EVO103系にライトが灯った!

祝! EVO103系ライト点灯化!!

  というわけで、阪急5100系原形に続き、EVO103系のライト点灯化に成功。もともと下回りは集電対応しており、はっきり言うならば「もっと早く完成させておけよ」という話である。5100系のときと違うのは、行先方向幕及び運行番号があるところ。グリーンマックスの塗装済みキットや完成品では光らない部分でもある(笑) どこかの製品では、こういう部分が前進時しか光らなかったりする(ヘッドライトと光源を共用させているとそうなる)。それはダサいし、そもそも私の今回の方式ではライトのすぐ裏にLEDを仕込んで光らせているので、ヘッドライトとの光源共有ができない。どうせ別にLEDを仕込むのなら……ブリッジダイオードを使って前も後ろも光らせたい。当然回路は若干複雑になるのだが、原理的には簡単だし、単純に作業内容も量が増えるだけ。配線の数が増えてややややこしいのだが……。

ヘッド/テールライトを逆にしてみた

  この画像で分かってもらえるかどうか怪しいのだが、ヘッドライトと方向幕のLEDの色を違えてみた。ヘッドライトは電球色で、方向幕はウォームホワイト。実写の方向幕には蛍光灯が使われていたはずだが、普通の白を使うと青くなりすぎるのでやや黄色っぽいものを使ってみたというわけ。写真では伝わり切らないのだが、なかなかいい雰囲気になったと自画自賛している。光り方にムラがあるのだが、実車もそうだったので問題なし。ムラの出方が違うのだが……そこまで追求すると大変なのでこの辺にしておくのが無難だろう。抵抗はヘッド・テールライト系統も方向幕系統も5.1kΩを使用。前回の5100系ではLEDを横向きに配置していたのだが、今回は正面から思いっきり光らせている。そのせいでヘッドライトがかなりきつい光になってしまったので、0.2mmのプラ板を挟んで減光している(それでも結構明るめ)。他、遮光はケースっぽいのを作っても被せるのが難しいので、黒く塗ったプラ板を現物合わせで貼り付けている。屋根板を外して観察すると光漏れがかなり激しいのだが、不思議と車両の状態で光らせてみるとほとんど気にならない。部屋を暗くした状態で光らせた写真を見ていただいても分かる通り、前回の5100系の時より高いレベルで遮光できている。ここだけは予想外すぎて、逆に納得できない(笑)

  侃侃諤諤本編で書いたように、次は5100系の標識灯点灯化(予定では5100Fの基盤類を5136Fに移設して、標識灯の点灯する基盤を新たに作ることになる)。その次に、残る2本のEVO103系の点灯化……をするかもしれないし、また別のを光らせにかかるかもしれない。年内は新作あるいは今年の宿題の42系に取り掛かってももう間に合わないので、時間のある限り過去作品のライト点灯化作業に精を出そうかと思っている。

(2017.12.05)

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