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2016/05/11 (水) MS Accessのすごさ
昔からMS Office ProfessionalやEnterpriseを使ってきましたので、定番のWord、Excel、PowerPoint、Outlook、Publisher・・・は論外でAccessというのがあるのは知っていました。ただこのソフト、起動しても「新しいデータベースを作成」というタテヨコ縞の入った無機質な画面が開くだけで、他のソフトみたいに「試しに遊んでみる」ということが一切できないのが特徴といえます。
それもそのはずで、「データベース」なんて個人で作成することもなければ、触れることすらないです。電話番号だってスマホで管理できる今、わざわざ「住所録」をAccessで作りますか?っていう。それに、PC1台でデータベースったって何に使うんだか、というのが正直な感想でした。
ところが先月大学で、「発注したものは全て記録しなさい。予算を持っている人が発注し、納品まで責任をもってそのプロセスを記録しなさい」というお達しが出ました。企業だったら総務部やIT部門がそのためのシステム導入の検討を進め、どこかから購入するか自社開発してその他の部署に使わせるところですが、カネのない大学は「お達し」で済ませます。予想通り、お達しの直後は実働するであろう助教層が将来を不安視して不満をぶつけ合い、そのうちに各研究室で工夫を凝らして(!?)独自の方法による管理が始まりました。標準化しそうなのは、PCを1台用意して学生にExcel入力させ、それを教員が毎回チェックして予算決定後、適切な業者に発注、さらに納品されたら納品日と納品額を別のExcelファイルに記録するというもの。
ハッキリ言って、物の単位で見れば、物品の注文は年間2千件を超えます。日に10件近く、Excelデータをコピー&ペーストできますか?納品金額や伝票を番号を記録できますか?それに費やす時間はトータルで何時間ですか?って感じです!そしてそのすべての試薬や器具の注文が1〜2日は遅れます。もう、ありえませんよね。だからAccessでつくりました。データベースを共有フォルダに置いて、そこにクライアントであるAccessファイルが接続し、データの閲覧や追加を行えるようにしました。
Access自体、データをもとに編集可能リストをつくる、という操作が簡単に行える仕様です。ただ、もともと10年前にExcel VBAを極めていたので、少しずつ機能を追加していくうちに色々とVBで効率的に書けるようになっていきました。最終的に納品日や伝票番号を素早く入力し、集計まで行えるシステムに・・・いや、ほんと便利です。でも、素人が数日勉強しながら夜間にソフトつくって、2週間ほどで多機能になる、そういうAccessの開発環境はすばらしく、非常に効率的なアプリケーションなんだなぁと分かりました。
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