Back Seat

Original text:引退気味
Illust:目黒腹蔵さん



03

目を閉じていたならば、移動する車内なのだと意識させられることはなかっただろう。
セカンドインパクト以前のガソリン車とは比較にならない静音性と、不自然な加重を感じさせないプロのハンドリング。
それほど静かに夕焼けの街を走るリムジンは、しかし硬くドアをロックした車内に、異様な熱気をこもらせていた。

「っ、くっ……」

アスカの首筋を伝い落ちた汗が一滴、鎖骨の間を通ってブラウスの裡に消えていく。
空調は依然車内を適温に保っている。
それでも、沈むほどにクッションの効いたシートに身を固くするアスカの体は、熱く火照ってうなされていた。
学校一のアイドルとして向日葵のように眩しく輝いていた貌は悔し涙に濡れて萎れ、桜の唇がきつく噛み締められているように、アスカの心は悲憤の炎に焦がされていたのだ。

「……くっ、ヒカリ……。……チクショウ、チクショウ……、チクショ……ぉお……」
「ひっ……ひぁ、いひぃっ……ッあ! ふぁ、うぅあぁぁ……!」

バックシートからは尚も絶え間なく責め嬲られるヒカリの嗚咽が、時に低く、時に高く洩れ続いている。
制服のスカートを捲り上げられ、図らずも処女の蜜液に濡らしてしまっていたショーツの谷間をくちゅくちゅとくじり上げられた少女は、アスカの胸を突くような痛々しい哀切の叫びを上げて、既に生涯初めての他者による絶頂を体験させられてしまっていた。
その惨めさに泣き濡れる暇も与えられず、それからも小一時ほど、この純朴な少女は老人の年輪を重ねた手管にいまだ苛まれ続けているのだった。

「くぁ、ッ……ふぅうっ。っふ、っハ……! ああ、もうイヤよ……いやなのよぉ……」
「くはっはっは。まだそんな事を言っているのかね? 残念だねぇ。私の心ばかりのもてなしは気に入ってもらえないかね? ほれ、ほれ、ほれ……どうだね、洞木君?」
「ぅああっ……! ああっ、いやっ……いっ、いたい! いや、っア……! あっ、あっ、あっ……」

『しゅっしゅっ』と、規則正しい布擦れの音が、どこか粘ついた響きを含んでアスカの心を残酷に揺さぶる。
一層、哀れさを増したヒカリの泣き声に察するまでもなく、アスカの脳裏には老人が少女に与えた責め苦の正体がありありと浮かび上がっていた。

グショグショに愛液をまぶしたショーツの股布を、思い切り引っ張り上げて、あの年寄りが処女の割れ目にぐいぐいと食い込ませているに違いない――

(ああ……何てこと! ……ヒカリみたいな何も知らない子が、いきなりあんな事をされたら……!)

「ヒィッ! ……アンッ、っひゃう! っ、う、ぅアアア〜〜ッ!!」

それは、誰にも触れさせた事のない敏感な粘膜にはあまりに刺激が強過ぎて、少女は老人が無慈悲にリズムを刻む手に合わせて、引きつった悲鳴を上げるしかない。
薄布越しに老人の指によってこねくられ、剥き上げられてしまっていた小さなクリトリスを、まるでヤスリを掛けるように濡れた生地が責め立てる。
乙女の処女地を守っていた筈の質素なショーツは今や逆に、憎むべき陵辱者の意のままに少女の悲鳴を絞り上げる拷問具となり果てていたのだ。

「どうかね? 君は随分感じやすいようだからねぇ……。こうされると堪らないだろう? そら、そら、もっと嬉しそうに啼いてごらん。ここには私たちだけだからね。何も我慢する必要はないんだよ」
「うああっ! お、お願いですッ! それは……アアッ! やめ、止めて……ぇぅあッ! くださ、あ、アア〜〜ッ!!」

ヒカリにせめて出来るのは、股間に細く食い込み続けるショーツに、まるで手綱を繋げられたかのように操られるまま、少しでも痛みを避けようと細腰を持ち上げて揺らめかせることのみ。
それがあたかも、自ら愛撫を歓迎するように淫らに腰をくねらせているように見えるのだとは、

(ああ。きっと、きっとヒカリには分からないんだわ……)

顔を真っ赤に染め上げて、子供っぽいお下げを振り乱しているのも、まるで悦がり狂っているようにしか見えないことを……!

あの年寄りに舐めしゃぶられて、汚らわしい唾でぬらぬらと輝いている乳房の頂上では、ピンと過剰なほどに感じさせられた乳首がしこり立っているに違いない。
固く閉じようとしていた筈の脚も、年寄りに巧みに割り開かれて……いつの間にか独りでに大きく拡げられて、いやらしい指先を股の間に許してしまっているに違いない。
そして何より恐ろしいのは、女の子のワレメにぐいと食い込み続ける荒波のような責めが、苦痛の中にも紛れもない快感を楔のように少女の肉体に打ち込んでいるに違いないことなのだ……!

「ンアッ、ンムアッ! んむぅぅ……っふはァ! ふぁ……あ、ヒィ……!」
「良い……声だ。洞木君、喜んでくれているね? イキたいんだろう?」
「んああ……! だめっ! ぅああ……ん、ムグゥッ! ふむぅ。うむっ、むぅぅ〜〜!」
「ほらほら、そんな指を噛んで無理に我慢をしなくても……。ふはは、そらやせ我慢だった。……良いんだよ。存分に啼くといい……洞木、ヒカリくん!!」
「許してぇ……! ああ……もう、もぉっ! だめです。私、わた……あう! だめッ! だめ、許して……ああ、アスカぁ……。アスカ、アスカ!」

性戯に長けた老人は、とめどなく快楽を少女に注ぎ込みながら、言葉嬲りに未知の官能に乱れる少女自身を自覚させて、処女の心を守る防壁をこそぎ落としていく。

「ひぃぃ……! いやよっ! わたしっ……ああっ、イヤッ! いやあぁぁぁぁぁぁ〜〜!!」

耐え切れず、ヒカリは華奢な躯をガクガクと打ち揺すりながら陥落の絶頂を迎えた。
つま先まで伸びきった脚が圧倒的な快感に反り返り、またも憎むべき老人の目に望まぬアクメを晒してしまった嗚咽のように、ふるると小刻みに震える。

皺だらけの皮膚に染み付いたシミを数えるように、この老人はどれだけの女の子を泣かせてきたのだろう?
アスカのように勝ち気な少女ですら脆く突き崩し、まして穏やかな日々に暮らしてきたヒカリのような控えめな性格の女の子は、それこそ儚い野花を手折るように、思うまま容易くその肢体を踊らされてしまうのだ。

「ううっ……。ごめん、ヒカリ……。くぅっ……ハァ、ああっ。フゥッ、フウッ……! ……うう、ごめんねぇ……」

いつしかアスカの恨めしげな嗚咽にはくぐもった声が混じり、怒りに奥歯を噛み締めていた口からは、熱い吐息がこぼれだしていた。
親友が聞くに堪えない窮状にあるにも関わらず、陵辱者である老人によって魂を縛鎖に絡め取られていたアスカには、ただ歯がみしながらも、己知らず怒りとはまた別の妖しく下腹を疼かせる燻りがちろりちろりと炎を立て始めていたのだった。
ヒカリの切れ切れの叫び声から逃げるように、耳を塞いでいた筈の手はもうその役を果たしていない。
その折り曲げた両肘は体の前に回されていたのを幸いとしてか、いつの間にか制服の下に立ち上がっていた乳首を布越しに擦っていた。
またも惨めな絶頂を遂げさせられても、尚、次へと無慈悲に追い立てられるヒカリの悲鳴は、容赦なくアスカの鼓膜を揺さぶってはいる。
それでも、親友に対する深い罪悪感を覚えながらも、ピリピリと胸の先から広がる甘やかな電流は、ブラジャーに包まれた未発達の膨らみ全体に広がって、やがて股間を切なくさせてしまうのだ。

(ふぅ……ぅ、う、ウンぅ……。んあ、ああ……。気持ち……いい……)

もはや、アスカのものでありながら、その支配権を老人に奪われて久しい肉体である。
特に執拗に責め苛まれた少女の乳首は、今となってはアスカにはどうにも抗えぬ、肉欲の泥濘へと魂を沈める悪魔のスイッチだった。
知らず知らずシルクのブラジャーの滑らかな感触を乳房の頂に楽しんでいることも、もじもじと擦り合わせる太股の狭間に熱い蜜が潤い始めていることも、自分では気付いてはいない。
それは老獪な調教によって目覚めさせられた、未だ成熟には至らぬ肉体の悲しい反応なのだった。

「あ、ああっ……また、また私……。ふぁ、どうして……ど……ヒィィ! ぅああ! まだ……食い込んで……。またっ、またワタシっ……!!」

(はぁ……、あ。……ダメよヒカリ。もうダメ。アソコにそれだけ食い込んじゃうと……。どんどん奥までこすられて。クリトリスもぎゅってなっちゃって……)

布紐と化したショーツに立て続けのアクメを迎えようとしているヒカリの喘ぎ声を耳に、いつしかその声に重ねて媚声をさえずるアスカは、あたかも自分が責めに遭わされているかのように錯覚してしまっていた。
長い美しい睫毛を震わせて欲情に赤く染まった瞼の裡には、同じように老人にさんざんに責められる自分の嬌態を、鏡やモニターに映して目の当たりにさせられた、その惨めで淫らがましい記憶を思い浮かべていた。

「んっく。んぁあン! ひぁ……あ、やめ、やめて下さい……」

(そうよっ! アタシ……アタシ、いつもやめてって叫ぶけど……。ホントはすぐに堪らなくなってるの! ……あぁ、アソコにぐいぐいって深くなってきて……。クリトリスもジンジン痛いのか気持ちいいのか分かんなくなって……! アタシ、アタシっ!!)

『ああ……』と切なげな声を漏らすアスカの見る幻は、今のヒカリと同様に老人から過酷な責めを受けているのだった。
しかしその股間を割っているのは、かつてのアスカは正月の飾り付けでしか目にすることの無かったような、荒々しい麻縄である。

(跡が残るくらい固く縛られて、痛くて痛くて辛いのに……んぅっ、ふぁ。ああ……お、オッパイもあんなに突き出しちゃって……)

瞼の裏に向かい合うもう一人の自分。
友人達の誰も知らないはずの、老人の性奴に成り下がった惣流・アスカ・ラングレーは、天井から手首を一括りに吊されていた。
子供の硬さが抜け切らない乳房は上下に縄を打たれて、絞り上げられるように前に突き出している。
老人のペニスに貫かれていたばかりのヴァギナからはだらだらと白濁が床に滴り落ち、15の乙女ならば羞恥に悶えて隠すべきなのに―― アスカは恥知らずなM字の形に脚を拡げ、そのまま縄で固められているのだ。


イラスト:目黒腹蔵さん「女子中学生、縄地獄」


(ああ……。アタシ、凄くいやらしい顔してる……)

老人が股間に渡された麻縄を握ると、うっとりと上気した貌を待ち切れぬ喜悦に歪めて、そのアスカはねだる。

(早くっ! 早くアタシを……。ゥア……ハァ、ア……。ああ、み、みだらなアタシを……い、苛めてちょうだいッ! いいえっ、罰してッ! 躾てぇッ! ……イヌのように、メスイヌのように躾てくださいぃッ……!!)

にやりと老人が頷くと、アスカはそれだけで歓喜の涙を流した。
グイと麻縄が秘裂に食い込む度に、そのちくちくとした縄肌で淫核を熱く擦られる度に、ギシギシと吊された縄をきしませながらあさましく腰を振って悦がり叫び、涎と愛液を飛び散らせるのだった。



◆ ◆ ◆

「ああっ……だめっ! わ、私は……。いいっ! ぅああ……良いのっ!!」
「そうだ、ヒカリ君。女の子は素直が一番可愛らしい」
「ヒァ……! フヒッ! ……ん、あああッ! ダメっ、壊れる……! こんなのはダメ、ダメなのよヒカリ! ……っく、ゥアア!!」
「そうだ、そうだとも……。はっはっは、そんなに暴れる事はないよ。慣れていないのだろうがね? そうやって腰をむちゃくちゃに振って喜んでくれるのも私は嬉しいが、ここは任せたまえ。君はまだ初心者だからね。今はほら……こう、脚を拡げているだけで良いのだよ」

じわじわと、それでも確実に墜とされつつある少女の嬌声をBGMに、アスカもまた意識を熱く蕩けさせ、昂ぶっていた。
ジャンパースカートの前から手を差し入れ、ブラウス越しに胸を揉み立てている。
擦り合わせる太股の間には、股間のデルタにじわじわと広がる染みをスカートに作りながら、アスカの白魚のような指先がせわしなく蠢いていた。

「くぁ、っ……ハ! フゥゥ……。ヒカリ、ヒカリぃぃ……!!」

バックシートで陵辱される親友とは、背中に隔てた皮のシートで直接見ることも見られることも無いことが、アスカをはじめ罪悪感から、次いで羞恥心から顔を背けさせることを許していた。
直ぐ隣に座る、石のように押し黙ってハンドルを握る運転手の、どこか殺伐とした静かな存在感に怯えていたことはすっかり意識の上から忘れ去っていた。
ただ、涙に濡れて悶え狂う親友と、縄に飾られて快楽に溺れる自分の、泣き笑いのような貌が重なるように脳裏を占めていて、それらに重ねるように両手を忙しなくさせて火が付いてしまった躯を一層駆り立てる。

「フッ……! ハ、ハッ。あっ、あっ、あっ。うン……ん、ご……じん、さまぁ……! ああ、アタシは……! アスカはぁぁ……!!」



◆ ◆ ◆

二人の少女の奏でるぴちゃぴちゃと粘ついた水音と、その幼い声質には似つかわしくない、甲高い嬌声。
そしてその発情の汗に濡れた肢体から立ち上る甘い薫りが、密閉されたリムジンの中に熱くこもっていた。

「ああっ、ヒカリ、ヒカリぃ……」
「んくぅ……! ッ、アハァ……ぁ、ああ、アスカぁ〜〜!」

正気の箍が緩み始めたアスカは、先端を張り詰めさせた乳房を弄りながら、シートに載せたヒップをずりずりと前にずらし出す。
今では背を丸く身を折って、開き気味に膝を持ち上げた間にもう片手をはしたなく潜らせて、濡れそぼったショーツのスリットに這わせていた。
片やヒカリも今ではドロドロに理性を溶かされて、ブラウスは大きく広げられ、スカートもぐしゃぐしゃに丸まって腰にわだかまっているだけ。
老人のねちっこい手つきで交互に揉み解される控えめな膨らみも、荒い呼吸に上下する日に焼けていない白い腹も、何もかもをさらけ出して性感に火照った幼いヌードを、薄暗い夕闇の車内に浮かび上がらせている。
そうして二人はあられもない声で身も世も無く泣き叫びながら、老人と自分の指に秘部を激しく責められるまま、無意識の内に互いを呼び合っているのだった。



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From:「EVA」アスカ&レイのエロエロ統合スレ