2020/05/23 (土) Canon EOS M5
というミラーレス一眼デジカメがあるのですが、2016年のモデルですので随分と型落ちです。発売当時は本体だけで10万以上した、ミラーレスとしては最上級クラス。電子ファインダーも付いています。
実は、動画コンテンツを多く作るようになって気になっていたことが。実験装置の横で声を張り上げて解説しても、装置のノイズが邪魔でかなり聞きにくい。Adobe Premiereで特定周波数の音を下げることによってある程度改善はされますが、やっぱり綺麗に収録したいもの。なんか自分が特殊なだけかもしれないのですが、音が悪いだけで疲れて見る気が無くなってしまうのです(言葉の認識に頭の処理を割かれるからかもしれません)。巷のYouTuber様たちが挙って外部マイクを買い集め、あれは良いこれはダメと評している気持ちがわかります。
動画は1月に買った私物のCanon EOS M100という小型ミラーレス機で撮影していました。映像はフルHDで、入門機といえどもスチル画像に耐えるレンズを使用しており大変綺麗です。ただし音はイマイチで、外部入力もありませんでした。研究費で(笑)ヘッドマイクを買って研究室のビデオカメラ(10年前のSONY製)に取り付けるもまさかの外部端子が故障(笑)、自分の都合で色々断って、外部入力の付いた10万近い高級ビデオカメラを新たに買うのも何だなと思い、諦めていました。
この日、緊急事態解除されたし久々に昼でも食べに千里中央でも行ってみるかと出かけました。堂々と不要不急の外出ができるのはやはり気持ちい!ありがとう吉村知事!ヤマダ電機でぶらぶらしてると、「処分品!」と無造作にカートに積まれたカメラたちを発見。へーと思って近づいてみると、何とCanon EOS M6が4万5千円、EOS M5に至っては3万5千円という特価。ちなみに定価は11万のM5の方が高いので、不思議な値段設定でした。実はM5もM6も外部マイク端子を持っています。つまり自分が欲しかったものが、7割引きで目の前にw。何ということでしょう。すぐさま価格.comを確認すると、新品で7万以上、筐体ボロボロのCランクの中古ですら4万超えじゃありませんか。
このまま価格.comに報告するわけもなく、残り1つのM5をキツネにつままれたような思いで箱を抱えてレジまで行き、PayPayで購入。レジで思わず店員に「これホントに3万5千円でいいんですか?」と聞いている自分が居ました。いや絶対何かの間違いだろw。持っているM100のレンズと共通なので早速試してみると、まあよく考えられた見事な操作性です。タッチパネルでスマホ的な使い方もできるし、一眼カメラならではのフルマニュアル撮影をするに足りるだけのダイヤル&ボタン配置。そして狙い通り、外部マイクからの音声はとてもクリアで聞きやすいのです。使わないと思っていた電子ビュー、これがまたすごい。最初切り替えスイッチを探していたのですが見つからず、ファインダーをのぞきこむとLCDからパッと切り替わります。近接センサーだったのですね。その動作があまりにも自然です。そしてこのファインダーの解像度よ!目の解像度超えてる。拡大しなくてもフォーカスわかる。もうミラー式一眼要らない!って思える、4年落ちといえども驚きの一品でした。
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