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  tarosa's room (たろさ)
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日記


2011/02/13 (日)

やばかった

 スーパーなんかで、万引き対策に専門員を派遣している「万引きGメン」っているじゃないですか。テレビでたまに見る、支払い済んでないのを確認して追いかけて店長室に連れ込んで小一時間説教するやつ。

 今日、昼間動けなくって寝ちゃって、起きてからスーパーに行きました。いつものようにマイバッグを持って、自転車で到着。たまたまいつもと違う入り口から入って、ちょうど買い物かごの山が見えなかったからか、そのまま店内に入って、無意識のうちにマイバッグに商品を入れ始める僕。傍から見ると万引きでもしようとしている怪しいやつですが、そんなことに気付くこともなく一通りの物を買って、レジの直前でふと我に返る。え?やばっ(汗)。血の気が引きました。慌てて「未精算商品」の入ったマイバッグをその場に放り投げ、買い物かごを取りに入り口へダッシュ。戻ってからこれ見よがしにマイバッグをひっくり返し(周囲には商品陳列の店員が・・・)、全商品が買い物かごに入ったのを何回も確認して、冷や汗かきながらレジを通過しました。

 さすがに精算を忘れたりはしないから捕まることはないけど、一歩間違えば万引き容疑で説教食らうところ。しょーもない千円ちょっとの食料品の買い物で前科一犯になるのは御免です。疲れてるんかなぁ・・・仕事上でミスすると最悪死ぬので気をつけねば。高速道路を逆走する年寄りや、自転車で自動車専用道に迷い込むおっさんの気持ちがちょっとだけわかった。


2011/02/12 (土)

3連休♪

なんて取れるわけがない(笑)。半年間、学生付けずに僅かな時間の合間に自分で取り組んできた研究がようやく形になってきた。材料からして扱ったことなかったから、まず合成で苦しみ、そのあと3段階くらい大きな山を乗り越えてなんとかゴールが見えたところ。あとは条件を最適化して3月9日の成果報告会に臨まねば。

 そんなこんなで昨日今日と終日研究室で深夜まで実験。世間は3連休らしい。雪が降っていい気・・・なんてこと言ってたらダメですね。まあ、流石に疲れてきました。年始からビデオレクチャー作りもあって全力投球な日々なので。実験してるのは楽しいけど、極寒の深夜に大学と家を自転車で往復する日々が続くと、結構気持ちが沈む。

 数年前に退官された別の研究室の錯体化学の大先生のお話。そのせんせ、研究と教育以外に全く興味がなくて、それ以外に時間を取られるのを大変嫌ってました。ある日、どうしても車を買い替えなければいけなくなったらしく、取った手段はディーラーへの電話。「カローラください。オプションは要りません。以上。」たったこれだけで、店頭に出向くこともなく、まるで寿司でも取るかのように車を注文してしまったという(笑)。

 いや、そこまでにはなれません。僕は俗世に興味があります。車ほしい。あそびにいきたい。その時点で研究者失格なのかな!?


2011/02/07 (月)

数字のひとり歩き

 今朝の新聞に衝撃的な記事が・・・エコポイントの基準になっているCO2排出削減量は、嘘っぱち。詳しいことは後々問題になると思うので省略しますが、どうやら買い換え前の製品を1995年レベルとして評価しているらしいのです。実際、平均耐用年数から考えると2000年のものを対象にするべき。あと、テレビです。ブラウン管の時代と「同じサイズ」のものに買い換えることが基準。29型なら27Vとか32V、20型なら21Vとか、そういう感じ。しかし現実には、液晶化と相まってどうせ地デジにするなら大きいのに・・・という人は少なくなかったはず。そのせいで、消費電力が減らないばかりか逆に増えてしまったケースもあるとか。そういうのは全然考慮に入れてませんでしたってことらしいです。

 冒頭に衝撃とかきましたが、ある意味当たり前。もともとエコポイント制度はリーマンショックで冷え切った日本の家電需要を活性化させるためのもの。環境対策はタテマエ。でなきゃ、大きいテレビやエアコンや冷蔵庫ほど高いポイントが付いたりしない(笑)。そう割り切ってしまうと、ポイント制度が終わりかけのこのタイミングでこういう話が出てくるのも納得というかうまくやったなあというか・・・。いや、削減量は1/6程度らしいですけど、全体的に増やしてるわけじゃないし、技術開発も進んだからいいのかなあと(汗)。今日、半年前に買ったエアコンのポイント(計16,000ポイント)を15,900円分のEdyとして受け取りました。ありがとう贅沢してお金貰えるなんてw

 まあ、環境対策にも経済対策にも数字のひとり歩きは付きものなのでしょう。もう一つ、最近バスに乗ってて思うのが、公共交通機関って本当に環境にやさしいのかw。うちの家の前を走るバスは本数も多いとは言えず、乗客は平均して5〜10人です。で、その大型路線バスの燃費は3km/L。国交省や環境省の出す輸送機関別のCO2排出量は、自家用車がダントツトップです。バスはその半分くらいで、電車や新幹線は1/10。この数字が公共交通機関がよいことの証であり、「新幹線でエコ出張」とかCMにも使われますよね。ただ、この数字はどうやら定員乗車基準。最近は自家用車の燃費もよくなってきたので、例えば20km/Lの車に4人乗って移動するのと同じCO2排出量にしたければ、バスには常に27人以上乗ってないとダメみたいです。そんなに乗ってるバス見たことない(笑)電車やバスは運転士ひとりでも動くけど、自家用車はゼロ人じゃ動かないってことかな。いや、まちがいなく一番環境にいいのは自転車に乗るか家から出ないことなんだニャ。


2011/02/06 (日)

ラニーニャ

 ことしの寒冬をもたらしているとされるラニーニャ現象。南米ペルー沖の海水温が上昇するエルニーニョ現象と反対に、同海域の海水温が下降する現象として命名され、世界中の季候に影響を与えるとして注目を集めています。

 でもこの現象、ずっと疑問に感じてました。そもそも「南米ペルー沖」という表現、ペルーっていう面積の小さい国の沖の方でおこる現象が、どうして世界の気候に影響を与えるんだ!と。ところがどっこい、昨日の朝日新聞で初めて知りました。

▲2011年2月5日付け朝日新聞朝刊から無断転載。許してねw

っていうか範囲広っ!!Σ( ̄ロ ̄lll)
ペルー/エクアドルの沖からニューギニアの辺まで来てんじゃん!こんな広範囲の海水温が2度以上上がったり(エルニーニョ)下がったり(ラニーニャ)すれば、そりゃ地球季候全体に影響を及ぼすわなと、納得してしまいました。もしもこの現象を引き起こしてるのが本当に人間活動だったら大変だ。。。


2011/02/03 (木)

ミーティング

 太陽エネルギー利用、ていうか太陽電池関係のミーティングがありました。っていうか自分自身は直接太陽電池の研究してるわけじゃないですけど、忙しい教授さんの代わりにここ数回は参加したり発表してみたり。。。

 アカデミック業界で走り出したばかりの自分にとって、ちょっと上の知り合いができるのはとても有り難いことなのです。色んな意見も聞けるし、アドバイスももらえるし、議論しながら自分の研究や考え方が正しいのかどうかの確認にもなる。まあ、誰が見ても正しいことやってたらそれは研究じゃないって話もあるんですけど(汗。そんなわけで、平日なのに会社の人や他大学の教授や准教授の先生と11時ころまで飲んでましたw。

 ミーティングの中で、イギリスから招聘された先生が言ってたこと。「(薄膜型)太陽電池で、カドミウムやテルルを使うこともある。ただ、それらはリサイクルすることもできるし、キロワットあたりの有害金属排出量なら圧倒的に化石燃料の方が多い!」とな。なるほど〜。確かに、どれだけ太陽電池に毒性の高い金属を使用しても、別にそれを燃やしながら発電するわけじゃないですからね〜。一般の人は、目に見える物は極端に怖がるくせに、見えない危険は平気で無視する。「鉱物」である石油や石炭に、どれだけ多くの重金属が不純物として含まれているか、知らないんですよ。火力発電や車がCO2しか排出しない、というのは大間違いい。そう考えると、原子力の在り方も変わってきますよね


2011/02/02 (水)

自然災害

 鹿児島・宮崎は火山噴火、鳥インフル、山陰北陸は大雪と、自然災害に見舞われながら始まった2011年。特に鹿児島の火山は、つい2ヶ月前に学会ついでに遊びに行った霧島温泉にほど近く、衝撃でした。ただでさえ過疎化と経済の弱体化が進んでいる地域に限って自然災害に見舞われるっていうのは本当に気の毒かも。

 災害といえば交通機関の乱れ。これも相当なものだったようです。富山方面へ向かう特急サンダーバードが南今庄駅で停車したまま、2日間動けなかったとか。乗客も大変だ。。。大方、敦賀を出発して長い北陸トンネルを抜けた後、降り積もった雪に車体をこすりながらもう走れないと判断した運転士が止めたかな。次の日の写真が新聞に載ってましたけど、電車の屋根より高いところまで雪が積もってました。「もう少し早い運休判断を」と言われてましたが、運休したらしたで文句が出るもの。それに、その日は北陸道でも車が1000台立ち往生してるし、本当に予測できなかったのでしょう。峠を越えたらそこは雪景色、じゃないけど、北陸トンネルを境に積雪量がぐっと変わったと。


2011/01/31 (月)

ビデオレクチャー

 うちの研究室も参加している大学内のフォトニクス関係のプロジェクト。この一環として、ビデオレクチャーを収録して学生やこれから研究を始めようとしている研究者同士の知識を深める、という計画が進行中です。我々がテーマとする量子ドット(半導体ナノ粒子)は、蛍光材料や太陽電池の光吸収材料として高い注目を集めている一方で、物理と化学の境界領域に当たるため、どちら側の研究者からも少し敷居が高い、そんな材料だと思っています。

 で、当然のことながら数ヶ月前にビデオ講義集録の依頼が来ました。教授に。はじめはスライドづくりの一部を手伝うだけの予定でしたが、作り出してみると結構面白い!。この分野の初学者にもわかりやすいように、教科書程度の物理や化学から出発し、最終的に半導体ナノ粒子を使った応用研究まで喋る全7回の大型講義計画となりました。自分の周囲の若手研究者(といっても10くらい年上の人ばかりですが・・・)も積極的にビデオレクチャーの収録に取り組んでいるのを知り、第2回と3回は自分が喋ることに決めたのです。

 どうせなら自分の勉強に繋げないと!いつもの拘りすぎる癖も手伝って、2章「半導体のバンド構造」、3章「量子サイズ効果」という思いっきり物理寄りな部分を作成し始めたのが去年の暮れ。固体物理学の教科書、専門書2冊、半導体の専門書5冊、量子ドットの専門書3冊、それから90年代のアメリカ物理学会の論文40報を読破(?してないしてない)し、休日と睡眠時間をフルに犠牲にして(笑)できあがったスライドは合計43枚。今朝からカメラの前でしゃべり、5時間かけて無事に収録を終えました。喉痛っ!

 難易度が難易度なので、上手く説明しきれている自信もないですが、「量子ドット」の特殊な物性の由来と、物理的な意味での材料としての面白さは最大限詰め込むことができたと感じています。これまで4年近くこの研究に携わってきて、学会その他で他人に自分の研究を説明した際、「なぜ?」と疑問に持たれる基礎的な部分について、余すところ無く説明しています。決して誤魔化したり、省略してはいません(笑)。この講義が他人の役に立ってくれればそれは嬉しい限りですが、何よりも今回、自身が常に扱っている材料の当たり前のように感じている現象について、逐一疑問を持ち、それについて一生懸命に調べ上げ、他人に説明できるように理解したことが、今後の研究人生にとってプラスになることは間違いありません。


2011/01/29 (土)

はじめちょろちょろなかぱっぱ

「はじめちょろちょろ中ぱっぱ、じゅうじゅうふいたら火をひいて、赤子泣いても蓋とるな」
炊飯の火加減を示した古い詩(うた)ですが、この江戸時代の釜戸の時代から続くテクをフル活用したのが、今の高機能炊飯器らしいです。

はじめちょろちょろ・・・ごく弱火でお米に水を浸透させる。炊くための準備段階のこと。炊飯器は温度センサーで50度程度に保つらしいです。東芝のは真空にするとかしないとか

中ぱっぱ・・・すばやく沸騰させ、デンプンをα化させる。ふきこぼさないように。「ぱっぱ」とは、急速に加熱せよとのことらしい。モタモタしてたら芯が残ったりする。釜自体が発熱する(ヒーターの熱容量がない)IH方式は、急速加熱に最適です。2〜3分で沸騰温度まで持って行く。その後は吹きこぼれないように温度をコントロールするんじゃなくって圧力をかける。なるほどそーいう方法があったかと。

じゅうじゅうふいたら火をひいて・・・加熱を弱めるタイミング。どうやって感知してるんだろうか。釜の温度上昇かな?

赤子泣いても蓋取るな・・・あと何分とか出るので心配ない。

んで、この前買った炊飯器をずっと観察してると(暇か!?)、ボタンを押してしばらくはおとなしい。たまにブーンと小さいIHの音がするくらい。はじめちょろちょろだ。ところが10分くらい経ったとき、急にブワーンと大きな音に変わって(60Hzのハム音ですな)数分後に間欠で蒸気を噴き出し始める。加圧式中ぱっぱだ。炊き込みモードにしたら、蒸らし段階の後に急に最大加熱を始めて、お焦げをつくってくれる(笑)。


2011/01/25 (火)

H5N1型

 強毒性の鳥インフルエンザが流行しています。去年は口蹄疫、今年はインフルエンザと、南九州の農家の人たちが気の毒でなりません。

 鶏肉や卵は物価の優等生とよばれるほどにここ数十年でその価値の下落が激しいですが、その陰にあるのは大量飼育による効率化と安い輸入品との過当競争があるでしょう。それを求めるのは消費者。結果として大量飼育がウィルスの伝搬を早め、過当競争が飼育環境の悪化を生む。「殺処分」という一言で片付けられる後処理を想像してください。何万羽という鶏の首を次々と落として袋に詰めて土に埋める、こんな恐ろしいことはありません。

 厳しい経済状況ですが、少しでも安いものを求める、という姿勢、見直せる余裕のある人は見直すべきでしょう。農業・漁業・畜産業はお金で買えない日本人全体の財産なのですから、と、二次産業で生きてる自分は強く思うようになりました。


2011/01/23 (日)

「暖房低温」の罠

 12〜1月分の電気代が、結構ビックリなくらい高く付いてしまいました。理由は簡単、寒いから。ヒートポンプ式エアコンの暖房は、「外気の熱を利用」するので、思ったより効率が高いことが知られていますが・・・



うちのエアコンの場合、定格能力は2.5kW(キロワット)。これが1時間に汲み出す熱量は、

2.5kW * 3600sec = 9.0 MJ/h (メガジュール毎時)

になります。同じ熱量を灯油ファンヒーター(35.7MJ/L)で発生させるとすると、

9.0MJ / 35.7MJ/L = 0.25L

およそ250mLの灯油が必要です。1Lあたり100円弱なので、単純に25円ほど必要。実際にはファンヒーターを動かす電気代や、買いに行く労力なんかも加算されます。

さて、上のエアコンがその際に使用する電力はというと、425Wh。

21円/kWh (キロワット時)* 0.425Wh = 8.9 円/h

およそ9円の電気です。
そんなわけで、エアコンはファンヒーターや石油ストーブに比べるとおよそ3割5分の電気代で済むはずなのですが・・・

よく見ると表のいちばん右端に「暖房低温」の文字が。実は、「暖房標準」というと室温20度、外気温7度の状態。暖房低温というのは、室温は同じで外気温が2度の状態らしいです。外気温がたったの5度下がるだけで、6近くあった熱効率が3まで下がるということは、当然同じ熱量を汲み出すのに必要な電気代も2倍になるということです。物理化学的にも簡単にわかる、ヒートポンプという熱機関の宿命です。

以上まとめると、外気温7度では断然エアコン、2度でトントン、氷点下だとおそらく石油ファンヒーターの方がお得になります。まあ、火災やCO中毒の危険がないとか運転音が静かとか燃料を補給しなくてよいとか、エアコンのメリットはいっぱいあるのですけど。北大阪はこの1ヶ月、夜は氷点下、昼間でも気温が5度に達しない日がほとんどだったので、しゃーないか。とはいえ、現時点でトップクラスの省エネ機でさえもこんなだから、一概に「エアコン暖房は省エネ」とは言えんですな。

ああ、ちなみに使った電力の分しか熱を出さない電気ストーブやハロゲンヒーターは論外です(笑)


a-Nikki 1.06
Last Update: 2020/11/04 01:04:17