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2004/01/10 (土) みーこのはなし
実家にいる「生き物」で,犬のロン子については何度も何度も触れたものですが,ロン子よりずっと前から猫も飼っていました. 私が小学6年生の時,飼っていた猫が病死し,寂しさを感じていました.その年の9月頃でしょうか,隣町にある父の行き付けの寿司屋がエサをやっている,所謂「捨て猫」がいて,うちで引き取ろうという話になったのです. 数日後にやってきたのは,ふさふさの毛をしたシルバーの,見るからに高級そうな猫でした.まあ外来種の雑種なんですけど,見かけはメインクーンに近かったでしょうか. 優雅な外見とは裏腹に,全く人に懐かず,檻から出せば暴れまわるわ,触ろうとすれば引っ掻いて噛むわ,それはそれは大変な出会いでした.そして数日後,扉の開く一瞬の隙をついて逃げ出してしまいました.
次の日になっても戻ってこず,私は隣町に帰ったのかと,半ば諦めかけていました.そして2日目も戻ってきませんでした.3日目の夜,私は涼しい接客間で窓を開けて宿題をしていたかと思います.遠くで鈴の音が聞こえたような気がしました.気のせい?と思って窓の外を見ると,なんとそこには逃げ出したはずの猫が!行き場が無くて,帰ってきたのでしょう.首輪に付いた鈴は,前の飼い主が付けたものでした. それからというもの,猫は次第に落ち着いていき,抱けるようにまでなりました.前の飼い主が何て呼んでいたのかは知る術もありませんが,「ミーコ」と呼ぶと振り向くので,名前は「ミーコ」に決定.ベタな名前であると同時に,ミーコはオス猫です...つづく
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