NEON GENESIS EVANGELION FANFICTION NOVEL
X-RATE GENESIS EVANGELION






“頂きに融けるモノ”各署員見解報告




赤木リツコの見解:
 文中での補足説明が必要な部分を発見したのでそれを記す。
 最後に二人(三人)が搭乗したのは初号機であり、零号機との間違いでは無い。
 何故ならば理由は二つ挙げられる。
1:零号機は先の実験で凍結されているのと、事実上稼働不能状態に陥っている。
2:本来のコアと呼べるものは初号機しか搭載されてなく、三人が補完されるにはそのコアが必須であった事。
 弐号機の扱いも同様である。弐号機の場合、更にアスカが○○からの解脱を自ら図るという意味合いのギミックで使用されていると思われる。

 以上。
 追記事項:
 私の造ったエヴァを、大人の玩具扱いされたくないわね。



葛城ミサトの見解:
 そもそも、大人の中の子供・子供の中の大人、と言う非常に中途半端な自分の性格は自覚しているものであり、このようにして明示されてしまうと歯痒さと共に苛立ちさえ覚える。
 また、同僚であり親友でもある赤木リツコに手を挙げるのは何時も私だ。友情が薄いと思われても仕方が無いが、親友なればこそ、本当の自分の意見をぶつけるべきであり……。
 綾波レイに関しては……あれは嫉妬ね。
 以上。
 追記事項:
 シンジ君、可愛くていいんだけど、早漏過ぎるのもちょっちねぇ……。



日向マコトの見解:
 危険な目に遭いながらも、必死で情報収集したのに全てが泡と帰しました。
 三人のパイロットを恨みます。
 以上。
 追記事項:
 僕は早くはありません。



青葉シゲルの見解:
 最後に沈黙を破るのは、どうも私の役割の様です。司令や副司令に怒鳴られるのも、もう慣れました。
 情報管制が私の仕事なのですが……役に立っているのでしょうか?
 以上。
 追記事項:
 初号機プラグのL.C.L.を浄化入れ替えし忘れたのは僕です。ごめんなさい。



伊吹マヤの見解:
 お腹一杯……。
 訂正。
 不潔です。
 以上。
 追記事項:
 今度、センパイと一緒にセントラルドグマで水泳したいと思いました。



綾波レイの見解:
 スッキリ。
 以上。
 追記事項:
 無し



惣流・アスカ・ラングレーの見解:
 肌の艶が良いのは、顔射が多いからと最近気が付いたわ。
 シンジのは健康管理もしっかり為されているから、少しばかり疲れが貯まっていたとしても、そんなに苦みは感じないのよ。寧ろ、少し甘めと言うか……。
 それにしても凄い量ね。成人男性のピークでもこんなには出せないんじゃないかしら。まさに塗れ壺に嵌るって感じよねぇ。
 それは兎も角、アタシは何時になったらマトモにシンジとチン…
(この文章は省略されました……続きを読もうとここをクリックしても無駄です)



碇シンジの見解:
 I.C.C.にて治療中の為、見解は聞けず
 以上。




「なんだこれは?」
「読んだ通りだ。見解報告書だよ」

 こめかみを押さえながら書類を読むゲンドウに、お茶を啜りながら外を眺めている冬月がサラっと応える。

「むぅ、シンジの奴め……レイとこんな淫らな事を……!」
「お前だって人の事は言えないだろう?」
「どういう事だ?」
「聞きたいかね?」
「ああ」

 冬月は椅子を半回転させゲンドウに向き直ると、一枚の書類を懐から出し、静かだが司令執務室に木霊するような声でそこに書かれた文章を唄う様に綴った。

───その時、彼、ゲンドウさんははにかむような照れる様な、暗闇の中でも頬が染まったのが分かる。そんな顔で私を見下げながら、恐る恐る聞いてきた。「ゆ、ユイ、口で…いいのか?」私は静かに頷き、彼のその堅くなったもう一つの彼を、その頭の部分に舌を這わせていく。「ぅ…」彼の隠れ声が耳を触る度に、自分が触れられている時とはまた別の───

「もういい!!」
「何故だね?ここからが良い所なのに」
「大体何だ!その文章は!?」
「ユイ君の同人誌だよ。この前加持君が見つけてきたのでね、私が保管しといた」
「何故そんなものが残っている!ユイに関する物は全て消した筈だ!」
「そうだな。では、見解報告書と共にこの書類もゼーレに提出して指示を仰ごう」
「そ、それだけは止めろ!!冬月、何が望みだ!」
「そうだな……バイ○○ラを1ダース程」
「……」
「……」
「……」
「……」
「お互い歳は取りたく無いものだな」
「ああ」













神奈透の見解:
 筆者本人の後書きと言うのも蛇足的な部分が多いのではありますが、ネットならではのこういうお遊びも偶には良いかなと。
 さて、前回に引き続きスーパー絶倫被虐シンジきゅんシリーズ、如何だったでしょうか?
 別にシリーズ化するつもりも無かったのですが、どうやら私個人的にはこのシンジきゅんが流行りになっている模様です。

 さて、これは本当に蛇足なのでありますが、最後の結末を、本当に最後まで悩んでしまいました。
 これは所謂「もう一つの結末」のお話です。この話で補完されるのはレイだけの様な気もしない訳でもないですが、まぁいいでしょう。
 問題はアスカの扱いでした。彼女を補完するかどうか、最後まで迷ったのです。
 最初に書き上げたプロットでは、彼女はアンビリカルケーブルに引っ張られたまま、二人に置いて行かれてしまうと言う、LASな人にとって所謂「イタイ系」になるお話になる予定だったのです。
 では何故、(半ば強引に)最後にアスカを一緒にさせたのか?
 レイには(この話では)女性的な独占欲は持ち合わせてないだろうという私の見解もありますが、ただ単に、

アスカにブっかけたかった

からです(藁
 相手は絶倫シンジきゅんです。そりゃぁもうどぷどぷぴゅっぴゅと飛ばしまくりです。
 これをアスカに掛けずに何を掛けると言うのだぁあああああああああ(;´Д`)ハァハァ
 そんな訳で、アスカにはシンジきゅんのお汁とレイのお汁のみっくすじゅーちゅを味わって頂きました、まる。
 それでどうして、最後に一緒にならなければいけないのか?と言う疑問に戻りますが。
 ボヤかして言うと、アスカはあの時、シンジから、特にレイから様々なものを受け取ったのです。
 それが何かはご想像にお任せしますが……。
 何にせよ、それを得られたアスカを放置出来る程の事は、私には出来ませんでした。
 やはりレイも、そしてアスカも好きなのでしょう。
 ええ、キモヲタと罵って頂いて結構です(笑)

 今回の反省点として、“汁っ気たっぷり、お腹一杯”に塗れた作品に仕上げたかったのですが、やはり筆力不足と言うか……画ならば思う存分汁塗れに出来ただろうイメージを文章に昇華させるまでには至りませんでした。
 ご不満に思われた読者の方、申し訳ありません。


 では、また次の作品等で……。


 以上。
 追記事項:
 汁と触手は、永久に得られぬ甘美なぷれぃ









報告終了

Writin' by Kanna Touru