|
2014/02/12 (水) 電顕が死ぬ
研究室で一番高価な装置は透過電顕です。2008年の購入以来、手塩に掛けて育てること6年、フィラメント交換は30回以上に上りますが、ついに制御PCが音を上げました。それも不定期だが頻繁なブルースクリーンという最悪のパターンです。メモリーパリティエラーだとか、メモリーが悪いのかマザボが悪いのか。加速電圧もビームコントロールも蛍光板も全く操作を受け付けなくなるので、本体にまでダメージがいきそうで結構怖いのです。
メーカーに連絡するも忙しいため対応に時間がかかり音沙汰なし。どっちにしてもPCの更新なんて一朝一夕にできるもんじゃないし、作業費がうん十万とかかって、年度末の研究室には辛い。でも卒論修論がぁみたいな無理ゲー状態になったので、ちょっとばかしの自腹を切って直すことにしてみました。
そう、メーカー保障を諦めれば怖いものはない。というか、技術の人よりPCに詳しいのも知られてて、自分で対応してもらった方がいいです、みたいなニュアンスのことを言われたので、ちょっとやってみました。OSはXP、CPUはCore2Duo、メモリはDDR2、HDDはSATA-Iという立派な旧世代マシンなので、部品の入手が大変です。とりあえずはブルースクリーンの原因らしいメモリの交換(これ絶対)、BIOSアップデート、マザボ電池交換、ついでにHDDも交換しました。こちらは7年前に買って2年ほどしか使ってない、320GBの捨てようと思ってた個人所有物ですが、これにオリジナルのディスクイメージをMBRやパーティションごと書き込みました。買ったメモリがエラーで起動すらせず、数時間悩んで結局はメモリの故障という最悪のオチ。別の測定機から拝借して、何とか作業は完了しました。ここまでやりゃ、エラーの原因は潰せてると期待する。
最近はほぼすべての装置がパソコンで制御されますが、これは便利な反面5〜6年も経てば本当に大変です。私財を投げ打ってメンテし続けるわけにもいかず、研究室のひとつの悩みどころなのです。
|