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2009/09/18 (金) 鹿児島
シルバーウィークに入る前日、研究室の先生と鹿児島大の共同研究先に行きました。伊丹から飛行機で1時間。早いですね〜。空港からは車(旧型プリウス)を借りて大学までおよそ30分。
研究室を見せていただいて、昼飯に大学近くの料理屋で黒豚カツをご馳走になりました。肉が軟らかくてジューシーでサイコーです。昼からは軽くディスカッションをしつつ、サンプル等を見せていただいて、これから1〜2ヶ月やることがみっちりと決まってしまいました(笑)。向こうは高分子&バイオの研究室なので、MALDI-TOFMSやマルチチャネルのSPR装置などが多数ありました。最近高分子界が華やかに見えて、憧れるんですよね〜。サブナノオーダーの分子設計が、目に見えて触れる大きなポリマーの物性に効いてくる、ってのは、化学やってる楽しみのひとつであります。
半日ほど滞在して、薩摩半島にある、知覧特攻平和会館に向かいました。第二次世界大戦末期の「特攻」は、大勢の若者の命を無残にも奪っていった、狂気以外の何者でもない戦法です。出陣していく時分と同じくらいの歳の人たちが、両親や知り合いに宛てた遺書が数多く展示してあり、あまりに切なくてとても読み進めることができないのです。。。「お父さんお母さん、今まで育ててくれてありがとう。そしてごめんなさい」そんな言葉からは、国や天皇陛下のために死ぬ喜びなんてのは微塵も感じられないのです。
館内に数多く展示してある、隼、紫電をはじめとする旧日本軍の戦闘機の操縦席は、数千キロを飛んで交戦するにはあまりにも簡素であり、わずかな計器類と、操縦桿、スロットルのみ。金属むき出しの室内に、固い座席。こんなところで最期を迎えるなんて・・・と考えると涙が止まりませんでした。戦後につながる技術革新という、戦争の光の部分を強調した呉の大和ミュージアムとは対照的な知覧の特攻会館は、自分の心に重たいものを残しました。
その後は枕崎、開聞岳、イッシーの池田湖をまわって、鹿児島の宿に戻りました。開聞岳から見る東シナ海に沈む夕日に癒されました。(写真は後日)あと、市内で食べた黒豚しゃぶしゃぶも。もつ鍋みたいに出汁で食べるんですよ。それに九州独自のゆず胡椒がおいしくて、癖になりそうです。
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