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2017/08/06 (日) 昇圧回路
文科省の試行の一環か何かで高校生が実験しに来るのですが、その学生さんが指定したテーマに従って作るのがなんと鉛蓄電池。濃いですね。いや、世の中にありふれている電池ですが、正極活物質である酸化鉛(IV)から合成してペーストにして塗布して電極にするという本格的なもの。材料の合成やX線使った評価なんかも体験してもらえたらいいと思います。
とはいっても、こちらも鉛電池を作ったことなどありません。電極材料に混ぜる結着剤から塗り方から手探りで、自動車用バッテリーに使われているような「鉛格子」とやらも手に入らないので、まあPVDF+NMPから試してみるとして、抵抗が大きかったらアセチレンブラックでも混ぜますか、とまあこんな感じです。
何か回すか光らせねば・・・ということで、真っ先に思いついたのは低い電流でも光るLEDですが、鉛電池の電圧はおよそ2 Vなので、3.6 Vが必要な白色LEDはそのままでは光りません。2個直列にするのも何なので、1個で光らせようと、昇圧回路を組みました(笑)。
世の中便利になっているもので、HT7750Aという発振回路がIC化されて100円で手に入るので、後はインダクターやキャパシター、ショットキーダイオードと組み合わせて、素子5つほどで直流昇圧回路が完成してしまいました。出力側に抵抗と直列にしてLEDを繋ぎ、入力側に1.5 Vの乾電池1つを繋ぐと白色LEDが点灯( ゚Д゚)です。
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