ボクのヒミツたいけん


Scene.08
Original text:PDX.さん


 私とアスカは、鈴原の部屋にいる。
 今日は鈴原は週番。だから私達は先にこの部屋で待っている。合鍵は貰っているし、鈴原のお父さんもおじいさんも今日は帰ってこない。ナツミちゃんも入院していていないから、今この家には私達二人きり。
 うふふ、可笑しいわね。
 男の子の部屋で、女の子二人が待っているなんて。
 しかも私達は、二人とも裸。
 男の子の部屋で、敷きっぱなしの布団の上でヌードで絡み合う二人。
 私の手は、紅茶色のヘアをかきわけて、アスカのいやらしいところを擽り続けている。
 アスカも私のそこに触れているんだけど、指がぜんぜん動いていないの。アスカって感じやすいから、すぐこんな風にされるがままになっちゃう。
「あ……あああ……ヒカリぃ……」
「うふふ、気持ちいいの、アスカ?」
「いい……そこ……そこ……いいのぉ……」
 クリトリスをそっと撫でて、甘い刺激を与えつづける。それだけで、アスカのアソコからはどんどんジュースが溢れてくる。
「ああ……いい……」
 うっとりとして甘えた声を漏らすアスカ。少し前にロストバージンしたばかりで、ついこの間、やっと鈴原のモノでイけるようになった。
 私は、指が触れているそこを私の思い通りに汚し、堕落させることができた。
 そして、今もアスカは私の掌の中で踊っている。
「アスカはオナニーってしないの?」
「……」
「こたえて」
「す、する、わ」
「そうよね、だってこんなにエッチなんだもの」
「ああああああっ」
 アスカの潤みきったところに指を潜り込ませる。人差し指と中指が簡単に入ってしまう。
「誰のことを思ってオナニーするの?」
「……」
 真っ赤になってしまうアスカ。
「やっぱり碇君? それとも加持さんって人?」
「……」
「まさか鈴原?」
「ち、ちがうわよっ!」
「本当?」
 鈴原の名前に反応したアスカの耳元で、嫉妬まじりの声で囁きながら愛撫を続ける。
「本当? だってアスカって、鈴原にバージン捧げちゃったんだもんね。ファーストキスもまだの唇でフェラもしちゃって。だから、鈴原とのエッチを思い出してオナニーするんでしょう?」
「ちがう! ちがうの! あああっ!!」
 ぶんぶんと首を振りながら叫ぶアスカ。
「じゃあ誰? 誰のことを思いながらここを弄ってるの? 誰のおちんちんで犯されることを思いながらオナニーしてるの!?」
「し、シンジ……シンジのこと……シンジのことを思ってシてるのおおお!!」
 その瞬間、私はアスカの一番感じやすいところを摘み上げた。
「あああああああ!! シンジぃぃぃーーーーっ!!」
 アスカはたやすく絶頂を迎え、ぐったりと力尽きた。
 うふふ、アスカは知らないけど、鞄の中のICレコーダーが今の会話を録音しているの。
 いつかこれを碇君に聞かせてあげるわ。碇君のことを思いながらアスカがオナニーしてたって教えてあげるの。きっと驚くわね。
 そして、碇君のことが大好きなアスカが、セックスもフェラも鈴原に捧げちゃったって教えてあげる。うふふふ。
「ああ……」
 さて、もうすぐ鈴原が帰ってくるかしら。アスカはもう一度イかせてあげて、鈴原がきたらすぐに挿れられるようにしてあげなきゃ。
 うふふ、『鈴原のチンポがいいのぉ!』とか叫んでくれたらいいのに。碇君が卒倒しちゃうような声を聞かせてね、かわいいアスカ。
 私はアスカと唇を重ねて、濡れそぼったアソコを再び撫で上げた。



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