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  tarosa's room (たろさ)
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日記


2009/03/19 (木)

雑感

 NHKでまたアメリカのグリーン・ニューディール政策の特集組んでた。「経済政策と環境技術の両立」をテーマに次々と大規模な政策を打ち立てる米・中・韓・欧州各国。対照的に太陽電池の設置補助金を廃止したりして発電量世界一を失った日本。んで、ニュース記事を飾るのはオザワ劇場・・・なんかレベル低いよ。

 アメリカは先進的な技術をうまく組み合わせて政策面でバックアップし、新しいものを作り出す能力に長けてると思う。軍事技術のARPANETを元祖とするインターネットがその一例だ。今回は、自然エネルギーの不安定さを、情報技術を使ってカバーし、普及につなげようとしている。まあ、電気自動車のバッテリーを電力の融通に使うあたりなんかシステム的には相当不便になること間違いなしで、アメリカ人がとうてい受け入れるとは思えないところなんだけど、発想としては優れているし、ひとつの街を巻き込んだ試験が行われようとしている。
 対する日本は、省エネルギー化などの大変優れた個々の技術を持っているのに、それを活かし切れていない。電力会社が自然エネルギーを買い取る価格だって、一件あたりの電力料金が月何十円か上がるからダメだとか言ってて安いままだし。色んな試算をやった結果、他の国ではみんな馬鹿げたことをやってて、今のシステムを保つのが環境にも経済にもやさしいんだっていうんだったら、きっちりそれを説明して実行しなければいい。ただ、変化や不平等を嫌う日本人体質から何となくずるずると今の状態をたもっているんだったら、早急に考えを改めるべきではないか。


2009/03/18 (水)

ろくしょうが・・・

 数日前から電顕の調子が悪くって、突然いくつものエラーがでて「バスッ!」という音とともに電源が落ちるっていう恐ろしい現象が頻発してました。メーカーと原因を調べてたのですが、エラーのひとつに異常昇温を示すものがあって、冷却系を中心に調べてもらったところ、筐体に無数に張り巡らされた冷却水のパイプの中から大量の緑青(ろくしょう・銅の水酸化物・炭酸化物)がでてきました。もうびっくり。パイプが溶けて無くなっちゃうんじゃないかと思うくらいの量でした。
 そいつらを圧縮空気で洗浄してもらうと、全く元通りに動くようになりました。もうほんと、一喜一憂するんだよね。五千万ほどの機械が故障したりするとさ。


2009/03/14 (土)

同窓会

 広島で高校の時の部活の同窓会が開かれるというので、参加しました。とはいっても何かと忙しい院生ですので、夕方6時開始のところ、5時の広島に着く新幹線で。
 部活といっても化学班(うちの高校では部ではなく、班という)。普段は電池やら火薬やらお遊び程度の実験や、ガラス細工をやる、たまに研究所の見学、みたいなゆったりとしたもので、化学の先生らと駄弁るのが目的の一つだったりもした、アットホームなものでした。文化祭には、マドラーやらアオイ科の植物を使った紙漉き体験やら、身近な化学の話題まで、精一杯の展示をしたものです。まあ、当時のガラス細工技術を現役で使ってるのは自分くらいだったりして・・・。
 当時の6人と、先生2人が集まりました。実はそのうちの一人、化学実験の助手の先生がまもなく退職され、そのための同窓会だったりもしたのです。いつも明るい方で、自然科学の知識も豊富で、当時は何かとお世話になりました。ほかの人にも、会ったのはほとんど高校の時以来、7〜8年ぶりで、募る話もたくさん。時間を忘れ、一次会なのに気が付いたら4時間以上が経過していました。
 企画していただいた先輩のお二方には、感謝の気持ちでいっぱいです。でもなんかアレだな、化学系ドクターコースなんかにいあると、結構な分野で高校の先生より知ってたりして、なにやってるか、なんて話になったとき、会話のレベルを必死で押さえこんでいる自分に気がつきました。それと僕にとって化学ってのは、高校時代の懐かしい思い出じゃなくって、現在進行形の完全なる職業なんだしさ。
 でも、高校二年のとき、自ら企画したタチアオイ紙漉きがなかなかきれいにできなくて、実家に大量に生えていたアオイを刈り取っては電車で1時間かかる高校まで持っていき、夏休みの補習授業が終わると遅くまで前処理の条件を変えて実験を繰り返した思い出は忘れません。結果的には大成功で、すっかり繊維のかたまりになってしまったタチアオイを水に分散させ、紙漉きの指導をしつつ来訪者におみやげとして渡し、自分で繊維にしたんだと喜んで説明していたのを覚えています。あのときの試行錯誤は、今毎日のように繰り返している実験や考察と本質的には何も変わりません。


2009/03/11 (水)

ウィルスは懲り懲りだよ

 研究室の測定装置数台のPCがウィルス感染してて、その対策に追われた日だった。ちなみに感染してたのは全部ネットワークにつないでないやつなんだよね。っていうか、つないでないやつ全部感染してました。あぶないからという理由でつながなかったのに、なんか皮肉だわw。USBウィルス。対策ソフトのインストール、OSその他ソフトのアップデートは義務だね。

それにしても、最近Windowsもアドビもトレンドマイクロも平気で大容量のファイルをダウンロードさせる。アドビアップデートで50MBとか、Windows/OfficeUpdateで200MBとか、アナログ回線はおろか、ADSLでもつらい(ちなみに数年前まで現役だったアナログ54kモデムだと200MBは8〜10時間かかる)。パソコンを持つ=ブロードバンド回線を契約しろ!という世の中にいつの間にかなってしまったようだ。


2009/03/10 (火)

Cshieldstick V

 シーシールドスティックブイ?なんだか読みにくいのが難点ですが、USBで感染するウイルスが全盛期を迎える今日この頃、USBから起動できるウイルス対策ソフトです。中身はウイルスチェイサーの特殊版です。
http://www.viruschaser.jp/products/product_cstickv.html#a

 実験装置なんかで動作に支障をきたす場合、パソコンにウィルス対策ソフトをいれることができない場合が多いので、こういうのは重宝します。週に一回でも調べると安心ですからね。Vistaに対応していないのが今後不安なところですが、Vistaを使った実験装置は今のところ皆無なのでオケ。これ自体がマルウェアに感染したら、いったいどうなるんだろう。


2009/03/07 (土)

軌道エレベータ

某アニメに登場したことで一気に知名度が上がった!?軌道エレベータ(宇宙エレベータ)を本気で研究してる人たちがいたんだ。日本の
http://jsea.jp/
とアメリカのLiftPort社(現在アクセスできず)

夢があっていいんですけど、材質にカーボンナノチューブ(CNT)を使えば強度的には大丈夫だとかいう。じゃ、長さ1000キロで全く継ぎ目も欠陥もなCNTが作れるかっていうとそんなはずもなく、現在のものは長さ数マイクロメートル、束ねたらそこから強度不足で切れちゃうでしょう。

ん〜、でも、海底トンネルとか瀬戸大橋とか新幹線とかマグレブとか、パソコンとかインターネットとか宇宙ステーションとか、100年前だったら絶対SFの域を出ないものがことごとく実現してるからわからないけどね。

*軌道エレベータ 宇宙に浮かべたおもりから、地表側と宇宙側の両方にひもを伸ばす。地球と同じ角速度で回るおもりとひもは遠心力と重力がつりあっており、落ちてこないし離れもしない。空を飛ぶことなく、エレベータのような機構で宇宙空間まで行けるから重量物を宇宙に上げるのが簡単になる。ひもにはひもの自重により凄まじい引っ張り力がかかる。

がんばれソレスタルビーイング(爆


2009/03/06 (金)

卒論発表の日

 修士に引き続いて、今日は研究室配属されてる学部4年生の研究発表がありました。まあ、修論ほどの濃い内容は求められず、時間も5分と短いものですが、初めての発表となる彼らにとって準備は一仕事なのです。直接面倒をみてるのは一人ですが、理論計算やら実験やらで色々サポートしました。んなわけで、発表もこっちがドキドキしてくるわけですが、思った以上にうまくやってて安心。さすがだよ。


2009/03/04 (水)

色んなものを飲ませるんだな

http://store.shopping.yahoo.co.jp/bdepot/bd-superlusirika2l.html

バナジウムの次はシリカかいな。この、なんでもない、ただのケイ酸塩(水ガラス)の水溶液を飲んでいったい何になるっていうんだろうかね。きっと水俣病やイタイイタイ病がなかったら、水銀天然水とか、カドミウム天然水とか出てるに違いないぉ。


2009/03/03 (火)

電顕教える

 最近、結構他所の研究室の学生やら教員に電顕やら電気化学のことを教えることが多いのです。ま、自分自身、一人前にはほど遠いんですが、どっちも自分の経験程度のことは教えられますし、そこそこ結果も出せます。教授さんには悪いんだけど、僕はずっと自分の研究に引け目があって、特に、分析能力ってかね、色んな分析法を使いこなす力は不足してて、研究室で所有してる機械も少なかったし、状態も悪いものが多かったし、先輩にそれらを使いこなしてる人が少なかったのです。最近はそうでもないですよ。自分から望んで色んな分析をするようになったし、機器も充実してきたし、テクニックもかなり身につきました。日立のえらい人に電顕操作のことでお褒めのことばをいただいたのは何よりの自信です。元々人間より機械の気持ちを理解するのが得意みたいなので(笑)。

 そんなわけで、高い研究レベルを持ってて、ずっと自分のあこがれだった研究室の人にモノを教えるっていうのは、とても嬉しいのです。逆にこっちが困ったときは異分野の良い相談相手にもなってくれますしね。


2009/02/28 (土)

ファイアウォールルーターの設定

 12月の透過電顕USBウイルス事件の対策として、電顕のパソコンをファイアウォールルーターをはさんで研究室内部のネットワークに接続するという作業をやりました。電顕画像データの移動にUSBフラッシュを使うよりは、管理されたネットワークの方が安全性が高いと判断したからです。ルーターはYamahaのSRT100という機種で、細かい設定ができて、8万くらいするプロ向けの機種なのです。予想通り、難しっ!概念を理解して目的の設定を遂げるまで半日くらいかかりました。途中で設定間違えてネットワークからアクセスできなくなり、リセットしようとするも「リセットボタン」なるものは存在しない。RS-232Cでパソコンと接続して、XPのターミナルから本体と通信、コマンドで設定を変更・・・なんてことをやる羽目に。もう涙目です(>_<)。Yamaha独自のポリシーフィルタってのが便利で気が利いてて、Stateful Inspectionとかも理解しつつ、設定を終えました。



 プライベートネットワークを区切るために使ってるので、ローカルルーターとして動作させ、アドレス変換は行わない。その上で、研究室ネットワークからのすべての通信を遮断して、電顕ネットワーク側からは、NetBIOSに必要な4つのポートのみを、ファイルの転送先であるファイルサーバーに対してのみ解放する。通信の内容まで判断するSteteful Inspectionを利用することで、本来セッション情報を持たないUDPの通信制御をもおこない、192.168.192.0側からNetBIOSのポートを開けることなく、192.168.100.0側からファイル共有を行うということができました。これで、万が一データ転送先がウイルス攻撃をしかけてきても、電顕パソコンのどのポートも開いてない、というか存在自体が隠匿されるので、大丈夫なはずです。ポートスキャナで確認しましたが、思った通りに設定できてるようで安心しました。こんな設定が思った通りにすいすいとできるんだからやっぱヤマハのネットワーク機器はすごいね。


a-Nikki 1.06
Last Update: 2020/11/04 01:04:17