あなたは

人目のご来訪者です  

  tarosa's room (たろさ)
 2011/03 
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
 
トップページ

日記


2011/03/19 (土)

福島第1原発

 今日までの自衛隊・消防・警察による放水作業で、3号機の使用済燃料保管庫の融解の危険性はほぼなくなり、放射線のレベルもゼロに近い値まで低下しました。本当にすごい!東京消防庁のハイパーレスキュー隊は、都内の火災を鎮圧した翌日から、福島原発での活動を念頭においた核災害鎮圧の訓練を行っていたという。本当にすごい。警察の高圧放水車が出てきたときにはだいじょーぶか?と思ってたのですが、あれはあれで40トンくらいの水を撒いたらしいです。要は、消防庁が作戦立てながら訓練してる間の時間稼ぎだったわけですね。

 何百トンのもの水を放水した高所放水車。あれ、建設現場にあるコンクリート圧送車とそっくりですよね。三重県の建設会社が、提供を申し出たらしいです。結局は、消防庁のスーパーポンパーで鎮圧したのですが、限られたニュースを見て、民間の技術者があーでもないこーでもないと考える。感動しました。

 いわき市の孤立が懸念されています。福島第1原発から30キロよりも遠い所に位置し、屋内待避勧告も出ていなければ放射線レベルも低い。でも、みんな怖がって近づかないそうです。食料も物資も来ず、燃料も来ないから県外に逃げることもできない。

 原発事故の影響は全世界に波及し、老朽原発の即時運転停止や、計画中・建設中の原発の一時凍結が進んでるそうです。国内でも、対災害基準を大幅に見直すために、建設中のすべての原発が一時凍結。

 原子力の力は大きいです。濃縮酸化ウラン1kgから発生する熱エネルギーは、石油約70トン分にも相当します。輸送にかかるコストや、エネルギー、安定供給の面から見ても大きな利点です。地震で停止した福島第1、第2原発の総発電量はおよそ1,000万kW。これを全部石油で補おうとすると、一日あたり30万バレル(=35,000キロリットル)の石油が必要とか。これは10日で大型タンカーが無くなってしまう量です。これだけの膨大なエネルギーを、燃料を交換することなく4年間も出し続ける(正確には部分的に交換してくらしい)原子力エネルギーは、鉄腕アトムがいなくても、非常に膨大なものということはすぐに理解できるはず。

 化石燃料は現在の生活を豊かにしているあらゆる化合物をつくる上で最も重要かつ貴重な限りある資源であり、熱エネルギーを得るために燃やしてしまうのはもったいない、というのが化学で良く聞く話です。これがあるから、温暖化の影響を無視したとしても、一部の原発反対派が言うように全部火力にしてしまえばいいじゃない、なんて到底思えないのです。要は、これを機会に原発=危険−>反対なんていう安易な考えに走らず、世界が直面しているエネルギー危機について、原子力の必要性について、具体的に数字を挙げながら国民にしっかりと説明することが大切だと思うのです。そして、国も政策として電力会社を競わせたりせず、原子力や送電など国の安全保障に関わる部分は半国営にするべき。こういう危機のとき、すべてを把握できる優秀な技術者がいることが最大の安全保障なのですから。利益優先で下請けにろくに教育もせずに運転を任せっきりなんてありえない。大学にしても郵政にしても、民営化・競争原理=良いことという欧米資本主義に偏った考え方を捨てるいい機会かと。

 最新の原発は、全ての電源もモーターも使えなくなることを想定し、内部の蒸気の力でタービンを回し、その軸出力で冷却水を送り込むポンプを駆動する緊急時冷却システムが付いているらしい。電気を使わないこのシステムだと、地震で構造体そのものにダメージを受けない限り、確実に自動的に冷却される。そういう安全設計をしっかりと周知すれば、大きな反対運動には繋がらないと期待されます。また、半ば思考停止状態の原発反対運動も今までに見たことがありますが、そういう行為が新規原発の建設を阻害し、会社に古い原発の延命運転を強いている可能性もあります。反対するなら反対するで、きちっと対案を出すのが議論というもの。お祭りではない。原発に反対する人全員が、普通の人の半分しか電気を使ってないのならまだしも、絶対そんなことないし。かくいう自分も、化学の人間として、自然エネルギーを効率良く電力に変えられる研究開発をする必要があると強く意識した瞬間でした。今後数十年かかるかと思いますが、原子力に頼らなくてもよいエネルギー政策の柱の一つになれるようなものを作っていきたいと思い、そのことを意識しながら今後の研究テーマを考えないといけないです。


2011/03/15 (火)

インフラ系

 電力会社はすごいです。もう12年も前のことですが、高校の化学部で中国電力に見学に行ったことがあります。そのとき担当の方が特に強調されたのは、電気の需給バランスの微妙さ。例えば、中国地方の山の中のある高校が甲子園に出たとする。そうすると、試合時間に皆が一斉に家に籠ってエアコンをガンガンに効かせてテレビをみる。すると電力消費量が普段と比較すると多くなるので、そこに集中的に電力を送れるように計画を立てないといけない・・・ということです。天候や気温だけでなく、経済活動や地域のイベントまでできるだけ把握し、電力の安定供給に努めているのだと知りました。

 電気は貯めることができないので、どの瞬間も需要=供給である必要があります。しかも交流送電なので、同じ系統の中の発電機が同位相で協調運転する必要があり、位相が少し進んだ発電機は負荷が増大し、遅れるにつれて負荷は軽くなります。何らかの原因でこの流れに乗れない発電機は「脱調」を起こし、電力の安定のため「系統」から切り離されます。この負荷のバランスを、ある限られた範囲の中で原子力・火力・水力・揚水という特性の異なる発電機をコントロールしながら、負荷の高いところに確実に電気を届ける、という神業的なことを常にやっているのが電力各社なのです。仮に需要が多すぎると、多くの発電機に負荷がかかり、脱調が連鎖して大停電。少なすぎても電圧が異常になり大停電となるはず。太陽光発電の買電に消極的なのも、日照という不確定要素を送電計画に織り込むのは不可能だから。

 つまり、東京電力がやっている、需要を見ながら地域ごとに停電させ、大停電になるのを防ぐ、というのは大仕事なわけで、その上鉄道変電所にだけはピンポイントで電気を送るようにしろと命令され、担当者は大変な苦労をしているはずです。「計画停電」とはいうものの、気温と産業活動によって刻一刻と変わる電力需要。需給バランスはどっちに転んでも大停電なわけで、計画的になんてできるわけない、というのがホンネかもしれません。


2011/03/14 (月)

支援の方法

日本赤十字社のゆうちょ口座を通じて今回の震災に対する義捐金を送りました。わずか1万だけど、何かの役に立って欲しい。今後も生活に支障が出ない範囲で送りたいな。あと、これを機会に布団と毛布を買い、物資として送り出すのもいいかも。

とにかく、地震で計画停電が相当続き、株価も下がる中、西日本の人間にできることは、しっかりと働いて経済活動して日本を下支えすること、物資を増産して来たるべき復興作業に備えることかなあと思います。


2011/03/13 (日)

東北関東大震災

地震・津波で被災された方、つらいでしょうがどうかあきらめずに救助・生活再建してください。

原発の危険な作業にあたってる方、心より感謝いたします。

自分にできることといったらおそらく義援金や救援物資を役所や支援団体を通じて送ることくらいですが、精一杯協力したいです。

東京電力は計画停電を実施するという。三陸の北から南関東まで、今回の地震の規模の大きさを物語っているようです。周波数の壁があるため、隣接する中部電力との電力融通は佐久間などの周波数変換施設を含む約100万kW。ついでに長野にある関電の2水力発電所を50Hzで運転して7万kW弱稼ぐらしいですが焼け石に水。反対側の東北電力は被災地真っ只中だし、明日の不足分1,000万kWには遠く及びません。まあ、仮に東西の周波数が同じであったとしても、関西から北関東までに及ぶ送電は、位相や発電機の脱調問題が起こるのでできないのかもしれないですが。


2011/03/05 (土)

友人の結婚式

に行ってきました。最近立て続けに式への招待を受ける。ご祝儀貧乏まっしぐら!?というのは冗談として、自分の方はさっぱりなのにうらやましいっす。自分らで計画たてて、親戚や会社の先輩や友人に招待出してなんか別世界に行ってしまわれたようですよ。すごいっ!

新郎さんにはしょっちゅう会ってるからいいとして、同期に自分のように大学に残っている人が多いので、よそに行った人も含めて話できて楽しかったです。

ちなみに明日は仕事。来週は予定がぎっしり。車屋どころか花粉症対策の耳鼻科にすら行けない日々・・・

ですが、ことし(も)花粉症があまり出ない。相当飛散してるはずなのですが、治ったのかな?もう20年になるし。昨年の9月に体重が66kgに達して、数人から太ったんじゃない?と言われ、ちょっと気にして痩せるようにもっていきました。ランニングや筋トレなんか時間もないし続けるほど意志も強くない僕がやったこと。別にどこかで聞いたわけでもなく、ビタミン錠剤で代謝を上げつつ、摂取カロリーを少しだけ減らせば原理的には痩せるはず、ってことで始めて、現在59kg。運動もせずに食事も維持しつつ半年て7キロ減。ダイエット誌に出れるかな(笑)。体で感じるほどに軽くなったし、長年悩みの種だった慢性的な下痢がすっかりなくなったし、この勢いで花粉症も・・・と期待したいところ。

よく「体質改善」って言葉を聞きますよね。健康食品のCMなんかで。あんなの嘘だと思ってましたが、健康食品はともかく、何かのきっかけで思いがけない病気が治ったり、またその逆もあるんだなあと知りました。


2011/02/26 (土)

専門業務型裁量労働制

っていうのがあって、残業代はゼロ、自分の労働時間を自分で管理できる(はず)だから、過労死しても雇い人は一切責任を持ちませんってやつ。まあ、今流行のコンビニの見なし店長みたいなもんです。ついでに成果が出なくてクビになるのも自己責任なので、この業界、結構大変(汗)。

まあ、仕事は楽しいんですけど、この1ヶ月の労働時間はざっと400時間。さすがに死ねます。ええ。生きた心地がしません。時給換算で930円くらいかな。あくまで自分の意志なんですけど、学生のときとほとんど変わらない品質で研究進めて、以前からやってるのと同じような機械のメンテとか雑用やって、それでお金もらって申し訳ないなぁと思うのも理由の一つ。もうちょっと計画的に物事すすめねば。労働に対する対価ってどのくらいなもんなのかね。学生時代に無給でやってたこと思うと、自分がどんなに働いてもあれを超える生産性を見いだせず、給与を貰う資格なんかないような気がしてくる。


2011/02/13 (日)

やばかった

 スーパーなんかで、万引き対策に専門員を派遣している「万引きGメン」っているじゃないですか。テレビでたまに見る、支払い済んでないのを確認して追いかけて店長室に連れ込んで小一時間説教するやつ。

 今日、昼間動けなくって寝ちゃって、起きてからスーパーに行きました。いつものようにマイバッグを持って、自転車で到着。たまたまいつもと違う入り口から入って、ちょうど買い物かごの山が見えなかったからか、そのまま店内に入って、無意識のうちにマイバッグに商品を入れ始める僕。傍から見ると万引きでもしようとしている怪しいやつですが、そんなことに気付くこともなく一通りの物を買って、レジの直前でふと我に返る。え?やばっ(汗)。血の気が引きました。慌てて「未精算商品」の入ったマイバッグをその場に放り投げ、買い物かごを取りに入り口へダッシュ。戻ってからこれ見よがしにマイバッグをひっくり返し(周囲には商品陳列の店員が・・・)、全商品が買い物かごに入ったのを何回も確認して、冷や汗かきながらレジを通過しました。

 さすがに精算を忘れたりはしないから捕まることはないけど、一歩間違えば万引き容疑で説教食らうところ。しょーもない千円ちょっとの食料品の買い物で前科一犯になるのは御免です。疲れてるんかなぁ・・・仕事上でミスすると最悪死ぬので気をつけねば。高速道路を逆走する年寄りや、自転車で自動車専用道に迷い込むおっさんの気持ちがちょっとだけわかった。


2011/02/12 (土)

3連休♪

なんて取れるわけがない(笑)。半年間、学生付けずに僅かな時間の合間に自分で取り組んできた研究がようやく形になってきた。材料からして扱ったことなかったから、まず合成で苦しみ、そのあと3段階くらい大きな山を乗り越えてなんとかゴールが見えたところ。あとは条件を最適化して3月9日の成果報告会に臨まねば。

 そんなこんなで昨日今日と終日研究室で深夜まで実験。世間は3連休らしい。雪が降っていい気・・・なんてこと言ってたらダメですね。まあ、流石に疲れてきました。年始からビデオレクチャー作りもあって全力投球な日々なので。実験してるのは楽しいけど、極寒の深夜に大学と家を自転車で往復する日々が続くと、結構気持ちが沈む。

 数年前に退官された別の研究室の錯体化学の大先生のお話。そのせんせ、研究と教育以外に全く興味がなくて、それ以外に時間を取られるのを大変嫌ってました。ある日、どうしても車を買い替えなければいけなくなったらしく、取った手段はディーラーへの電話。「カローラください。オプションは要りません。以上。」たったこれだけで、店頭に出向くこともなく、まるで寿司でも取るかのように車を注文してしまったという(笑)。

 いや、そこまでにはなれません。僕は俗世に興味があります。車ほしい。あそびにいきたい。その時点で研究者失格なのかな!?


2011/02/07 (月)

数字のひとり歩き

 今朝の新聞に衝撃的な記事が・・・エコポイントの基準になっているCO2排出削減量は、嘘っぱち。詳しいことは後々問題になると思うので省略しますが、どうやら買い換え前の製品を1995年レベルとして評価しているらしいのです。実際、平均耐用年数から考えると2000年のものを対象にするべき。あと、テレビです。ブラウン管の時代と「同じサイズ」のものに買い換えることが基準。29型なら27Vとか32V、20型なら21Vとか、そういう感じ。しかし現実には、液晶化と相まってどうせ地デジにするなら大きいのに・・・という人は少なくなかったはず。そのせいで、消費電力が減らないばかりか逆に増えてしまったケースもあるとか。そういうのは全然考慮に入れてませんでしたってことらしいです。

 冒頭に衝撃とかきましたが、ある意味当たり前。もともとエコポイント制度はリーマンショックで冷え切った日本の家電需要を活性化させるためのもの。環境対策はタテマエ。でなきゃ、大きいテレビやエアコンや冷蔵庫ほど高いポイントが付いたりしない(笑)。そう割り切ってしまうと、ポイント制度が終わりかけのこのタイミングでこういう話が出てくるのも納得というかうまくやったなあというか・・・。いや、削減量は1/6程度らしいですけど、全体的に増やしてるわけじゃないし、技術開発も進んだからいいのかなあと(汗)。今日、半年前に買ったエアコンのポイント(計16,000ポイント)を15,900円分のEdyとして受け取りました。ありがとう贅沢してお金貰えるなんてw

 まあ、環境対策にも経済対策にも数字のひとり歩きは付きものなのでしょう。もう一つ、最近バスに乗ってて思うのが、公共交通機関って本当に環境にやさしいのかw。うちの家の前を走るバスは本数も多いとは言えず、乗客は平均して5〜10人です。で、その大型路線バスの燃費は3km/L。国交省や環境省の出す輸送機関別のCO2排出量は、自家用車がダントツトップです。バスはその半分くらいで、電車や新幹線は1/10。この数字が公共交通機関がよいことの証であり、「新幹線でエコ出張」とかCMにも使われますよね。ただ、この数字はどうやら定員乗車基準。最近は自家用車の燃費もよくなってきたので、例えば20km/Lの車に4人乗って移動するのと同じCO2排出量にしたければ、バスには常に27人以上乗ってないとダメみたいです。そんなに乗ってるバス見たことない(笑)電車やバスは運転士ひとりでも動くけど、自家用車はゼロ人じゃ動かないってことかな。いや、まちがいなく一番環境にいいのは自転車に乗るか家から出ないことなんだニャ。


2011/02/06 (日)

ラニーニャ

 ことしの寒冬をもたらしているとされるラニーニャ現象。南米ペルー沖の海水温が上昇するエルニーニョ現象と反対に、同海域の海水温が下降する現象として命名され、世界中の季候に影響を与えるとして注目を集めています。

 でもこの現象、ずっと疑問に感じてました。そもそも「南米ペルー沖」という表現、ペルーっていう面積の小さい国の沖の方でおこる現象が、どうして世界の気候に影響を与えるんだ!と。ところがどっこい、昨日の朝日新聞で初めて知りました。

▲2011年2月5日付け朝日新聞朝刊から無断転載。許してねw

っていうか範囲広っ!!Σ( ̄ロ ̄lll)
ペルー/エクアドルの沖からニューギニアの辺まで来てんじゃん!こんな広範囲の海水温が2度以上上がったり(エルニーニョ)下がったり(ラニーニャ)すれば、そりゃ地球季候全体に影響を及ぼすわなと、納得してしまいました。もしもこの現象を引き起こしてるのが本当に人間活動だったら大変だ。。。


a-Nikki 1.06
Last Update: 2020/11/04 01:04:17