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2006/05/27 (土) 「もやしもん」にはまる
何だそれ?という題ですが、いま密かに人気を集めている所謂「専門大学もの」のコミックです。東京にある某農業大学に入学した「もやし屋」こと種麹屋の息子“沢木惣右衛門 直保”は、何と肉眼で菌を見たり会話したりすることができてしまう!という話なんですが。そんな沢木が大学入学早々にいろんな珍事に巻き込まれる話です。同時に入学した、沢木の幼馴染で造り酒屋の息子結城 蛍もさいこーです。まあ、「菌が見える」なんていう友人をいたるところでフォローしつつ十何年間つきあった面倒見のいいキャラなんですが、日本酒の将来を案じ、何とかしようと勉強を続けるがんばりやさん。そんなふたりを迎えたのは微生物の権威で恐ろしいほど発酵モノ好きな教授と、研究室(ゼミ)のおかしな先輩たち、そして沢木だけに見える可愛くデフォルメされたバクテリアたち。。。どこか癖のある登場人物がコミカルでいいですけど、そんな中で人間や動物にとって菌がどれだけ大切か、どれだけ大きな影響力をもっているのかが、しっかりと書かれています。ページの「欄外」のいたるところにある菌の解説がいいね。生物は覚えることばっかりでとっつき難かったんですけど、楽しく思えてくる不思議な一作です。 1〜3巻まで。残念ながら3巻は品切れでした。かなりおすすめです。「動物のお医者さん」の農学部バージョン?まあ、あれも農学部獣医学科だったりして。やっぱ化学科はお話にならないのあかなぁ。
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