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2004/09/06 (月) やっと「魔性の子」を読みました
小野不由美氏の書いたファンタジー小説「十二国記」シリーズの外伝を読みました。十二国記にはまってから1年以上が経ってしまいましたが(笑)。 話は「風の海、迷宮の岸」の間を埋めるもので、あちらの世界に帰れた泰麒が謀反に遭ったとき事故で日本に戻ってしまったところから話は始まります。 いつもながら著者の巧妙な心情描写には驚かされるばかりでした。周囲となかなか上手くやっていけず、自分はどこか別の帰るべき場所があるんだと心のどこかで思っている教生広瀬。それでも何とか我慢してきた彼は、教育実習の場で一人の高校生と出会う。周囲とは全く違った雰囲気をもつ彼こそが記憶を無くした泰麒、高里要であった。ほんの短い期間にもかかわらず、広瀬と高里の周りで多くの事件が起こり、次第に広瀬は異常なほどに高里に入れ込んでいく。しかし彼らには決定的な違いがあったのだ。それに気付いた広瀬は・・・。 十二国記を既に読んでいる私は、物語の中で起こる出来事1つ1つに納得できるのですが(そして最後ごろには全部ネタがわかってファンタジーでもホラーでもなくなっちゃうんですが)、そうでない人はどんな風に感じるんでしょ??何やらわけがわからなくって、最後まですっきりしないホラー小説かな??
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