわと肌を撫で回されるレイが睡眠薬かなにかの支配下にいるのは明らかだった。
 綾波レイは望まないまま男たちの玩具となっていた。


182 名前:FOX:05/01/23 03:37 ID:2DQG8r9g


 シーツの上に投げ出されたレイの両手は男たちにそれぞれ持ち上げられ、剥き出しになった彼らのペニスを握らされていた。
 その醜悪な先端からにじみ出る液体にほっそりとした指が汚されても、レイの瞳は閉じられたままだった。
 青白い内腿を大きく広げられ、淑やかな花弁を猛烈な勢いで舐め回されると切なそうに眉根を寄せつつも、夢の世界から戻ってくることができない。
 形の良い鼻をつままれて、無意識のうちに唇を開けてしまったところに無理矢理ペニスをねじ込まれても拒絶などできない。
 碇シンジに優しく愛撫されていた乳房の先端を左右からこりこりと甘噛みされつつ、「ん、んんっ、ふぅぅぅ」とうめき声を上げながら、獣たちの汁液を喉へ流し込まれるのだ。
 そして裏に返されてお尻を突き出した姿勢を取らされ、綾波レイは陵辱される。
 夢心地のまま蜜を湧き出していた幼い花弁に、医師達は醜悪に腫れあがったペニスをゆっくりとねじ込み、乱暴に腰を振った。
 少女の肉の締まりの良さと、火傷しそうなほどの熱さを絶賛しつつ、まだまろみのたりない腰を抱えてずんずんとスラストする。
 男の腰の動きに、無意識のうちになまめかしい吐息を漏らしているレイの様子からして。この無法がなかば日常的に行われていることは明白だった。
 そしてこの犯罪がいまだに露呈していないことも。
 美しいダッチワイフにされてしまった少女は、未成熟な子宮へ精液を流し込まれても睡眠薬によってまだ夢の中だった。
 愛らしい表情を白濁液で汚されたまま、次の男とのセックスを強いられていたのだった。

 その夜、綾波レイは四人の男に二回ずつ犯された。
 惣流・アスカ・ラングレーはそのさまを黙って見つめていた。
 医師達が立ち去ったのち、そっと数人の看護婦がやってきて「可哀想に」とつぶやきながらレイの躰を清めるさまを、彼女の膣を洗浄するさまを震えながら見つめていた。

183 名前:FOX:05/01/23 03:38 ID:2DQG8r9g



 綾波レイは内心で首をかしげていた。
 昨日はひどくふさぎ込んでいたアスカが、今朝はひどく上機嫌なのだ。それどころかレイの体調をひどく気にしてくれるのだ。
 確かに今日のレイはあまり調子が良くない。
 全身の筋肉が痛むし、股のあいだもなにか違和感がある。
 碇シンジが来てくれなかった夜にときどき起こる症状がまた、自分に起きてしまったのだ。
 レイは溜息をつく。
 こんな風だから、私はまだ退院できないのね。
 早く退院したいのに。早く退院して、碇君に私を……私のバージンを……捧げたいのに。
 それに、早く退院しないと……隣のベッドの女の子、とても綺麗で愛らしい惣流・アスカ・ラングレーに碇君が奪われてしまうかもしれない。
 彼女はとても甘え上手で、自分などよりもずっと会話がうまくて、それに「セクシー」なのだ。
 自分と碇君との間に当然のように入り込んできてしまったこの華やかな天使に、彼を取られないようにするためには、深夜の愛の交歓だけでは絶対に足りないのだと綾波レイは認識していた。
 なのに、それなのに……。
 熱っぽい頬に手のひらを添えて、レイはアスカに背を向けて目をつぶる。


 ぼんやりと常夜灯に照らされた室内で、ふと綾波レイは目を覚ます。
 隣にはひとの気配があった。碇シンジではない。複数の気配だった。
 そっとカーテンの隙間から覗く。
 悲鳴を必死で飲み込んだ。


184 名前:FOX:05/01/23 03:38 ID:2DQG8r9g


 そこにいるのは全裸の惣流・アスカ・ラングレーと五名の医師だった。
 少女はぼんやりとした半覚醒の表情で、男のペニスを頬張らされていた。しなやかな指で別の男のペニスを握らされていた。
 そして、長いすらりとした脚を大きく割り裂かれて、夜目にもはっきり分かるほど屹立してしまった肉芽をペニスで突き回されて、ひくりひくりと腰を痙攣させていた。
 大理石のような肌理細かな肌をぽっと上気させて、甘い鼻声を上げていた。

 ……悪戯されているのね。彼女。
 ……眠らされて、いえ、夢心地のままで、犯されているのね。
 ……あんなにたくさんの男の人たちに、無理矢理に……なにも知らないうちに。
 ……あぁ、ああ、彼女、二つ折りにされて男の人のペニスが入って、入っていく……ああ、アスカって……初めてじゃ……ないの……ね。
 ……胸を左右から……こりこりと……ああ、ああ、お尻の穴も弄られて。ね?アスカ、貴女、本当に眠らされているの?そんなに涎を垂らして、だらしない顔をして。
 ……貴女には、もう、資格なんてないわ。「彼」に愛を告げる資格も、愛される資格も。
 ……だって、貴女、まだ私と同じ一四歳のはずなのに、そんなに大きなペニスを受け入れられるなんて……。そんな女は……ふさわしく……ないわ。
 ……たとえ眠らされていても、そんなに感じてしまうような淫乱なんだもの。

 アスカのために助けを呼ぶつもりがいつしかなくなっていることに綾波レイは気付いていた。
 同時にそれが正しい判断だと理解していた。

 だから彼女はカーテンの隙間越しに観察を続ける。
 少女の最大のライバルが夢心地に堕落していくさまをじっと見つめている。
 パジャマのズボンの中に、自分の小さな手のひらがいつの間にか侵入し、苦ちゅくちゅと動いていることなど気づきもせずに。

185 名前:FOX:05/01/23 03:39 ID:2DQG8r9g

>>184

>苦ちゅくちゅと

>くちゅくちゅと

ですね(^_^;)

186 名前:引き気味:05/01/23 03:56 ID:???

うわっ、土日を生かしてシコシコ書いてたらまた一気に……!

187 名前:引き気味:05/01/23 04:08 ID:???

>>178-185 FOXさん

今回は結構トリッキーな構成ですね。
序盤の内はシンジ×レイに+アスカか? なんて思っていたのですが、一晩目の「夜」からは一気に黒調展開。
さてはこうやって知らぬ間にアスカ自身もかとこの段で予測は付きましたが、しかし視点をレイに変えてやはり昏い安堵を持ってくると、また味わいが変わってきますね(w
冒頭のLARS気味のところが後で嫉妬と絡めた友情への裏切りに生きてきますし、単純に寝取られとはまた違う……何でしょうか、因果応報の成分を微妙に含む皮肉な構図ですかね。
エロとしてハァハァだということも勿論ですが、今回のお話はまたその場面構成と視点の入れ替えが面白いと思いました。

188 名前:FOX:05/01/23 11:34 ID:???

>>187 引き気味さま

 ひょっとして、ネタかぶってしまってました?
 双だとしたらすみませんm(_ _)m。つい、美味しいそうなものにはぱっくりいっちゃうもんで。


 今回は「志村ぁー、うしろぉー」な展開を目指してみました(w。

 「病院で眠らされて悪戯される」というネタも、「それを発見してしまって」というネタもいろいろありますので、今回はアスレイの純粋な恋心とそれに伴う翳りが垣間見えれば面白いかな、と。

 具体的なえっちシーンはちょっと足りないんですよねぇ、眠り姫プレイって無反応にならざるを得ないし、第三者による目撃だし。
 でもこのあとの二人のぎくしゃくしたやりとりとかを想像すると、違う意味でぞくぞくしてしまいます。私の場合。
 お互いが相手のことを「可哀想に」と思いつつ、でも相手に優越感を抱いてしまって。
 だけどときどき見る淫靡な夢の中にはそのライバルが現れて……。
 目覚めたときにその夢を思い出し、「あぁ、もし自分があの娘と同じ目にあわされたら、こんな風に感じるのかしら」と思うと同時に、自身の体に生じている違和感にどこかおののき、逆に「自分はそうでない」と固く信じ込んでしまう……とか。


189 名前:引き気味:05/01/23 17:28 ID:???

>>188 FOXさん

いえいえ、お気になさらず。私も書きたいネタは被ってても基本的に気にせずやっちゃいますし。
そもそも、ここみたく掲示板でネタ転がしをやってますと被りがどうこう、パクりがどうこうって気にするのもナンですしね。

てか、今書いてるのは看護モノからはちょっとズレました。
ストレートなエロよりも倒錯分が多いといいますか、引かれるかなぁ……という気もしますが、出来れば今晩中に第一稿を投下したいものです。

>「志村ぁー、うしろぉー」な展開

ああ、なるほど。確かに(w
しかし、その後、ですか。
はじめ脅威に思っていた相手に、哀れむべきところを見付けて安心する。そうやって表面上成立している少女達の友情と、裏側で静かに育まれる淫靡な感情、ですかね。
やがて自分自身に対し疑いを抱くにいたっても、シンジへの恋心を守るためには「そんなことない!」と自分に言い聞かせるしかなく、そのためには「かわいそうなのは、あの子」でなければならない。
そうやって自分自身に暗示を掛けるように、友情の裏側では相手への蔑みにも似た感情を深めていって――ですとか。
「入院」が長引くほどに、裡に抱える黒いものを膨らませていきそうな按配ではあります。

真実に直面する時が来たとしても、「これは夢、夢なの……」と、記憶の底に自ら封じ込めてしまったり。
そうやって、露見に怯えた医師達を安心させつつ、その夜からは「もしも自分がそうだったらと淫らな想像をし過ぎたせいでこんな夢をみてしまう」自分に驚きつつ、いつしか秘密の内に抱くようになっていた友の美しく哀れな痴態に、自らその責め苦へ参加していって医師達を喜ばせたりしてしまったり。

色々と妄想が膨らみます(w

190 名前:PDX.:05/01/23 23:17 ID:???

>>178-185 FOXさん

 引き気味さんも書いていますが確かにトリッキーですね。
 嫉妬とか優越感とか、そういうものに足下をすくわれてしまう感じですか。
 知らないうちに薬とかで自由を奪われて犯され開発し尽くされ、しかも当人はその記憶が無い。
 山文京伝チックな末路が待っているのかも。

191 名前:FOX:05/01/24 00:16 ID:z3HSiaVM

>>189 引き気味さま

>ネタかぶり

 そう言って頂けると助かります。
 掲示板でのやりとりとかを拝見していると、どうしても「ををを……」と触発されてしまう部分も多いですから。
 けっこうあちこち、参考にさせて頂いているもので(^_^;)。


>そのためには「かわいそうなのは、あの子」でなければならない。
 もう真っ黒黒の展開ですけれど、そういう心理状態で自分自身を檻に閉じこめ、「人形」から逃れるチャンスを失ってしまう展開を思い描いていました。
 そして最後はきっと……。





  深夜の病院の廊下を何人もの足音が響く。
 ドアの前で、ひそひそ声で彼らは笑い合う。
 「おやおや」
 「今日はダブルブッキングですね」
 「これは面白い趣向ですねぇ」
 ノブが回り、「彼ら」が入ってくる。
 しゅっ、と惣流・アスカ・ラングレーと綾波レイのベッドを隔てるカーテンが開けられた。
 二人が横たわるベッドに卑劣漢達が群がる。
 「今日の投与量は?」医師の声で誰かが尋ねた。
 「いつも通りです。朝までまったく目を覚ますことはありません。レイちゃんも、アスカちゃんも朝までぐっすりでしょう」
 「そうか」誰かが嗤った。「朝まで『キモチのよい夢』を見続けるわけだ。彼女たちは。いつものように」
 そう言って毛布を払いのける。
 天使たちは瞳を閉じ、規則的な呼吸を繰り返していた。どよめく男たち。
 「いつ見ても愛らしい」綾波レイの頬を男の手が撫で回し、輝くようなプラチナブロンドを玩ぶ。
 「こちらのお姫様も綺麗ですよ」くすくす笑う誰かの指が、花の蕾のような唇をいじりまわす。
 「では、さっそく」
 レイのブルーのパジャマのボタンが、アスカの黄色いパジャマのボタンが、ひとつひとつ外されてゆく。


192 名前:FOX:05/01/24 00:17 ID:z3HSiaVM



 ショーツを残して衣類を剥ぎ取られた二人は、輝く裸身をうつぶせに尻を突き出す姿勢を取らされる。彼女たちの恥ずかしいところを隠しているのは、簡素なデザインの木綿のショーツだけだった。
 いや、それすらもう、役に立っていない。
 「ほぉ」老人が感嘆の声を上げた。「今回の『ドール』の仕上がりは早いな。男の指でいじられるだけでここまで濡れるか」
 少女の淫花はそこからにじみ出る大量の蜜によって、ショーツ越しでもはっきり分かるほど透けてしまっていた。
 「感じやすい身体なんですよ。二人とも」
 「なるほどねぇ。いつでも準備オーケーというわけか」
 くりん、と少女たちのショーツが足首から抜かれ、白桃のような美尻があらわになる。下着は男たちの手を渡り、二人の蜜の色と匂いが比較された。
 アスカの、レイの背後にそれぞれ男が位置する。にんまり笑うと猛り狂うペニスを少女たちの潤んだ秘裂にあてがう。
 そのままねじ込んだ。
 「いい締め付けだ」レイのまだ青硬なヒップを撫で回していた男がうめいた。
 「こっちもですよ。ほんと、アスカちゃんっていいモノもってますね」細いウエストを掴み、ぐりぐりと揺すっていた男も笑う。
 彼らは容赦しなかった。
 少女の狭い肉洞を大人の性器でごりごりと擦り上げ、感じやすいスポットを開ききった鰓でこすり立てた。
 美少女達の輝く裸身はたちまちのうちに脂汗でぬめ光る。
 アスカの、レイの声にならない吐息が室内に満ち始める。
 「感じてますねぇ。二人とも」別の男が枕元に立ち、そっと少女の髪を撫でる。「とても素敵な夢を見ているんでしょうねぇ。アスカちゃんも、レイちゃんも」
 男たちは目配せをする。
 犬這いの姿勢で犯されているふたりの夢見る少女の髪の毛が掴まれ、向き合わされる。
 男の口がレイの、アスカの耳元に近づく。
 そしてささやかれる。


193 名前:FOX:05/01/24 00:18 ID:z3HSiaVM

 「起きているんでしょ?」
 「いつまで寝たふりをするつもりかな?」
 「「!!」」少女たちの瞳が見開かれる。
 紅の瞳が、紺碧の瞳が見開かれ、お互いの姿を認め合う。
 二人の唇から悲鳴が漏れ、一瞬後には大きな手のひらでふさがれた。
 泣き叫びながら二人は暴れる。それが男たちにさらなる快楽を与えてしまうことなど気づきもせずに。
 お互いの恥ずべき姿から視線を逸らすこともできず、少女たちは犯される。
 「薬を投与されている」と告げられただけでそれを夢だと思いこもうとしたことをからかわられ、こざかしく心理解釈されてしまう。
 一四歳の少女たちが逃げ込もうとした闇の部分をあげつらい、快楽以外に逃げ場がないことを教えてやる。

 ……ああ、ああ、夢だと、夢だと思ってたのに。本当に犯されていたのは貴女……アスカだと信じていたのに。
 ……アタシも!アタシもオモチャにされて……イヤ、イヤ、ウソよ、ウソよ!玩具にされているのはレイだけ、レイだのハズ!アタシは、アタシは夢を見ていただけ!夢を!

 「ほうら、もう我慢しなくていいんだよ」
 「おら、おら、おらぁ!」
 ずんずんと突き込まれ、二人の少女は甘いうめきをあげはじめてしまう。

 男に背後から貫かれたまま、少女たちは現実を直視させられる。
 綾波レイも、惣流・アスカ・ラングレーも、二人とも男たちの性玩具として開発されてしまっていたことを。
 しばしば陥る「淫らな悪夢」は美しいライバルになされていた卑劣な行為を思い出してのものではなく、まさしくその「開発」が我が身になされていたものであることを。
 ここ数週間、「悪夢」が現実感を強く持ち始めていたのは、投与されていた睡眠薬の量が徐々に減らされていたからだということを。
 そして今夜、二人には夢の中へ逃げ込むことも許されなかったことを。
 少女たちが「現実」から目をそらし、唇を噛みしめて快楽を表現することをこらえているさまを彼らは笑いながら見物していたことを。


194 名前:FOX:05/01/24 00:19 ID:z3HSiaVM


 ぐるりと身体を巡らされ、屈辱的な正常位でのセックスを強いられる。
 もがく両手は男に押さえ込まれ、さらに叫ぼうとする唇にはさきほど脱がされた、まだ体温の残るショーツがねじ込まれる。
 アスカの唇にはレイのショーツが。
 レイの唇にはアスカのショーツが。
 汗よりも塩辛く、どこか酸味を感じる蜜を感じてしまうと、レイもアスカも一切の抵抗を放棄してしまった。
 男にずぶずぶと犯されながら、つんと尖ったバストを、敏感な贅肉一つない脇腹を、可愛らしいおへそをさわさわと指で刺激されながら、くぐもった声で感極まった泣き声を上げ続けていた。
 隣のベッドで泣きながら犯される美しくも可愛らしいライバルのさまを、じっくりと観察させられ、さらにはなんども見つめ合うことを強制させられながら、屈辱的な高みへと連れていかれる。

 だが、それだけで終わりではない。
 彼女たちには「仕上げ」としての最後の工程が待っていたのだ。
 華奢な少女たちは強引に持ち上げられ、対面座位でごりごりと貫かれた。細い手首は背中に回され、手錠がかけられる。
 ごろりと男が仰向けに倒れた。
 レイもアスカも泣きながらの女性上位にされてしまう。
 その淫らな性交を強いられている男にささやかれた。
 「二人とも、寝る前にお腹の中を綺麗にしたよね?」
 ぎしりと音を立て、少女たちの背後に男が位置するの。
 「んんんッ!ふぅぅぅッ!」アスカが涙をこぼしながら首を振る。
 「うぅぅぅッ!ふぅぅぅぅッ!」レイも蒼白になっていた。
 「大丈夫だよ。アスカちゃん、レイちゃん」男たちの声はあくまでも優しかった。「二人ともお尻のセックスは経験済みなんだから。『夢の中で』ね」
 ぬるりとローションを塗りつけた人差し指が二人のアヌスへ侵入したとき、二人はそれが嘘ではないことを知る。
 アスカもレイもくぐもった苦鳴をあげながらも、脊髄を這い上がる快楽に意識を白熱させてしまっていたのだから。

195 名前:FOX:05/01/24 00:19 ID:z3HSiaVM


 「おぉぉぉ……ふぅぅぅうぁ……ッ」
 「アスカちゃん、すごく良さげだねぇ」耳元でささやかれ、惣流・アスカ・ラングレーはなんども首を振る。
 「嘘ばっかり」反対側からささやかれた。「見てごらん、アレを」
 促された方向には、綾波レイがいた。
 ベッドの上で男に前後から挟まれている綾波レイが。
 スレンダーな肉体を軽々と抱きかかえられ、かくかくと膝から先を揺すりながら陰裂と菊門を男のペニスに貫かれているアルビノ少女がいた。
 「ふぅぅぅッ、ふぅあぁぁぁ……ッ、う、う、うぅぅぅぅッ」
 ずるり、ぬるりと巨大な二本のペニスが彼女の体内へ交互にピストンされると、アスカのショーツを頬張らされている唇からは獣じみた悲鳴が漏れていた。
 しかしその表情は、その瞳は、アスカを愕然とさせるには十分だった。
 アルビノの美少女の瞳は甘く澱み、怜悧な表情は快楽に負けてしまっていることが明らかだったからだ。
 そしてレイは、アスカをどんよりと見つめていた。全身を快楽で痙攣させながらも視線を逸らすことができないようだった。
 そのレイの表情に、免罪を求めるものがあることにアスカは気付いた。
 そのレイの視線に、安堵があることにアスカは気がついた。
 そのレイの瞳に、自身が映っていることにアスカは知る。

 そうなのだ。
 綾波レイはアスカのさまに安堵していたのだ。
 男たちに前後を貫かれ、甘く惚けた声を上げ続けているアスカに。
 腰高なボディを震わせて、前後の穴のセックスによる快楽を表現しているアスカに。
 レイにはまだ施されている手錠が外された両手を、しっかりと男の背に回しているアスカに。

 それに気付いた瞬間、惣流・アスカ・ラングレーは崩壊した。
 「ふぅぅぅ……ン。はぁぁ……ッ」
 ぶるぶると痙攣しながら、男にさらに強くしがみつく。
 途方もない快楽に精神を溶解させながら、涙をこぼしていた。
 「サンドイッチにされてのセックス、大好きかい?アスカ」と尋ねられると泣きじゃくりながらなんどもうなずいてしまっていた。
 狭隘な肉裂できゅうきゅうと男のものを締め上げ、幼い子宮への放出を促してしまっていた。
 綾波レイに見つめられていることを意識しながら、彼女へ向かってにっこりと微笑んでしまっていた。


196 名前:FOX:05/01/24 00:20 ID:z3HSiaVM


 アルビノの美少女が甘い悲鳴を上げつつ大きくのけぞり、全身を弛緩させた。
 その手錠が外される。
 綾波レイは泣きながらその両手を男の背中へ回し、愛らしい胸の膨らみを男に押しつける。
 「ご褒美」として前後のピストンのピッチが上がったとき、アルビノ少女は惣流・アスカ・ラングレーに感謝の視線を向けていた。


 だから彼女たちには聞こえない。

 「……アスカ君、君は来週退院だよ。いや『出荷』というべきかな。キミはお義父さんの愛玩動物としての生活が待っているんだよ。義理の姉妹もきっとキミを可愛がってくれるだろうねぇ。あ、それから、ママが帰国しているとパパに気持ちよくしてもらえないからといって、ママに辛く当たってはいけませんよ……」

 「……レイ君はね、『さらなる精密検査のために転院』だよ。そう、キミはね、選ばれたんだよ。この国の中でごく一部の方が入院する病棟にキミは移ることになるんだ。キミはそこで、すごく気持ちのいい『診察』を受けるんだよ。『医者じゃないセンセイ』がたによってね」

 美しいライバルと濡れた瞳で見つめ合う少女たちにはそんな言葉は聞こえない。
 淡く純粋な恋敵の転落ぶりを免罪符にし、セックスドールとなることを選択してしまった彼女たちには聞こえない。

 そして、もう理解することもできない。
 二人が恋していた少年には、もう二度と会うことができないなど。

197 名前:FOX:05/01/24 00:21 ID:z3HSiaVM

・・・うーん。前半がけっこうねじくれてた割には、後半はストレートすぎましたかね(^_^;)

198 名前:PDX.:05/01/24 00:29 ID:???

>>191-196 FOXさん

 おぉ、後編が。

 アスカとレイが真実に気付いてしまった時には既に手遅れだったのですな。
 逆に、調教の最後の過程として自分の立場を教え込むための小細工なわけで。
 シンジと形ばかりのお別れ会みたいことをしたら却って残酷かも。
 

199 名前:FOX:05/01/24 00:53 ID:z3HSiaVM

>>198 PDX.さま

 おお!「お別れ会」
 確かにそんな展開を入れればもっと真っ黒くろになったかも。

 アスカにリクエストされた洋菓子に、レイのお気に入りの紅茶がかいがいしく準備するシンジによって並ぶ病室。
 質素で可愛らしい「会」であったが、それはアスカを、レイを、もちろんシンジを幸福にしてくれる。
 少女たちは思う。自分たちはこの瞬間を絶対に忘れないと。
 そして遠からぬ未来に、少年と手を取り合ってと考えてしまうのだ。

 なんてなんてシーンを突っ込んで、その記憶をリフレインしながら快楽に墜ちていく描写なんか突っ込んだら……ガタガタブルブル。

200 名前:PDX.:05/01/24 00:58 ID:???

>>199 FOXさん

 お別れ会の席でのシンジの笑顔が、今の彼女らにとっては「幸福な夢」であるのかも。
 せめて夢の中なんだから、これくらいいいよねとシンジの頬に唇を寄せる二人。
 本当は唇と唇を重ねたいのだけど、それはできない。
 この唇は、もう汚れきっているから。
 この唇に染みついて離れない淫らな匂いを、少年に知られてしまうかもしれないから。

 だなんて。

201 名前:引き気味:05/01/24 01:04 ID:???

うわっ、黒っ (;゚Д゚) il|!

ここまで落とし込まれるのがもう、「まだ間に合った筈」の時点の選択で決まっていたというのが救われなさですかね。
『交換奴隷』のシンジもそうでしたけど、自分自身もやはりそこに陰鬱な喜びを見出した選択の結果が――幾ばくかの自滅感さえ漂わせる黒オチに繋がるというのが、救われなさの演出には良く効くような感じです。

しかし上手く纏まってますねぇ。
私の場合が四苦八苦してるせいかもしれませんけど、書いて(エロ的に)嬉しい文章に絞って物語を展開させている辺りが、無性に羨ましく思えたり。

つか、なんで余計だと分かっているところに文章を付け足してしまうのか。
どうにも語感的にこうでなければ座りが悪いのではといった、妙な固定観念が足を引っ張っている感じです。
そんなわけで今晩中の投下は無理ぽですた。ごめんなさい。

でもって、他の人の手で書かれた強気シンジってのは、どうしてこう魅力的に見えるのかなぁ……と。
断罪ネタにまたぞろ誘惑される今晩でありました。
多分、夜更かしします (;´∀`)

202 名前:天麩羅定食:05/01/24 01:45 ID:???

|´∀`) 断罪ネタキターイ
| ⊂ )

203 名前:引き気味:05/01/24 01:52 ID:???

断罪してます。
いちおーエロです。

でも、引かれるだろうなって感じ。

204 名前:FOX:05/01/24 22:50 ID:z3HSiaVM

>>200 PDX.さま

 ああ、ますます黒くなって……(w。
 恋心が悲痛で、でも甘美な諦観に変わっていく……ってな感じでしょうか。
 でもシンジは、最近びっくりするほど綺麗になったレイとアスカの仕草にどぎまぎし、急に仲良くなった彼女たちをいぶかしがりながらも無邪気に喜んでしまうとか。
 それが彼女たちと言葉を交わす最後の機会であることなど、まったく思いもせずに……とかとか。

 うーむ。あんまり哀しすぎると、ハァハァには向かないような気が(w。
 クロイのはええんか。という話もありますが。

>>201 引き気味さま

>すくわれなさ
 「ひたすら被害者であり続け、抵抗しても逆らっても逃れられない」というのもありなのでしょうけれど、「自身の闇と弱さによって墜ちていく」というほうがどちらかというと黒展開向きのような気がします。
 特に自分自身でチャンスを潰してしまうという展開にはどうしようもないやるせなさのようなものを付加できますし。

 それに「美しい恋敵の堕落ぶりを言い訳に」とか「とっても綺麗なライバルへの対抗心が淫らな罠への警戒心を無くさせる」とかの展開は、私の好みでもありますから。
 きっと形を変えてなんども使っちゃうんでしょうねぇ。


>纏まり
 うーん。それはきっと「ワンアイディアでごりごり押して、なおかつ『実用』を目指す」お話作りをしているからだと思います。
 作品としてのよしあしを放り投げてしまっているかもしれませんけれど。

 オリジナルではないもので断罪とかの本編にない要素を突っ込んで、違和感を抱かずにかつエッチとするためには、それなりの手順が必要になるはずです。
 読み手に違和感を抱かせずにすむような説明を、かつくどくならない表現で入れておかなくちゃいけませんし、文体もまた気を遣わねばならないはずでしょうし。

 引き気味さまのまとまったものに飢えている私にとっては、実に待ち遠しいです。

205 名前:引き気味:05/01/25 01:07 ID:???

>それなりの手順

それもあると思います。
変則じみたシチュでキャラを組み合わせようと思ったら、いつもの頭の悪い「一行目からぎしぎしあんあん」は出来ませんし。
(つか、無理だった _| ̄|○ il|!)
それなりの準備をせにやなぁ……と考えていると、やる気のレベルと作業の進捗が時間と共に反比例曲線を描いていったりするんですよね。
……作業の方も書いちゃ消しじゃ、一緒かもって感じですが。

なによりブランクが開くと途端に筆の進みからノリが失われるのが辛いとこです。
ネタは鮮度が命。飽きる前に早くエロいシーンを書き散らしたいもんですが。

とりあえず、ここはもうそんなに書き直す必要が無いんじゃないかなと判断できたとこまで。
大体のシチュは掴めて貰えんかなって感じです。

206 名前:引き気味:05/01/25 01:08 ID:???

「やぁ、アスカ。おはよう」

灰色の顔をした男が間近に彼女を覗き込んでいた。
ペンライトを持って動かす強い光が、まぶしいよりも痛いと感じる。
突然の目覚めだった。
自分が寝ていたのだという自覚もそこにはなく、今にわかに目と脳の回路にスイッチを入れられでもしたかの如くだ。
前触れ無く向き合わされた世界に、アスカは目を瞬かせた。

(本部の病棟とは少し違うみたいだけど、いったい……。それに、誰なの……?)

混乱の靄が一向に晴れてくれない彼女を他所に、白衣をまとった男は手早く周囲に置かれていた雑多な装置を片付けさせていく。
無表情すぎるほど無表情な看護婦たちが黙ったまま指示に従い、全てを運び出して、部屋には男だけが残された。
真っ白な髪。端正なと言って良い顔立ちを裏切るように、眉間には皺が深く刻まれ、落ち窪んだ眼窩の周りにも乾いた大地さながらに皹が走っている。
まだそれほどの歳だとは見えなかったが、陰鬱な目付きをしていた。
アスカが過去に見てきた人間達の分類によれば、それは自分以外の誰も彼もを軽蔑して生きてきたような老人のするものだ。
たとえば、人形と実の子との区別が付かなくなったアスカの母親を見て、一言でこれはダメだなと言ってのけた、ドイツ支部の医者のように。

「おっと、口は閉じたままだよ。いきなり喚くと酷く喉が痛むからね。ベッドから跳ね起きようとするのも止めておいた方が良い」

そんな男が無遠慮に腕を掴み上げようとするものだから、咄嗟にアスカは払い除けようとしたのだ。

207 名前:引き気味:05/01/25 01:08 ID:???


「……ぅぅあ、あんは! ……っぁ? うああ……!?」

しかし、鋭く叩き付ける筈だった制止は、締め上げられた鶏のようなしゃがれ声。
そして手加減無しのスナップを効かせたつもりの拳も軽々と――まるで正確に見切っていたのかと思うほどに易々と、男の大きな掌の中に受け止められていて、

「ふふん、相も変わらずの反応か。言ったってしようが無いけど、バリエーションに欠けるね」

だからアスカは、やはり唐突に悟ったのだった。
そのつまらなさそうに見下ろしてきている男は、シンジなのだ、と。

 ◆ ◆ ◆

――もう25年だよ。
男は、シンジは言い放った。

「でもま、君には関係無いことだけどね?」

事態がまるで掴めないアスカに、未だ自分の身に何が起きたのかの解答は与えられていない。
点滴に睡眠剤でも入れられていたらしく、あの後直ぐにもう一度アスカは眠らされていた。

208 名前:引き気味:05/01/25 01:09 ID:???

一晩なのか、ひょっとするとそれ以上だったのか。
次にシンジが病室に入ってきた時には、極当たり前の目覚めが彼女を待っていて、体力も大方が回復していた。
であっても、喉だけは未だ引き攣れたような痛みを伴い、言葉を自由にはさせてくれないでいる。

「…………。うぁ、あ……」

手で声の出ない喉を示す。

「それね、LCLに浸かりっ放しだったからだろ。暫くは喉に負担をかけない方が懸命だと思うけど、何さ?」

先に立ってさっさと行くどこか酷薄な長身は、そこで漸くアスカに振り返り、視線を窓にと横向けた。
静まり返った通路には他に人影は無い。

「ああ、外か。……25年経ったからって、そんなに珍しいもんかねぇ?」

病棟からの景色に見入るアスカに、いちいち足を止めがちなことを咎める表情でシンジは並ぶ。
では、今は2031年になるというのだろうか?
信じられない。だって自分はまだ……まだ、少女のままなのに。
そうは思ってみても、アスカ自身が間違いなくシンジだと判断するその男の顔は、今や彼女の頭二つ高い位置にあるのだ。
四半世紀と言うなら、この男は40になろうという辺りか。

209 名前:引き気味:05/01/25 01:09 ID:???

流れたという時の隔たりに軽い眩暈を覚えつつも、アスカはそのもはや同い年には見えない男の態度に反感を覚えずにはいられなかった。

(……相変わらず、人の気持ちの分からない男ね)

自分はさながらリップ・ヴァン・ウィンクルだ。
変わり果てた景色に驚いて当然だろう、と。

それでもその後のシンジは、道すがら、足さえ止めなければアスカの疑問に説明を寄越してきてはくれた。
言葉数すら惜しむように淡白にではあるが、実に的確に。
――そもそも、質問の言葉さえも必要とせず。
怪訝に首を傾げ、いつぞやのシンクロ訓練の名残かと思い当たった気がしたそれは、アスカに大きく顔を歪めさせていた。
記憶に残る最後の時期へ深く刻まれていた嫌悪を刺激したのだ。
だが、わだかまりはともかく、傾聴に値する説明ではある。

病棟の通路に並んだ窓から眺める風景は、見慣れたジオフロント。
しかし、ジオフロントはかつてのままではなかった。
森も木々も無く、地底湖は干上がり、そしてビルが逆さにぶら下がっていた天井都市の辺りは青い空が覗く大穴に。
かと言ってそこに、アスカにとってはついの昨日にも感じられる、かつての戦火の跡が残っているわけではない。
彼女の知らぬ間に為されたらしい、再建された巨大研究施設群の姿がそこにあった。
見覚えの無いビルが増え、以前は緑が占めていた裸の土地にコンクリートとアスファルトの触手を伸ばすように、四方へ無秩序に規模を拡大させている。

210 名前:引き気味:05/01/25 01:09 ID:???

馴染みの筈の病棟に感じた違和感も、重ねられた年輪の分のくたびれだったのだろう。
ネルフ本部の建物も、元々のピラミッド型からは随分と見掛けを変えているらしかった。
アスカの昨日は2016年のまま。翼を持った白いエヴァンゲリオンと戦い、敗北した日のままなのに。

「……それで、今や僕がここの主ってわけさ」

通り過ぎながら耳に違和感を残した、その言葉が、はっと思考に沈むアスカの顔を上げさせた。

(……え、なに?)

あからさまにセキュリティの高そうな方向へ、方向へと足を進めながら、シンジが語っていた。
突き当たりのエレベーターフロアにも人気は無い。
インジケーターランプを見れば、作動しているのはシンジが呼んだ一基だけ。
さしての間も置かずしてドアは恭しく開かれ、男とその客を招き入れる。

「驚くには当たらないだろう? あのままいけば僕も君も、ネルフのかなり上の方まで押し上げてもらえるのは分かってた。ただ違うのは、僕がお飾りでいるつもりを無くしたってことさ」

薄い唇が引き攣れるように悪相を刻み、彼女の反応を観察していた。
アスカはその手元、エレベーターに行き先を指示する前にセキュリティを従えさせたカード・キーに目を奪われて動けない。

211 名前:引き気味:05/01/25 01:09 ID:???

ひらひらと見せびらかす仕草で胸元に仕舞われる前、カードに刻印されていたのは最高位のレベル表示。
不覚と思いはしても、動揺を示さずにおける驚きではなかった。

「――勿論苦労はしたけどね。もともと僕は人付き合いの得意な方じゃなかったし。政治をやるにも向いてない、つもりだった」

くくっと愉快そうに。
いつの間にか男は饒舌になっていた。
壁に背を持たせかけ、開いた年の差が余計に小柄に見えさせる少女を前に、大きく腕を広げる。
どうだい? と。

「これがネルフの総司令サマってやつだよ」

思わず浮かべてしまった渋面に、シンジは期待通りの手応えを得たとばかりに一人で頷いていた。

(……いやなヤツ)

上背は伸びて見掛けも老けはしても、中身はガキそのままか。幼稚なひけらかしだと思う。
白けた視線の意味は、男にも伝わった筈だ。

「アスカには感謝しているからね。やる気を出させてくれた恩人だと思えば……少しばかり自慢たらしくなるのも理解して貰えるだろう? ――ふふふ、悪趣味だと自覚もしているんだけど、何度やってもこればっかりは飽きるってことがないねぇ……」

212 名前:引き気味:05/01/25 01:10 ID:???

エレベーターはいつまでも潜り続けているが、シンジもまた延々と自慢話を続けていた。
その中には冬月コウゾウや伊吹マヤといったアスカの知っている名前もあったが、より多くのアスカの知らない登場人物たちとのエピソード――早い話が政争だ――の方に、シンジは重きを置いていると見える。
意識して聞き流そうとするにしても、不快なBGMだった。

(どこまで連れて行くつもりよ……)

インジケーターに顔を向けたままで、もう大分になるのだ。
しかし一向にアスカを乗せた箱は止まる気配を見せず、ランプの表示はエヴァンゲリオン・ケイジのあった深さを越えて、未知の領域にまで達しようとしていた。
息詰まりを覚えるのは、どこまでも地の底へと連れて行かれそうだとさえ感じてしまう、それだけが理由ではない。
そもそも、アスカの最大の疑問は何ら解消されていなかった。

――何故自分は25年が経過したという今に目覚めたのだろう?
――使徒との戦いはどうなったのか?
――ネルフに攻めて来ていた軍隊はどうしたのか?

(アタシは……なんで助かったの?)

病院着のだぶだぶの袖から己が右腕を摩ってみても、そこには何の傷痕も無い、綺麗な肌があるばかり。
槍に貫かれ、血を溢れさせた痛みもまだ記憶に新しい右目にも、異常は感じられない。
手足の動きも十全にして、感じられるのは、鍛えられ、磨かれたあの14歳の自慢の肉体だ。
本来ならば喜ぶべきだろうそれらのことがあまりに異様じみて、今は不吉に思えてならなかった。

213 名前:引き気味:05/01/25 01:10 ID:???

「うん? どこか身体におかしなところでもあったのかな? 僕としては、今度こそ満を持して、完璧な再生に成功したつもりなんだけど」

再生、と。何気なく男は口にする。
治療でもなく、漠然とアスカが考えていたような長期治療目的の人口冬眠であっても、そんな言葉は使わないのではないか?
それとももっとアバウトな捉え方でこの言葉は捉えておけば良いのか。
不安と苛立ちから少し神経質になっているのではないかと、内面に漣を揺らすアスカに向かって、シンジは続ける。

「肌はツルツルで贅肉も無し。バストサイズに不満はあるかもしれないけどさ、何と言ってもキズモノ以前。これは大きいだろ?」

感激してくれるんじゃないかとさえ思ったんだけど、と。

「MAGIに一番多くデータが残ってた頃を選んだ結果だから、まぁ副産的に過ぎないんだけどね。14の頃と言えば、君も割と自慢できた頃じゃないか」

今更ながらに、男の着込む白衣が目に付いた。
どんな経歴を積んでネルフの総司令に上り詰めたかは知らないが、意識を取り戻すまでの間、この陰鬱な目をした男は身なりに相応しく医者の図々しさで自分の身体をいじくっていたのに違いないのだ。
軽い身震いに、アスカのうなじが鳥肌立つ。

「……なに、礼は要らないよ。今回のことは僕から君への、言ってみれば――」

嫌悪の記憶こそが今まざまざと蘇る、あの少年。
その面影を確かに宿したいやらしい笑顔が、高い身長からアスカを見下して『感謝の気持ちだからねぇ』と、嬲っていた。

214 名前:引き気味:05/01/25 01:11 ID:???

「――っッ、さいっ!」

ことさらに親愛を装って見せた言葉はサインだ。
とうにアスカには“呪わしい”と冠すべきだと見切られた因縁により、シンジのその意思は明瞭に理解することが出来たのだ。

「おっと」
「……っな、ぁ……ない、ぃ、なにが……礼、よっ!!」

だが、侮辱を贖わせるべき拳はことごとく男の意外なほど俊敏な、そして洗練された防御にあしらわれ続けている。
狭いエレベータの中に、すぐにみっともない息切れをぜいぜいと聞かせる羽目になった。

「ぅあんたなんかに……っ、んなぁ、あ、言われる筋合い! 無いわよっ!!」
「ああ、ああ、分かったから。そんなに喉に無理をさせなくてもさ、僕らの仲だろう? 伝わるって」

くふふと、また押さえきれないように笑う。

「煩い! いちいちアンタ、いやらしいのよ! 四十になるって言うくせに、全ッ然ガキ以下じゃないの!」
「――はぁ?」
「もう良い加減にして。アンタの自慢話なんか聞きたくもない。お礼? 感謝? 知らないわよ!! それよりも……!」

215 名前:引き気味:05/01/25 01:11 ID:???

何があったのかをさっさと教えろ。
使徒は、軍隊は、サードインパクトはどうしたのか?
とにかく早く、説明を――。
と、そこまでまくし立てた、その時だった。

「……は? 何言ってんのさ、アスカ」

男の顔からは、俄にごっそりと、表情というものが抜け落ちてしまっていた。

「だから、白いエヴァが襲ってきてから、どうなったのよっ、て……」
「白い――量産タイプ? 今更、いったい何時の話をしてんの、君」
「何時って……な、なによ!」

男が見測るように目を細める。
子供じみた軽薄さを纏い付かせた雰囲気は消え、まがりなりにも陽性のものであった雰囲気が一変していた。

――機嫌を損ねてしまったのか。
浮かべてしまった思考がおもねる弱者のそれであることにショックを受けつつも、だが、アスカが感じている息詰まるような圧迫感はそのままだ。
シンジが、目の前の男が恐ろしく見えてしまう。

「……なんだ、ひょっとしてまたぬか喜びってやつ?」
「痛いっ。は、放してよ!」

何時の間にかエレベーターは止まっていた。
急に黙り込んだ男はアスカの抗議にも耳を貸さず、引きずり出す勢いでどこかへと連れて行こうとする。

「――もう十年分だよ」

最後に一度だけ顔を向けたシンジの声が、高い足音に混じって、先も見えない薄暗い道に響いた。

「十年分、足りない。それをアスカが思い出せないんじゃ……、君は用無しだね」

 ◆ ◆ ◆

216 名前:引き気味:05/01/25 01:16 ID:???

ここまでです。

次のシーンからエロ素材の開陳、そしてエロ、となるのですが……。
今回用に妄想したエロ絵はちょっと倒錯的と言いますか、スカやネクロ、獣ではないものの、引かれる絵じゃなかろうかという気がしてます。
今更ですが、ここはそういう逝っちゃった変態サンもありの場所だということで、生温い目で見て下さいな。

それとFOXさん、日曜の分の投下ですが、タイトルはどんなんでしょう?
例によってさくっとHtmlにするつもりでおりますので。
それと、絵板の分も、ですかね?
あちらはもう一つ、一応名無しさんの分も含めて絵とネタ振りとセットでという感じでもありますが。

217 名前:PDX.:05/01/25 22:40 ID:???

>>206-215 引き気味さん

 うみゅ。
 年齢差アスシン、そして再生アスカ(?)は10年分の記憶喪失?
 一体二人の間に何があったのやら。
 続きを期待しております。


218 名前:FOX:05/01/25 23:22 ID:QK3sGAHc

>>216 引き気味さま

 おお、確かに断罪&病棟ものだ。
 それも、刺激的な「ほのめかし」がいくつも。

 「何度やってもこればっかりは」とか、
 「相も変わらずの反応か」とか、

 ああ、ひょっとしたらひょっとして「ぷかぷかアスカちゃん」で「小悪魔なアスカちゃん」や「なんでも言うことをきくお人形アスカちゃん」や「ろりろりえっちなアスカちゃん」なんかが12人ばっかり出てきてしまうとか……。

 「スペアと交換」されることを宣言されると、屈辱に泣きながら必死に媚態を示して「彼」におねだりしちゃうアスカたんとかとか……。


 すみません。また暴走してしまいました。
 お気になさらずに進めてください。


>日曜の投下分
 タイトルは「聖隷病棟」とさせてください。
 内容についてはちょっと手を入れましたので、メールにて発射いたします。

 それから、絵BBSの方へ書かせて頂いた文は「BBS抽出ログ」の方へまとめて頂けないでしょうか。あれはあくまでも電シさまのCGにこちらが勝手に付けさせて頂いたものなので。

219 名前:引き気味:05/01/26 19:10 ID:???

>>217 PDX.さん

思い付きで、適当なオッサン→老けシンジ→老け断罪シンジ と変遷しますた。
適当です。
適当すぎて書き進めるごとに設定に矛盾がポロポロ出てくる始末でナニです。

>>218 FOXさん

思いついたエロ絵から逆算的にキャラを決め、シチュを決めていっているので、少しばかり無理矢理臭さが気になるところです。
書き進めながら注意して前半部分に矛盾が出ないよう修正しているのですが――と、今更言っても仕方ありませんね。
そこら辺は最後にhtmlにする時に調整するつもりですが、

> 「何度やってもこればっかりは」とか、
> 「相も変わらずの反応か」とか、

ここらのセリフも二転三転したり (;´∀`)

>いろいろ12人ばかり

多分設定的に可能でしょうね(まだネタバレまで書いてませんけど、どうせエヴァネタのバレバレ定番ですし)。
あまり贅沢して膨らませると長くなるので、そこらはまた拡張性というか、外伝の隙間ということで取っておこうかと思いますが。

しかし、断罪モノで断罪の理由描写をすっ飛ばしていきなり断罪シーンに、それも被断罪側から書きますと、殆ど苛めにしか見えない辺りが弱りものです。
断罪のカタルシスってものが感じられませんからね……。
その点、失敗かもと思いつつ、書いてます。

>投稿

うpさせて頂きますた。
絵板の方は抽出ログの方へ。
ちなみ、前回までに頂いております「BINDER」の煽りですが、もう大分前から好きだった思い入れのあるシリーズだけに、梃子摺ってます。
も少し準備中ということでお願いします。

220 名前:FOX:05/01/28 00:07 ID:???

>>219 引き気味さま

 upありがとうございました。
 あと、読んでいて(書いたこっちがそそられてしまう)惹句もありがとうございました。
 今回はあの惹句を読んでいて、「あ、もうちょっとアスカとシンジが仲良くなっていくシーンを書いておけば……」と歯がみしてしまいました。

 「Binder」については……
 ええと、そう言って頂けると非常に光栄ですm(_ _)m。楽しみに待たせて頂きます。
 それに負けないくらいえろえろえっちな第四話を書かせて頂きますよう努力しますです。


>しかし、断罪モノで断罪の理由描写をすっ飛ばしていきなり断罪シーンに

 腑に落ちます。すごく。
 恨み辛みが蓄積し、責任転嫁が人格のバランスを崩していく過程をすっ飛ばしての逆襲(断罪)だと、破壊力が下がっちゃうような気がするんです。
 せっかく皆さん酷い目に遭っているのにカタルシスを感じられないというか。

 楽しみにしてます。

221 名前:引き気味:05/01/28 00:13 ID:???

>惹き句

含めていくって何やねん!
深めていくやないけー!!

と言うことで、見直してアホだったので修正しました。

取り急ぎこれだけレスです。

222 名前:引き気味:05/01/29 21:20 ID:???


――三日分の時間が過ぎていた。
だが既に、男によってとある部屋の中に監禁された身の少女からは、それからどれだけが経ったかを数える余裕は失われていた。

「嘘よ……こんなこと、ありえない……。嫌な夢、いつもよりサイアクに嫌な夢。夢なんだから、だから、だから! さっさと終わりなさいよぉ……」

頭から毛布を被り、うわ言のように唱えながら震え続ける。
解放をだけ、願い続ける。
これは悪夢なのだと、夢よ醒めよと。
指の色が変わるほど力をこめて、毛布の上から耳を必死に覆い守っていた。
その寝床代わりに投げ与えられたたった一枚の外に少女を取り囲む、発狂しそうな悪意から自分を守るために、である。

「……渡さない」
「黙って――黙りなさいよ……」
「アナタ……に、コレ、これはぜったいに……ワタサな、ない」

手のひらを通し、毛布を通し、彼女に遮断させない敵意の声がそこにあったからだった。
か細く拙くも、三日に渡り虜の彼女を苛み続ける声の源を、すっかり精神を磨り減らした少女は目に入れることが出来ない。

「黙りなさいよぉ……!!」

追い詰められていたのだ。
いやいやと激しく頭を振り乱しても、毛布は決して放そうとはせず。
ヒステリックな痙攣に喉を使った刹那、うかと取りこぼしかけた布の端を『ヒッ、や、やぁぁっ』と慌てふためき掴み直す。
他人の目がある場所でのその無様さは、アスカのプライドの高さが決して許さなかった類のものではある。
が、最後の防壁と呼ぶにはあまりに粗末なその外に、声の一人に怯えるよりも尚、尚一層、気が狂いそうな現実が取り囲んでいると思えば、取り繕おうという気すら、起きる筈がなかった。
助けてと、母を保護役だった男を求め続けるだけになっていた。

「……渡さない。あなたは、チガウもの。これは私のもの。……わたし、ワタシが……」

声は尚止まない。
照明の控えめすぎる光がぼんやりと届くだけの部屋の隅に、少女を睨むようにして蹲るいま一つの影があった。

223 名前:引き気味:05/01/29 21:21 ID:???

暗がりに浮かび上がるのは、白い裸身。
国際機関でありながらアスカの知るネルフ本部には珍しかった、白人種の持つその肌の白さだ。
目覚めたばかりの少女を連れた短い地下迷宮ツアーの末、2041年だという今や、与えるそれまでへの説明全てに向けた疑いを打ち砕いてみせた男の足元に、ペットさながらに飛び寄って媚びてみせた“そいつ”のそれは、アスカには見覚えさえある美しい白磁の輝きを放つ。
そして更に忌まわしく、一目見れば己が自身の誇りと見紛うほどに艶やかな、蜜色のウェーブをなびかせていた。

ここまでの通路にも、放棄されたという施設にしては必要以上に思えるほど保守の行き届いていた空調が、この部屋では特に神経を細やかにしているのだろう。
素肌をあられもなく晒し、僅かな面積を卑猥な意匠の黒皮生地で覆うばかりのその女は、寒さに震えるでもなく、この薄暗い住処に適応しきっている。
――ばかりでなく。
物も言わずただ居並ぶ顔、顔、顔、顔、また顔。

「……消えて、消えて、消えて、消えて……! 皆々みんな、消えてったらぁ……ッッ!!」

部屋の、きっと本来の、“そいつ”に比べれば大人し過ぎる住人達に対しても同じく、設備は環境を最適に維持し管理していた。
三日72時間で少女の精神の糸を断ち切れる寸前にまで鑢掛け、発狂の縁まで追いやった、取り囲む“そいつ”の仲間達が居るのだ。
ぐるりと壁に沿って設置された水槽の内によく似通った四肢を浮かべて。
そしてこれほどの大きさの水槽であっても足らぬとばかり、そこかしこに記念碑さながらに建て並べられた透明なベークライト板に半ば封じ込められた、生き標本の姿で。
こんな誰も知らないような、見捨てられた地の底の部屋で、男の操るまま人知れず黙々と機能を働かせ続ける機械達に抱かれ、彼女らは生きていた。


224 名前:引き気味:05/01/29 21:21 ID:???

少女は知らない。
かつて35年前の使徒との戦いの最中、この部屋の壁一面に誂えられた水槽には浮かぶ綾波レイ達が居たことを。
本来はそこは、アスカを閉じ込める牢などとしてではなく、扉の脇のプレートに記される「人口進化」という禁忌の響きを纏い付かせる目的の為に用意された部屋であった。
ただ少女の心を動揺に大きく穿ったのは、惣流アスカの歩んだその後の十年を語った最後を、シンジが『死んだのさ』と締めくくったことだった。
嘘よと力なく首を振った少女に応えて、彼が自身も納得してはいないからこそと指し示したのが、この部屋の中身だったことだった
次いで、老いた風貌にそぐわぬ機敏な動きの腕は床に崩れた彼女へと指先を変え、だからの君だと、突き付けたのだ。

――君も彼女らも同じさ

血の気を失った唇は、グルグルと回る脳裏からでたらめに浮かび上がる反駁の半分も言葉に出来はしなかった。
自分は、自分こそが惣流・アスカ・ラングレーだと、ただ言いたかった。
その、知らず涙を滲ませていた目に映ったのが、男の足に裸身を摺り寄せていた自分と良く似た――しかし、片目を眼帯に覆った――少女の頭に光る、赤いヘッドセットだった。
無意識に髪へとやった手に返る感触には、良く馴染んだあの二つはなかった。

 ◆ ◆ ◆

225 名前:引き気味:05/01/29 21:23 ID:???

ホラーっぽい描写も勉強してみたいと思った今日ですた。
多分、エロと相性は良い筈。

でも、エロにグロが隣接してる上にいぢめぽな断罪はな〜 ('A`)

226 名前:FOX:05/01/30 23:58 ID:eHj4u+CM

>>222-224 引き気味さま

 ああ、立て続けに最悪の形でアスカが真実を知らされてしまってますねぇ。
 「みな同じ肢体」というのがシンジの歪みきった愛情を(というか、「あのころのアスカを求める」心理を)覗かせてくれます。
 しかしわざわざ眼帯付きにしちゃうというのも……確かにホラーだ。

 それはそうと「標本にされているアスカ」のくだりを読んで、私は「エイリアン4」のリプリー標本を思い出してしまいました。
 こっちのアスカはみな(一応は)綺麗なのが救いですけど。

 続きを激しく楽しみにしてます。

227 名前:引き気味:05/01/31 00:09 ID:???

>>226 FOXさん

うーん……。
どうも言葉選びに難渋しておりまして、そこの「同じ肢体」ってとこも選択ミスの部分ですね (;´w`)
面倒な部分が重なると書き進める意欲がモリモリ減って行く近頃ですが、とにかくエロまで頑張ります

>リプリー標本

レイ’sの浮かんでいたダミープラントを背景に持ってくるのがEVAとしては一番説明し易いのですが、持って行きたいエロシチュにとっては却って説明に不利になるところでして、折衷として標本も混ぜました。
ここもまた描写が足りないような、適切でないような気がしているのですが――。
とりあえず、少しずつでも先に進めます。

一瞬浮気しそうになった巨乳モノとか、そーゆー誘惑は置いておいて (;´∀`)

228 名前:引き気味:05/01/31 01:27 ID:???

「さて、時間はたっぷりあったろう?」

再び部屋を訪れた足音と共に毛布を剥ぎ取られた彼女に、男が『思い出せたか?』と訊ねていた。

「……あ、アタシが……」

表情も青く強張ったままだ。
その小さな唇の、喋り方を忘れてしまったかのような有様に自分で軽い恐慌を起こしかけさえしてしまう。
喉に張り付いた緊張を慌てて無理に飲み下そうとした音は、やけに響いて聞こえた。
些細な事のはずが、血の気が引く思い。

「……アタシがっ、あたし以外の誰だって言うのよ!」

自分こそが惣流・アスカ・ラングレー。エヴァンゲリオン弐号機のパイロットたる、セカンドチルドレンなのだと。
男はすぐには答えなかった。
アスカには圧迫感さえ感じさせた静けさに、モーターの低い唸りだけが混ざっている。

「ふぅん?」

沈黙を経て、『……つまり』と男は唇の端に皮肉げな笑みを過ぎらせた。

「すっかり思い出してくれたってことかな、奥さん」
「誰がっ、誰があんたの奥さんよ! このアタシが、あんたみたいな下衆をだなんて冗談じゃないわ。……いやらしい」

アスカの目の前で、男は足元にもう一人の少女をまとわり付かせていた。
うっとりと瞳を潤ませ、しがみ付いたズボンの足に剥き出しの胸を擦り付けて甘える仕草のなんと直視し難いことか。
気を引こうとばかりに鼻を鳴らし媚び、白衣の裾を引く。
その度に、よしよしとあやし付ける手が頭を撫ぜてやっている。
人の振る舞いではない。愛玩されるペットの姿か、さもなくば箍の外れた淫売だ。
しゃがむ姿勢では真正面にあまりに露な股間に、てらてらとぬめりが覆っている理由を彼女は考えたくはなかった。
何より“それ”が同じ似姿を持つことに、顔を背けずにはいられない。

「吐き気がするわ」

まして愛していたなどと、ある筈がないと。
吐き捨てたアスカに、男は鼻で笑い返して『そりゃあ、僕もさ』と、無造作に蹴りを放ったのだった。

「――!? ッ、ぐぅ……!!」
「いやいや、こちらこそ冗談ごとじゃない。僕がアスカを愛してる? あり得ないね」

229 名前:引き気味:05/01/31 02:52 ID:???

痛みに呻き、入院服の腹を押さえ蹲る。
その横へ、嘲笑と共にひらと紙切れが落とされた。

「ぁ、あ……」

涙に滲んだ視界でも、一時の虚勢を吹き飛ばされた怯えが走っているだけにそれを無視できない。
放り捨てるように寄越されたのは、一枚の写真。
男自身のタキシードを着込んだ若い姿と並んで映る、ウェディングドレスの――その女性が生前に使っていた研究室だと、監禁までに連れ回された途中のそこで見せられたものだった。

――惣流・アスカ・ラングレーは碇シンジと結婚して、そして碇アスカになった。20になって直ぐのことだった、と。

「思い出してもらえないと、非常につまらないんだよね。こっちも気分が悪いのを我慢して昔の部屋に連れて行ってやったり、そいつを見せてやったりしたんだからさ」
「……しらっ、知らないわよ!」
「アスカなのに?」

『へぇ?』と睨みつける目を背中に感じるアスカは、凍り付いたように動けない。

「君、アスカなんだろう?」
「知らないわよっ! アタシはっ、……そんなの知らない。結婚なんて知らない! アタシは、まだ14なのよ。結婚なんて出来るわけがないじゃない」
「14のわけがないだろう? 生きていれば僕と同じ婆ァだったろうけど、少なくとも君は25までは生きたんだ」

そらと指し示す一角。震えるまま蹲り続け、顔を向けようとしないアスカは『見ろって』と頬を踏んだ靴裏で従わされて、

「三日もあればたっぷりと拝んだだろ。あれがその頃をそのままサルベージしようとした最初の君だよ」

230 名前:引き気味:05/01/31 02:58 ID:???

薄いオレンジに透けるベークライトに、磔のレリーフ状に固定された“アスカ”だった。
無残な傷痕を片腕に腹部に残すものの、少女の身体つきから完全に脱したオンナを見せる裸身を半ば埋めて。
うなだれた瞳に意思の煌きを見出すことの出来ない彼女が、ゆっくりと見事な隆起の胸を上下させつつ、そこに居た。

「い、いやっ、いやぁぁー!!」

自己の存在を根本から揺さぶられる存在だ。
アスカには、男の足の下で必死に目を瞑り、叫び声で耳を塞ごうとするしか出来なかった。

「弐号機なんかに逃げ込んでくれるから、苦労したよ。20年近く掛けて引き摺り出せたと思えば、ガワばっかり出て来るものだからねぇ?」
「嘘よっ、あんなの偽者よ……!!」
「偽とはこれまた陳腐な言い草だが、自分の体を見てから言って欲しいものだねぇ。そのキレイな肌はどうだい? たっぷり可愛がってくれた量産シリーズのことは覚えてるんだろう?」
「知らない! そんなこと、アタシは知らない!!」
「アタシ、何にも知らないエリート中学生なのぉ……、かい? ハハハッ、笑わせてくれる。だったら、余程この子の方が本物だろうよ」

男はアスカから足を退けると、背後でやはり怯えたように見上げていた奴隷衣装の少女を招き寄せた。

「そら、見ろ。……見るんだ!」

涙をこぼして首を振るアスカに怒鳴り付け、胸に抱いた少女の裸に瞳を凝らせと。
標本にされた彼女とは裏腹に幼い乳房を揉み潰す反対の手で、細い腰に巻かれた黒皮のコルセットを剥がし、その下から現われた腹部を、全てを男に預けた様子で脇に投げ出している腕を、それら白い肌に走る傷痕を撫で回して見せ、

「――偽者ならね、要らないんだよ」

無情に突き付けて、言い放った。

「是が非でも聞いておかないと気が済まない事があるんでね。僕は、アスカに! 用があるんだ……!!」

231 名前:PDX.:05/02/02 12:36 ID:???

>>228-230 引き気味さん

 またずいぶん酷いシンジですなぁ。
 過去にどんなことがあったのか未だにわからないので、彼の行為が正当なものかどうか、まだなんとも言えませんが。
 

232 名前:引き気味:05/02/02 14:06 ID:???

書いてて自分でまた少しヤな気分になったり。
惨くて、キチ入った責め役じゃないと無理なシチュだからとこのシチュ、配役にしたのですが、素直に名無しの悪人か脇キャラか、そこらにしといた方がすんなりとエロにいけた気がします。
エロに断罪分ですとか混ぜたのはやはり微妙だったんでしょうねぇ。

233 名前:引き気味:05/02/03 00:22 ID:???

飽きた! てか、疲れてるから断罪をされる側視点で書くの無理! 欝ンなってくるからー!!

てか、エロスレでのアドバイスに素直に従って超展開!
色々と台無しだったり回収できなかったりって部分は、後で価値が感じられたら調整するってことで。

234 名前:PDX.:05/02/03 13:20 ID:???

>>232-233 引き気味さん

 ありゃりゃ(汗)
 まぁこのネタはしばらく寝かせておいて、以前言っていたように黒くないエロを目指してみては?

235 名前:コウイに値する名無しさん:05/02/03 17:00 ID:X+BKl9PI

アスカやレイが小学生に犯されるというシチュにハァハァ・・・

236 名前:引き気味@さっさとエロ:05/02/03 19:11 ID:???

――分からない。
混乱するアスカは、目覚めを境に一変した境遇への理解の乖離を思う。

「だから、やめろって言って――ッ、や、いやっ、いやぁあアああぁ……!」

衣服を奪われ、代わりに要所要所に絡む黒バンド拘束によって自由を無くした手足。
男の鑑賞に、羞恥をまとうのみの頭の天辺からつま先までを供されている屈辱。
裸の背中にコンクリート床もゴツゴツと酷く痛む。
かてて加えて、内腿の間に陣取られ、淫堕の狂人としか思えぬ同性に女と生まれた後悔を刻まれ続ける――悪夢であった。

「いやだ、やだっ、気持ちっ悪ッ……いぃいイヤァァアアアー!」

舐め荒らされている。一番大事な部分を。
目の前で揺れているのは、ピチャピチャと猫がミルクを飲むような音を立てて臍の下に伏せる、女の後頭部。同じ容姿を奴隷衣装に包んだ、男の手先。
視線を遮られたそこでの淫猥な舌音と、他人のものである温く濡れた蠕動物の感触によって思い知らされる、何をされてしまっているのか。

「あ、ああ……! あああっ」

また舐められた。潜り込まれている。
ぞろりと、ぬるりと、おぞましい。
アンタは気持ち悪くないのか? キタナイのに、キモチワルイのに。
いやだ、襞の隙間まで何てしつこく念の入った……。
やめて止めてヤメテ――そんな舐めほじくり返しながら進まれたらそのままじゃ次は、あ、ああっ、されてしまう――!!

「ひっ、いっ……そこは……ッア、あううぅゥウウ……!!」

また、と。塗り込められた唾液にすっかりふやかされた秘核へ襲う快感に、瞼の裏を白くする。
次の刹那訪れるのは、この街の蒸し暑い寝床に密かに覚えたものを上回るハレーションだ。
敏感になんてものじゃなく感じ易く尖らされたルビーの雛突を、瓜二つの唇に銜えられる快絶。
包皮も舌先にとうに剥かれ、甘く残酷にしごかれる感覚をダイレクトに受け止めねばならないなんて。耐えられる筈が、無い。
大きくMの字に割り広げられたアスカの腿に、びくびくと痙攣が走る。
いよいよ追い詰められたと悟って、ベルトで足首に繋がれた手が結び目のリングを無駄にガチャガチャと騒がせた。

237 名前:引き気味@さっさとエロ:05/02/03 19:12 ID:???

「しんっ、しんじゃう……っッ」

意識が、侵攻するレズクンニの快楽に幾度目になるかまたしても敗北し、蒸発させられる瞬間だった。

「上手いぞ、アスカ。その調子で丁寧に“準備”を仕上げてやれ」
「ンァ……ァ、ハイ」

水槽の制御装置の前に置かれていた回転椅子を引っ張ってきた男は、軋みの酷い背もたれに寛ぐ。
そのお褒めを与えられて、「アスカ」と自分を呼んで貰えて、こくりと女は片目だけで喜悦を浮かべて見せた。

(……もうっ、いっ、嫌ぁぁ)

やっぱりペットだ。最低男に飼われて悦ぶ、犬畜生オンナだ……!!
主への媚びを忘れない返事にさえ満足な口を聞けぬ不具に、反発が倍化させる蔑視感情がもたげたが、向き直って見下す青い瞳の前に、『ヒッ』と悔しさが萎れた。

「ほらほら、そんな固い顔なんかしてないで。君も素直に悦がらせて貰っとけよ。どうせ自分のためなんだから、遠慮はいらない」
「――!! またっ、っっあんんあああ!」

吸い付かれて、あえなく啼かされる。
むしゃぶり付きながら上目に窺っている表情は、そちらこその侮蔑だ。
どれほど唇を噛もうと、現にその“ペットの知恵足らずオンナ”に屈服させられている事実が全てを打ち負かす。
憎々しい目に、いい気味だとはっきり浮かんでいる。

(悔しい、悔しい、悔しい……っ)

閉じようと死に物狂いになる両膝は、それぞれ左右の手首と括り付ける細皮バンドによって如何ともならず。
思いとは真逆の大股に固定され、羞恥の源泉は敵の思うがまま。
あはと、笑われた。
アンタなんかに――! 屈辱に、涙がまた滲む。
それも再開される愛撫に首をのけぞらせる内、『あ、あ、あ』と哀れっぽく息を切らす痴態の添え物に成り果てるのだから救いが無い。
気持ち良いの身悶えに乗って揺さぶられる双丘。勃ちっぱなしの乳首。

238 名前:引き気味@さっさとエロ:05/02/03 19:12 ID:???

オールヌードの全身はふつふつと汗粒を浮かせ、セックス・フラッシュに紅潮していた。
ヒクヒクと痙攣のように足の指もよじらせる、泥沼の強制官能だ。
女の淫らなベーゼがじゅるじゅると、股の間を焦らしの縁で遊び回る。

「いひ、いいぃぃ……!」

勝手に腰が浮き、秘唇に女の舌を求めてしまう。
花泉の底にぱくぱくと喘ぐ膣口へ、熱い細杭を打ち込んで欲しいと、蜜涙が泣くのである。

「……インラン」

『んちゅっ、ちゅっ』と押さえ付けた雪肌の下腹部に、恥毛をかき分けながらのレスボスキスをねっちり見舞っていた愛奴少女は、主の口を真似てそう嘲った。
舌を使わぬ合間も責め手は休めず、細い指をしなやかに使って、濡れ濡れのピンク花弁をヌルヌルとなぞり続けている。
充分に滲み出した愛液を掬い、次はその下のアヌスにも塗り込めるために。

「ううっ、うっ、うっ……黙りなさ、いよぉ……」

情けなさと悔しさに、声は震えた。
牝奴隷のコスチュームに揃いの黒皮製アイパッチを付ける女は、その顔の敗北感の滲みをこそ確かめて、満足げな唸りに喉を鳴らす。
首や二の腕に装飾としての革ベルトを巻く彼女には、ポジション変えの拍子に揺れたバストの先にこれもまた主への隷属の誓いとして、金のリングピアスが二つ、輝いていた。
そして、自分のその奴隷乳首とは裏腹に無垢に尖るいじらしい桜色二つへ、交互にコリコリと苛むよう歯を立てるのだ。

「痛っ、ああっ、あああっ!」

たちまち涙を新たに、『痛いのやぁっ、噛むの、噛むのゆるしてぇぇ』と、哀れを請う拘束美少女。
じたばたと藻掻かせる細い手足は圧し掛かる幼いサキュバスと殆ど同じではあるが、戒められた虜囚の身が災いして、あえなく腹を折り曲げられてヒップを、陰部を持ち上げられてじっくり覗き込まれてしまう。
勿論それは、淫楽責めに泣くウィークポイントの確認の目的であって、また踊りだす白い指に、喜悦と恥辱の涙を絞られることになる。

「――ひぃっ? あ、ちょっ!? そ、そこはっ、あっ、触らないで……!!」
「……ダメ。ここに、いれるから」
「うっ、うう……うぁああ! あっ! あ、あ、あううっ」

239 名前:引き気味@さっさとエロ:05/02/03 19:13 ID:???

ひんやりとした指が、アヌスの窄まりを侵す感触。
ゆるゆるとほぐされ、真上で垂らす蜜を何度も何度も塗り込められる。
ある種、処女のスリットをまさぐられてしまう以上の汚辱を覚えさせられる仕打ちに、例えエリートパイロットとしての自負の記憶があったにせよ、ただの少女の身に立ち戻って頬を濡らすしかないのだ。

「痛がるようだと可愛そうだろう? 繋ぐ前にまず自前の潤滑油をな」

示し合わせる言葉に、嫌が応にも目に入ってくる傍らの器具類だった。
繋ぐと予告されたそれ、長いホースのような物も異様な存在感に目立ち見える。
散々に嬲って挿れ易くされてしまったら……その後は。
それが信じられない。どうしてこう悪夢めいた陵辱を受けねばならないのか、現実に心が追い付けない。
何故の一言。
昨日までのアスカの世界と、この今日が地続きだとは到底承服できない。
だが、その昨日の存在こそが幻なのだと冷たく突き付けられれば、拠って立つ足下すら無かった。
――アスカは、「アスカ」では無いのだというのだから。

「はぅっ、うぅぅっ……。うっ、ううっ、ふンぅううう! う゛、あう゛う゛ぅっ!! ひぃっ……ひっ、酷い……」

身も世も無い嗚咽に至るまで幾ばくも置かず。
それでも男の指示は、二本、三本と指を増やして、フインガーピストンをその小さなアヌスに受け入れられるようになるまで続けられた。

「……どうだ?」
「はい、い。もう、もうダイジョウブ、です。わたしのゆび、入れてへいき、なってますから」
「三本揃えて根元まで、だな?」

ニヤニヤと確認する男の声に、忠実な僕が、アスカの恥に窮まった有様を克明に述べ上げていく。

「ああ、あ、アタシ……」

今や、しゃくり上げるよりも、混ざる切なげな呼吸の方が目立つばかりになっていた。
揃えられた指先が緩急を付けてつぷぷと潜り込み、菊花のすぼまりを拡張するほどに、びくん、びくんとアスカは身を躍らせるのだ。

240 名前:引き気味@さっさとエロ:05/02/03 19:13 ID:???

そして興奮の色を隻眼に露に陶然と溜息を漏らし、双子かと見紛う姿の相手を巧みに追い詰めていくもう一人の少女。
アスカと、アスカの。二人の責められ、攻める「アスカ」の絡み合い。

「……ヌルヌル」
「ははっ、そうか、ヌルヌルになったか。だが、お前も随分と涎を垂らしてるようじゃないか?」

背後からにんまりと眺める男の目には、嫌よいやよと首を振りつつも自分から尻を振り出しているアスカの性器と、これに圧し掛かって弄ぶ一方、やはりじゅくじゅくと蜜を滴らせるもう一人のアスカが、片手に自ら慰めだしている――二つの果肉の爛熟ぶりが、特等席で眺められる。

「いやあ……あっ、あ……ッ。ふァんっ」
「そんな気持ち良さそうな声出して泣いちゃって、まぁ……。意外に可愛いく見えるもんだね。いや、驚いた」

どんなに狂った嬌声を上げさせせられても、突き刺さる視線の存在を始終意識せずにはいられぬものだから、死にそうに恥じらいながらイキ狂うしかないのだ。

「だっ。だめ……ッあ、はひっ、イッ! どうして……ぇ」
「やっぱり君はアスカだったかな? あの売女にそっくりだと言えば、実にそっくりだしねぇ」
「アタシっ! アタシっ! あああ、おしりっ、だめぇぇ……!」

そんな易々と性感の暴走に呑まれ、己を裏切るその躯が信じられない。
いっそ殺せと喚いていられたのも最初の内。

『――僕はそんな残酷な男には中々なれなくてね。いくら失敗作とはいえ、無碍に処分したりはしないさ。殺すなんてそれこそとんでもない』

薄ら寒い目をした男に狂気の匂いを嗅ぎ取りつつも、言われるように妻であったなどとは信じられぬ、まして「碇アスカ」は、夫の不在に他の男を家に上げて不貞に浸る、尻軽の色狂いだったなどと到底認められるはずが無い――そう叫び通した。
故に、失敗作。求めた「碇アスカ」の復活ではないかと烙印を押された結果が、

『君には生憎だろうけど、また自殺でもされちゃ堪らない。死んで逃げを打たれるなんてムカツク真似、そうそう繰り返される気はないからね。大事に大事に保存しといてあげるよ』

241 名前:引き気味@さっさとエロ:05/02/03 19:13 ID:???

部屋を埋め尽くす他の「アスカ」達と同様の、生き標本にされるという恐ろしい宣告だった。

「どれ、もう良いだろうかね?」
「や。やめて……。あああっ」

老い顔に昏い愉悦を湛えたシンジの成れの果て。
その確認に、従順な隻眼の少女は、しどけない裸身を晒して放心するアスカの後肛を指先でぱっくり開いて見せる。
片手には、今からこれを挿し込んであげると言わんばかりに構える長い管が。
彼女はこれを、やれと言われれば躊躇い無くアスカのアヌスに繋ぎ、スリットには尿道カテーテルをと、ベークライトプレートに半身を埋められて固定される下拵えを済ませてしまうつもりなのだ。

この少女は、三日より以前は、部屋に並ぶサルベージ体の女たちの中でも最も新しい「アスカ」だった。
繰り返された失敗の果てにはじめて14歳の固体として設定され、弐号機コアより浮上させられた彼女は、意識を取り戻していたが為にそれまでとは一線を画す半成功体だとされた。
しかしその華奢な頭蓋の裡にシンジの求める碇アスカの記憶は宿らず、更なる試みが行われたのである。
故に、少女の身は白いエヴァに刻まれた傷痕が残る15のアスカの肢体。
14歳までの記憶までを復活させ、無残に荒らされるより前の美肌を与えられたアスカを、憎むのだ。

アスカでは無いと見切られたことが却って愛玩物として生きる余地を与え、無地未着色の自我を創造主の寵愛を求める一心で満たして、己を得た。
そして今、奪われるかと怯えた「アスカ」の名を主から確かにされて。シンジが戯れに与えたヘッドセットも取り上げられることは無い。
それらは彼女の宝物。

――彼女はその未発達の心に、言わば残酷な凱歌をあげている。
勝利の美酒に酔うように、愛奴少女は生贄の悲鳴を確かめるのだった。

242 名前:目黒腹蔵:05/02/03 20:18 ID:???

うおおお何やらドエロそうなのキタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!

時間が開いてじっくり読める週末を楽しみにしとります(つД`)コンナトキニ

243 名前:引き気味:05/02/03 20:30 ID:???

(;´∀`) …………。

絵を思いついた時はエロいと思ったんですが、文章付けてきますとどうもナンなんですよねぇ。
ここまで行けば先はバレバレですから書きますが、ネタを纏めているメモ帳のファイル名は「トルソのアスカ」とかなっとるんですね。
別に切ったりはしませんけど。
そんなわけでかなり倒錯分とかイヂメ分の高いこれ、そこに断罪ネタだとか入れてしかもアスカ視点。
ハァハァするには邪魔な要素ばかりな気がしますが――ま、トライはしてみたということで。

244 名前:FOX:05/02/03 22:46 ID:l7VNMues

>>236-241 引き気味さま

 生きたまま彫像とされてしまう運命を宣言されても、自分そっくりの邪悪な生物に与えられる屈辱的な快楽に圧倒されてしまうしかない「彼女」。
 「彼女と同じ痛み」を与えられた、中身はまったく違うペットの歪んだ視点。

 相当苦労されてると思いますが、読んでいる方は「おお、いい感じで回転数上がってきた」って感じですね。

>>標本
 先の投下分でもふと思ったのですが「銀河鉄道999」の初期エピソードにあった「人間の剥製」を想像してしまいました。

 それにしても、シンジはその半完成品の彼女に、「彼女と同じ痛み」を与えることで、「彼女の記憶を取り戻す」ことを、あるいは「彼女と同じ存在になる」ことを期待していたのではないか、とか深読みしてしまいました。

 さて、美しい鑑賞物とされてしまう運命をアスカはどう感じてしまうのか、ひょっとして諦観と甘美な死の快楽にとらわれてしまうのか……などなど、すごく楽しみにしてます。

245 名前:PDX.:05/02/03 23:35 ID:???

>>236-241 引き気味さん

 なんだかんだ言って続いてるしw

 犯され、怪我される汚辱感に耐えるアスカ、マッハ堕ちにはない良さがありますね。
 そして白痴アスカの無垢ゆえの残酷さが恐いですな(汗)



246 名前:引き気味:05/02/03 23:51 ID:???

白痴アスカの造形が適当です。
口調とか、外見は海賊ルックでも通る眼帯子ちゃんになっちゃったのに、なんとなくレイと某ラピスラズリの間の子の様な――見切り発車ですた。
他も色々、もう少し勿体つけて出した方が風情があったろう「生前アスカは浮気DQN」設定とか、適当ですね。
>>233で言ったのは、そういう意味での省略化でありました。

主役アスカのエロに関しましても、自分がアスカだと認めるととんでもない淫乱浮気女だということになる、でも認めないでアスカではないとはとても言えない、なんて板挟みで煩悶しつつ、ベークライト板に背中とか塗り込められちゃうのは恐ろしいから、シンジの前に這い蹲って媚びて、白痴アスカと競うようにしたり――とかも案にあったのです。
構成がややこしくなりそうだったり、またエロ以外のテキストが増えそうなんで断念しましたが。
この、自己存在に疑問を突きつけられるアスカというガジェットは、あの強気且つ脆いキャラには面白いフィットのような気がしまして、今回に限らず色々と煮詰めてみたいネタではあります。

そんなわけでまだ書き終ってませんけど、気分としては後書きな感じ (;´∀`)

247 名前:引き気味:05/02/03 23:56 ID:???

>>244 FOXさん

エロ部分も随分平坦なんで、正式版にした時に余裕があればもちょっと凝ってみたいですね。
本命のこの後のシーンで満足できれば、このままかもしれませんが。

>「銀河鉄道999」の初期エピソードにあった「人間の剥製」

イメージとしてはこれよりも「ぬりかべ」ですかねぇ……。
壁に腕を、床に足を塗り込められて、もうそのまま部屋にやってくる悪漢に好きにまさぐられてしまうのも抵抗できずに涙をこぼす少女の図とか、そんな拘束系のより逃げ出せない感強めなやつを想定してました。

248 名前:PDX.:05/02/04 14:16 ID:???

>人間の剥製

 999だと、化石化ガス雲で住民が皆化石になってしまった惑星のエピソードで、化石化した美少女というのがありましたっけ。
 化石というか石像ですが。

 ガリアンのジョジョの母親も、マーダルの部屋に飾られていましたな。
 あれは剥製ではなくてコールドスリープのようなものでしたが。
 だから意識とかが無いのでエロ度は低め。
 似たようなものでは天空戦記シュラトの、石像化された女神様?(笑)

 意識も感覚もある「生きた彫刻」というのを強いられるのは辛いでしょうなぁ。
 すえひろがりの作品で、生きた彫刻を演じる少女がヒロインのお話がありましたが。
 所属している芸能プロが、お偉いさん相手に催すパーティの会場で全裸でポーズをとり続け、視姦されまくるというやつ。
(一定以上年齢が上の女の子たちは売春もさせられていた)


249 名前:引き気味:05/02/04 23:45 ID:???

>>248 PDX.さん

>化石化ガスに襲われた星のお話

たしか、残された恋人がそのままにしておけずに守りをしているお話でしたね。
磨いているうちに薄い服の部分が割れて剥がれ、いつしか裸婦像になってしまった恋人の像。
出来の良い彫像として狙ってくる他所の星の与太者から、たった一人で恋人の亡骸を守っている戦士、でしたか。

新作を書こうとしてさえくれなければ、松本センセのお話はどれも思い出深いんですがねぇ……。

250 名前:PDX.:05/02/04 23:49 ID:???

>>249

>たしか、残された恋人がそのままにしておけずに守りをしているお話でしたね。

 そうです。
 その惑星が再び化石化ガス雲に襲われ、その戦士も恋人の手を握った姿で化石化してしまうという終わり方でした。

 しかし、そんな惑星にわざわざ停車する999って……と、当時思った物です。

>新作を書こうとしてさえくれなければ、松本センセのお話はどれも思い出深いんですがねぇ……。

 まったくの新作ならいいのですが、旧作のリメイクとかするとおかしなことになるんですよ(^_^;



251 名前:引き気味:05/02/07 02:30 ID:???

食玩ブーム(すでにマンネリ、市場縮小中)に乗っかって松本作品の商品もポコポコ出るのは良いのですが、どれもこれも原型からして救い難く、その上技術のない工場で生産させているのか見るに耐えないのがまた難と言えば難です。
好きではない会社なんですが、そこはやはり初期に出していた潰瘍堂のものは良い出来でしたね。

252 名前:PDX.:05/02/07 08:26 ID:???

>>251 引き気味さん

 やはり道を切り開く者というのはそれなりのものを持つ必然性があるわけで。

253 名前:引き気味:05/02/07 08:36 ID:???

目端が効くのは確かだと思いますよ>潰瘍堂
商売人としてはまことご立派ですけど、肝心の模型界で総スカンを食らってるのはまぁ……会社の性格が、人徳とは程遠い阿漕さと傲慢さに彩られてきた歴史に裏打ちされてるからでしょうね。

254 名前:引き気味@日付変更前に (;´∀`):05/02/14 23:55 ID:???

学校に通えと言ったのはネルフでしょうにと、アスカはその癖、キラ星の如き素敵学校行事に向ける子供たちの気持ちにはまるで気を使う気配の無い大人達相手にくさっていた。
その一方、どう控えめに見ても一番ガックリきた雰囲気を背負っているのはキッチンの碇シンジ少年なわけで。
修学旅行、文化祭、クリスマス。そして続いての一大イベント日和を台無しにされた――今日がバレンタインデーの2月14日だと彼女が思い出したのは、エヴァの新装備テストがようやく終わって這々の体で家に辿りついた、夜も更けてのこの時間のこと。
シンジの様子とそれをからかうミサトの言葉に、迂闊にもやっとの11PMなのだった。

「あらん。シンちゃんも、やーっぱ残念だったぁ〜?」
「ミサト、聞くまでも無いでしょう。菓子メーカーと周辺業界の見え透いた商法ごときに、分かっていても踊らされずにはいられない――。殿方にとっては今日はそういう日なのよ」
「悲しい性ってもんよねぇ」

文句を言うにも素直な理由を口に出せないアスカを散々いじって遊んでいた女二人、ミサトとリツコが笑い声もけたたましく、からかいの矛先をシンジにも向ける。
この一週間本部に詰めっ放しで後始末も凄いことになってる筈なのに、何故かさっさとチルドレン共々、帰宅便に乗り込んで、今は葛城邸のリビングにでれんと寛ぐ二匹の酔客と化していた。
白衣のままのリツコもどうしてよなら、ついでにレイまで付いてきていたりする。今はなにやらごそごそと奥の部屋だ。

「ウチの子達も色々用意はしてたみたいだったんだけどね〜。ちょぉ〜っち、今回のテストはトラブり方が半端じゃなかったし」
「流石に遊んでる余裕は無かったものね。マヤも残念だったこと」
「おおっ。技術部のマスコット、伊吹のマヤおねーちゃんもシンちゃんにメロメロだって! やぁるわねシンシちゃん。ヒューヒュー!」
「血筋ね。きっと」

腹が減った、何か作れと彼の少年をキッチンに追いやってまだ幾ばくも経たないのに、既に言動がオヤヂ。
早っ、と。テレビの前にテーブルも除けて宴会モードに用意されたスペース、林立する空ビール缶の多さに、ちらと振り返って見たシンジは戦慄する。

255 名前:引き気味@日付変更前に (;´∀`):05/02/14 23:56 ID:???

料理が終わった頃にはどこまで出来上がっているやら。
その時良いように肴にされるのは自分の番だ。
見れば、酔いどれ二人に挟まれて辟易とした顔のアスカまで、缶に手を付けようとしているのだった。

――勘弁してよ。
――いいからさっさと仕上げて、アンタも来なさい……!

目と目で語る内容は、経験が語るイヤ過ぎる予感。
両側からがっちり肩に手を回されているアスカは、既に脱出の機会を失っているのだと悟っている。
後は、自分ばかりが酔っ払いの玩具にされまくるか、犠牲者を増やして一人当たりの被害を減らすかだ。
ついでに自分も酔ってしまえば第3の道が拓かれる。
翌朝の酷い頭痛と引き換えの、“弄くる側”への転身である。

「んでぇ〜? アスカも準備無しってわけ?」
「うっさい! 一週間も人を缶詰にしといて、よくそんな口叩けるわね! だいたい、なんでシンジ如きにアタシのチョコレートを恵んでやんないといけないのよ!」
「――だって、シンちゃん。アスカはチョコの準備無しなんだって〜。んもー、残念ねー!」

吐く息もいきなりやたらに酒臭く、ミサトが普段に倍して騒ぐ騒ぐ。
リツコも流石、学生時代からの友人っぷりで、やはりピッチが尋常ではない。
冗談じゃないわと、アスカも南無三覚悟で喉にビールを流し込む。
こうなればもう、ただただ酔ったもん勝ちなのだから。

256 名前:引き気味@日付変更前に (;´∀`):05/02/14 23:57 ID:???

「……良い女のすることではないわね」

ボソリと洩らしたリツコに、ミサトもそうそうと頷く。

「こんな戦略的大チャンスをみすみす見逃すだなんて、全くもう、私の部下とも思えないわ」

わざとらしく溜息を吐き、

「まだまだ教育不足だったかしらねぇ」
「……何の話よ?」
「どわ〜ってぇ。ねー、シンちゃ〜ん♪」

『ねー』と歳柄も無く声を揃える。
アスカは一気に煽りすぎて、うえっと涙目だ。

だから子供がアルコールなんて飲むものじゃ……。うるさい、アタシはドイツ産だ。
手早くまとめたツマミの皿を置いて、アスカの無闇で意味不明な威嚇の目付きに慌ててまたすぐキッチンへ戻ろうとした、その油断なシンジの背中。

「わ、わわっ、ミサトさん! リツコさんンー!?」

ミサトが短パンの腰に手を伸ばし引っ掛け、リツコが半脱ぎまでずらされた悲鳴の間にTシャツまで掴んで手繰り寄せる。
良い感じに火照った女の胸に、両腕をぎゅっと確保された少年のウブな悲鳴。
耳元にくすぐったく掛かる息は酒臭くってアレだが、魅惑のボリューム感計四つは脳天直撃に充分すぎる。
こう、ふにっと、たゆんと。

「にゅわっ!?」

アスカはいきなりに慌てすぎて舌を噛んだ。

257 名前:引き気味@日付変更前に (;´∀`):05/02/14 23:58 ID:???

「ちょっ、なにやってんのよ! このヨッパライー!!」
「言うまでも無いっしょ〜? チョコよ、チョコ。シンちゃんにバレンタインチョコあげるのよん」

言うが早いが、懐から取り出した一欠けらを口に放り込み、そのまま『ん、ちゅ〜♪』と。

「ミサトさっ、んン!? んっ、んんむ、んンンン〜!!」
「あ、あー! シンジっ、ミサトぉー!!」

げに凄まじきは少年少女には未体験領域の技を熟達で揮う、ミサトの「大人のキス」であった。
アスカまで目を白黒とさせている間に、みるみるモゴモゴと頬の内側でワンサイドゲームが繰り広げられ、シンジの目はあらぬ潤みに篭絡されていって――。

「淑女たるもの当然の嗜みよ。抜かりは無いわ」

続けて二番手ですと吸い付くリツコの唇に、?いていた手もがくりと崩れ、うっとりとチョコを味わされる有様。

「ネルフの売店で買ったような20円チョコでも、工夫次第で必殺ってもんよ。アスカもまだまだね」

はふと満足そうな顔を浮かべ、少年の腕を胸の谷間に挟んだままのミサトは、引き攣るアスカへにこり微笑む。
アスカの手元でビール缶がベコリと潰れた音を立てた。

258 名前:引き気味@日付変更前に (;´∀`):05/02/14 23:58 ID:???

「んあっ、ふわっ、リツコさん……んー」
「あらあら。なぁに、これは?」
「あっ、ああっ!」
「ふふ、私の唇がそんなに良かったのかしら。ここ、こんなに硬くして……光栄だわよ、シンジくん」
「んっ、んんー!!」
「な、な、ななな……! なに、可愛い声で啼かされたりしてんのよ、あんたわー!」

怒髪天を貫くアスカの声も、シンジは聞こえていない様子。それどころか、である。
握り締めた拳を振るおうとて、アスカの前にはミサトの鉄壁防御が立ち塞がっているのだった。

「あんたら、まさか――」
「……ぬふふ」

さてはと、三十路二人してタッグを組み、この期にシンジを美味しく食べきってしまう心積もりかと気が付けばこそ。
獲物を押し倒し、更なる段階まで攻めを進めている親友を背に庇い、軽く腰を浮かせた姿に隙は無い。

「だめよ、アスカ。今日はヲトメの決戦の日よん。チョコも持たないお子ちゃまはここから先はキープアウト。後学のために見学だけは許可してあ、げ、る♪」

おのれ、こんちくしょう……! 歯噛みしつつもアスカの頭はフル回転だ。

(必要なのは口実よ。確か、部屋にオヤツのポッキーが……!)

もたつく間にどこまで食い荒らされるのか分かったもんじゃないと。
慌て蹴躓き、足の小指を引き戸に引っ掛け、自室までを駆けて戻った彼女が目にしたものは――、

259 名前:引き気味:05/02/15 00:06 ID:???

               ∧ ∧
     /⌒彡   __ (゚Д゚ ) お客さん 日付変わりましたんで
   /  冫、) /__/(| Y |)
   /   ` /)/   /| ||_|| 〜
  /    ヽヽ,   /|  U U
  ヽ_ニつ旦    /|
  | /      /|
  /       /|

260 名前:なーぐる:05/02/15 00:15 ID:???

おお、なんだか引き気味さんがその名前になる前の文章を思い出しますわ(笑
なんかアスカがどうにかこうにかチョコの残骸片手にリビングに戻ってきたら、
リツコとミサト2人相手に騎乗位で激しくまぐわってるシンジなんて、
ここらしいことを想像しましたわい。

>日付変わりましたんで
ン、)

261 名前:LHS廚:05/02/15 00:21 ID:???

うひゃー!すっげーきになりますぅ!

単純にLRAMRS(!?)?と読み読み。
何気にマヤおねーちゃんもシンちゃんに、ってまじめにモテモテで。
……リツコさん、もしかしてふでおろし?

津好きはホワイトデーまで待つ、ってことになるんでしょうか?

262 名前:引き気味@2月15日:05/02/15 00:25 ID:???

「……碇くん、食べて」

ポッとか、そんな勢いで頬を染めたレイがプレゼントの包装よろしく赤いリボンを巻きつけた“だけ”の格好で、ミサトの部屋からぺたぺた歩み寄って、シンジを誘惑しているのだった。

「……バレンタインだから」

寄せて上げた白い胸の合間に、ちんまりと二十円チョコが震えている。

「あ、あやなみ……」

床でほど良くあふあふ喘がされていたシンジも思わず息を呑む。
ゴクリと生唾を飲んでしまう。
――と言うか、転がったまま首を伸ばして真上に見上げるそのロケーションは、14の少年には危険すぎた。
レイのすんなり伸びた素足から逆さまに目を上げていけば、その上に付け根に見えてしまっているのである。

「……あらま、シンちゃんったら。もうチョコの食べすぎかしらん?」

リボンを回していって微妙にカバーしたつもりらしい、膨らみかけの頂の赤い木の実二つにしても、髪と同じ色の飾り毛の丘にしても。
ぶっちゃけ、真正面から見る視線にしか効果が無いのではなかろうか――。
等と思いつつ、鉄の匂いを鼻腔に嗅いで、頭の中はぐるぐると目が回りそうなシンジなのだった。

「寧ろ、ベストコーディネイトと言うべきね。効果抜群よ、レイ」
「……抜群、ですか……。そうなの、碇くん?」
「っッ、シンジのどこに聞いてンのよーっ! ボケファーストぉぉ!!」

263 名前:コウイに値する名無しさん:05/02/15 00:27 ID:???

ホワイトデーの頃にはすっかり目覚めてしまったシンジキュンの一人勝ちで
ゲソもスパイもロンゲ&メガネも一人さびしい夜なんですよね!?

264 名前:引き気味@2月15日:05/02/15 00:50 ID:???

咄嗟に立てたにしてはナイス作戦よ、とかリビングからの往復ダッシュ中に自画自賛でときめいてしまった『ポッキー咥えて迫ってみよう』プランは、敢行する前に敗北していた。
今更、発動させても、痴女丸出しなファーストの前では霞んで飛んで『フッ』とか鼻で笑われる。
きっとミサトとリツコの二人も足した三人に揃って馬鹿にされる。
過激さに負けた。

『し、シンジ……。ほ、ほら、アタシと二人で、その両側から……ね?』

でもって、カリカリと差し向かいにしても近すぎる位置から見詰めあいながら近付いていって、そしてキス完成よぅ〜とか、嬉し恥ずかしさに悶え転がってしまった辺りがアスカの限界だった。

「碇くん……」

チョコを落とさぬよう、慎重に膝でにじり寄るレイ。

「やるわね……。さてはリツコ、あんたの入れ知恵ね?」
「ふふふ、この年頃の坊やの青い性欲には、やはり直球が一番効くようね」
「負けちゃらんないわ。レイがそうくるなら――!」

ひとしきり感心した挙句、いそいそと下を脱ぎだすミサトもミサトなら、

「なるほど、ワカメ酒の応用でくるというわけね? さすがミサトだわ」

付き合いの長さが以心伝心か、はたまた単に似たり寄ったりの脳腐れなのか、後に続いてスカートを落とすリツコもアレだった。

(こいつら、みんなアホだ……)

なんかもう、根こそぎ気が抜けた。凄い、脱力感。
がっくしと手を突き項垂れるアスカだった。
天井知らず恥知らずさだ。勝てるわけないじゃんと。
半泣きで齧るチョコポッキーが涙味。

265 名前:引き気味@2月15日:05/02/15 01:10 ID:???

◆ ◆ ◆

「はぁっ、あっ、イっ……」
「……? アスカ?」

一頻りの狂乱が過ぎて、ふとシンジはその声に気付いた。
レイではない。レイには真っ先に挑みかかって散々食べさせてもらって、その後でミサトやリツコから飲んだりしゃぶったり、重ねて食べさせてもらったりした後でまたお代わりに誘われて、ついさっきまで夢中になっていた分、

「はふ……。凄いの……」

今はしどけなく脇に寝転がって夢の中だ。

「も、もうお腹いっぱい……。シンちゃんのホワイトミルク、これ以上飲んだらわたし……」
「やだ……。わ、私、司令にもこんな目に遭わされたこと無いのに、こんな……こんな子供に……。ああっ」

ミサトとリツコも同じくダウン中。
あられもなく手足を弛緩させて横たわるむっちりの肢体に、なにやら白いトッピングがどろどろに掛かった有様を思えば、あれだけ貪欲だったにしてももう起き上がる元気は残っていまい――と思う。
何しろ、自分はもう腰もガクガクの絞りカスみたいなものなのだし。

(なんだか、一生分くらいヤりすぎ……)

瞼も重く、その声が耳にこんなに気にならなければ、さっさと眠りの園に休みたいくらいだが、そういえばとすっかり忘れていた彼女に思い当たる。

「……アスカ?」

266 名前:引き気味@2月15日:05/02/15 01:46 ID:???

「なによぉ……。今更、いまさらっ。あ、あんた……ずっとアタシを放りっぱなしにしておいて……」

すんすんとしゃくりあげ、赤くなった目の恨みがましさに胸を突かれた思いだった。

「ご、ごめん……」
「ごめんじゃないわよ……」
「ごめん、アスカ……」

泣き濡れた声は罪悪感を誘う。
アスカの泣いた顔なんて滅多に見ることはないし、それはとてもシンジには辛いのだ。
眠気も一気に吹き飛んで、醒めた。
慌てた心は駆け寄ってなんとか言い訳しなければと、慰めてあげなきゃと。
しかし、

「あ、あれ……」

身を起こそうと突いた手がふらふらと崩れ落ちる。
はっきり言って、ヤリ過ぎ。碇シンジはガス欠でした。

「なにやってんのよ、あんた……」

『ほらぁっ』と、苛立った叱咤がシンジを呼ぶ。

「見なさいよ。あ、アタシ……アタシだって……出来るんだから!」

乱交に耽るシンジ達に置き去りにされる間、一人でずっとそうし続けていたのか。
準備してたのよと言い募るアスカはぺたんと座り込んでいた両脚を開き、シンジに自分を拡げて見せる。

「んぁ、あ……ファーストになんか、ミサトになんか……負けないんだからぁ」

くちくちと、淫靡な水音を立てて抜き差しをさせているアスカの手元に息を呑む。
ドロドロとすっかり溶けたチョコで桜色の粘膜を汚して、寛げたアスカのその指がくつろげる入り口に、悠々と出入りを繰り返す棒菓子に。

267 名前:引き気味@2月15日:05/02/15 01:47 ID:???

「んあっ、あ……、見なさいよ。も、もっ……アンタ達があんまりいやらしいから、アタシだって……」

『一本じゃ足りなくて』と、ふるり背を喘がせて。
アスカは束ねて持ち、逆手にして自分の中に突き入れているのだった。

「あっ、あうっ……。は、早く……しなさいよ」
「待ってアスカ。あ、あれ……」

力の入らない手足をもどかしく。
それでも、そこだけはもう身も蓋も無く勃ちあがっている股間を彼女に、なんて魅力的なと目を奪う痴態の彼女に突き入れたいと。
焦る気持ち、そればかりで付いて来ないシンジの身体。

「あれっ。……く、くそっ、なんで……」
「もうっ、なにグズグズしてんのよぉ……」
「待って、待ってアスカ……。このっ、畜生……!」
「いいわよ! もうっ、アンタなんかそこでファーストと寝てれば良いんだから!」

ぐしっと最後に鼻をすすって、アスカは瞼を閉じた。
眉根をきつくよせて、乱暴に動かしている感覚にだけ集中するようだった。

「アタシは……あ、あたしはっ、これで……奥に……あっ、あっ、あっ……! やっぱり、こ、これだけ一遍に入れると……!」

細い顎を仰け反らせ、甘い声を散らして。
没入するほどに貫かせているそれに溺れていっているようで――、

「はぁ……はぁ……ハァア……ア、アア……!!」

『アスカぁ』と、シンジが声をしゃがれさせた目の前で、アスカは思い切り背をしならせてゆき、次に高い叫びと共に見開いた目は、シンジを映さない恍惚の色に染まっていたのだった。

268 名前:引き気味@2月15日:05/02/15 01:49 ID:???

表現的に荒かったり、省いたりしたとこは後日にまた暇を見付けて。
とりあえず、こんなオチ。

269 名前:引き気味@2月15日:05/02/15 01:58 ID:???

で、そのままハァハァしつつも力尽きたシンジは、翌朝しこたまアスカに殴られて。
さっさと目ぇ覚ました癖に自分たちだけ後始末していたミサトとリツコは、騒ぎに目を覚ましたレイが混ざってさらに騒ぎがでかくなっているのを肴に迎え酒なんか飲んでるとか、そんな感じ。

学校にとドアを開けて飛び出そうとすると、鍵が突破できず踏み込めなくて、そのまま玄関前で夜を明かしちゃったマナが目を真っ赤にしつつチョコの齧り糟を散らかしていたり。
登校したと思えば靴箱に丸一日放置されていたらしいマユミのサイン入りチョコが胃の痛くなるような存在感を放っていたりする、そんな世界観ですた。

270 名前:引き気味:05/02/15 11:55 ID:???

>>260 なーぐるさん

最初シンジの一人称で書いてましたが、なんとなくモテモテシチュをモテ男くん視点で描くのが嫌で変更しました。
その時点でアスカ一人称だったものが、例によってエロ単語使い辛いという理由でいつもの混ぜこぜ三人称に。
結果、雰囲気が軽いんだがアホなんだか……。
昔はそんなノリで書いてましたかねぇ。もう、あの頃のようにノリと勢いでは書けそうにありません (;´∀`)

>>261

何にも考えずに書いてましたけど、レイの裸やミサトの口撃に目を白黒させてるってことは、普通に初体験だったわけですかね?
そうなるとアスカの方は一歩間違うとポッキー相手にアレってことになるわけですが 〜(。Д゜)〜

>>263

ぶっちゃけヒロイン残りのマナマユミに加えて、ヒカリも混ぜようかとか思ってますた。

271 名前:FOX@インフルエンザより復旧中:05/02/15 20:24 ID:???

高熱でぐったりしてました。抗ウイルス剤を医者が素直に出してくれれば……。

>>引き気味さま

 女性陣が色気よりも先になんだか「とろけてる」気がするのは私がまだ熱っぽいからでしょうか……。
 アスカのポッキーの使い方が不憫です。あ、あとまた割を食っているとしか言いようのないマナも。

 こうしたところであまり可哀想に思えないシンジは……これも「人徳」なんでしょうか。

 完成版、楽しみにしております。

272 名前:PDX.:05/02/15 21:15 ID:???

>引き気味さん

 乙。
 なんとも楽しいコメディとゆーか(笑)
 まぁシンジの女難はいつものこととゆーことで(笑)


273 名前:引き気味:05/02/15 23:01 ID:???

>>271 FOXさん

んあ、それはまた難儀そうな。
環境が許してくれる範囲でご自愛くださいな。この時期に風邪引くと色々キツそうですからねぇ。

>ポッキーの使い方

微妙に前半の空気とそぐわないかとも思いましたけど、ネタの骨子は最初からこれでした。
その時点ではチョコポッキーではなく、ナニ型チョコだったり、チョコバナナだったわけですが (;´∀`)
マナが持ってきたのを強奪してシンジを誘惑しようとして――寝取られたボク、なつもりがチョコに彼女を寝取られますた。なんてオチを狙っていたわけで。
手を入れて仏書院調エロエロ描写を増やすべきか、適当に温いコメディに紛らせておくままが良いのか、まだ決めかねてます。

>>272 PDX.さん

主役でシンジを動かすのは苦手なんですけど、なんかこんな押し倒される役だと書きやすいですね(w
さすが、性別「受け」の子!

274 名前:『実録! 週刊第3新東京ポスト取材記』 引き気味:05/02/20 14:46 ID:???

「すいませーん」
「――はい?」
「第3週刊ポストなんですが」

ジオフロントから上がるモノレールの駅。改札口を潜った途端、マヤたちは取り囲まれたのだった。

(……え、なにを言っているの?)

レフ板やらライトやらカメラやらを構えた男たちに言われた『見せて、もらえせん?』が、自分たちの乳房のことを言っているのだと理解するまでに数瞬の自失を要したのは、あまりに彼女の常識を外れた事態だったからだろう。

「ええ、おっぱい見せてください。取材なんですよ」
「……そう」
「それじゃあ、仕方ないわねぇ。このアタシに目を付けるなんて、あんたたち良い目をしてるじゃない」

……え、え、え? そうマヤが混乱している内に、話はとんとん拍子に進んでいく。
何故か、男たちも、連れのアスカたちも、あっけらかんと。

「これで良いの?」
「ほらっ、綺麗に撮ってよね」

大胆に両肩から制服を落とし、フロントホックを外したブラも肩紐を抜いてしまうアスカ。
ぽつぽつとブラウスのボタンを外したレイが、飾り気の無いブラも無造作にずり上げ、乳房を出す。
ふると外気に晒されたのは、きめ細かな肌にうっすらと静脈が透けて見えるほどの透明感を持った白い双乳。
そこだけくっきりと美しい桜色に尖り、雪肌に引き立つレイの乳首との鮮やかな対比が、あまりに美しく、マヤの明晰な筈の頭脳が更なる停滞にたじろがされる。

「綾波、レイちゃんって言うの? いいねぇ。おぢさん、むしゃぶりつきたくなっちゃうよ。美味しそうなオッパイしてるじゃない」
「なにを言うのよ……」

服越しの印象よりも意外なふくよかさにカメラマンたちが口笛を吹くと、レイは至距離からの舐めるようなカメラ運びにシャッターを切られつつ、そっぽを向けた横顔を薄く赤らめた。

275 名前:『実録! 週刊第3新東京ポスト取材記』 引き気味:05/02/20 14:46 ID:???

「ほらぁ、アタシのオッパイもちゃんと見てよぉ」
「あ、アスカ……? な、何を……」

一堂に褒めそやされる彼女に競争意識を駆られたか、アスカも、少女の未成熟な年頃に特有の円錐バストを突き出してみせている。

「そりゃ、ファーストみたいな経験ホーフさんの育ちすぎオッパイくらいは無いけど、カタチには自信があるんだから」

ブラウスも何も、全てはだけてしまった上衣はスカートの裾からくちゃくちゃに腰にわだからませ。
更衣室でするような姿になって、アスカは、駅の横の路地でカメラマンたちに半裸の胸をぐいぐいとアピール。
組んでみせた腕の間から、挑発的に柔らかな両胸を搾り出すように。
まだ、マヤの知るミサトやリツコといったネルフきっての美女たちのように、質量感を演出の味方に付けて揺らし、男心を誘う熟れぶりを醸すには青すぎるが――。
ツンと上向いた、ティーン・バストの弾みだ。

「うんうん。アスカちゃんもグーよ」
「へぇ〜。金髪に青いお目々だし、その白い肌も日本人離れしてるとおもったけど、やっぱり向こうの人なんだ? ……なんて言うの? 白人のオッパイってさ、乳首の色も全然違うんだよね」
「ん、んん……。そうよ、あたし、ママがハーフで……っ、きゃ! いやぁん。なにいきなりチクビさわってるのよぉ」
「えへへ、ちょっとゴメンね。いや、こんなキュートなオッパイだとさ、どうせなら胸のポッチリもツンと勃ててくれた方がエッチかなぁと思ってさぁ」

ついとカメラマンが伸ばした手に敏感な頂点を突付かれて、アスカが笑い声のような悲鳴を上げる。
しかし、顔は真っ赤にしながらも、決して拒否するものではなかった。

「良い写真にしたいからさ、協力してよ」
「し、仕方ないわね。……で、でも、敏感なんだから注意してよね?」

出会ったばかりの男だ。いきなりその乙女の胸丘二つを預けてしまうことにドギマギとしているのか、落ち着き無くもモジモジとしつつ。
それでもOKを出して、寄せて上げてのポーズで男の手を待つアスカの、期待と媚びの滲んだ声。

「アスカも、レイも、こんなところで何てことしてるのよ! ……ね、ねぇっ!?」

276 名前:『実録! 週刊第3新東京ポスト取材記』 引き気味:05/02/20 14:47 ID:???

思わず愕然と後ずさり、震える声で制止するマヤを一顧だにしない。
駅から流れてきて道を行く通行人からも、黄色い応援の声や、卑猥な囃しが聞こえ、中には立ち止まって撮影の様子に見入る者も居る。

「分かってるって。こっちはプロなんだから、任せてってば」
「あん……、あ、ほんと、なんか上手っぽい……」
「でしょ?」

男が伸ばしてきたのは、包めば丸々掌の内にされてしまいそうな大きな手だ。
あてがわれる瞬間こそ『……あっ』とたじろぎこそすれ。

「い、いいかも……」

確かに、これまで大勢の女性をモデルに乳房を美しく写真に収め、喜ばせてきたというカメラマンのタッチは巧みだったらしく、

「あん、ン……。言うだけのことは、あ、あるわね……」

アスカは次第に眉根の緊張も解かせ、うっとりと喘ぎを漏らしはじめていた。

「あ〜んっ、そ、それぇ……! そんな摘まんじゃ、あ! キュッとしたらぁ〜、あ、乳首……、ちょっと感じちゃう……」

ファインダーを覗いているカメラマンだけでは片腕だからと、すぐに助手の男がアスカのもう片胸を担当して、二人の男のカサついた手のひらが、中二の美少女の幼いバストをこね転がし始める。

「ほら、お前も! レイちゃんの方も、ちゃんと揉んであげて」

一杯の荷物をぶら下げていたレフ板持ちの男の嬉しそうな返事に続くと、すぐに『……あ』と、レイのあえやかな声がアスカに調子を合わせ出した。

「あ、あ、あ……」
「ほらぁ、レイちゃん、よだれ出てますよぉ〜?」
「……は、はずかしいわ……」

277 名前:『実録! 週刊第3新東京ポスト取材記』 引き気味:05/02/20 14:47 ID:???

「その恥ずかしそうな顔が良いんだって。レイちゃん、神秘系っぽいからさ、そんな子がもう堪りませぇ〜んって、こんな顔してるのが良いんだよ」
「そ、そうなの……? 分からないわ……ぁ」

すっかり興奮の色に胸の雪肌を火照らせてしまっているレイだ。

「はぁ、ぁ、ああ……。あなたの手、あ、熱いわ……」

もう、背後から抱き締めるようにレイの胸を揉みしだいている荒い息遣いの男がいなければ、その快感に蕩けた表情が示すように腰砕けになって、くたりと道にへたり込んでしまっていただろう。
なんて顔してるのよと、同性のマヤが焦りながらも思わずこんな今を忘れて胸を不可思議に高鳴らせてしまった程の、そんな稚くも妖しい淫悦の顔。

「はぁあ――ア、ァァ……」
「うんうん。ナイスでやらしー顔してるよぉ」

すかさずカメラマンが、レイの喉を大きく喘がせた一瞬を捉えていく。
つー、と。唾液で出来た糸一筋が、男の指を食い込ませてマシュマロのように形を変える双乳の谷間に落ちる様を逃さない。
『んふぅ、ううんン……』と内腿を捩じらせつつ、ブラウスを大きく開いてしまった隙間で尖りきった乳頭を弾ませててよがる構図を、バストショットに押さえて。

「でもレイちゃん、こんなクールな顔して、経験豊富なんだって? そいつも結構ヤリ手なんだけどさ、どう?」

比べてさ、と。シャッターを切りながら掛ける言葉も巧緻に、有り触れた帰宅途中だった美少女を、羞恥と快感の狭間で輝く色気に演出していく。

「……へぇ、その司令さんって言う人と、バイト先のお友達の男の子にねぇ……」
「そ、そうっ。……ッ、うんんン――フッ、じょ、上手! こ、この人の手が……揉んで、くれるの……」
「ボーイフレンド君や、パパさんより良いんだね?」
「へへ、光栄っスよ、レイちゃん。じゃ、キスもね、たっぷりしてあげちゃうから。ほらほら、顔向けて、ちゅ〜、しましょうねぇ」
「あっ、あ、ふぅんンン……」

278 名前:『実録! 週刊第3新東京ポスト取材記』 引き気味:05/02/20 14:47 ID:???

傍らでは、同じく助手の男にすっかり裸の上半身を預けてしまって、淫らなバストマッサージに溺れているアスカが。

「やっ、やっ、アッ……ハ。ハァァ……!」
「どうよ? こんなロリロリしたクォーター美少女のチチ揉みしちゃってる気分は?」
「さ。最高っス。アスカちゃんのオッパイ、最高ッス!」
「と、当然よ……。こ、こんな美少女のオッパイ触れるなんて、あ、あんた……滅多に無いんだから……あ、ああ……!」

胸の下で強調のポーズをとっていた腕は、役目を手付きの卑猥極まりない男に預け。
今はカメラマンに言われるがまま、ツンツン、クニクニと弄ばれ続ける敏感ニプルの撮影に邪魔にならないよう、背後の男の首に回されている。

「へへ、アスカちゃんの金髪、サラサラで良い香りがするっス」
「自慢なんだって? 同居してる男の子に手入れさせてるんだったよね?」
「そ、そうよ……、ああ! ちくびっ、ちくびぃぃ〜良い、良い……ッ!」

そうやって背中越しにぶら下がって縋り付いているものだから。
カメラのメモリ領域に収められていく1ショット、1ショットは、一枚ごとに仮初の濃密さを帯び始めて。あたかも恋人に抱かれるシーンのように甘ったるくなっていくのである。

「なんだ、レイちゃんもまだ中学二年生なの? その割りに育ってるって。良い胸してるよ」
「……そ、そう……? 分からないわ……。でも、あ、あ……気持ち良いのは、好き……っ、ン、ふぅん……」

巧緻を極める手付きが、レイの将来性豊かな女性のカーブを麓から掬って揺さぶり、無口な少女をあられもなく蕩けた甘えがりに変えていく。
もっともっと、リズミカルなマッサージに乳房を愛してもらいたいと、恥ずかしげにしり込みするような小声ながら、はっきりとおねだりしてしまう淫乱少女へ導いていく。

「大丈夫だよ。アスカちゃん、まだ“ハジメテ”から二ヶ月なんだろう? たっぷり彼氏に揉んで貰えば、すぐにレイちゃんに勝てるって」
「ほ、ほんとに?」
「なんだったら、おじさんたちも手伝ったちゃうよ。マンション、コンフォート17だって言ったっけ?」
「そう、そうよ! そのっ、ば、バカと――ミサトと一緒に、三人で……住んでる……ッァ、あんっ、あん、手、おっきぃの……ぉ」

279 名前:『実録! 週刊第3新東京ポスト取材記』 引き気味:05/02/20 14:47 ID:???

「凄いよ。アスカちゃんのオッパイやーらかくって、オレもう夢中だって」

アスカの控えめな胸を円を描いて刺激して、見抜いたその美貌への拘り、コンプレックスを擽りつつ、誑し込むように揉み心地を褒めそやす。
そうしてとろんと赤と青の瞳を潤ませる一方、喘がされる一方で、知らず知らずにプライベートな情報を引き出されていってしまう二人。
赤の他人に知られるには、あまりに危険なその一言一言に、男たちがニンマリとほくそ笑んでいるのにも気付かないで。

「あっ、アアッ、信じ――られないっ」

やがて、胸だけで、オッパイだけで、と。
二人の男に支えられて、それぞれの美乳を揉みほぐされている制服美少女たちは、つま先から反り返るように艶めいた身じろぎを引っ切り無しに。
引っ切り無しに高められ続け、ジンジンという疼きに我慢が効かなくなった躯へ、とどめの一撃を焦がる貌になる。

「い、いっちゃうかも……! あ、アタシっ、凄い……気持ち良っ、ッ、から……ヘンに、ヘンになっちゃ……!」
「……は、はじめてだわ。こんなのは、は、はじめて……。あ、ああっ! あああぁ、ああっ!」

股間の辺りからシミを広げ始めているスカートの下に、ねばっこい蜜のお漏らしを滴らせつつ。

「あはは。アスカちゃんもレイちゃんも、濡れちゃった? ひょっとしてパンツ、悦がり汁でビチャビチャだったり?」

余裕も無い二人の快楽中毒者は、あまりに恥ずかしい筈のその秘密を、必死に首を頷かせてあっさり告白してしまう。

「も、もう……、だめっ、限界! ね、ね……ねぇ〜?」
「さ、触って欲しいの……。お願い」
「あはは、ダメだって。言ったでしょう? オッパイ見せてって、そういうページなんだからさぁ。オマンコ見せてになっちゃったりしたら、載っけられないよ」
「そ、そんな……」
「あ、ああ……っ」
「アスカちゃんもレイちゃんも、オッパイだけで気持ちいいでしょう?」

280 名前:『実録! 週刊第3新東京ポスト取材記』 引き気味:05/02/20 14:48 ID:???

つれない返事に浮かぶのは、絶望にも似た哀れっぽい表情だ。
しかし、呻く合間も美少女たちの胸は激しい蹂躙に可愛がられてしまっているわけで、瞬く間にその貌も、また膨らむ一方の官能に呑まれてゆく。

「ああっ、ああんっっ。せ、切ないのよぉ」
「ほ、欲しいのに……」

乳首転がしの執拗な玩弄に『ひぃん』と鼻に掛かった声で声でおもねった刹那、大きく喘ぎ晒した喉の汗の滲みに、べったりハニーブロンドの乱れを。
ビスクドールのように怜悧に整った顔にべたべたと唾液を塗り塗されていって、狂おしくも戸惑うように首を振りたくったうなじに、ブループラチナの後れ毛を。

「はひっ、は……スゴッ……! な、なら、揉んで! もっと強く……! 千切っちゃうくらい、激しくしても、良いからぁっ」
「ふっ、ッ――ッ! ハァァッ、ハッ。あ、あなた……あなたも、感じているの? わたしと、同じ……同じなのね……?」

張り付かせたそのまま大きく打ち揺すって、顔をのけぞらせ。また、伏せて。
一時も押さえ込めぬ様子の激しい昂ぶりに、成熟間際の年頃の少女の甘い体臭を立ち上らせていく――傍からもあからさまな、切羽詰った間際の仕草。

「お、おほっ。二人とも、激しいんだねぇ……。どう? お姉さん。後輩ちゃんのイキ顔なんて、見る機会さすがに無いでしょう? もうすぐみたいだからさ」
「ま、待って……! ああっ、アスカ! レイ! だめよっ、だめ! こんなところで。あ、ああ……!」

どうすれば良いのかも分からず、混乱するばかりで涙ぐむマヤの前、カメラレンズの前に、淫らな幸福でたまらないという律動を見せていく。
おぼつかない足取りを、おっとと男たちにまた引き上げられ、

「はぁふ、ふんン……! 撮ってる? あ、アタシの……あたしたちの、オッパイ……!」
「大丈夫、大丈夫だから。アスカちゃんは心配しないで、気持ち良ぉ〜くね。任せてくれてれば良いから。……レイちゃんもね」
「……ええ、ええっ! 撮って……このまま……!」

281 名前:『実録! 週刊第3新東京ポスト取材記』 引き気味:05/02/20 14:48 ID:???

しっかりとそのベストショットで並んでカメラに収まるように、踊りくねるスカートの腰の上、はだけた白い肌全てが――可愛いお臍から、揉みまくる男の手形をくっきり付けた乳房から、わななき続ける小作りの唇を「気持ち良い」の形に固定させて蕩ける美貌から――どこもかしこもを。
日常の帰宅風景から一変した汗濡れぶりでもって卑猥に愛撫される、乳房露出の撮影手順に見事に嵌った、たわいも無い小娘ぶりで、啼かされて、

「イ……ク……ぅ、も、もぅっ……!!」
「はは、アスカちゃん、イっちゃうって。レイちゃんもさ、タイミング合わせて一緒に行こうか?」
「……あっ」
「イケるよね? 司令さんにちゃんと仕込まれてるんだろ? こう、読者のみんながビンビンになっちゃうような可愛い顔で頼むよ」

両方の頂点できゅうと挟む指に訊かれ、こくこくと。切なそうな涙をこぼしながら、必死にレイは頷く。

「あーっ、ああーっ! アタシっ、アタシぃぃ……!」
「同居人クンは教えてくれなかったんだろ? ほらほらっ、オッパイアクメ初体験ってことでさ、記念写真だよ、アスカちゃん!」
「――っっ、ぅっあ、あ、うんっ、うんんっ! オッパイで……、あたし、おっぱいでぇ……っ」
「いっちゃえっ」
「うん! うん! うん――ン、ンンぁあああああ〜んんっ!」

ビクン、ビクンと。しなる肢体をライトがまぶしく照らし、思う存分に切られるシャッターの音がそれだけは耳障りに混ざり響いた。
道端に仕立てられた即席の撮影ブース。美しい獲物の悲鳴が重なって、こだまするように伸びながら、やがて力尽きた絶息に消え入る。
目配せし合う男たちによって同期を計られながらの、アスカとレイの公開アクメだった。

「――ばっちりっスか?」
「応ともよ。アスカちゃんも、レイちゃんも。可愛いロリ顔してすっげぇエッチなイキ顔だったぜ」

最後の一瞬は、二人それぞれ右の乳首か左の乳首か、特に感じる方を探られた上での、パチンと屹立しきった敏感部分へ弾かれた指先の一撃。
電流が走った悲鳴にアスカとレイが一際派手に未熟のバストを揺さぶるのと同時、男たちは手を引いていた。
シャッターの音は、どう見ても高校生の歳にも足りていない二人の美少女が、制服を肌蹴て晒らす半熟半身ヌードの、だらしない絶頂の笑みに重ねられている。

282 名前:『実録! 週刊第3新東京ポスト取材記』 引き気味:05/02/20 14:48 ID:???

花なら蕾といった繊細な膨らみを見せる乳房が真っ赤に染まり、卑猥な責めが与えられたのだろうと想像させる手形や汗まみれの様子、そういった痕跡がたっぷり付けられた一枚は、きっと読者の好評を博するに違いない。

「あふ、ふんん……」
「――ハ、ハッ、ハッ……」

切れ切れの息を漏らし、それぞれを絶頂に誘った男たちの胸に凭れかかっている二人に、もう一度、

「ありがと、良い写真が取れたよ。撮影は終了。記念にもう一枚、ほら、にっこりと、ね?」

そう言って、痴呆めいた淀みの瞳で笑顔を浮かべさせて。
今度は遠慮なく、手が映ってしまうのもお構い無しに胸を弄り、スカートの中にも悪戯を突っ込んでまさぐりながら、パチリ。
それはもう、記事のための撮影ではない。

「オッパイだけだったから、もう我慢できないでしょ? もう良いからさ、今度はお礼。ね? アスカちゃん。たっぷり満足させてあげるよ」
「レイちゃんさ、その不思議な雰囲気がとっても素敵だから、今度、おじさんの個人的な撮影に付き合って欲しいんだけど、どう? 綺麗な巫女さんがずっと撮りたくてさぁ、モデル探してたんだよ」

いつの間にか、道端に男たちの仲間と思しきボックスカーが近付いていた。
力の抜け切った肩を支えられ、ふらふらと足下頼りない二人は、そのままボックスカーのスライドドアから連れ込まれようとしている。
まやが今までの放心から漸く気が付いたように慌てて声を上げると、男たちはまた例の、実にあっけらかんとした声で振り返った。

「……いや、お待たせしちゃってすいませんねぇ。ちょっとだけ、カメラのメモリーを取り替えるくらいだけですから、直ぐですよ」
「……な、何を言っているの? ま、待って! 二人をどこに連れて行くつもりなの!?」
「さ、今度はあなたの番ですよ。見てらっしゃったでしょ? 私ら、ちゃんとプロの仕事をしますから。あなたのも良い写真に決めて見せますよ」

さささと手を取り、また機材を構えた中心に引き立てていって、マヤが何を言うのもまるで通じぬ様子。
そればかりか周囲の通行人の誰一人も、悲痛な悲鳴で助けを求めても気に留める気配が無い。
全くの無関心か、日常の光景を眺める顔で通り過ぎて行くばかり。

283 名前:『実録! 週刊第3新東京ポスト取材記』 引き気味:05/02/20 14:53 ID:???

そして、カメラが構えられ、またあの笑顔で『オッパイ見せて』、と――。



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絵板の方へ寄せられました、通りすがりさんの『ゆるゆるマユミさん』からインスパイアされたと言えば、そんな風な。
例によって後ろに行くほどお腹が空いてきたりで適当になってます。
会話とか、連続してませんしね。
マヤのポジションが適当すぎたり、ナンセンスものにも徹してない辺り煮詰めがなんだかな〜って気が激しくしてますが。

――だが、私は書き直さない(とりあえずは)。

バレンタインものも正式版に仕上げてませんし、適当が過ぎるにしても、ノリだけで書きなぐるのもそれも別に良いじゃんよと思うわけで。

(;´∀`)

284 名前:PDX.:05/02/20 22:42 ID:???

>>『実録! 週刊第3新東京ポスト取材記』
>> 引き気味さん

 たまたまこんな時に限って、マヤの乳首にリツコに通されたネコのピアスが光っていたりするのもまた一興w

285 名前:引き気味:05/02/20 22:54 ID:???

>>284 PDX.さん

あ、オチにマヤにボソッとそれ言わせますと、一気に雰囲気がコメディになっちゃいますね。
どーせ息抜きがてらのアホテキストですし、それで行きましょうか (;´∀`)


286 名前:PDX.:05/02/20 23:22 ID:???

>>285 引き気味さん

 嫌ネタのつもりだったのですが、コメディのオチにはいいかもしれませんねぇ(^_^;


287 名前:引き気味:05/02/20 23:24 ID:???

その場合は、もっとマヤの常識人ぶりと、アスカやレイのネジ外れたおかしさを強調しといた方が良いのかもしれませんね。

つか、本番シーンも無い一発ネタで、そこまで手を入れてやるのもなぁ……って気がしますが。

288 名前:PDX.:05/02/20 23:36 ID:???

>>287 引き気味さん

 一発ネタは勢いが肝心ですから、変に弄らないほうがいいかも。


289 名前:引き気味:05/02/20 23:42 ID:???

ンでは、淡白な描写をもっと――いや、少しだけマシにして、オチを追加して完成版としましょうか。
正直あまり良いアイディアもありませんし、それだったらそれでまた暫く寝かせておけば、膨らませ甲斐のあるネタが後から湧いてくるかもしれませんしね。


290 名前:なーぐる:05/02/21 01:04 ID:???

エロスが素敵。
ゆるゆるマユミさんは素敵ですが、恥じらいがないマユタンというのは…微妙に…。
しかしそれはそれでエロスならば、私は一向に構わんっ!(烈海王)
あっけらかんとエロ写真撮影どころか愛撫まで受け入れて言っちゃうアスカ達にハァハァ。
そして珍しく、蜘蛛の巣に問われる蝶のように無力なマヤにハァハァ。

いい加減、私もなにがしか書かないと忘れられそうだにゃー。

291 名前:引き気味:05/02/21 01:08 ID:???

あっけらかんとエロに浸ってしまうのは、甘か荒淫淫乱子ちゃんか、なにがしか恥じらい分が無いと辛いんですけどね。
特に私、嫌々での構成ばかりに頼ってましたから、そっち方面の引き出しがあまり多くないのです。
何がしかの物語性をエロの中にも持ち込まないと、単にヤッてるだけという一番恐いパターンに陥りがちなのですが、これが中々……。

(;´∀`)

も少し状況のシュールさを前面に出してみよかとも思いますけど、実は私、ギャラリー大勢シチュってちょっと苦手なんですよね。
純然たるエロ要素とのテキスト量の兼ね合いがつかみきれてませんし――って、言うだけ反省部分ばっかりになっていきますが、あれはあれで良い一発ネタだったということで!

また次を書こう。うん。

292 名前:なーぐる:05/02/21 01:13 ID:???

なんとなくですが、このカメラマン達って「でろでろ」に出てきそうな
妖怪風味だなぁ、なんて思いました。

妖怪「オッパイ見せて」
調子の良いことを言って女性をその気にさせてエロ写真を撮り、
それを雑誌に投稿することで生計を立てている。女性に対しては
無敵だが、反面男性が相手だと何の力も発揮できない。

シンジ「それで、山岸さんにエッチな格好させた妖怪ってこいつ…?」
マユミ「は、はい…。た、大変アスカさん達…」
シンジ「山岸さんはアスカ達を連れて戻っていて。僕はちょっとこいつらと話があるから」

マゴロクを装備しつつニッコリとシンジは笑う。

シンジ「じゃ、行こうか」
暗がりに消えるシンジとカメラマン達。闇の奥から悲鳴が一瞬聞こえ、途切れた。

293 名前:引き気味:05/02/21 01:18 ID:???

しかしと言いますか、一本のお話に仕立てるにはネタとして弱すぎて、寧ろ設定とエチに流れ込むまでにエネルギー食いそうで割に合わない、かと言って既存シリーズに投下するにはしっくりこない、そんな小ネタが溜まり過ぎて腐る一方です。
いっそのこと本当に1シーンだけ削りだして済ませて、数で押し切ってみようかと思ってみたり。
――他所さんのところで見たweb拍手のランダム返信メッセージがそんな感じで、面白いかもと思っただけなんですけどね。

例えば、

近親相姦家庭なゲンパパ×ちびレイ妹、シンジ兄ちゃん×ユイママ。
食後のコミニュケーションでダイニングテーブルに並んでバックでこう……あふあふ。
それぞれの組み合わせの腰位置の高さ、違いが面白そう、ですとか。

そんなもう、背景よりもエロシーンとしての絵にばかりしか興味が無い、そんな小ネタ。

294 名前:引き気味:05/02/21 01:22 ID:???

>>292 なーぐるさん

そですねぇ……。やっぱり、ちょっと緊迫感に欠けるナンセンスコメディ風味がギリギリでしょうか。
テキスト量的に手間暇掛け捲れば、また別の恐さとかも演出できるかもですが、メンドいですしね。
(いつもそればっかり)

295 名前:FOX:05/03/12 13:37 ID:???

>ディードで獣姦

 すみません。感想板での皆さんのやりとりを見ていて、すごく邪なイメージが沸いてしまいました。




 きらびやかな調度の部屋の、手入れの行き届いた革張りの椅子の上で、美しいエルフはいささか落ち着かない気分を味わっていた。
 ここには頼るべき仲間もいない。
 もちろん愛おしい彼……バーンもいない。
 薄情にも彼らは彼女を人身御供に差し出したのだ。
 「悪い、その、やっぱりこういうのは苦手なんだ」彼女と別れる前に騎士は頭をかいた。
 私だって苦手です。なんてひどいひとなのかしら、バーンったら。
 ディードリッドはため息をついてカップを手に取る。紙のように薄いそれは、この地方の経済力がただならぬものであることを無言のうちに示していた。
 口元へ近づける。立ち上る湯気の香りは心地よいものだった。唇を付けて喉を鳴らす。相手は興味津々の表情でじっと見つめていた。
 「お口に合いましたかしら?」
 「はい。とっても。冒険者には過ぎた味ですわ」エルフの娘はにっこりと微笑んだ。でも、森の泉の湧き水のほうがずっと素敵な味なのですけれど……きっと理解してもらえないでしょうね。
 「良かった。貴女のような方にそういってもらえるなんて」ディードリッドの会話の相手はぱっと表情を輝かせる。重たげなドレスをものともせず大きく身を乗り出しておかわりを勧める。エルフの娘は苦笑した。

 ディードリッドと会話をしている相手はこの土地の領主の娘。バーンらを支援している有力者に連なるものだった。彼らは旅の途中にこの館を訪ねて情報収集を行い、同時に多少の援助を受けていたのだった。
 その行為への「見返り」として領主は彼らに頼んだのだ。娘になにかおもしろい話をしてもらえないだろうか、あれは屋敷からもめったに出ることもないのだと。
 無言の会話がパーティ内を飛び交った。ディードリッドは控えめだがなんども首を振った。
 「え、ええと、では」バーンがぎくしゃくと言った。「せっかくですから女性同士で懇談いただきましょう。ディード、あ、ディードリッド、いいよね?」
 「ね?」に途方もない力を込めたバーンに、ディードリッドは唖然とするしかない。


296 名前:FOX:05/03/12 13:38 ID:???


 でも、女性同士のほうが良かったことは確かですわね。
 ディードリッドは内心でつぶやいた。
 目の前でにこにこと微笑む領主の愛娘……というよりもどこかの姫君のように大事に育てられた……であるエノア嬢にむくつけき男たちが「冒険」の話をしても理解されないどころか怯えてしまうだろう。
 いま彼女たちがかわしているようなたわいない話題……旅の途中で見かけた美しい景色や愛らしい動物、可憐な草花……こそ彼女が求めていたものなのだから。
 内乱の話も、怪物の話も、ましてや独立の話などしても、この美しい少女にとっては退屈だし、まさしく異世界のできごとだ。彼女は生まれてこのかた……たった一五年!……見てきた世界は彼女のために用意された美しく無害なものだけのようですし。
 でもそれもしかたのないこと。彼女は父親の権力の道具として誰かの妻(それは貞淑で従順で、野心など持つことのない、殿方のために存在する理想の女性だ)となることが唯一の存在価値として育ってきたのだから。
 そう、だからエノア嬢の喜ぶ話をしてあげましょう。
 美しく、愛らしく、無害で、退屈しない(でも決して衝撃的ではない)お話をしましょう。
 ディードリッドはそう結論していた。
 だが、さすがにその手の質問は予想外だった。
 「……コイですか?」カップがソーサーにかちりと落ちた。
 「そう、恋ですの」エノアは屈託なく笑う。「ディードリッドさんも女性なのですから、旅のあいだでも恋をしないと退屈してしまわれるでしょ?わたくしもそうですもの」
 冒険者としての生活は日常でも退屈とはほど遠いのですが。それに、その年で「女性なのですから」なんて言われても。
 純潔を保ったまま他家へ嫁ぐことこそが人生の最大の目的である貴女が、この素敵なお屋敷のパーティで愉しむ「恋」と私が彼に抱く感情とはまったく……。
 少女の十倍以上の歳を生きてきたエルフは苦笑する。同時にかすかな哀れみと優越感を抱いてしまう。
 「やはりあの方なのですか?あの騎士……バーンとかいう」
 エルフの鼓動が一気に高まった。

297 名前:FOX:05/03/12 13:39 ID:???

 「それは……ご想像にお任せしますわ」固い声で彼女は言った。しかし頬が赤くなっていることは自分でも分かった。
 「そんなにむきにならなくてもよろしいのに」そんなエルフを見てエノアは華やかな声で笑った。
 つと手を伸ばしてガラス製の鈴を鳴らす。
 大きな扉を開けて現れたのは襟まできちんとボタンを留めた白い制服に身を固めた召使いだった。まだ若い。いやまだ少年と呼んだほうがふさわしい外見と表情だった。
 「はい、お嬢様」少年の言葉にはどこか訛があった。「お茶のお代わりでございますか?」
 そうね、とエノアはうなずき、さらに菓子を追加するように命じる。少年は優雅ながらも飛ぶような勢いで立ち去った。
 「私のしもべですわ。お父様がくださったの」ディードリッドに少女は穏やかな口調で説明した。「小さなときからここで育ったの。言葉もいちから教えましたわ。とても素直でいい子ですのよ」
 少年はすぐに戻ってきた。恭しくポット……これもまた高価な代物だった……を交換し、工芸品のような砂糖菓子を置いた。
 一礼して立ち去ろうとする召使いになにげなくエノアは言う。「まだよ、ロマ。こっちに来てひざまずきなさい。そう、ここに」
 少女が指さしたのは自分の足下だった。
 「はい、お嬢様」少年は恭しく絨毯に膝をつき、頭を垂れる。不敬にあたらないよう召使いの視線は決して女主人の下半身を見つめようとしなかった。
 少年のプラチナブロンドを掻き回すエノアはしかし、きれいに揃えていた膝を緩めた。
 信じられないほど白い……おそらく陽光を浴びたことのない太股が向かいに腰掛けるディードリッドに露わになる。
 「清めて。ロマ」
 「はい、お嬢様」ロマはエノアの内腿に口づけ、そのまま舌を伸ばしてさらに奥へと舐めすすむ。少年の頭はスカートの中に隠れていたが、彼が女主人の下半身に熱心にキス奉仕をしていることは明らかだった。
 「エノアさん」エルフがかすれた声を上げた。エノアはにこりと微笑むとソファーから腰を浮かせた。召使いの手がそっとスカートの中へ忍び、恭しい手つきで彼女の下履きを脱がせる。その下履きは若々しく粘度の高い蜜できらきらと光り濡れていた。


298 名前:FOX:05/03/12 13:39 ID:???

 「もう、手はいりませんわね」くすりとエノアは笑い、召使いの首元のボタンを外す。
 召使いのしなやかな首筋が露わになる。そこに巻かれているのは革製の首輪だった。
 そのままエノアは召使いの襟を掴み、大きく拡げる。パラパラとカフスが飛び落ち、ロマの細い肩があらわになった。そこには鞭によるとおぼしき傷跡が無数にあった。ディードリッドは小さく悲鳴を上げた。
 「さ、もっと上手に清めなさいな」少女は何事かつぶやき、首輪に手を触れる。
 少年のあえぎ声、布地の裂ける音。
 ロマは別のものへと姿を変えていく。
 掌が縮み、腕が伸びる。
 布地が裂け、あらわになった素肌に銀毛が生えていく。
 少女のような面持ちが変形し、口がめりめりと飛び出す。
 「……人狼」エルフは愕然とする。少年を見たときに感じた違和感はこれだったのだ。
 そこにいるのは召使いの少年ではなかった。一頭の大きな銀狼だった。
 それは長く分厚い舌を伸ばし、エノアの太股を舐め上げ、さらに奥の部分も音を立てて舐めしゃぶる。小さな淑女の腰が小さく浮き、獣が秘芯を味わいやすいようにしてやる。
 白銀の獣はそれは熱心に少女に奉仕する。
 「……くっ、は……ぁ。良く躾けている……でしょ?」エノアは目尻をピンクに染めてエルフに微笑む。「小さなときから躾けたんですのよ。聞き分けが悪いときはお父様が銀の鞭で厳しく身の程を教えましたの。だからほら、こんなに素直で、とっても上手」
 「なんということ」ディードリッドの瞳は怒りに震えていた。「彼らは野蛮で人族に友好的ではないかもしれませんが、こんな辱めを受けるいわれはないはずです」
 「あなたは分かっていませんわ。ディードリッド。ロマのしっぽをご覧なさい。ほら、こんなに一生懸命ぱたぱた振っているでしょう?この子がいやがっていない証拠ですわ、それに、見て……彼の牡のもの、とっても大きくなって、先をこんなに尖らせて。ディードリッド、ロマが本当に嫌がっているとお思いかしら?」
 性的には淡泊、むしろ冷淡なエルフの娘は唖然としていた。


299 名前:FOX:05/03/12 13:39 ID:???

 少女の腰がせりだし、ひどく浅く長椅子に腰掛けた。重いひだ付きのスカートが、幾重ものペチコートがまくれ上がり可愛らしいおへそまでが剥き出しになる。
 「ロマ、おいで」
 エノアの声と同時に狼はソファーによじ登り、少女と向かい合わせの姿勢を取る。女主人の華奢な肩の横に置かれた前肢の爪がソファーの布地に食い込んでいた。
 「いい子ね、いい子ね、ロマは」うっとりと微笑んだ貴族の娘は銀狼の毛皮を撫で回した。そのしなやかな小さなてのひらが獣の硬く張りつめた性器へと降り、細い指を絡めた。
 「彼を玩具にするのはおやめなさい」ディードリッドは硬い声を出した。ごめんなさい、バーン。領主の不興を買うかもしれませんけれど、彼女のしていることを見過ごすことはできないの。
 「なぜ?彼は歓んでいるではありませんか」少女の指が狼の肉茎にそっと指を添え、白濁した蜜と獣の唾液でべたべたになった秘壷の入り口へ導いた。
 「ロマ、入れたい?」言葉をなくした銀狼はくんくんと情けない声をあげた。
 「いいわ。おいで」その声を聞いたとたん狼は腰を前へ進めた。
 人と獣の喜悦の声が同時にあがる。
 獣はゆっくりと腰を前後させ、ひと突きごとに奥へ、奥へとペニスを沈めていく。
 ついに根元の瘤が若草が茂る入り口をノックする。
 くすくす笑ってエノアは狼の頭を撫でた。
 「今日は時間がありますわ。だから……んッ」
 獣の性器がついに根元の瘤まで令嬢の花園に侵入する。「ああ、ああ、おおきく……なって、ああ」エノアは濡れた雄叫びを上げた。
 「おやめなさい」エルフの声は怒りで震えていた。「淑女としてそれは恥ずべきことです」
 「なぜかしら?」エノアは逆に質問する。少女が下僕との結合を愉しんでいるのはその表情から明らかだった。
 「貴女はロマを犯しているのよ」
 「そうよ。でも、この子はそれが大好きなの。貶められて虐められて、泣きながら高めさせられるのが大好きなのよ。この子がかちんかちんにたぎったアレを鎮めさせてほしいって泣きながらお願いする声、とてもぞくぞくしますの。『おあずけ』を命じておいてロマのものに口づけしてあげると、この子ったら腰をかくかくしながらぽろぽろ涙を流すのよ。とっても可愛いわ」


300 名前:FOX:05/03/12 13:40 ID:???

 「鞭で非道い目に遭わせて、そうしたのでしょう!」人狼の肌にあんな傷を残すなんて、どんなに激しい仕打ちが行われたのだろう。さっきの光景を思い出したディードリッドは戦慄した。幼いうちから鞭で折檻が繰り返され、彼の誇りは砕かれてしまったのだ。
 「彼は幸福ですのよ。彼の一族はもはやこの近辺では根絶やしにされたのに、ロマは我が家の庇護と愛情を受けているのですから」 「それは彼が奴隷だと宣言しているようなものではないですか」
 「あら、違いますわ。ロマは奴隷ではありません。ロマはお父様が私にくださった愛玩動物ですわ」
 目眩すら感じ始めていたエルフの娘はついに声を荒げた。
 「穢らわしい!貴女は純潔のまま他家へ嫁ぐのではなかったのですか?!」
 「ええ」淫蕩にエノアは笑った。「純潔の証は魔法で元に戻してもらいますわ。まさか魔法では癒せるのは「いくさきず」だけだと思っておいでではないでしょうね?」
 「そ、そんな単純な話では!」エルフには少女がどこか怪物じみたものに見えはじめていた。
 「いいえ、とっても単純な話ですわ。それにわたくしはそもそも純潔ですのよ。だって」愛おしげに少女はロマを撫でた。「わたくしは『人間の殿方』を受け入れたことがありませんもの。ええ、そうですわ。『これ』は別。『これ』は人ではありませんから勘定に入りませんのよ」
 「貴女、貴女は……」ディードリッドは視野狭窄を起こしかけていた。ここまで傲慢で無邪気に他者を見下すことができるものがいるなど思いもしなかった。
 「ディードリッド、あなたもそうなのでしょ?」
 「なにがですか」
 「誇り高い森の民のあなたが『同族』以外の恋人を受け入れた理由。あの騎士の与えてくれる悦びは、道具や指を使って『する』のと同じだと考えていたからでしょ?」
 「違います!」エルフは叫んだ。それはあまりに屈辱的な断定だった。
 「まぁ、そうですの?まさかあなた、人族を愛してしまったの?ヒトに愛されることに幸福を感じているの?」
 「ええ……そうよ。そうです」低い声でディードリッドは答えた。自分はともかくバーンを侮辱されるのはまっぴらだった。
 「では、あなたはわたくし以下だわ。変態なのね、ディードは」狼と交わったままかくかくと腰を振る少女に断言された。
 「どういうことでしょうか」


301 名前:FOX:05/03/12 13:40 ID:???

 「だって、」少女はうなじをのけぞらせて朗らかに笑った。「わたくしは獣を愛しておりませんもの。ロマはあくまでも戯れのためのもの。わたくしが心を捧げるのは、未来の夫となる『人間』ですわ。ひるがえってあなたは……誇り高いエルフのくせに『ケダモノ』に魂を捧げ、『ケダモノ』の愛を得るために股を開いてみせるのね」
 「あなた……あなたという女は……」
 「おしえてくださいな、ディードリッド。愛してしまった『ケダモノ』の心をつなぎ止めるためにどんなことをしているのか。ロマのようにひざまずいて舐め回すのかしら。『ケダモノ』のものの喉奥までくわえて子種をすするの?それとも不浄の孔を舌で清めるのかしら。ああそうそう、ロマも大好きですのよ。不浄の孔を舐めるのは」
 「やめて……やめて」ディードリッドは耳を押さえて首を振った。それはまるで少女のようだった。
 「ディードリッドが騎士に『捧げる』ときの姿勢はどうなのかしら?やっぱり、惨めで恥ずかしいポーズのほうがお好みなのかしら。ふふっ、だって『ケダモノ』が好きなんですものね。力ずくで強引に、人間の娼婦でもしないような淫らな交わりをねだるのかしら?」
 「やめて、やめて、やめて……」
 森を出たときの、蔑みの混じった視線を思い出す。人族の男性が自分に向ける羨望と征服欲が混じったまなざしを思い出す。
 バーンとの交歓が異質なものへめりめりと変わっていく恐怖に全身を震わせる。


302 名前:FOX:05/03/12 13:41 ID:???



 切れ長の瞳に涙を浮かべ、「エノアさん、私はあなたを軽蔑するわ。私は……バーンは……違うのよ」と言い捨てて部屋を去ったエルフの後ろ姿を少女は見つめていた。
 瘤付きの硬いペニスでぎっちりと栓をされた秘洞からまだ男の子種を受け入れたことのない子宮まで、狼がびゅるびゅると放つ熱い精液でいっぱいにされた少女は、口元に不可思議な笑みを浮かべてエルフが乱暴に閉めた扉を見つめていた。
 「ロマ」少女は狼の名前を呼んだ。それはどこか哀しく、優しい響きがあった。紅の獣の優しい瞳が少女を見つめる。
 「わたくしには、勇気がないのね」


 少女の手が銀狼の身体をそっと撫でる。
 一〇年以上前に、ずっと泣いていた彼女が初めて少年に出会ったときのように。

303 名前:FOX:05/03/12 13:45 ID:Zh4ePl+Y

 うーん、このディードとバーンの関係が一種の「獣姦」である、というコメント、どこかでも見たような気がしたんですが……つい書いてしまいました。

 あ、それから申し訳ありませんが、わたしロードス島って2巻までしか読んでいません。それも一体何年前だったのか。というレベルです。
 ですから描写も怪しいです。単位とかはあえて使わないようにしてごまかしてますが。

 でももう少しでエノア嬢に「でもこれはノーカウントですわ」と言わせそうになってましたが。

 ファンタジーとか時代物って難しいですね。

304 名前:LHS廚:05/03/12 14:33 ID:???

>FOXさん。

はぁ。
まさかここでロードスとは。


>縦間。

確かにエルフやドワーフとは種が違います(w。
昔は何でハーフエルフだけなんだろう、と思ったりもしましたなぁ……。



305 名前:引き気味:05/03/12 14:37 ID:???

急にレスが伸びていましたから、何事かと思いきや (;´∀`)

いつ背後の扉が開いて令嬢ちゃん配下のエロ要員が突入してくるかとドキドキしておりましたが、これまたオチまで行けば――捻くれた純愛風味と言っちゃえますか?
『carols』の時もそうだった気がしますが(ちなみにあれは、LAS的にイタモノを読んだ後の鎮痛剤代わりにも使う向きがあるとか)、普段の芸風が安易に予測させてしまう展開を外したサプライズと言いますか、基本的にエロし黒好きでも話はキャラ厨視点で読んでしまう私には、妙に読後感が爽やかだったりするわけで。嬉しい意外さが印象に残りますね。

……そうでした、そうでした。『carols』もまさに、状況自体をシンジたちエヴァの少年少女登場人物への問いかけだとしつつ、最後に彼ら自身が選択したもの、掴むかもしれない幸せをほの見せるという構成が、エヴァっぽい素直じゃない希望の物語に読めまして懐かしくも嬉しかったのでした。
自分がエヴァファンだったと思い出せた気分、のようなものでしたねぇ。

306 名前:なーぐる:05/03/12 15:09 ID:???

>ハーフエルフ
指輪物語つながりだからかなぁ…。

でもそうすると、オークは何があろうとエルフとだけは決して交わらないと言うことになってしまうのか…。
妄想のネタにするには少々厳しい制約ナリよトールキン様。

307 名前:引き気味:05/03/12 15:12 ID:???

>オークは

おお、そういえば。
寧ろオークの中にエルフを投げ込んでみるようなシチュは、別の意味でキッツい18禁になりそほな……。

(;´∀`)

308 名前:目黒腹蔵:05/03/12 16:51 ID:???

おおなるほど、視点の転換というか、(読者を含め)当為と思っていた状況をずらしていくパターンですな。
この後性交の相手が変わらなかったとしても内容としては黒風味になるという。

>いつ背後の扉が開いて令嬢ちゃん配下のエロ要員が突入してくるかと
自分は寝起きの頭で読んだせいか、途中のお嬢さんの変化に素でおどろいてたり(w
ビューアだと他の2chスレと並んでるからなあ(w

309 名前:FOX:05/03/12 18:36 ID:???

えと、エヴァ関係にロードスもの書き込んじゃってすみません。>みなさま


>>LHS廚さま
>昔は何でハーフエルフ

 私もそう思った口です。
 なーぐるさまもおっしゃっているように、「指輪物語」つながりということで納得はしてたんですけれど、ゲームのシステムとしての混血はできなかった(っていうか、選べなかった・・・はず)あたりが中途半端な印象を持った理由かもしれません。


>>引き気味さま
>いつ背後の扉が開いて令嬢ちゃん配下のエロ要員

 あ、それは考えてませんでしたね。確かにそっちに行けば肉弾系黒エロ全開だったのに。
 「ディードリッドが獣姦好き女と断罪されておろおろ」と思いついて書き始めちゃったので、そっちのほうは全然思いつきませんでしたね。
 愕然としつつも「自分は人との交わりを穢れているとは思わない」と啖呵をきったのはいいけれど、「じゃぁがんばって彼らを満足させてくださいな」と後ろから沸いて出た令嬢配下のエロ要員に・・・って展開もOKだったかもしれません。

 オチについては、今回の「実は悲恋」エンドと「その夜ひどく積極的にバーンを求めるディードリッド、だけど彼女の内面では激しく求めれば求めるほど、情熱が高まっていくほどに被虐の快楽にめざめて・・・」というやつの2パターンでした。
 (目黒さまが指摘されてるパターンですね)
 ちょっと甘めのほうに行っちゃったのは気の迷いかもしれませぬ(笑。

>『carols』
 いや、確かにあれ、黒くはないんですが・・・そんな、あれで癒していただけるなどとは・・・。
 それって「普段悪さしてるやつがちょっといいことしたら、すごくよく見える」ってやつのような気がしますけど。

>最後に彼ら自身が選択したもの、掴むかもしれない幸せをほの見せるという
 『carols』は、エッチなんですけれども私の中では「ジュブナイル風に転がしてみよう」と思ってたもので。
 本編の強烈な突き放し方(と身も蓋もなさ)を踏まえたうえでハッピーエンドとしてみせるには、こういう「ちょっとした改変」の積み重ねで攻めると面白いんではないかなとも思いましたし。

 なんと言うか、さっきの「癒し」の件も含めて、過分に評価いただいてるみたいでありがたいです。

310 名前:FOX:05/03/12 18:40 ID:???



>>なーぐるさま

 指輪物語的なオークはロードスで言うとダークエルフになるんですかね。
 オーク=オーガだったりしてよく分かりません(泣

 いずれにせよエルフが宿敵というか毛嫌いしている相手の中に・・・というシチュはすごいかも。

 「腐臭すら漂う永遠の敵どもが潜む森の中に、身を覆うものをつけることすら許されずに進むことを強いられる森の麗人。エルフとしてのプライドで気丈に振舞い、さらには彼らの裏すらかこうとするけれど、闇の住人にとってはそれは「ただの鬼ごっこ」にしか過ぎず、捕らえられて屈辱を受けてはまた放たれて・・・を繰り返しているうちに彼女の内面は変わり始めてしまう」とかとか。


>>目黒さま

>この後性交の相手が変わらなかったとしても内容としては黒風味になるという。

 そのとおりでございます。
 さっきも書かせていただきましたけど、
 「その後、美しいエルフは愛する人と交わるたびに「それがおぞましい行為ではない」ことを自分自身に言い聞かせねばならず、結果としてそれは彼女を大きく変えてしまう・・・」
 みたいなのもありですよね。
 逆にそういう「憂い」を持ってしまうことで、他者は彼女がきれいになった。と認識してしまうとか。

311 名前:ST(バルディア):05/03/12 20:51 ID:???

>>FOXさん
まさかここでFOXさんがロードスネタを書いてくれるとは思いませんでした。
ちょっと気になったのは、バーンではなくパーンですね。それとディードの口調かな。
でも互いに言葉が通じ、恋も出来るとはいえ、異種族であることは消せない・・・という葛藤の描写が素晴らしい(そしてエロい)
もし良ければ、引き気味さんには悪いですが、私のサイトで預からせてもらえないでしょうか?

>なーぐるさん

「指輪物語」でのオークは、先祖をたどると堕落したエルフという設定だったと思います。
だからこそ近親憎悪に近い感覚で、二つの種族は宿敵なんだそうで。
ロードスでいうと、オークのような人間型雑魚モンスターの代表はゴブリンでしょうね。

312 名前:FOX:05/03/12 23:47 ID:???

>>311 STさま

 STさまが目黒さまとイラストのイメージについて書かれていたときにふと「ディードとパーンもお互い異種族じゃないか」とふと思ってしまったのが発端です。
 あと、Ver.R(2)のとあるシーンの習作として書いてみたというのもあります(やっぱり正常位だとあまり「黒く」なりませんね(^^;)。女性側でコントロールできるからだと思いますが)。

 しかし、しかし……

>「バーン」じゃなくて「パーン」
 わたし、ずっと「Burn」だと思ってました……ORZ。
 (言い訳するようですがWindowsのフォントって視認性が悪いですぅ……。いいスクリーンフォントってないかしらん)

>ディードの口調
 STさまのサイトでまず確認してみましたら、わたしのイメージよりも元気なんですね。リンク先からたどっていって確認してもそんな感じで……。
 これもわたしの中でちょっと違うイメージが出来上がっちゃってますねぇ……あぅぅ。


>もし良ければ、引き気味さんには悪いですが、私のサイトで預からせてもらえないでしょうか?
 エヴァサイトのここに掲載をお願いするのは難しいと思っていましたし(「涙腺」においていただければ十分過ぎると思ってました)、STさまさえよろしければぜひお願いします。
 上記の手直しとタイトルを付けた上で、メールいたします。

 でも「このFOXってだれ?」って話になったときに説明に困りませんか(w

313 名前:ST(バルディア):05/03/12 23:58 ID:???

>FOXさん

バーンだとダンバインのライバル役になってしまいますな。
掲載許可ありがとうございます。口調ですが、結構強気で勝気ですね。淑女っぽい話し方ではないです。
イメージが掴めなければ、もし良ければ私の方で語尾とかを修正しておきますが。

FOXさんて誰?となったとしても、某サイトでの知り合いです…とか言えば大丈夫ですよw

314 名前:引き気味:05/03/13 00:29 ID:???

>「ディードとパーンもお互い異種族じゃないか」

これ、尤もなとこですよね。
特に彼女はハイエルフ、人間を思いきし馬鹿にして蔑んでる生まれ付いてのツンのエルフですし(w
犬とまぐわうのとも、程度問題こそあれ同じ感覚なんでしょうなー、と思いましたら、昔読んだハイエルフの元婚約者が「正気か?」とかディードに詰め寄るエピソードがまた違う視点で見えてきたりして。
当時からしますと私も随分ヨゴレたもんです(w

315 名前:なーぐる:05/03/13 00:38 ID:???

>「指輪物語」でのオークは、先祖をたどると堕落したエルフという設定だったと思います。
イエイ、シリマリルー!
原典ではさらっと書かれていましたが、映画ではきっちりがっちり制作風景を映像化しておりましたっけ。
さすがオタク監督PJ! そこに痺れる憧れるー!

>だからこそ近親憎悪に近い感覚で、二つの種族は宿敵なんだそうで。
近親憎悪と言うより、お互い見た瞬間殺し合うような衝動があるとか何とかだったかと。
エルフの方はまだ抑制できるみたいですが。ただ問題は、指輪エルフは悲しくなると死んでしまうと言うのが…。
初めて読んだとき、兎か? と思ったのは秘密でも何でもないです。

>ロードスでいうと、オークのような人間型雑魚モンスターの代表はゴブリンでしょうね。
指輪ではオーク=ゴブリンで同じ種族なんですよね。人間というかヒューマンというかの違いでしかないとか。
まあ、ロードスではそこまで指輪に倣わなくても、どっちかというとさらに元ネタであるD&D1版を基準にすればよいのでは?
ただ問題は、ロードスってオークがいないから、ミノタウロスくらいしか美味しいモンスターがいないという…。
新しいバージョンはそうでもないのかな?

クリスタニアとかなら、捕らえた敵対部族の娘にことさら屈辱を与えるために、わざわざ獣化して…とかかな。

>ディードの口調
いかぬ、小説から入った知人は「ツンデレ」とか喜んでたけど、リプレイから入った私には
毒舌なお姉ちゃんというイメージの方が(汗

316 名前:FOX:05/03/13 00:40 ID:???

>>314 STさま

 さきほどちゃちゃっと直したものをメールにて送付させていただきました。
 問題なければ掲載いただけると幸いです。


>>315 引き気味さま

>昔読んだハイエルフの元婚約者が「正気か?」とかディードに詰め寄る

 いまの私の視点からすると「「自分はサル(あるいは犬、あるいは豚)と結婚する」と元婚約者が言い出してびっくり」としかとれません(w。
 そのあたりのエグさ(というか断絶)を書いているファンタジーとかあれば面白いような気がします。
 逆に日本のファンタジーって種族の違いを人種の違いくらいに捉えていないのは、書き手の置かれている環境とか認識とかの都合なんでしょうねぇ。

317 名前:引き気味:05/03/13 00:41 ID:???

>>315 なーぐるさん

してましたしてました! すっげーコンプレックス丸出しなあのシーンが素敵ー!!




318 名前:引き気味:05/03/13 00:52 ID:???

そういや、読みはじめの頃はディードも年寄りなわリにガキ臭くて口の悪いガリガリ子ちゃんというイメージしかなかったような。
あの頃は「ぺたん」の魅力も分からない坊やでしたからなぁ……。

(;´∀`)

>ミノタウロス

まんまありましたな。
聖女前フラウスさんを嫁はんにってエピソードが。
惜しむらくはあの聖女はん、ネタにするにはいまいち個性が薄かった印象しかないことですか。

>クリスタニア

どうせならミュルミドン、蟻、蟻ー ヽ(゚∀゚)ノ
……いえ、触手とか獣とかは会話できる知性があるといまいち燃えないわ〜という個人的シュミのこともありますので、その際は是非、どこぞの某犀型巨大オルフェノクみたく、知性を失っているということで (;´∀`)

319 名前:引き気味:05/03/13 00:56 ID:???

>>316 FOXさん

たしかに、日本の場合(に限らずともでしょうが)、昔っからバケモノやら動物やらと結婚するなんて話は子供向け伝承レベルでありふれちゃってますからね。
縦貫シチュの魅力の一つを、相容れない異質なもの、コミニュケーション性の途絶した異形に組み敷かれるおぞましさ、と捉えている私には、逆にそこらの人にも動物にも物にさえも心は宿るという日本のアミニズムは、ネタに取り入れるるには苦手な要素です。

320 名前:なーぐる:05/03/13 01:03 ID:???

>ガキ臭くて口の悪いガリガリ子ちゃんというイメージしかなかったような
でもイラストは結構ナイスバディだったり。まあ軽いのは間違いなさそうだから、
パーン相手にがっつんがっつん抱きかかえられてるイメージが強いディスガ。

>ミノタウロス
中ボスとしては実に使い勝手の良いモンスターですからね、それに生け贄を
求めるという習性も実に。私もTRPGで実に素敵にネタにさせていただきました。

A「要するに、16歳の美人の女の子が生け贄としてミノタウロスに!
 しかもその子を助けに行った占い師の女性26歳が捕まってるかも知れない!?」
M「そういうこった。で、ミノタウロス退治の依頼は…」
B「受ける受ける!報酬はその2人で一つ頼むわ!」
M「ちょっと待ておまいら」
C「いや、依頼は無視してこのまま退治にいっちまった方が良くない?
 依頼を受けたら、建前助けないといけなくなるし」
A「おーそうだな。金は前の冒険で腐るほど持ってるし。女2人をテイクアウトって事で」
M「…………本気か? ならこっちも本気出すぞ」
ALL「待ってました! ひゃっふー!」

思うに、あの頃私たちは狂ってました。
いろんな意味で18禁なRPGが…。

>触手とか獣とかは会話できる知性があるといまいち燃えないわ〜
タコの神獣とかいないかしら? と妄想する私。
変身すると能力が上がるけど、同時に理性の方はリセットされるとか。

321 名前:LHS廚:05/03/13 01:10 ID:???

>なーぐるさん。
>みのたうろすinクリスタニア。

確か『挑戦』を守護し、挑戦対象として迷宮を作ってしまうのがリプレイにいましたな。
『挑戦の雄牛モスコス』だったな、名前。


>『そこに痺れる〜』

……最近良く効きますが、元ネタが判らない……。

>FOXさん。

向こうの人は一時期奴隷として平然と黒人を扱っていた上に、『白人とは違うんじゃ!』
と本気でいってた人達ですから。
日本の場合、明確な『奴隷』という風習が無いですし。



322 名前:引き気味:05/03/13 01:14 ID:???

なんつーパーティーやねん、っつーか、間違ってもリプレイは表には出せませんな (;´∀`)

しかしそのネタですと、とっ捕まってから依頼がくるまでの期間如何によっては、良い感じに壊れてたりお腹膨らんでたり――。
18禁! 18禁! 〜(。∀゜)〜

>神獣

ミミズのとか、もろにB級映画な感じでお願いします。
もー、どの辺がクリスタニアなんだかさっぱり分かんない感じで(w


323 名前:なーぐる:05/03/13 01:22 ID:???

ミノタウロスの部屋の前にまで来る極悪三人組

A「しばらく様子を見るぞ!」
B「なぜだ?」
A「ミノタウロスの習性を思い出せ。男は喰い殺し、女はやることやってから喰い殺す。
 ありとあらゆる生物、睡眠中と交尾中は最も無防備だ。そこを狙う」
C「なるほど、寝込みを襲うよりもクールな作戦だ。あと交尾言うな」

その後もさんざん悪事をはたらくこの三人組でしたが、「次、クトゥルーしない?」
ってことで引退…なんかするわけなく、オーガーの群れに生きたまま喰い殺されたところで
クトゥルーに移行しました。

く、く、く、クトゥルー。うずうず。

324 名前:引き気味:05/03/13 01:33 ID:???

やふー!
確かにそれは暗殺の最大チャンス!
ヤってる時か、トイレで襲え――って、なんか不良さん殺法でつね!

ンでもって、隠れて覗いてハァハァしてたら、正統派冒険者なNPCパーティーにトンビにあぶらげ噛まされたり、なんてのもまた素敵でせうか。
それも美女揃いで死ぬほど腕利きで、女のテキ! とか後で見付かってフクロにされるくらい。

クトゥルーは……やっぱインスマですかね?
犯し役として最高にイヤな部類が、あれのサカナ面人種だと思っていたりするのですが。
そういやまだ『DAGON』見てなかったっけ。

325 名前:PDX.:05/03/13 08:26 ID:???

>>319
 微妙に訂正すると、アミニズムではなくてアニミズム。

326 名前:ST(バルディア):05/03/13 09:25 ID:???

>>FOXさん
メール受け取りました。出かける前なので中身は未確認ですが、帰り次第返信いたします
ありがとうございました。

>ガキ臭くて口の悪いガリガリ子ちゃんというイメージしかなかったような
あの世界では小柄で子供のような体格という設定ですからね、傍から見るとパーンはろり(ry

>ミノタウロス
ってなーぐるさん貴方、TRPGでそこまでやってるとは・・・なんてステキなんだ!(違

日本製ファンタジーでは確かに種族間や人種間の角質は深くは語られないですよね。せいぜい「何となく気に入らない」という程度のエルフとドワーフとか。やはり歴史的な背景や、普段の身の回りの環境もあるのでしょうか。
ゲーム内の宗教にしても、多神教が多いですが、日本人にはかえって違和感無く受け入れられますしね。
キリスト教圏の国はどうなんでしょ?

>そこに痺れる憧れるぅ

元ネタはジョジョの奇妙な冒険の第一巻ですよ。

327 名前:PDX.:05/03/13 16:43 ID:???

>>326 STさん

>ゲーム内の宗教にしても、多神教が多いですが、日本人にはかえって違和感無く受け入れられますしね。

 欧米圏の人にとっては、エキゾチックに感じるんじゃないでしょうかね?

 宗教的背景に基づく意識の違いというのがあれば、エヴァのエロFFだとアスカはやはりキリスト教的倫理観を重んじているのかとか、そういう考察もありかもしれませんがw
 まぁ彼女がどの程度信仰を重んじているかは不明ですが。

328 名前:ST(バルディア):05/03/13 22:36 ID:???

さっそくFOXさんのSSを掲載させてもらいました。
改めてありがとうございます。

異種族との恋や結婚ですが、ひとつのお言葉を思い出しました。

「男はね、可愛ければんなんでもいいんだよ。角がはえてようが目が三つあろうが。植物なくらい…」by ダイナック・ゲン(マップス)
けだし名言といえるでしょうw

329 名前:引き気味:05/03/13 23:04 ID:???

いや、たしかに名言ですよね。実際このひと、植物娘さんに手ぇ出しかけてましたし(w

330 名前:荒淫:05/03/13 23:10 ID:???

あのころの私はツッコミまくってたものでした。
「何故そこで喰わない!この意気地なしいぃぃぃ!」

……だからハーレム系の話が好きなんかな。

331 名前:引き気味:05/03/13 23:23 ID:???

いぇー、ハーレムって素敵よー ヽ(゚∀゚)ノ

昔、LA(all)S好きだとそこらで言うて回っていた時期もありました。
やっぱし、ファンタジーの中では余さず残さず主役の総取りこそがジャスティスですよね!

しかし、ゲンも情けない……。あれだけ粉掛けて回っておいて、それらしい決定シーンがあったのは星見だけとはっ、もーっ!
これが羅童のノリだったならさぞやと思いますと、実に惜しいもんであります。

332 名前:PDX.:05/03/13 23:24 ID:???

>>328 STさん
 あの台詞には笑った笑った(^_^;

>>329 引き気味さん
 あの人もいろいろ女性キャラに関わってますからねぇ。
 本命がリプミラなのか星見なのかは最後まで謎でしたが、それでもよしといいますか。

>>330 荒淫さん
 おひさ〜〜〜

333 名前:FOX:05/03/13 23:26 ID:???

>>328 STさま

 さっそくのupありがとうございました。
 読みやすいように改行やら空白やらいろいろ入れていただいて、すみませんでした。
 ご存じのようにわたしの文章って可読性はほとんど考慮してないですから……引き気味さまにはCSSをいじっていたいてますし。


>>330 荒淫さま

 銀河のあちこちに「勇者の落とし種だね」がいるとわたしは見てますが(w。
 彼らが集結したときに「新たな地図」が現れる……とこれは「2」への布石なのです、そうなのです!(八犬伝かい


334 名前:引き気味:05/03/13 23:29 ID:???

もしも長谷川氏が角川エース繋がりでエヴァ関連でマンガの一つも描いていれば!
『ひとりスーパーロボット大戦』で、夢の競演を果たしたゲンからハーレム二股道の正しさ、薫陶受けるシンジなんてアホ展開もあったかもしらんのにっ!

――ま、買えないからどうせ読めないンでしょうけどね。

しかし、この人のマンガの主人公、モテまくるわりに傾向として最後は一人に絞るんですよね。
ダイ・ソードの王太もですし、クロノアイズの千界の王さんも……って、あれ? (;´∀`)

335 名前:引き気味:05/03/13 23:33 ID:???

>>333 FOXさん

>勇者の落胤

あの連中、寿命が天井知らずですしね。
銀河中心繁華星系の方ではダメ勇者ってことになってましても、十人衆ゆかりの星系ではやっぱり英雄伝説は生き延びてきそうですし。
そこら中にニセの落胤やら、ホンモノやら入り混じってえらいことになってたりして。
でもって、旅する端々で奥さんとか娘さんに白い目で見られまくる熟年勇者サマとか(w

そゆの、Afterとしては好きですねぇ。

336 名前:PDX.:05/03/14 00:11 ID:???

>>333 FOXさん

>勇者の落とし種
 そもそも公然とそれを依頼された惑星の場合、グロス単位でいたっておかしくないんですけどねぇ(笑)

 でもあの漫画はあれだけきっちり終わる事ができたのだから、無理に「2」とかは描いて欲しくなかったり。


>>334 引き気味さん

 しかしリープ型宇宙船の戦闘能力を考えると、イデオン並にゲームバランス崩しそうですな(^_^;

337 名前:引き気味:05/03/14 00:23 ID:???

あ、そういや大将軍さんとこの星じゃ、そんな話もあったんでしたっけ (;´∀`)

338 名前:FOX:05/03/14 00:30 ID:???

>>336 PDX.さま

 たしかに「2」は出てくると興ざめでしょうね。
 ラストの「風とともに飛び去る『船』」のイメージは、ハッピーエンドであることが分かっていたとはいえぐっと来るものはありましたから。あれにいろいろ付け足してもつまらなくなるだけかも。

 とはいえ「その可能性をふたりにちくちくと指摘されて、だらだらと冷や汗をかくゲン、さらにそれを煽るかのように妄想やら伝聞やらを報告して煽る皆さん」とかの外伝はあってもぜんぜん違和感がないです(w。


>>334 引き気味さま

>『ひとりスーパーロボット大戦』で、夢の競演を果たしたゲンからハーレム二股道の正しさ、

 (女性陣のいないところで)「可愛い女の子が好意を示してくれてるんだぞ!それに応えてナニが悪い」ときっぱり言い切ったところで、うしろから(どこからか現れた)女性陣に蹴りを食らう。ってのがお約束の展開のような。

 しかしこのキャラの(というか長谷川裕一作品の持ち味ですが)「誠意があればいつか誠意が返ってくる」という底抜けの楽天主義が作品世界に注入されたエヴァってのも見てみたいような、なんかごく普通のSFになってしまいそうでちょっとアレというか……。

339 名前:FOX:05/03/14 00:32 ID:ZzrFJMUE

>>337 引き気味さま

 「一周するのに○年!」とかいうシーンがあるエピソードでしたっけ。
 その前に干からびますよ。と思いましたけど。

340 名前:引き気味:05/03/14 00:37 ID:???

長谷川世界観だと、シンジはきっちり報われてる筈だと思えますからねぇ。
どの主人公も大抵死地を切り抜けるとアホほど一皮向けて別人化してるもんですから、さしずめシンジなら初号機からサルベージした時点で素でスーパーな感じですか。

立ち上がっても立ち上がっても、尚、追い込まれる境遇ってもう、長谷川世界だとザビーネタソしか思い当たらんわけで……。
そうすっとシンジ君もEOEどころじゃない壊れ方で量産機とか席巻しつつ(「ハハハハ……!」とか、そんな感じで高笑いしつつかしらん?)、復活ゾンビ量産機に振り向きざまに槍食らって押し倒されていく、みたいな。

341 名前:引き気味:05/03/14 00:38 ID:???

……あ、『ダンクーガBURN』のお兄様も居ましたっけ>壊れ系キャラ

342 名前:引き気味:05/03/14 00:43 ID:???

考えて見ますと、ザビーネもお兄さんも、追い詰められた結果、選択を誤ってしまった(主人公の)別の可能性として描かれているんですよね。
自分の弱さからどこか顔を背けて、向き合わないまま力ばかりを求めてその場を凌いで重ねてきた結果、強くはなりはしても……と、そんな感じですか。
それですとEoEでは逃げまくりだったシンジ君も、リリスだかカヲル君の霊だかに誑かされて、あっさりそっちの道に走ってしまいそうです。
んで、逞しく復活したアスカに因縁の決着で哀れまれつつ葬られたり (;´∀`)


343 名前:PDX.:05/03/14 00:43 ID:???

>>337 引き気味さん
 あそこの惑星の「男らしい」「女らしい」という言葉の意味(地球とは逆)ってのも愉快でw

>>338-339 FOXさん

>底抜けの楽天主義が作品世界に注入されたエヴァ

 前向きになったシンジに敵対する強大な存在としてのカヲルなんてのが出てきそうですね。ダードみたいに。
 最後の最後に和解できたのにカヲルは死ぬ、とか。

 トウジはガッハ役かも(ぉ

>>340 引き気味さん

>サルベージした時点で素でスーパーな感じ

 あれですな。惑星リングロド篇で復活(再登場)した再生ゲンみたいな感じで(笑)
 潜在能力を1600%発揮するシンジの脳裏に響くユイさんの声ってノリかなぁ。

344 名前:PDX.:05/03/14 00:44 ID:???

 なぜだろう、ゼーレ委員はそのままで伝承族になっても違和感がないよママン…… orz

345 名前:引き気味:05/03/14 00:47 ID:???

>>343 PDX.さん

>惑星リングロド篇で復活(再登場)した再生ゲンみたいな感じで

そです、そです。或いは、北国で押し込められた塔から、魔力全開で脱獄する(違)王太みたいな。

しかし、そう長谷川的に健全に進まなかったのは、やっぱり頼りになる仲間の居る居ないですかねぇ。
終盤になるほどシンジの周囲は、周囲それぞれ諸共に揃ってダメになってってましたからね。
リングロドやダイソードみたく教え諭し導いてくれる大人も居なければ、会長さんのように甘えさせくれるお姉ちゃんもいませんでしたからねぇ……。

346 名前:引き気味:05/03/14 00:48 ID:???

>>344 PDX.さん

たしかに…… (;´∀`)


347 名前:PDX.:05/03/14 00:56 ID:???

>>345-346 引き気味さん

>リングロドやダイソードみたく教え諭し導いてくれる大人

 強いてそれっぽい場面があったのは対ゼルエル戦の加持くらいでしたが、それも裏があってのことですからねぇ。

>会長さんのように甘えさせくれるお姉ちゃん

 ミサトはそれになりそこねましたしねぇ(汗)

>たしかに…… (;´∀`)

「碇君、君には失望したヨ」
「子供の遣いもロクにできないとはな」
「まぁ良い。後は委員会の仕事だ」
「裏死海文書の記述では、使徒殲滅の後に至るのは我らの至福の千年紀なのだからな」
 ふははははははははははははははと消えゆくゼーレ委員のモノリス。
 ニヤリと笑うゲンドウ。
「それで……よい」

 いかん、これではゲンドウがガタリオンになってしまう orz
 するとリツコがジェンド・ラドウに……(爆)






348 名前:PDX.:05/03/14 00:58 ID:???

>>347 追加

 まぁラドウ役はレイでも良いかも知れませんが。
 無数のレイの中のただ一人、「二人目」がゲンドウを裏切ってシンジについたりとか。

349 名前:PDX.:05/03/14 01:02 ID:???

 というか、MAPSネタはエヴァ以外スレに移動しましょうか(^_^;

350 名前:引き気味:05/03/14 01:02 ID:???

おぅ、ガタリオン役がおらんなーと思っていたら、ゲンドウですか。たしかに、追い詰められっぷりから逆切れ気味に反抗に頑張ってる生き様はそっくしですな。
似てないかもしれませんが。
縋ってるリツコさんは文句なしにそっくりじゃなかろかって感じですしー。

しかし、調子に乗って他の面子も当てはめてみようとしても、全然数が足りないのがエヴァのいやんなとこですね。
十人衆にすらメインキャラで届かないという、小規模陣営ぶり。

やっぱり世界も滅んで当然かな、とか思いましたですよ (;´∀`)

351 名前:引き気味:05/03/14 01:03 ID:???

>>349 PDX.さん

そですね (;´∀`)


352 名前:FOX:05/04/04 00:40 ID:qo3pHD6+

FOXです。

大変遅くなりましたけど、「Model Ver.R(2)」と(やたら長くなったので途中で分割した)「Model Ver.Y(2)」をさきほど引き気味さまに送付させていただきました。
お暇なときにでもupくださいませ。

さて、わたしとしては「レイたんエロエロハアハァ」を目指し、かつ「お犬様でガッツンガッツン」を目指してみたんですけれど……。
前者は果たして「レイがレイのキャラのままでエロくなっているか」疑問だし、後者に至っては「犬のアレってこうだったっけ?」と首をかしげながらの描写でちょっと不安です。

あ、それから、絵板の「Max, mon amour 〜その日(1)〜」のシチュエーションをそっくりいただいてシーンを構成してしまっていますが、お気に障るようだったり、そちらのイラストの展開上問題となるようでしたらおっしゃってください>目黒さま。

353 名前:引き気味:05/04/04 00:55 ID:???

うい、さっそくうp作業に掛かるですよ。

>「Max〜」のシチュをそのまま

あらん? ってことは、挿絵でもオケってことでしょうか?
とりのあえずは目を通してからとなりますが、しかしこれはまたそそられるといいますか、楽しみな(w


354 名前:引き気味:05/04/04 00:58 ID:???

>FOXさん・私信

いや、これで当分絵は描けんでしょうねぇ……。
まとまった時間の確保が暫く無理になりますから、四月は、最低でも中旬以降までは、仕込めるのは人目を気にせずどこででもという、文章メインになるかと思います (;´∀`)

355 名前:FOX:05/04/04 01:07 ID:???

>>354 引き気味さま

 わざわざresすみません。
 確かにどこでもPCでお絵かき、って訳にはいかないですよね。タブレットまで使われていたら。
 (でもPocketPCやPalm系マシンですごいのを描かれている人もいらっしゃいましたが)

 でも、さすがにひょいとディスプレイをのぞき込まれるような環境では難しいでしょうね>えっちな文書書き
 それに、興が乗ってくるといろいろと危ない/まずい気もします。

 小説の方、すごく楽しみにしてますけれど、ご自愛くださいませ。

356 名前:目黒腹蔵:05/04/04 13:04 ID:???

>FOXさん
いやいや、全く問題ありませんです。
というかむしろありがとうございます。
というか、早く仕事を片して読みてえええ( ゚∀。)
そのシチュの部分もですけど、全体でも結構な読み応えありそうで、楽しみにしております。

357 名前:FOX:05/04/05 00:48 ID:???

>>356 目黒腹蔵さま

 そう言っていただけると助かります。わたしのアレンジが気に入っていただけると嬉しいのですが。
 「このあとのヒカリンの転落ぶり」とかも(たとえば「アスカに冷やかされて真っ赤になりつつぽつりぽつりと話す「オトコノコ」のこと。でもそれは実はそれはみんなが考えている鈴原トウジのことではなく、マックスくんのことだった……」とか、マックス君のヒカリに対する振る舞いが「犬が下位のものに示す」ものであることを宿題で調べていたノゾミちゃんがきづいてしまう」とか)考えてますので、ご期待いただけると幸いですー。

358 名前:コウイに値する名無しさん:05/04/21 07:29 ID:???

腹筋鍛えたアスカのエチーほど萌える絵はない件について

359 名前:callin':05/04/21 20:10 ID:???

そういえば腹筋鍛えまくって六分割(ヒントでピントには無い)な女性が
ボテになったらどうなるんですかいのう?
某頭がビスケットの人は寿司大食いチャレンジの話で
腹筋が板のように押し上げられたとか書いてたように記憶してますが
食事で胃が膨れたのと違って長期に渡って伸ばされ続ける腹筋の運命は如何に?

360 名前:肉体決済:05/05/01 08:44 ID:???

ガタンゴトンと、聞こえるのは車輪と線路、硬い金属同士が身をぶつけあう軋み。
走る車体がレールの継ぎ目を踏む度に、来る日も来る日も踏まれ続け、踏まれ慣れた軌道が――またいちいち律儀に上げる、鉄の呻きでもあった。
しかしどこか穏やかな、寄せては返す波の音にさえ通じるリズムだ。
単調に刻まれ続ける一定のテンポは、疎らな人影に眠気を誘う。
時刻は、そんな目蓋を誰しもに特に重く感じさせる、昼と夜の境だった。
空席も充分。立つ必要はどこにも無いのだから、車両の内を前から後へ見渡してもぽつぽつとしか数えられない程度の乗客たちは、とっくにシートに背を埋め、首を傾げては船を漕いでいる。
復興特需に沸く第3新東京市中と言っても、郊外に向け、停車駅を暫く数えていけば直に空ききってしまうような路線がないわけではないのだ。
今日の綾波レイが放課後の乗車を指示されたのが正にそれで、レイは戸惑いを浮かべてケンスケを振り返ったものだった。

「……こんな中で、本当になの?」

無論、怪訝に眉根を寄せた眼差しは、色濃い警戒のそれであった。

――レイがケンスケとの取り引きの代償に強いられていた痴漢の手伝い。
それで誰かを泣かす側に立ち続ける苦痛を厭うのならば、まずはご破算にされるレイ客演のレズ痴漢ビデオ撮影の穴埋めをせよと。
白皙の美貌から更に蒼く血の気を引かせたのが、レイが代わりに主演となって撮影されてみせろという要求だった。
だが、いかにもな苦渋の末、いっそ気高くすらある決意に首肯を示してみせたレイは、それから七日を数えても尚、条件をクリア出来ては居なかった。
――ただの一人の痴漢も、悲壮な表情で吊り革に掴まる彼女へ寄っては来なかったのだ。
ケンスケはただ、まだどこか安堵が多く混ざっていた最初の一日目の肩透かしからこちら、自身は手出しもせずにニヤニヤと様子を見守っていただけ。
ご丁寧にも、一日毎に負債の利子なるものを書面に書き連ね、こんな卑劣な少年との約束にさえ誠実であろうとする愚かな少女に、焦燥を煽ってやっただけであった。
曰く、売り渡された「手」としての奉仕義務の放棄は、先日で何日目。
曰く、それどころか逆に、ケンスケの撮影活動を阻害して与えた損害がこれだけになっている――。

361 名前:肉体決済:05/05/01 08:45 ID:???

……このままでは、いつになったら「手」を取り戻せるのか。
レイは、一日一日また積み重ねては書面で見せ付けるこの術中に、易々と嵌められてしまっていた。
誰もレイの傍に寄って来ようとしない。
あれだけ欲望を剥き出しにして、獲物の少女たちへ手を伸ばしていたケンスケも大人しすぎる。
じりじりと焦りに追い詰められていったレイが、ケンスケの打って変わった紳士ぶりに苛立ちを見せるようになり――つまりは、

(何故、触ってこようとはしないの……?)

負債の清算でだけ頭を一杯に。そう訴えかけるような目をしてみせ出したのが、駆け引きのしくじりの端緒だった。

「人が少ないから、また失敗するんじゃないかって?」
「…………」

大丈夫さ、今日は絶対にねと、ケンスケは不安げなレイに請合った。
ドアへと押しやる手が、ついでとばかりにつるりとスカートの小尻を撫ぜ上げる。

「っあ……」

長い睫毛を揺らす湿った吐息に、真後ろから耳元に囁きが重ねられたのだ。

「そのために、必勝策を教えてやったんだろう? 綾波がしくじりさえしなければさ、……大丈夫、今日こそ良いビデオが取れるって」

レイに続き、ケンスケが踵を電車の床に引き上げたとほぼ同時に、ドアはぴったりと閉じた。
少ない乗客に二人を加えただけの車両も走り出す。

362 名前:肉体決済:05/05/01 08:45 ID:???

「……っ、ぅ」

『んん……』と、真新しい汗ばみの跡が残るうなじを震わせる綾波レイの背後には、それでもまだ、随分な馴れ馴れしさでヒップをまさぐり続けているケンスケの手が張り付いていた。
スカート越しにも伝わる適度に脂肪の乗った柔らかさと、熟れた大人の女には無い青い手触り。
例え「手」を売り渡しても、それ以上をケンスケの慰みにさせるつもりなど毛頭無い――無かった筈の少女の鉄壁の拒絶が、今はそこに立ち塞がらないでいる。

「……くっ」

ゆっくりとヒップラインの丸みを楽しまれているのを、レイは唇を噛んで堪える。
そうして、伏せがちな瞳は声が漏れそうになる度、慌しく車内に走り、確かめた辺りの様子に弱々しい息をつくのだった。

「はっ……、ッ、あ!?」
「おいおいって、綾波ぃ? そこで落ち着いてるんじゃないだろう?」
「……待っ、やめ……っ」

ケンスケが親指をスカート地に食い込ませていた。
華奢な尾てい骨のすぐ下を窺う位置を突いた指の腹が、慎ましいまろやかさの谷間に沈もうとしている。

「やめて……」

人気の無い静けさを破ることを畏れる声が、ぎこちなく肩越しに。
学園に名高い鉄面皮美少女=綾波レイの、懇願でさえある押し殺した悲鳴へ返された含み笑いは、何を今更と、より一層の刺激で行う確認のまさぐりようだった。

「そんなところ……! ぁ、ああ……」
「――綾波が随分とお困りみたいだったからさ、わざわざサービス価格で教授してさしあげたんじゃない。あっさり忘れちゃったってんじゃ、ないだろ? 天下の優等生サマがさ」
「……っっ、分かって――分かっているわ。だから、もうっ」

その手を退けてと、唇をわななかせるレイは必死の小声。
ケンスケの指の腹は、揉み解すように、少女という生き物が一番恥ずかしく尻朶に潜ませる菊花を可愛がっているのだった。

363 名前:肉体決済:05/05/01 08:45 ID:???

「……はぁっ、あ……、あ……」

執拗なマッサージが妖しく背をざわめかせるのだ。
ふるふると覚束ない手が腰から回り、制止をしようとはする。
しかし、そのままはっきりとした抵抗にもならず、逡巡の動きで痴漢行為に晒されている傍らに漂わされるばかりなのだった。
消極的ながら、レイははっきりとその羞恥を飲んで、ケンスケの手付きへ身を委ねてしまっている。
その意思表示に他ならない事実は、異性に好かれない自分だとのコンプレックスを抱き続けてきた少年を強く興奮させた。

「そそるぜ、綾波。もっと声を出せよ……、言っただろ? いやらしくして誘えってさ」
「くっ、……うっ、ッゥう……ぅ……」

氷で出来たような普段の居ずまいを撓ませて、牝としての仄かな媚態を嗅ぎ取れさえしそうな苦衷に陥っているレイ。
そろそろと降ろされたもう片手が悪質に、裾の後ろを持ち上げ、直にその美しい同級生の内腿へと忍び込む。

「あっ!?」

びくんと動揺するレイのスカートの内側に、むっと立ち込めた体温の上昇と、加えて見逃しようの――触り逃しようのない確かなぬめりの流れ落ちを確認して、

「よしよし、乾く間も無くまた濡れてきてんじゃん?」
「……っッ」

それで良いと。ケンスケは繰り返しになる吹き込みを行うべく、レイの耳を完全に隠す銀糸のショートヘアに荒い呼吸の唇を寄せた。
震えに連れてちらとだけ覗く真っ赤な耳朶に向かって、舌を伸ばせば厭らしく舐め上げも出来る距離で言う。

364 名前:肉体決済:05/05/01 08:46 ID:???

「――もう待たないぜ」

ヒクン、と。
肩を震わせる少女は、その一言で、歴戦の戦士だったファーストチルドレン=綾波レイから兎か小鳥かの小動物のように変貌して、脆い横顔を見せてしまう。

「今日は間違いなくそこらのゲスト様を誘惑してやって、たっぷり痴漢してもらうんだ。その為にそそる顔になるように準備してやっだたろう?」
「分かっているわ……っあ、分かっているから……」

ああと、もう恥ずかしいシミでショーツの底をじゅくじゅくにさせてしまっていたレイは声を上擦らせるばかり。
だからこそ、泣き出したいくらい悔しいのも、汚らわしいと耐え難いのも我慢したのだとは――言い返せない。

「ついさっきだもんな。分かってるよな?」
「……ええ、ええ……」
「トイレでここも弄くってやって、準備してやっただろう?」
「そうっ……ッツ、だから……だから、さわらせたわ……」

愛液が筋引いて垂れ流れる内股を上がり、今や、最もレイが守るべき処女のスリットを撫でるように下着の上から刺激しているケンスケだ。
だがレイは、(そうでなければ……!)と、恨めしさをぶつけたいのもクチュクチュと、『……っああッ、くぅううっ!』と、手玉に取られてあやされてしまって、

「俺にまた借りを増やしてまで“お膳立て”してもらったんだもんな、ここで無駄にするなんて馬鹿はしないんだよな?」
「あなたは……っ、い、言ったわ……。わたしが……雰囲気があんまり固いからだって。男の人は……いやらしい子を、その……そんな子を選ぶって」
「そうさ、そうだよ、綾波ぃ。だから、な?」
「――ふぁ、っくうッ!?」

ひょいと除けられたクロッチを過ぎって、男の指先がレイの入り口に浅く突き立てられた。
喘ぎ喘ぎ、レイは前後の秘口を同時に愛撫されて畳み掛けられる官能微熱に塗れながら、つい先ほどにその肢体に授けられたレッスンを再確認する。

365 名前:肉体決済:05/05/01 08:46 ID:???

「いやらしく、エッチな顔でさ、誘うんだよ。まってるばかりじゃダメってわけさ、積極的にいかないとねぇ」
「っク、くっ、……ダメ、こ、声が……」
「聞いてもらえって、綾波が生まれて二度目の指マンでひぃひぃ悦がってる、いやらしぃ〜声をさぁ」

いくら乗客が疎ら、近くに誰も立っても居ないとはいえ、声は絶対に踏みとどまらなければならない一線を越えているのではないか、その危機感も意識に確とは留めがたい。
すっかり、精神を揺さぶられてしまっていた。

(いけない……。こんな、こんな……状態は……!)

こんな傍若無人なタッチに襲われればどんな感覚を味わされてしまうのか、結果から言えば、経験の無さからきた無防備さというものだった。
迂闊だったと、今にして思い知らされていた。
冷静な判断力を取り戻さねば危険すぎると、千々と乱れた精神状態を立て直そうと懸命になってはいた。
――だが、手遅れだ。

「……ハッ、ハ……!」

ここに及んで、悪魔的な自制心を自らに課していた少年は、完全に痴漢趣味を開放してきている。
そうやって指先で犯しにくるケンスケに、今日はじめて他者を教えられた秘所の粘膜を、そのささやかな亀裂の端の粒芽をまで許してしまって、

「ほれ、コリコリって、コリコリってしてやるよ。悦いんだろ? 俺の手もビチョビチョにしてくれちゃってるし、バージンのくせに随分とスケベなクリじゃん。へへ、その顔だよ」

一向に身代わり撮影もこなせないこのままではと、苦々しさも必死に飲んで“アドバイス”を請い、連れ込まれるままの駅のトイレ、個室の中で受けた淫らなまさぐりを。
服の下に差し込まれる手もそれが教えだからと許容させられ、嫌悪に震える拳を必死に握り締めながらスカートを捲り上げられ――散々に触られほぐされて、白い肌をピンクに火照らせきった「直前の状態」まで待っていかれてしまった、『これなら、こうすれば大丈夫』を。
レイは切れ切れの口上で再確認するしか出来ない。

366 名前:肉体決済:05/05/01 08:55 ID:???

「いやらしい……貌を、して。痴漢をされるのが大好きな……いんらんな、おんなのこになって……」

堰を切って叫びを上げてしまう寸前を見切る、年の頃に不釣合いに熟達した相田ケンスケという憎むべき少年に、知らず、彼の触り方による悦びを憶え込まされ、開発を受けながら。

「自分から股をひら……っ、ンあっ……あ、下着を見せて……誘う、の……あ、ああ!」

限りなく官能が昇華する極みに近付けられては足踏みを繰り返す、狂おしい焦れったさに炙られていって。

「あっ、あっ、ああっ、あ、あー……ぁ、ぁ……」

いつしか声を殺す努力も見失い、寧ろケンスケの慎重な――今日まで注意深く、うかうかと他の痴漢に大事な獲物を横取りされないよう策を弄してきて、ここまでの支度を整えた――そのコントロールの方に、抑制を委ねてしまって。

(これっ、い、良いわ……。ぁ、もう少し、もう少しで……これ、分かりそう、なのに……。あ、ああ……また……またっ、届きそうなところ、だったのに。どうして……)

レイの心に席巻しようとしているのは、一つ、また一つと増えるシンジへの申し訳なさでも、使徒との戦いにも並ぶ力を振り絞り用心せねばという、相田ケンスケとの知能戦への覚悟でもなかった。

なにしろレイは、取り引きをしたいとあの写真部室の扉を潜った時から、幾重にも張り巡らされた罠の中にあったのだから。
身近な友人までもが痴態を晒す映像素材。
その培った知識の上で、レイ自らがケンスケの「手」として痴漢の振る舞いに及ぶこと数度。
罪も何の関わりも無い少女たちを泣かせてきた、言うなれば実践の日々は、確実にレイを導いていた。
感じるということ、淫らなそれがどんなものなのか、もうレイは知っている。
十二分に知っている。
ただ、他人が官能に溺れゆく様子を観察するのみでいた自分が、その身で直に確かめることになるこの日を待って、密かに準備させられていただけなのだ。

367 名前:肉体決済:05/05/01 08:55 ID:???

景色を流れさせる窓からは、夏の夕陽がきつく差し込んでいた。
乗客の少なさがブラインドの殆どをそのままにさせていたから、車内、縦長の空間は妙に明るく陰影もくっきりと。
並ぶ座席も吊り広告も、全てが茜色に浮かび上がっている。

その落ちかけた陽の色に燃え上がった頬の色を紛れ込ませて、漸くケンスケの指から開放されたレイは、朦朧と熱を帯びた足取りで一歩、通路へ踏み出した。
よろと不確かな足取りには、細い足首を覆う黒のソックスにまで侵食してきている淫らなシミがある。
乱れの直されないままのスカートの内には、幼い発情の徴を滴らせている泉が、これもケンスケの指に薄いショーツの守り一枚をだらしなくずらされたまま、ヒクヒクと、尚も涎を垂らして息衝いているのだ。

「自分から、誘う。自分から……誘う、の」

そうすれば――。
よろめくように歩くレイの潤んだ瞳に、長椅子にぽつんと座る一人が映り込む。

「そうだぜ、綾波。いっちょガバーッと股おっ広げて見せてやれ。手ぇ突っ込んでもらってたっぷりいじって貰えよ。そうすりゃ、ちょっとは俺の貸しも減るかもよ?」

くふふとほくそ笑むケンスケが、そのちっぽけな背中を見守っていた。


368 名前:⊂⌒~⊃ 'A`)ノ~ 気味:05/05/01 08:58 ID:???

唐突ですが、続き。
例によって投下分はケツに行くほどチェックが足りてません。
後で直しまくるのも織り込んでますので、読んで気になった部分、流れの分からん部分、失望した箇所、適当に言いまくっておいて貰えますと助かります。

――つか、少しでも寝とけよ、自分 ('A`)

369 名前:FOX:05/05/02 01:36 ID:???

>>360-367 引き気味さま

 少しずつ「役割」を……えっちでみだらな玩具少女という「役割」を……覚え込まされていくレイ。
 追いつめられて、逃れようとして、知らぬまに罠に絡め取られていくのは、彼女が純粋なまでに無垢だったからだろうと。
 でもきっと、それさえも「自身が無意識のうちに望んでいたこと」だとケンスケに言いくるめられ、信じてしまうのかも、とか。

 強制発情させられたうえ、見知らぬ男に弄られることを望んでしまった美少女が、乗客達(彼らもまた、ごく普通の市民だったはずでしょうけど)にどんな過酷な仕打ちを受けるかを想像するだけでぞくぞくしてしまいます。
 さらにレイ自身、それが屈辱的で淫らであるほど喜んでしまう心理状態に陥っているはずでしょうから、事態はどんどんエスカレートして行くに違いなく……。

 楽しみにしてますー。

370 名前:肉体決済:05/05/02 06:14 ID:???

社会的動物であるヒトの場合、他人の接近も日常的範疇であればさして敏感になったりはしない。
ケモノが自分の周囲に張り巡らせる警戒ライン、より広域的には縄張りを主張するようなものは、もっと曖昧でフレキシブルなのだ。
とりわけ公共の場所と類される中でも密集度の高い電車などでなら、見知らぬ他人と体を密着させることも珍しくなく、人はそれを当たり前と許容する。
しかし無論、個人が無意識下に定める他人との境界線も厳として存在はしているのである。

「……?」

敢えて空いた車内、必要性もなく距離を詰めて近付くその少女こそが、男の警戒ラインを踏み割った侵入者だった。
ギッと硬いスプリングを軋ませ、すぐ脇に腰を下ろす小柄な気配に。
――近すぎる。
そう、いかにも疲れこけ、居眠りに首を倒していた男がいぶかしげな顔を持ち上げる。
くたびれたスーツで腕を組み、ラッシュ時には望むべくもない空間的余裕を、ガニマタ足を左右、行儀悪く伸ばしきって満喫していたサラリーマン風の彼。
彼がチラと目線を寄越し、そして欠伸交じりに辺りを見回してみせることで、改めていくらでも座席は空いているぞと無言の内に邪魔を告げてきたのも、レイには分かっていた。
向かいの長椅子にも誰も座っては居ない。
その向こうに直角に背もたれを向けて並ぶ二人掛け席の列に、いくつか乗客の頭が覗いている。
普通ならもっと座り心地のいいそちらへ向かうか、せめて間を空けるべきだろう。
少なくとも、混んでもいないのに肩を寄せて座ろうというのは他人同士がとる距離ではない。

「……はぁっ」

軽い身じろぎに迷惑そうなため息が続き、男が自分からその距離を取ろうと腰を浮かす。
だが、レイは幾ばくかの遅れを置いてまた距離を詰めるのだった。
じりとスカートを巻き込んでシートの上をずらし動かした小さな腰が、二人きりで座る長椅子にまるでごくごく親しい仲のように、ぴったりと並んで。

371 名前:肉体決済:05/05/02 06:14 ID:???

「うん……?」

今度こそ男は変な顔をした。なんだこの娘はと。
そうであってもレイには、胡乱なとあからさまに迷惑がっている男を逃すわけにはいかないという、切迫した理由があるのである。
――言われた通りに遂行する。遂行するしか、ないの……。そう自分に言い聞かせ続けている。
他人事の様に知らぬ顔でレイを放り出したケンスケが、同じ車両のどこかから見張っている筈だ。
猶予は無いと念を押されている。
自分には逡巡している余裕さえないのだとの強迫観念が、相手への迷惑を慮る気苦しさも、今からしようとする恥知らずな振る舞いへの抵抗感も、レイの視界から遠ざけてしまっていた。
故に、清楚な顔立ちをしたその白い美少女は、また一段と大胆なアプローチに踏み出し――男の肩にその身を寄せたのだった。

ぎょっと横を向く彼は、近くの高校の制服を着た彼女が、良く見れば驚くほどに美しいと知り、荒げて上げかけた声を抑えた。
レイはさらに決心を進め、しなだれかかる様に体重を預ける。
誤解しようのない媚態に、男の目付きはさっと好色な意味合いを帯びた。

「なんだい……、どうしたんだね、お譲ちゃん?」

どこの遊びなれたバカ女子高生かと思ったらと。
綺麗に切りそろえたショートの毛先が掛かる横顔は、こう冒険的なほどにに誘ってきていながら、初々しく頬を真っ赤にしてしまっているのだ。

(――へへ、驚いたってか? 当たり前だぜ、オッサンよう)

思惑通りに運ぶ様を離れた席から背もたれの隙間越しに、当然に録画しながらのケンスケが、そうニヤリと唇をひん曲げる。

(なにしろ、ウチの綺麗どころでもナンバーワンの清楚、純粋系アイドル様だぜ? 痴漢志望なんですって誘ってくるなんざ、フツー有り得ないって)

372 名前:肉体決済:05/05/02 06:14 ID:???

邪魔して台無しにしてしまうのでなければ、下品な口笛を吹いてレイを冷やかしてやりたいところなのだった。
それほどに、レイはしっかりと言い付けを守っている。
自分から男を誘う痴女高校生――、それがケンスケが与えた役回り。実に上手に演じて見せているじゃあないかと。

(ま、あのショボイ面ならやり過ぎるってことも無いだろうし、せいぜい夢のような一時ってやつを楽しんでくれよな)

じろじろとレイの姿を眺め回している内に、男の表情も完全にこの望外の幸運を喜ぶものへと変わっていた。
羞じらうように背けられてはいるが、品の良さを感じさせる整った横顔はどうか。実に美しい。
線の細い顎のラインが、男に荒々しい衝動を覚えさせた。
整った美貌から視線を降ろせば、控えめながら、見た目の年頃通り女性を主張しだしたと思しき胸の辺りがふっくらとブラウスを持ち上げている。
しかもだ。

「おや、なんだね? そんな格好をして。ボタンが外れちゃってるんじゃないかな?」

これまた誘っているとしか思えないと、制服姿は乱れたものなのだった。

「…………」
「黙ってちゃ、オジサン分からないんだけどねぇ」

そろそろと男の手が伸びた。
おっかなびっくりながらで、少女のスカートに。そしてまだ恐る恐ると――、皺の寄った生地から眩しく伸びる、揃えられた細い腿へ。
レイはふると肩を揺らしたが、抗いはしなかった。
安心を確かめてしまうと、それでもう、すっかり男の手は大胆になったのだった。


373 名前:肉体決済:05/05/02 06:15 ID:???

「あっ……」

なんて素晴らしい感触だと、さかんに撫で回す。
思わずレイが洩らした声も、一層その鼻息を荒くさせた。

「ひょっとして……お譲ちゃん、痴漢にでも遭ったのかい?」

さわさわと高校生少女の瑞々しい脚を堪能する一方で、でもと、

「なぁに、心配はいらないよ。おじさんがついていてあげるからねぇ……」

“振り”にもなっていない慰めを猫撫で声で掛けつつ。
好色な視線は、第二ボタンから幾つかが外れてしまっている隙間から、純白のブラウスの下を凝視する。
覗くブラジャーさえも本来の位置からズレて下がり、カップのはがれ掛けた柔らかな盛り上がりをそこに認めることが出来ているのである。

「災難だったねぇ……。その可愛いオッパイも……その、モミモミされちゃったのかい?」

あけすけ過ぎる言葉にレイは耳まで熱くさせて俯く。
しかし、男に触らせている太股は、震えを抑えようとしながらもそのままだ。

「なんて酷い……ああ、酷いやつなんだろうね。お嬢ちゃんみたいな女の子に、そんな酷いことをして……。きっと嫌で嫌で堪らないのに、勝手に揉み放題にされちゃったんだろうね」

投げ掛けられる言葉はある意味殆どが事実で、益々レイは居た堪れなく、俯いていってしまう。

一方で、レイを可愛い見掛けに寄らず、援交慣れした不良生徒なのだと思い込む男だったが、口にした『痴漢被害』のフレーズに連なった妄想が、思わぬほどに股間を硬くさせていた。

374 名前:肉体決済:05/05/02 06:15 ID:???

痴漢が云々などとは、最初から手を出す言い訳のつもりでしかない。
が、レイの侵し難い神秘性さえ漂わせる美貌を見ていると、この娘は大人を誘っては淫行三昧している尻軽なのだと思いながら――痴漢に弄ばれ、言葉通りの清純な涙に泣き濡れる、哀れな姿が浮かび上がってくる。
無残なと感じ、そしてその空想の惨状に背中合わせの嗜虐心を覚えるのだ。
そうしてハァハァと息を荒げる男だったから、

「……おやぁ?」

まさぐり続けている腿とスカート生地との狭間の感触にその異常を見つけてしまった時、ぶしつけにも要求してしまえたのだろう。

「ね、お嬢ちゃん。ひょっとしてこれ……パンツもどうかされちゃってるのかい?」
「――っッ」

大きく動揺を見せて跳ねた肩。
間髪を入れない反応に、男はやに下がった顔を嬉しそうに崩れさせた。

「……ね、見せて……くんないかな? お嬢ちゃん、スカートちょっとだけ捲ってさ、見せてよ」

ああと内心に呻いても、それこそがケンスケに指示された誘惑の手管であったから、

(しなきゃ、いけないから。……これくらい、なんてことないもの)

ただ事前にレクチャーされた手順を遂行するだけなのだと、自分に唱えながら。
レイは、震える手で裾を摘んだのだった。

375 名前:PDX.:05/05/02 08:09 ID:???

>肉体決済
 レイの弱みにつけこんでなんと卑劣なるケンスケ!
 まぁここのサイトでのケンスケのデフォの扱いというわけですが(ぉ
 しかし、この男もどこまでつけあがるやらw

376 名前:コウイに値する名無しさん:05/05/02 12:32 ID:vYsLnFs6

続きキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

377 名前:肉体決済:05/05/03 02:12 ID:???

>>369 FOXさん

強引に行け行けゴーゴーで調教、ってのは『Back Seat』でやってますし、今度のでは共に油断ならない賢い子さん同士、ガチで駆け引きしつつじわじわと(同意ありで)仕込まれていく――ってのを目指してました。
少しずつという部分はともかく、その点ではどうも失敗の方向に進んでいるような気がしていたりします。
レイ側からの反撃があったり、ケンスケのお馬鹿さを強かに抉るってシーンも欲しいんですけど、書くのにハードルが高いんですよね。
なによりいい加減本番行けやって声が、自分自身から聞こえてきてますし (;´∀`)

ただ、他の娘のSIDEとか、ケンスケの黒ハーレム状態も書くと楽しそうなネタがありまして、一気に終わらせる気にはなれないんですよ。
この設定で使えるネタを存分に楽しむためにも、じっくり書いていきたいと思ってます。

とりあえず、アホのように忙しくてもなんとか習慣的に投下分をひねり出せるよう、生活サイクルを調整中です。



378 名前:名前欄直して無かったよ気味:05/05/03 02:16 ID:???

>>375 PDX.さん

ワリを食う役にしても面白そうなんですが、私の調教エロ好き趣味で話を書くとなりますと、どうしてもこの手のキャラ付けが多くなるみたいですね (;´∀`)

>>376

お待たせしております。
久々ですがどないでしょ?
エロくないテキストが多かったりとか、レイのモノローグで書いた方が嬉しいとか、さっさと突っ込めとか、ンな感じで待たされまくった割りに――ってな部分、ありません?
忌憚無いところをお寄せいただきますと、漏れなく今後のエロ文作りへの反映を検討させて頂きますです。

379 名前:肉体決済:05/05/03 05:45 ID:???

(ああ……)

愁眉に曇るアルビノの麗貌に、苦悩は濃い。
スカートはすっかり皺にされてしまっている。
男が見れば、理由への想像に劣情的な翼を逞しくさせて当然の、そんな痕跡を残す乱れ方。
たった今、だめ押しとばかりに二度目の侵入を受け、内側をいやらしくかき回されていた証左だ。
まだしもどうせだったらか、『牡を誘うフェロモンってものをさ、出すんだよ』と、乗り込む前のトイレで性器への刺激を受けた折には、事後に服装を直す余裕があったのではあるが――、

『何を……!?』
『おっと、手を退けとけよ。こいつが綾波に約束した今回の“商品”なんだぜ』

入れといわれた狭い個室の中、後ろ抱きにされていきなり胸を揉まれたのがその時。
抗おうとするのも、レイ自身が先立って求めた“情報提供”がこれだの言で縛られた上、指示されて、わざわざ下着以外の服を全て脱いだ姿に。
壁に手を突かせた真っ白な背中へ、うへへと覆い被さってきたケンスケだった。

『よしよし、分かるだろ? 綾波のここ、自分でシミになってるって』
『……ッ!』
『こんだけ……オッパイと一緒に念入りにいじってやってたからさ』
『あ、あっ、あっ、あっ!』
『ほら、ニチャニチャ言ってる』

トイレの他の利用者に聞きつけられはしまいか。
もしやこのトイレにも学内と同様、ケンスケの盗撮カメラが仕込まれているのではないかと。
「手」として数々の悪行に付き合わされてきた結果の誤った学習効果であるが、状況に意識するものがある少女の気の急きをも策の内で。
レイが頭を冷静に働かせる暇も与えず畳み掛けてきた、濃厚なペッティング。
二本の指で、突き出した白いショーツのお尻から幼い秘唇をたっぷりなぞられた。
淫靡な発熱を促される果肉を割るついでの中指で、下着に浮いたスリットから弄り進んで敏感な真珠も突付き上げられた。

380 名前:肉体決済:05/05/03 05:46 ID:???

『はふっ、う、ううう……!』

引き出されてしまったのが、がくがくと戦慄かせる下肢の間へ滴るほど響いた、肉体の反応だった。

(これっ、は……!? あ……ぁあ、嘘、濡れてる――! わたし、ヌレて、しまっている……!?)

常に警戒を怠らなかったレイが、ケンスケの淫手を躰に受けるのはそれがただ二度目。
巧みにガードを解かざるを得ないまで追い込まれた一度目さえ、制服越しに、しかも下腹部の密やかなデルタゾーンには掠らせもしていなかったのに。

『ハ、ぁ……!』

ひんっ、と真っ白な喉首が晒される。
たった一押し秘蕾に接触した往復に、どんな実験や実戦でも出はしなかったような声が上がってしまう。

『これでしっかり分泌されたってことだよ。……分かんないなら、電車もう一本遅らせておこうか?』
『ふぅっ……ぅ。う、う、う……!』
『ふふ、その分さぁ……』
『いいっ、良いから……!』
『あれ? イイって、あれあれぇ? そんなにキモチ悦いって? 俺の手なのに、あの綾波がねぇ〜?』
『――っ、ッ、んんっ、もうっ……やめっ……ッ!』

懸命に指を噛んで押し殺そうとするレイに、返せる余裕もないと承知で悪質な念の押し方までしてからかい嬲り。
最後には、“サービス提供の完遂”を確認までされてしまった。
はぁはぁと蓋を下ろした便座に寄りかかって、無防備にも差し出したままの股間からぴらと、たった一枚の守りを無造作に除けられ――、

『おほっ、綾波のヒダヒダ、きっれぇ〜なピンクじゃん』
『っあ、は、は……っ、何を……!』
『おっと、怒んなって。準備バッチリだなってだけだよさぁ』
『……っ、くっ……』

シンジにすらそんな不躾に覗き込まれるのを許したことはない。
そのことにレイは無性に悔しさと苛立ちを覚えたのだった。

381 名前:肉体決済:05/05/03 05:47 ID:???

だがその直後、慌しく身繕いする間中に真っ赤な目が向けていた刺々しい視線に、ケンスケは寧ろ愉快そうにしていたのではなかったか。
少なくとも、学園の双璧、氷の美貌がくれるブリザードさながらだとさえ称せられる睨みに恐れ入っていたのであれば、電車に乗り込んだとたんにまた悪戯を繰り返したりはしなかっただろう。

そうして再度乱れされた、美少女女子高生のいでたち。
男に好きにさせている膝の上、それ以上に進めばたちまち察知されてしまうすぐ先に、レイに用意だと授けられた一つの“準備”が待ち受けているのだ。
あまりにも恥ずかしいのだが、言わば罠だとレイは認識している。――そう、聞かされていた。

『それでとどめさ、絶対失敗しないって。ちゃあんと、痴漢して貰えるよ』

捲って見せ付けてやるんだ、捲って見せて頂戴よと。
そうしてしまう以外に選択の余地無く、いよいよ瀬戸際に立つ指先はスカートの裾に掛けられたまま、小刻みに震え続ける。

「ね、お嬢ちゃん、さぁ……?」

元は少女から擦り寄ってきたのだから――そんな態度でべったりとレイの横に張り付いている男は、焦れったそうな手の動きですべすべの内腿の奥を窺う。
今日までの報われぬ悲壮な決心の日々とでは違う、はっきりと意思を見せてきている興奮が、欲望が、見て取れるのだ。

382 名前:肉体決済:05/05/03 05:47 ID:???

(大丈夫だわ。これなら、きっと……)

確かに、確かにあの不愉快でならない相田ケンスケは、当てになることを言う。
最初の取り引き以来、どんなに悪意が透けた言葉であっても、偽りを口にすることは無かった。
覚える嫌悪がどれだけ抵抗を覚えても、明晰な頭脳がそこだけは否定出来ず、評価せざるを得ない。

言われるままにめくり上げてしまえば、たちまちに男の手は潜り込んでくるのだろう。喜び勇んで。
今度こそそうしてレイは、痴漢の獲物にされる自分を、痴漢ビデオの録画を“、成功”させることが出来る。

「……っ、うう……っッ。あ……っ」

待ちきれず入り込もうとした手を思わず制止して、股の間を閉じてしまった。それはしかし、今のレイが従うべき行動の指針的には間違いなのだ。

(……いけない)

それでもと、摘んだ指先には硬く力が入ってしまう。
単純に考えれば、レイは視野狭窄に陥っているだけなのだが。
時間を掛けてレイの反応と思考を読んでいったケンスケの誘導が、この所詮は純粋培養の少女を見事に縛り上げているという寸法だ。
もはや彼女に、思い直しはありえない。
ただ遅れようとも、決断を出す内容はただ一つ。

(ああ……)

切ないため息に諦めを浮かべ、レイはそっと裾を捲り上げていった。
男には無粋な邪魔でしかなかった一枚が、ヴェールのように剥がされていく。
現れる少女の股間に目を皿にして――そして男は、スカート越しに得た感触通りの、既にして半ばショーツを脱がし降ろされていた光景に、歓声を上げたのだった。

383 名前:目黒腹蔵:05/05/03 19:33 ID:???

肉体決済キテタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!

文体そのものが好きな性質なので、今回の趣旨も面白く読んでいます。
強いて比喩するなら、よりフランス書院風という感じでしょうか。
(意外と直接的なガチンコ描写って少なかったりしますよね)

心理描写を含め、じっくりと読んだ方が面白いタイプなので、その分敷居は高くなっているかもしれません。

しかし、私自身がクライアントの無茶理論に翻弄されてる真っ最中なもんで、感情移入が変な感じになって困ってたり('∀`;)
いかんなあ。

ともあれ、修羅場中にお疲れ様です。
私はまだしばらくむりぽ('∀`;)



384 名前:引き気味:05/05/04 02:15 ID:???

>>383 目黒さん

毎度の感想指摘、助かっております。
ガチ描写が少なかったりするのは、おそらくまだ本番(ハイライト)には達していないと考えているからでしょう。
直接的な単語も控え気味にしていますが、これもまた同様の理由で、ほんとうはもっと汁気たっぷり仏書院センテンス炸裂なエロ文を書きたいのですが――文章にもムードを気にしたい最近の趣味のせいで、抑制しとります。

私の文章造りは大体が逆算でやってまして、

  本命エロ描写を想定
→そのための被害者精神状態を盛り上げる描写、及び、それ以前(現状)の精神状態の確認
→なぜどうしてそう至るのかを説明
→じわじわと準備が整う内に、使う形容も過激にしていく。寧ろ、準備が整ってからこそ、ハードな用語を置くのが効果的だと思う

なんて手順を踏んでおりますために、動作や展開よりも心中解説の部分が多くなりがちなのです。
これが読み手にイメージを作り上げてもらうための動作・状況・情景の描写文章と配分がバランスを欠く易く、両方面それぞれの属性のテキストをを順序無視ごっちゃで書いては並べ替える、なんて書き方もあって、混乱した文章になりがちだったりするのですわ。

今回特にチェック不足を気にしているのは、そういった混乱した文章造りが修正し切れていない気がしているからなんですよね (;´∀`)

385 名前:肉体決済:05/05/04 06:51 ID:???

――誰にも触ってもらえないのなら、自分から誘惑して、見込んだ相手を痴漢に変えてしまえ。

そして綾波レイは、遂にやってのけた。
一人の善良な乗客を、小悪魔的に映るその濡れた赤い瞳と、乱れた隙間から覗き見させるブラウスの胸元、ぴったりと隣掛けてちらつかせた太股に血迷わせ、手を出させたのだ。

スカートの裾に手を掛けたまま、やるせなく繰り返していた息遣い。

(……問題無いの。何も問題なんて、無いの。後は、ここをめくって上げてやれば良い筈。着衣を一枚だけという、それだけの話だもの……)

『……んんっ』と重大な踏ん切りを付けて。
レイは、その下半身がどうなっているのかを覆い隠していたスカートを、そろそろとたくし上げていった。

「……おお、おほっ!」

男が歓声を上げる。
曝け出されたのは、誘惑の女子高生が隠していた、更に淫らな秘密。
血走った目にいきなり飛び込む、少女の秘密の部分が丸見えになってしまっている様子だった。

「お嬢ちゃん……、こいつぁ……」

何者かの手が引き下ろしたと思しき、太股半ばでくちゃとわだかまるショーツ。
クロッチには、女の子そのものが当たる場所から広がる、濡れ濡れの染みが。

「うう……」

自分の手で晒しものにさせていても、レイ自身が直視できたものではない。
ぴったり足を通しているべき下着が剥がされているおかげで、透き通った肌をした恥丘はもろに露出してしまっているのだ。
日焼けなど生まれてこの方縁の無いだろう控えめな膨らみに、縦一本すっきりと走るだけの姫割れ。そここそが、少女の羞恥の源泉である。

386 名前:肉体決済:05/05/04 06:52 ID:???

しかも、男が目を皿の様にして凝視する今にだって、ぬらという明らかな快感の徴を染み出させ続けていて。
脚の付け根はまるでお漏らしの様にぬらぬらと、スカートの尻に敷いた方へも伝い垂れている始末。

「っはぁ……ぁ」

レイは耳まで真っ赤になって顔を逸らすが、男の見る目は、恥知らずの好きモノ娘めと、すでに完全に軽蔑するものになっていた。

「こんなに……こんなに、いけないオツユをこぼしちゃって……」

ひくっ、ひくっと。短時間に二度重ねで踏み荒らされた結果の強制開花であっても、桜色の秘唇は可憐に息衝く。
そして、呼び醒まされた官能に内側から、待ち受ける筈の異性との行為の準備を進めているのである。
胸の鼓動は不思議に思うほどドキドキと高鳴る一方。
息苦しく、喉が乾く。

「……ッは、は、は、はぁ……」
「ああ、ああ、分かったとも。オジサンを誘っているんだね?」

男は、呆れながらも喜色を満面にしていく。
この、まだあどけない顔付きの少女のそこは、既に何者かの痴漢行為に荒らされてしまっていた。
だがところがこの子ときたら、悪戯されたのを悦んで、嬉しい嬉しい、もっともっとと愛液を流しておねだりさえしているのだ。

――この、俺に……!!

大人として歳相応に備えていた筈の理性も良識も、一瞬にして蒸発した。
後ろめたさももう無く、ただ、有り得ない幸運が舞い込んだのだと快哉を叫んだ。

「なんて悪い子なんだろうね、君は!」
「……ァ、あああーっ!」

後は俄然のエキサイト。
男は、淫乱美少女の脚の付け根へ――もはや躊躇う必要など欠片も認められぬご馳走へ、わきわきと手を突っ込ませた。

「あっ、あ、あっ! ああっ、あっ、あっ!」
「凄い、凄いじゃないか! こんなっ、ツルツルで――まだお毛々も生えてないじゃないか」

無毛の秘部をさわと触り上げ、例えようの無い柔らかさを持った果肉を割りほぐしていく興奮は、このうだつの上がらぬサラリーマン男には未曾有のものだ。
処女の敏感なスリットを乱暴なダイレクトタッチに見舞われて、レイは恥ずかしくてならないショックと、その感触そのものに悲鳴を上げる。

387 名前:肉体決済:05/05/05 06:18 ID:???

「こんな若い子のオマ×コなんて!」

形を、手触りを、確かめさせてくれよ、早く、早く……! そう、手付きそのものが叫ばんばかりの勢い。
楚々と開示された未通の性器に、男は指を殺到させたと同時にいきなり真芯のぬかるみをこじ拡いた。
ひぃっと、赤い涙目が睫毛を揺らす。

(ああっ、だめ! やめて……!)

耐えられず、今更にぎゅっと収縮する両脚。
力一杯に乙女としての防御を取ろうとするも、手遅れだ。
暴れた肩を素早く抱きかかえ、男がレイを逃さない。
くちくち、くちくちと鳴らされる蜜まみれの音は激しくなるばかり。

「はっ、あっ、あぁぁ……あ!」

拒む筈の太股が万力のように手の動きを締め付けても、はらりととり落とされたスカートの下、蜘蛛の動きが更に潜り込もうというスペースは確保済みなのだから。
レイの無垢のクレヴァスには、三角に堅く遮蔽された隙間の内で、蠢く手のひらがべたりと張り付いている。
指先を器用に使われ、ぐにと周囲の薄土手ごと変形させられて、『チュッ、ニチュッ、ニチ――!』と、桜色の粘膜が直に敏感に泣かされてしまっている。

「だっ、だめっ。ダメ――!」

いやいやと首を振るレイはこの瞬間、ただの少女だった。
人前で流してしまった涙と同じに、かつて無いほど女の危機が切迫した今、冷たい人形だった彼女の心は仮面も何も無い素顔を浮かび上がらせて、ただ震え上がっていたのである。

しかし、予めのケンスケに準備付けられていた性感の経路は、容易く官能電流を流させる。

「あう、う、……うっ」

気配りのまるで足りない指責めでも、まっさらの姫ヒダを突付き、なぞられ、秘口からこんこんという愛液の泉に潜られると、どうして良いか分からず喘いでしまう。


388 名前:肉体決済:05/05/05 06:19 ID:???

「だめなの……、ッあああっ、ゆ、許して」
「何を言ってるんだい、君から誘っておいて。哀れっぽい声を出してみせたって、オジサン騙されないぞ」

か細く震えて、ようよう絞り出す寛恕の願い。
それは今まで誰もレイから聞いたことの無かった、等身大の悲鳴であったのだが、聞き遂げられる事は無かった。

――当たり前だ。
綾波レイのような神秘的なアルビノ美少女に、容貌と相反するいやらしさで誘惑されてしまったら。
現役女子高生の制服を意味深に乱し着た姿で、スカートの下の瑞々しい太股に誘われてしまったら。
止められる、わけが無い。

(今から引き返せる男なんて、いないんだよ、綾波)

離れた席に背を向けつつも、盗撮カメラ越しの哀れなレイにせせら哂うケンスケだった。
上手に誘えたんじゃないか、喜べよと。
なにしろ彼はたった今、振り付けの指導をしてやったばかりの素人少女が、スカートを捲ってみたそのシーン、実に完璧にポルノ女優をやっていたことにニヤニヤと感心していたのである。

(たっぷりとお手本を見せてやったもんな。さすが優等生の綾波レイさんだよ、しっかりトレースしてやんの)

無意識であったろうが、スカートをゆっくりたくし上げる焦らし方と、そして揃えて僅かに股を開く、飢えた視線を吸い寄せる先でまた煽る娼婦の技。
本職がアダルトビデオでしてみせたり、ケンスケが手取り仕込んだそれを録画されてしまっていた先輩の彼女たちから、「手」として仕える日々に学び取っていたのだろう。

(そういや、手コキもあっという間に上手くなったもんなぁ……)

389 名前:肉体決済:05/05/05 06:20 ID:???

それで後は表情さえああも無機質にではなく、今して見せているようなそそる泣き顔だったなら、もっと気持ち良く顔射を浴びせてやれてたのにと。
反芻とそして、録画が続くモニタに展開されるフィンガーレイプショウが、ケンスケの股間をも滾らせていた。

誘惑した淫乱美少女と、おっかなびっくりに応じた痴漢中年。
今や立場は逆と変わっている。
斜めに身を伸ばし、幾らかでも逃げ離れたいという少女の小柄を、男のスーツ姿が半ば圧し掛りに背もたれへ押し付ける。
逃すものかと、スカートの下に差し入れられた腕は、肘まで大きく使ったまさぐり様。

(ああっ、指が……指がわたしの中に、入ってくるの――!)

自分の中にじりじりと沈もうとしている他人の一部に、そして本当に怯えているのにも関わらず、込み上げてしまう熱っぽい悶えに、レイは為す術も無く追い詰められていた。

「んっ、んんぅ……ん!」

声がいやらしく――“あの人たちと同じに”、喘いでしまう。
だけど、抑えられない。

390 名前:コウイに値する名無しさん:05/05/05 16:47 ID:???

>>378
さっさと突っ込め!いやウソです。ごゆっくりどうぞ。
もうちょいレイプものっぽいシーンがあるといいかなあと。「やめてえっ」と
絶叫するノリで。

391 名前:引き気味:05/05/06 00:42 ID:???

>>390

なるへそ、やはり速やかに突っ込むべきですか。「ゆめてぇっ」とか硬直させながら、シートから垂れた足に破瓜の朱とか流させますか。
とりあえず決定的なシーンは予定通りの進行で挟みませんと後が弱りますんで、一シーンごとの描写を調整ですかね。

しかし、レイの絶叫シーンってイメージ難しいですよね。
恐怖に引き攣りはしても、大声とは直結しなさそうな……とか、私の印象なんですが。

392 名前:PDX.:05/05/06 13:20 ID:???

 しかしレイが処女喪失してしまうのはケンスケにとって、美味しい獲物を横からかっさらわれるようなことになるのでは。
 あと一歩でコトに及んでしまう前に介入するような希ガス。
 もしくは敢えてレイの処女喪失の瞬間を記録して、彼女がシンジに言い訳できない事実の証拠を押さえて脅迫の材料GETとするのか。

393 名前:コウイに値する名無しさん:05/05/06 22:34 ID:???

「直前の状態」で痴漢魂が炸裂して介入、寸前でどうしようもなくなってる状態のレイを
混雑した別路線で思う存分蹂躙、しかるのちに部室かなんかで記録しつつ処女をいただく。
シンジに見せるぜとか言いながら。ここで「やめてえっ」ですよ。
あるいは別路線に移動したところでたまたまシンジが登場してシンジが蹂躙。それを記録。
リクエストするあれじゃないですね。すいません。ついつい妄想が。
とにかく期待してますです。はい。


394 名前:引き気味:05/05/07 00:59 ID:???

レイの処女喪失イベントはどんな形で、でケンスケはってのは当初の予定にある通り進めて、その後に繋ぎますんで、この点はまぁ……。

(;´∀`)

その後がまた楽しみの一つですんで、ここらも含めてとりあえずどんな展開に期待があるのかってのは、いい判断材料になりますね。
そゆとこツボに突けるように書いてみますです。ハイ。

395 名前:引き気味:05/05/07 06:03 ID:???

「だめ、離して……はなし、て……ぁ、あああ!」

抗う力の入らない下肢を割り開かれると、啼き人形と化した麗少女は、知らず卑猥なM字開脚のポーズを取っていた。
この姿勢もやはり、いつかレイが立ち会うのを強いられたケンスケの行いの中で演じられていたもの。
さわさわとブラウスの胸を撫ぜられ、華奢な下半身を剥き出しで玩ばれている高1の女の子は、今襲われている自分のことと、今日までに襲われていた“彼女たち”の記憶が、千々の脳裏であやふやになりだしているのかもしれない。
自分でも気付かないままに、決して彼女が自分からは行おうと思う筈のない、娼婦の媚態を見せはじめているのだ。

「はぁ――ンッ、んんーっっ!」

恥ずかしい喘ぎが、レイの耳元に響き続いている。

「あふっ、ああうふっ、ふぅぁあああーっ」

胸を揉まれ続けている時の荒い息遣いだろうか。
不意に敏感な肉芽をくじり上げられた嬌声だろうか。
粘っこい液体で光る陰部を、引っ切り無しに掻き回されて上げさせられてしまう、叫びだろうか。
まるでまたいつものように、耳元で少年が解説し続けているようだ。

『見ろよ、あの女。体付きからすると綾波なんかと同じぐらいの歳の癖に、もう一人前の大人みたいな男の誘い方知ってるんだぜ?』

さすが本場アメリカもんのビデオだぜと、何がそんなに嬉しいのかやたらとにやついていた――その時の映像の記憶が、どうしてあのアスカの姿と重なったイメージで浮かぶのだろう。
きっとそれは、ビデオの女優とやらが、決して顔を出さない構図で淫らな下半身ダンスを披露していた彼女が、友人の髪と同じ色の恥毛を映していたから?
三脚使用と思しき固定されたアングルのカメラ側から、やけに念入りにモザイクの掛かった男が進み出て女を貫く。
ずぷりとこちらにも聞こえてきそうな荒々しい挿入を、歓喜を表すように足を巻きつけて迎えていた彼女。
その彼女のことを何故か繰り返しよく思い出した、そのシーンの中のポーズだ。
少女の下半身が、記憶をなぞるように勝手に動く。
男の手が離れても、その浅ましい姿勢は解かれない。

396 名前:肉体決済:05/05/07 06:04 ID:???

「お嬢、ちゃぁ〜ん?」

なんだ、やっぱり分かってるんじゃない。こんなことも慣れてるのかな、と。
Mのアルファベットの下辺には、餅のようなすべすべとした脚線と、子供の肉付きを残した臀たぶが一つのカーブにまとめられいてて、つるりと男に膝裏から一撫で下ろされる。

「はう!」

洩らされ続けている悩ましい旋律が跳ね上がれば、芋虫似の中指が、揃えて喘いだレイの下の唇に咥えよと突き付けるのである。

「いや、いやぁぁ……」

とろり。縁を赤く昂ぶる幼裂から、淫湿なくすぐりに連られ流れ出してしまう熱いラブジュース。
甘露はミルク色の尻たぶ双つが並んだあわいに伝って、シートの染みを濃くした。
……無理だわ、太いもの、そんな入れたこともないの。
混濁した脳裏でまとまりもなく乱れる悲鳴とは裏腹に、だが秘唇は指先でなぞられて可愛がられるごとに、珊瑚色の内側を覗かせ、男の興奮に奉仕する従順さを示す。
ねっとりとした液の止まらぬ様のそこは、男の指戯に屈服してしまっているも同然なのだった。

「あうっ、あ、あああ!」

シートの先端にまで引き上げられた黒いソックスの足首が、じたとシート生地を擦りながらローファーをのたうたせている。
カモシカのような太股が開脚ポーズにがくがくと揺れ震えて汗を浮かばせているのも、そう。

「敏感なんだねぇ、お嬢ちゃん。可愛いオマ×コがヒクヒク、ヒクヒクしてるよ」
「だめっ、あああ! 入ってくる……! い、いや。入れないで! それ以上は――」
「おお、なんてキツい……」
「あーっ」

背もたれにばさばさとブループラチナを振り乱して暴れている内に、レイの開ききった股の間は、どこの誰とも知れぬ男の指を咥えてしまっていた事実。

「はぁあ、あ、あぁ……だめ、動かしては、だめ……ぇ、えぁあああ!」

つぷりと秘門に入り込んでしまっているのは、関節一つ分程度ではあるが、自身の女に異物を挿入した経験など無いレイにとっては、目を『ヒッ』と見開くほどショックの体験に違いはない。
一刻も早く私から出て行ってと泣き出したいのに、それでも喉は艶めいた喘ぎばかり。
指の中ほどまで貫かれた入口から、じりじり奥を窺われる始終、大切な処女の閂さえも緩みがちに。
だらしなく甘い匂いの涎を垂らしているのだった。

397 名前:肉体決済:05/05/07 06:04 ID:???

「お嬢ちゃん……、えへへ、どうだいよ、お嬢ちゃん? オジサンの指の味は?」
「ああうっ、はぁぁううう」

綾波レイともあろう強い女の子が、指先一つ、淫らがましく花びらに押し入られただけで悩乱しきっている。
まだ男の侵略を受けていない神秘の聖域を、隅々まで好きにさせているのである。
男ももう尻を浮かし、身を乗り出し、この淫乱天使との一時に没頭するのみでも無理は無い。
ラッシュに備え、車両の半分を占めるような長椅子も、たった二人で行き過ぎた痴漢遊戯に耽っていれば、丁度ベッドと同じ。
スプリングはまるっきり効いていないが、横たえられた美少女は下校途中そのままの制服を大きく捲り上げられて、今にも裸の下半身に圧し掛かられそうな勢いだ。
そう、隠し撮りを継続するケンスケが意図したとおりの絵でもって、痴漢を喜ばせているのだった。

「しかし……」

演出、脚本のケンスケは、期待以上の映像が撮影できている満足とはまた別に唸り声を上げる。
展開が早過ぎる、どうしたものかと。

(思ったより随分速攻で堕ちちゃってるじゃんかよ、綾波さんよぅ……)

398 名前:ST:05/05/07 20:58 ID:ezUtxBzA

肉体決済続きお待ちしてました!
さりげなくアスカらしき人物を回想に出してあるのがまた興奮を誘いますね。この後のレイの姿を暗示しているというか。
こういうジックリネットリ責めは大好きだけど、自分では書けません。すぐにその次になだれこませたくなってしまいます。

399 名前:コウイに値する名無しさん:05/05/08 02:24 ID:???

とにかくですね、感じたくなんか無いはずなのに届きそうになってしまって、寸前で足踏みさせられてしまう
姿が非常にいいです。なすすべもなく駆け上がるのか、それともお願いイかせてと壊れるのか。どっちにして
もイき様描写への期待は高まるばかり。
ケンスケ介入の気配もありますし、とにかく待ってます。


400 名前:コウイに値する名無しさん:05/05/08 04:11 ID:???

作中で中三→高一になったんですか?

401 名前:コウイに値する名無しさん:05/05/08 04:38 ID:???

>展開のじっくりねっちり

さくさく展開を進めたくありますが、こんなペースでございます (;´∀`)

>イキ様への興味

作中で比重を増して描写しとこうかと。

>中三→高1

私の勘違いだと思われます。
適当&朦朧なお頭で書いてますんで (;´×`)ゞ

402 名前:なーぐる:05/05/08 23:17 ID:???

エロース、エロス。
返事が遅れてごめんなさいです。

明らかに通りすがりの第三者であろう、善良で家に帰れば妻子が待っている(かもしれない)
おじさんがレイの魅力に落ちて、秘めた願望というか欲望をマックスハーッさせる
ところが素敵すぎます。
時折はいるレイのモノローグ、およびケンスケのそれで、人格を持った一個人でありながら、
ケンスケというゲームキーパーの扱う道具というかコマのように感じる所があって、
これからレイがどうなるか(このままおっさんに、あるいはケンスケの妨害)ゾクゾクしましたですよ。
仮に前者だった場合、微妙に相手がケンスケだったときの覚悟を決めていたかも知れないレイが、
どんな反応をするか、今から楽しみです。

もちろん、他の娘っこたちがどんなことになって今の状況にいるのかも含めて。
それにしても饒舌なレイですね。
でも、こればかりは私も含めてですが、仕方がないのかも知れません。
ともあれ、今度共に期待ですよ。

403 名前:引け気味:05/05/08 23:40 ID:???

マ〜ックゥーハー!!(挨拶)

……ぶっちゃけ見てません。てか、見れてませんが ('A`)

それはさておき、今シリーズではケンスケウハウハな状況を書きつつ、それでレイもあんまり一方的にヨワヨワさんなだけには見えないようになるべくしたいなと思ってるんデス。
んで、思い出したようにレイに反抗的な態度取らせたり、ケンスケにヘマさせたろ思っているわけなのですが……。
レイのしゃべりも含めて中々コントロールできてないような気がしますデス。
一度の投下で切り取った情景のスケッチにだけテキストを割くんでなく、全体を踏まえた展開も地の文に入れておきたいんですけどねぇ……。

とりあえず、>>400みたいな突っ込みはホント助かります。
わたし、素で設定忘れてましたから (;´∀`)

レイがしゃべくりすぎかも分も含めて、また注意しつつ次のシーンを進めたいなと。
しかし、あまり喋らせすぎるのもレイらしくないわけですし、また『エヴァ2』でメモっとておいたセリフ例txtでも見ながら工夫してみますかね。

404 名前:コウイに値する名無しさん:05/05/09 20:48 ID:???

できれば女子中生できぼん。女子高生つーともはや殺伐としたイメージ強すぎて萌えられない(汗

405 名前:引け気味:05/05/10 00:50 ID:???

>>404

『肉体決済05』の方は全て女子中生に修正しときました。
私も、出来ればアスカやレイには永遠の中学生で良いやって感じですしね (;´∀`)

406 名前:肉体決済:05/05/10 12:19 ID:???

同性の友人すら少なく、まして男などは、今は街を離れたシンジくらいしか近寄らせるのを見たことが無い。
いっそ病的なほどに透けた肌と、こちらをどこまでも見通す紅玉の瞳。ミステリアスな美貌。
制服で包んだ下には、横流しにする下着写真や際どいパンチラショットに群がる男子生徒たちがだらしくなく鼻の下を長くさせるに充分な、商品価値の高い身体つきも育っている。
それこそが壱中の、高嶺の花の中の花、綾波レイだ。
身持ちが堅いどころでなく、交際を申し込む生徒にはただにべもない無言がブリザードのように弾くばかり。
不埒な輩にはネルフ仕込の細腕が、鋼の肘鉄をくれて寄越す。
“おっかないオンナ”だとの評判は、ケンスケこそが手強いと思い知らされている通り。

『さすが綾波、ここまで来て強情なっつーか、なかなか隙を見せてくれないか……』

契約で縛り「手」を奪い、口実にして何をさせてきたか?
校内盗撮の片棒を担がせ、思った通りの世間知らずだったレイへの教育の意味も含めて、見知らぬ女子生徒達や良く見知った友人たちの淫らな姿を網膜に焼き付けさせてやった。
俺の「手」なんだからと、男の肉棒など触ったことも無かったろう、すべらかな手でしごかせて。
ほっそりと白い指の間にベトベトと絡むよう、思い切り放った。
時にはその、そこまでさせられて尚『どうということは無いもの』とでも言いたげなポーカーフェイスにまで飛び散らした。
勿論、撮影もしている。
そうやってもう、綾波レイは相田ケンスケの共犯者。
それで足りなければ、男の股座に手を突っ込んで白濁射精へ奉仕している姿なども、バラすぞと言われれば気の弱い娘なら自殺モノだろう。
これだけ握られてしまったのなら、後は脅迫されてさめざめ泣くだけ一方の、転落コースまっしぐら。
それが相場じゃないのかねと。普通は――と。
ケンスケが指を折り折り数える他の娘らの場合と照らしても、攻略の道程は険しかった。
綾波レイは未だに強情で、愛想も無しの仏頂面。屈する様子なんか、見せちゃいなかったじゃないのさと。

(オッパイやお尻を触ってやって文句が言えないとこまで持ち込むのに、結構苦労したんだがねぇ)

目の前で展開されているレイの窮まり様は、痴漢の被害者だなんてヌルい話どころではない。

「……っ、くんっ、ンン――ッッ!」

407 名前:肉体決済:05/05/10 12:19 ID:???

縁も所縁もなく、ただ同じ車両に乗り合わせただけの二人が、最も仲睦まじい間柄同士さながら愛の交歓絵図を繰り広げる勢い。
即席のベッドに成り果てつつある長椅子で、まだ中学生の幼腰を『あっ、あっ』とのたうたせているのは、ようよう声を抑えようとするばかりが精一杯になりつつあるレイ。
万年凍土の溶け出した瞳は半ば虚ろで、もはや圧し掛かった男から身を守る踏ん張りも効かず、両手はただ、だらしなく涎が流れそうな口元を押えることに必死になっているだけだ。
それでも、中年男が座った上体を横に大きく傾げさせて隣席に貪る美少女が、未通の膣襞を淫汁塗れにして洩らす素直な媚声は、二人の席のみに収まらない。

(聞こえてしまう……、でもダメなの? 声が、止められないわ……)

力なく膝をしゃくって、開いた足の付け根でかき混ぜる指のピストンに哭く、啼いてしまう。
どうしてと、ままならない自分の体が不思議でならない。そんな苦しさの只中のレイなのだった。

男の目も理性を忘れ去ってしまっている。
ズボンの股間で、このくったりとなった淫乱美少女のあちこちをまさぐろうと身動きする度、下着に擦れるだけの刺激が、中年に溜まり溜まった老廃白濁を噴射させようとする。

「おお、なんて綺麗なオマンコをして。まるでバージンみたいだよ、お嬢ちゃん! こんなにいけない子なのに……!」

いけない子だ、いけない子だね。おしおきをして上げなくちゃならないよと。
うわごとの様に繰り返しながら、中学生のいたいけな造りのスリットをくつろげ、調べまわる。
感動に震えながらブラウスの乳房を握り締め、ツンと硬くなった頂の尖りを確かめた。

「い、痛っ、……あああ」
「感じてるのかい? 乳首ももうビンビンじゃないか」

優美な顎をのけぞらせてわななく媚態に、そんなに良いのかと即席の自信を深めていく様子が、手に取れるようだった。
実際、抵抗を形だけしか見せようとせずに、幻想的な横顔の美少女が一心になって自分の愛撫を受け入れている様は夢のようで、男がおかしくなってしまっても無理は無い。

408 名前:肉体決済:05/05/10 12:21 ID:???

「違う……違うわ……」
「嘘つき娘め、それじゃオジサンの指でこう――クリクリしてるのは何なんだい?」
「あっ、あっ、あーっ!」

この頃無性に敏感になったと思う乳首を摘まれては、綾波レイも堪らず悦がりの声を放ってしまう。

「凄いな、なんて娘だ…。うちの嫁だってここまで可愛ければな……」
「だ……めっ、放して……」
「いやいや、放してあげないよ。こうなったら、お嬢ちゃんの可愛いオッパイも検査してあげなくっちゃね。どう考えてもビンカン過ぎるからねぇ」
「……なに? ま、待っ――」
「待たない、待てないから。さ、どれどれ……」

たちまちボタンがお腹まで外され、毟る様に胸を肌蹴させられた。
ひやっとした車内冷房に震えた乳房が、素っ気無いブラを押し上げさせられると、動揺するレイは呻くまで二つの膨らみを揉みくちゃにこねられてしまうのだった。

「ううっ、っッツ」

レイの顔は火を噴きそうに。恥ずかしさはもう頂点だ。
こんな開けっぴろげな場所で胸を揉まれている。そう、広い空間と他人たちを意識すると、生まれて初めてのような身の置き所のなさに竦み上がるのである。
ネルフのチルドレン、最初の被験者たる生い立ちは、レイにそんな公開半裸での弄ばれもさして珍しくもありもしない、今までにも何度だって――と、そう静まれよと叱咤するが、動悸はいよいよ激しく、自分のコントロールがままならなくなっていくの自覚させられるばかり。
可愛いかたちの胸をすっぽり手の内に収められて『ッ、くんンっ』と、聞いた事も無い自分の声に、耳朶が赤熱した。

409 名前:肉体決済:05/05/10 12:21 ID:???

(どうして……?)

極端に回転の悪くなった頭で考えようとする。
裸の胸を司令たちに見せたところで、何とも感じはしなかったのにと。
シンジとの事故のような一件でもそう。
ケンスケに取り引きのやり直しを求めて触られた時も、気持ち悪さがあっただけの筈。
――じゃあ、と。比較に最適かと浮かべかけたたった今の記憶が、不意に湧き上がった抵抗感の元。
連れ込まれたトイレの中で、今までに経験したことのない執拗さで刺激された最前の経験こそが最も近しいと、そう考えの端が形になるかならないかで、レイは思索を投げ捨てていた。

「くっ、う。あっ、あっ、……っあっ」
「可愛い……かわいいオッパイじゃないか。これが中学生の……! は、ははっ。む、娘も……俺の娘も、こんな感じなのか……?」

何故こうも異様な興奮をと思うほど荒い息が吐きかけられつつ、夢中で触ってきている手。
それはケンスケの手と全く同じだと分かる。
だが一言で言えば、考えたくなかった。思い出したくなかったのである。
己の落ち込んだ異常な心理状態。原因はと分析しようとするのが、レイという少女には半ば習性のようなものであったにも関わらず ゛
それも何故、と。どうして、何故とばかり混乱しつつ、躯はいよいよ熱くなり、声が止まらなくなる。
焦りが募り、未だレイが制御になれない羞恥という感情の地獄に閉じ込められようとする最中、流れたアナウンスがその場の立ち込めた空気を大きくかき混ぜたのだった。

次の停車が間近であると、大音響の様に。
痴漢遊戯に嵌りきった二人の耳にも、さすがに届く。
『ちっ』と男が頭を持ち上げ、迷うように思案顔になった下、レイも息を吐いていた。

410 名前:肉体決済:05/05/11 11:21 ID:???

『ちっ』と男が頭を持ち上げ、迷うように思案顔になった胸の下、レイもどうにかの一息を吐いていた。

「あっ、待て……!」

減速の気配が、慣性の掛かった動き辛さを車内に生む。
レイはその隙を突いた。
鈍った頭と感覚の痺れた手足が、それでも咄嗟に動いてくれたのは、きっと長年の訓練の成果だったろう。
一瞬の虚から立ち戻った腕では既に追うに遅れており、組み敷いた下からするりと抜け出した白い背に、空しく宙を掻いただけだった。
俄かに重さを増した足で床を踏んで、少女が胸も隠さず揺らしたまま、奥へ逃げていく。
隣の車両へ移ろうとするのを、男は逃した魚のあまりの大きさに歯噛みして、しかしただ座視するのみ――だった。

「……っあ」

ドアに手を掛けた背中が、くらりとブレーキに足を取られよろめく。
その拍子もう一度垣間見えた美しい腕型の双丘に、その揉み心地を取り戻したいと。ふと目をやった手元には、たった今まで男の愛撫に乱れていた美少女の忘れ物が残っていた。
レイの体温をまだ留めて皺くちゃに丸まった、小さな布切れ。無造作なデザインの下穿きにありありと広がる、確かな欲情の証のシミに、ぐびりと喉を。
そして一瞬たりとも他人の目に触れさせまいと掴み取って、握り締めて。
帰宅途中の、無害極まりないサラリーマンだった男は、ギラついた目を奥へと戻した。
かつてなく膨らみ上がり、はち切れんばかりになっているいきり立ちを、あの娘の柔らかな感触以外でどうやって鎮められるというのか。
熾り火に近い鈍い昂ぶりに囚われた足取りが、そうしてまたレイを追ったのだった。
次いで車体に掛かった制動が最大値に達し、ホームへの侵入と降車ドアの開放をアナウンスが告げる車内に、どやどやと足音が充満する。

(――しまった!)

慌てて追おうとしたケンスケの前には、あっという間に分厚い人壁が出来上がっていた。

411 名前:肉体決済:05/05/11 11:21 ID:???

「ちょ、ちょっと……通して下さい! すいまんせっ、通してください!」

立ち上がろうとした際、ズボンの股間の自己主張の大きさにたじろいでしまったのが失敗だったと、いらつくケンスケは苦い顔だ。
このマヌケ……! なんとか隣の車両へ追い掛けようと難渋しつつ、自分を罵る。
したが、隙間も無く詰め込まれた新たな乗客たちに加え、商売道具をぱんぱんに詰めたカバンもが足を引っ張っていた。
人と人の間にことごとく引っ掛かり、気のはやる足をいちいち止めさせるのである。

計算違いだった、この時間、こんなに人は乗って来ない筈だったのに。
ケンスケの舌打ちは、泳ぐように辿り着いたドアの前で一際高く繰り返された。
こちらとあちら、二両の車体の端と端を繋いだ感通路を隔て、レイがそこに居るのを確認はしたが、嵩張る荷物がアンカーさながらにどこかで絡まってしまっており、それ以上にっちもさっちも進まなくなってしまったのだ。

「くそっ!! 綾波ぃ〜!」

少年を窓越しに確認したレイの顔が、驚きに目を見張る。
金網入りのガラスが汚れて曇った扉をあと一枚開けて入るだけでタッチが掛かるのに、どうしてもこれ以上が進めない。

412 名前:肉体決済:05/05/11 11:22 ID:???

『……っっ!?』

どんっと軽く体重がぶつけられた音がして、目の前にレイの横顔が張り付いていた。
四方から押され、潰されそうに人込み合っているのは向こう側も同じらしいなと、そう思いながらカバンを引っ張っていると、事態は見る間に急変していった。

(……な!)

口をぱくぱくと慌てさせたと思ったら、きゅぅっと噛み締めて何かに耐える素振りを見せだす。
付け加えて、みるみる頬を紅く染め直していった羞恥の貌。

――また触られてやがるのか!?
一足先を追い縋ったあの乗客が、どうやら首尾良く再開に漕ぎ着けたと思しきも、身動き付かないケンスケは撮影のレンズを向けることも叶わない。
レイに持たせた録音機器が、音だけは拾っているが、

『……や、やめて……そんな……!!』

切羽詰った声に重なって、赤い瞳がどんよりと濁っていくのも、既にケンスケには手出しが出来ない流れとなっていた。
ガラスに熱い喘ぎを吐いて曇りを作っては、思い出したように向かい合うその少年の目に、はっと眉根を引き締めようとする。
イヤホンから響く淫らな苦悶は切れることがない。
低く混ざる男の揶揄が、少女が今、胸を股間を、どこをまさぐられているのかと想像力を刺激してくる。

思えば、この難攻のターゲットが官能に落ちようとする苦悩を真正面に観察してやれたのは、これがはじめてだった。
時間を掛けて守りを崩し、毒牙を届かせるところまできていても、

413 名前:肉体決済:05/05/12 11:16 ID:???

『……や、やめて……そんな……!!』

切羽詰った声に重なって、赤い瞳がどんよりと濁っていくのも、既にケンスケには手出しが出来ない流れとなっていた。
ガラスに熱い喘ぎを吐いて曇りを作っては、思い出したように向かい合うその少年の目に、はっと眉根を引き締めようとする。
であっても、片時もイヤホンから響く淫らな苦悶が途切れることはない。
低く混ざる男の揶揄が、少女が今、胸を股間を、どこをまさぐられているのかと嫉妬の想像を逞しくさせる。

『ぁあ〜、あ、あっ、あうう……ンンンーっ!』

――畜生、やっぱヤられてやがるんじゃねぇか!
目線の位置を常より高くして、きっと爪先立ちになって股座から上へ挿し込み上げてくる指戯をしのごうとしているレイだ。
秘めたる部分を覆うべき下穿きの守りも、先の攻撃に脱がされ捨ててしまっているのだから。
今の彼女の固く閉じようとする柔腿の付け根では、下手すれば大人の指丸々ぬぷりとで、今すぐにも杭打たんと蠢いているに違いない。

『嫌……ぁ、は、はぁ……ぁ、ぁ……』

すべすべとした頬をケンスケの目前に、ガラスにぎゅうっと押し付けて。
ひくひくと爪先立ちになって、それで僅かの距離でも稼いで逃げたがっている乙女の花弁が、しとどの蜜で滑り易くさせられているを幸い、無理に押し入ろうとする太指で処女門を危うくされているのだ。

折角ここまで堕としてきたのにと、見守るしか出来ないケンスケは気が気でない。
男から盗聴マイクが拾うのも、言葉にもならない息の荒げばかり。
すっかり暴走している様相では、下手をすればそのまま、レイの貴重極まりない処女膜をあっさりに破ってしまいかねない。
――だのにこの、トレードマークも同然のポーカーフェイスを崩してしまった麗少女は、為す術も無く喘がされるだけ。

『……! ……!』

周囲をぐるりと囲む大人の背丈に埋没して、彼らの無関心さが檻となった電車の端一角に洩れる、応え始めた喘ぎ吐息。甘い悲鳴。
揺れる肩は、未経験の膣口に繰り返される指ピストンにシンクロした拙い尻振りダンスの開始を知らせる。

414 名前:肉体決済:05/05/12 11:17 ID:???

さっさと振り払ってしまえよ。くだらないわって目で、冷たく蔑んでやれよ。いつものようにさ! と。
氷の無表情でもって、群がる男をにべも無く撃墜し続ける綾波レイだとも思えない脆さに映って、仕方が無かった。
明らかに、自分に対する時よりもガードが緩い。
何が何でも拒み通そうという、拒絶一色の心の壁のようなものが感じられない。

(……糞っ、警戒させまくってたのがここで祟りやがったのか? 綾波にとって俺は敵。でも、そいつは敵じゃねぇからってか。)

思えば、この難攻のターゲットが官能に落ちようとする苦悩を真正面に観察してやれたのは、これがケンスケにもはじめてだったのではないか。
時間を掛けてまとった鎧を崩し剥ぎ、美体へ直に毒牙を届かせるところまで漕ぎ着けていても、そこは常にレイとの駆け引きの最中。意識のどこかには常に用心深さを残し、クールにと自分を保ち通さねばならなかった。
極上の獲物にリーチを掛けた。そしてこれまでの経験で覚えた責め技をフルに、つんとお高く留まったクールビューティーから理性の衣を削ごうとする――反面、心底の夢中になってしまうわけにはいかなったのだ。

(馬鹿だぜ、綾波。男はみんな狼なんだよ。俺にばっかり身構えて、誘惑してやったそいつがどれだけ物騒にトチ狂ってんのか、分かってねぇのか?)

ガラス越し、地獄さながら痴漢官能に溺れさせられゆくレイの塗炭の顔は、もう涙と汗、いくら口元を押さえはしても『あふっ、ふぅっ』と喘ぎに流れ落つ涎とで、ドロドロだった。
泣かされ過ぎて充血した瞳は、時折思い出したようにケンスケの視線へ硬質さを取り戻して見せようとするものの、後はひたすら虚ろによろめくのみ。

『くっ、ハッ、ハクゥ……ッ、ッッ』

415 名前:肉体決済:05/05/12 11:17 ID:???

過呼吸も同然に苦しそうな喉の喘ぎが、唯一の目撃者たるケンスケの目にも危うい。
絶頂間際へさえ度々届きかけている、最後の理性が蒸発する寸前の綱渡り状態。そこにまで、レイが昂ぶらされているということだ。
恐らくはもう、波状の愛撫に可愛がられ続けた閂は、狭い粘膜の入り口をぱくぱくと開け放ち果てている。
このままでは本当に……と、気が急いて仕様が無いのに。どれだけ力任せに引っ張ろうとも、引っ掛かった鞄は抜けない。
展開される美処女陥落の極悪なエロティックさも相俟って、興奮と焦燥の坩堝にあるケンスケもまた、混乱を来たしていたのだろう。
どうにも打開策を見出せぬまま、

『……あ、あ……や、やめっ……! な、なにっ? それは……ぁ、ああっ、まさか……!』

指に変わる、より以上の脅威を処女に宛がわれたレイの恐慌に、息を飲む羽目になってしまったのだ。

『入れるよ、お嬢ちゃん』
『だめっ、それは……だめっ!! ――ッ、ヒッ、ひぁ……ああァアアアアーッ!!』

かはっ、と濡れたルビーが見開かれた。
その最前の一瞬、確かに視線を合わせたケンスケに強烈な羞恥を滲ませて。
散らした涙と共に、ドアへ身を叩き付けるように。
後背から押し潰されそうな小柄の体重がこちら側にも、ドンッと確かに届く。

『……ぃぁ、ぁ、あぁ……痛い……痛いの……。い……くんっ』

小さく聞こえたのは、シンジへの謝罪だったのか。
男の上げた歓声に続いて、二人分の重みにドアは軋みを繰り返し始めていた。

『こんな……こんな……』
『最高だ! 最高だよ、お嬢ちゃん!』

ハハッとはしゃぐ声。
見えはしない筈なのに、ケンスケの目にはまざまざと浮かぶようだった。
上向きに差し上げられた小尻に密着して、男の腰が、ずっぷりレイを串刺しにしている。
高校生にもならない幼い女の子のそこには太すぎる、中年男の肉杭が、破瓜の血を真っ白な下肢に伝わせて。
未発達の土手肉を割り広げ、突き刺さっているのだ。――根元まで!

『だめ、いやぁ……』

痛ましく眉根へ皺寄せ瞑る目蓋からの、透き通った雫。
穢れ無き処女の涙の、最後の一滴がそこに流れたのだろう。

「……ちっく、しょおお……」

ケンスケはただ傍観者として、レイの戦慄く唇が広げさせる、ガラスの曇りに目を見開き続けていた。

416 名前:肉体決済:05/05/12 11:18 ID:???

 ◆ ◆ ◆

荒々しく開けたトイレの中にレイを突き飛ばすと、ケンスケは後ろ手でロックを閉めた。
本来ならば、撮影し終えたテープのチェックがてらで可愛そうな出演者にも録画具合の確認をさせて、楽しく嬲ってやろうと思っていたのだが、

「……くそっ」

この駅は、本日のコース最後の締めくくりの舞台となる予定であったのにも関わらず、“愛用の"トイレにレイを目論見どおり連れ込んでいても、まるで愉快な気持ちにはなれなかった。
ドス黒い苛つきが抑えられない。

「おいっ、綾波!」

ショックも覚めやらぬとよろめく同級生には、今は理不尽な怒りだけを感じていた。

「ケツ出せよ、このっ」
「……っッ、何をするの……!」
「いいからっ」

最寄の停車駅に逃げ込めるまで、体力気力を使い果たしていた華奢な身に、抗う力は残っていない。
腕を掴まれたレイは易々と壁に押し付けられて、汚れたシミの滲んだスカートを捲り上げられた。
ケンスケの血走った目に、少女の剥き出しの股間に血の滲む様子と、ポタポタと漏れ落ちる濁った汁液が飛び込んでくる。

「クソッ、クソッ! ヤられちまってるじゃねぇか!」
「……ッ、放して!」
「折角……ッッ、糞っ、この野郎っ、なんてことしやがって……!」

呻くケンスケは目も眩む思いだ。
感情に任せ声高に、処女を喪ってしまったレイを罵りつける。

「勝手にあんなやつにヤらせてんじゃねーよ! 馬鹿じゃねぇの?」

417 名前:肉体決済:05/05/12 11:18 ID:???

その腕を振り払い、少女はキッと向き直った。だから、なに……? と。
尖った声は、ケンスケの身勝手な怒りを呼び水にして、レイ自身も怒りを取り戻したかのような冷たさだ。

「……っ、クッ……」
「何を言っているの。あなたは……満足なのでしょう? わたしは約束を守ったわ」

負債を贖うための痴漢演技を、自分は確かに果たしてみせた。そこに何の不都合があるのかと。
穢されて無残な姿でも、綾波レイの紅玉は輝きを失ってはいなかった。
ぴしゃり叩き付ける、有無を言わせぬ言葉。
上手く撮れなかったら今回分のは無しだ、等とは、卑拙を言い出せぬ凄みが効いていた。

「なんだよ……」

ケンスケは気圧されている自分に気付き、うろたえた。
たった今まで、見知らぬ中年親父にひんひん言ってコマされてた癖にと。

「随分あっさりと股開いてんじゃねぇの。まさか、自分が誘惑して罪を犯させたんだから犠牲者だ、申し訳ないって思ってじゃねぇだろうな?」

随分気前の良い話だが、それともひょっとしてと、

「澄ました顔しててまさかさ、綾波ってもうヤリ捲くりだったとかなわけ? とっくに処女じゃなかったとかさ……ッッ!?」

シンジもあっさり騙されてたってことか、可愛そうに。そう笑ってみせようとした頬には、間を置かず手痛い報いがくれられた。
抜く手も見せない平手打ちだった。

「なんだよ畜生……。シンジが聞いたらどう思うかってことだろ?」
「……あなたの、知ったことではないわ」

当て擦る言は強かにレイの弱みも抉ったようだったが、即席にでも普段の強情さを再建させたらしいレイの手の力みを見れば、さすがのケンスケもこれ以上不貞腐れていられるとは考えられなかった。
しかし腹立たしいのだ。

「ちぇっ」

狙っていたご馳走を、まさに鳶に浚われてしまったということか。あのオッサン、良い目を見やがったなぁ……と、舌打ちは抑えられない。

418 名前:コウイに値する名無しさん:05/05/14 19:40 ID:???

ガラス一枚を隔て、まさに目の前でありながらも全く手出しの出来ない状況下、「みるみる頬を紅く
染め直して」感じてしまうレイの姿を見せつけられたケンスケの焦りはいかばかりか。身動きも出来
ず、見ている事しか出来ない中で処女を散らされ、しかもあのレイが「強烈な羞恥を滲ませ」ようも
のなら、ケンスケならずとも「……ちっく、しょおお……」ですよ。しかも中出し。
レイは冷静さを取り戻したかのように見えますが、いまだ体は火照ってるはずだし、しかもまだイッ
てませんわな。レイのセカンドバージンはどうなるのかーッ!
とにかく固唾を飲んで続きを待ってます。はい。


419 名前:418:05/05/14 22:23 ID:???

感想を書くスレがあるのを見逃してました。すいません。
以後、気をつけます。


420 名前:引き気味:05/05/14 23:53 ID:???

>>418

そこまでスレの使い分けを厳しくもしていませんが、後で書きながら前回までの感想とかを参考にする時に、感想スレにまとめて書き込んであったりすると便利ではあります。
投下分に紛れちゃってますと、検索も手間ですしね (;´∀`)

>ガラス一枚を隔て

寝取られものでは割と定番な構図でしょうが、今回はこちらも寝取り男であるというケンスケを負け側に置いてみました。
多分、読み手の皆さんもここでここまで来るとは思っていなかっただろう不意打ち効果とも合わせまして、もう少しねっちり書いてみたくもあるシーンだったのですが、余裕的、演出効果的にこれくらいのとこです。
焦らされまくってイケてなかったりというとこもそうですが、ここまでの感想で頂きました、注目の集まっているポイントに関しては、今後の展開にもありがたく反映させていただきますです。

とりあえずは、少しだけ〆を書き足して六話はここまでとなります。
例によって頭から手を入れなおす余裕があまり無いので、表現的に稚拙さが目に付いた箇所、美味しいシーンなのでもう少しテキスト増やして欲しいとこ、文意の通りが分かりにくい場所、等々ございましたらご一報くださいな。
かなり助かります。



421 名前:肉体決済:05/05/16 10:48 ID:???

土曜の午後の喧騒が、賑やかに校舎を満たしていた。
週末に繋がる早い時間の放課後をこれから何して過ごそうかと、ある者は友人たちと並んで校門へ、ある者は部活へと向かいながら。
帰宅するまでの制服をまだ着てはいても、終業のベルで開放された彼ら彼女らは、すでに生徒の気分よりまだあどけないその顔立ちに相応しい笑顔でいる。
少女たちが三々五々に集まりだした音楽室にも、無邪気なさざめきは揺れるカーテンの窓際から届いていた。
楽しげな声は音楽室の内も同じだ。

「――それでね? マユミったらもうすっかり慌てちゃって、真っ赤になりながら落とした本をかき集めちゃってるのよ」
「……ふふ、目に浮かぶわね」
「マナさん! どこまでその話をしゃべって回るつもりなんですか! 皆さんもそんなに笑わないで下さい!」

他は図書室くらいにしかないカーペット敷きの一角に中学生らしい可愛い弁当箱を持ち寄ると、少女たちはかしましいランチタイムをはじめていた。
ささいな話題でもいかにも愉快そうに、小鳥のさえずりにも似た弾み声は、その度ごと楽しそうに唱和してクスクスと。
お昼過ぎの柔らかい陽光が差し込み、風がゆるやかにカーテンをなびかせる。

「あら、遅かったんじゃない?」
「ん、今日は教室で食べてきちゃったのよ」

422 名前:肉体決済:05/05/16 10:49 ID:???

普段の昼休み時間と同じ程度に過ぎた頃になっても、おしゃべりに興じる様子に尽きる気配はない。
一足遅れての少女が、まだ大方が手付かずの昼食の様子に呆れ顔をしてみせる。
その彼女も円座になった中に加われば、少女たちの絶えない屈託の無さはいっそう増しに。
音楽室の壁に仕舞い込まれた楽器達にも劣らず耳好い声が、互いをからかいあい、軽く小突きあい、一時を朗らかに彩っていく。
少女たちの歓談は、最後に姿を現した少年が皮相な声を掛けるまで続いた。

「お集まりみたいじゃん?」

今日は遅刻もいないようで結構だねぇと、ケンスケが面々を見渡す。
歓談のざわめきは潮が引くようにすうっと収まり、整った容姿の持ち主ばかり揃えられたかの彼女たちの間には、落ち着きの悪い沈黙が漂った。
ケンスケはがちゃりと音を立てて入り口のドアに錠を下ろす。
弾かれた動きで一人が立ち上がり、もう反対側のドアにも鍵を掛けた。

「分かってるじゃん」

褒めるような調子が、翻って残りの少女たちに向けられる。
いたたまれなくなった俯きをそのままにや、何かへの諦めを浮かべた彼女らがそれぞれに続くと、心地よい風を招き入れていた窓は締め切られ、引かれたカーテンが部屋を薄暗く閉め切った。
防音材を壁に入れた音楽室は、それでもう、外界の喧騒からは完全に隔離されたのだった。

423 名前:肉体決済:05/05/19 11:40 ID:???

一旦は散った六人ほどの彼女らは、再び集まって広げ置いていた昼食を片付けると、その彼の前へ静かに一列を作る。
壁をすぐ背に、ケンスケに追い詰められたかにも見える構図。
直立不動とまではいかないまでも、一言も洩らさずに綺麗な整列に足並み揃え、ニヤニヤ、ジロジロと不躾な眼鏡顔が見回す前に、その姿勢を崩しもしない。
盗撮魔よ変質者よと何かと評判の悪い彼に、当たり前のように普段の教室で投げつけられる『こっち見ないでよ』『なんか、目付きがいやらしいのよね』『あっち向け痴漢!』といった態度は、そこに存在しないのである。

唇をきゅんと噛んだ泣き出す寸前になりながらも、ケンスケが鼻息の掛かる距離まで近付いて逃げ出さない下級生らしき少女がいた。
居心地悪そうにどこか引いた立ち方で、やんちゃなクラスメイトを叱咤するいつもからは打って変わって弱々しげな、洞木ヒカリがいた。
強気で勝気、すぐに手が出る足が出る。そんな物騒な美少女だと知れ渡る惣流・アスカ・ラングレーが、自分の前に立ってこれ見よがしに胸の膨らみを眺める不埒者に、一言も上げない我慢を見せていた。
くっとそっぽを向きはしても、今にも触られてしまいそうな乙女の胸を、まるで構わないと差し出しているかの態度。
それは、続いた隣でケンスケにしゃがみ込まれ、膝丈をギリギリまで詰めて晒す生足をためつすがめつ鑑賞されてしまっている山岸マユミも同じ。
耐える声を小さく吐くのみ。
顔背けつつも、おずおずと足元へやってしまった一瞬の涙目を、含み笑いで待ち受けられて真っ赤に逸らす。
次の番を待つ霧島マナは、気の弱い親友が性悪にからかわれているのは承知の上で、しかし何も口は挟まなかった。
急にマユミがらしからぬ大胆なスカートを履いてきていたのに、指摘さえしなかった――その時と同じ、努めた無関心さでいる。
行儀良く揃えて伸ばした両手が、マユミが居た堪れなく息を詰まらせる度、じりじりとスカート生地を握り締めるのだから、きっと内心まで無関心を貫いているのではないだろうけれども。

「……ふぅん?」


424 名前:肉体決済:05/05/19 11:41 ID:???

「……ふぅん?」

マナの首筋に、襟元からずっと中まで覗けてしまうほど顔を近付けたケンスケが、クンクンと鼻を鳴らした。
前を向いたまま動こうとしないマナにも、それで一向に隣の娘へ移ろうとしない意味が分からない筈が無い。
面白いものを見つけたという薄笑いは、黙ったまま放っておけば、次にはどんな無茶な言いがかりに繋がろうかと思わせるためのサインに等しい。
わなないた唇が、かすれ声を押し出した。

「……シャワーを、浴びてきたの……」
「更衣室で? 霧島のクラスの昼前って、男子も女子も体育だった筈だし、混むよな」
「授業が終わる前に、気分が悪いからって先生に言って……」
「抜け出して? ……ああ、ゆっくり準備しときたかったんだ?」
「…………」

マナは肯定も否定もしない。
良い匂いじゃん、と囁かれた頬には、うっすらと朱が昇っていた。

「くくっ、頭良いのな。――委員長もさぁ? 今度から参考にさせて貰えば良いんじゃねぇの?」

肩をヒクリと反応させて、ヒカリが羞恥の動揺を露わにする。
単に友人がそうしていたように肌をピカピカに磨き上げておくだの、念入りのシャンプーまでしておくだのを言っているのではない、意地悪な指摘だ。

「委員長のパンツは派手どころじゃないからなぁ〜」

『大変だろ?』と、空々しく労わる声で、

「エロい下着どころじゃない日もあるし、人前じゃ着替えられないだろ、アレさ? 」

425 名前:肉体決済:05/05/19 11:41 ID:???

「だって、相田君が……言うから……」
「当たり前だろ。委員長のファッションなら下着からお出かけ、寝巻きまで、一切合財全部、俺のコーディネイトってのが、最初っからの話だろ?」
「そんな……」
「最近は惣流が上手くどうにかしてくれてるんだから良いじゃん。友達って良いよなぁ」

益々俯いてしまうヒカリを嬲って、他ならぬそれをさせている張本人の少年がゲタゲタと腹を抱えるのだ。

「今日なんて縄だもんな、縄。俺の折角の労作なんだから、崩したり外したりしてないよな、委員長?」
「……朝から、そのままよ……」

消え入りそうな声で答えさせて、また一人で哂う。

「惣流は名前まで聞いたことは無かったろ? な、な? ジャパニーズ・キッコーシバリっての、アメリカでも知ってるやつ結構いるんだぜ?」

『俺みたいに上手くやれるやつなんていないけどな』と続けて、下劣極まりない自慢話を打つ。
年頃の乙女にはただ話題として聞かされるだけでも嫌がらせでしかないのに、この内容と来たら一々当事者として友人や自身の名前を出してくるのである。
誰しもが、ケンスケに与えられてきた恥辱を意識せざるを得ないように。
それでも尚、奇妙な沈黙を保ち続けるアスカやヒカリ、マナ達だが、さすがに耳朶は熱く、どれだけの恥じらいに苛まれているかを隠し通すことは出来ない。

426 名前:肉体決済:05/05/21 10:34 ID:???

そんな様子を心から楽むケンスケが一頻りぶって『……さてと』と区切るまでに、その場に立ち並ぶ少女たちは残らず熟れた果実さながらになって、首筋どころかブラウスの半袖から伸びる二の腕や太股、全身を真っ赤にさせてしまっていた。

「それじゃ、お集まりのお客様方ぁ? 今日も俺様所有の物件を、具合確認とかさせて貰っちゃいましょうかね」

少女たちを指して言い放った言葉が、この場の力関係を再確認させるもの。
殊更へりくだった物言いをしていても、揃え集めた生贄たちに向かって一歩ずいと近付く夏ズボンの股間に、中学生少年の本性、魂胆といったものが露呈されていた。
黒いズボン生地に猛り勃ったふくらみがいかにも露骨に振り立てられて、いっそ見せ付けるようでさえあって。
マネキンになれとでも自分に命じているかの振る舞いで押し黙る乙女達の間にも、そこに揺らぎの気配が生じる。

「あ……」
「っ、っ……」

生唾を飲んだ気配は一つだけに留まらなかった。
マナの頬の火照る様子はいや増しになって、ちらちらと気にする横目遣いが、ケンスケの股間を追う。
カチャカチャとベルトを緩める音がして、いよいよ気もそぞろにもじもじとし始めた少女たちへは、見透かした嘲笑が投げつけられた。

「なに突っ立ってんですかね? ほら、この教室だってお前らのダベりのために押えてんじゃねぇっての」

『さっさとケツ出せよ』と。
破廉恥極まりない命令、そして惣流アスカなどは柳眉を逆立てて然るべき不遜の極みだったにも関わらず、はじめから異様に従順な態度だった彼女らは、ここでもあまりに殊勝だった。
文句の一言も出はしなかった。
さっと壁に向き直って手を付き、腰を突き出す。
ぎくしゃくと、或いは向き直るに足をもつれさせそうになったりしてはいても、六人の意思の即応それ自体に遅滞は一切見受けられない。
だからと言って、獣欲をあからさまにした少年にヒップを差し出すのに、余程危機感が欠如していたり羞恥心が狂っていたりということでも無いのだ。

「……ううっ」


427 名前:肉体決済:05/05/21 10:35 ID:???

嫌だ、今日もいよいよなのねと、皆やはり従いつつ壁に向かい、床に向け、苦悩も露わな息を吐いているのである。
それでもケンスケの脅迫に手馴れる言葉を余程鞭に思っているのか、或いはの、行き届いた支配と服従を端々に覗かせて、六人の手は各々のスカートをたくし上げる。
並べられたアスカやマナ、ヒカリといった少女たちの生尻が、結局は従順さそのものの証となって、この場のただ一人の男の興奮に供ぜられる。

「へへ、良い眺めだよな」

答えはそこに、撫ぜ触る手をニタニタと伸ばしたケンスケのなぞり上げた指先にあった。

「シャワーを浴びてきたって言ったっけ、霧島?」
「……あっ、あ、ああっ……!」
「おかしいんじゃないの? いきなりこんなに汗だくにしててさぁ」
「ああう!」

液の滲み出していたスポーツショーツをまさぐられ、マナは仰け反りかえった喘ぎで、クロッチ部分に帯びきっていた熱の正体を白状し立てた。

「ああ、汗じゃない? 汗はこんなにヌルヌルしてないもんな」
「ああんっ、あっ、相田君ん――!」

見る間にショーツに領域を拡大していく、マナの恥ずかしい染み。
健康的なしなやかさの下肢をガクガクとよろめかせつつ、健気に掲げ続けるヒップのあられもない振りたくり。
ニッチャ、ニッチャと余程前から滴らせていなければ響かないような汁塗れの音は、同じく下半身丸出しの姿勢をとる仲間たちの赤面を加速させる。

「へへ、まずは“利子”を頂かせて貰うぜ」

『あう!』と一際悩ましげに上げられた呻きが、息を飲んで耳澄ます彼女らに、マナを今日の一人目にした挿入を伝えていた。

「あっ、あんっ、あああんっ」
「良いぜ、霧島……たまんねぇ〜」
「入ってるっ、入ってるのッ。相田君の、お肉……わたしのに、入って……」

428 名前:肉体決済:05/05/21 10:35 ID:???

周りも省みない喘ぎ声。
早くも腰砕けになりそうなのを必死に叱咤しつつ、自分からグラインドを繰り出すマナの、淫らな積極性だ。
いかに待ち望んでいたかの飢えっぷりが、そこに露呈してしまっていた。

「ああん、ち、違うの……。お肉っ、お肉棒が……バイブなんかと、ぜんぜん違うのぉ!」
「なんだよ霧島、あれだけとっ変えひっ換えオモチャ買ってったくせにさぁ。俺の用意した商品じゃもう、満足できないって?」
「ち、違うの――っ!? あふっ、ひゃふっ! そ、そこっ、小突くの――ぉ、んンンンふぅぅ〜〜っ! ち、違うのぉぉ〜〜!!」

ともすれば悶え泣きさせられるだけになりそうな下から、何とかケンスケの機嫌を損ねたくないという声を募らせ、お願いだからもう売ってくれないなんてことは言わないでと懇願する。

「へへっ、ンなこと言ったって、もう霧島に残ってるもんなんて無いくせにさ。今度の支払いは何にするんだ?」
「ああっ、ひぃんンンッ。い、いじわる言わないでよぉ……」

霧島マナは、もう大分前になる転入の時から恋に積極的な女の子ではあった。
アスカなどはその開けっぴろげな態度に幾度も苛立ちを募らされてきたものだが、だが決してこのケンスケのような卑劣な少年にまで媚びへつらう、見境無しではなかったのに。
それが、鳶色の目をどんよりとセックス狂いに澱ませて、『もっと……もっとわたしのオマ×コ、掻き混ぜて……』とまで口にする。
波乱の中学生生活を共にしてきた少女たちには、顔を背けたくなって当然の変わりぶりだった。
そしてそれは人事ばかりではないのである。

「良い、良いン、良いよぉ……、相田くぅん……これが利子なら、こんな利子ならいくらでも払うんだからっ、もっとぉ〜〜!」
「マナ……」
「ああっ、霧島さん……」

共への沈んだ嘆きにさえ、別の感情を仄かに。

429 名前:肉体決済:05/05/21 10:35 ID:???

この陵辱が待ち受けると承知で幾たびも集い、まさしく座しての態度で少年を待っていたアスカたちにしてみても、尻出しの屈辱ポーズで待つ以上の醜態を既に晒してしまっているのだ。
尻縄だけが股を割る、羞恥責めのヒカリの尻と、AVモデルなどが男の目を喜ばせるためだけに履かせられるようなハイレグを食い込ませたアスカの白抜けたヒップとにも、欲情のサインは薄赤く。
火照った汁液が、中学生少女たちの太腿へと伝い流れている。

「――惣流、委員長もさ」

愉悦に歪んだ目つきで見やり、快活なショートカットを今は相手の男を喜ばせる後背位運動で振り乱しているマナの、踊りくねる尻肉へと腰を打ちつけながら、

「いっつもボケっと涎垂らして待ってるくらいなら、ほんと霧島の真似でもしたら? いつまでも経ってもバカの一つ覚えみたいなだけのつまんない物件だったらさ、俺もずっと持ってたってしょうがないんだし」

『そこんとこ、分かってる?』と。

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430 名前:肉体決済:05/05/22 12:17 ID:???

「質流れ」という言葉がある。愁眉の曇りを濃くして言い返す言葉も無い彼女たちには、まさしく質入も同然に譲り渡してしまった諸々の大切なものがあった。
それがどれだけ高価、貴重であろうと、ただの物品で済んでいればまだしもである。
物品扱いされて取り上げられているのは、「手」を奪われた綾波レイと同様、アスカやマナ、ヒカリという美少女たちの体の部分部分であったり、様々な権利、自由であったりしたのだ。

「ああっ、いやぁっ」

マナの秘壷を貫く一方でケンスケの伸ばした手が、マユミが履く純白の清楚なショーツを引き剥がす。
淫猥な空気の中、平静を保てるはずも無い尻出しポーズで待ち構えらていたマユミの秘部は、たわいもなくぬぷりと指突き立てられて、その挿入感に快美を叫びたてた。
引っ込み思案な唇も、あえなく甘い悲鳴を迸らせる。

「いやぁ、じゃねぇだろ、山岸ぃ。お前の“これ”も、俺のもんなんだぜ」
「あふ……ああふ……っ、うっ」
「たっぷりとチューニングしてやっただけあって、相変わらず感じ易いにもほどがあるよな、もう洪水かよ」

友人の淫液を掻き混ぜた指に、触り易く突き出されていた敏感スリットが直接奥を暴かれると、もう堪らない。
黙り込むことでずっとマユミが耐えようとしていた気持ちが膨れ上がって、男への嫌悪を圧倒してしまう。
ぐにぐにと割り開かれる肉の閉じ合わせからは、堰を切った勢いでおびただしい愛液が漏れ出すのだ。

「感謝しろよ。使い勝手だけ調整しても可愛そうだからって、元の持ち主にもハイリョしてこんなに気持ち良くなれるようにしてやったんだからさ」

『実際、悪くないだろ?』と。

「あーっ、あっ、ああぁーっっ」

既に馴染みの官能快楽への欲求が、あれほどの内気で恥ずかしがり屋だった彼女に、そこでケンスケの指を進んでヒクヒクと締め付けさせる淫乱ぶりを演じさせまでする。

「聞くまでも無いって感じ? すげぇよな、へへへ」

431 名前:肉体決済:05/05/22 12:17 ID:???

せせら笑いで褒められ、酷い、恥ずかしいと身悶えしても、しっかりと食み付く蜜壷は、ケンスケを放そうという素振りも見せない。
おざなりなピストンにさえ『ああっ、ああっ、相田くぅん……』と、勝手に高まって行っているマナを正視出来ないと思うのと同じくらい、彼女自身も浅ましく求めてしまっているのだ。

「イキ、そっ……。わたし、イッちゃいそうだよ……」
「マナさん……」

ケンスケの器用すぎる指が、狭く熱い肉の狭間でそこかしこを刺激して穿り返す。
そのぬちと弄る刺激の都度、マユミはいやらしく息を途切らせた。
傍らの友人ははひ、ひぃと、一目散に駆け上がる悦がりの呼吸。
それさえ興奮の材料にしてしまっている浅ましさの自覚に(こんな……)と悲しみはしても、もう嘘よの言葉は吐かない、吐けないマユミなのだった。
固唾を飲んでの気配は、“仲間たち”が皆そうであることを伝えている。

「あっ……」

そんな自分たちがやりきれないと顔背ければ、惣流アスカが気まずげに逸らす、欲情に濡れたサファイア・アイが。
もじもじと擦り合わせていた内股の様子に目をやってしまえば、気まずさは、漏らし様を見られた方も見てしまった方も同じだ。
甘ったるく立ち昇っている少女の体臭が発情の域にまで達してしまっているのは、皆とっくに承知なのだったから。
『あぁん! ああ、アアアァ〜〜ンンンンンン!』と、今日の一人目に選ばれていた友の可愛い悲鳴が絶頂を報せたのに重ね、ゴクと知らず喉を鳴らす自分たち。

自分の番に耳元で聞かされる、ケンスケのいかにも気持ち良さそうな呻きが無いと気付けば、

「あっ、ああふ……うんン……」

犯された性器をそのまま丸出しでうっとりと崩れ落ちたマナからの抜去を、ちらちらと確認してしまう。

「あっ……」
「へへへ……」

誇らしげに腰を誇示する股間には、未だ萎えない屹立がマユミやアスカを向いていた。

「今日は朝の内に綾波にシゴかせてやってさ、一発抜いてるんだよな」
「――っ、綾波さんに……まさか、あの後で!?」

432 名前:肉体決済:05/05/22 12:18 ID:???

慣れなさがまだ比較すれば残る真っ赤な顔で縄の感触に耐えていたヒカリが、驚きの声を上げる。
彼女は早朝の登校を命じられ、ケンスケの写真部室で一旦全裸に脱がされた後、取り上げられた下着の代わりに、SM写真を参考にしたという縄を巻かれてしまっていた。
そこまでは知らされていない事だが、惣流アスカという美貌の専属モデルを使って存分に練習を重ねた縛り付けは絶妙で、今日一日、膨らみ出した乳房や下腹部の膨らみを縛り絞る縄の刺激に苛まれ続けて過ごしたのだ。
裸にしておきながらもそれでペニスを突きつけてこようとはしなかった今朝を、女にされたばかりのヒカリは訝しげに思っていたのだが……。

「後っつーかさ、ぶっちゃけ実は綾波も居たんだよね。あの時」
「なっ、う、嘘……!? そんな、嘘でしょ。相田くん……」
「ほんとだって。暗室の方でさ、ずっと委員長の緊縛シーンを見ててもらったんだよ。で、その後、委員長のエロ縛りでいきり勃っちゃったコレを、処理してもらったってわけ」
「綾波さんに……そんなこと……」
「しょうがないじゃん。綾波も委員長たちと同じさ。だいいち、俺の商売の方、綾波に教えたの委員長だろ?」

ああとヒカリは萎れて、落とした肩にありありと後悔を浮かべるのだった。
それをケンスケは、『ケツ、下げてんなって』と無慈悲、無造作にぴしゃり平手打つ。

「イッ……!?」
「今日は新記録に挑戦だぜ。絶対委員長まで順番回してやっから、ちゃんとこのケツ開いて待ってなよ」

まだまだ子供時代の生硬さが抜けない尻朶に赤く手形を付けられてしまって。しかも、あわいの谷間に縄食い込ませ、見るも悲惨な姿で下半身を掲げ直す友に、境遇を同じくする美少女たちは掛ける言葉も持たない。

「くうっ、っうううっ」

背に覆い被さられて、ブラウスを豊かに突き上げるバストを揉まれつつ犯されだしたアスカは、『あうっ、くんっ、くぅぅ……ン、ンッ、ンッ、ンンッ』と。
焦れ続けた結合に赤裸々な嬌声を上げてしまいそうになるのを殺すのが精一杯で、口元を抑えるのに両手を使ってしまってからは、美しい横顔とハニーブロンドを音楽室の壁に擦り付けるようにして、身悶えている。
うつ伏せたマナが、しどけなく開いたままの股間でべったり濡れた恥毛も隠さぬ夢見心地にいる他は、言い出そうにもとても言い出せぬ欲情と、そして後ろめたさの狭間に居るのだから。

433 名前:肉体決済:05/05/22 12:18 ID:???

「あの綾波もさ、もうすっかり淫乱なわけよ。なぁ、みんな?」
「嘘っ!?」
「嘘なもんかよ。その内委員長にも頼もうって思ってたんだけど……ま、それはまたの機会として、ここの皆は全員綾波のエロっぷりを目撃しちゃってんのよ。な?」
「…………」
「なって聞いてるじゃん、山岸」
「はぅぅ……っ、え、ええ……。ええっ、み、見たわ……」

弄り回されたまま、女の子の花びらを淫らにヒクヒクと綻ばせてしまっていたマユミが、再び今度はアスカを啼かせているついでの悪戯に、火照りの収まらない粘膜で背筋をゾクゾクと戦慄きはじめる。

「綾波の隠されたセーヘキっての? くくく、あんな冷血で、放課後の趣味が痴漢電車通いだったりするってんだから、お驚きのスクープだぜ? なぁ?」
「ええ、ええ……! あっ、ああーっ、ダメですっ、そこは……ぁ、気持ち良過ぎるから、ダメ……ぇ……」

淫らな感情をさんざんに煽られて膨らみきったクリトリスを摘む、容赦の無い愛撫。
たちまち息も絶え絶えになるマユミが、“目撃”させられた綾波レイの痴漢遍歴を、まるで楽しむように毎日毎日満員電車に通っていたのだと証言させられるのだった。
時に自分が襲う側となって同性の少女を泣かせもしていた、近付いてくる男が居ない時は、いかにも物欲しそうな顔で擦り寄って、誘っていたと。
勿論、それがケンスケの演出であったことは口にせず。更に勿論に、終盤、自分たちが防壁となって“契約”に焦るレイから痴漢の目を遠ざけていたのだと――代わりに自分たちの躯を、痴漢に差し出していたのだとは隠したままで。

434 名前:肉体決済:05/05/24 11:15 ID:???

「――委員長のクラスだけでも綾波相手に玉砕してるヤツ、何人いるか知ってる? 可愛さ余って憎さ百倍って言うかさ、すっげ冷たい顔して振るだろ、あいつって」

その冷血無慈悲の美少女が、自分でボタンを外した胸元をちらつかせたりスカートを短くヒラヒラとさせながら、痴漢してくれる相手を探して途方に暮れる。
さぞやショックだろう。学内の綾波レイの評判は一変するだろう。きっと、拒絶された思慕を攻撃的な欲望に転化させて――その上で改めて声を掛ける者たちが出てくるだろう。

「連中にも見せてやりたいよな」

綾波レイ出演の、秘蔵の痴漢ビデオをと、ケンスケは罪悪感に顔強張らせるヒカリを他所に、楽しそうにピストン運動の汗を流す。

「まさか、相田君……」
「流しゃしないよ。あいつらは普通のパンチラや、綾波のそっけないお着替えヌードくらいで大喜びしてるんだからさ。そんな坊や達に突然X指定ぶっちぎりのあへあへ顔なんか売ったりしたら、ヌルい写真が売れなくなっちゃうじゃない」

委員長や山岸や、みんなの写真も同じ勢いで過激化させなきゃならなくなるしと。

「んうっ、んんっ! んっ! んっ! んっ! んんンッ!」

そのケンスケに、息の切らしをシンクロさせられているアスカ。
後ろから突き込まれれば、合わせて『あう』と美声を漏らす口元は、宛がわれた手も頬に張り付いたほつれ毛も涎まみれで汗まみれだ。
顔押し付けた壁にただ熱い鼻息を荒くさせていても、一心に耐え瞑る目は、己の尻肉が憎い男の腰に打ち鳴らされるパンパンと小気味いい交媾音韻を否するかのよう。

これは悪い夢よ、心を石のようにして、何も感じないようにさっさと済ませてしまうの。
アタシは何も変えられてない、おかしくなってなんかいない、ならない。
使徒相手にとっくに汚されてしまっていた躯だもの、今更なにも変わりやしないんだから――。

435 名前:肉体決済:05/05/24 11:15 ID:???

いつしか言い聞かせるようになっていた呪文にでも縋って、ともすれば素直な快楽を歌い始めそうな自分と戦っているつもりなのか。
いやいやと、豪奢なブロンドを宙に散らして身悶える。

「ふぅっ、ふっ、ふーっ。っううぅぅううう、うううーっ!」
「まぁ、専属モデルさんを使った、俺の最高傑作アルバム集なんてのは……また別のワケで流さないんだけどな」
「くっ、うっ、あ、アンタ……」

ブラジャーのラインも蒸れて浮かび上がる背に『なぁ』と馴れ馴れしく置かれる手に、肩越しに振り返る美貌は苦悩も露わ。
小柄なケンスケと腰高の位置で結合を強いられる負担は大きいが、こらえて逆Vの字開脚を維持し続けるハーフ美少女は、逃避も許されぬ現実を持ち出されれば、そちらにこそ余程胸張り裂けそうになるのだ。

「……っあっ、はぁっ……」
「今日も勿論、撮らせてもらうぜ」

トロトロに掻き混ぜたマユミの性器を一旦放し、またアスカの背中にぴったりと被さってケンスケが囁きかける。
ねちねちと伸ばした舌で、アスカの嫌がる耳たぶを舐めながら。

「本日の趣向はそう難しくなくね、惣流は突っ立ってるだけで良いよ。特別に許可してあげるから、気持ち良くなっても好きなだけ意地張って我慢してていいさ」

ボタンをぽつぽつと外した手が、ブラのカップをずらし上げてアスカの乳房を取り出す。
すべすべに磨かれたミルク色で輝く膨らみを好きにいじり、そしてどれほどの官能に晒されているのを物語る、赤く膨らんだ乳暈の小豆を、クリクリと。

「……そ、綾波ばりの無表情でね、俺のチ×ポを突っ込まれちゃってれば良いの」

出来ればだけどさぁと、いやらしく笑う。
複雑な感情を抱くライバルの名で、その抵抗を当てこすられた苛立ちが過ぎったのを、許さずぎゅうと仕置きもしてやって、

436 名前:肉体決済:05/05/24 11:15 ID:???

「クッ、う、ううう……! っぅうウーッ」
「ああっ、や、やめてあげて……。お願いよ相田君、そんなにきつくしたら……」
「大丈夫だって、惣流の乳首は委員長の倍はエロいんだからさぁ。縄下着だって先輩やって貰ってるって言っただろ? 委員長の“下着”にも今度追加してあげるけど、洗濯バサミってのも慣れると良いらしいぜ?」
「せんたく、ばさみ……って、まさか!?」
「くくっ、親友やっててもこんな目にでも遭わなきゃ知るわけないよな。マゾって言うんだよ、惣流みたいな淫乱はさ」
「ちっ、違う! アタシは、あたしは――!!」
「良いって、それよか今日は、委員長に綾波がどれくらい淫乱だったかってのを教えてやりたいんだから」

そらと隣で息を整えていたマユミを捕まえる。

「きゃっ、あっ、……何を……!」
「レズって見せろよ」

アスカの欧風の美貌に、美しい黒髪を掴んで押し付けて、キスをしろと命令して、

「安心して良いよ。モザイクは入れてあげるから。顔出すのは、モデルさんだけってことでね」

437 名前:肉体決済・改訂重複込み:05/05/26 11:14 ID:???


「――委員長のクラスだけでも綾波相手に玉砕してるヤツ、何人いるか知ってる? 可愛さ余って憎さ百倍って言うかさ、すっげ冷たい顔して振るだろ、あいつって」

その冷血無慈悲の美少女が、自分でボタンを外した胸元をちらつかせたりスカートを短くヒラヒラとさせながら、痴漢してくれる相手を探して途方に暮れる。
さぞやショックだろう。学内の綾波レイの評判は一変するだろう。きっと、拒絶された思慕を攻撃的な欲望に転化させて――その上で改めて声を掛ける者たちが出てくるだろう。

「連中にも見せてやりたいよな」

綾波レイ出演の、秘蔵の痴漢ビデオをと、ケンスケは罪悪感に顔強張らせるヒカリを他所に、楽しそうにピストン運動の汗を流す。

「まさか、相田君……」
「流しゃしないよ。あいつらは普通のパンチラや、綾波のそっけないお着替えヌードくらいで大喜びしてるんだからさ。そんな坊や達に突然X指定ぶっちぎりのあへあへ顔なんか売ったりしたら、ヌルい写真が売れなくなっちゃうじゃない」

委員長や山岸や、みんなの写真も同じ勢いで過激化させなきゃならなくなるしと。

「んうっ、んんっ! んっ! んっ! んっ! んんンッ!」

そのケンスケに、息の切らしをシンクロさせられているアスカ。
後ろから突き込まれれば、合わせて『あう』と美声を漏らす口元は、宛がわれた手も頬に張り付いたほつれ毛も涎まみれで汗まみれだ。
顔押し付けた壁にただ熱い鼻息を荒くさせていても、一心に耐え瞑る目は、己の尻肉が憎い男の腰に打ち鳴らされるパンパンと小気味いい交媾音韻を否するかのよう。

これは悪い夢よ、心を石のようにして、何も感じないようにさっさと済ませてしまうの。
アタシは何も変えられてない、おかしくなってなんかいない、ならない。
使徒相手にとっくに汚されてしまっていた躯だもの、今更なにも変わりやしないんだから――。

438 名前:肉体決済・改訂重複込み:05/05/26 11:14 ID:???

いつしか言い聞かせるようになっていた呪文にでも縋って、ともすれば素直な快楽を歌い始めそうな自分と戦っているつもりなのか。
いやいやと、豪奢なブロンドを宙に散らして身悶える。

「ふぅっ、ふっ、ふーっ。っううぅぅううう、うううーっ!」
「まぁ、専属モデルさんを使った、俺の最高傑作アルバム集なんてのは……また別のワケで流さないんだけどな」
「くっ、うっ、あ、アンタ……」

ブラジャーのラインも蒸れて浮かび上がる背に『なぁ』と馴れ馴れしく置かれる手に、肩越しに振り返る美貌は苦悩も露わ。
小柄なケンスケと腰高の位置で結合を強いられる負担は大きいが、こらえて逆Vの字開脚を維持し続けるハーフ美少女は、逃避も許されぬ現実を持ち出されれば、そちらにこそ余程胸張り裂けそうになるのだ。

「……っあっ、はぁっ……」
「今日も勿論、撮らせてもらうから、よろしく」

トロトロに掻き混ぜたマユミの性器を一旦放し、またアスカの背中にぴったりと被さってケンスケが囁きかける。
ねちねちと伸ばした舌で、アスカの嫌がる耳たぶを舐めながら。

「本日の趣向はそう難しくなく、さ。惣流は突っ立ってるだけで良いよ。特別に許可してあげるから、気持ち良くなっても好きなだけ意地張って我慢しててもいいぜ」

ボタンをぽつぽつと外した手が、ブラのカップをずらし上げてアスカの生の膨らみを取り出す。
すべすべに磨かれたミルク色で輝く美乳を好きにいじり、ピンク色の先端を小さめの乳暈ごとまとめて指に挟んでクリクリと。

「ハゥッ、ク……ゥゥ!」

そして、獣の姿勢の結合行為に屈辱を与えられつつ、しかし一方どれほどの官能をこの強気の持ち主が味わっていたかと物語る、ツンと淫らに尖り勃った乳頭が、痛みと引き換えの更なる被虐快楽を叫びだすのである。

439 名前:肉体決済・改訂重複込み:05/05/26 11:14 ID:???

「――ツッ、っくぅぅンン! んゥゥウーッ!」

陥落癖のついた乙女の恥裂に、紅茶色のヘアと男の黒い陰毛がグッチャ、グッチャと掻き混ざっている。
猛烈に愛し合う恋人同士のように深々と結合して、股間から刺さり入ったケンスケの肉槍に子宮をファックされる甘い悲鳴。
そこに、乳首という鋭敏な性感地帯への責め重が合わさって、屈服した声だけはあからさまにしまいと眉間に皺寄せるアスカが、更に『ひぃ』と苦しみだすことになる

「とにかく、俺のチ×ポを突っ込まれちゃってれば良いだけさ。声の演技も顔のアピールもね、へへへ、作んなくて良いよ」
「いうっ、あっ、ああう……!」

自分では噛み殺しきっているつもりかもしれない喘ぎはよりエロティックに音楽室に響いて、共に可憐な尻たぶを捧げ待つ乙女達の喉をカラカラにさせている。

「そ、いつも頑張ってるみたいに、綾波ばりの無表情を目指しちゃっててよ」

出来ればだけどさぁと、いやらしく笑うケンスケがまた深くペニスを送り込み、アスカが複雑な感情を抱くライバルの名でその抵抗を当てこすられたのに『ギリッ』と歯軋り苛立ったのも、『でも、反抗的な目をしてくれんのはダメな』と、許さずぎゅうと仕置きもしてやって、

「クッ、う、ううう……! っぅうウーッ、アタシのチクビっ、」
「ああっ、や、やめてあげて……。お願いよ相田君、そんなにきつくしたら……」

ハニーブロンドを振りたくる叫びを心配して、ボウッと夢見心地で友人の狂態に見入っていたヒカリも慌てだす。

「大丈夫だって、惣流の乳首は委員長の倍はエロいんだからさぁ。その縄下着だって先輩やって試して貰ってるって言っただろ? 委員長の“下着”にも今度追加してあげるけど、洗濯バサミってのも慣れると良いらしいぜ?」
「せんたく、ばさみ……って、まさか!?」
「くくっ、親友やっててもこんな目にでも遭わなきゃ知る機会ないよな。マゾって言うんだよ、惣流みたいな苛められて悦ぶ淫乱はさ」
「ちっ、違う! アタシは、あたしは――!!」
「良いって、今更じゃん。お互い色々さらけ出して“知ってる”仲だろ?」

440 名前:肉体決済・改訂重複込み:05/05/26 11:15 ID:???

これまでの異常な要求にも黙って従い続けていたアスカだが、よほどの事か、親友の前ではと血相変えて声を上げる。
ちらちらと、卑猥な縄を下半身に巻きつけながら、そして人前で犯されながら後ろめたく交わした視線に友人同士が悟ったのは、

(アスカ……いったいどんな……)
(ああっ……! ヒカリも、ヒカリも、なのよね……)

舞台を同じくして汚辱の底に堕ちた姿を競演しつつも、それでもまだ知られたくないと願う秘密を二人共に作らされているのねという、確信だった。

(わたしも……されちゃうんだ。アスカみたいに、乳首を……おかしいくらい感じ易くなった乳首を、洗濯ばさみなんか付けられちゃって……)

この場で言えば、もっとも新参の――つまりは今からがおぞましい憂き目の本番となるのだろうヒカリは、ぶるっと震えずにはいられない。
怖い。あのアスカが、相田君なんかにあんなに弱々しく言い負かされてしまって――。そして奴隷のようにされてしまっている、と目の当たりにすれば、同じく反抗など思いもつかぬ縁へ追い詰められたヒカリは、泣く泣く処女を差し出した以上の地獄があるのかと竦む思い。
けれどもアスカの咽ぶ悦がり声は扇情的に過ぎて、清純な白だった筈のショーツの底は、食い込む縄ごとにじっとりとシミを広げてしまっているのだった。

「――今日はさ、委員長に痴漢好きの綾波がどれくらいドスケベだったかってのを教えてやりたいんだよ」
「きゃっ、あっ、……何を……!」
「レズって見せろよ。綾波は痴漢されるのも痴漢するのも好きだったって、女の子のくせにさ」

そらっと、隣で指責めに遭った息を整えようとしていたマユミを捕まえて言うケンスケが、『今日の惣流の撮影に付き合ってやれよ。その分、山岸に今日“検品”してやる分は勘弁してやるし、頑張って良いビデオにしてくれれば買戻しの足しにもなるぜ?』と、抗えぬ餌をちらつかせれば、悲しく黒髪の少女が頷き、動く。

441 名前:肉体決済・改訂重複込み:05/05/26 11:15 ID:???

「ま、マユミ……!? んんっ、ンムッ、待っ、待ちなさ……っっ!?」
「ごめんなさい、惣流さん……んっ、ちゅっ……」

アスカの欧風の美貌も、背中から突き上げながら髪掴んで同性の級友に押し付けさせて、キスをしろと無理強いして、

「安心して良いぜ。モザイクは入れてやるから。顔出すのは、モデルさんの仕事だもんな、惣流ぅ?」
「ンンッ、ンンゥーッ、うんんン……、んあっ、ああっ、マユミ……、アンタなんでそんなにキスが……ンンーッ!!」

それでもやはり、奪われた自由をいつかは取り戻したい願う少女たちには他に選べる道も無い。
予想外のキスに絡め取られ、少女同士の唾液を飲まされるキス・テクニックにとろめかされるアスカに、否は無かった。
マユミからのレズ愛戯と振り続けるヒップに被さる貫きが、たやすくハーフ美少女のサファイア・アイから景色を消失させていく。

「だ、ダメッ、もうっ、だめぇぇー!!」

振りほどいた唇から艶っぽく涎を一筋流して戦慄いたアスカは、早漏気味ですらあるケンスケにさえ先にイカされたも同然。
そんなあっけなさで、ドクドクとしぶく白濁スペルマの奔流を、中学もまだ出ない幼いボディの一番の底で、膣底で受け止めたのだった。

「……あ、ああ……待って……、相田君……」

恐るべきは、射精した直後であっても一向に収まる気配の無い、14の盛りの少年の性欲だろう。
アスカの中から抜いたばかりで振り立てる肉棒を、ズボンを脱いで本腰を見せる股間でしごき、今度はとにじり寄るケンスケ。
ヒカリの上擦った声に本気の抗いはあったつもりなのか。
怯えながらも蜜を垂らす股間を閉じようとせずに待つ姿勢が、ピトとあてがわれた亀頭に自分で腰の位置を合わせて見せさえしたほどに裏腹で、

「待って、せめて、せめてゴムを付けて! お願い、お願いよ相田く――ああーっっ!!」

初々しいピンク色の花弁からだらだらと流れ出す、膣内出しの跡も生々しい親友のそこから目を放せないヒカリも、2度目で伸びた射精までのセックスにさんざん喘がされて、そして膣内にたっぷりと注ぎ込まれたのだ。

442 名前:なーぐる:05/06/01 22:34 ID:???

バニーマユタンが借金のカタに中年男に父親の目の前でハァハァされちゃう話

 ねっとりと脂ぎった口元をぬぐいながら、男はすぐ横で強ばった表情のマユミを見つめる。勿論気のせいなのだが、本当に物理的な圧力を感じてマユミはたじろぐ。彼女の不安と共に、艶やかな黒髪が震える。

「ウナギ、トロロ汁、マムシの生き血、スッポン鍋。まったく精が付く」
「そ、そうでございますね…」

 怯えたマユミはそれだけ語るので精一杯だ。
 目の前の机に並べられた、見ているだけで胸焼けがしそうな料理の山。
 それを余すところ無く平らげた男は、今度はもっと違うものを食べたいと言葉ではなく態度で示す。

(こ、怖い…)

 剥き出しになった肩をくすぐる風の冷たさに身震いを止められない。目と鼻の先に座った、肉塊のような男の熱気で実際はじっとりと汗ばんでいるのに。
 寒気は彼女の今の姿が原因の一端かも知れない。

 スラリと伸びた足を包むうっすらと黒いストッキング。少しきつめの、つまりは小さめで体の線が露骨にわかってしまうワンピース型の水着にも似た黒い衣装。黒コットンの胴当てだが、水着のようにつり下げる肩ひもなどはなく、締め付ける拘束力だけでマユミの体を包んでいるため、少し下に引っ張ればその豊満な乳房は容易に剥き出しになってしまうことだろう。
 ぷりぷりと大きいお尻には、白い兎の尻尾で飾られ、黒髪のてっぺんからはどういうわけかウサギのそれを肩取った耳型のカチューシャが付けられている。

 一言で言えば、バニーガールドレスを着ているのだ。

 そして彼女がいるのは、純和風の高級料亭なのだから、畳部屋との違和感をどう表現するべきか。

「寒いのかね?」
「い、いえ…」

 慌てて首を振りながら、微かな希望に縋ってじっと見つめる。勿論、露骨な欲望に濁った目をして自分を視姦する男をではない。
 机を挟んだ向こう側で正座したまま、こちらを見ようともせず俯いている父。

(お義父さん…)

 マユミの視線に気がついていないわけがない。既に何度も自問して、そして覚悟をしたつもりだったけれど。
 それでもやはり、最後の最後に父が叛意を見せることを期待せずにはいられない。
 だが、やはり父は視線を落としたまま、男の投げかける無遠慮で容赦のない冗談に相づちを打つだけだ。


443 名前:なーぐる:05/06/01 22:35 ID:???


 マユミの視線に気がついていないわけがない。既に何度も自問して、そして覚悟をしたつもりだったけれど。
 それでもやはり、最後の最後に父が叛意を見せることを期待せずにはいられない。
 だが、やはり父は視線を落としたまま、男の投げかける無遠慮で容赦のない冗談に相づちを打つだけだ。

「それにしても山岸くん。君の娘さんは実に素敵だな!」
「いえ、そんなことは…」
「いやいやいや! 謙遜しなくても良いよ! いろんな女を見てきた私だが、その私から見ても君の娘さんは五本の指に、いや間違いなくトップだよ」
「万田さんにそういっていただけて…娘も、喜んで…いると」

 にやりと口元を歪めると、乱暴にマユミの肩を掴んで自分の胸に引き寄せる。
 「あ」と小さくマユミは悲鳴を上げるが、男の動作に無抵抗のまま、しなだれかかるように男の胸に手を添える。

「うんうん。柔らかくて、良い香りがするよマユミ君」
「お、お褒めいただき…あ、ありがとう、ございます」

 触らないで、息を吐きかけないで!

 愛想笑いを浮かべる顔の下で、思いつく限りの拒絶と罵詈雑言を溢れさせる。

「葉巻を吸いたいね」
「あ、は、お待ち下さい…」

 目の端に悔しさと惨めさの涙が浮かぶ。だが、微かに痙攣させながらもマユミの両腕は乳房を左右から抱え込むように持ち上げ、押さえつけて胸の谷間を強調させる。よく見れば、谷間の隙間に挟まれた金色に光る物が見える。
 羨ましいその物体の正体は、ライターだ。

「どうぞ…」

 左右から押さえつけてしっかり固定すると、火口を突き出したままマユミは葉巻の先端に押しつける。たち上るカリブの香りは、普通なら南国の良い香りと思わなくもなかっただろうが、今のマユミにとっては不快なだけだ。


444 名前:なーぐる:05/06/01 22:35 ID:???


(あううう、なんで、どうして私こんなことしないといけないの?)

 胸が大きくなければ良かった、こんな黒髪をしてなければ良かった、こんな男の嗜虐心を呼ぶような顔をしてなければ…。

「う、ううっ、ううううっ」

 遂にこらえきれなくなったのか、マユミは胸にライターを挟んでつきだした姿勢を保ったまま、ゆっくりゆっくりとしゃくりあげる。

「はははっ。うん、どうして泣いてるんだね?」

 あんたみたいな男に抱かれなければいけないからよ。

 そう罵ってやりたい。
 大人しく控えめな見た目と印象に間違いはないが、その実、その内側にははっきりと自分の意見を言ってしまえる強い部分がある。その強い部分を押さえつけて、彼女は嗚咽を堪える。

「ま、万田さん、万田様に…お、女の、女の喜びを、ご、ご教授して、いただけるから…です」
「そうかねそうかね。いや、そこまで言われたら、私としても忙しい時間を割いて君の希望を叶えないわけにはいかないなぁ」
「あ、ありがとう、ございます…」
「うんうん。あー、だが良いのかね山岸くん。君の娘を私が抱いても」

 ビクリ、と父の体が強ばる。
 一瞬、叫び声を上げて男に飛びかかるのではないか、と錯覚しそうな剣呑な空気を纏ったまま、彼は絞り出すように呟いた。

「ふつつかな娘ですが、よろしく、お願いいたします。
 む、娘、娘も…万田様に抱かれることになって、きっと、喜んでいると」

 衝撃に見開かれたマユミの瞳。
 何度も何度も頷きながら、男は無遠慮にマユミの胸に手を伸ばした。


445 名前:なーぐる:05/06/01 22:36 ID:???


「あ、はっ」

 マユミの口から隠しようのない吐息が漏れる。事前に飲まされた薬や、香水入りの熱い風呂とその後のマッサージで毛穴の奥まで徹底的に洗浄と刺激をくわえられた彼女の体は、既に全身が性感帯と言っていいほど敏感になっているのだ。

「は、あはぁぁぁぁ」

 甘く、とろけるような声を漏らしてマユミは小さく体を震わせる。
 マユミの反応に気をよくしながら、いよいよ遠慮無く、布の上から乳房の形が変わるほど強く揉みしだき、うっすらと感じ取れる乳首の痼りを指先で刺激していく。

「ふむふむ。なるほど、一目見た時から私に気があると思っていたがこれほどとは」
「く、んふぅ…や、や…」

 叫んで引っ掻いて逃げ出したい。だがそうすれば父は、今まで孤児だった自分を引き取り、慈しみ育ててくれた父は…。
 彼女は内心を表に出すことも出来ず、ただ彼女の内心を代弁するように、頭上でウサギ耳が悲しく揺れた。

「いや、しかし。マユミ君、聞くところによると君には彼氏がいるそうだが、良いのかね?
 私とこんな行けないことをしようだなんて」
「か、彼の…あの人のことは仰らないで…。は、はぁぁん」

 頬を染め、普通なら痛みを覚えるような男の愛撫にマユミの体は喜びにうち震える。
 薬の所為とはいえ、憎んでも憎みきれない男の愛撫に反応する淫らな自分の浅ましさ…。

「ほほほ、吸い付いてくる。なんという淫乱な素肌だ。いや、もう我慢できんよ君」

 男の言葉を合図に、強ばった動きでマユミの父は奥の間に通じる襖を押し開ける。
 薄暗がりの中に見えるのは、広げられた布団と並べておかれた一組の枕。


446 名前:なーぐる:05/06/01 22:37 ID:???


「うんうん。準備万端だ。気が利くね、山岸くん」
「お褒めにあずかり……光栄、でございます」
「…例の件だが、期待していたまえ」
「はっ、ありがとうございます」

 力の抜けたマユミの体を後ろから抱きすくめ、引きずりながら男は隣室に向かう。欄間の下を抜ける時、マユミは魔物の顎の下を通り抜けたような気さえした。
 それはつまり、全ての望みが絶たれたことを明白に彼女に告げていた。

「さあ、マユミ君。ねっちりと…朝まで楽しもう」
「あ、やだ。やっぱり、やっぱり、イヤぁ…イヤです、お願い、ダメ…」

 とうとう我慢できなくなったのだろう、マユミは首を振って泣きじゃくる。
 だが、それこそが、それこそが男の最も望んでいた展開だったことを、この時の彼女は知るよしもなかった。

「そうそう、それだよ。覚悟を決めていたはずの女が、ついに我慢できなくなって泣き、精一杯の抵抗をする。
 その哀れな花を摘み取る快感は、何度やってもたまらん」
「い、いや――っ!」

 悲鳴とともに布団の上に投げ出される。
 身をよじって逃れようとするマユミだったが、哀れなウサギは猟犬の餌食。

 トン、と襖が閉められ。
 衣擦れの音と、なにやらごそごそと藻掻く音。

 そして『あううっ』というくぐもった悲鳴。



447 名前:肉体担保・一夜妻マユミ:05/06/08 00:21 ID:???

※タイトルに深い意味はないッス。


「ほらほら、余り暴れるな」

 投げ出すように布団の上に放り出される。
 柔らかいが冷たい布団の感触にマユミは身を縮める。

「マグロはマグロでつまらんが、暴れすぎる人魚はもっとつまらんよ」
「ひっ…!」

 はっきりと言葉にしたわけではないが、言外に、余り暴れるようなら全ての契約をご破算にすると男は臭わせる。
 観念したようにマユミは眼鏡の下の目を閉じ、呻きながら顔を背けた。
 背中までの長さがある艶やかな黒髪が、静かに白い布団の上に広がる。飾りのないただただ白い布団と、落ちていきそうなまでに黒い髪の毛の織りなす色模様に、数多の女を食してきた男も思わずうなりを上げた。

「はぅぅ。そ、そんなこと言われても」

 男の鼻息に子犬のように身を縮め、マユミは途切れ途切れに吐息を漏らす。寸前まで上げかけていた悲鳴は喉の奥に飲み込まれた。声を出せば出すほど、男が喜ぶような気がする。だから彼女は本能的に声を出すことを拒んだ。
 ばさりと扇子のように布団の上に広がった髪の毛にはわずかな癖もなく、彼女の生真面目な性格を物語っているようにも見える。日本人離れした白い素肌は羞恥と寒さに桃色に息づき、整った顎の艶黒子が脅えて揺れる。
 純和風の面立ちと容姿をしているマユミの姿に、男は一人ほくそ笑む。

(まるで政略結婚で親子ほどに年の離れた相手に嫁がされるお姫様だな)

 融資と引き替えに、マユミの父親を脅迫して愛娘の彼女を無理に差し出させた彼に言えたことではないが…。
 その和風美人の彼女が着ているのは、体のラインを露骨に浮き上がらせる水着同然のバニーガールドレスなのだ。頭頂部から飛び出たウサギ耳はふるふると葦のように震え、胎児のような姿勢で肩を抱く彼女の腕の下でぷるぷると乳房が重く揺れる。折り曲げられた足はしなやかで太股はぴっちりとした黒ストッキングに包まれ撫で回したいという気持ちを抑えられない。

(これで、当人は狙ってやっているわけではないというのか)

 和風美女の洋風な姿と意図せぬエロスに満ちた仕草と姿勢に、男は興奮で喉に唾がたまるのを止められないでいた。

「おうおう、そんなに脅えなくとも良いんだよマユミ君」
「あ、あああぁぁぁ」


448 名前:肉体担保・一夜妻マユミ:05/06/08 00:23 ID:???

 男の猫なで声に応えず、このまま消えてしまおうとするように、マユミはただただ布団の上で体を縮める。だが、その仰向けになってもさほど型くずれしないたっぷりとしたバストは露骨に主張を行って彼女のささやかな願いを全く叶えてくれない。
 その恥じらいに満ちた表情と物腰に、嗜虐心をそそる一方で庇護欲もかき立てられる。二律背反の感情。
 マユミをめちゃめちゃに犯してやりたいと思う一方で、彼女に甘えた声を出してしがみついて貰いたいという気持ちになる。

「お姫様は…マユミ君は随分と恐がりでいるようだ」
「あ、だって、だって……………あ」

 ビクリと体をすくませるマユミ。
 男はマユミの上に覆い被さり、ゴツゴツとした指がほっそりとした脇から横腹にかけて撫で回している。

「や、やだ。くすぐったい…から、あまり、脇…触らないで」

 布団の上に広がる髪の毛を撫でつつ、指は蜘蛛の足のようにマユミの横腹を蠢き廻る。男の視線が胸に釘付けだったため、無意識のうちに胸をかばっていたマユミには不意打ちの愛撫だ。ビクンビクンと体が震え、声が漏れるのを止められない。

「そうかそうか。もっと触って欲しいか。どれ、手をどけて胸をもっとよく見せてくれ」
「やっ、だ、イヤです。そんなの」
「んんっ? 今更拒絶するつもりかね? だとしたら君のお父さんへの融資は、考え直さなければいけないな」

 男の何気ない叱責に体がすくむ。
 口調こそかわらないが先程までの泣きじゃくる幼児をなだめるような雰囲気が雲散霧消し、釘を打ち込むような重々しさにマユミは胃の辺りが重くなるのを感じる。

(そ、そうよ。ここで抵抗したって、この人は無理矢理私を犯して、そしてお父さんを助けてくれないだけ…。どうせ犯されちゃうなら、それなら、それならせめてお父さんだけでも、会社の人たちだけでも、助けられる)

 固く閉じた目の端にキラリと輝く滴が滲む。


449 名前:肉体担保・一夜妻マユミ:05/06/08 00:31 ID:???


「あ、は、ご、ごめん…なさい」

 吸血鬼に自らの処女血を捧げる乙女のように首を反らしてマユミは小さく呻いた。言葉以上に彼女の決意を物語るその仕草に、男の目に浮かびかけていた不満の感情が沈んでいく。

「そうそう、それでいい。それでいいんだよマユミ君」

 男の体が折れ曲がり、好色な笑みを浮かべた男の顔がマユミの震える首筋に押しつけられる。

「ひぅっ」

 じゅぶ、と鈍い水音を立てて男の唇が和紙のように白い柔肌を蹂躙する。

「は、くぅ…んん、あ」

 嫌悪感から来る寒気に体がぶるぶると震え、藻掻いてよじった手足が布団の上に複雑な文様を描き出す。のし掛かる男の重みと首筋を粘液で彩る巨大蛞蝓の感触にマユミは途切れ途切れに息を漏らした。

「はっ、はっ、はっ、はぁぁ」

 大声を出して男を突き飛ばし、逃げ出してしまいたいという気持ちがいっぱいだけれど、でもそうすることもできない。鼻孔に潜り込む男の加齢臭に嫌悪はいや増し、息苦しさにマユミは吐きそうだ。

「むふふふ、それではそのたゆんたゆんとした胸を堪能しようかね」
「!!」

 男が手の平全体で丸みを帯びた胸を捕らえた時、マユミは目を見開いて声なき悲鳴を漏らした。
 自分でも気にしている胸。
 大きくて走ると揺れて痛いし、肩も凝るし、むやみに男達の視線を集める嫌なことだけな胸だと考えているけど、でもアスカやマナ、ヒカリ達に言わせればこれほど羨ましい物がないという胸。
 ただ大きいのではなく、マユミの身長や体との線と比較すると、黄金律と言って良いバランスで構成されていて、同性から見ても羨ましいのだという。
 着替え中に言われた何気ない言葉だったが、そういう物なのかと思ったりもした。

 そして、内心アスカ達に誉められて髪の毛に次いで自慢に思っていた胸が、愛しいシンジ以外の誰にも晒したことのない胸が、今無造作につかまれている。

「あああぁぁぁ、いや、です」
「むほほほ、腰はこんなに細いというのに! なるほど、大きさ自体は普通より少々大きめぐらいだから、相対的にグラビアモデル並みの大きさに見えるのか」


450 名前:引き気味:05/06/08 08:07 ID:???

>>447-449

肉体決算、肉体弁済、肉体保証……。
大抵の組み合わせからはエロ妄想を働かせることが出来る私ですが、こうなると微妙にお笑いネタな連想に傾きそうな (;´∀`)

つか、よよよと泣きながらあふあふしていく様のつくづく似合うキャラでつね>マユミ

451 名前:なーぐる:05/06/13 22:50 ID:???

メタルサーガ、ベルウィックサーガがゲームとして面白いだけでなく、妄想ネタとしても
秀逸らしいですね。ちょっと悩む今日この頃。

>バニーマユタンねた
ふと思う。ある意味、先日まで書いてたバニーマユタンの話もシンジ視点から見たら
確かに寝取られだけど、その肝心のシンジ、およびシンジとのつき合いの描写が全くないから
喪失感が薄いですか

それとなく、シンジとどんな小学生の恋愛…はさすがにアレだから初々しい恋愛の描写をしたら
皆さんどんな風に思うデスか?
まあ、そんなこと書いておきながら↑の話のマユタンはシンジと既にすることしてるんで処女ではなかったりするですが。

>某スレ
確かに全然アスカを主に置いた話は書いてない。書きたくない訳じゃない。
んー。んんんー。
ネター。アスカ話の場合のネター。

452 名前:引き気味:05/06/14 01:37 ID:???

アスカさんの普段は入るべからずとやかましい部屋で、うっかり意味ありげな隠しCDアルバムを見つけてしまったキョウコさん。
あらまぁ、なんてこと! ってなネタをさっき思い付きました。
背景設定的には『ボクのヒミツたいけん』とか『INNOCENT TABOO パラレル』みたいな感じで。……『肉体決済』でも良いのか。
描かんと思うけど、撮られて興奮する変なシュミを覚えちゃってた娘さんにあらあらまあまぁな攻めマゾキョウコさんとかも良いかなとオモタですことよ。

453 名前:肉体担保・一夜妻マユミ:05/06/14 22:04 ID:???

 布越しに指が触れる感触にマユミの背中が反り返る。
 ズクン――――と、背骨に焼け串を刺されたように痺れにマユミは呼吸も忘れて喘いだ。

「はぁ―――っ、あっ。
 ん…はぅ、くぅん」

 脳裏に駆け巡る思考がめまぐるしく回転し、何が起こったのかわからない。

「ほれ、ほれほれ。なんという触り心地だ。うむ、桃源郷とはまさに」
「んぁ、ああっ。は、はっ、はあっ、はっ。な、なに…がっ」

 キーンと続く耳鳴りの奥で、男の声と自分の声が木霊するように聞こえる。酒に深酔いした時みたいにとにかく体が熱っぽく、血液の体積が3倍に増えてこめかみなど皮膚の薄いところから吹き出すような酩酊が全身を襲う。

「ふぁ、あああ、くぁぁ。あ、あ……あっ。あ、あ、あっ、ああっ、はあっ。ん……ひっ。あはぁぁ(わ、わたし、の。胸が…)」

 小振りなスイカほどもある胸が粘土細工か何かになって、男の指がずぶずぶと沈み込んでいく。
 そしてそのまま神経を直にいじられてるような寒気のする快感に痺れる。

「あふぅん、あん、ああぁぁ。いやぁぁ、なにこれ、なんなの」

 喘ぎ声に重なって、布団と擦れて柔らかな髪の毛がさわさわと衣擦れの音を立てる。
 背筋が反り返るのは逃れようとする彼女の無意識からの動きだが、意志に反してその豊かな胸を誇示するように突き出す形になってしまう。動きに合わせるように大胆に男の指が胸を揉む。まるで自分からより一掃の愛撫を求めるようにマユミの体は動く。だが、羞恥に頬を染めるマユミはそんなことにも考えが廻らないのだろう。ただぞわりと背筋を奮わせる手の感触を否定しようときつく目を閉じ、顔を背けるのだ。

「これこれ、目を閉じないでちゃんとこっちを見たまえ」
「ひっ……ゆるし、て」


454 名前:肉体担保・一夜妻マユミ:05/06/14 22:05 ID:???


 現実はともかく、マユミは自らの意志で体を捧げるという契約になっているのだが…と、脅えきったマユミの態度に男は少々不満に思う。先程軽く脅しをかけたというのに往生際が悪い。だが、とその一方で男は考える。彼女の態度は少々いただけないが、こういう固く閉じた秘貝を丁寧な指使いでほぐし、自ら開かせてしまうと言うのも、嫌いではない。
 にんまりとガマガエルのように幅広い口を歪めて男は笑う。

「そうか、こっちを見るのはいやか、そうかそうか」

 マユミの頬に指を這わせながら男は肺一杯にマユミの蒸れた汗の匂いを吸い込む。何時間もサウナに入れた上で垢擦りを行い、その後香料入りの風呂に長時間入浴を強制されていたマユミには細胞の隅々にまで花の香りが染み込んでいる。

(この匂いに、淫臭が直に混ざることになる)

 形状記憶合金のワイヤーで胸に張り付くような形で固定されただけの衣装は、男がほんの少し手に力を込めただけで簡単に剥き出しにされ、白い双乳もその頂点で息づく桜色の乳首も晒されてしまう。

「ひ、う……………………っはぁ」

 のし掛かる男の重量にマユミは押さえつけられる。いや、その圧倒的な重みがなくとも、細腰と胸を愛撫し続ける男の執拗さに、マユミの抵抗はすっかりと形をひそめてしまっていた。口では拒絶を言い続け、もじもじと体をよじらせてはいるが、もはやそれは抵抗とは言えない。

「ふむ、良い具合にほぐれてきたな」
「あ、はぁ、はぁ…ん。そ、そんなに、胸、を。胸ばっかり…を」

 布地の上から形が変わる勢いで柔らかな胸を揉みまくる。

「あぅぅうう、うぁ。あっ……あっ。ああはぁぁ。だめ、やめて、どうして」

 汗でぬめる乳房は淡い照明で照り輝き、輪郭が闇の中で淫蕩な稜線を浮かび上がらせる。

「ふう、ふぁ、んんあああぁ――っ」


455 名前:FOX:05/06/28 03:13 ID:???

えと、さっき「絵板」でグレイハウンドのことをちらっと書いて思いついたんですが……。

 第三新東京から少し離れたイベントに参加することになったアスカ、レイ、マナ、マユミにヒカリ。
 そこになぜか、いや必然的に同行を余儀なくされてしまったシンジくん。
 強引に「シンジくーん、アタシを抱きとめてぇっ!」と踊り場にいる少年に無茶なダイブをかましてきたマナを「ひょい」とかわしてしまったのがそもそもの原因。
 そのまま壁に激突して肩をくじき、「ああ、これじゃ荷物も持てない……でも、あたし、慣れてるから……いいのよ!いいの!シンちゃんがあたしのこと、そんなに愛してくれてないなんて思ってないの!これはそう、ただの事故なんだから」と保健室のベッドの上で独演会を始めたマナに「あ、だったら僕、荷物持つから……元気出して」と少年が見事に引っかかってしまったのがその原因。
 「あ、あんた、あんたってどうしてそんなにあっさりとあのネコカブリ女に引っかかるのよ」と歯がみするアスカだったが、最大のライバルであるアルビノ少女に「碇君と一緒に旅行に行けることが……うれしくないの?」と言われてはどうしようもない。
 「しょ、しょうがないわねぇ、荷物持ちがいるのは事実だし、あたしたちだけならママも心配するし……」と急ににやけながら同意してしまうのだ。


456 名前:FOX:05/06/28 03:13 ID:???


 が、バス乗り場で少年と少女たちはある事実に気づく。
 「この深夜バス、男女別々なのね……」とヒカリ。「シンジと彼にらぶらぶ娘たち」の熱気に(悪いとは思いつつも)いささかひるみがちの少女はどこかほっとしていた。
 「『安心して女性もお乗りいただけます』ってナニよぉ」アスカは鼻息も荒く看板をけっ飛ばし、周囲の視線に慌てて「ほほほ……」と作り笑いをする。
 「……詰めが甘い」ぼそりとつぶやいたレイの視線はマナをひるませるに十分だった。
 「ああ、でも、別れ別れになるのは一晩だけですよね。夜明けのコーヒーは一緒に……」と徹夜明けで入稿を済ませた文学少女はハイになった頭のままで訳の分からないことを口走り、アスカとマナに肘打ちをくらった。
 「あ!」マナが叫ぶ。表情が明るくなる。「ね、ちょっと、アスカ」こそこそとアスカに耳打ちする。
 活発的な赤毛の美少女の表情が驚きに変わり、それからいささか邪悪なものへと変化する。
 「いらっしゃい!シンジ!」
 ぎゅっと少年の手を掴み、反対の手でえらくでっかい旅行鞄をひっつかむ。そのまま機関車のような勢いでターミナルの奥へと進んでいく。
 「な、なんだよ、アスカ、ちょっと、痛いってば」
 「あ、みんな、ちょっと待ってて、いい方法考えついたから……おたのしみに……ね?」左手を吊ったマナは軽く手を振ると二人に続いた。


457 名前:FOX:05/06/28 03:14 ID:???


 「た、たしかにこれなら……」マユミはメガネの奥の瞳をなぜかうるうるさせていた。
 「碇君……似合いすぎ……」ヒカリは唖然とするしかない。
 「たまにはいいことを思いつくのね」口ぶりはぶっきらぼうであったが、その紅瞳に賞賛の輝きがあることにマナは気づいてにやけてしまう。
 「ひどいよ、みんな……」シンジは真っ赤になっていた。「誰も僕に同情してくれないなんて」
 「そういうのを噴きとばしちゃうくらい似合ってるんだもの。しょうがないでしょ」アスカの物言いははひどく冷淡に言い放つ。でもその頬は紅潮していた。
 「これなら絶対確実にオッケー!」マナはにやりと笑う。「だってどこから見ても、『とっても可愛い女の子』なんだから!」

 そうなのだった。
 アスカ、レイ、マナにマユミ、ヒカリの目の前にいるのはショートカットのキューティクルも愛らしい、線の細い美少女だったのだ。
 膝ちょっと下のブラウンのスカートに紺のハイソックス、薄手のセーターにデニムのジャケットを羽織ったその姿は十分にフェミニンで、胸のボリュームが足りないことも、スカートの下に「オトコノコのシンボル」を隠していることなどみじんも感じさせないのだ。
 そして、頬を染め、上目遣いに抗議するその表情。
 それは少女たちの横を通り過ぎた男性すべてが振り返るほど蠱惑的だったのだ。


458 名前:FOX:05/06/28 03:14 ID:???


 「完璧だわ」うっとりとアスカはつぶやいた。「行くわよ、シンジ……はまずいか。えと、えい!『ユイ』ちゃん!」
 「え、ええ!あ……」むんずと手を掴んだアスカに引きずられる。そのまま背中をレイに押される。
 「正体が露見しないように……『ユイ』」耳元でささやくレイの白磁の頬はかすかに色づいていた。
 「これわ、これわ、超ヒット、すばらしいわ……このこすぷれ……」自分自身の体をぎゅっと抱きしめたマユミはうわごとのようにつぶやいていた。
 「ね、ちょっと、ほんとにするの?ね?ね……」我に返りかけたヒカリの肩にマナが手を回す。
 「もう遅いわ。洞木さん、我々はすでにルビコンを渡ったのよ」
 そういうたとえが出てきてしまうのはやはり、彼女が戦略自衛隊幼年学校出だからだろうか。


 肩に掛かる心地よい重さに碇シンジは目を覚ます。
 大型バスは闇の中を低いうなりを立てて進んでいた。
 くすりと笑う。無邪気な表情で惣流・アスカ・ラングレーは碇シンジの細い右肩に輝くような赤毛をもたれかけて眠っていた。
 今のところは順調だった。
 乗車率は30%ほどで、乗客は誰もバス後部に陣取った彼女たちに注意を払わなかったし、検札に来た係員も『ユイ』に好意的な微笑みを向けただけだった。
 ……これなら何とかなりそうだ。
 シートをこっちに向けて、ちょっとしたブースとなったバスの後部座席でそっと溜め息をつく。
 ……周りからも見えないし、みんな眠ってる。朝になってターミナルに着いたら、大急ぎで着替えないと。でも、洞木さんにまでこんな格好見られるなんて……。
 頬に赤みが増した。心優しい彼女はきっと黙っていてくれるだろうが、一応きちんとお願いしておかねば。
 そのときだった。


459 名前:FOX:05/06/28 03:15 ID:???

 左から手が伸びてスカートからのぞく膝小僧の上に乗ったのは。
 「!!」
 「駄目だよぉ」ささやきながらマナはくすくす笑う。「膝が開いちゃってるよ。はしたない、女の子なんだから」
 「……もう!」ぎゅっと膝を閉じる。
 その膝小僧をくすぐられる。
 「ば、ばか、マナ、やめろよ」小声で抗議する。
 「『やめてよ』でしょ?」さわさわとさらに撫でられた。
 「酔っぱらってるだろ!」鋭く指摘した。座席の下にはビールの缶がいくつも転がっていた。
 「それだけじゃないもーん」マナは笑う。「マユミの『美少年がメイドさんの格好をさせられて、かっこいい領主様に意地悪される』イラスト入り小説をたっくさんコピーして、いっぱい折らされたのよ。だ・か・ら・か・な?」
 「ちょ、ちょっと……そんなのに影響されるなんて……あ!」左肩から回された柔らかな手で口を押さえられた。
 「バスのなかでは静かになさい。『ユイ』ちゃん」右耳からささやかれるその声は甘やかでどこか残酷だった。「ほかのお客に迷惑でしょ」
 「あ、あふかぁ……ん!ふ!」
 「すごぉい、ほんとの女の子みたい」碧眼の少女は熱に冒されたようにつぶやく。彼女の右手は『ユイ』のきめ細かい膝をさわさわと撫で始めていた。
 「アスカ?」マナが窺うような表情になった。
 「脚が開いてきてるわ。『ユイ』』アスカはくすりと笑い、スカートの上からそろりそろりと太股を撫でる。


460 名前:FOX:05/06/28 03:15 ID:???

 「ふ、ふ、ふぅぅ、ふはぁ……」
 「あ、ほんと、マジで……」マナの指先がブラウンのスカートの中へそろりそろりと侵入してゆく。
 ゆっくりと、ゆっくりとスカートがまくり上げられていくさまを「彼女」は甘いうずきとともに見つめることしかできない。
 「ひ、ひぅぅぅぅ!」少女は痙攣した。
 「すごく熱い。靴下の上からでも分かる」正面に座っていたアルビノの少女が脚を伸ばし、スカートの上から太股の付け根を押さえていた。
 「あ、あ、お、おお……」
 「だめよ。スカート汚したら、ただじゃおかないから」ちゅっと口づけしてからアスカが脅す。
 「そうそう。それに、暴れてもだめ。もしいい子じゃなくなったら『ここにヘンタイが乗ってますぅ!』って運転手さんに言いつけちゃうよ」マナが耳たぶを甘噛みしながら警告した。
 そのあいだもレイはゆっくりとさわさわと爪先で『ユイ』を昂ぶらせてゆく。
 甘く異常な拷問は半時間近く続いた。
 そのあいだ、快楽と恐怖と屈辱に悶えつつ、なんとか耐えることができたのはほとんど奇跡だった。
 やがてバスは減速し、左に舵を切った。明かりのついた建物が近づいてくる。
 「パーキングエリア。一五分間停止」マナがささやく。「出したい?」
 なんどもなんども、涙を浮かべてなんどもうなずく。
 「トイレ休憩」レイが小声で宣言した。


461 名前:FOX:05/06/28 03:16 ID:???


 ぷしゅっとドアが開くと四人の少女たち……大人しそうなひとりの両手を二人が引き、もう一人が背中を押していた……が小走りに路上へと下りる。
 ブラウンのスカートの少女は内股気味でひどく辛そうだった。
 ずいぶん我慢したのだろうか。車内にもトイレはあるのに。
 運転手は苦笑するとコーヒーの入った魔法瓶に手を伸ばす。

 そして両手を引かれて連れ込まれた「女子トイレ」の個室でほとばしらせる。
 後ろからアスカに羽交い締めにされて。
 マナに大きくスカートを持ち上げられて。
 ブリーフをくるりと剥いて、うっとりと瞳を閉じた柔らかくて熱いレイの口の中へ。
 腰が熔けるような快感は、あまりに異常な状況はむしろ彼の抵抗心をも奪ってしまった。
 呆然と便座に腰を下ろし、頭を撫でられながらアスカの胸に頭を押しつけてすすり泣く。
 だから無抵抗だった。
 レイに口づけされて、彼女の中に迸らせた樹液をどろりと流し込まれても。
 跪いたマナに出したばかりで敏感な若茎を銜えられても。
 少女たちの舌遣いが好奇心いっぱいでただ乱暴なだけであることも関係なく、一五分の休憩時間のあいだ何回も迸らせてしまう。
 アスカにちゅうちゅう吸われたときには甘く切ない声を上げて、命令に従うと誓ってしまう。
 そして「最初の」命令として、「セーエキでどろどろのオトコノコのパンツ」の代わりに小さな真っ白なレース入りのショーツに足首をくぐらせてしまう。
 ぎゅっと持ち上げたところで、スカートを自分の手で大きく持ち上げて「おへそのところから先っぽが飛び出してるね」とアスカに笑われても、頭の芯が痺れたままだった。


462 名前:FOX:05/06/28 03:16 ID:???


 やがて小走りに少女たちは戻ってくる。
 すれ違ったときに「ほんと、替えを持ってきてよかったわね、ユイ」と言われたショートカットの内気な少女が真っ赤になるのを見て、運転手は一瞬ひどく淫らでばつの悪い思いをするのだった。

 「あと三時間だね」マナがささやいた。レースのハンカチで後ろ手に縛られた『ユイ』にぎゅっと身体を押しつけて。
 「スカート汚したら、すごく目立つと思う」レイが静かに言った。
 「汚したくないよね。スカートの前にえっちな染みを付けたまま、一日中過ごしたくないよね?」アスカの声にぽろぽろ涙をこぼしつつ頷く。
 「言うこと聞くよね」
 「うん、うん……」
 「よかった。素直な女の子で」アスカが笑う。「じゃ、『そのとき』になったら言うのよ。アタシがお口で受けたげるから」
 感謝と依存の涙を浮かべて見上げるショートカットの美少女にアスカはぞくぞくしてしまう。
 「では、脚を伸ばして……言われたとおりにつま先を動かしてね」正面に腰掛けていたレイがゆっくりと脚を拡げた。「あなたもする?」
 これが夢の続きなのかさえ判断がつかなくなっていたマユミはなんどもうなずいて、レイに負けずとも劣らない真っ白な内股を車内の明かりに曝した。
 そうしてそれぞれの脚のあいだに、紺のソックスに包まれたほっそりとした華奢な少女の脚が伸びてゆく。
 「ふあぁ……っ」マユミが夢心地の声を上げた。レイは黙ったまま全身を震わせる。にゅくにゅくという湿った音がアルビノ少女の悦びがいかほどのものか物語っていた。


463 名前:FOX:05/06/28 03:17 ID:???

 「さ、教えてあげるわ。『女の子』がどんなに素敵なものか」アスカはゆっくりと言った。「そしてアンタは選ぶのよ。アタシ達といつも一緒にいる道をね」
 返事を待たずにアスカは相手の唇を奪い、むさぼる。

 まるで恋する少年のように。
 もちろん「彼女」も、それに応える。


-----------
 うーむうーむ……。
 時差ぼけで眠れなくて書いちゃいましたが……。
 これってハーレム……なんでしょうか。

464 名前:PDX.:05/06/28 07:34 ID:???

>>FOXさん
 いっそヒカリも参加ということでw

465 名前:FOX:05/06/29 01:09 ID:???

>>464 PDX.さま

>ヒカリ参加

 します、絶対してます。
 きっと帰りのバスの中では……。


 朝目が覚めるとどきりとするくらい色っぽくなった「彼女」に驚き、さらに会場についてもオンナのコのままでいることにさらに驚くヒカリ。
 それどころかアスカとマナに手を引かれていった「彼女」が戻ってきたときの姿に唖然としてしまう。
 彼女が身につけているのはメイドの衣装。
 それはマユミの小説のなかで美少年が身につけていたものと同じデザイン。本来ならレイが着るはずのもの。
 でも、その姿はどう見ても「女装した美少年」ではなかった。
 むしろ「ボーイッシュな女の子」なのだ。
 それはアスカとマナによって施されたメイク……艶やかな唇に、潤んだ瞳を演出する長い睫毛のせい。
 それはメイド服をたっぷり持ち上げる胸の脹らみのせい。
 マナとアスカに「コスプレさせるための説得の苦労」を交互にささやかれていくうちに、ヒカリの体温は上昇していく。

 

466 名前:FOX:05/06/29 01:10 ID:???


 「まずね、トイレに連れ込んでショーツだけの姿に剥いちゃったのよ。泣きそうな顔が・・・ぞくぞくしたの」
 「でね、でね、アスカがね『男の子の服は全部捨てちゃった。シャツも、ズボンも、パンツもね。だからアンタは、可愛らしいお洋服を着て帰るか……そのはずかしいぱんつ一枚で帰るかのどちらかしかないのよ』って宣言したら……Cカップブラをつけることに同意してくれましたぁ」
 「もちろんイジめるだけちゃだめ。優しくキスしてあげて、頭を撫でてあげて、慰めてあげて……」
 「手取り足取りメイドさんのお洋服、着せちゃいましたぁ」

 ボーイッシュな服装のレイと並んでチラシを配っている「彼女」の後ろ姿にどこかあやしいときめきを感じてしまうヒカリ。

 そして、完売に浮かれる帰りのバスのなかでヒカリはそれを見せられてしまう。
 レイにささやかれた「彼女」が涙ぐんでスカートを持ち上げる姿を。
 可愛らしショーツのおへそのあたりからのぞく、無惨なほどに張りつめた牡茎の先端を。
 その先端に被さっている半透明の袋の中に、ヨーグルトのように濃い白濁液がたまっている様子を。
 それにヒカリが気づいたとたん、「彼女」が「ふ、ふ、くぅぅぅ……ぅ」と身を震わせて、その白濁液の量がさらに増える様子を。

 マユミがうっとりと慎重にその鞘を外して、エキスをすすりはじめるさまに、「もう、早くアタシにも味あわせなさいよ」と小声でののしるアスカに、剥き出しのひくひくする肉茎にちゅうちゅう吸い付くレイの姿に気が遠くなる。


467 名前:FOX:05/06/29 01:11 ID:???


 「ほ、洞木さ……ん」とか細い声で伸ばされた手を握りしめてしまう自分に驚くヒカリ。
 だが、いつのまにか自分がこれ以上の吸精を拒もうと身をよじる「彼女」の抵抗を封じ、リクライニングシートに押しつけてしまっていることに気づいてしまう。
 涙を浮かべる彼女の唇をむさぼっているうちに、洞木ヒカリの思考からそれらの事実や恐怖は抜け落ちてしまう。

 それが本物の少女でない事実を。
 それが「雄の支配の象徴」であることを。
 それが淡い恋心を抱いていた少年の親友であることも。

 洞木ヒカリの思考はいつしか変質してゆく。

 イジワルすると、ぞくぞく……する。
 キスをして、舌を絡めて、甘い声を聞くと、おなかの奥がきゅんとしてくる……。
 それをいじめてあげて、このコをとっても素直でいい子にすると、頭の中が痺れるくらいに素敵な気分になれる。
 それをいじめて、意地悪して、迸しらせた「それ」はとっても不思議なあじがして……。喉を鳴らして飲み干すと、泣きたいくらいに嬉しくなるの。

 握りしめた「彼女」の掌を自身のスカートの奥へと導いたヒカリは、にっこりと微笑むと指を二本立てるように「彼女」に命じ、それに手を添えてよじれたショーツのクロッチをくぐらせた。
 「いいわね。わ、わたし……がいいって言うまで、指を曲げたり、動かしたりしちゃ……ダメ。貴女は玩具なんだから、貴女はお人形なんだ……から」

 明かりを落とした長距離バスの後部で、くちくちと「彼女」の指を使って自慰をはじめるヒカリにはもう、罪悪感など欠片もなかった。
 「彼女」のつまさきを使ってオナニーをするマナとマユミと見つめ合って惚けていた。
 「彼女」の右手を使って快楽をむさぼるアスカの腰遣いを真似ていた。
 「彼女」の唇をついばみ、さきほどまで口内で攪拌していた「彼女の」果汁をゆっくりと「彼女に」嚥下させているレイと同じように、突きだした舌をゆっくりれろれろと動かしていた……。


468 名前:FOX:05/06/29 01:12 ID:???


 ……ってな感じで、我を忘れて没頭したあげく……。
 そのあとに陥る自己嫌悪をオカズに、ノゾミに見つからないように毛布をかぶって、シているんではないかと(w

469 名前:引き気味:05/06/29 01:31 ID:???

ノリノリですな、FOXさん(w
と言いますか、こういった路線はPDX.さんの得意ワザといった印象でありまして(笑)、嵌った展開でいきなりダダダッと描いてくるのには吃驚しますた。
私も芸幅は広く持っておきたいとこですが、浮かんでくるエロイメージがまたマンネリ気味にシンジ寝取られ型ですからなぁ…… (;´∀`)

470 名前:PDX.:05/06/29 21:20 ID:???

>>468 FOXさん

 絶好調ですなw
 きっとこのヒカリであれば、「彼女」を家に泊めてしまったりするかもしれませんね。

「ただいま、お父さん」
「あぁヒカリ、お帰り」
「また夜勤?」
「ああ。今週いっぱいな。おっと、お友達かい?」
「は、はじめまして」
「ゆっくり遊んでいきなさい。それじゃ、いってくるよ」

 洞木三姉妹の玩具にされる「彼女」なんて感じで。

471 名前:リアル・カッコマン:05/07/13 23:01 ID:???

すっかりご無沙汰しているリアル・カッコマンです。久々に書き込んでみました。
嬲られるシンジ、いいですねぇ。猿轡をかまされて、女の子たちに輪姦(まわ)しにかけられてしまったりするとツボかも。
童貞を失うときに、(お、お婿にいけなくなっちゃう)と涙をぼろぼろ零したりとか(笑)
で、「アタシがもらってあげるから」と雰囲気を察したアスカに慰められたり。

ところで、最近、「風呂に沈める」という言葉にエロスを感じていたりします。
もちろん、字義通りの意味ではなく、ソープに売り飛ばすという意味の隠語の方ですが。
無理矢理、トルコ風呂(古い)に沈められるアスカネタいかがでしょうか。

472 名前:PDX.:05/07/25 00:09 ID:???

 どざむら氏の新刊「どぐう 黒」の中で、夫が単身赴任中の新妻が、同居している義父・義母に抱かれるという作品がありました。
 ただしこの義父と義母は、義父の浮気が原因で関係がかなり冷えており、新妻はまず義父に抱かれ、別な日に張型を身に付けた義母に抱かれ……という感じで、登場しない夫も含めると、一つ屋根の下で新妻さんが三つ股の浮気をしているような関係(^_^;

 以前、スワッピングの後でゲンドウ・ユイ夫妻に堕とされた新妻アスカが、子作り旅行に行くまで堕ちきった……なんてネタを掲示板で書きましたが、あれよりもややこしい関係と申しますか(笑)

473 名前:& ◆xTwoYEuCC. :05/07/26 23:16 ID:???

義父との子作り旅行っていい響きですね。
でもPDX.さんのその書き込みネタ読んだ記憶がない……
まだ、BBS抽出ログに切り出されてないネタなんでしょうか。
無性に読みたいなぁ(笑)

ゲンドウネタだと、こんなシチュエーションが頭から離れません。
急な出張が決まったシンジが、何かと物騒だから父さんに来てもらおうと
新妻の留守宅に父親を呼び寄せます。
「父さんに来てもらえば安心だよ」
父と新妻をあまりにも信じ切ったシンジの行動にとまどいつつも、アスカは義父のために夜具を床に延べ、自らの気のきかなさを詫びるのです。
「お義父様……急にきていただいたんで、避妊具、切らしているんです、生でもかまいませんか?」
と。

474 名前:リアル・カッコマン:05/07/26 23:17 ID:???

あらあら名前が文字化け。上の書き込みは私です。

475 名前:PDX.:05/07/26 23:55 ID:???

>>473 リアル・カッコマンさん

 結構古いネタだったと思いますが、切り出されていたかなぁ……(記憶曖昧)
 おおざっぱにこんな内容。

1)ネットでスワッピング相手を探すシンジ・アスカ夫妻
2)相手はなんとゲンドウ・ユイ夫妻だった
3)シンジは百戦錬磨のユイ相手にあっさり敗北・失神
4)「まだまだねぇ」などと言いつつ、アスカ&ゲンドウの部屋に移動するユイ
5)やはりメロメロにされているアスカ。ユイも参加したことでなすすべもなく奴隷宣言
6)シンジのいない時に、ユイ・ゲンドウ夫妻に調教をうけるアスカ
7)ユイとアスカが温泉旅行。しかし実際はゲンドウも合流し、「初孫」の種付けのため
  に、子宝が授かるといわれている神社と、その謂れのある温泉への旅行だった。

なんて感じ。

476 名前:コウイに値する名無しさん:05/07/27 00:03 ID:???

それこの板じゃないよ
この板じゃないよそれ

477 名前:PDX.:05/07/27 00:09 ID:???

>>475補足

http://jbbs.livedoor.jp/movie/1029/storage/1035364612.html
ボクのヒミツたいけんのネタ

このスレの>>897が原型かな?

>>476さんの言うとおり、この板(裏死海悶所@西院鯖)ではありませんが、
一応移転前の裏死海悶所ということで。

478 名前:& ◆xTwoYEuCC. :05/07/27 00:39 ID:???

拝読しました。3泊4日孫作りツアー、さすがPDX.さんなシチュエーションですねえ。

この後、お肌つやつやのアスカが戻ってきて、シンジのほっぺたにチュウしたりするかもしれませんネ。
「ど、どうしたの、アスカ?」
「うふふ、あのね……アタシ、いっぱい、いーっぱい、がんばってきちゃった!」
語尾にハートマークを浮かばせんばかりに、甘い声で囁き、抱きつく。
「がんばったって何を?」
きょとんとして何も気づいていないシンジに、アスカは胸いっぱいの甘酸っぱい感情を感じて、幸せそうに目をつぶる。
こんなにも自分を愛して、包み込んでくれる夫。そんな夫を驚かせるプレゼントをお土産に持ち帰ってきたのだ。
とびっきりの、お金では絶対に買えない贈り物を。
思わず秘密を明かしてしまいそうになる誘惑をはねのけて、
「うーん……やっぱりないしょ!10ヶ月たったら教えてあげる」
ウィンクをして、くすくす笑いながら身をひるがえす。
戸惑うシンジをよそに、アスカは確信を持って微笑んだ。
プレゼントするのが弟でも妹でも、シンジ、大喜びしてくれるわよね。
一人っ子だからずっと寂しかった、ってそう言ってたもの。

479 名前:リアル・カッコマン478:05/07/27 00:43 ID:???

あれれ、また文字化け。firefoxのせいかしらん。

480 名前:PDX.:05/07/27 16:23 ID:???

>>478 リアル・カッコマンさん
 まぁこのネタのアスカは、ユイ&ゲンドウ夫妻の手に堕ちたとは言っても、シンジのことを嫌いになったわけではありませんし、シンジ相手のセックスで感じないわけでもありませんしね。
(StrayCatみたいにシンジがEDではないし、夫婦崩壊みたいに種なしでもなし)
 ただ、シンジよりも二人の方がテクが凄いだけで(笑)

 これまでユイ&ゲンドウに「孫はまだか」と言われても作らないでいたのは、シンジ&アスカの間で「子供を作るなら何歳」とかそういうものだったわけで、アスカが避妊薬を飲んでいたということであれば、「できちゃった」も可能ですよね。
 薬をたまたま切らしていたとか、飲むのを忘れていたなんて理由で。

 ユイ&ゲンドウも二人の仲を裂こうとしているわけではなく、子作りを拒むアスカを「説得」しただけですし(ぉ
 二人に堕とされたアスカが子作りを承諾し、避妊薬を飲まずにシンジとセックスを続けたけどなかなかHITせず、業を煮やしたユイ&ゲンドウが「子宝の授かる神社&温泉ツアー」を用意したと(笑)
 だからシンジの種という可能性も何%かはあるということで。

 でも、確実性を狙うのであれば、危険日を中心として三泊四日の旅行をセッティングするだろうし、その間夜ごとに種つけをされるとあってはまず間違いなく(略)

 それでもさすがに、アスカには多少の後ろめたさはあるんじゃないかなぁ、と思ったり。
 ユイ&ゲンドウとの関係が続いていることをシンジに黙っているでしょうし。きっと。
 だからあまりウキウキとして報告はしないのかも。

481 名前:夏だ、一番!シンジハーレム祭り in 海 ※なーぐる:05/08/03 23:18 ID:???

―1―

 時に西暦201X年

 せっかくだから海に行きましょう。
 と、マナの提案でいつものメンバー(シンジ、トウジ、ケンスケ、カヲル、レイ、アスカ、マナ、マユミ、ヒカリ)で海に行くことになった。なんだかんだ言っても、マナは皆のペースメーカーだ。やろうやろうと思っても、億劫さが勝ってなかなかやろうとしないことに率先して皆を誘う。
 言い出しっぺになる気はさらさら無いけれど、まあ特に予定もないわけだし、せっかくだから。とアスカとヒカリも乗り気になる。この2人を誘い出せれば、これはもう勝ったも同然だ。

 ヒカリには自然、トウジがセットになってついてくる。と言うか半ば強引にヒカリが誘う。
 アスカを誘えば、勿論オプションこと碇シンジもついてくる。イヤだと言っても無理矢理引きずってでもつれてくるのだ。シンジが行くと言えばレイとカヲルの使徒コンビがどこからともなく現れるのが世の摂理。おもむろに精一杯の勇気を出してマユミも参戦だ。尤も、マナが何かをする時は大概マユミを真っ先に誘っているのだが。
 で、シンジとトウジが揃えば、ケンスケも来る。
 結局いつものメンバーだ。

 ちなみに、影の薄いことで定評のあるムサシとケイタは現在、洞木コダマとノゾミというそれぞれ年上と年下の彼女がいるとかなんとか。

 今も某国でエヴァの研究をしているマリィ嬢は、ちぇーっと顔をしかめて悔しがった。とりあえず、一週間位休みを取って日本に行くことを固く心に誓う。


 とにかくだ、シンジ達は電車を乗り継ぎ、この道はいつか来た道とばかりに海水浴場にいるわけだ。
 かつてこの道を通った時は、エヴァのエントリープラグに入って専用の列車に揺られてきた。そういえば分裂する使徒と戦って無様な姿をさらして、冬月先生に全く恥をかかせた気がするが過去は振り返らない。


482 名前:夏だ、一番!シンジハーレム祭り in 海 ※なーぐる:05/08/03 23:20 ID:???

―2―

 シンジ個人としては、泳げない僕には手の込んだいじめだ…と言う風に感じられなくもなかったけれど、さすがにいつまでも泳げないままというのも恥ずかしいし、いつものメンバーと遊ぶのは楽しい。なにより、たぶん初めて目にするだろう気になるあの子達の艶姿を見てみたい。
 そんなわけでなにげにサルファではコーディネーターのキラより能力が高いシンジは二つ返事で「うん、海行くよ」と言ったのだった。

 で、宿に荷物を置いて着替えて海に行って水際でボール遊びしたり砂に埋まったり、スイカ割りをしたりと一通り遊んだわけだが、この間、量にして実に20kbyteを超える出来事があったけど省略する。
 まあ、それもあんまりなのでちょっと皆の水着姿を書くとすれば。
 その育ち故に水中生活は大得意のレイは、その魅惑的な肢体を白いワンピース型の水着でみ、周囲のギャラリー達の注目を集めたまま、黙々と海に入り、いつの間にか姿を消していたり。
 アスカは上から、ドンッ!キュッ!ボンッ!と音のしそうな、モデル顔負けで攻撃的なスタイルで周囲の野郎どもを悩殺だ。衣装は目に鮮やかな赤いセパレート水着。
 マナはどこで売っていたのか激しく疑問なヒョウ柄…どころか虎柄ワンピース水着で登場だ。確かにレイやヒカリ達に比べればふっ、と鼻で笑われるサイズだがそれでも平均サイズある胸の盛り上がりがマーベラス。


483 名前:夏だ、一番!シンジハーレム祭り in 海 ※なーぐる:05/08/03 23:21 ID:???

―3―

 そして真打ち登場、とばかりに黒いセパレート型水着でいつもと180度違う大胆さでマユミが砂浜に立つ。もう、普通に水着売り場で売ってる水着だと着られないから…と言わんばかりに特注なビキニ。歩くだけでゆさゆさ、たゆんたゆんと小振りなスイカほどもある胸が揺れる。それでいて腹部には無駄な脂肪がほとんど無く、背筋を反らせば腹筋が微かに見て取れる。アスカがファッションモデルタイプのスタイルとすれば、マユミはグラビアアイドルタイプのスタイルだ。
 マユミだけやたら説明が長いが気にするな。

 だが真の真打ちは、男心を妙な方向にくすぐるスクール水着で登場した洞木ヒカリがいただいていくのだった。日本人的スタイルを保ちつつ、巨乳と呼んで差し支えない胸が、縫いつけられた胸元の名札の「洞木」という字を歪めてなんだか凄いことになっています。
 そんな彼女たち5人はまさに8月の海のマーメイド。



(・ω・)とりあえず、エロシーンは明日書く〜。
ハーレム物だからハーレムスレに書いた方が良いかもしれないけど、割り込みになっちゃうからこっちに。


484 名前:& ◆xTwoYEuCC. :05/08/04 02:20 ID:???

>>480

「でもやっぱり、お義父さまと……その……赤ちゃんを作るなんて……」
ひなびた温泉宿の一室で、ついに若き人妻は浴衣をはぎ取られて、中年の男女の間に挟まれるように虜にされている。
「あらあら、怖くなっちゃったの?」
くすっと笑いながら、ユイは優しくアスカの長いブロンドヘアをなでてやる。
「大丈夫、この人の精子なら、半分はシンちゃんのものと全く同じなんだから。シンジによく似たかわいい赤ちゃんが生まれるわよ」
だから安心して迎え入れていいのよ、そう言って、義母の舌がちろちろとアスカの女の入り口の準備を整える。ひんやりと冷たい舌の感触が熱に浮かされたアスカの秘められた部分を蕩かせていく。
興奮でくらくらする頭をアスカは左右に揺さぶって切ない吐息を漏らす。今更の逡巡だが、これは愛するシンジへの裏切りではないのか、シンジを悲しませたくない。だが、アスカの膣口が目の前の男性の猛りを求めて蜜を吐き出せば、彼女の懊悩はいやが上にも高まっていく。
ピンク色に艶めく秘唇は、義母の舌によってくじられ濡れそぼり、子種を注ぎ込むための牡器官をいつでも受け入れられる態勢になっている。だが今宵夜が白むまで、貞淑な新妻の女性器が迎え撃つのは愛するシンジのものではなく、その父ゲンドウの逞しくそそり立つ陽根なのだ。

485 名前:リアル・カッコマン=484:05/08/04 02:21 ID:???

「で、でも……」
「問題ない」
寡黙なゲンドウが初めて口を開いた。すでに服を脱いで、意外と引き締まった裸身を露出している。そして、アスカの両足を強引に開かせ、その間の足の付け根に入り込む。
「ひ、いやっ」
「だめよ、ちゃんといい子にしているの。がんばって赤ちゃんを作るんでしょ?」
「うううっ……」
妻と嫁との微笑ましくも淫靡なやりとりを寡黙に受け流し、ゲンドウは避妊具をつけない剥き身の男性自身を膣口に押し当てる。
「あ、あうっ」
レイプ前にマウンティングを宣言された雌ザルのように、アスカは力を抜いた。もはやここまでくれば観念するしかない。
男と女の粘膜同士がこすれ立てる、くちゅくちゅと卑猥な音が、アスカの精神はともかく肉体が「いつだってオッケーの三連呼よ!」状態で、浮気を心待ちにしていることを物語る。ゲンドウは、いつでも自分の息子の嫁と肉体関係を結べるよう、入り口に先端を半ば侵入させて、ゆるゆると前後に揺さぶった。だがまだ本格的に合体するわけではない。

486 名前:& ◆xTwoYEuCC. :05/08/04 02:22 ID:???

「あっ、あっ、あふっ……」
空中に抱きかかえられたまま、アスカは世界で一番愛する青年の父と下半身でのランデブーを繰り返すのだ。浅くゆるいスラストは、それだけでもアスカの雌としての妖しい情感を呼び起こし惑わせる。唇の端からははしたなくよだれをあふれさせ、もっと奥まで、ちゃんと繋がってきてお義父さま。とつい求めてしまいそうになる自分を必死で制止しているのだ。ゲンドウが「問題ない」と再び繰り返し、言葉を続けた。
「私とユイ以外の人間がいる場面では、生まれてくる子の父親ではなく祖父として接しよう」
「意外とその辺の分別があるのよ、うちの人は。だから安心してアスカちゃん」
「そ、そんなっ」
裏を返せば、二人きり、あるいはユイと三人だけの場面では、生まれてきた子どもの父親として振る舞うという宣言でもあった。何かとかこつけて、シンジを排除し、事実上のゲンドウとの肉体的、精神的な夫婦関係を深めさせられていく予感が浮かんだ。

487 名前:リアル・カッコマン478:05/08/04 02:24 ID:???

「それでは行くぞ」
「可愛い孫の顔を早く、私たちに見せてね」
「あっ、や、やめてっ……ううっ」
非情な交合宣言とともに、ゲンドウの熱い塊りがアスカの胎内に押し入ってくる。
すでに固くしこり始めている乳房を厚い胸板で押しつぶされ、のしかかってくる体重の重みに征服される性であるオンナとしての悲哀を感じてしまう。挿入された牡槍がアスカの媚肉を拡張する。シンジだけのものだったはずの美肉がその父親に賞味される。
「い、いやっ……こんなの……ふ、太いのっ」
だが、アスカがその逞しさに翻弄されるのはこれが初めてではない。さんざんに精力絶倫の義父の味を堪能した夜を思い出して、アスカは我知らず歓喜した。巧みな腰のひねり方、突き上げ方は、子作りという義務を、快楽という権利にすり替えていく。突き上げられるたびに、ヴァギナが、クリトリスが、生み出す快感にアスカは酔った。
「だ、だ、大好きっ、お義父様っのこれ、好きですっ」
シンジより遙かに逞しいものを賞賛した後、アスカの方から義父の唇を求める。子どものころから潔癖に性愛は愛する人とだけする神聖な行為と信じてきた。子どもをつくるための行為ならばなおさらである。だからこそ、ゲンドウとこうして交わっている時に、愛の証として義父の唇を求めるのは自然なことに思えた。
「あふっ、あふっ、ふあっ……好きっ、好きっ、好きですっ、お義父さまっ!」
「お義父さまと赤ちゃんつくるの好きぃ」
「もっともっとおちんちん、突きあげれぇ!」
汗と体液にまみれ、精臭に包まれて、ふたりの男女は一つがいのけものになっていく。

488 名前:& ◆xTwoYEuCC. :05/08/04 02:27 ID:???

長い夜がようやく明ける頃、四度か五度にわたって、白濁の子胤を注ぎ込まれたアスカはぐったりとしながら、それでいて満足げに横たわり、義父ゲンドウの腕枕に頭を乗せて甘えるように寄り添っている。上気した頬を紅潮させ、ついばむような義母ユイの口づけをなすがままに受け入れて、唾液の橋を唇と唇の間に架けている。
「アスカちゃんが気に入ってくれるなら、二人目、三人目もこうして作るといいわ」
やはり子どもたちの父親はみんな同じなのに超したことはないのだから、と語るユイの明るい声が遠のくのを感じながら、アスカはいつのまにかまどろむように気を失っていった。


以上、PDX.さんのネタに便乗したお目汚し妄想でした。
推敲してたら時期を逸してしまい、しかも割り込みになってしまい申し訳ないですー。
なーぐるさんすみませんー。

#しかしハンドルネーム欄がうまく入力できないなぁ……

489 名前:PDX.:05/08/04 07:16 ID:???

>>484-488 リアル・カッコマンさん

 どうも乙です。
 これはあれですかね、翌朝、起きて早々に……。

 早朝の女湯。アスカとユイが湯に浸かっている。背後から優しくアスカを抱くユイの腕がアスカのお腹を愛しげに撫でている。
「昨夜は、たっぷり注いでもらったわね?」
「はい……お義母さま……」
「うふふ……ここの神社が、どうして子宝を授かることで有名か知ってる?
 この温泉の効能が、男の人の精力を高めて精液をより多く・濃くすることと……」
 ユイの指が、アスカの子宮を撫で上げるかのように白い肌を嘗める。
「オンナの身体を、内側から活性化させることで知られているのよ……ふふふ……卵巣を刺激して、排卵を促すとさえ言われているわ……」
「ああ……」
「昨夜もし授かっていなくても今夜が。そうでなくてもまだ一晩あるわ……あの人にもがんばって貰うから、アスカちゃんはそれを全部受け入れるのよ」
「はい……ああ……」
 かつてシンジを授かり、長きにわたって彼を胎内で慈しんだときの悦びを語って聞かせるユイ。
 女として、母としての悦びを授かる事の素晴らしさに、アスカもまた堕ちてゆくのであった。

 なんて感じで。
 きっと旅館の食事も、精力がつくものとか、そういうもの尽くしなのかも(笑)

490 名前:PDX.:05/08/04 07:16 ID:???

>>488 リアル・カッコマンさん

 2ちゃんねる専用ブラウザを試してみては?

491 名前:PDX.:05/08/04 07:42 ID:???

>>484-488 リアル・カッコマンさん

 一つだけ私の脳内イメージと異なる部分は、ユイ&ゲンドウがシンジを疎外しようとしている点ですかねぇ。
 今回の種付けツアーにシンジが参加していないのは、シンジがまだ子作りに積極的ではないことと、ゲンドウとアスカの関係が続いている事を彼に隠しているからということで。
 生まれてくる子供は、あくまでシンジとアスカの子という扱いで育てられるのではと。
 もっとも、二人ではなくてアスカの側の意識が若干変わってしまうかもしれませんが(^_^;

 あと、もし今回のツアーでアスカが懐妊しなかったとして、二度目のツアーが企画された時はシンジも加わって四人での旅行もありかと。
 もちろんゲンドウとアスカが通じていることは秘密ですが、シンジも子作りに前向きになる程度にはアスカに説得されたという事で(笑)
(説得されたというか、「赤ちゃんが欲しい」というアスカの情熱に負けたというか(笑) 「母さん達にすかり丸め込まれちゃったね、アスカ」なんて感じで)
 そして二度目のツアーでは、夜はシンジと二人きりの寝室で彼の精を注がれ、昼間ユイがシンジを土産物店に引っ張り出したすきに、ゲンドウによっても種付けをされてしまうと。
 

492 名前:夏だ、一番!シンジハーレム祭り in 海 ※なーぐる:05/08/04 23:25 ID:???


(確かに私はそう言いはしたけど)

 俯いたことで濡れた髪の毛が頬のかかるのを手で払いの、甘えるような目をして愛しい男の顔を見上げる。どこか楽しみながらも、いい加減な態度を怒っている。そんな風に見えた。

「どうしたの?」

 さあ、早く。早く! 散歩に連れて行けと言わんばかりに犬が尻尾を振る。そんなイメージが浮かぶシンジの顔には逆らえない。
 困った顔をしつつも、マユミは素直に従う。
 太い一物の根本に両手を沿えると、躊躇うことなく口にくわえる。ねっとりと生暖かいマユミの口腔の感触に小さくシンジは呻いた。

「うっ、くっ」
「ふみゅ、ん…。んちゅ、くちゅ」
「もっと、もっと激しく」
「むっ、んんっ、んんん――――っ」

 シンジの手がマユミの後頭部を押さえつけた。シンジの手についた細かい砂が髪の毛の隙間に混じってしゃりしゃりと音を立てる。
 喉奥をつく亀頭の感触に嘔吐を催すが、マユミは決して放そうとしない。
 今この瞬間はマユミとシンジだけの大事な一時なのだ。教えてもらうなら優しい山岸さんに、とシンジたっての希望での水泳の練習。見られると恥ずかしいからと、人目を避けるように岩場の方で練習していたが、今思えば初めからシンジはこうなることを企んでいたのではないかという気もする。


493 名前:夏だ、一番!シンジハーレム祭り in 海 ※なーぐる:05/08/04 23:25 ID:???


(本当は泳げるのに、泳げない振りをして私をからかってるんじゃないかしら)

 ほんの数分前のことを思い返す…。
 泳ぎの練習中、どうしても浮かないシンジに妙に力が入りすぎてるから浮かない、もっと力を抜かないと。そう言ったら待ってましたとばかりに、『じゃあ、力を抜くのに協力してよ』と宣うとシンジはマユミを砂地の上に押し倒した。

「やぁああっ、ちょっと、ダメです! 水泳の練習をするんじゃなかったんですか!」
「だから、力がどうしても入っちゃうから力を抜かないと行けないんでしょ」

 胸の谷間に顔を埋めるシンジの後頭部をぽかぽか叩いたり、馬鹿、とかダメ、とか強く言って抵抗したけど、シンジの巧みな指先はたちまちの内に…。それ自体が意志ある生き物のように複雑怪奇に指先が蠢き、ブラの布地の上から柔らかな乳房に沈み込んでいく。
 ゾワリゾワリ、ゾクっとマユミの背筋を快感という電流が走り、無意識のうちに背筋が仰け反っていく。

「い、いやです…。どうして、いつも胸ばっかり」
「だって柔らかくて触っていてとても気持ちいいから。
 それにそんな事言ってるけど、本当はこうしていじられるのが好きなんじゃないの?」
「あふぅ、んあああっ。そ、そんなこと無い。そんな、こと……ぁっ」


494 名前:夏だ、一番!シンジハーレム祭り in 海 ※なーぐる:05/08/04 23:25 ID:???


 イヤイヤとマユミは頭を振って否定する。そのまま、麻薬のようなシンジの愛撫から逃れようと、シンジの手首を掴むが、指先が震えてどうしてもはね除けるだけの力が入らない。あってなきが如しのマユミの抵抗にほくそ笑みながらも、シンジは可愛らしいマユミの反応とどこまでも柔らかな乳房の感触に溜息を漏らす。

「あん、あん、あん、あんっ。んっ、くぁ、ひぃぃ。お願い、やめて下さい…。ああ、こんな、こんな所で、されるのは…」
「ここじゃなきゃ良いの? 僕はいや? 僕のことが、嫌いなんだ…」
「き、嫌いじゃないです。でも、だって、誰かに、見られたら」

 固く閉ざされたマユミの瞼の端から涙がこぼれる。シンジのことを愛しているのは間違いないが、それ以上に青い空の下でこんな風に愛されるのは、それでなくとも恥ずかしがり屋で人目を気にするマユミにとっては負担が大きいことだろう。だが、恐怖を覚えるその一方で、誰かに見られるかも知れないという恐怖と羞恥がマユミの官能をよりほじりだしていくのも事実だ。

「はぁん、あぁん、うん、ほ、本当に、誰かに、見られちゃ…ったら! ああ、恥ずかしい、恥ずかしいです」
「そういえば、沖にサーフィンしてる人がいるかな? 僕たちに気づいているかもね」
「そ、そんな、いやぁぁぁぁぁぁ…」

 誰かに見られている―――!?


495 名前:夏だ、一番!シンジハーレム祭り in 海 ※なーぐる:05/08/04 23:27 ID:???


 そう思った瞬間、マユミの体はビクリとギターの弦のように突っ張り、次いで小刻みに痙攣する。痛々しいほどに首筋は引きつり、幾つも浮いた玉の汗がなめらかな肌の上を滑っていった。

「ああ、ああっ。そんな、そんなのぉ…だめぇ」

(軽くイったな。本当に、敏感なんだから)

 そんなところがまたたまらなく愛おしい。

「ふふ、冗談だよ。誰も見てないから」
「見てない…ああ、誰も見てないんですね。はああ、よ、良かった…」
「見られるのが、そんなにイヤだったの? こう言ったら怒るかも知れないけど、マユミってとてもスタイルが良いから、いろんな人が君の姿を見ると喜ぶと思うよ」

 特に男どもは。だが、勿論水着だって見せてやるのは勿体ない。
 ペロリと、マユミの胸の谷間の汗を舐め取りながらシンジは口元を歪める。左右から頬を押さえる圧迫感がまた極上と来ている。

「そ、そんな。イヤです。シンジさん以外の人に、見られるなんて…」
「本当? そういいつつ、本当は喜んでいたんじゃないの? さっきみんなでビーチバレーをしてた時、マユミのおっぱい勢いよく揺れてたけど、恥ずかしがりもしないで喜んでいたじゃない。その肩ひもと肩の間に隙間がある位大きな胸が、うっかりぽろりとこぼれるのを期待してたりしなかったって誓えるかな」


(・ω・)とりあえず今回ここまで。うん、少しずつでも良いから書き続けることが大事だね。

★リアルカッコマンさん
割り込みなんて気にせずにどんどん続き続き続きー。

496 名前:PDX.:05/08/04 23:51 ID:???

>>492-495 なーぐるさん

 まず一番手はマユミでしたか。
 よく他の娘っ子らが黙っているものですが、何かの密約でもあるのでしょうかw
 先が気になります。

497 名前:FOX:05/08/07 15:12 ID:???

>>473 リアル・カッコマンさま PDX.さま

 ああ、このアスカ、なんかすごく「そそられ」ますー。
 この「生殖活動」っていうか「繁殖行為」で本能的に義父のものを受け入れ、悦びを得てしまうところなんて……。
 とくに「もっと奥まで、ちゃんと繋がってきてお義父さま。」のくだりがすごいです。
 「アイとまったく違う衝動」に駆られる美人ブロンド若妻……ハァハァ。

 ごちそうさまでございました。



498 名前:FOX:05/08/07 15:18 ID:???

>>495 なーぐるさま

 ……ぜったいシンジ泳げると思います。マユたんへのこれはただの「とっかかり」というか「言い訳」というべきでしょう。

 おっぱいをさりげなく責められて(だからこそ羞恥心の高い彼女は高まってしまう)、唇を犯されて(「秘密」を共有しているという満足感が彼女を縛り、高めてしまう)、どんどんえろえろえっちにシンジ君的にいい感じに出来上がっちゃうマユミって……ええキャラですねぇ。

 これがアスカやマナだったら……別の楽しみとなってしまうんですよね。それはそれでいいんですけど。

 続きを楽しみにしてます。

499 名前:PDX.:05/08/07 22:25 ID:???

>>497 FOXさん

 気に入っていただけたのでしたら幸い(^_^)
 愛しているのはシンジなんだけど、ゲンドウ&ユイによって与えられる快感に抗うこともできず、遂には妊娠・出産に同意してしまったという感じで。
 イメージ的には「StrayCat」と似たベクトルかもしれません。

500 名前:PDX.:05/08/08 00:18 ID:???

>>499 補足

 でも、ゲンドウによって処女を散らされた後、シンジに相談したり、あるいは自殺したり、そういうことができないようにあの手この手で脅されたりしてゲンドウの愛人となり堕ちていった「StrayCat」に比べて、こっちのアスカの場合単純に快楽に負けて奴隷誓約したわけですから、SCアスカよりも罪は重いですな(汗)
 まぁ最初のスワッピングのときにシンジもユイと身体を重ねているし、シンジがアスカを一方的に責める事はできないでしょうけど。
(スワッピングの話を持ちかけたのがどちらか、というのもあるかもしれませんが)


501 名前:引き気味:05/08/08 00:36 ID:???

>>471 リアル・カッコマン

「風呂に沈める」、良いですね。語感がまた堪りませんね。ハァハァですよ(w
そこまで身を持ち崩すというか、落ちぶれてしまった誰か彼女という構図はまた、アスカであってもレイであっても、元のイメージからの乖離無残姓がひとしおなだけに余計興奮するってもんです。
この「落ちぶれる」ってトコをクローズアップして着目するなら、所謂断罪モノな味付けでヒロインを使う場合にあっても良い設定かなと思っちゃったりするわけですが、不思議と(?)そう見ませんね。
冷血悪辣なスーパーシンジきゅんにDANZAIされた挙句、ネルフの犠牲者達への賠償金稼ぎにリツコやらマヤやらと並んでソープ嬢営業に昼も夜もないミサトはんとか、素敵やわぁ……と思うわけで (;´∀`)
レイがEoE後にシンジ&アスカに騙されて〜ってのは読んだ覚えがありましたっけ。

そういやジャンルが別ですけど、KANON二次でまさにそんな風呂に身を沈めたヒロインを主人公の友人キャラが買う、なんてネタがありました。
あれは良いエロだったなぁ……などとしみじみしてみたり。


502 名前:引き気味:05/08/08 00:42 ID:???

>>472 PDX.さん

>一つ屋根の下で〜三つ股の浮気

家庭教師にやってきたお姉さんが、そこん家の息子さんにあれこれ手ほどきしてあげつつ、最近欲求不満な奥さんの相手をしてみたり、その奥さんに覗かれているのを承知で(且つ、そのことにも興奮を覚えつつ)息子さんの童貞を食っちゃう、なんてシチュの短編(?)が館淳一モノであったような。
ちょっとズレますが、一方に伝えないままでまた別の相手と一つ屋根の下で関係を持つという構図が二重三重の背徳、浮気であるように感じられまして、結構昔に読んだはずの今になっても割りと印象に深いです。
エヴァキャラでやると、シンジの家庭教師にやってきたミサトが、ゲンドウに最近ほったらかしにされているユイさんと〜って感じでしょうかねぇ。

503 名前:引き気味:05/08/08 01:07 ID:???

>>477 PDX.さん

03年12月頭からの抽出分に見当たりませんから、漏れてしまってたってことでしょうね。
今度収録しときます。


504 名前:リアル・カッコマン:05/08/08 02:55 ID:???

どうも、リアル・カッコマンです。

>>なーぐるさん
お気遣いありがとうございますー。
私も夏だ、一番!にアスカが早く出ないかなと楽しみにしていますよー。

>>FOXさん
人妻が道ならぬ相手と生殖行為というのは萌えますよね。
官能小説家の五代友義さんがこういうの(義父による嫁責め、孕ませ)って得意なんですよね。
あまりにもツボだったから、PDX.さんのネタに飛びついてしまいました。
アスカとゲンドウの下半身コミュニケーションハァハァ(笑)

>>引き気味さん
すっかりご無沙汰しております。またお邪魔しています。
風呂に沈められたアスカは、その美貌がゆえに大人気!というのも個人的に興奮するシチュエーションです。
店の稼ぎ頭のアスカは、朝から晩までクタクタになるぐらい、名前を知らない不特定多数の男たちと絡み合い、組み敷かれ、喘がされる。
精液にまみれた全身と股間にシャワーのしぶきをあてながら、自分が美人であることを呪って号泣する時もあるでしょうね。

505 名前:PDX.:05/08/08 08:45 ID:???

>>502 引き気味さん

>家庭教師さん
 またそれも豪快なw
 たしかにそういうシチュだと、ミサトあたりの出番でしょうかねぇ。

506 名前:夏だ、一番!シンジハーレム祭り in 海 ※なーぐる:05/08/09 00:33 ID:???

 シンジの言葉は本心ではない。ただマユミの恥ずかしがる反応を楽しむために、ちょっと意地悪な言葉責めをしているだけ。そうはわかっていても、言葉の一つ一つが心に刺さる。

「い、言わないで下さい…。お願い、許して…」
「許すも何も、僕に何かしたのマユミは? それとも、さっき僕が言った、僕以外の誰かに見られたがっているって…本当だったって解釈で良いのかな」
「あああ、どうしてそんなこと…ひぅん!」

 突然強く乳房が揉みしだかれる。人差し指と親指の間に挟み込まれて先端部分が、痛々しいほどに絞り上げられる。

「あ、くぅぅぅっ、い、痛い。痛いです」

 あまりの苦痛にマユミは息も絶え絶えに喘ぐ。だが構わずシンジはますます指先に力を込めていく。

「見られるだけじゃなくて、他の男に、抱いて欲しい…とか考えてたりしなかった?」
「そんなことあるわけ、無い…ああ、痛い、お願い、許して、手を、放して…」

 自分で言ってる言葉に、勝手に反応して勝手に怒っている。
 シンジを理不尽だと思うのだが、自分からシンジの言葉を否定することが出来ない。確かにマユミにはそんな風に自分がめちゃめちゃにされるところを妄想したことがない、とは言えない。本好き故にだろうか、自分が悲劇のヒロインになっているところを想像し、悪魔や山賊、その他の悪意に囚われるシーンに全身を奮わせる。
 王子や騎士であるシンジが助けに来るのだが、後一歩と言うところで…。


507 名前:夏だ、一番!シンジハーレム祭り in 海 ※なーぐる:05/08/09 00:33 ID:???

「はぁう、うぅ」

 瞼の裏に、体臭のきつい山賊に組み敷かれる自分のあられもない姿が浮かんだ瞬間、マユミの股間に漏らしたような湿りと熱が浮かぶ。めざとく気づいたシンジは股間に手を伸ばすと、つつくように布越しの盛り上がりを撫でる。

「どうしたのさ。まさか、こんな乱暴にされてるのに、感じてるのかな」
「ううん、違う、違うの。違い…ます」

 真っ赤な顔を手で覆い隠して否定する。だが、それは嘘だ。自分がよくわかっている。
 そのマゾヒスティックな想像が、実際に使徒という怪物に囚われ、死ぬ寸前だったところを実際にシンジに救われた経験から来る余裕の産物であることは間違いない。
 彼女にとって、間違いなくシンジは真実のヒーローであり、自分は必ず救い出される運命の姫君なのだ。
 以前、冗談めかしてアスカに言われた言葉が思い返される。

「いじめないでとか、見た目で勝手に決めつけないでってマユミは言うけど…。
 本当はいじめられるのを期待してそんなこと言ってるんじゃないの?」

 なんて嘘々、冗談よ。とすぐにアスカは否定したが、読心術者でも読めない心の最奥がズクンと疼くのを感じた。

(そう、私は、シンジさんに、それ以外の人に…。ああ、そんな最低なことを妄想して、体を熱くして)

 遂に耐えきれなくなったのか、砂地の上でくねくねと身をよじらせてマユミは喘ぐ。いやいやと髪を乱して頭を振る。状況がわからなくなったのか、眼鏡の下の目は情欲に潤み、甘酒のようにとろんとした眼差しそのままにシンジにしがみつく。はずみで眼鏡が砂の上にはじけ飛ぶが、マユミはそのことにも気づかない。


508 名前:夏だ、一番!シンジハーレム祭り in 海 ※なーぐる:05/08/09 00:34 ID:???

「いやぁん、あん、あはぁん。そ、そんな、こと…。はぁぁ、あ、熱い。わ、わたしが、私じゃないみたい…」

 ずっしりと重い、Fカップを超えるマユミの胸を受け止めながらシンジはほくそ笑む。気のせいかも知れないが、行為の最中に眼鏡が外れるとマユミは別人のように大胆になる。普段、レンズを拭くためや風呂にはいるときに外してもそんなことはないのに、なぜか行為の真っ最中に外した時だけ…。

「あ、あはぁぁん。し、シンジさぁん。抱いて、抱いて下さい…」

 こうなったマユミは、いつもだったら決してしてくれない大胆なことを言うがママにしてくれるのだ。羞恥で融けたかと思う位に乱れ果てるのだ。

「それじゃあ、力を抜くために」

 ほくそ笑みつつ、シンジは砂の上に胡座をかく。

「今度はマユミが、気持ちよくしたお返しをしてよ」
「お、お返し?」
「そう。そのおっきくて柔らかな胸と口で、僕のここをほぐして欲しいな」
「シンジさんの言うことなら…私、なんだって」

 マユミの眼前に、シンジは海パンをずらして隆々とそそり立つXインチ砲を突きつける。
 その可愛らしい、どこか男っぽさの感じられない顔つきとは対照的に凶悪な肉の塊だ。
 内気な処女が見たら卒倒しそうな物を目の前に、口では「いやぁん」と可愛らしく言いながらも、マユミは嬉々とした表情でむしゃぶりつく。四つん這いでシンジの股間を覗き込みながら、左手は玉袋ごと竿部分と根本を支えるように愛撫し、右手は優しく掴むとゆっくりゆっくり上下させる。

「あん、あん、あぁぁぁ。美味しい、美味しいですぅ」

 喜悦に満ちた表情でマユミは躊躇うことなく赤黒い亀頭を口に含む。
 いつもと違う、潮の味と臭いがまた彼女の心を狂わせる。まるで、口腔愛撫している相手が、シンジでない別の人間であるかのような錯覚…。


509 名前:夏だ、一番!シンジハーレム祭り in 海 ※なーぐる:05/08/09 00:35 ID:???

「ふ、ふみゅ、ちゅ、ふぁぁぁ」
「くぅ…! そ、そのまま続けて」
「ちゅぶ、あん。ひゃぶ、ちゅ、ちゅく。うん、ううん、私、ああ、私、んちゅ、んっ、んっ、んっ。言われる、ああ、ままに、ずっと、ずっと愛撫し続けないと」

 マユミの口の端から涎がタラタラとこぼれ、口元は勿論、水着の肩ひもがずれたことで拘束から解放された乳房にまで滴り落ちて淫靡な水音を響かせる。シンジの肉棒はピンク色の舌と唇、二の腕に押されるうっすら桜色に染まった乳房に挟まれ、こねられてぬらぬらと照り輝く。

「はぅん、あん。ちゅ、ぴちゅ、ちゅ、ちゅう、ん…ふぅ、んんっ。ど、どう? 気持ち、良いですか?」
「ああ、その調子だ。最高だよ…」
「うふふ、嬉しい。嬉しいです…。わたし、ああ、ちゅ、私の、ことを、そんな、はぁぁぁ。誰にも、したことのないことを、して…る」

 シロップのようにぬるぬるした先走りを、舌先を尖らせて舐め取るマユミ。普段の楚々とした物腰と雰囲気からは180度違う、孤高の聖女が転じた淫蕩な娼婦の顔にシンジは、股間に熱く疼く異物感を感じる。

(く、そろそろ出そうだ…。でも、このまま顔に出すのは)

 それはそれで眼鏡っ娘に顔射するのは楽しく気持ちよくて、達成感があるのだけれど。
 男の夢って感じだよね。

(ちょっとペースを落として貰わないとこっちの体が持たないよ。それに、こういう乱れモードのマユミよりも今日は、恥ずかしがり屋のいつものマユミを抱きたい気分だ)

 にっこり笑うと夢中でしゃぶり続けるマユミの頤を掴み、怪訝な顔をするマユミの顔をそっと持ち上げる。名残惜しげに、あるいはスッポンのように執拗にマユミは抵抗するが、男の力にかなうはずもなく、ちゅぷんと涎の糸を引きつつ一物を解放する。

「あ、ああん。どうしてぇ」

 甘ったるいマユミの抗議と、熱い日差しの中でも湯気が立つほど熱くなっている自分自身に苦笑しつつ、シンジはマユミの艶黒子を親指でなぞる。その動きに愛撫される子犬のようにマユミが気を取られてる隙に、眼鏡を拾うとマユミの顔にそっとかける。
 待つことしばし。
 じっと瞳を見つめていると、ほどなくマユミの瞳に正気が戻っていく。


510 名前:夏だ、一番!シンジハーレム祭り in 海 ※なーぐる:05/08/09 00:35 ID:???

「お帰り」
「た、あ、え、ええええっ」

 たちまち、先程とは違う羞恥にマユミの頬が桜色に染まり、喘息患者のような震える息が止まらなくなる。

「ひ、あ、わ、私…また、またこんな、大胆なこと…」

 本当に大胆だったね。
 二重人格者って訳でもないのに、このかわりよう。実はわざとやってるんじゃないか、と思わなくもないが、なんだかんだ言ってシンジの要求には応え続けるマユミのことが愛おしくてたまらない。

「このまま君の口でして貰うのも一興だけど、せっかく海に来たんだし」
「ふえ、ええ、ちょ、ちょっと」

 膝裏に手を差し入れると、向き合ったままの格好でマユミを抱える。
 自然、足がM字型に開かれた姿勢のまま、熱く潤み愛液で濡れ湿った股間がシンジの剥き出しの一物に押しつけられる。濡れた水着越しに感じる灼熱の存在にマユミは小さく呻く。反射的に両手はシンジの両肩を掴み、後方に仰け反り倒れそうな上半身を支える。

「こ、こんな格好…。そ、それにシンジさん、どこに、え、ちょっと」

 マユミも既に初でネンネな処女ではない。いわゆる自分がしているのが駅弁と呼ばれる、対面直立位とでも言うべき体勢であることはわかっている。視線を下げればいやでも結合部を目にし、そしてコンプレックスを持っている自分の胸は、その動きと共にシンジの眼前に晒される。
 相手の顔が見えず動物に犯されてるみたいで恐怖すら感じている後背位に次いでマユミが嫌がっている体位であり、それ故に1,2を争うほどに感じてしまう体位だ。

 だが、それ以上にマユミを驚愕させたのは、シンジがマユミを抱え上げたまま海に入っていることだ。泳げない人間特有の水に対する恐れなど微塵も見せず、くるぶし、膝、太股、次いでは腰までも水の中に消えていく。当然マユミの安産型の腰も一緒に海中に没し、ヒンヤリとした水の感触に息を呑む。

「あ、ああ、つ、冷たい」

 途切れ途切れに火照った体が急激に冷やされることに悲鳴を上げる。涙目に映るのは、波間を漂う見覚えのあるハイレグの水着。

「い、一体どうやって」

 両手は塞がっているはずなのに、一体どうやって脱がしたんだろう? 疑問と共に意識した瞬間、直に触れる海水の冷たさにマユミは戸惑いの声を上げる。


511 名前:夏だ、一番!シンジハーレム祭り in 海 ※なーぐる:05/08/09 00:36 ID:???

「ふふ、やっぱり海水浴って良いよね。この体勢って結構きついんだけど、浮力のおかげでマユミの体がとっても扱いやすいから」

 冷たい水、それを押しのけるように熱い物が股間に押しつけられる。

「あ、ああ。は、入って…く、来ます」

 シンジの両手に力がこもり、じりじりと一物が押しつけられ、既に潤みきっていた秘唇に潜り込んでいく。いつもと違う状況からか、それとも別の要因からか、マユミは目を見開き、血が出るほどきつくシンジの肩に爪を立てる。

「うああああああっ。は、入って、ああ、あ、あぁぁぁぁ――っ!」
「く、くうぅぅ。い、いつもより、ずっと、具合が、ああ、良いよ…」
「やぁ、や、やだ。海水まで、入って、来ちゃって…!」

 マユミの足の指先が痛々しいほどにクッと反り返り、ふくらはぎがブルブルと痙攣する。

「うああ、ひぁ、っん――――っ! んんっ、んあっ、やだ、ああっ、し、染みるっ。痛い、けど、き、気持ちいい、気持ちいい…あああっ」

 苦痛じみた快楽にマユミは悲鳴とも嬌声ともつかない喘ぎを漏らし、疲れたようにシンジは激しく体を揺さぶる。

「ふぁあああっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、ああ、んんんっ、んっ、きゃぁぁぁ――――っ!」

 体をえぐる肉棒の注挿はいよいよ激しさを増し、もはや虫の息でマユミは首を仰け反らせる。かき回され、互いの腹にぶつかる水はジュプジュプと大袈裟なまでに音を立てる。音と共に激しい上下動にマユミのたわわな胸は激しく揺れ、開いたままの口元からは涎が流れる。

「んふふ、すっかり敏感になってるんだから…。君を開発した男冥利に尽きる…のかなぁ。加持さんはそういうもんだって言ってたけど、よくわかんないや」
「あああ、やぁぁぁ、良すぎるっ、気持ち、良すぎますっ。し、死んじゃう」

 はぁはぁと浅く早い息、折れそうなほどに仰け反る背骨。
 海水と共に膣内を肉棒でかき回される、この快楽―――。

「ああ、しん、シンジ、さん。わ、わたし、もう、わ、わたしっ」

 焦点を無くしたマユミの瞳。上下する胸にあわせてぎゅうぎゅうと断続的にきつく締め付けてくる。

(もう、限界なんだ…、うん、そろそろ、僕も)


512 名前:夏だ、一番!シンジハーレム祭り in 海 ※なーぐる:05/08/09 00:36 ID:???

 ニヤリと父親譲りに笑みを浮かべると、より深く、早く、激しく腰を突き上げる。

「ひぃぃぃっ! あ、ああ、だめっ! もう、ダメ、だめだめ、ダメぇぇぇっ!
 お、お母さん、お母さん、あ、あぐっ」

 バラバラにされる、快楽で煮溶かされる。
 骨がバラバラになり、全ての細胞が砕け散るかと思うほどの快楽にマユミは喉もかれよとばかりに叫んだ。誰かに聞かれるかも、とかそういった気遣いもなくし、ただ肉欲に突き動かされるがままに喘ぎ、泣き叫ぶ。

「いい、いいああぁぁ、ひゃうううっ、うあああぁぁ」
「くっ、さすがに、僕も、もう!」

 汗ばむ体をきつく抱きしめ、淫らに喘ぐマユミの唇を求める。

「んふぅぅ、あん、ちゅ、くちゅ、んちゅ、ぷぁっ、あ、ああ、わたし、い、いく!」
「行くよ、僕も、僕も!」
「い、いって。わ、私と、一緒に、し、シンジさん、シンジさんっ。
 あはぁぁぁぁぁぁぁ、あああああ――――っ!!」

 瞬間、マユミの胎内で熱いシンジの子種が爆ぜた。その刹那、マユミは両手両足でシンジの体にしがみつき、シンジの髪に顔を埋めるように体をちぢこませた。密着した体はビクビクと激しく震え、じわりと熱い愛液が結合部からしみ出すようにあふれ出ていく。

「ん、んふふふ。良かったよ、マユミ」

 汗ばんだ胸の谷間に顔を埋めたまま、満足そうにシンジは呟く。
 尤もマユミは既に意識を無くし、聞いていないようだ。

「仕方ないなぁ。力が抜けたから、本格的に練習に付き合って貰おうと思ってたのに」

 せっかくの海だけど、目が覚めるまで山岸さんは荷物の所でお休みだね。
 誰の所為だと思ってるのだろう。波間を漂うマユミの水着を拾い集めながら、シンジはダウンした敏感にもほどがあるマユミを抱きしめたままクスクスと笑った。

「アスカが、徹底的にしごいてやるとか言ってたっけ…。楽しみだ」


513 名前:なーぐる:05/08/09 00:38 ID:???

というわけで誰も期待してなかったかも知れないけど「海だ、一番」の
マユミ編の続き〜。
んでもって次はアスカ。まあ、こんな感じで細切れで書くと、比較的筆の進みも
効率的かも。

514 名前:夏だ、一番!シンジハーレム祭り in 海 ※なーぐる:05/08/13 22:26 ID:???


『浮くことまでは教えましたが、これ以上、私にはシンジさんに水泳を教えることは出来ません…。無理です。出来るわけ…ないわ』

 というひたすらに意味深なマユミの言葉にアスカは怪訝な表情をしたが、とりあえず、納得したのか何度も頷いた。

「浮ければ充分よ」

 それはもう、シンジの顔が引きつる位に良い笑顔でアスカは言った。

              ◆ ◇ ◆

 で、予定では1kmほど沖に見える島まで、浮くことしかできないシンジを連れて行くはずだったが、途中でシンジが大暴れをした結果、なし崩し的に誰も邪魔の入らない場所でシンジと二人っきり計画は破綻を迎えた。
 今いる場所は、砂浜から200mほど離れたところにある、岬の砂浜の上だ。それなりに距離はあるし、浜が向いているのは沖だから、マユミ達がいるところからは見えない。
 確かに人気はないが、正直ベストの位置とは言えない。

「どうして、ただ、浮いてるだけが出来ないのよ」
「あんな波が凄いのに、ただ浮いてるだけなんて、さっきようやく浮くことが出来るようになったばかりの僕が、出来るわけないだろう」

 そうトゲのある口調で言いつつ、シンジは指先に力を込める。

「くぁっ」

 息をつまらせ、首を仰け反らせてアスカは呻く。

「ひ、くぅ…」

 口の端から糸を引くような涎をこぼれ、いやいやと首を振るたびに滴が垂れる。もじもじと手足が勝手に跳ねそうになるのを押さえながら、桜色に染まった吐息を漏らしてアスカは喘ぐ。


515 名前:夏だ、一番!シンジハーレム祭り in 海 ※なーぐる:05/08/13 22:27 ID:???

「はぁううううぅぅぅ」

 サボテンのトゲみたいに敵意を剥き出しにしていたアスカの突然の変わりように、シンジはクスクスと…心の中で笑みを浮かべた。実際に言葉にして、アスカの更なる反発を買ったり話をややこしくしたりはしない。
 その程度の機転を、彼は学んでいるようだ。

「あ、ごめん。痛かった?」

 シンジは揉むのをいったん止め、しなやかなアスカの脹ら脛をすくい上げるように両手で撫でさする。指が触れている以外の場所の毛が逆立ち、ぶるるっ、とアスカの体が震えた。

「い、痛くなんか…ない、わ」
「そう? でも、それにしてはなんか辛そうに見えるんだけど」
「あ、あんたが、あんたのマッサージが、下手くそだから、よ」
「あ、うん。そうだね」
「良いから。マッサージ、続けなさいよ」
「わかったよ。今度は、もうちょっと優しく、丁寧にするから」

 『優しく』『丁寧』

 それが意味することを察して、アスカは声にならない悲鳴を上げた。だが決して、声を漏らしたりはしない。そんなことをすれば、シンジに対してこれ以上ない弱みを見せることになるのだから。
 既にお互いの情けないところ、醜いところを見せ合った間柄であっても。この期に及んでアスカはシンジに弱音を吐くことが出来ないのだ。

「は、ひっ、くぅ。優しく、なんてしなくても、良いってば。と、とにかく、マッサージするだけで、良いって言ってるでしょう…」

 いったん、マッサージが止まったことで、帯びた熱と指先の感触の残滓が信じられないほど感じられる。

「ううん、優しくするってば。まだ痛いんだろ」
「あああ、馬鹿馬鹿馬鹿ぁ。優しくなんて、する必要ないって、言ってるでしょう…。お、お願…くっ。だから、や、優しく、するなって」

 かろうじて、そう、きつく…だが、とろけた声で言うのが精一杯。
 マッサージという名の愛撫に、既に体中が熱を帯び、体の至る所がジンジンと火がついたように疼く。

 暴れるシンジの所為で痙ってしまった足の筋は、既に痛みを感じなければ引きつりもない。回復したと言っていいのだけれど、だが、不思議とその言葉をアスカは口にしない。

516 名前:引き気味:05/08/17 01:03 ID:???

★なーぐるさん

  _   ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい! おっぱい!
 ⊂彡

↑マユミ編の時点で付けようとしていたらしいAA。
レス付けするのに、だいぶ経っちゃいましたね (;´∀`)
なんだか季節は花見のシーズンだった筈なのに、GWとか色々すっ飛ばしてそろそろ残暑とか言ってますよ?
この季節は皆さん薄着で良いっスね。
浴衣も実に結構でございます。

>夏海ハーレム

一対一で撃破していっているのを見るとっ! その裏で残りの面子はどうシンジの消えた間をやきもきして過ごしているかが、ラブコメチックにとっても気になったりもしてっ!
しかも展開早くてもうアスカですか。いきなりかなりあふあふですか。
どんな体勢で「マッサージ」してるのやら、色々妄想に駆られますた、まる。


517 名前:夏だ、一番!シンジハーレム祭り in 海 ※なーぐる:05/08/18 00:15 ID:???

 内心では、やめて欲しくないのかも知れない。耐え難いほどの疼きに呻き続ける。体育座りの姿勢を崩すことなく、シンジの前に差し出された足。
 シンジの指先が脹ら脛をもみ、強ばった筋がほぐされていく。

「あっ。はぁ、んふぅ」

 二匹の蜘蛛に襲われている…。私は生け贄。為す術もなく、一方的に蜘蛛に蹂躙される。
 毛のない大きなピンク色の蜘蛛が二匹、足を這い回る。


 夢うつつ。

 足全体が焼けるように熱く、シンジの指先がことさら鮮明に感じ取れる。いや、熱いのはシンジの指で、自分の足は冷え切っているのではないか。熱いのか冷たいのか、それすらもわからない。

「や、めろって、言ってるのに…。もう、シンジいい加減に、しなさいよ」

 そういうアスカだが、食いしばる口元から漏れるのはどこまで弱々しく、か細い喘ぎ声。そして、顎を伝い落ちる粘つく涎だ。高圧的な命令口調とは裏腹に、快楽に惚け、甘え縋る声はシンジの情欲をより一層刺激する。

(どこまでその高圧的な命令が続けられるのか、楽しみだね)

 アスカに見えないように俯いたシンジの顔、その口の端が微妙に吊り上がった。快楽に弱いのに、全く持って意地っ張りなレディだ。だからこそことさら愛おしい。
 こうなったら徹底的に可愛がってあげねば。


518 名前:夏だ、一番!シンジハーレム祭り in 海 ※なーぐる:05/08/18 00:15 ID:???

 アスカの首が大きく後方に仰け反り、髪がバサリと音を立てて振り乱される。
 体中に汗の滴が浮いたアスカの体に、扇情的にほつれた髪が張り付く。

「ふぁん!」

 シンジの指先はすっかりほぐれた脹ら脛からもっと先、太股の上を撫で回す。

「だ、ダメっ! あ、くぁああっ! って、あんたなにする気なのよっ」

 熱っぽい目をどうにか見開けば、シンジの顔が必要以上に太股に寄せられている。
 何をしようとしているのか、アスカの頭脳はすぐに答えを出せない。

 ちゅっ

 小さな、だが確かな音を立てて唇が押し当てられる。
 ゾクリと体の芯から疼いた。

「はぅっ! し、シンジ」

 膝頭から始まり、なぞるように口元が下がり、太股にぬめりと光る唾液の跡を付けていく。既にマッサージではなくなっているが、もうそれどころではなくなっているのか、アスカは首を左右に振り、豊かなバストがゆさゆさと…彼女の最も嫌う男に媚びを売る安っぽい女のそれのように…右に左に激しく揺れた。

「やめなさいよぉ、あんた、いい加減に…。ん、んふぅぅ。ばか、馬鹿ぁ。く、苦しい…の、よぉ。胸が、さっきから、ああ、動悸が、きついっ」

 啼き声同然のアスカの声にようやくシンジは、顔を上げた。潮の風味付けがされたアスカの太股をたっぷり堪能して実に満足げだ。

「ますます体が硬くなってるよアスカ」
「だ、誰の、せいよ! そもそも、それはもう、マッサージなんかじゃ」

 言いかけた言葉が空気と共にのみこまれる。
 太股を愛撫していたシンジの指先が滑るように動き、はしたなくも大きく広げられていたアスカの股間に押し当てられていた。

「ひっ」


519 名前:夏だ、一番!シンジハーレム祭り in 海 ※なーぐる:05/08/18 00:17 ID:???

 淫靡な指先と熱に火照ったアスカの急所を隔てるのは、厚さ数ミリにも満たない目にも鮮やかな赤い水着だけだ。つまり、ほとんど何もないに等しい。

「凄く熱を持ってるよ、アスカ」
「だ、ダメダメ、そこは、ああ、こんな所でっ。あ、ああぁぁぁぁぁ」

 ぷっくりとした盛り上がりを愛撫する動きがダイレクトに伝わり、アスカの全身が大袈裟なほどに強ばった。より一層熱を持った秘肉の快楽をほじくり出すように、5本の指のダンスマカブルが擦りたてる。

「ん、ふあぁぁぁぁぁ――――っ」

 仰け反った喉を奮わせてアスカは絶叫をあげた。
 止めないと、と思う反面、叫べば叫ぶほどにこのまま何もかも委ねてしまいたいという気持ちが強くなる。
 だが、一方でアスカに残っていたかろうじて正気の部分が、それ以上のシンジの狼藉をさせてはいけないと必死になって叫ぶのだった。

「や、やめなさいよ――――っ! ダメって、ダメだって、そこは、これ以上はっ、あ、あああっ!
 うそ、だめ、もう! あああ、イヤよ、そんな!」

 羞恥と高まる肉欲への恐怖で固く閉ざされていたアスカの瞳が、突如見開かれる。
 刹那、アスカの股間を弄ぶシンジの指先に熱い物が触れた。


「え、あ、アスカ…」

 指先どころか手の平までも濡らす熱い迸りに、さしものシンジも目が点になる。
 見守る間もアスカの水着は濡れて色がより濃く、鮮やかになり、あふれ出たものは砂にこぼれ湿らせる。

「あああ、あ、ああっ。ダメだって、やめろって、もうするなって、言ったのに、ああ、シンジの、所為よ。馬鹿、この大馬鹿野郎ー!」

 何が起こったのか、大体わかってるけどそれを認めた時自分は死ぬんじゃ無かろうか。

 たぶん、殴り殺される。もしくは犬神家の一族状態で。

 手を離すことも出来ず、間抜けというか命知らずな体勢のまま恐る恐る顔を上げると…。
 そこには人間はここまで赤くなるもんなんだなぁ、と思うほどに羞恥と怒りで紅潮したアスカの顔があった。


520 名前:夏だ、一番!シンジハーレム祭り in 海 ※なーぐる:05/08/18 00:23 ID:???

★引き気味さん
>おっぱい! おっぱい!
はい、マユタンはおっぱいおっぱいです。
これでもかとばかりにおっぱいおっぱいです。ただ、くどくなるのもアレだったので意図的に描写は押さえました。
マユタンの魅力はおっぱいだけではないですからね。むしろ、彼女の魅力は(ry

>浴衣も実に結構でございます。
もちろん、浴衣エチィも。

>一対一で撃破していっているのを見るとっ!
>その裏で残りの面子はどうシンジの消えた間をやきもきして過ごしているかが、ラブコメチックにとっても気になったりもしてっ!
・マユミの時
 あれ、シンジとマユミどこいったの? 探せ!
・アスカの時
 あれ、ファーストとマナはどこ? いないなら好都合って感じね。
 マユミはなんか暑気あたりっぽいし…。今のうちに、誰の邪魔も入らないところに、シンジを連れて行けばいいって感じ?

>しかも展開早くてもうアスカですか。いきなりかなりあふあふですか。
かなりディープな展開にしてしまいました。
(′・ω・)海で泳ぐときって、簡単にトイレとか行けないから色々たまっちゃいますものね。

521 名前:FOX:05/08/22 01:10 ID:csNDTd4o

>>502 引き気味さま PDX.さま

>家庭教師シチュ
 「MODEL」を書いているうちになんだか大きく軌道を外れたエピソードがちょうどこんな感じになっちゃいました。




  携帯電話がぴりぴりと鳴っていた。
 ちらりと目を落とす。液晶画面に溜め息をつく。
 手首のスナップで拡げた受話器を耳に当てた。
 「ミサ……葛城さん?」
 「……はい」もういちどミサトは溜め息をついた。ただし内心で。
 「お願いがあるの」その声には断固とした響きがあり、同時に冷ややかだった。「今日、二時間ほど早めに来ていただけないかしら」
 こちらの予定も聞かない。理由も言わない。
 ついにそのときが来たのだとミサトは確信する。
 「葛城さん?」かすかにいらだちの混じった声が、沈黙しているミサトを呼んだ。
 「分かりました。二時間前に伺います……お母様……シンジ君の」
 普段は「ユイさん」と呼んでいる相手に、そう返事をして葛城ミサトは電話を切った。
 「バカね、あなたって」
 「分かってるくせに。さいしょっから」ミサトは親友に微笑んでみせた。


◆◆◆


522 名前:FOX:05/08/22 01:11 ID:csNDTd4o



 約束の時間に碇ユイは三〇分遅れで現れた。
 だから応接間のドアを開けた瞬間、ソファーに腰掛けている真っ白な長袖ブラウスにタイトスカート姿の葛城ミサトと目があって、ユイは一瞬不意打ちを受けたように硬直してしまう。
 玄関にきちんと揃えて置かれたパンプスを見たときから分かっていたはずなのに。
 「ごめんなさいね、葛城さん、およびだてしたこっちが遅れたうえに、なんのおかまいもしなくて……あの人ったら」深呼吸一つ分の沈黙ののち碇ユイは言った。
 「いいえ、とんでもない」ミサトはぎくしゃくと笑う。「それで……」
 「あ、いま、あの人は?……あ」
 二人の女声がぶつかり合って途中でとぎれた。
 「しょ、書斎です」会話を再開したのはミサトが先だった。「インターフォンを鳴らしたら、その、いらっしゃって、『入って待っていなさい』っておっしゃって、その、あの、あ、あの書斎ってすごいですね。羊皮紙の本がいっぱい……」
 「コーヒーがよろしい?それとも紅茶かしら」早口になったミサトの言葉を押しつぶすかのような口調でユイは尋ねた。
 気まずい沈黙が碇家の応接間を満たした。もちろん碇ユイは気にしない。小さく溜め息をついてから、彼女はコーヒーを入れにキッチンへ向かった。


523 名前:FOX:05/08/22 01:11 ID:csNDTd4o

 とても平常心とはいえない状況で入れられたにもかかわらず、そのコーヒーの香りは葛城ミサトには素晴らしいものに思えた。
 しかし味についてはさっぱり分からなかった。口内でゆっくりと濃密な液体を転がし、強引に飲み下す。
 その様子をユイがじっと観察していることを意識しながら。
 「なぜお呼びしたか、分かるわよね?」唐突にユイが言った。
 「……シンジ君……のこと……でしょうか」ずいぶん長い沈黙ののちに尋ねるミサトにユイはうなずく。
 「もう、あの子に勉強を教えていただかなくても結構よ」
 「……そう……です……か」ミサトはうつむき、ストッキングにくるまれた膝を見つめた。
 「そうよ。そう、いえ、それだけじゃないわ」ユイの語調が厳しくなった。「もう、この家に来て欲しくないの。いえ、シンジと会わないでほしいの!」
 最後の言葉はほとんど叫び声に近かった。
 「あの、書斎にまで聞こえます……」
 「いいのよ、貴女はそんなことを気にしなくても!」ミサトの言葉にユイは猛り狂った。「とにかく、とにかく貴女はあの子を、シンジを誘惑しないで!!」
 「でも……」
 「貴女に弁解の余地なんてないわ!貴女、自分がなにをしたのか分かっているの?」


524 名前:FOX:05/08/22 01:12 ID:csNDTd4o

 ユイの弾劾の言葉が叩きつけられるたびに、ミサトは自分の身体がソファーに沈み込んでいくようだった。
 美貌の大学教授の唇から、息子の家庭教師を責める言葉が吐き出されるたびに、ミサトは頭の芯が熱を帯びていくように感じていた。
 自分がどんなに淫らで、恥ずべき存在であるかをミサト自身も尊敬する女性に責められるたびに、胸の鼓動も高まってゆくのだった。
 だから、ついに碇ユイが、「昨日なんて、昨日なんて、貴女、一日中あの子と一緒だったのね?貴女のマンションで……なんて穢らわしい!」と直接的な言葉でミサトの不行状を挙げたとき、彼女のなかでなにかが壊れたのだった。
 「お母様は、わたしがシンジ君を誘惑したと?」
 「当然でしょう!」ユイはかみつかんばかりだった。「シンジはそんな子じゃないわ。貴女が……!!!」
 ユイの瞳が大きく見開かれた。ミサトがブラウスの袖のカフスを外して両手首を露わにしたのだった。
 そこにあるのはくっきりした縄目の跡。
 「昨日なんて、わたし、ずーっと縛られていたんですの。『カレ』に」ミサトはにっこりと微笑んだ。「後ろ手にがっちり縛られてましたのよ。お母さま。だからわたし、一日中手を使えないままで『カレ』といっしょでしたの」
 「な、なんて……こと……」
 そしてミサトは述べはじめる。熱に冒されたような表情で、どこか壊れたように平坦な口調で。


525 名前:FOX:05/08/22 01:12 ID:csNDTd4o



◆◆◆


 そうです。最初はシンジ……くんに部屋に迎えに来てもらって、ドライブに行く予定だったんです。
 だけど、玄関でのキスのあとに「お願い」されちゃったんです。
 ポケットから細いロープを取り出して、彼ったらこう言うんです。
 「今日いちにち、ミサト先生は手を使っちゃダメ。僕が全部してあげる」って。
 お母さまもお分かりでしょう?シンジくんに見つめられて、にっこり微笑みながらお願いされたら抵抗なんてできないことを。
 はい。だからわたし、玄関に跪いて縛ってもらったんです。外出着のちょっと可愛いワンピ姿のままで。
 はい、もちろんドライブはキャンセル。わたしのお部屋で一日中過ごしたんです。

 さいしょは映画を見ました。ソファーに隣り合って肩を抱かれて、キスしながら。
 でも、そのあいだずっとわたし、太股や胸をシンジくんにさわさわ悪戯されてましたのよ。だってわたしの手は背中に回ったままで抵抗なんてできないんですもの。
 だから、パンストの上からも分かるくらいにおっきくなったクリトリスをコリコリされても、わたしは網恥ずかしい声を出してイクことしかできませんでした。
 お昼は宅配のピザでした。でもシンジくんたら、わたしが注文しているあいだもいっぱいキスしてくれるんです。
 ええ、もちろん手は使えませんからわたし「あーん」して食べさせてもらいましたわ。だけど、もっと素敵だったのは途中から口移しになったことです。
 ええ、もう、目がくらむほど素敵でした。とっても、とっても美味しかったんですよ。


526 名前:FOX:05/08/22 01:13 ID:csNDTd4o


 そう、シンジくんってこうと決めたら曲げないコなんです。だから、成績も急上昇したんですけどね。だから、その、わたしがおトイレに行きたいときも……ほどいてくれなかったんです。
 トイレのドアを開けるのも、ストッキングをするする降ろしてもらうのも……ええ、ショーツも降ろしてもらいましたわ。「ミサト先生、これって本当に下着なの?」ってシンジくんに笑われるくらいエッチなハイレグショーツでしたけど。
 もちろん抵抗はありましたわ。だから、最初は言えなかったんです。もじもじしていると顔をのぞき込まれて「ミサト先生、オシッコしたいの?」って聞かれても、最初は首を振ってたんです。
 だけど、口移しでコーラをたくさんいただいてましたし、アソコをこりこり悪戯されてると、もう我慢できなくなっちゃって。
 結局、「正直に言わなかった罰」としてまずシンジくんのものにお口で愛するよう命じられちゃいました。
 おトイレの前の廊下で膝をついて、両手を縛られたままでお口だけを使って一心不乱におしゃぶりしました。
 尿意と恥ずかしさでもう、頭の中まで真っ白になっちゃいました。
 はい、もちろん、もちろん出されたシンジくんのエキスは全部飲み干しましたわ。

 だけどおトイレのあと、シンジくんたら下着を元に戻してくれないんです。
 膝までパンストとショーツが下がったままの格好で、抱きかかえられてリビングまで連れてかれちゃいました。
 そこでテーブルにうつぶせに乗せられて……さっきオシッコしたばっかりのところをああ……舌で……清めてくれましたの。もう……何回イったかなんて分からないくらい。
 ええ、いっぱいいっぱい感じたところでうしろから「ずぶずぶずぶー」って入れてくれたときは、部屋の外まで聞こえるくらいの声で叫んでたと思います。
 「シンジくん、シンジくんだいすき!」って。
 もちろん彼が望んだときは、思い存分中に出してもらいました。
 とっても熱いものを、とってもいっぱい注いでもらいましたの。
 本当に幸せな気持ちになれるんですよ。


527 名前:FOX:05/08/22 01:13 ID:csNDTd4o

 ああ、でも、当然一度っきりではありませんの。
 えっちなブラもショーツも脱がされて、お気に入りのワンピだけをまとわりつかせた恥ずかしい格好で、いっぱいセックスしました。
 ソファーに突っ伏して、高く上げたお尻を抱えられてぐいぐい突かれちゃうと……ああ、すごいんですよ。
 はい、ずっと縛られたままですから、テーブルの上に座って大きく脚を拡げるポーズを取っても、当然隠すことなんてできませんよね。
 「ミサト先生、お尻の方まで生えてる『毛』剃っちゃおうか?」って言われたときに気付いたんです。
 わたし、彼のためならどんなことでも受け入れてしまうんだって。
 でも、シンジくんに「家宅そーさく」されちゃったときは、本当に泣いちゃったんですよ。
 彼が来るときはクローゼットの奥に隠してある「オモチャ」を見つけられちゃって、ソレをどうやって使うのか聞かれたときとか。
 PCのブックマークの中に「生徒に恋してしまった女教師の掲示板」があるのを見つけられたときとか。
 でも、隣に座った「彼」にオモチャでぐりぐりされながら、「K.M」として投稿した内容を音読すると……心が融けてしまうくらいの快感でしたの。


◆◆◆


528 名前:FOX:05/08/22 01:13 ID:csNDTd4o



 「……ね?シンジくんってもう立派な『オトコ』でしょ?オンナ泣かせの」
 「なんて……こと……」
 ミサトの告白にユイは言葉を失っていた。それどころかあまりに淫靡な言葉の奔流に囚われて、思考すらうまくまとまらない。
 それどころか、躰の奥底が熱を帯びていることさえ自覚していた。
 しかしユイは声を震わせながらもミサトを叱りつける。
 「いい加減になさい。ミ……葛城さん。あの子はまだ一四歳なのよ。好奇心を満たしてくれる女性が現れたらその魅力に溺れてしまうのは当然でしょ!それに、それに、避妊もしていないなんて……」
 「嬉しい」ミサトは微笑み、ふわりと立ち上がる。「お母様に『魅力のある女性』と言っていただけるなんて」
 「なにを馬鹿なことを言ってるの。あの、ちょっと」ふらふらと近づいてくるミサトに狼狽する。だが、全身が鉛のように重く、ミサトがすぐ隣に腰を下ろしても逃れることはできない。
 それどころか、肩を抱かれて耳元に囁かれてしまう。
 「だって、オトコノコの硬いオチンチンに直接ぐりぐりえぐられるのって、とっても気持ちいいんですもの。子宮の奥まで、熱くて濃い精液を注ぎ込まれるのも素敵ですもの。だって、だって、大好きな男の子なんですのよ。すべて受け入れなければ愛じゃありませんわ」
 「なにを馬鹿なことを言っているの。あ……あ、なに、なにをするの!」ミサトに握られた手首が背中に回り、同時に金属のひんやりしたものがからみつく。
 かちりと硬い音とともにロックされた。
 「やめなさい!あのひとを……夫を呼びます!」


529 名前:FOX:05/08/22 01:14 ID:csNDTd4o

 「呼んだら、わたし、話しますわよ。おとといの午後、お母様がどこにいらっしゃったのか」
 「な、なんのこと?」
 「研究室を早退されてましたわね。でも、お気に入りのフランス車はこのマンションの地下駐車場にありましたわ」
 「!!」
 「それに、このリビングの西側のクローゼット、中に人が入れるくらいの大きさですわね」
 ミサトの言葉にユイは沈黙した。それどころか小さく震えている。
 「細く扉を開けたら気付かないと思ってました?」
 「ああ、ああ……」
 「最初は気付きませんでしたけど、いつの間にか五センチくらい開いてましたわ。お母様」
 「知っていて、知っていてあんなことをシンジと……」
 「はい。知っていましたわ。お母様がオナニーに夢中になっていたことも」
 「やめて……そんな下品な言い方……」ユイの声はもはや悲鳴に近い。だが同時に、その瞳は潤み、どこか夢見がちだった。


◆◆◆


530 名前:FOX:05/08/22 01:14 ID:csNDTd4o



 「『勉強部屋では飲食は禁止です。リビングか食堂になさって』って、あなたのお母様に叱られたのよ」
 リビングのドアを開けて現れたニットのワンピース姿のミサトは溜息をついた。軽くシンジを睨む。
 その手にあるのはケーキ店のちいさな紙箱と湯気の立ったポット。
 「だって……」シンジの手にはコーヒーカップと食器の載ったお盆があった。「つい夢中になって」
 「はいはい。お姉さんが悪かったわ。でもねぇ、絨毯にコーヒー二回もぶちまけちゃったらお母様、怒るのは当然よ」
 ……気付いていないわ。
 碇ユイはほっとする。
 ……勉強部屋での飲食を禁じたのは、碇シンジの個室にわたしが隠れる場所がなかったから。
 ……リビングなら、このクローゼットに隠れることができるから。
 ……いま、私が二人を覗いていることも。
 「じゃ、食べよっか」快活な口調でミサトが提案した。いそいそと箱を開けてケーキをお皿に取り分ける。「高かったのよ、これ。さすがアスカちゃんはお目が高いわ」
 ユイはどきりとする。箱に書かれたケーキショップはシンジの幼馴染みであり、ユイに親友の娘である惣流・アスカ・ラングレーが「ぜったぜったい、アタシこれしか食べませんから!」と宣言していたお気に入りの店だった。
 「怒るんです。違う店のものを買ってきたら」
 「自分のために、特別なことをしてほしいのよ、彼女は。あなたに」
 「でも、いつも僕のこと怒るし、乱暴だし、わがままだし」シンジはぶつぶつとつぶやいた。
 「彼女はね、自分がどうすればいいか分かってないのよ。さ、『あーん』して」
 ミサトはにこにこと微笑みつつフォークに刺したケーキを少年に差し出す。少年は頬を染めつつも年上の女性の指示に従った。
 そして、たわいない会話とシンジが惣流・アスカ・ラングレーおすすめのケーキに舌鼓を打つ音を碇ユイは聞くことになる。
 「ミサトさんって公務員を辞めて大学院に入り直したんですよね」


531 名前:FOX:05/08/22 01:14 ID:csNDTd4o

 「うん。ちょっと人間関係でいざこざがあって」
 ……上司と不倫になったのでしょ?防衛庁みたいなお堅いところでそんなことをするなんて。
 「研究室で……コンパとか行くの?」
 「あ、シンちゃん灼いてる?ヤキモチ?」
 「そ、そんなこと……」
 「あんまりお声がかからないのよねぇ。わたし、みんなより年上だし、【アイアンレディ】リツコの友達ってこともあるし」
 「あ、あいあんれでぃー……失礼ですよ」
 「あら、とんでもない、誉め言葉よ」
 「そうなのかなぁ……えっとぉ……」
 「なに探してるの?シンちゃん」
 「ティッシュ、クリームが」
 「馬鹿ね、そんなのはお姉さんに任せなさい」
 葛城ミサトは微笑むと少年の顔に唇を近づけ、碇シンジの口元に付いたクリームを丹念に舐め取り始めた。
 「あ、あ、とっても美味しい、このクリームも、シンちゃんの唇も……」
 大きく舌を出し、ルージュも鮮やかな唇を舐めるミサト、吸い寄せられるように碇シンジは今度は自分から身を乗り出して葛城ミサトの唇を貪る。
 溜息とともにミサトの唇が半開きになり、少年の舌が即座に侵入する。
 「ん、ふうぅっ、シンちゃ……ん、じょうずぅ……」
 ミサトの手が少年の頭をかき抱き、甘い声を漏らした。
 そして少年の手がニット地のワンピースの上から、熟れたボディーを好き放題に愛撫すると、心の底からうれしそうに微笑むのだ。
 冒涜的なほどに盛り上がった美乳をやわやわと揉みし抱くと「うふふ」と笑う。
 「シンちゃんったらぁ、おっぱい好きなんだ」


532 名前:FOX:05/08/22 01:14 ID:csNDTd4o

 「だって、ミサトさんの胸、すごく柔らかくて吸い付くみたいで……」
 「あなたのお母様もきっと柔らかくて大きいわよ」
 ユイはどきりとする。ミサトが一瞬こちらを見たような気がしたのだ。
 「僕が小さいときしか見たことがないです」
 「ふふ、もう、お風呂とか入らないんだ」
 「入りませんよ」
 「ミサトお姉さんとお風呂はいるのは大好きなくせに」
 「もう、ミサトさんったら」シンジは苦笑するとミサトのむっちりと張りつめた太股を撫で、その奥まで指を這わせた。
 ミサトがなんの抵抗もせずに碇シンジの指を受け入れるさまに、聡明な碇ユイの思考は完全に停止してしまった。
 だから少年の指と同期するように、己の指が自身の太股の付け根をさすりはじめていることなど、気付くわけもなかったのだ……。


◆◆◆


 ……知られていたなんて、気付かれていたなんて!
 ユイはまるで熱病にかかったように震えていた。
 もう、夫に助けを求めるつもりはなくなっていた。
 一人息子と家庭教師として招いた知人の娘……ただしその年齢は息子の倍近い二〇代の後半だ……との淫らな交わりの現場を、自らの目で確かめていたにもかかわらず、その事実を糾弾するために葛城ミサトを呼んだにもかかわらず、碇ユイは震えることしかできなかった。


533 名前:FOX:05/08/22 01:15 ID:csNDTd4o

 だから葛城ミサトによって目隠しされても助けを求めることすらできない。
 その耳元で「知ってます?お母様、おとといお母様が隠れていらっしゃったあのクローゼットの中に、人がいることを」と囁かれてはなおさらだった。
 ミサトの手が背後からユイの太股へ回り、ショーツの中を掻き回す。
 「お母様、すっかり発情されてますわ」
 「ああ、ああ、おかしいわ、こんなのおかしいわ、私、おかしいわ、こんなに身体が熱くなるなんて、こんなに変な気分になるなんて……あっ!」ユイは悲鳴を上げる。奥歯を噛みしめる。「貴女、貴女ッ、く、クスリを、クスリをコーヒーに入れたわね。なにか変なクスリを!」
 ……ミサトはユイよりも早くこの家に着いていたのだ。
 ……ミサトが碇家のキッチンについて、どこになにがあるのかを知っているのはおとといの振る舞いからも明白だった。
 ……コーヒーか砂糖になにか薬を混ぜたのだ。女を淫らにさせる薬を。自分にも影響することを覚悟の上で。
 「だって、お母様に素直になって欲しかったんですもの」
 弛緩したユイの下半身からショーツを引き下ろし、美夫人を自分の膝に乗せてがばりと卑猥な開脚姿勢を取らせた。
 「ああ、ああ、だめよ、だめよ……」
 夫である碇ゲンドウともここ数ヶ月交わったことのない貞淑な人妻の秘花が露わになる。
 そのすぐ下に咲く葛城ミサトの……無毛の……淫花からはたらりたらりと蜜がこぼれ、高価な革張りソファーを汚していた。
 ミサトのしなやかな指が、彼女の「恋人」の母親をゆっくりと愛撫する。
 「お母様ったらとってもいやらしい躰をしてますわ」
 「やめなさ……い。こんなこ……と」
 「まだまだ女盛りでいらっしゃるのに、セックスの悦びを捨ててしまうなんて」
 「貴女に言われる……筋合いは……ありません」


534 名前:FOX:05/08/22 01:15 ID:csNDTd4o

 「そんな風に変な意地を張るから、自分の息子に欲望を抱いて、息子のセックスで発情しちゃうんですよ」
 「お、お、おだまりなさ……い」
 「いくらシンジくんがとっても綺麗な目をしていても、素直で甘えん坊な可愛らしいオトコノコでも……とってもおっきくて硬いオチンチンの持ち主でも……」
 「あ、あ、あああ……」ミサトにささやかれるだけでユイの牝穴からしたたる液は白く、濃くなってゆく。
 「いけませんのよ。息子とセックスを夢見るなんて。そんなのケダモノですわ」
 その声と同時にがちゃりとクローゼットが開く音が聞こえた。
 ユイはついに悲鳴を上げる。
 そこに潜んでいた人間が誰か分かってしまったのだ。
 「ダメ、ダメ、ダメよ!シンジ!こっちに来ちゃダメ!ダメよ、わたしたちは親子なのよ。親子でセックスなんていけないわ、そんなことは、そんなことは!!!」
 「お母様ったら、すごい勢いで『お汁』が垂れてますわよ。それに身体中から牡を誘う牝の匂いがしてますわ」
 「いや、いや、いや」
 ユイはなんども首を振る。だがその気配はまったく足を緩めることもなく近づき、ついに彼女の正面に立った。
 「さ、お母様。男と女の交わりのすばらしさを、再教育して差し上げます」ミサトは穏やかに宣言する。くちりとミサトがユイの花弁をくつろげた。「さぁ、どうぞ。発情人妻のまんこをたっぷりご賞味あれ」
 「だめ、だめ!やめなさい!シンジ!お願いだからやめなさい!お願い!お願いだから許して!お願いだか……あ、おぉ、ふぅぅッ、は、ああ、ひ、あ、あ、あぁぁぁ……ンッ……」
 ずん、と突かれた。それも一気に奥まで。
 「ひ、ひ、いい……ッ、お、奥まで、おくまれぇつかれてるぅぅぅ」
 ごりごりと半ばまで抜かれ、ぬちゃぬちゃ掻き回されたあとふたたび突き込まれる。


535 名前:FOX:05/08/22 01:16 ID:csNDTd4o

 「ふひぃぃぃ、あはぁ……らめぇ、らめぇ、こんなせっくすぅ、こんなせっくすらめぇ」上品な唇から涎をたらたらこぼして碇ユイは絶叫する。
 もう誰に聞かれているかなど気にすることもできなかった。
 だが自分の「襞」が硬くて長いペニスをしごき上げ、締め付け、蠢動することで最大の快楽を得ようとしていることは理解できていた。
 子宮の奥深くに大量の精液を注ぎ込んでもらうべく、自分が無意識のうちに淫らにもじもじ腰を動かして、できるだけ陵辱者のペニスを銜え込もうとしていることも理解できていた。
 「ああ、ああ、もうらめぇ、わたしもうだめぇ、シンジ!シンじぃぃぃ!お母さんを、母さんをイカせてぇぇ!」
 「あーあ、言っちゃいましたね。お母様」
 「だって、だってぇ、だってぇ……」
 不意に目隠しが取り払われた。
 同時に碇ユイは信じられないような絶頂を迎える。
 だが、弛緩しきった表情が驚きに彩られるまで時間がかからなかった。
 「まだ、私は出していないぞ。ユイ」
 「あ、あ、あ……あな……た……お、おおおッ」
 ユイはがくんとのけぞった。
 「や、だめ、いま、イったばかりなの、とっても敏感になってるの、あ、お、ああ、お、あはぁ、あ、あ、あぁ、あああ……」
 ぐらぐらと頭を振りながら碇ユイは快楽に翻弄されてさらなる高みを目指すことを強制される。
 彼女を貫いていた碇ゲンドウ氏が容赦なく腰を振りはじめたからだった。
 「さ、お母様。旦那様にしっかり再教育していただいてくださいな。息子に発情するような淫乱まんこが誰のモノかしっかり教え込んでいただくんですよ」
 「ひ、ひどぉい、ひどい、あ、あ、あ、おお、うふぅ……ン、ふ、あ」
 「旦那様、とっても元気ですわ」ミサトはくすくす笑う。「ついさっき、わたしのお口の中に二回も出したのに、ぜんぜん硬いままなんですもの。お母様に頂いたコーヒーでやっと飲みこめたくらいに『濃かった』ですしぃ」


536 名前:FOX:05/08/22 01:16 ID:csNDTd4o

 「ひ、あ、だめぇ、ああ、あなた、あなた、こんなのいけないわ、こんなのぉぉ……お、おおお、う、ひぁ!」
 「ダメなのはお母様、旦那様を元気づけようともせずに、息子に色目を使うんですもの。たっぷりこのえっちな肉壷で御奉仕して、再教育したいただいてくださいね」
 「ひどい……ひどい、あ、おお、ふぅぅぅッ、あ、あ、あはぁ……ン、ふ、あ、あなた、あなた、あなたぁ……すてき、すてき、すて……き……」
 碇ユイの足首が碇ゲンドウの腰の後ろでしっかりと結び合わされ、貞淑な人妻の腰が夫にさらに密着した。
 「ああ、ああ、すてき、すてひぃ、すてきぃ……」
 「たっぷり愉しんでくださいね、お母様」
 葛城ミサトは熱を持った碇ユイの頬に口づけをする。
 自身も瞳をどんよりととろけさせて。


◆◆◆


 柔らかなアラームとともにエレベーターの扉が開く。
 一歩踏み出そうとしてぎょっと立ち止まる。
 それは向こうも同じだった。
 「あ、あ……こんにち……わ」
 相手は黙ったままだった。怒りと侮蔑の入り混じった瞳でミサトを見上げていた。


537 名前:FOX:05/08/22 01:16 ID:csNDTd4o

 それでも彼女は美しくて愛らしい。女である自分でもそう思ってしまうほど。
 葛城ミサトは内心で溜息をついた。
 秀逸とはとても言えないデザインの制服を身につけていても、それは彼女の魅力をまったく削いでいなかった。
 攻撃的な瞳も彼女の内なる輝きの彩りのひとつであることが誰の目にも明らかだった。
 ミサトの目の前で立ちつくしているのは惣流・アスカ・ラングレー。
 碇シンジと同い年の幼馴染みだった。
 紅茶色のロングヘアーを輝かせ、腰高のプロポーションも眩しい開花寸前の大輪を思わせる少女だった。
 ただ、彼女はまだ気付いていない。
 自分の気持ちを幼馴染みに伝える方法を。ひどく子供じみた方法以外のものを。
 そして、彼女は知らない。
 幼馴染みを自分の虜にする方法を。その美しく愛らしい肉体を少年に差し出す方法を。
 ぷい、とアスカは視線を逸らせた。頬を膨らませる。
 「彼、まだ戻っていないわよ」ぽつりとミサトは言った。
 「いいの」
 「でも……」
 「いいのよ」珊瑚色の瞳がミサトをまっすぐ見つめていた。「アタシ、待つもん。アイツが帰ってくるの」
 「そう……なの」
 「ええ、そうよ」アスカはかすかに笑う。「戻ってきたら文句言ってやるんだから」
 「そうね、そう」きっとたわいのない文句なのだろう。一方的で身勝手で、子供じみた論理の。
 でも、彼は、碇シンジはソレを受け止め、惣流・アスカ・ラングレーは最終的に彼を許すのだ。
 「さようなら」するりと少女と躰を入れ替えた。
 葛城ミサトはエレベーターの外へ。惣流・アスカ・ラングレーはエレベータの中へ。
 地下の駐車場をミサトは律動的に歩いていた。

 泣くのは車の中でと心に誓いながら。

538 名前:FOX:05/08/22 01:17 ID:csNDTd4o

うーん、オチが失敗した気がしますー。
お粗末様でした。

539 名前:PDX.:05/08/22 07:52 ID:???

>>FOXさん
 なんとも意外なオチでした。
 しかし、積極的に相手を誘惑しないユイさんは久々というか、なんか新鮮ですw

540 名前:FOX:05/08/23 00:25 ID:2DQG8r9g

>>539 PDX.さま

>意外なオチ
 そうなんですよねぇ、「なんだかんだ言いつつ「夫婦和合」の後押しをし、内気なオトコノコに自信をつけさせたあげく身を退いてしまう」ということになっちゃったわけですから……。
 やっぱりアスかとばったり出会っちゃった(会わせてしまった)のがアレだったかも。

 もともとは「息子に嫉妬したあげく暴走しちゃうユイ」を書いているうちに「MODELではこのエピソードは使えない」と判断したものが元になってるんですけれど。
 うーむうーむ。



541 名前:FOX:05/08/23 00:35 ID:2DQG8r9g

>>なーぐるさま

>二匹の蜘蛛に襲われている…。私は生け贄。為す術もなく、一方的に蜘蛛に蹂躙される。
>毛のない大きなピンク色の蜘蛛が二匹、足を這い回る。

 うはー。えっちだ。
 いやらしいボーイフレンドを罵倒しているあいだに知らず知らずのあいだに腰を突き出し、ビキニショーツの股間の膨らみをさわさわ「マッサージ」されるアスカたん。

 潮吹きのあとに待っているのは……。
 獣欲に囚われてショーツをずらし、またがってずぶりと串刺しにされることを選んでしまうのか。
 乙女の矜持を取り戻し、スケベな幼馴染みに鉄拳制裁を食らわすのか。

 続きを楽しみにしております。

542 名前:引き気味:05/08/23 00:53 ID:???

>FOXさん

家庭教師のミサトさんが……ネタ、楽しませて貰いました。
描かれてはいない部分ですが、シンジと懇ろなミサト先生がいかにして父親と関係を持つようになったのか、そして二人して妻や教え子の母親を罠に嵌めようなどと思いつくようになったが実に「じめっ」と日活的で良いですねぇ(w

543 名前:FOX:05/08/24 00:24 ID:???

>>542 引き気味さま

 気に入っていただけたようで、ほっとしてます。
 なんだか後半、妙に湿っぽくなっちゃっいましたし。

>シンジと懇ろなミサト先生がいかにして父親と関係を持つようになったのか

 うーん、たとえば……

 息子との関係を見抜かれて、ホテルのラウンジに呼び出され、ぐずぐずと、ぽつりぽつりと言い訳をしているうちに「明朗活発ではない」葛城ミサトにどこか昂ぶるものを感じてしまった父親(夫婦関係が途絶して早数ヶ月)に、やんわりと脅迫されてしまって……。
 席を蹴って立ち上がったものの、「少年を離れた街の学校へ移す」と言われたとたん、涙を浮かべてその場に立ちすくんでしまい……。
 「その気はない」ことを示すために履いてきたパンツが強調しているむっちりしたヒップをそっと撫でられ、腰に手が回されても逆らえなくて。
 「上に部屋が取ってある。そこで言い訳を聞こうか」と宣言され。こくりとうなずいてしまって……。
 「これがあいつの童貞を……な」と言われながら突き上げられてひんひん啼き、「シンジ以外に何人ここで銜え込んだ?」と冷静に尋ねられつつ揺すられて「ひ、ひ、ひとり!ひとりだけです!」と初めての男に溺れ、捨てられ、再会して泥沼にはまったことを告白させられて……。
 「昼間は父親に犯され、夜はその息子との交わりに癒しを求める」生活を送っているうちに思いついた「復讐の手段」だったとか。
 「このままでは奥様、シンジくんに夢中になってしまいますわよ」と巧みに、でも必死にゲンドウをたきつけて……とかとか。


 あるいは……

 息子との関係を見抜かれそうになったので、「『窮鳥懐に入れば猟師も殺さず』って言うし」先手を打ってゲンドウに相談を持ちかけたものの、ユイとすっかりご無沙汰でジェラシーに燃えたゲンドウに研究室で押し倒され……。
 いつのまにか奇妙な共謀関係に陥ってしまっていることに気づいたミサトは、父親との関係を清算するためにある取引を彼に持ちかけて……とかとか。


 ま、いずれにせよ「え?どうだ?シンジのものとどっちがいい?」とか「ふっ、いちど『アレ』も呼んで三人でたのしんでみるかね?」という台詞は外せないんではないかと(w

544 名前:引き気味:05/08/31 22:09 ID:???

……あ、業務連絡スレにした書き込みで言ったばかりですけど、このFOXさんの投下ネタもhtml化しとかなきゃなりませんね。
タイトルとかはどうしましょうか? >FOXさん

545 名前:FOX:05/09/01 00:16 ID:???

>>544 引き気味さま

 なんとか復帰できる状況になったようで、おめでとうございます。
 投下させていただいたこれのタイトルは……シンプルに「告白」とでもしましょうか。

 ほんのちょっとだけ誤字脱字を直しましたので、そっちのバージョンをメールいたします。



546 名前:引き気味:05/09/01 00:32 ID:???

>>545 FOXさん

了解です。それではメールが届きますのを楽しみにしていますね。

547 名前:引き気味:05/09/01 00:32 ID:???

――って、もう届いてました (;´∀`)

548 名前:FOX:05/09/04 02:12 ID:qo3pHD6+

>>547 引き気味さま

 掲載&惹句ありがとうございました。
 今回は添付ファイルの送信でごたついてしまって申し訳ありませんでした。
 いつのまにやらシステムが変わってて、「添付ファイルはログに残さない」仕様になってたみたいです>hotmail

 お手数をおかけしました。

 しかしそれにしても、惹句の雰囲気がまるでまんま仏書院で、本編書いてたはずの自分が妙にどきどきしてしまいました。
 なんだかそのまま、エンディングは「爛れた親子ダブルデート」みたいなくだりがありそうで(笑



549 名前:引き気味:05/09/04 23:24 ID:???

>エロコピー

えらく久しぶりに書くのでなかなか纏まらず、気を抜くと散漫に長文になってたりでちょっと('A`)な感じでございました。
所詮はエロ文でありますが、エロ文も長く書かずにいると覿面勘が鈍るんですよねぇ…… (;´∀`)

550 名前:リアル・カッコマン:05/09/11 14:31 ID:Q+JXp/Xc

ふと思ったんですが、選挙ネタのエロスってのはどうでしょうねー。
戸別訪問が解禁され、ベッドの上でスプリングをきしませながら有権者に支持を訴えかける人妻政治家アスカたんとかハァハァ

「……うン、……あっ、あふっ、あンン……ね、ねえっ、選挙の際は……ぜひこの碇アスカに清き一票をお願いしますわ」
「先生が『不倫は文化』派の議員とはまったく知りませんでしたよ、考えを改めないとな……おおっ、この締め付けは……」
白いお尻が、寝室のベッドの上で上下に弾む。アスカの粘膜がねっとり包み込むのは、地元支持者の中年男性の性器。
その逞しさとベッドテクニックは、アスカの夫である碇シンジを遙かにしのいでいる。
「そ、そうですわ……ああっ……とっても逞しくて素敵……。こうして夫以外の殿方とも広く交わって見聞を広げることが……
国民の皆様のためになるかと……それに私は公僕……国民の皆様の奴隷ですもの……」
「……ふふっ、それなら私は少子化問題を解決するために、先生にも貢献を期待してよいのですかな」
男の言葉の意味に気づいてアスカは瞳を大きく見開き、顔をこわばらせる。
突き込まれるときに、避妊具は男らしくないから使わないと拒否されたものの、必ず外に出してくれるという約束ではなかったか。

551 名前:& ◆xTwoYEuCC. :05/09/11 14:31 ID:Q+JXp/Xc

「っ!……そ、それはっ……こ、困りますっ……シンジ以外の子どもなんてイヤっ」
だが、男の腕ががっしりと騎乗位のアスカを押さえ込み、受胎へ向けて猛然と腰を振り始めた。
美しく知的な女性議員に夫ではない種を仕込む。これほどの快楽はないのだから。
「大丈夫ですよ、先生。支持者の男は何百人といるんです……誰が父親かは分かりません。
馴れ馴れしく、先生の二世の父親を気取って出しゃばるつもりはありませんよ。」
この男以外の支持者からもベッドの上での奉仕を求められるのかと思うと、アスカは一瞬目の前が真っ暗になった。
男は妙に湿った無骨な手で、白くすべやかな細い指を絡め取るとなでさすり、愛おしくてたまらないといった様子でアスカに頬ずりをする。
「いいですね、センセイ? 私たち支持者の子どもを生んでください。元気で利発な後継者を……明日のこの国を託す指導者を」
アスカのまぶたがとろんとなり、この父と娘ほどの年齢差がある男に包み込まれている感覚に父性を感じてしまう。
「い、ひっ、あン……キモチいいのっ……アスカは国民の皆様の性奴隷だから……少子化対策に子どもを生みますっ……
シンジ以外の男性ともどんどん寝てっ。いっぱいいっぱい赤ちゃん生むのぉ……」
舌足らずに宣言したアスカの脳裏に、シンジの優しい顔が浮かんでは、すぐに消えていった。

そして、アスカの胎奥に元気に精虫が泳ぎ回る白い体液がどっぷりと注ぎ込まれる。
国会に登院したアスカがマスコミの前で産休宣言をしたのはそれから数ヶ月後のことであった。

552 名前:リアル・カッコマン:05/09/11 14:37 ID:Q+JXp/Xc

と、書き終わったので、選挙に行ってきますw

553 名前:FOX:05/09/11 22:58 ID:???

>>552 リアル・カッコマンさま

 「清き一票」と言いつつやってることはアレだったりするわけですが(w。
 知性派美女をねじ伏せて、たっぷり中へ(本人微妙に溺れ気味)……ってのはいろいろと妄想をそそられますねぇ。

 しかし、ここまで圧勝するとは思わなかったな……マシリト一派。



554 名前:PDX.:05/09/11 23:50 ID:???

>>552 リアル・カッコマンさん

 いったい何世帯まわるんだろう……(笑)


555 名前:& ◆xTwoYEuCC. :05/09/11 23:58 ID:???

>>553
「うちの選挙区は次世代まで安泰じゃ。何せセンセイの息子さんは、わしらの息子と同じじゃけーのー」
とかいう話が選挙勝利後の後援会の酒席で繰り広げられるんでしょうね。
シンジはきょとんとしながらも、にこにこと頭を下げてお礼を言ったりして(笑)

>>554
地道などぶ板選挙が重要です、と選挙参謀からも言い含められて、1日10軒、20軒と熱心に訪問するんでしょうね。
一般の支持者にはノーマルなセックスだけど、有力な顔役や気むずかしい支持者には、戸口で熱烈なキッスと抱擁をしてから別れたり。
選挙期間中は股間が乾く暇もないんでしょう(笑)

556 名前:リアル・カッコマン:05/09/11 23:59 ID:???

っと毎度の文字化けのリアル・カッコマンです(^^;;

557 名前:なーぐる:05/09/12 00:00 ID:???

>>554
県議会レベルだと、特定郵便局長や教育委員長とかが100〜1000くらいの票をとりまとめ、
支持する県議の先生を支援するわけですが、これが国会議員となるとその県議や市議、町議レベルで
支援する形になるわけで。
となると、実家がある某福岡○区を参考にするとして、古賀某のパーティ参加者で特に偉そうな奴
だけ(一人で1000〜3000票のとりまとめレベル)と仮定しても…。
軽く20〜30人かな。いやん。

558 名前:コウイに値する名無しさん:05/09/12 00:07 ID:???

選挙ネタと言えば選挙カーでの車内ファック&拡声器にて生中継。
back seatと被っちゃいますかそーですか。

559 名前:リアル・カッコマン:05/09/12 00:17 ID:???

>>558
高橋ノゾミでしたっけ。原作に出てきて選挙カーを日向に乗っ取られた候補者。
市会議員とはいえ票固めには重要と、あの人物とアスカが寝るというのもいいかもしれませんね。

560 名前:コウイに値する名無しさん:05/09/12 00:31 ID:???

AVで、全面スモークガラスのワゴンから上半身乗り出すようにして
にこやかに手を振りつつ出演作のプロモーションをしてるAV女優が
道端のあんちゃんと会話&握手なんかもしつつ上手いこと死角つくって
実は下半身は丸出しで車内のスタッフに玩具突っ込まれてる次回作を撮影してるのがあったとですよ。

561 名前:夏だ一番(略)@なーぐる:05/09/12 00:40 ID:???


 細く白い指先が紐をゆるめ、海水で現れた水着をずらしていく。
 一方的な行為にシンジは抵抗も出来ず、濡れた砂浜に仰向けになったまま、自分の巨大ヤスデのごとき分身が露わになるのを見守ることしかできない。

 不用意なことをすれば、いや、何か余計なことを言おう物なら、腹の上に馬乗りになったアスカの全体重を込めた鉄拳が鼻っ柱にたたき込まれるだろう。海中に投げ飛ばした直後、笑みの消えた凄惨な貌でアスカが言ったことは、嘘偽りではあるまい。彼女は本気だ。






『よくも、私の恥ずかしい姿を…! よくも、よくもこの私にあんな、あんな破廉恥なことをっ!』

 とりあえず、鳩尾に拳がたたき込まれた。拳が半分ほどめり込む、本気の一撃にシンジの循環機能が停止する。

「ぐっ、はぁっ!」

 一瞬意識が体の外にはじき出された。息がつまり、目の前がかすむ。
 糸の切れた人形のようにその場に膝をつくシンジの耳元に、凄惨な笑みを浮かべたアスカがそっと顔を近づける。海水に濡れてもかき消されない、アスカの匂い…ラベンダーの香りに体が震える。心を落ち着かせる効能があるはずのラベンダーだが、その柔らかみのある香りがかえって恐怖をかき立てる。

『ふ、ふふふ。こんな私の秘密、誰にも知られてはいけないのよ。たとえそれがあんただったとしてもね』

 だから、と、シンジの頬を両手で撫でながらアスカはニッコリと笑う。その手は柔らかく、力はほとんどはいってないのだが、半ば無理矢理に視線をアスカに固定される。

『だから、私もあんたの恥ずかしい秘密を握ってしまえばいいのよ。あんたが、私の醜態を誰かに話そうと、思うことも出来ないくらい恥ずかしい秘密を、ね』
「な、何する気なんだ…っ!?」


562 名前:夏だ一番(略)@なーぐる:05/09/12 00:40 ID:???

 質問は途中で打ち切られ、唐突に唇を奪われる。
 熱くぬめった舌が強引に唇を割り、受け入れ準備の出来てない口腔内部を思う存分に蹂躙する。唇は貝のようにピッタリと密着し、空気を一分子だって逃さない。

 ちゅく、くちゅ、ちゅ…ちゅぷ、くちゅ。

(な、アスカ…。アスカの方から、こんな大胆なキスをしてくるなんて)

 目の前に光が瞬き、当たり前になっていた所為で半ば忘れかけていたディープキスの感触にシンジは酔いしれた。

(ああ、そうだ。キスって、こんなに気持ちが、良い物なんだった…)

 いつかみたいに息をするな、なんて理不尽なことを言われたりはしない。ごくごく自然に、シンジはアスカの舌と自らの舌を絡め、甘い唾液を受け入れた。甘い唾液をお互いに堪能しつつ、柔らかくもしなやかな舌の感触に体が震える。なにより、これから始まるだろう魅惑的な一時を思うと、どうにも興奮が止まらない。

(うくっ、アスカ…。本当に、キスが上手になってるんだから…。没頭しそうだよ)

 どんな気持ちで、アスカはキスをしているんだろう。と痛いほど胸の鼓動を激しくさせたシンジは思うが、頬を赤く染めたアスカはじっと目を閉じていた。

『ん、ふっ。ふぅ…んんっ、んちゅ、うふ』
「ちゅ…ん、ん、んんっ。ちゅく、ふ…………ちゅ」

 たっぷり1分ほどシンジを味わってから、ゆっくりとアスカは唇を離す。粘つく涎が糸を引き、ぬらりと輝いた。


563 名前:夏だ一番(略)@なーぐる:05/09/12 00:41 ID:???

『これからあんたをレイプするのよ』
「ふーん、そうなんだ、これから僕をレイプ…って、ええっ!?」

 アスカが何を言っているのか、僕にはわからないよ。

 そんな顔をしてシンジは数回瞬きをした。言葉の意味がわからないわけではない。口を塞ぐための弱みを握る、と言う意味で言えばアスカの言っていることにおかしいところはない。手段はともかくとして。

『そうよ。さっきの事が噂であっても私の耳に入ったら、逆にあんたがレイプされたって話を周囲にばらまいてやるから。さすがにレイプされた、なんて誰にも相談できないでしょう?』

 確かにそうだね。でも、それは違うんじゃないか、って顔をシンジはする。
 普通、それは女性が男性に対して行うことではないのではないだろうか?
 いや、しかし、アスカが言うと妙にしっくりとなじむ気が…。

『ふふふ、暴れちゃダメよ…。抵抗したら、酷いわよ』

 ゾクゾクするほどに蠱惑的な声と口調なのだが、アスカの目は全く笑っておらず、本気であることが見て取れた。中学生の時から、ずっと、ずっと調教されてきたシンジの心の一部は、アスカのこの目には逆らえない。蛇を目の前にしたカエルのように体が硬直し、砂浜に押し倒されるがままだ。

『お互い初めてじゃないんだし…。大人しくしてれば、たっぷり可愛がって上げるわ』

 まだ柔らかなのに凶悪なサイズのシンジの一物をゆっくりとさすりながら、ペロリとアスカは口元を舐めた。


564 名前:引き気味:05/09/12 06:19 ID:???

>>550-551 リアル・カッコマンさん

用事を終えて帰ってきたら19:58ですた。
選挙権を得て以来初の不行使―― orz

しかし、自民が勢力を伸ばすだろうなとは思っていましたが、まさかここまでとは驚きました。

>>555

>「うちの選挙区は次世代まで安泰じゃ。何せセンセイの息子さんは、わしらの息子と同じじゃけーのー」

うわ、いやーんな感じですねぇ(w
なんと言いますか、当選万歳を唱和している事務所映像とか見ますと、これがまた見事に容貌清々しからざる爺様連の多いことよ、油ぎっしゅ〜という感じでありますし。
そんな方々がまた歳格好に不似合いに大はしゃぎしているのを見ますと、どれだけ「賭けていた」のかとヤな想像の一つもしてしまいますね。

そーいや、どこかで紹介を見かけたエロゲに、美人都議を陥れるために○学生な娘さんの教育問題を出汁に学校に呼び出して親子丼でナニするなんて、そんなしようもないのがありましたっけ。
当選するために後ろ暗いくエロい手を使うなんてシチュの他に、政敵を落選させるために後ろ暗くエロい陰謀を仕掛けるなんてのもありなんでしょうね(w
飛び交う怪文書、「碇候補の人には言えない家庭内不和・仮面おしどり夫婦の美人妻が裏では〜」ですとか、そんな感じで (;´∀`)


565 名前:引き気味:05/09/12 06:21 ID:???

>>560

つい最近、愛知万博の観覧車内で撮影していてとっ捕まった、なんてニュースがありましたっけ。
最近は総透明仕立ての観覧車なんてのもありますしねぇ (;´∀`)

566 名前:引き気味:05/09/12 06:30 ID:???

>>561-563 なーぐるさん

あれ、なんだか攻めアスカさんが妙に懐かしく新鮮な気がしますよ(w
「男が女に〜」スレなんてスレッドを思い出して遠い目をしてしまう私。

567 名前:PDX.:05/09/12 07:30 ID:???

>>561 なーぐるさん

 一体シンジはアスカのどんな恥ずかしい姿を見てしまったんだろう(笑)
 なんとなく「昔のマンガか!」的なドジな場面という想像をしてしまったけど(ぉ

568 名前:なーぐる:05/09/12 22:17 ID:???

>一体シンジはアスカのどんな恥ずかしい姿を見てしまったんだろう(笑)
前の書き込みもすっかり流れちゃったからなぁ。
ちょっと説明が足りてなかったですが、シンジにいじいじされた所為で、
彼の見ている前でお漏らしをしてしまったのです。それはもう勢いよく。
じょんじょろじょろじょろ

>あれ、なんだか攻めアスカさんが妙に懐かしく新鮮な気がしますよ(w
イェイ、私もなんか随分と久しぶりなので新鮮な気がします。
まあ、この後の展開はやっぱりいつものアスカ様なわけですが。
それにしてもこのシンジ、私が今まで書いてきた荒淫シンジの中で最強かも…。

マユタン編を綺麗にまとめる前に先にアスカ編を書いてしまおう。
というわけで午前1時くらいにまた。( ゚∀゚)ノシ

569 名前:引き気味:05/09/13 00:00 ID:???

>>568 なーぐるさん

>この後の展開は

強気がひっくり返されてあふあふに! ですか!
そーいや、アレです。すっかり忘れていた気がしますけど、アスカのFF的王道料理法と言えばツンデレ!
ツンケンして憎まれ口叩いていてもシンジに優しくねつちりされてしまうともう辛抱堪らんって感じのおねだりに――とか!

も、とんと随分そーゆーアスカは書いてないわけですけど (;´∀`)

しかし、偶にそういうLASなエロを書こうとすると大抵が失敗しちゃうんですよね。

570 名前:PDX.:05/09/13 00:40 ID:???

>>568 なーぐるさん

 続き物だと気付きませんでした。すんまそん。


571 名前:夏だ(略)@なーぐる:05/09/13 01:15 ID:???

「ふん、無理矢理触られてるのにおっきくなるんだ…。どうしようもない変態ね」

 かなり無茶なことを言う。シンジは思う。

「ふくっ、だ、だって…アスカの、指、が」
「指が何よ? あんたこれからレイプされるのよ! それなのに、こんな反応して…。
 いやらしい! このM! 変態! 男マユミ!
 こうやって、一方的にいじめられるのが嬉しいんでしょ! レイプされるのが嬉しくて仕方ないんでしょ!」
「う、あああぁぁぁっ。は、激しい! き、きついよ、アスカ」

 アスカの手は熱く、速く、そして柔らかい。指は尿道を刺激し、手の平が亀頭部分をひっぱたくように擦りあげる。ツボを心得た少しきつめのしごきに、シンジの肉棒はたちまちの内に膨れあがっていく。

「ふん、大きさだけは一人前なんだから」
「そんな酷いこと言わないでよ…」
「口答えするな!」
「ご、ごめん」

 圧迫をはじき飛ばしそうな勢いにアスカは少々恐れをなすが、これから犯されるというのに、反応してしまうシンジの淫乱な体に苦笑してしまう。

「口ではそんなこと言ってるけど、こっちはこんなに喜んでる。淫乱男!」
「やめて、やめてよアスカ」

 言ってる内に興奮したのか、息を荒げてアスカはますますピッチをあげていく。
 シンジもシンジで、犬の服従のポーズよろしく砂浜の上に仰向けに寝そべったまま、されるがままでただ啜り泣くような声を上げる。いやいやと首を振って身悶えするが、太股の上にどっかりと腰を下ろしたアスカが動こうとする様子はない。デカ尻め…なんてシンジは思ったかも知れないけどそんなことはおくびにも出さない。

「ふん。準備できたみたいね」

 隆々とそそり立つ肉棒にアスカはにんまりと笑う。キノコよろしく先端で大きくふくらんだ亀頭はテカテカと健康的な色にてかる。手の平についた先走りのカウパー氏腺液を舐めとりながら、アスカはにんまりと笑う。そしてシンジに跨ったまま膝立ちになる。


572 名前:夏だ(略)@なーぐる:05/09/13 01:15 ID:???

「ふふ、ほら見なさいよ。あんたのペニスを、これから私のヴァギナがのみこむのよ」

 シンジに見せつけるように腰を揺らし、一昔前のアイドルのように胸を強調するために腕を組む。
 アスカの水着は飾りのない赤一色のシンプルなセパレートタイプだ。だが、海水浴場で出来る限界に挑んだかのような布地面積の少なさと、油断すればこぼれるのではないと余計な心配をしそうな切れ上がったハイレグタイプだ。プラの肩ひもはあくまでも細く、肩と胸の間に隙間が出来るアスカの豊満な胸との対比は危険極まりない。
 僕以外の誰かが見るなんて…と、当のシンジに軽い嫉妬を覚えさせたアスカの姿だが、こうして間近で見るとその凶悪さはいかばかりか。
 瞬きも出来ずに上下に視線を彷徨わせるシンジをよそに、アスカはゆっくりと右手を腰に当てる。
 蝶々結びにされた紐の端をつまみ、そっと引っ張る。海水を吸って固くなっているが、じりじりとだが確実に紐はゆるめられていく。

 プツリ

 軽い音を立てて結び目がほどけ、拘束を除去された水着と、その下のサポーターが共にずらされる。

「どう?」

 顔を赤くしながら、アスカはほんの少し誇らしげに尋ねた。
 この日のためにと、シェイプアップを行い整えた肢体。
 腹部には無駄な脂肪は微塵もなく、かといってボディビルダーのように限界まで削いでいるわけではない。スポーツ選手のしなやかさと強靱さを持ちつつ、女性らしさを充分に残している。

『ウェストの細さや胸のカップサイズなどで箇々に劣るところがあったとしても、総合してみれば私が一番綺麗でしょう? そもそも、スタイルの一部だけを比べるのだとしても、この私が誰かに負けることなんてあり得ないのよ!
 大体何よ、マユミにファーストにマナは! 特にファースト!
 な〜んにもしてないくせに、なんであのスタイルを維持できるのよ!? ええ、本当はわかってるわよ。私のエネルギー変換効率が悪すぎるのが問題だってことは。ああ、まったくもう、アイスやクレープをぱくぱく食べてあのスタイルを維持できるなんて、あいつら羨ましすぎるわ…』

 なんか余計なことも混じっているがそう無言に主張していた。

「あ、ああ…。アスカ、綺麗だよ」
「ば、馬鹿っ。これからレイプされるって男がなに真面目な顔して…」


573 名前:夏だ(略)@なーぐる:05/09/13 01:16 ID:???

 真面目なシンジの返答に、顔を見ていられなくて思わず顔を背けてしまう。
 その間もシンジの視線は股間に集中しているが、なにもおかしいところはないだろうか、と今頃になってアスカは余計な心配をしてしまう。昨晩、ハイレグの水着を着るに当たって少々濃いめに生えている股間の茂みを綺麗に整えたのだが、シンジにはどう写っているのだろう。

(うっ、やだ、痺れてきちゃう…。し、シンジの視線が、目が、じっと私のヴァギナを見てる、見つめてる…。ああ、やだぁ。体が、熱くなってる)

 考えてみれば、既に幾度も肌身を重ねてきた2人だが、こうまでまじまじとシンジに見られたことはなかった。文字通り、秘所だったのだ。今更ながらに羞恥の炎がアスカの心を焼く。
 羞恥に閉ざしていた瞼を恐る恐る開くと、じっと見上げるシンジの視線と目があった。

「な、なによ」
「いや、その。
 えーと、あのさ。アスカのって、金色に光って、綺麗だなぁ…って思って」
「へ? 金色? なにが金色って…こ、この馬鹿シンジがぁっ!」
「ぐぁっ!」

 照れ隠しの一撃を鼻っ柱にたたき込んでから、アスカは肉棒にそっと手を添えた。もうこの雰囲気を保ったままでいるのは不可能に近い。こうなればさっさとシンジをいただいてしまおう。そう決めるとアスカの行動は速い。

(う、なんか凄い元気になってるわ…)

 ドクドクと肌に伝わる脈にアスカは軽く息を呑む。苦痛に悶える頭部と異なり、シンジの下半身はますます元気になっているようだ。それとも軽く命の危険を感じて遺伝子維持の本能が強まったのかもしれない。
 いずれにしても、これからシンジをレイプするのに問題はない。

「ん…ふぅ」

 少し腰を落とし、舌の唇でシンジの亀頭に口づけをする。最前のシンジの愛撫と見られたことで興奮したアスカの体もまた、シンジ同様受け入れる準備は整っていた。

「あ、あああぁぁぁぁ。し、シンジ…。私のヴァギナが、はぁぁ。あ、あんたの、亀頭を呑み込ん…で、いってるわよ」

 充血し、通常時の数倍にふくらんだラヴィアは宇宙怪獣の口よろしく大きく開いて、同じく宇宙生物のようなシンジの亀頭を呑み込んでいく。愛液に濡れたヴァギナは苦もなく、いや、さすがに顔に似合わぬサイズの最大径部分…亀頭のえらを超えるのに四苦八苦している。


574 名前:夏だ(略)@なーぐる:05/09/13 01:17 ID:???

「はうぅ、ひっ、ああ、お、大きい…」

 勿論、受け入れることは出来る。しかし、それは刺激に狂いそうな体を押さえ込んで、敏感な柔肉の奥に強引にくわえ込むと言うことだ。既に刺激の強さに意志に反して体が逃げ腰だというのに、これ以上の快感に襲われることが確実なことを出来るのだろうか。今でさえ我を忘れそうなのに。

「んふぅ、ひぃぃぃ、ひぅぅっ。くっ、は、はふぅぅ」

 中腰になったままでそれ以上腰を下ろすことが出来ない。だが、まだシンジの肉棒は半分はおろか、亀頭の先端部分が僅かに入ったに過ぎないのだ。

(うふぅぅ、お、大きい。大きい…。いままで、こんなの、どうやって、私の、中に…)

「はうぅっ! うっ、ふぅぅん!」

 全身に玉の汗が浮かび、苦しそうにアスカは息を荒げる。さらに腰を沈めてどうにか亀頭部分を全て呑み込むことに成功する。だがそれが彼女に出来る限界のようだ。

 仕方ないなぁ。シンジは内心で歎息する。
 これはこれで楽しいし、普段は決してみることの出来ないアスカの姿を楽しめるが、このままだとお互いもどかしいだけだ。

(うーん、アスカって本当は4人の中で一番臆病なんだろうな。でも注射を怖がる子供じゃないんだから、さ)

 刹那、砂浜に投げ出されていたシンジの両腕一瞬ぼやけた。

「ひゃう、ひぁぁぁぁぁっっ!!」

 アスカの喉から甲高い悲鳴が上がる。かろうじて保たれていた膝立ちの姿勢が、なぜかいきなり崩れてしまったのだ。当然、それ以上下ろすことが出来ないままだったアスカの腰も落ちることになり、シンジの肉棒が半ばまで呑み込まれた。

「ひっ、くひぃぃん! ひぃん、はぐっ、うっ、うううっ。は、激しい…」

 もう力を込めて支えることも出来ないのか、どうにか『ハ』の字だった足が『ヘ』の字に、さらに横に開いていく。


575 名前:引き気味:05/09/14 02:09 ID:???

あー、これでシンジが直前にマユミともイタしてたりしてなければ完璧甘々LASえっちですねぇ。
セリフがちょこちょこと妙にほのぼのしていたり(w

576 名前:リアル・カッコマン:05/09/15 23:08 ID:???

>なーぐるさん
>逆にあんたがレイプされたって話を周囲にばらまいてやるから。
「あんたに」ではなく、「あんたが」なんですね(^^;
確かにそんな話をばらまかれた日には、男のプライドぼろぼろでしょうねー。
でもそんなシンジが結構ツボです。

577 名前:引き気味:05/09/15 23:37 ID:???

雑談スレに発作的にカキコした『ナウシカ』ネタからなんとなく連想して思い浮かんだのですが、体に傷があったりすエロボディハァハァ。
クシャナさんが『我が夫となる者はさらにおぞましきものを〜』とおっしゃっとるわけで、それってEoE時の過剰シンクロのまま相応に傷を負ったアスカというネタにも通じるのぅ……と。
白いお肌にピンクのケロイドとか、模様が入ってる様はエロかろうなと思ってしまうわけです。
(聞く人によっては不快な暴言でしょうが、あくまでエロ思考で)
刺青とかでも良いのですけどね。日本的な刺青もですが、おファンタジィ調の呪紋の方が更に趣味。
絵面的に映えるやろなー、と思う一方、文章で使うとどんな生かし方がありましょうかねぇ。

瑕があると気にするおにゃーのこのコンプレックスを刺激していく描き方をするとか、そんな傷跡・刺青自体を要素としない描き方は思い浮かぶのですけれど。

578 名前:引き気味:05/09/15 23:39 ID:???

そういや、エロパロ板エヴァスレで半一次として連載されていた投下ネタの、蝶の刺青を入れたアスカというキャラ付けは素敵でした。
想像し易くって、その上どうしてそんなものがアスカの肌にという設定自体もエロ素敵でしたからねぇ。

579 名前:引き気味:05/09/15 23:45 ID:???

なんか、この刺青ネタって、前にピアスネタと同じ括りで「もう引き返せない堕落のシンボル」という話題で盛り上がった気がしますが(w
聞きますと、最近は本当に気軽にタトゥーって入れられるらしいですしね。
都市部だけかもしれないのですが、他にインスタント・タトゥーというものもありますし。
ケンスケの撮影ネタと絡めれば何とか話にでっち上げられないかなと、ふと思うていたり。

580 名前:リアル・カッコマン:05/09/16 00:22 ID:???

恥丘に男の名前を入れ墨される、ってのはよくありますよね。
○○命 みたいなのを、ヤクザに調教された最終段階で、ってのは定番かも。
もうカタギの女性にも戻れないし、恋人のところにも戻れない。
墜ちていく感じが高まりますよね。

581 名前:リアル・カッコマン:05/09/16 00:31 ID:???

ちと長文投下いたします。 こないだの代議士ネタ、アレンジバージョンです。
なお、作中の人物・団体等は一切現実のものとは関わりありませんです、ハイ

不倫代議士アスカ


選挙日が開けて、開票結果が明らかになると誰もの予想を上回る与党の大勝に、はからずも造反組として懸案の法案に反対票を投じたアスカの立場は苦しいものになった。
新人ながらも父の有力な地盤を引き継いだアスカが、二世議員との揶揄を振り払い、彼女なりに信念をもって票を投じた結果だったが、時に利あらずであったのだ。
かろうじて無所属議員として当選したものの、元の党に復党しなければ、今後の政局の展望は開けない。
政治は数であり、少数派の無所属議員では、彼女の政治的信念も有権者への公約も何一つ実現することはできないのだ。
だからでっぷりと腹の突き出た幹事長が、いやらしい目で「今宵は朝まで、政界のマドンナ、碇アスカ代議士と一対一で時局について語り明かしたいものですな」
と言ってきたとき、唇を噛みしめながら、両手を握りしめて、うなづくしかなかった。
夫であるシンジは坊ちゃん気質の入り婿的代議士であり、良識の府に属することから、今回は裏方に回っていた。
夜半、アスカだけが党本部に呼ばれていると聞いても、怪しむでもなく、また明らかに、党に自分以上に重んじられている妻に嫉妬するでもなく、笑って送り出してくれたのだ。

582 名前:リアル・カッコマン:05/09/16 00:34 ID:???


そんなシンジの誠実と信頼を裏切って、アスカは不倫のダブルベッドにシャワーを浴びたばかりの裸身を横たえる。
ヴィーナスの裸身は、なぜだか熱を帯びたアスカの吐息にあわせて、その上を覆うバスタオルとともに緩やかに上下を繰り返す。
厳格だが優しい父は、アスカが密かに想いを寄せていた幼なじみのシンジを女婿として迎え入れてくれた。
だからアスカは勿論、夫以外の男を知らない。だが、それも今日までの話だ。
シャワーの水しぶきの音を遠くに聞きながら、2つ仲良く並べられた白い枕の一つに頭を乗せて、今宵限りのにわかの夫を待ちわびる。
くすり指にはめた指輪を頭上に掲げて、焦点の合わない瞳でぼーっと見つめる。
不倫相手の「恋人」は、寛大にも「その指輪は外さなくていい」とアスカを制した。
「指輪を外したら、不倫の雰囲気じゃなくなるからな……ハッハッハ」
アスカには何が面白いのかさっぱり分からない事を言って笑いながら、男は浴室に消えていったのだ。
そして、10分後、きゅっきゅっと栓を閉める音がして、シャワーの水音が止まる。
見知らぬ天井のシミを数えながら、タオルを太鼓腹の下に巻いた男の足音が近づいてくるのを、アスカは一秒が永劫にも感じられる感覚の中で待った。
「すまんな、ずいぶんと待たせただろう。」
近づけられた吐息の、決してタバコを吸わない夫とは違うヤニ臭さが不快でならない。
男は意外に優しく、だが一気にバスタオルを剥ぎ取った。
白くなだらかな稜線を描く肉体は、モノを扱うような無粋な視線によってなめ回される。

583 名前:リアル・カッコマン:05/09/16 00:39 ID:???


「ここはもうお待ちかねかな?」
いきなり、アスカに覆い被さってきた男の指が数本、無防備な秘唇に滑り込む。
くちゅり、と音がして、その指に糸が引いた。
「ほほう、もうすっかり準備は整っているようだ。そんなに私がほしかったのかね。」
改めて指摘を受けて、アスカは自分の淫蕩さに赤面する。
愛する夫以外の男と初めて寝るというシチュエーションに、ある種の興奮を感じていた自覚はあったが、それをまざまざと見せつけられた感じだ。
胸が締め付けられるように苦しくなり、脳裏には夫シンジの優しい顔が浮かんで、抑制できなくなった細い涙が頬を伝った。
そのまま、くちゅくちゅと男の指がアスカの貞操を蹂躙する。
「もう、びしょびしょだな。若奥様は不倫がお好きだと見える。とんだ金曜日の妻だったわけだ。」
小バカにしたように皮肉に笑われながら、アスカは男のなすがまま、Mの字に開脚して男の目に秘められた部分をあらわにする。
ごく薄い金の飾り毛に守られ、ふっくらとした蒸しまんじゅうに綺麗な縦線が入ったような清楚なたたずまいに、男は掘り出し物を見つけた骨董商のように破顔する。
今まで権力を利用していろいろな女を抱いてきたが、美貌の若妻代議士の貞淑を初めて汚す快感に改めて背筋がぞくぞくする。
男はベッドから身を起こすと、改めてアスカの視線をふさぐように立ちはだかった。
もっこりとタオルを持ち上げる形に、その下の陽根の大きさを想像して、アスカは困惑混じりに顔を赤らめた。
「そうだ。わしとお嬢さんがカラダとカラダを繋げて、他人じゃなくなるためのものだよ。旦那のより大きかろう?」
下卑た言葉を受けて、アスカの瞳が涙にうるんだ。
「もういやよぉ……シンジ助けてぇ」

584 名前:リアル・カッコマン:05/09/16 00:43 ID:???


どうしてこんなイヤらしいだけの卑劣な男に、屈辱を受けなければならないのか。
もう、復党などどうでもいいことに思えた。今ならまだ間に合う。綺麗なカラダを守って、シンジのところに帰れる。
そんな希望を抱くと、起きあがって逃げ出そうとするが、アスカの腕はすぐ後ろ手にひねりあげられてしまう。
若い頃には柔道でならしたというこの男は、意外な素早さと力を見せつけて、アスカを絶望させた。
「わしは君の父上に後事と君のことも託されたのだ。カラダの面倒まで見て何が悪い。あんな若造に何ができる、女房を満足させることもできないに決まっとる」
たわわに実った乳房が、男の手に鷲掴みにされて、形をゆがめる。
乱暴な手の動きに、この見事な肉体をこれまで独占してきた若者への嫉妬を隠さない。
「な、ううんっ、さ、さわらないでよっ……けがらわしい、アタシはシンジのところに帰るんだから、離してよっ」
「今さらジタバタしてどうなる。お前はもうわしのオンナになるしかないのだ」
男はにやりと口の端を歪める。
「このラブホテルにお前が入るところをわしの息の掛かった写真週刊誌の記者に撮影させている」
だから、馴染みの高級ホテルは使わせなかったのだよ、と男は解説する。

585 名前:リアル・カッコマン:05/09/16 00:50 ID:???


もちろん、ここの経営者も風俗営業のための便宜を陰に陽に取り計らってくれる彼の忠実な支持者だ。
相手の男の名前だけを伏せて、女代議士の不倫スキャンダルをおもしろおかしく語ってくれることだろう、と。
その場限りで思いつきの嘘をついているとは思えなかった。
政界の寝業師という評判の高い男だ。むしろ周到に準備をして罠を張っているのが自然だろう。
アスカは今さらながら、自分の迂闊さにほぞをかんだ。
「休憩料金表示のプレートのついたホテルに、今をときめく政界のマドンナ、碇アスカ議員が一人で入る写真がスクープ記事になるわけだ。夫である碇シンジ君に、ここで奥さんと待ち合わせをした記憶があるといいねえ」
男の脅しは、不特定多数の有権者よりも、夫シンジに知られることの方が怖いアスカの心理を巧みについてくる。
確かに、そうなればいくら言い訳をしても、シンジは自分を信じてはくれないだろう。
いや、信じてくれるかもしれないが、シンジの心が傷つくのは間違いない。
あの優しいシンジのことだから、「アスカを信じているから気にしないで」といって彼女を慰めつつ、その実、疑心をぬぐいきれずに一人で悩み苦しみ、自分の心にトラウマを抱え込んでいくに違いないのだ。
きっと、シンジの弱く繊細な心は、これから一生、地獄を見ることになるだろう。
そこまで考えて、もうアスカの体から力が抜けた。
苦渋の決断のつもりで、ホテルに来たが、今となっては自分の愚かしさにもはや涙が止まらなかった。

586 名前:引き気味:05/09/16 00:54 ID:???

お、時事ネター ヽ(゚∀゚)ノ
背景設定が微妙に生々しくてナニと言いますか、造反代議士アスカさんの追い詰められっぷりにヤな説得力が (;´∀`)

>記者に撮影させている

この辺りがまた、後の黒エロ展開を様々に妄想させてくれていーですな。

587 名前:リアル・カッコマン:05/09/16 01:05 ID:???

>引き気味様
>造反代議士アスカさんの追い詰められっぷりにヤな説得力が (;´∀`)

ははぁ。ありがとうございます。ちなみに政党や幹事長とかに特定のモデルはございません。
あくまでもエロネタですので、各党支持者の皆様におかれましては誤解なきよう(汗汗

それでは続きをば。

588 名前:リアル・カッコマン:05/09/16 01:12 ID:???


……今晩一晩を我慢しよう。
そして、明日になればもうこのことは野良犬にかまれたとでも思ってすっかり忘れよう。
自分一人が耐えて、墓場にまで秘密を持って行けば済むことだ。
アスカは悲愴な決意を固めた。
「さあ、どうするね。わしに抱いてほしいのか?」
「…………はい」
「金妻のようにわしと不倫がしたいんだな?」
「はい、あなたと不倫がしたいです。……抱いてください」
「なら、股をもっと大きく開いたらどうだね、お嬢さん」
「……」
無言のまま、アスカは目をつぶって、おずおずとMの字に広げていた両脚の幅を広げていく。
Mの字から逆Wの字に両脚が崩れる。そして、その真ん中に強調されて突き出される女の源泉。
シンジの前でも晒したことのないはしたない格好だ。
「いい眺めだ。男をほしがって、色づいているぞ。だが、抱いてもらうわりには愛想がないな。やはり、本音ではわしのようなイヤらしい中年男に抱かれるぐらいなら、不倫スキャンダル騒ぎになったほうがマシと思ってるんじゃないのか?」
「そ、そんなことはありません! ほ、ホントに、抱いてほしいと思っています。」
男の陰険な脅迫に、アスカは目を見開いて否定する。
それを証明するように、悲しげに顔を横に伏せて、安淫売のように男をねだるのだ。
「……アスカのあそこに……センセイの逞しいものをください……早く」

589 名前:リアル・カッコマン:05/09/16 01:19 ID:???


「どうも嫌々言っている感じがしてならないな。わしは仲の良い君たち夫婦の幸せを壊すつもりは少しもない。君が夫であるシンジ君のことを大切に思っているのなら、バカなまねはやめたほうがよいぞ」
アスカ夫婦の幸せを微塵に砕くような脅しをかけながら、しゃあしゃあと偽善的な台詞を言ってのけるのはさすが面の皮の厚い老練政治家と言ったところか。
「ちがうんです。……シンジのことはいいんです……センセイに抱かれたくて、今晩はここに来ました。シンジのこと、忘れさせてください……」
アスカは起きあがって、必死で男にしがみつく。男を翻意させるために、望んでもいない媚態を示すのがあまりにも哀れだ。
しかし、それが男の加虐的な興奮をさらに加速させる。
追い討ちを掛けるように聞いた。
「今晩だけかね?」
「え?」
「わしは遊びは好かん。不倫でもなんでも真剣にやることを座右の銘にしておる。君がわたしと真剣に不倫をするというのなら考えてやろうじゃないか。」
それは不定期に呼び出される夜ごとの不倫奉仕の要求だった。
一晩だけ耐えれば、そう思っていたアスカを真っ暗な絶望が支配する。
だが、結局アスカに選択肢は残されていなかったのだ。

590 名前:リアル・カッコマン:05/09/16 01:34 ID:???


力なく頭を垂れて、涙声でアスカは言った。
「……センセイと真剣におつきあいしたいと思っています。世間では不倫と言われる関係でしょうが、精一杯愛される女になりたい、女を磨きたいと思っています……」
その言葉を引き出して、男はよっしゃよっしゃと破顔した。
政治家として立ってから、目標としてきたアスカの父を今、アスカを完全征服することで乗り越えた心持ちだ。
対照的にアスカは心ならずもの愛人契約を宣言し、嗚咽を始める。
愛しい夫を裏切り、父ほども年齢の違う男と肌を重ねて接吻と交合をねだるこれからの長い日々のつらさを思うと涙が止まらないのだ。
泣きじゃくるアスカを、男はベッドの上で抱き寄せて、ちゅっちゅっと頬に軽めのキスをする。
この父娘ほども年の離れた女代議士を目に入れても痛くないといった可愛がりようだ。
アスカへの惚れ込みようが尋常でないことが、それだけでもよく分かる。
「ほらほら泣くんじゃない。お嬢ちゃんはわしにとって本当の娘みたいなものだ。まだ小学校に入りたての頃にも、何回かお父さんのところにお邪魔して遊んでやったものだよ。」
あの時は7つか8つだったが、将来の美人っぷりが想像できて楽しみだったと、やに下がった表情で男は言う。
そんなころから自分に情欲の目を注がれていたのかと思うとおぞましさにアスカはぞっとする思いだ。
「そして、今晩からはわしとお前は夫婦(みょうと)と同じじゃ、アスカ。綺麗なべべも買ってやろう。もちろん、あっちの方も、“恋女房”のお前がたっぷり満足できるよういろんなテクで可愛がってやるからのう。」
イヤらしく湿った身体に抱き寄せられながら、両手で肩を抱いたままのアスカのふるえはとまらない。

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