昨日完成した「サツキとメイの家」

昨日完成したペーパークラフト、「サツキとメイの家」

  昨日、組み立てに6時間半ほどを要したさんけい社のペーパクラフト、「みにちゅあーとキット」シリーズの「サツキとメイの家」の画像を用意したのでお見せする。どこをどう写せばいいのか分からないままにセッティングしてシャッターを切ったので……ちょっととりとめない感じがするけど、適当に流し見て頂ければ、と。

中央は玄関で、左の建物はお風呂? 説明書では「水周り」になっていた

家の裏手、手前に井戸が見える

  紙を切り出して、基本的に二枚張りあわせで壁を構成して立体に仕立てていく。内張りと外張りで色を違えてあり、外張りにくり貫いた部分を作ることで内張りの色を見せ、漆喰の表現をしている。外張りには細かなレーザーカットによる彫刻が多く、窓はもちろん、壁にも木造の味付けをしている。

洋館

右手は和室

  洋館の壁は明るく、和風建築部分とコントラストを成す。洋館の出窓の彫刻が非常に細かく、そして美しい(画像は両方イマイチな角度で写ってるな……)。右手和室部分は手前に廊下があり、その奥に襖が見える。雨戸を収納する出っ張りなど、細かいところもよく作りこまれていて実にリアルだ。

裏手側

玄関

  母屋があり、そこに増築された雰囲気の水周り。なかなかに複雑な形状をした建物になっている。屋根は印刷されたシートを張り付けるだけだが、陰影が上手く付けられているため、離れてみると凹凸があるようにも見える。

デキ3を置いて大きさの比較

  スケールは1/150。私が主に遊んでいる鉄道模型と同じ縮尺である。というわけで、先日組み立てた中からツートンカラーのデキ3を並べてみた。『となりのトトロ』の劇中には鉄道は出てこなかったと記憶しているが。
  余談。さんけいのジブリシリーズは、『トトロ』の「サツキとメイの家」の他に、『魔女の宅急便』の「グーチョキパン店」、『ハウル』の「ハッター帽子店」、『千と千尋』の「不思議の町」(3種)が製品化されている。その中でも「サツキとメイの家」だけは特別。何故特別かと言うと、”実物”が存在するのだ。愛知万博――「愛・地球博」にて展示されたものがそれである。実物とは言っても、アニメに出てきたものを等尺で再現したものなので厳密には違うかもしれないが。

(2012.01.30)

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