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2007/01/22 (月) 不完全な外向きのTCP同時接続数
研究室でプロキシサーバーWingateの管理してて、TCPの同時接続数制限ってのに悩まされていました。これはつまり、他のコンピュータに接続要求を出して、向こうから返事が返ってくるまでの状態(half openとよばれる。TCP/IP的にはSYN_SENTの状態)が10を超えるとそこから先は接続要求を溜め込むっていうやつです。同時に10種類のWebページを閲覧しようとしてそのすべてが表示されない、なんてことはあり得ないので、ひとりで使ってる分には問題ないんですけど、30台のコンピュータからの通信を取りまとめるサーバー機じゃ稀に発生します。このときイベントビューアのシステムに「TCP同時接続数がセキュリティーの上限値に達しました」みたいなログが記録され、インターネットへのアクセスが全て遮断されます。これはウィルスやワームが無制限に拡散するのを防ぐためで、セキュリティー上仕方が無い対策なので一概に文句も言えないです。WindowsXP SP2およびWindows2003Server SP1で発生します。 対策としては、BIOTとよばれるソフトを使えばいいらしい。先の上限値自体はTCP/IPに実装されているので簡単には書き換え不可能。その代わり、システムTCP/IP同時接続台数を管理しているメモリを直接書き換えて偽るんだとか。でもちょっと不安です。
Ref.鵜飼裕司のSecurity from USA http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20060812/245765/?ST=watcher&P=1
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