AS レイプカップル、交差陵辱遊戯



01

部屋の広さは贅沢であり、キングサイズだろう大型のベッドがわざわざ二つも並べられて尚、余裕を感じさせる。
装飾やインテリアに揃えられているものも、それなりに造りの良い欧風製品だ。
地方都市程度であれば、格式あるホテルのスイートルームだと言っていい。
しかし、その寝室には窓が無かった。
窓などはじめからある筈が無い、地下室に作られたベッドルームなのだった。

それぞれのベッドの上、二組の男女が絡み合った手足を蠢かせている姿を照らすのは、間接照明の柔らかな灯りのみ。
だが、その年若い四人の肌の紅潮ぶりをはっきりと浮かび上がらせるには充分ではある。
今はムーディーな夜を演出するに相応しい光量に抑えられているものの、必要とあればその設定はいくらでも明るく調整が可能なのだ。
真昼の太陽の下のように、或いは手術台に上げられた者が患部を全てつまびらかにされてしまうように、しなやかな両脚を開かされた奥をまざまざと覗き込まれてしまう羞恥を、横たえられた女性に味わせることも出来る。

外からの採光を考えない地下室ならば当たり前のしつらえであり、寧ろ、窓も無い四方を分厚く塞ぐその壁は、寝室の秘密を他所に一切漏らさぬために都合が良いのであった。
意思に反して連れ込まれ、この館の主達の倒錯した性嗜好の生贄に捧げられてしまった美しい犠牲者達は全て、いくら叫ぼうとも救いが現われることの無いこの寝室で、喉が枯れるまでに悲鳴を、嗚咽を、喘ぎを、そして嬌声を搾り取られていったのである。

「おぅっ! お゛お゛ぅっ! フッ、グッ! フゥおおぉ……お゛、むぉお゛お゛お゛ー!!」
「まだよっ! まだ楽になんかしてあげないから、堪えてみせなさいよ!」

青年のくぐもった悲鳴を騎上位に見下ろし、アスカが肉の契りを交わす愉悦も露わの火照り顔で哂ったように。

「いっ、あ……、ぁ、抜いてっ。もうっ、もうお願いだから……! こんなに……こんなに私を好きにして、もう満足でしょう? お願い、おねがいよぉ……」
「なに言ってるさ。まだまだまだ、朝まではたっぷり時間があるじゃない。僕はもっともっといっぱい委員長のなかに出してあげるつもりなんだから、これからだよ」
「そんな、だめぇっ。これ以上されたら、わたしっ、赤ちゃん出来ちゃうよぉ……」

お下げ髪にべったりと、顔面射精を浴びせられた名残をまといつかせたまま絶望の声を上げた少女を、シンジがまたその柔らかな女肉に埋没させた獣器でひぃと喘がせていっているように。



◆ ◆ ◆




―― 遷都を目前にしながら、使徒と呼ばれる人類の敵性体との戦いで致命的にその機能を壊滅させた街、第3新東京市。
復興の当てもなく、住人もことごとくが去り、ゴーストタウンと化したその市街を望むことの出来る箱根の山間に、かつては避暑地として賑わった寂しい土地がある。
そこに年齢不相応な資産の一部を使ってシンジとアスカの二人が共同購入したのが、いかにもどこかのお大尽の別荘のようなと友人達が評した、その館だった。
新たに組織された戦後処理組織の顔として日々を送り、国民にはアイドルのように持て囃されている二人はそうやって週末のオフや休暇を別荘で過ごすようになっていた。

そんな彼らに招かれ訪れた幾人か目の、そして幾組目かの客人が今また、シンジとアスカの言う「歓待」を受けている。
旧交を温めるディナーの締めくくり、食卓を囲んだ四人が四人とも未成年なのにという微量の冒険的興奮を肴に楽しんだワインの味が、非現実的な夜への誘い。
アルコールだけに拠るのではない唐突な眠りからの目覚めと共に、彼らは悪夢の一夜に直面させられていたのだった。

「ほらっ、あんたみたいな野良犬チ×ポに、この磨き抜いた極上ボディを味わせてやってんのよ?」
「ぐぉっ、お、おお……ぉ」

騎上位に跨った腰をリズミカルに揺すり立てる。
アスカのそれは、胎の裡に深々と飲み込んだ男根を容赦無くヌルヌルの秘肉で食い締める動きだ。
クォーター少女の抜けるように白い美尻の下にされ、ギシギシ、ギシギシと大の字に開かされた男の腰もベッドに沈む。

「ほら、ほら、ほら! 突くの、突くのよ! もっと根性入れて突き上げなさい!」

ベッドのスプリングを使った反動で子宮口までグジュと深く突き刺さるのを愉しんでいるのである。
揺れる乳房も、激しい性交に火照り染まったヒップも、布一枚覆うもの無く。
輝かんばかりの素肌を惜しげもなく晒す全裸のアスカは、長い髪をうねらせ踊るように、全身を使った強制ピストンで男の固さを堪能している。

「シンジの太さに比べたらてんで物足りないんだから。アタシがこうやって協力してやってんのよ? あんたも男なら、せめてパンチで女の奥の奥まで響かせてみなさいよっ」

白いヒップを弾ませて、ヴァギナの奥に突き入れさせる。
結合部から飛び散る愛液で、またベッドに染みを広げていく。

「うふっ、んっ……うン!」

細いとあざ笑った牡槍に自ら官能の源を小突かせる女性本位のセックス。

「んっ、あっ、あう……ン、んん……。悪くないわよぉ……ス、ズ、ハ、ラ。うふふふっ」

アスカはたっぷりと感じて、うふんと喉を喘がせ、その美貌を淫らに歪めて―― やめてくれと懇願の眼を向ける鈴原トウジに、良いわよと褒め言葉をくれてやったのだった。

男性の真上に自らをあてがい腰を沈め、主導権を握って貪る乱れ姿は、第壱中時代は女王様と揶揄されてもいた勝気な美少女、惣流・アスカ・ラングレーなれば納得とさえ言える。
当の鈴原トウジがかつて性欲を募らせた夜などに思い浮かべたものも、そんな印象に影響を受けていた。
もっとも、彼自身を妄想に出演させる時は常に彼女を組み敷いて犯す側であり、西洋の血を引く美しさに惹かれてはいても衝突しがちだったその性格を決して好ましいとは思っていなかったのだから、欲望は「いけすかないあの高慢オンナ」を屈服させ、「ヒィヒィいわせたる」といった方向へ向けられていたが。

―― それさえも、現実にはありえるわけがない妄想話の筈だった。

「うふン……んっ、アンタも頑張りなさいよぉ?」

快感の徴にツンとピンクの頂を尖らせた乳房を自分で揉みしだきながら、アスカはベッドの上の虜とされたトウジを見下ろす。

「聞こえてンでしょ? アンタの可愛いコイビトの、えっちな悦がり声」

トロンと淫悦に緩んだ目線で示す、傍らのもう一つのベッド。
そこで演じられているのは今夜の陵辱劇の片割れ、トウジとの同伴でアスカ達の別荘を訪れた洞木ヒカリの、拘束レイプショーだ。
彼女の細い手足が暴れる上に覆い被さったシンジがゆっくりと腰を送る動きにあわせ、切れ切れの悲鳴が上がっている。

「いやぁぁぁ……、いやよぉぉ……。あ、あ、あぁぁー!」

上擦り声で痛切な叫びを放ったのは、散々に玩弄されて快楽地獄へと追い詰められた挙句、シンジが思う存分に放った精を浴びせられたヒカリの、妊娠への恐怖が入り混じった絶頂戦慄。
ゾクゾクとうなじが総毛立ち、意識は甘く冷たく遠のきかける。

「シンジのチ×ポがよっぽど良かったのね。ヒカリったら、だらしない声上げちゃって……。アンタも男だったら、同じくらいアタシをイキ狂わせてみたらぁ?」

トウジは唸り、悔し涙を流さずに入られなかった。
男のプライドもへったくれもない。

―― イインチョに、ヒカリに触るな……!
―― ヒカリはワシの女や! 勝手しくさって、おのれら絶対許さへん!!

そうやってよせ、やめろと何度叫んではいても、この飛びっきりの美少女の狭間に迎え入れられたペニスは、アスカの粘膜の巧みな愛撫に浅ましくエレクトして、感涙しきりの有様なのだ。
大の字に開かされた手足が、手錠とチェーンと開脚ポーズを強制する膝の間の金属バーでもってベッドの四隅に繋がれていることも、言い訳にはならない。
大事にすると誓った少女が他の男に抱かれ、自分だけのものだと思っていた押し殺した咽び啼きを漏らしはじめる様子を見せ付けられているというのに、

「……ま、そんなザマじゃ無理よね」

淫蕩なブルーの瞳の見透かす笑みで嘲られる通りでしかないのだから。

「さいってぇよねぇ、アンタもう何回アタシの中に出しちゃってんの? ……ね、ヒカリ? 見てみなさいよ」

大した経験も無く手付かずも同然だった躯を、凄まじい強制アクメの繰り返しで強引に開発されてしまっている友人へとアスカは振り返る。
そのぜいぜいと喘ぐばかりの虚ろ顔に、ニッと唇を吊り上げる。
窶れて見えながらも、僅か数時間で妖しく艶めきを帯びた―― 帯びさせられた親友に、彼女の恋人を寝取って交わしているセックスシーンを見るよう言うのである。

「……やめて、やめてよ……。アスカ、どうして……」
「ほらほら、ヒカリがあれだけ泣いて、助けてって言ってたのに。旦那様の鈴原トウジ君ってば、アタシのオッパイ見て興奮して、それでちょっと抱かせてあげたら一人で勝手にイキ狂って射精しまくってんのよ?」

ほらと尻を持ち上げて、屹立したままの恋人の肉柱がピンクの肉ビラの中心に突き刺さっているショッキングな眺めと、逆流してこぼれ出す白濁液が、絡み合った紅茶色と黒の陰毛をドロリと濡らしている様を見やすくしてやりさえする。

「……あ、ああっ。アスカ……、すずはら……!」

クイと淫らな唇器官を指で開いて見せたのは、残酷な愉悦を覚えながらのサービス精神だった。
酷いとヒカリがまた泣いたのは、目の前で深く繋がりあった二人のどちらになのか。
追い討ちのように『トウジたちにばっかり恥ずかしいとこ見せさせてちゃ、不公平だよね』とシンジが言って、横たわった姿勢からお腹を折りたたませて、ヒカリの下半身を担ぎ上げた。

「きゃあっ! あ、いやあぁぁ……!」

トウジのようにベッドに手首足首を縛り付けられてはいないものの、同じように開脚バーが膝に渡されている為に、いくらもがこうとも脚を閉じることは出来ない。
すっかり荒らされて、アスカと同じ荒淫の痕跡が残る秘所を開陳されてしまう。
胸にと押し付けられ、乳首を痛々しく尖らせた双丘の合間へトロリとシンジの精液を滴らせてしまっている己の股間の無残ぶりに、ヒカリは打ちのめされる。

「あ、あ、あぁぁ……」

ぴったり慎ましく閉じていた筈の割れ目がすっかり弛緩して内側の粘膜を覗かせており、ピンク色にひくひくと絶頂の余韻を呼吸する―― その充血した膣口から、後から後から泡立つ白濁の汁液が溢れ出している様に。
ガタガタと目を見開き、血の気の引ききった顔が一層の蒼白に凍り付く。
痛ましい涙の浮くその目で直視したことで、ヒカリはレイプされ尽された自分と直面させられたのだった。

「いやあぁぁぁぁ! 見ないで! 見ないでぇぇ……!!」



◆ ◆ ◆




「うっ、うっ……ううっ……あうっ! ……ん、ひうっ、う゛っ……」

見も世も無く泣き咽びながら、一向に力を失わずそそり立つシンジのペニスをまた『あう!』と挿し込まれ、泣いているのか悦がらされているのか、本人にさえも判然としない官能迷路に連れ込まれようとしているヒカリ。

「……ッく、あ、ああん、あああんっ……。ううっ、ひぐっ、いひぃいぃぃ……」

短時間に運ばれ慣れたアクメの高みはたちまちヒカリの全身に快美感の炎を再燃させて、巧みな手管に操られるまま、シンジ相手の濃厚セックスに再教育される歓びを、混濁しきった脳裏に刻み付けていく。

「ふぉぁ! あ゛、あえ゛え゛ぅえ゛ぇぇ゛!」
「アハハハハ! な〜に言ってんだか分かんないじゃない。……ま、仕方ないわよねぇ?」

己が恋人が友情を裏切った親友の手でセックス狂いのように変えられていく憤りに、トウジが空しく叫びを上げる。
無力だわねと嘲笑って、アスカはかつての同級生の勃起に甘美な締め付けをくれてやるのだった。
それだけで憤怒の唸りもみっともなく腰砕けになるのが、サディスティックな感情に愉快と映ってアスカを愉しませるのである。

「どう? アタシのバンティのお味は? それともヒカリのパンツの方が嬉しいのかしらぁ?」

ふごふごと唸る声は、その口いっぱいに詰め込まれている少女物の下着に塞がれたもの。
恋人のヒカリと、そして自らのパートナーであるシンジと謀って彼らを捕らえたアスカの二人分のパンティーによって、トウジは声を奪われていたのだ。
その代わりに、トウジには咥内から鼻腔にまでたちこめる少女の香りが与えられている。

「興奮するでしょう? あんたの大事なヒカリに舐めさせたアタシのジュースと、シンジにたっぷり弄られてヒカリが垂れ流しちゃったおツユの味よ」
「むぅっ、むぅふっ、む゛ー!」

初々しい少女達の愛蜜の香りは、何よりも牡の本能に訴える催淫作用を持っていた。
トウジもやはり、不意に失わされた意識を回復した時、目の前に現われたアスカのヌードと、そして並べられた隣のベッドにやはり裸に剥かれ拘束されていたヒカリの姿とを目にしたのに合わせて、股間をそそり立たせずにはいられなかった。

『アンタの口の中に入ってるの、何だか分かる?』

そうわざわざ鏡まで見せられて。
モガモガと罵りの言葉を叩き付ける為に吐き出そうとしていた―― その大きく開こうとしている口の中に、いかにも少女のものらしい純白とフリルと、そしてその時点ではまだブラジャーだけは付けていたアスカの、揃いの下着のアダルトな黒を認めてしまって。
そして、目の前で大切な少女が、親友だと呼んだ男に素裸で弄ばれていたのを見せ付けられてしまって。

『あ、あ、あ、あ……、見ないで……見ないで鈴原ぁ……。あ、あーっ!』
『あはは。やっぱりトウジも委員長もやることはやってるんじゃない。処女じゃないよね、こんなに深くまで指が入っちゃうんだもん。ね、くにゅくにゅーって』
『やめっ、アスカっ! あっ、いやぁぁー! あうっ、ああうっ! そんな、ふかっ、ン!? だめっ、そんなにゆびっ、深っ! ……あ、そんなぁぁ!』
『ほぉら、二本目も根元まで入っちゃうんだね。委員長のここ。……可愛いパンツ履いてても、もうエッチなおま×こになっちゃってるんだ』
『やぇぇ! やぇんん〜ん゛ん゛、っあっ、いやっ、おくぅっ、いじっちゃ……あ、あ゛あ゛ー!!』

トウジは怒りにもがきながら、それでも見境無しの股間のいきり立ちを、しっかりヒカリにも目撃されてしまったのだ。

『やだ……やだぁ……。こんなのって、嘘よぉ……』
『アハハッ、やぁよねぇ……。アンタってば、ガールフレンドのあそこ、他のやつに指突っ込まれてグチョグチョにさせられちゃってってのに、チンポコおっ勃てちゃうだもん』
『ムゴッ! ムォンフゴーッ!』
『オトコは悲しいわよねぇ。それとも、アタシの手でしてもらって嬉しい?』

相似の憎々しい笑みを浮かべた二人によって、お互いに後ろから股間をまさぐられる姿を向かい合わせにさせられた、惨めな恋人達。
抱きかかえられた背中をそれぞれ陵辱者の胸に支えられ、ベッドの上に投げ出す両脚は、決してシンジやアスカの手の動きを邪魔出来ないよう、膝の間に渡された金属バーで開脚姿勢に固定されてしまっている。

『あン……っく、くぅンンン!』

シンジにまさぐられるヒカリの無垢な色の秘め割れも。

『ふぅっ、おっ、おおぉ……』

アスカの艶かしく絡ませる指の動きにビクビクと先走りの汁を滲ませるトウジのペニスも。
二人のまだ大人になりきらない性器は、本人達には隠すことも出来ず、シンジとアスカのレイパーカップルの見世物状態だ。

『あっ、あっ、あっ……』
『鈴原に処女膜ブチ抜いてもらったのよね〜? ね、ヒカリ。シンジの指マンも鈴原のおちんちんくらい気持ち良い? 気持ち良いよね? イイって声出しちゃってるものね〜?』
『うそっ、うそよぉ……、あ、ああ……。あぁ――

見ないでと閉じることも出来ず、3対の視線で覗き込まれる羞恥の根源を、ヒカリはシンジの指のくじりに合わせてクチャリクチャリとはしたなく鳴らしてしまう。
どんなに心を強く、送り込まれる秘唇への淫らなマッサージの感覚に抗い通そうとしても、既にトウジが目覚めるまでに二人がかりで散々もてあそばれていた熱気がこもってしまっていた。

『ううっ、うっ、うっ、ううっ……』

哀れに嗚咽をこぼしていても、イチョウの葉の形をまだまばらにヴィーナスの丘に張り付かせただけの幼い恥毛を、びっちょりと濡れそぼつほどに刺激させられてしまい、

『ん……っ! んっ、ん……っ!!』
『我慢しないで可愛い声聞かせてよ。トウジだってアスカにしごいてもらってあんなに声出してるんだしさ』
『んーっ! んーっ!』

お下げ髪を左右に振って嫌がりさえすれこそ、異様にと思えるほど巧みな手さばきに、少女の真珠までクリクリと転がされてひとたまりも無く―― あうと悶え叫んだのだった。
トウジがみっともなくフガフガと鼻息を荒くして、『おおっ、おおおぉーっ!』と、アスカの白い手に射精を迸らせてしまったのとタイミングを揃えさせられて、悲しい絶頂に追い上げられてしまったのだった。



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Original text:引き気味
From:スワップ物考察スレ