INNOCENT TABOO case Asuka & Rei



泡姫美少女中学生、バスルームレッスン

―― んあっ。アン、いやっ」

はっきりと乳首を摘み転がされて、アスカは声を張り上げた。
ぬるぬるとボディーソープの泡を付けた手を払って、尖らせた眼差しを振り返らせる。

「ちょっとっ!」

鋭い怒気は、漏らしてしまった色っぽい悲鳴を打ち消すように辺りに走った。
そして、大浴場の総タイル張りの壁や高い天井とは、実によく音を響かせるものだった。
―― 思わぬその声の通りぶりに、他ならぬアスカ自身がぎょっとしてしまった程に。

「……っ」

気まずさに似た居心地の悪さが、アスカを黙らせた。

「大」と付くだけに、この浴場の広さはアスカ達の通う教室を2クラス分ぶち抜きにしたに匹敵する。
ところが、今そこでシャワーが水音をさせているのはごく一角。
普通に考えるのであれば大勢の客達が湯気の中で寛いでいよう筈が、泡を飛ばして肌を磨いているのも、年頃の少女と殆ど子供と言って良い少年の二人だけ。
施設の規模に釣り合わない限りだ。
更には、彼女たちが背中を向ける浴室の中央殆どを占めた湯船には、お湯も張られていなかった。
その代わりに、プラスチックの表面が乾ききって埃までかぶった洗い桶や風呂椅子が、いくつも投げ込まれている。
そこから目を上げても、はめ込み式の天井照明に、切れたまま交換されていない蛍光灯が何ヶ所もという有様。
設備自体はそう古びてもいないのに、漂うもの寂しい雰囲気だった。
アスカらのすぐ側でも、洗い場のタイルの上に使ったまま放置されたシャワーノズル達が、壁のフックに戻されないままなのが目立つ。いくつもいくつも壁沿いにホースを伸ばして転がされている様子は、死んだ蛇か何かと見えもした。
照明の足り無さと相俟って、一人で利用するには不気味だったろう。
だから余計、アスカの上げた声が場違いに感じられた。

なにしろ、そこは本来、もう客を迎える役目を終えたことになっている場所、であったのだから。



◆ ◆ ◆

ユイに連れられて皆が参加した『英会話教室』の泊まりがけ交流会。
アスカやレイ、シンジ、ムサシにケイタ、マナといった見知った面々のみならず、ユイが都合のつくだけ生徒達を連れてきた大所帯は総勢20名余り。
知り合いのツテで良い温泉の出る保養所を借りられたからと、レンタカーの小型バスに乗せられて来てみれば、

「……ここ、ですか?」
「ええ、そうよ。ちょっと待っていてね。鍵を貰ってきてるから、まずは入り口の門を開けなくっちゃ。シンジ、それからムサシ君達も、男の子は手伝ってちょうだい」

一旦ハンドブレーキを引いて止め、一本道をふさぐ錆だらけのゲートへと、ユイが鍵束を片手にさっさと降りてゆく。
車内に残って呆れかえるアスカばかりか、走行中もずっと静かだったレイまでもが思わず声を漏らしていた。

「第3新東京市のすぐ近くに、こんな場所があったのね」
「どう見ても廃墟、よねぇ」

市街から箱根の山へ山へと向けて走り、はじめ国道に乗っていた道のりも次第に人寂しい方向へ。最終的には対向車と擦れ違うのも苦労する一車線道路へと曲がりくねって、大した予定でもない道程の後ろ半分はひたすら坂道を登り下り、また登りと。
山間を縫うようにしている内にバスが行き着いたのが、テーマパークじみた装飾の正面ゲートに在りし日の豪勢ぶりを偲ばせる、半ば朽ちた大型施設だった。

「中は案外まともに見えるみたいだけど……」

外観からは、最悪もっと廃屋に近いものを想像してしまっていた。なにせ、敷地内は草木が伸び放題、枯れ放題。駐車場のアスファルトを割って葉を伸ばす雑草も多い。
そんなアスカも、ぞろぞろと引き連れられて入ったフロントの意外な「まともさ」に、ほっとしたように辺りを見回していた。
着替えなどを入れたバッグを担いだまま下ろさないのは、それでもそこら中がどこか埃っぽく感じられるからだ。
既に引き払われた施設だけあって、かつてそこに置かれていただろうソファやテーブル、台の跡がカーペットに残ったまま、ぽっかり不自然な空間をあけている。
隅には撤去の際に置き去りにされたらしく、無造作に山と積み上げられたパイプ椅子もそのまま。
正面には、往時幾つものルームキーを預かってた棚が、それぞれの場所を空っぽにして虚しく壁を占めていた。
掲げられていた時計を外したと思しき丸い日焼けの跡さえ、そこには確認することが出来る。
開業していた頃は、そこらのビジネスホテル程度では比較にもならない立派なフロントだったろうに。

「あ〜あ、おばさまがあの連中ごと呼ぶんだもの、まともな旅行じゃ済まないって覚悟はしてたけど。まっさか、廃墟にお泊まりとはねぇ」
「いい温泉につかれるからって、誘われたわ」
「そりゃ、昔はそうだったかもしんないけどさ」

アスカとレイ、二人並んで突っ立って。次はの声でユイが皆を集め直すまでの、どこか手持ち無沙汰な合間。
口数少なめに交す会話でも、こぼしあうのは廃墟なんかに連れて来られてしまったという、呆れだった。

「今夜のベッドの寝心地に期待する前に、部屋の掃除に覚悟決めとかなきゃだめそうね」
「……ええ」

げんなりとした顔を見合わせていると、そこは心配する必要は無いと請け合うユイの言葉が、施設の「使うことになる部分」に関してはそれなりの周期でメンテが入っていると説明してはくれたのだった。
聞けば、英会話教室という名目になっている今日のような集団での他、ユイが関わりを持つ他の団体の名前や括りでも、折りに付け利用している場所なのだそうだ。
アスカの知らない面々、たとえば大人達だけのグループで集まることもあるのだろうし、ひょっとしなくてもそちらの場合の方が多いのだろうとは容易く察せられた。
言うなれば、そういった集団のために、今もこの施設は「稼働中」という扱いなのだろう。

「とっくに店じまいした事になってる建物を、定期的に使わせてるってことね。どういうツテなのかしら」

各々に割り当てられる部屋の鍵に至っては、バスから下ろした荷物をほどいて取り出して、シンジが配って回っている。
レイとの相部屋になったルームキーを指に釣り上げ、胡乱に眺めるアスカからり唇からは、

「……いかがわしい話だわ」

そう、呆れた呟きも出てしまおうというものだった。
付き合い方の性質が変わって以来、薄々とは感じていたことだが、碇ユイという女性はつくづく不審な人物である。

「別の意味で底知れない人だと思ってたけど、顔の広さというか、しゃれにならない方にまた底知れないわね。レイ、あんた親戚なんでしょ。聞いてないの?」

警戒にまで結びつかないのは、シンジも連れられてきているのだからと言う安心感、ユイへの根っこの部分で揺るがない信頼なのだろう。
もっとも、別の意味での警戒は常につきまとう旅行ではあったけれども。
しかし、これも一度参加すると決めて、しかももう此処まで来てしまえば腹を括るしかない。
―― 括るしかないのよ、アスカ、と。

拭えぬ不安は昨晩、旅行バッグに詰め込む着替えの下着を選んでいる時から常に胸の裡にわだかまっていた。
故に、紛らわせるように僅かな暇にも会話を繋がずにはいられない。
彼女には、今日の出発予定時刻を迎えて家を出る時、待ち合わせていたシンジとレイの姿を遠くから見つけた時、そしてムサシ達に背中をせかされるようにバスに乗り込んだ時、途端途端で『―― トクンッ』と跳ね上がった鼓動への自覚があった。
そうやって胸を高鳴らせている感情は不安なのか、怯えなのか。それとも、なのか。
怯えだとは断じて認められない。認められないアスカだ。
ならばだが、その感情の正体に向き合おうとするほどに、何故かシンジやレイの顔が直視できなくなる自分がいた。

(アタシ……)

バスの中、落ち着かないシートで何度太腿をもじつかせて、妙に履き心地が気に障る下着を直したくなるという、そんな衝動を堪えたことだろうか。
そしてレイもどこか、物静かすぎるのもいつものこととはいえ、やはり様子がおかしかった。

表情の晴れない少女達。
そこで意識せずに自然と気を遣えるのがシンジだが、同じようにアスカたちの周りにいて逆にまるで空気を読まないのがムサシ達、悪ガキ二人組だった。

「よっ」
「キャッ!?」
「なぁ〜に言ってるんだよ、アスカ姉。別にベッドが上等だろうとボロだろうとさ、今晩はそんなの気にするどこじゃないって、絶対」

シンジが離れていると見るや―― たとえ居たとしても、余計にの場合も往々にしてあるのだが―― 目敏く走り寄ってきて、『いひひ』と涎を拭う真似までしてのけるムサシ。
そして、良い相棒ぶりでやはり嫌らしい上目遣いをしつつ、黙って口元を釣り上げているケイタ。
二人のよく見覚えのある目付き。その瞳の中に映っている自分たちの顔を、こことは違ういつかの表情に見てしまったような気がして、

―― ぁ、はあっ……。

やけに悩ましげな、それは聞き間違いか。
アスカは、隣に佇むレイの息遣いに、妖しくうなじの毛が逆立ったかの感覚に囚われていた。
錯覚ならばこれは、思い出してしまったということ。フラッシュバック。
蘇ったのは、アスカがもう何度もそのレイと共に裸身を横たえ、時に四つん這いになって『あ、ぁン……あっ、はぁ―― 』と、くぐもった鼻息を揃えていた距離の近さ。すぐ耳元で聞かされていたから、染みこむように残ってしまっていたもの。
重ね続ける背徳的な情事の痕跡だった。



◆ ◆ ◆

よく聞いている。
だからよく知っている。覚えている。

綾波レイという無愛想な女の子が、恋してやまないシンジに抱きしめられれば、それだけで興奮に尖りきった乳首が疼いてならないと、耳を疑うような甘え声を上げてしまうことを。
ずっぷりと愛するペニスに串刺しにされて、膣奥に届くほど腰を使われると、感無量で『好き、好きなの。好き、好き……』と見違えるほど能弁、情熱的になり、愛の言葉を歌い続けることを。
更には、どんなに親しい友人同士になっても、大胆なコイバナのノリで話してしまうわけにはいかない、歪んだ性癖も。
アスカは知っている。
人付き合いを極端に限定して、興味も持たない相手にはにべも無い『クール綾波』が、はっきり嫌いだと言っている悪ガキにアヌスの削掘調教を受けて泣き悶える時は、もう一人の悪ガキにひっしとしがみつきながら、仔犬かと思う可愛らしい声をこぼすことを。
他ならぬシンジにそんな無残なA感覚開発シーンを見守られている時ほど、なまじっかな愛撫や責めでは小揺るぎさえしないポーカーフェイスが剥がれ落ちた、どろどろのアクメ貌を晒してしまうことを。
白目をむきかけながら、しがみついた悪ガキと夢中でキスを続けて、『い……いひっ、いふぃひ、いいわっ。ンッ、んむっ、おひりィ……ぃ、感じるぅ……』と、突き出された舌から唾をすすり、求められるまま唇を深く与えてしまうことを。
綾波レイが、変態的なアナルセックスに興じるユイとシンジを教本に、彼女もまた尻穴でイキ狂えるようトレーニングを積む時には、すぐ隣りに惣流・アスカ・ラングレーがいるのだから。
レイのよがり声を容易く思い出すことが出来るのは、当たり前。

逆もまたしかり。
たとえばある日の、碇邸のバスルーム。
14歳の経験浅い女の子達が過ぎたオーガズムで脳を灼かれ、仮にはしたなく失禁すらしてしまっても、万事大丈夫で済ませられるトレーニングルームで。
乱暴にすれば簡単に壊れてしまいそうに細い躰、病的に白い肌を肉悦で静かに燃え上がらせる彼女が、猫かなにかのペットのように四つん這いになっている隣には、

「あっ、だめっ。ムサシ、ダメェ!」

掲げ上げさせられたヒップを抱え込まれ、豪華な金髪をうねらせて嫌よ嫌よと首を振りたくるアスカがいるのだった。

「それっ、弱いから。私それ弱いからぁ……!!」

淡い暖色系のタイルが貼られた中に響くのは、欧風の美しい顔立ちをしていながら放つ、完全な日本語による悲鳴。
更には、その悲鳴を上げさせているのがどう見ても年端のいかない小学生男子。上げさせられている側もまだしも年上だとはいえ、手も足も細く伸びきらないミドルティーンの女の子。
行われている淫ら極まりないアナル調教プレイとは裏腹の、歪んだ光景がそこにあった。

「泣き言早いって、アスカ姉。先生がお尻だけで天国に逝けるの教えてやれって言ってるしさ、あと30分はず〜っと弄っててやるから♪」
「そんな、アタシ―― ふやけちゃうよぉ……」

厚手の浴室マットにかじりついて身をよじらせるドイツ系クォーター少女のヒップラインを、脇に控えた少年が楽しげに撫で回す。
片手が添えられているのは、少女のアヌスから生えた黒いグリップ。
「お尻のおしゃぶり」と呼ばれる調教具が少女の奥にすっぽりと埋まっており、ムサシはこれを操っていまだ青く硬い―― 百戦錬磨のユイに比べれば、まだまだ未通も同然と言って良い―― アヌスを、第二の性器に作り替えるよう指示されていた。
小刻みに揺らし、抜き、挿し込み、様々な刺激を与え続けることで、薬液浣腸でぴかぴかに磨かれ敏感になりきった粘膜を、じっくり可愛がり通す腹だ。

「くんんっ、んあァアッ、……あはうぅぅぅ! うくぅっ、ッ、だめぇぇぇ」

その身も世もない声を、同じ腰を掲げた腹ばいポーズで並ぶレイが、冷ややかに聞いているのである。

「……アスカ、うるさすぎるわ」

いくら碇家のバスルームが広めの造りとはいえ、実際ほんの30p程度の横で、そう盛んな上擦り声を立てられてはたまらない。
それも、小学生の子を相手に『許して』とは。
早々と普段の強気を脱ぎ捨ててしまったアスカを、レイは白い目で見やる。
こちらは『はっ、ッはっ、はっ……』と幾分息を荒げていても、張り付いたポーカーフェイスを崩すには至っていない。
いつも先に、そして容易く溺れ出すのがアスカだった。

「だっ、てぇぇ……」

彼女にとって恋のライバルたる惣流・アスカ・ラングレーは、日頃であればずっと年下のムサシやケイタのことは『まだ全っ然、お子様のくせに』と歯牙に掛ける様子もない。
さんざん馬鹿にして勇ましいことを言っている。
そのくせにだ。
成熟した豊満な肢体に、アスカたちでは想像も付かないほどの性遍歴を重ねてきた女丈夫、碇ユイ。その熱心な指導を受けて、幼くも性愛授業においては一定の熟達を認められているムサシらに愛撫されてしまうと――

「ああ……、ハッ、ぁァアアッ!」

胸の先の色付き薄いグミの実を、陰阜の狭いスリットにひっそり飾られる真珠の突起を、たちまち嬉しそうにしこらせ、甘ったるく啜り泣きはじめるのである。
そうしていつの場合もやはり、ああ、ああ……と、弱々しい喘ぎを上げるばかり。

「はぅ、っあ、こんな……どうしてぇぇ」

絞り出された己への疑問は、ムサシの手業に体よく屈服させられつつある告白であった。



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Original text:引き気味
From:【母子相姦】淫乱美母ユイ2【寝取られ風味】