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2014/11/02 (日) 中国のネット事情
ごちゃまぜ化学の会議のことを書いても仕方がないので、その周辺でいきましょう。たまたま中国にいるときに、論文の件で日本にいるメンバーと色々やりとりをしなければいけない事態になりました。ホテルやレンタルWifiを使ってインターネットの出番ですが、そう簡単にはいきません。Googleの一切のサービス、LINE、Twitter、Facebook、Wikipediaの一部、YouTube・・・日本人というか世界の多くのネットユーザーが日常的にアクセスするこの辺りのサービスは、中国国内から利用できないのです。特にGoogleが利用できないのは、Androidスマホがただの板になるので致命的です。
まあ、結局研究室にVPN接続すれば事実上日本からアクセスすることになり、全て使えるのですが、ここまでしっかり情報統制されてる国ってのも気持ち悪いです。中国人が不便を被っているのかというとそうではなく、Googleの代わりとしては百度(バイドゥ)という中国国内の検索サイトが充実してるし、LINEの代わりには九九(クークー)、Twitterの代わりには微博(ウェイボー)があるので中国国内で通信する分には何の不自由もない。ただ、すべての情報が公安当局や政府による監視対象にあり、たとえばウェイボーでデモ集会なんかを募ろうとすると、いち早く公安が察知して処刑されます。バイドゥの検索結果は政府の意図が入るため、政府にとって都合の悪い「天安門事件」を検索してもエラー。チベット自治区の弾圧とテロなんかの情報も対象なんじゃないかと。Wikipediaの日本語サイトで、中国の新幹線の車両について説明されているサイトがブロックされていたのは、細かいなぁ(暇なんかなぁ)と感心させられました。
それでいて、VPN接続はブロックしない。使用するポートが決まっているので、内容は解析不能にしてもそれ自体を遮断することはいとも簡単なはずなのです。中国国内にも解説サイトがあるみたいで、海外に設置されたフリーのVPNを経由して自由にインターネットを使うことを、「知識のある人はできる」状況にあるみたいです。もっとも、外資系の会社は本社との間に常にVPNを張って社内の通信に利用しているでしょうから、一斉ブロックするとみんな中国から逃げてしまいますが。きっと政府にとって完璧な情報遮断など目的ではなく、「95%の知識のない人」を情報統制できればそれでよい、残り5%が仮に騒いでも、人民解放軍で押さえ込める、的な考えなんでしょうね。こわっ

 ▲南京中心部の繁華街と観光地の南京城
いまから78年前の1937年に起こった南京事件(日本軍による占領時の虐殺)で日本人はかなり嫌われてます。南京自体はすごく賑やかで綺麗な町です。残念ながら観光で行くことはもうないでしょう。私が小中学生だった頃は当たり前のように史実として教科書に掲載されていた南京大虐殺ですが、最近捏造じゃないか疑惑が出てます。そりゃ、植民地下で80年前の日本人のモラルで、ひどい行為がなかったなんて全く思いませんが、100人斬りとか・・・無理でしょ普通、血糊で刀切れなくなる。
ただやっぱり未だにわからないのが、戦後に生まれた人までもが「反日、反日」と騒ぐ理由。韓国でもです。我々は戦争の加害者であると同時に被害者でもありますし、特に広島出身で、原爆だけでも15万人ほどアメリカに殺されてますが、小さい頃から周囲に「反戦」は訴えても、(思っていたとしても)「反米」を声高に唱える人は全くいませんでした。その辺は広島にはびこる左翼思想屋さんのお陰かな、とも思ったりします。一定期間、日本を徹底的に悪者にすることで、受けた被害から目を逸らし、次世代への恨みの伝承を断絶する一定の役割はあったのでしょうね。そのプロセスなしにきたのが中国韓国?むしろ政府が自国の問題から目を逸らすために煽った。というのは、歴史をあんまり勉強してないのでこれ以上言わないことにします。よく識者は「過去の問題を認識した上でのお付き合い」なんて言いますが、それは理想であって、高等教育を受けた一部の人たちだけがなし得る考えであって、どの国でも8割くらいの人は 過去の被害→ひどい許せん→その国の人全員嫌い になっちゃうんです。
と、まあこんなことを書いていたら明日には中国からアクセス禁止にされることでしょう。別にいいけどね。研究室や大学単位でもアクセス禁止にされている日本のサイトがあるみたいです。いや、日本に生まれてよかった。
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