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日記


2015/10/11 (日)

学会のホームページ

 いつ何時も忙しいときに大変なことは重なるもので、来月学会を主催します。実は持ち回りで3年前にうちの大学でやったときも主催でしたけど、「今年はやるよ!」なんて言ってくれる教授がいるはずもなく、黙殺の末に(汗)また担当になりました(*´Д`)。

 会期が近づくにつれて質問事項も増えるので、ホームページを作り直さねばと思ってしぶしぶ始めました。秋風の心地よい(いやちょっと寒い)土曜の夜、時間はたっぷりありました。最近買ったAdobe Creative CloudにHP作成支援ソフトのDreamweaverが含まれていることを思い出し、インストールしたのがすべての始まり。

 実はこのHP、学生でそれほど忙しくなかった2005〜2006年にかけて作成したものです。今はあんまり使われない、テーブルを中心としたレイアウト、不自然に立体的なメニューナビ、背景色、どれもその頃のWebデザインの王道を模倣しようとして及ばなかった恥ずかしい歴史の産物です。その頃、大学の方でもバイトでWebページの管理を任されていまして、プロ向けであるMacromediaのDreamweaverに触れる機会があったのです。それまで使っていたホームページビルダーは、直感デザイン中心のソフトであり、そういうセンスのない私はあんまり上手く使えていませんでした。たしか、コードとデザインを並べて表示し、あくまでコーディング重視で結果を見ながら編集していくスタイルの創始者が、Dreamweaverだったと思います。

 一発で気に入りまして、新しいバージョンを自分で購入し、自宅のPCにインストールして、ずっと使っていました。cssでデザインを統一するだけで、HPが見違えたようにスッキリするのは驚きました。そんなDreamweaverですが、次第に忙しくなり、鉄道写真も撮りに行かなくなり、カメラも埃をかぶり、時計がリセットされるまで電池がなくなった頃、もうHPを編集する動機も失ってました。

 そして、いざ買おうと思ったとき、Macromediaは既にAdobeに買収されていて、Dreamweaverも学生や個人で手を出せる価格ではなくなっていまして、存在すら忘れていたのですが・・・ちょっと使ってみようと思ったのが昨日。内容は全然変わっていました。ただ、コーディング主体の編集や、cssを重視したデザイン設計は健在で、苦労して使っているうちにどんどん綺麗になってきます。それがうれしくて、シンプルだけど割としっかりしたものに仕上げてしまいました(笑)・・・そんなことしてる暇ないのにね。

 まあ、久々に趣味に没頭したよい週末を過ごせたと、無理やりにでも思い込んでおくことにします。


2015/10/09 (金)

続いて7月に買ったプリンターが故障

しました。インクが正確な位置に吐出できない・・・っていうか、意図したのとは違う色が出るみたいです。ノズルチェックしたらイエローの一部にマゼンダが乗るし、ブラックは波打つこともあれば、全然関係ない場所にマンガの「トーン」みたいにぽつぽつ乗ってるし、もう何が何だかわからない。最初はピエゾ方式にありがちな目詰まりかと思ってましたが、何度クリーニングしても高いインクを入れ替えても全然効果なし。そうしているうちに、ノズルの一部が「死んでいる」のではなく、ノズルから誤ってインクが射出されていることに気づきました。

1月に買ったスチームオーブンレンジが9月に故障し、7月にかったビジネスインクジェット複合機が10月に故障。実は、2年前に買ったSONYのコンバーチブルタブレットも半年後に一部キーが押下されたままになるという意味不明な故障を経験し、同じ時期に買った半自作のShuttlePCは6月にMB故障・・・ってつくづく運が無いなぁと思う一方、最後のPC以外はすべて1年以内の故障で、修理費等一切かかってない(もちろん延長保証には加入してますが)ことはある意味強運なのかもしれません(笑)


2015/10/07 (水)

高等数学の出番

 出身高校は数学が強かったので、「大学への数学」なんかを定期購読して楽しんでる意識の高い友人が結構しました。私は偏差値こそ低くなかったですけど、そこまで数学そのものに興味がなく、あくまで受験のための科目という意識でやっていたと思います。大学に入ると結局は化学系なので、数学の授業数も多くはなく、「有機化学」「物理化学」に意識の大半が行ってしまい、常微分方程式の解き方すら怪しいです(>_<)

 しかし物理化学、コロイド化学、光化学なんていう際どい学問やってると、実験結果を説明し、そこから何か知見を得るために自分でモデルを立てて計算やフィッティングをする場面に結構出くわします。微積分や複雑な連立方程式はMathematicaにお任せし、大概は高校数学の知識で解決できるものなのですが、今回は「確率と統計」が必要になりました(*´Д`)

 確率分布って、ちょっとイメージしづらい分野だと思います。例えば、ある都市では1日に交通事故が何件か起こります。1年間にわたって統計を取り続けたとき、1日あたりの事故発生件数に対してその頻度をグラフ化すると、頻度分布は決まってポアソン分布に従う・・・というようなもの。事故を起こすのは人間の意識の問題。それが確率論的に決まっているっていうことは、一年間に必ず誰かが事故に遭うことが運命づけられているってことで、まじ?って感じですよね?

 実験で、既存のどのモデルでも説明できないことが明らかになって、「こういうイメージなんだけどなぁ・・・」というのはわかっても、具体的にどう式を組み立てたらいいのかが分かりません。だから確率分布の本を読み漁り、勉強し、がんばって、とうとう自分で式を完成させました。ポアソン分布と二項分布の積が二重シグマに括られた、自分で考えたとは思えない複雑な式。恐る恐るMathematicaに入力し、計算実行します・・・一度の計算で数百回の足し算を、数百ポイントについて実行してくれます。コンピューター様々!手計算だと一つ計算するだけで一日が終わりそうです。

おや?合ってる。実験結果のどの形も説明できる!この瞬間がうれしいのです。
(とまあドラマチックに書きましたが、本当は部分的なところからMathematicaで計算させてグラフ化し、結果を目視しながら次の式展開を考えていき、最終形に辿り着く、という方法でやっています。残念ながら全部頭の中で想像できるほど、賢く生まれなかったようです。東大理IIIとか京大医とか京大理出た人だったらすぐできるのかな?それを考えたら机の上にコンピューターなんて存在しなかった80年代以前の研究者ってやっぱり凄い)



んでもってMathematicaに入力したらこんな感じ。

こんなカーブ見て喜ぶのは世界広しといえども自分だけでしょうという確信!(^^)!


2015/10/06 (火)

ESETなおりました

ESETによる64ビット版 Windows 10レジストリ不正書き換え問題が発生してから一週間ちょっとで修正モジュール配布となりました。ESETの検出力を無視するとPCの監視は別にWindows Defenderでもいいんでしょうけど、迷惑メールのベイジアンフィルタとメールフォルダのウィルススキャンはやっぱりないと辛いです。復活してよかった。


2015/10/05 (月)

中国から

 留学生が来たので、メールアドレスをつくって、さあ設定してやろうと持ってきたノートPCを見ました。中国語版のWindows 7でも、項目は一緒だし大体意味は分かるものです。ただ、彼女の場合はちょっと違って、メールソフトは入れてないと。え?じゃ、今までどうやってたの?と聞くと、個人のg-mailアカウントを使ってたらしいです。そう、アジアの大学って、独自ドメイン持ってなかったりスタッフでもg-mailを使ってたり、色々と不思議なんですよね。

 気を取り直してマイクロソフトからWindows Live Mailをダウンロードしようとすると、まさかのWindowsそのものが海賊版。クラッキングによって本来かかる機能制限や起動回数制限を無効化したやつです。当然追加ソフトのダウンロードはおろかWindows Updateすら不可能。こんなの大学のネットワークに接続して大丈夫かな、と雲行きが怪しくなってきたところで、Outlookを探そうとしたら、WordやExcelやPowerPointは入ってるのにOutlookがない。まあ当然これらもクラック品なのですが、どこかのサイトからダウンロードできると言いだして、怪しげな中国語のHPに飛び、いそいそとダウンロードを始めました(~_~;)完全に不正行為の片棒担いでるやん。よし、大学に怒られても知らんかったことにしよう!そもそも彼女は大学が正規に受け入れた学生なんだから、そやつが犯す犯罪もすべて大学のせいや( `ー´)ノ

 結局うまくインストールできんかったらしく、大学のアカウントへのメールをg-mailに転送してくれと頼まれました・・・もうしらん。後で見てると色々と研究関係のソフトもインストールエラーが起こったりして、とてもマトモに使える代物じゃない海賊版Windows。それ、違法なの知ってるよね?と聞くと、「中国人はソフトを改造してみんなタダでダウンロードして使えるの(≧◇≦)」と嬉しそうに言う留学生(一応それなりの大学らしいし、中国の中ではそれなりのエリート)を見て、この国やっぱり何十年かはあかんな・・・と思わずにはいられませんでした(*´Д`) 日本でもクラックされたソフトを使ってる人はいましたけど、全体から見るとほんのごくわずかで、「みんなやってる」みたいな状況にはならないですよね。

 研究室のネットワーク係として警察にしょっ引かれたりしないことを願うばかりです。それにしてももうちょっとモラルって持ってほしいなぁ・・・


2015/10/03 (土)

ESET

 Windows Serverに安く入れられることを知ってから、気に入って自分のPCでも使ってるアンチウィルスソフトですが、ついに問題が発生しました。

 Windows 10 Pro (64bit)を入れている職場のPCで、朝起動したらデスクトップのアイコンが全て左画面の左隅に(;゚Д゚) 整理してから時間が経ち、増えてきたので項目ごとに位置を分けて凌いでいた頃だったので、びっくりしました。

 なんだ、新しいOSは色々あるなぁと思い、気を取り直して仕事を始めると、何か違和感。そう、エクスプローラでフォルダを開いたとき、普通なら各フォルダに設定されたアイコンサイズや並べ替えの項目、昇順降順の別が保存されているはずなのですが、全てが名前順/昇順/詳細表示にリセットされていました。なんだよぉ・・・まったく・・・と思いながら設定し直しても、ちょっとフォルダを切り替えてまた戻ると先の状態。ここに来てようやく気づきました。フォルダのアイコンに関する情報を一切記憶しなくなっていること。今までフォルダ事にそうした情報が記憶されていることを意識したことがありませんでしたが、Windowsの操作性ってこういうこところに出てるんですよね。数万のファイルを階層構造で整理しているので、無くなってみると非常にイライラします。

 原因がわかったのはその日の夜。「Windows 10 フォルダ表示 記憶しない」とか何とかでGoogle検索しても埒が明かないので、「Windows 10 folder view settings not saved」みたいな英語で検索したところ、何とESETの海外フォーラムがヒットして、原因がESETがインストールされたWindows 10 64bit版のみに発生すること、レジストリ2箇所の書き換えであることが分かりました。

 しかしまあ、どこの誰が投稿したかも分からないレジストリの修正情報を鵜呑みにするのが怖く、またそのレジストリが関係するCLSIDが何に関するものなのかが分からなかったため、修正は見送ってESETの日本代理店をやっているCANON ITSに問い合わせました。もちろん、海外の掲示板で複数の人が同じ症状であること、9月24日以降はWindows Updateもなく、(ESETの定義ファイル更新を除いて)ソフトのインストールも行っていないことを伝えました。

 10月1日の時点では「ESETを削除しても解決しないとの報告を受けており、原因ではない可能性が高い」、との回答でしたが、システムの復元を行うように言われました。直近の回復ポイント(9/26)に戻すと、なるほど問題は無くなります。しかしながら、5分ほどでまた再発しました。再びシステム復元して直ちにESETを削除すると、問題は発生しなくなりました。しばらく様子を見て、再びESETをインストールすると、最新の定義ファイルにアップロードした時点で問題が再発しました。これはもうESETの仕業に間違いないです、という内容のメールをサポートに送り返し、今は様子見中です。


2015/09/28 (月)

工学倫理

 うちの学科では工学倫理っていう科目を必須にしてるんですが、これが結構おもしろいのです。いや、学生の時はどう思っていたか忘れましたが、最近職員としてこの講義に関与する機会があり、あらためていい授業だなと思いました。

 建築家ウィリアム・ルメジャー氏によるシティーコープビル倒壊回避の話、チャレンジャー事故に隠されたO-リングメーカーの技術者の話、三菱自工/ふそうのリコール隠し問題、福島第1原発の危機管理等、実際に起こった事件を題材にして、製品に問題が発覚したときに会社/個人の利益と名誉と消費者の安全と信頼の間で葛藤する技術者の苦悩を知り、それぞれがどのように行動すべきだったかというディスカッションを行うわけです。

 今回のフォルクスワーゲンの件も、まさに同種の問題だなと。誰かが排ガス検査時の特別プログラムのアイデアを提案したときに、同僚や上司が「そんなバカなこと考えるもんじゃないよ!」と一蹴しておけば済んでいた話。1,100万台リコール、被害額10兆円以上、ドイツやEUの屋台骨も、ここまでがんばったディーゼルエンジンという技術そのものも、石油業界の投資も、揺るがす事態にはならなかったはず。っていうか、特に欧州の会社なんかこれだけ「コンプライアンス」って言っておいて、中身は何だったんだと驚くばかりですわ。手続きが多くなって仕事がやりにくくなっただけで、肝心なところは取締役の圧力と命令・・・

 我々の仕事はメーカー技術者に比べたら非常に社会的影響も経済規模も小さいものですが、どんだけ追い込まれても嘘だけはつかないでおこう・・・と心に誓うのでした。


2015/09/25 (金)

カセットの方がいいだと!?

ちょっと古いですが、こんな記事を読んでしまいました。
http://www.e-earphone.jp/blog/?p=14669

 音楽カセットが注目されているんだとか。アナログレコードはCD普及後も根強い人気がありますが、カセットはどの点においても完全にデジタルプレイヤーに敵わないと思っていたので、驚きです。物心付いたころはレコード(LP)からカセット、しばらくするとCDが出たけど、結局家庭で録音ができる唯一のメディアとして長く君臨し続けたその存在感。多少雑に扱っても壊れたりせず、持ち運びには至極便利でした。レンタルCDを借りてきてはタイミング合わせて録音し、自分だけの「マイカセット」を作ったのもいい思い出です。録音が終わったらヘッドがテープから離れる停止ボタンではなく、テープの回転を止める一時停止ボタンを押すと、曲間にブツッという音が入らないことを発見して嬉しかったのを覚えています。

 ただ、ぶっちゃけ嫌いでした。第1に、再生を繰り返したり、気温が変わったり、あるいは再生機と録音機の微妙なテープ速度の違いによって、テープは伸縮します。ある程度絶対音感がありましたので、それによる音源CDからのピッチのずれがわかってしまいました。これほど気持ちの悪いことはありません。第2に、アナログ故に発生する大量のホワイトノイズ。常に「シー」という音が重なって、それが再生している間中、音楽とは別の音として耳に入ってきますので、これもまた気分が悪い。だからCDが欲しい!と親に言うと、「贅沢な・・・」の一言が。まあ、当然ですよね(~_~;)。あとは再生を重ねることで起こる平坦化でしょうか、とにかく音のキレが悪くなる(立ち上がりが悪くなる)ような気がして、自分にとってはたいへん音質の悪い前時代のメディアでした。

 時代が変わり、デジタルのMDが登場します。DATはふつうの中高生の購入対象ではありませんでした。MDはかなり高い圧縮をかけていますので(60分で128MB程度)、CDと比べて音圧の細やかさや周波数特性がかなり劣るのですが、ノイズとひずみがなくなったのはまさに福音でした。これならCDいらない!

 さらに大学3年くらいになると本格的にMP3プレーヤーが普及し始め、このころからすべての音楽をPCで管理するようになります。私は世間の評判とは裏腹にマイクロソフト謹製のエンコーダーが好きで、購入したりレンタルしたCDから取り込んだ数千曲を、192kbpsのWMA形式で持っています。なんか、最も原音に忠実に取り込んでくれる気がするのです。スピーカーはオンキヨーのWAVIO GX-D90にデジタル入力して聴いています。決して安くはなく、高くもない木箱で見かけは平凡なスピーカーです。もう7年以上使ってて、最初は低温が煩いなぁと思って調整して使ってたのですが、不思議なことに使えば使うほどまろやかになっていくような気がします。聞き慣れてしまってどのジャンルも心地よい音を提供してくれるので、絶対に手放したくありませんし故障して欲しくありません。

 話が脱線しすぎましたが、どうやらカセットテープ人気の一因はそのノイズやひずみらしく、「テープの種類によっても音が違うこと」が「味」として評価されてるようです。あらためて感じ方は人それぞれだなぁと思わされた話でした。ある意味、小さい頃からゼロかイチかの、グレーを認めない世界で育ってきたら、カセットやレコードが新鮮なのかな?と思ったり。かといって、VHSやアナログ放送が流行ることはもうなさそうな気が。「こち亀」ではゲパルトが「アナログのぼやっとしたのがいい」と言っていたような気がしますが、現実にはそんな人はいないでしょう。そこは耳と目という感覚器官の性質の違いか。


2015/09/23 (水)

ゴキゲン ワーゲン!?

ドイツの自動車メーカーフォルクスワーゲン(VW)がアメリカにしばかれてるみたいです。日本ではポロ、ゴルフ、パサート、ビートルをよく見かけますね。みんと同じ日本車は避けたいけど、BMWやベンツはいやらしいなぁ・・・っていうオシャレ層の乗り物だと、私は勝手に思ってます。足回りが良いって自動車評論家が挙って絶賛してますけど、貧乏人で乗ったことないんで分かりません(>_<)。

 なんでも、アメリカで販売したディーゼル車48万台に排ガス規制逃れの不正があったから、改修しなさいと。ついでに制裁金は最大2兆円らしいです。これだけでVWの1年間の利益が吹っ飛びますね。新たに販売する自動車の排ガスは形式証明のときに計測され、各国の基準以内なら販売許可が下りるそうです。アメリカの基準は日本よりちょっとだけ厳しくて、1km走るごとにNOxが44mg以下(日本は同80mg以下)。石原元東京都知事がPMの入ったペットボトルを見せびらかしていたころの車で同500mg程度だったらしいです。

 ディーゼルの場合は粒子状物質(PM)、一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)、窒素酸化物(NOx)の4つが規制対象になっているのですが、どこかを立てればどこかがダメになる、みたいな状況で、これをすべてクリアすることは難しいです。VWはNOxだけがどうしてもクリアできなかったらしく、排ガス検査を受けていることを認識してNOxを減らすよう、エンジン制御コンピューター(ECU)に細工をいれていました。

 全然詳しくはないんですが、おそらく横滑り防止装置(ESC)の加速度センサーを利用して、タイヤの回転が上がっても重力変化がないことを認識して、シャーシダイナモに乗ってると判断するのかな。あとは燃料を余分に吹かして排気ガスにCOやHCを混ぜ、触媒で還元させるか、バルブ遅閉じで圧縮比を下げることで最高温度を下げてNOx発生を抑えるか・・・ですかね?それやると多分燃費が悪くなって、トルクとパワーが小さくなって、触媒の劣化が早くなるでしょう。ディーゼル機関であるメリットが丸潰れ。ただただ重く、車両の前後重量配分が前に傾いて運動性能が悪くなるだけ。したがって、いつも検査のときみたいに排ガスが綺麗になるようにプログラムし直せばいいんだけど、荷物満載した非力なディーゼルバンみたいな乗り味になってしまうんでしょう。運動性能でドイツ車を選んでる人にとっちゃ、致命的だし、「ある日突然パワーも燃費も悪くなった」ような車、乗りたくないですよね。

 ガソリンエンジンはとっくの昔から「三元触媒」を使って燃料だけで排ガスを解決できていますが、ディーゼル機関でそれができるようになったのはごく最近、それも一部メーカーの小型エンジンだけです。もともと「環境に悪かった」ディーゼルが、「クリーンディーゼル」なんて呼ばれるようになったのは、有害物質が削減された際、ガソリンより高圧縮比で燃費がいい(エネルギー効率が高い)というメリットが残ったからです。自律的に排ガス抑制ができない大型エンジンを積んだバスやトラックは、PMを完全燃焼させる仕組みと、尿素水を吹いてNOxを分解する装置を積んで(数十万円)、環境適合車として街を走っています。当然、定期的に尿素水を補充しないといけないですし、PM燃焼装置の取扱いも、運転手が意識的にやらないといけないらしいです。

 ディーゼル技術で勝負する欧州勢と、プリウスをはじめ電動化を進める日本勢。VWの新車から米環境基準の40倍のNOxが出ていたのが事実なら、90年代の汚いディーゼル車よりもひどいことになります。なぜか日本の評論家たちに否定されがちなハイブリッドですが、ディーゼル技術のリーダー的存在のVWがこんなだったら、きっと急速にハイブリッドの方に流れていくんだろうなと思います。VWのディーゼル車は日本にないですが、なんかここまでくると、もう一つの看板である「ダウンサイジングターボ」も大丈夫なのか?って思っちゃいますよ。あれも空気を押し込んで燃やすから、燃料の量や燃え方次第でNOxが発生しやすくなるんじゃないですかね?たぶん真面目にやってたら製品化できないんでしょう。日本勢がどちらの技術にも消極的で、ひたすら電動化を求めるのって、VWの実態を知ってたから・・・だったりして(;゚Д゚)

 そうそう、子供のころ、バスで隣町まで塾とか習い事に通ってたんですけど、今は無き呉市営バスの後ろに「きれいな街 マイカー50台バス1台」って書いてありました。CO2はともかく、物凄い匂いの黒煙を吹きながら走る当時のバスを見て、余裕でマイカー100台分くらい空気を汚してるなあと嘲笑してたのを思い出しました(≧◇≦)


2015/09/21 (月)

ぞっとする

 1月に買ったばかりの電子レンジが壊れました。某門真にあるメーカー製の、電子レンジ/オーブンの他にスチームとか両面グリルとか付いた皿の回らない多機能レンジです。赤外線の温度センサーで管理されたオート温めのほか、焼き魚とか、好物の蒸し物が上手にできるので重宝してました。突然、タッチ液晶が真っ白になってしまいました(*´Д`)

 どうしようか、買った店に持っていかねば、修理代はタダだな、と思いながらふと頭をよぎったのは、修理の間どうすんねん?ということ。何せ物心ついたとき(80年代だけど)から家に電子レンジがあった世代なので、これを使わない生活を経験したことがないのです。当たり前のように冷凍ご飯を温めるし、作りすぎたおかずを次の日に温めるし、料理のときは冷凍していた肉を解凍するし、根菜の下ごしらえだってする。コップ一杯分のお茶は電子レンジで沸かす。オーブントースターなんて持ってないので、パンも焼くですよ。

 念のためにパナ・・・じゃなくってメーカーのホームページを見ると、なんと保証期間内および期間外でも販売店延長保証を使う以外の修理は、出張してくれるらしい!ご丁寧に申込もWeb上からできて、保証書に書いてある形式と製造番号、購入日を入力すると症状を書く欄があり、あっさり終了。さっそくその翌日(今朝)電話がかかってきて、修理日は明日になりますとのこと。早い!さすが。

 問題が全て解決したところで、ふと70年代より前はみんなどうやって生活してたんだろう?と思い「電子レンジを使わない生活」とか調べました。ゆとり世代か(^^;)!

・基本的に、食べるだけしか作らない。残さない!
・冷えたまま食べるのが当たり前だと思えば問題ない!
・止む終えず再加熱して食べたいときは、蒸し器を使う
・肉の解凍は半日前から冷蔵庫or常温で。夏場は食中毒に注意!
・野菜の下ごしらえも蒸し器!

っていうことで、単機能なら1万円以下で手に入る現代においても、電磁波が怖いとかいう理由で電子レンジなしの生活を送っておられる方が少数いらっしゃるということがわかりました(ただし、マイクロ波=放射線みたいな書き方してたので、科学的知識はお察しください)

 しかしこのマイクロ波を怖がる人たちの気持ちが理解できる部分もありまして、これで加熱した食品を食べて100%安全か?と問われると、私なんかはどうしても「マイクロ波化学」という分野が頭に浮かびます。マイクロ波は分子の双極子の回転運動に相当する周波数をもつ電磁波なので、放射線(電磁波の仲間ならガンマ線)のように内核電子を叩き出したりはもちろんのこと、価電子に作用して直接分子結合を切ることもありません(ただし熱の効果によって反応は起こりますが、これは古代から人間がやっている火を使った調理と同じですね)。ほとんどは均一加熱や、金属触媒等自由電子をもつものに対する局所加熱による熱の効果を利用した化学反応の促進です。しかしながら一部の反応において、マイクロ波による電場が遷移状態(化合物がAからBに変換されるときに通らなければならないエネルギーの高い状態の中で、最小のエネルギー状態のもの)のエネルギーを低減させるという報告があり、反応が起こるときにその座標(反応の起こる方向や割合)を変化させることはある程度事実のようです。「複雑な化合物の塊」である食材や調味料がこの電場にされされたとき、熱反応(オーブンや蒸し器)では生成しない人体に有害な物質が生成される可能性も、全否定はできないのです。

 ですけどね、電子レンジが普及してから三十数年。ありとあらゆる食品がこの不思議な調理器具の手にかかってるはずですが、誰も死んでないですよね!?冷凍食品にしたってコンビニ弁当にしたって、マイクロ波が悪いのか、もともと含まれている食品添加物が悪いのか、わかりません。たぶん、電子レンジを使わないよりも、使うことによって短縮された調理時間を活用してバランスの良い食事を心がけた方が、よっぽど健康寿命は長くなると思われ。


a-Nikki 1.06
Last Update: 2020/11/04 01:04:17