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2010/06/15 (火) はやぶさ帰還・カプセル回収おめ
陰ながらずっと応援してた小惑星探査機「はやぶさ」が宇宙の彼方から帰還しました。まあ、本体は大気圏で燃え尽きてますけど、カプセルは帰ってきましたから。
数々の「金メダル級」の成果と並んで凄いのは、あの探査機の設計思想だと思います。故障しても誰も修理できない機械は、バックアップ回路が重要です。イオンエンジンが壊れたとき、別々のエンジンの部品を組み合わせて作動させる柔軟性。緊急時、本来はイオン化して使う推進剤のXeを直接噴射して推力を得たり、内蔵の二次電池が放電してしまっても、わずかに当たる太陽光で長い時間かけて蓄電を行い、再起動、自動的に姿勢制御を再開する機能 etc・・・これらがうまく機能した結果の偉業なのです。
土曜日にエアコンが付きました。最新型機はいいです。窓の真ん前に置いた室外機の音が全然聞こえない。日本のエアコンは飛び抜けて優秀らしいです。1年間使ったときのエネルギー効率(APF)が6前後の機種が当たり前。使った電気の6倍の熱をくみ上げるってことです。世界では3を切るような機種がまだまだ多いのに。
日本のエアコンの効率化は70年代の後半に遡るらしいです。当時のNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)がエアコンの高効率化を研究テーマに補助金を出してたとか。なかなか先見の明があるというか。それ以降、状況に応じてコンプレッサーの回転数を変えるインバーター技術や、コンプレッサーの回転数に応じて冷媒の流路を開閉する技術、熱交換機の高効率化などが進み、80年代にはCOPが3を超えるエアコンが、それからマイナー改良が続いてCOPが5を超える機種が当たり前になりました。
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