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2018/03/17 (土) 徳島へ
とある会社に呼ばれて徳島の南の方まで講演その他のために昨日から徳島に行ってました。マトモにいくとバス―私鉄−高速バス―JR―タクシーと4回乗継で4時間越えなので、最近は色々と理由付けて車で行っています。これだと2時間半、乗り換えなし(当たり前か)。いつものように予定を終えて、会食。さすが、徳島はいつも海産物が美味しいです。あと、歩いて繁華街を回れるくらいの徳島のサイズ感がよろしいのです。
帰りに鳴門の大塚国際美術館に寄りました。以前「贋作の美術館」と言ってた人がいたんですけど、とんでもない。いや勿論すべてレプリカです。世界の名画、「モナ・リザ」や「最後の晩餐」という余りにも有名なものから、美術専攻の人くらいしかわからないものまでその数1,000点。それらが時代ごと、地域ごとに、ほとんど全て実寸大のレプリカとして壁一面に展示されています。その中でも壁と天井一面に再現されているシスティーナ礼拝堂は圧巻ですよ!
「最後の晩餐」は言わずと知れたダ・ヴィンチの名画ですが、15世紀に描かれてから「炊事場」という非常に環境の悪い場所に飾られていたことや、そもそもそういう環境に適さない技法で製作されていたことから、破損が進んでいたそうです。その劣化にとどめを刺したのが第二次大戦で、建物の屋根に穴が開き、修道士たちの努力も空しく、一時雨ざらしの状態になっていたといいます。幾度の(中途半端な)修復を経て、白点と上塗りだらけになった最後の晩餐は1979年より20年をかけて大規模修復されました。塗料を組成分析して、上塗り部分を剥がしてオリジナルの物を残すという途方もない作業により、イエス・キリストの口が開いており、「この中に裏切り者が」という言葉を発している様子が克明になりました。
と、いうストーリー、これ自体はWebサイトにも書いてあるのですが、大塚美術館の凄いところは修復前後の「最後の晩餐」が、壁に相対するように飾られています。もちろん実寸大!そういう説明を聞きながら、修復前後の違いを自分自身の目で確認することができます。さらには、美術館そのものも芸術作品なのです。正面玄関から入って50メートルほどあろうかという巨大なエスカレーターを進と、物凄い非日常感に包まれます。ほんともう、屋上テラスから見える海が瀬戸内なのにどこか他所の国の様に思えてくるのが不思議。いや、目の前の淡路鳴門自動車道が現実に引き戻してくれますが(笑)このような美術館ができたきっかけは、大塚製薬の創始者の息子である大塚正士氏によるタイル製造業と、美術品に事業を広げる販売不振のきっかけとなったオイルショックだそうで・・・ほんと色々ですよね。
最後といえばの「最後の宝塚渋滞」にもハマってきましたよ。いつもイライラしてたこの渋滞も、今日で最後かと思うと感慨深い。3/18は新名神 高槻―神戸北間全線開業の日です。北大阪住まいとしては、箕面グリーンロードを経由して直接利用することもできるし、そもそも大阪に用事の無いトラフィックが新名神に流れるので、中国道茨木―神戸北間は渋滞しなくなると予想されます。連休ともなると20キロを超える大渋滞が終日発生していた同区間ですが、これでかなり快適になりそうですね。
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