ボール破壊

ボールに亀裂が入っているのがお分かりいただけるだろうか
ちなみにこの写真にはある秘密がある

  このボールは、去年の大谷バット入手の際に併せて報告した、トレーニング用のボールだ。中に細かい鉄球が入っていて、メーカーによると重量が350グラムあり、普通の硬球の2倍以上の重さとなっている。家で練習するときに使っていたのだが、約4ヶ月でご覧の通り空気入れ用の穴の脇に亀裂が入った。打った回数は、1球あたり千回前後ぐらいだろうか。千回での破損が果たして妥当なのか、それとも“たったの千回”なのか。これが例えば、金本知憲が千回打った、とかなら「そりゃそうだよねー」となる。糸井やロサリオはもちろん、秋山でも私は納得する。上本なら「このボール脆くないか?」だ(*1)。実際問題、ただのド素人であるこの私が打っての千回だから……“たったの千回”な気がしないでもない。使ってたバットも金属じゃなく木だからねえ。

*1 阪神タイガース上本博紀選手、苦情は受け付けますが、2018年シーズンで3割9分、61本以上打ってからお願いします。大丈夫、きっと君ならできる!(謎の応援)
*2 ちなみに何故上本選手かというと、公式プロフィールによると体格が私に近いからです(筋肉量では負けてそうだけど)。

上の写真を切り出したもの
写真の秘密はまた後日

  いや、実を言うと2月ぐらいから「ちょっと空気抜け気味かなー」と思っていた。それでボール用の空気入れも買ったのだが、結局空気を入れ直さずにそのまま1ヶ月以上使い続けた。理由は、ミスショットして打球が防球ネットから外れてしまった場合に、空気が抜け気味の方が飛んでいかなくて安全かと思ったのだ。ネット通販で補充分を注文するときに注意書きをみると、「空気が抜けた状態で打つと破損する可能性があります」ってばっちり書いてあった。私がダメな使い方しただけか……。破損が発覚した段階で残りの9球には空気を入れたのだが、後日2球目、3球目と立て続けにアウト。初期メンバーはあと7球あるのだが、それらも全て寿命が近付いていると思った方がいいだろう。4ヵ月でダメになるとすれば、年間3回の入れ替えになる。単価700円程度で10球なので……ちょっと考えさせられるコストパフォーマンスだ。他の趣味――模型とカメラに比べれば安いんだけど、その2つが浪費家だからこそ安上がりのままいて欲しいんだよね。
  空気が抜けていると感じた時にちゃんと入れ直していれば、もうちょっと長持ちしていたかな? 2月の終わりぐらいからバットカバーを付けているのだが、これでボールへのダメージが減っていないかな? その2つの効果で“二期生”が半年ぐらいもってくれると嬉しいのだが、期待を寄せ過ぎな気もする。バットカバーの上からさらにタオルを巻いて、緩衝材にすることも考え中。にしても、色々な出来事があって飽きないという意味では楽しいが、肝心のバッティング技術が向上しているようには思えないのが大問題(笑) 上手くなったところで実戦の機会はないんだけど……ね?

(2018.03.27)

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