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2006/02/15 (水) SPRのシミュレーション
4年からM1の初めにかけて取り組んだ研究の論文を書いています。表面プラズモン共鳴法による電気化学反応の検出、去年の今頃はそんな題目で卒論発表の準備を進めていました。泣きながら(笑)。データを貼り付けて、イントロ、実験項、結果と考察を書いていくと(もちろん英語で)、どうしても表面プラズモンのコンピューターシミュレーションをしたくなってきました。というより、シミュレーションをすることで実験結果からさらに色んなことが言える、という事態に直面したのです。 もちろん去年からシミュレーションに関しては幾度となくトライし、資料集めも万全でした。しかしながら時間のなさと、計算で複素数を扱うのが非常に困難という理由から、頓挫していたのです。ところがこの前の日曜日にふとMicrosoftのページを眺めていると、2月に発売されたばかりの最新版開発ソフトVisualStudio2005において、私が扱えるBasic言語にて演算子のオーバーロードがサポートされたということが書いてあったのです!!!。この機能は、複素数という構造体を定義し、それに対する四則演算、べき乗などの数学演算子を、自由にコーディングすることができるという画期的な機能なわけです。それによって、実数と変わらない形で複素数の計算式を書くことが可能になり、より複雑な式でもミスなしで簡単に扱うことができます。 早速プログラムを入手し、演算子のオーバーロードに関するコードを書くと、いとも簡単に複素数の計算ができるようになりました。実はべき乗に関しては、アークタンジェントの扱いを勘違いして少し手こずりましたけど。。。結果的には完成し、SPRのカーブを手にすることができました^^。ほんま、こんな時期に数学で頭を悩ますとは思いもしませんでした。絶妙なタイミングでいい開発ソフトを発売してくれたMicrosoftには感謝感謝ですよ。
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