姫と神官と魔法使いの日記

執筆者:アリーナ・クリフト・ブライ
写真撮影:サントハイム盗撮ブロマイド屋


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1日目
アリーナ:
部屋の壁を蹴り破ってお城を脱出!でもせっかく気ままなひとり旅が楽しめると思ったのに余計なのが2人ついて来ちゃったの。クリフトはともかく、じい歩くの遅いんだもん。口うるさいし。クリフトがサランの町で食料の買い出しをしようとかいうのでサランに寄った。日持ちのする食料をいろいろ買って荷物も大きくなった頃、おなかがすいてきたのでハンバーガーっていうものを買って食べた。3人で川べりに座って食べたハンバーガー、おいしかったなあ〜。せっかくなんで武器屋や防具屋にも寄ってみたんだけど、屋根の上でみつけた50Gと服のポケットになぜか入ってた100Gしかないのに、クリフトったらやくそうたくさん買っちゃって、他に何も買えなくなっちゃった。仕方ないので町の外に出て、魔物からGを奪うことにした。
初めて出会った魔物はキリキリバッタ。素手でパンチをお見舞いしてやったら、なんと一撃でやっつけちゃったの。やっぱり私って強いわ〜!!でも、じいのヒャドもとっても強いの。びっくりしちゃった。疲れるとか言ってたまにしか唱えないけど。
だいぶGもたまったのでサランに戻ろうとしたところで・・・おしっこしたくなっちゃって・・・。じいははぐれそうなくらい後ろを歩いてたので、あとはクリフトさえまけばこっそりできたものを、ぴったりついてくるから、ついに我慢できなくなってクリフトの前でしちゃった。ティッシュはクリフトが持ってきていてくれた。捨てていこうとしたら、ゴミを捨ててはいけないって言って、使ったティッシュ、濡れてるのに自分のポケットに突っ込んだ。さすが神官。環境に優しいのね。とっても恥ずかしかったけど、これから旅を続けるんだからこんなこといちいち気にしてられないよね。それに私もクリフトの立ちション見たからおあいこ!
はあーそれにしても、お城の外ってすごく楽しい!今までムダにしてた青春を取り戻すわよーー!!

クリフト:
姫様に片想い歴ウン年のこの私に神からの素晴らしい贈り物が!!姫様の旅のお供として24時間一緒にいられることになったのです!!もっとも、勝手に教会の仕事を放り出して姫様についてきてしまっただけですけれど。姫様とサランの町でお買い物したり、買い食いをしたりという時間が過ごせてとても幸せでした。なぜかじいやのブライ様までご一緒ですが、まあ仕方ない・・・。
町を出てからだいぶ時間もたった頃姫様がトイレに行きたいとおっしゃいまして・・・。もちろん野山にトイレなどはありませんから、誰も来ないように見張っている隙に用をお足しになるようにと申し上げたところ、姫様は恥ずかしそうに背中を向けてタイツを下ろし、しゃがみ込まれました。汚れないようにとたくしあげたマントの下から白いお尻が覗いた時の感動を、私は一生忘れないでしょう。私も用を足したいと言って姫様がお濡らしになった地面の同じ場所に・・・してしまいました。姫様のと私のとが混じりあう音・・・。ああ、神に仕える身でありながら、こんな煩悩に惑わされてばかりの私を、どうかお許しください・・・!!

ブライ:
姫様がついに城をお出になった。こんなおてんばに育ってしまい、王様にはご心配をかけてばかりじゃ。お妃様を早くに亡くされたのでせめて姫様は元気で健やかに育って欲しいと思い武術を学ばせたのが間違いだったのか・・・。教育係としての責任もあるので姫様の旅にお供することにした。買い物の仕方も何も知らない姫様には、城の外に出てみるのも少しは勉強になるじゃろう。朝クリフトが買い物をする様子を羨ましそうに見ていた姫様が、魔物を倒して得たGを握りしめて、防具屋で初めて買い物をした時の嬉しそうな顔といったら!姫様は今日1日で、本から得る知識の何倍ものモノを得たことじゃろう・・・。
しかし、心配なのはクリフトとのことじゃ。仲の良いのは悪いことではないが、姫様もお年頃。城を離れて羽目を外すようなことがあっては・・・。早いうちにクリフトを城に帰したのうがよいかも知れんのう。でもまあ今の姫様は魔物を倒すことに夢中で色恋沙汰に興味があるようにも思えぬので、ひとまずは様子見というところじゃ。

  Lv HP MP Ex
アリーナ 3 14 10 10 4 2 14 23 24 0 54
クリフト 3 7 5 10 9 4 14 14 23 14 54
ブライ 3 3 6 8 10 5 3 10 20 18 54
所持金:41G  
2日目
アリーナ:
昨日、いざ旅に出発してみたはいいけど、何も用意しないで出て来ちゃったので、夜お城に忍び込んで着替えとか洗面用具とかいろいろ持って来ることにした。洋服ダンスの中を調べたらはねぼうしが見つかってラッキー!さっそく装備した。結構荷物がいっぱいになっちゃったけど、こんな時荷物持ちがいてくれると便利よねえ。もう遅くて、じいが眠そうだからお城に泊まっていくことにしたんだけど・・・。2人とも自分の部屋があるのになんで私の部屋までついて来るのよ、まったく!私がベッドに寝て2人が下にっていうのも、まあ何が起こるってわけじゃないだろうけどやっぱり落ち着かないし、野宿の練習もしておきたかったので、床に寝ることにした。
起きたら忘れちゃったけど、魔物にかいしんのいちげきを食らわせた夢を見たような気がするわ。お父様が目を覚ましてくるとやっかいなので、まだ夜が明けないうちに壁の穴から外に出た。
昨日サランで皮のよろいをクリフトに買ってあげちゃったので、またGを稼がないとということで、今日はテンペまでの道を下見しつつG稼ぎをした。私は素手でも強いからいいんだけど、じいとクリフト弱すぎるからいい武器を買わなくっちゃ。ホントに世話がやけるなあ。でも魔物を倒すのってとっても楽しいからいいや!

クリフト:
昨日はお城の姫様の寝所で一夜を過ごしました。私のような身分のものが入ってもいいものかと躊躇したのですが、いくらブライ様といえど姫様と2人きりにするわけにはいきませんから。姫様はブライ様にベッドをお譲りになって、ご自身は床で眠られるというお気づかいを・・・。なんて優しい方なのでしょう。私が愛する姫様は。それにしてもブライ様がうらやましい。ベッドは姫様のにおいがするのでしょうね・・・。はあ・・・。私もいつか姫様のベッドで、いやそれより姫様とベッドで・・・。はっ!ダメだダメだ!私は神に仕える身!!こんなことを考えては!!
しばらくすると姫様の寝息が聞こえてまいりましたので、寝返りを打つフリをして近付くと、背中を向けた姫様のうなじのあたりから汗のにおいがしてまいりましたので、たまらなくなった私は姫様の寝姿で1発抜いてしまいました。宝物にしようとしてとっておいた姫様使用済みティッシュにうっかり出してしまったのがもったいなかった・・・。姫様が突然寝返りを打ったと同時に強烈キックを私の股間に放った時には気付かれたかと思いひやひやしましたが、どうやら魔物を倒す夢でも見てらっしゃったようです。あまりの痛さにしばらく気を失ってしまいました。
夜明け近くなったので城を出ました。姫様はお城で用を足してこられたようですが、明け方の寒さのためトイレが近くなっていたようで、また今日も使用済みティッシュを入手できましたことを、神に感謝いたします。
サランの宿屋ではあいにく・・・じゃなかった幸い2部屋空いておりましたので、姫様は別室で休まれました。「姫様の身になにかあってはいけませんので私が寝ずにお側で見張りをしております!」と言いたかったのですが、宿屋に泊まった理由が私のMPの回復のためでしたので、眠らないわけにはいきませんでした。明日はもっとたくさんやくそうを買ってMPを温存しよう・・・。

ブライ:
昨晩は一旦城に戻った。目を離した隙に逃げ出されるといけないので無礼は承知の上で姫様の寝所にまでついていったのじゃが・・・。姫様は年寄りのわしを気づかって、ふかふかの布団でわしを寝かせてくださった。心優しい姫に育ったものじゃ。教育係として誇りに思う。夜中になにやら物音とクリフトの押し殺した悲鳴が聞こえたような気がして様子をうかがってみたが、2人とも眠っているようだったし、わしが夢でも見ていたのじゃろう。2人がやけに近付いて寝ているのが気になったのでクリフトを蹴飛ばして転がしておいた。
昼はテンペの方角をめざして歩いたが、クリフトの奴めがやくそうもMPもなくなったと言い出しサランに戻ることになった。昨日は遅く夜のうちに出発したので、皆HP、MPともに回復していなかったようじゃ。今日はしっかり宿屋に泊まらなくてはの。
サランの宿は1人2Gという安宿じゃったので壁が薄く、遠くの教会から歌が聴こえてくる程じゃった。歌っているのは有名なマローニという詩人なのじゃが、夜くらいは静かにしてほしいものじゃ。眠れなくて仕方ないわい。

  Lv HP MP Ex
アリーナ 5 17 13 13 5 3 17 24 32 0 218
クリフト 5 11 7 12 12 6 18 15 30 22 218
ブライ 5 3 7 9 13 7 5 10 23 27 218
クリフトLv.5でスカラ修得 ブライLv.5でルカニ修得 所持金:434G  
3日目
アリーナ:
昨日は初めて宿屋に泊まったの!生まれてはじめての宿屋なのに、昨日早起きしたから疲れてて日課のトレーニングをすませた後すぐ寝ちゃったのが残念だったな。もっと宿屋ライフを楽しみたかった〜。
朝、シャワーを浴びてる途中に着替えを持ってくるのを忘れたのに気付いたんだけど、あがったらクリフトが用意しておいてくれてた。気がきくなぁ。今までお城では何から何までひとにやってもらっていたので、ちゃんと自分でいろいろできるようにならないと!頑張ろう。
朝食を食べて、チェックアウトして、武器屋さんに行った。じいが装備できる武器はなかったので、クリフトにせいなるナイフを買って、クリフトが持ってたこんぼうをもらった。なんか私よりクリフトのほうがこうげき力が上なのはムカツクーー!でもこれでやっとスライムベスを一撃で倒せるようになって、冒険がラクになった。
サランを出てテンペに向かう。昨日行ってみたところまでは来たんだけど、山の中で夜になってしまっては危険ということで、今日はふもとで野宿することにした。野宿は初めてなのでとっても楽しみ!初めてのことばかりで、毎日ワクワクの連続よ。夜の山を探検してみたくもあるけど、それはまたの機会に。

クリフト:
今朝、シャワー室に向かう姫様を見かけました。シャワー中に姫様の身になにかあってはいけないので、密かに姫様のあとをついていったのですが・・・。着替えをご用意されてる様子もなかったので(私の荷物の中にあるのですから当然ですが)、姫様がシャワーを浴びている間に下着等を用意して差し上げました。女性の下着というものを間近で見るのは初めてでしたが、よくあんなに小さなものを・・・と思うくらい小さいのですね。姫様がお脱ぎになった下着は、私が洗濯してもいいものなのでしょうか・・・。でも姫様やブライ様に洗濯をさせるわけにもいかないので、いいんですよね、きっと。と、という訳で私が洗濯係を担当することに決定しました。
姫様は生まれたままの姿を男に見られるという状況になることがなかったためか、とても無防備で、私が脱衣所にいることがわかっていても気にせずにあがってらしたので、私のほうが恥ずかしくなってしまいました。「お背中お流ししましょうか?」と申し出たら「お願いね。」なんて言われてしまいそう・・・。ああ・・・想像するだけで鼻血が・・・。
出発までに時間があったので、ブライ様が朝の散歩に出かけている隙に姫様の使用済みショーツでハァハァしてしまった私をお許しください・・・!
今日はテンペの町に向かって進み、山のふもとあたりで野宿することになりました。夕食はインスタントラーメン。姫様のために料理を作れるなんて、幸せだなぁ・・・。あ、もちろんブライ様のぶんもちゃんと作りますよっ!スープのいいにおいがしてきました。これから食事です。

ブライ:
今朝はサランの町で武器を調達したのじゃが、わしの装備できる武器がひとつも売っとらん!まあ、わしは魔法使いじゃから、武器などいらぬがのう。しかしまあ、若い2人の歩くスピードの速いこと!もうちょっと年寄りをいたわって欲しいものじゃ・・・。じゃが、姫様のこんなに楽しそうな顔を見ると疲れたなどと言っておれんわい。今日は姫様にとっては初めての野宿となるのじゃが、まだ城からそう遠くも離れていないし、強い魔物もこのあたりには現れないようじゃから、そう心配することはなかろう。わしも野宿などというのは何10年ぶりじゃろうか。実のことをいうとわしも少しワクワクしておる・・・。

  Lv HP MP Ex
アリーナ 6 20 14 15 6 6 27 25 37 0 381
クリフト 6 13 9 13 14 9 27 16 34 26 381
ブライ 6 4 7 11 14 10 6 10 26 33 381
所持金:626G  
4日目
アリーナ:
クリフトのこと、かなり見直した!!お料理がとっても上手なんだもん!力は弱くてもこういうのができるっていうのはいいよね。野菜がいっぱい入ったラーメンっていう料理、すっごくおいしかった!お城ではこんな料理出してくれたことないもの。
ところで、草影で、えっと、そのぉ・・・おしっこをするのには抵抗なくなったんだけど、やっぱり大きいほうはねぇ・・・ということで、2人が寝ている間にすませてしまおうと思ったのに・・・クリフトいつまでたっても起きてるんだもん・・・。私が用を足しに行こうとすると「夜のひとり歩きは危ないですからお供しますっ!」ってついて来ちゃって・・・。私も「ウンチしたい」とは言い出せなくて、結局諦めてゆうべは寝てしまった。
テンペの村までは山道で結構キツかったけど、それよりもウンチを我慢するほうが辛くて・・・。やっとテンペに辿り着いた時にはまっ先に宿屋に駆け込んでしまった。
ほっと一息ついたあと、村を一回りしてみたんだけど、なんだか辛気くさい雰囲気。この村は呪われているだとかなんとか・・・。こういう雰囲気ってキライだからなんとかしたいわ。明日村の人に詳しい話をきいてみよう。
そうそう、クリフトのヒゲが伸びてて超笑えるんだけど。いつもキチンとしてるクリフトしか見たことなかったから、なんか新鮮でいいなぁ。

クリフト:
昨晩は狭いテントの中で姫様と2人きり・・・だったら良かったのですが、ブライ様と3人で夜を過ごしました。姫様も私もなかなか眠ることができませんでしたので、2人で散歩に出かけました。ふと上を見上げると、満天の星空がとても美しく・・・2人ただ黙って空を見ていました。そうしている間も、姫様の手を握りたくて、肩を抱きたくて仕方なかったのですが、私には勇気がありませんでした・・・。でも姫様もやけにそわそわして、何か言いたそうでしたので・・・もしかしたら私と同じ気持ちだったのかも・・・い、いえ、そんなことがあるわけは・・・あはははっ・・・。
夜明け前にテンペに向けて出発しました。昼になってからも姫様はどことなくそわそわした雰囲気でしたので、何か気になることがおありなのかと尋ねたところ、いきなり顔面にパンチをくらってしまいました・・・。私何か姫様のお気にさわるようなことをしてしまったのでしょうか・・・。
しかし、テンペの村に着いてからはいつもの姫様に戻られたようなのでひと安心です。でも一体姫様の不機嫌の原因は何だったのでしょう・・。本当に女性の心というものは難しいものですね・・・。

ブライ:
やっぱりこの歳になると、野宿というのはチト厳しいのぅ。腰が痛くてしょうがないわい。姫様ははりきって道を急いでおったのじゃが、山道の急ぎ歩きも老人には骨が折れた・・・。今日はもうヘトヘトじゃ。
テンペの村は何かとても嫌な気配がする・・・。やけに墓標がたくさん並んでいるのも気になるし・・・。こんな村とはかかわりを持たないに限る。姫様が何やら興味を持ちはじめているようなので、ヘンなことに首を突っ込む前に早々にこの村から立ち去らなくては。

  Lv HP MP Ex
アリーナ 6 20 14 15 6 6 27 25 37 0 405
クリフト 6 13 9 13 14 9 27 16 34 26 405
ブライ 6 4 7 11 14 10 6 10 26 33 405
所持金:664G  
5日目
アリーナ:
ついに私の腕試しの相手が見つかったわ〜〜!テンペの村の北の森に怪物が現れるんだって!そいつをやっつけてやるわ!!昨日はちょっと取り込んでて、村の人たちのお話をよく聞いてなかったんだけど、今日もう1度聞いてみたら、村の若い娘さんたちは、みんな怪物のいけにえにされちゃって、あと若い娘っていったら村長の娘のニーナさんしかいなくなっちゃったんだって・・・。
ニーナさんと婚約者さんにいろいろとお話聞こうと思ったんだけど、クリフトが邪魔しちゃ悪いからとか言うので、怪物との闘いに備えて武器や防具を買うことにした。でもテンペのお店は開いてなかったので、またサランまで戻ることに。私はクリフトと同じせいなるナイフを買ってもらった。武器が同じなら力が強い私のほうが攻撃力も上になるわ!ナイフを使っての戦いは初めてだったけど、すぐにコツがつかめた。さすが、戦闘の天才のアリーナ様よねっ!
ついでにお城の宝物庫からなにか役に立つものを持って行こうとサントハイムに戻った。宝物庫は開けてもらえなかったけど、なんと!お父様からこの大陸内だったら旅を続けてもいいってお許しをいただいたの!!!お父様ありがとう!
テンペに戻ったのはもう夜だった。じいは、宿屋に戻ってごはん食べたらすぐに寝ちゃった。トシだもんね、仕方ない。私はクリフトとニーナさんにお話を聞きに行った。婚約者さんのお部屋からニーナさんの泣き声が聞こえたのでそぉっと覗いてみたら、ニーナさん、服を脱がされて婚約者さんにいじめられてたの!助けに行こうとしたらクリフトに止められて。なんで止めるの?って思ってたら、ニーナさん気持ちイイとか言ってて・・・。いじめられて喜ぶなんて、子供の頃のクリフトみたい。クリフトって変わってるって思ってたけど他にもいるのね、そういう人が。2人はそのうちなんか運動みたいなことを始めたの。何かのトレーニングかな?結構ハードそうな運動だったけど。「クリフトも力弱いんだからこういうふうに運動して鍛えればいいのに。私つきあうよ。一緒にしよ。」って言ったらなにやらすごく慌ててたようだけど、なんでかな?
ニーナさんから詳しいお話は結局聞けなかったけど、とにかく、怪物は私がやっつけてやるわ!!明日が楽しみ。さて。お風呂にでも入って寝ようっと。着替えはクリフトの荷物の中だったかな・・・?クリフトの部屋に取りにいかないと。

クリフト:
姫様が、テンペの北の森に現れるという怪物を倒してくれないかという村長さんの願い事を安請け合いしてしまいました。今まで村の人びとが恐れていけにえに自分たちの娘を差し出していたような怪物を、私たちが倒せるのでしょうか。不安でなりません。しかし姫様を守るのが私の役目。命にかえてもお守りせねばと思っています。 今日はサランに買い物に戻り、サントハイムのお城に立ち寄った際には王に謁見いたしました。王は姫様の旅を大陸内であればという条件つきで認めてくださいました。そしてもちろん私も姫様のお供としてご一緒して良いと。ああ、私と姫様は王様公認の仲・・・。(;´Д`)ハァハァ・・・。それにこれで、もう恐ろしい思いをして2階の屋根から飛び下りなくても城から出られるようになります。ほっ・・・。
装備を整え、またテンペに戻って来ました。最初にここに辿り着くまでには道もわからなかったし魔物も手強かったので時間がかかりましたが、今では1日で往復できるようになりました。私たちも強くなったものです・・・。今日初めて見た魔物、あばれこまいぬにだけは少々手こずりましたが。
夜、姫様と2人でニーナさんの婚約者さんの家を訪れた時、見てはいけないものを見てしまいました。そ、その・・・。ニーナさんが婚約者さんと・・・セ、セ、セクースを!!け、結婚前の男女がセクースとは罰当たりな!と思ったのですが、ついつい扉の隙間から夢中になって覗いてしまいました。書物などからの知識としては知っていましたが、実際に行為が行われているのを見るのは初めてで・・・。こ、興奮してしまいました・・・。姫様も同じ気持ちだったようで・・・「しよう」と誘われてしまいました・・・。
あっ、今扉がノックされて・・・。姫様だっ!ああ、神よ。私はどうしたら・・・。

ブライ:
まったく、姫様もクリフトも!!もう少し年寄りを労らんかい!!サントハイムまで1日で往復するとは・・・。昔は訪れたことのある城や町に一瞬で戻れるじゅもんを使えたのじゃが・・・、う〜ん、あれはなんというじゅもんじゃったかのう。思い出せぬ・・・。もしくはキメラの翼という道具がその瞬間移動のじゅもんと同じ効果をもっているのじゃが、サランには売っておらんし、テンペの道具屋は休業中だしで、サランや城に戻るには歩いてゆくしかない状態じゃ。
ふう、明日は怪物と戦わなくてはならないというのに、これじゃあ朝までにHPが回復するかどうかわからぬぞ。今まで村人たちが黙って娘たちをいけにえに捧げていたくらいの怪物じゃから、相当手強いじゃろう。本当にわしらだけで倒すことができるのか・・・?万が一の時には、村人たちには可哀想じゃが、逃げるしかあるまいな・・・。姫様をお守りするのがわしらの役目なのじゃから。

  Lv HP MP Ex
アリーナ 7 23 16 17 6 8 37 26 44 0 566
クリフト 7 14 11 15 16 11 28 23 37 29 566
ブライ 6 4 7 11 14 10 6 10 26 33 566
所持金:427G  

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