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2015/04/12 (日) 真相はわからない
10年ほど前に愛媛県の今治市で、小学校のグラウンドで(サッカーの)PKをやって遊んでいた小学生が蹴ったボールがグランド横の道路に飛び出し、たまたま原付で通りがかっていた80代のおじいさんが驚いて転倒という事件がありました。悪いことにそのおじいさん、足を骨折したのをきっかけに認知症になり、1年半後に肺炎で死亡した・・・というわけで、遺族が少年の両親を相手に5,000万円の損害賠償支払いいを求めて裁判を起こしていました。
1審、2審と原告が勝訴し、加害児童の両親に1,000万円の賠償金支払いを命じていましたが、最高裁がこれを覆したという話。今まで当然のように認められてきた、親の監督責任が覆ったことに対する批判の声もありますが、そもそもボールが直接頭にでも当たって即死したならともかく、ボール―驚いて転倒―足骨折―認知症―(誤嚥性)肺炎―死亡(この間1年半)という風が吹けば桶屋が儲かる的な、因果関係の希薄さが指摘されていた事件でした。
私も最初は、責任なんて無茶な理論だなぁという感想を持ちました。いったんは謝罪を受け入れておいて、ましてや子供が偶然にやってしまったことに対して、その少年が成人するまで高額賠償の裁判をやり続けた遺族に対する批判というものもあります。間違いなく家庭は普通じゃなくなるし、子供には一生の大きな心の負担になります。でも、どういういきさつでサッカーをしていたか、というのが噂レベルでしか明らかになっていないので、真相はわかりません。
・学校は休みで、少年野球チームが学校のグラウンドを借りて練習していた。
・野球チームの少年らは、練習の邪魔になるからといって、サッカーゴールを普段とは違う場所に移動させた。そこがたまたま道路まで高いフェンスのないところだった。
・加害児童は野球チームの所属、練習が終わったか合間に移動したゴールに向かって勝手にシュート練習やっていた??
・加害児童は個人賠償保険のようなものに入っており、骨折の治療費はそこから全額支払った。
・加害児童はイタズラが好きで、もともと道路の向こうにある家を狙ってボールを蹴っていた!?
最後2つは真偽のほどがはっきりしませんが、もし全てが事実なら遺族には遺族で耐えられないことがあったんじゃないかと思います。
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