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2010/06/07 (月) 国家観
菅直人新政権が立ち上がりました。ちょっと雑誌で見た政治に関する記事に共感する部分があったので、書きます。
昨今、選挙その他の場面で「国民目線」という言葉をよく耳にします。「国民目線」な政治とは、本当にいいことばかりなのでしょうか?
自分がとやかく言える立場じゃないのは承知の上で申し上げたいのは、政治家は、しっかりとした国家観をもってやってほしいということです。医療・介護・子育て。この3つは重要であると同時に、国民に受けるための魔法のキーワードかもしれません。ただ、これに固執しすぎて、他が見えてない人が多すぎる。外貨獲得(輸出)は民間企業に任せきり、公共事業を悪と見立てて削るだけ削り、科学技術は無駄だと切り捨てる。
日本は別に石油や貴金属が採れるわけでもないので、消費するエネルギーや資源を外国から購入しなければいけません。その外貨を獲得しているのが、輸出産業(ほとんどが第2次産業)なのは誰でも知ってること。つまり、これが国際的競争力を失うと、医療も介護も賄えなくなります。
今、そんな時代に突入しようとしているのです。そういえば仕分け作業のあの人が入閣してたなぁ。技術力で「2番」になったら、関連技術含む特許料で何千億円も外国に支払うことは分かってるのでしょうか?研究者や技術者をゴミみたいに切り捨てたパフォーマンスは、必ず「理系離れ」を加速するでしょう。オレだって嫌だもん。あんなに言われて。
世界には狡猾で計算高い国や団体がたくさんいるのだから、「国民目線」で政治をやらないで欲しいのです。もっとトップダウン的に、「国民」があまり歓迎しないことを先陣切って実行できる政治家が本物だと思います。
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