JR九州で発生した、追突事故。中継信号機の意味を誤解したのが原因ということです。中継信号機は次の信号機の現示を予め知らせるもので、縦に3灯点燈していれば、この先の信号は青です、と知らせるわけですから仮にその青信号の手前に先行列車が有った場合は当然中継信号機は縦3灯、が点燈します。後続の快速電車の運転士はこのため、45km/hの速度で進行して、追突したわけです。
これは思わぬ落とし穴で、今後この中継信号機の存在そのもを含め、赤信号で停止して、1分経過したら、15km/hで進行してもよいという規則も変更すべきだと思います。又、ATSも赤信号の場合は「絶対停
止」とする仕組みに変更すべきでしょう。現に阪急では、赤信号の場合はATSそのものを解除しないと、起動すら出来ないそうで、この場合はセンターの許可を取ることになっているそうです。尚、駅構内で増結の時(当然場内信号機は停止を表示)は又ちがった手続きがあるそうです。
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