なーぐるさんの突発的なデストピアネタ

840なーぐる:2010/11/18(木) 02:27:44 ID:jkhU6fDY0
そういえば来週、鋼練最終巻だったっけ&また映画化か、と思ったので突発的なデストピアネタ
ぶっちゃけ、7つの大罪にちなんだ名前とキャラで設定考えてみたかっただけです。


未来。
シンジ達の奮戦もむなしく、使徒は遂にセントラルドグマに到達した。使徒がリリスに手を触れたとき、世界という名の卵の殻は割れ、混沌という羊水が世界に溢れた。

世界は滅亡した。

しかし、人類は死に絶えてはいなかった。多くの人命と科学技術、文明を失いながらも、ごく僅かな人々が世界各地で細々と生き延びていた。そんな折、ロード・リブラスルスと名乗る人物と彼の7人の弟子達が姿を現し、混迷の縁にあった人々を導き、崩壊から救う…様に見えた。
彼は、かつては冬月と名乗っていた彼は、確かに使徒の力 ――― 曰く、秩序の力でもって人々を救ってはいたが、決して人類のためではなかった。
かつての仲間であった碇ゲンドウとキール・ローレンツに果たせなかった世界の補完を行うため、生き残った人々を再び増やし、生け贄とすることが目的だったのだ。

異能の力を持つ彼とその弟子達に対抗する力は人々にはない。人々の大半は真実を知らず、知ったとしても抵抗する力も意志もなかった。
しかし、彼の企みに気づき、彼と同じ異能の力を手に入れた彼女達は別だ。
人は彼女達を悪魔の使い、破壊者と呼び、またある時は解放者と呼ぶ。

一同のリーダー格であり、傲慢の大罪を象徴する悪魔ルシファーと契約した洞木ヒカリ、改めヒカリ・ピーコック
戦闘力は低いが分析能力は随一。嫉妬の大罪を象徴する悪魔リヴァイアサンと契約した山岸マユミ、改めマユミ・ドッグ
サブリーダーであり、一番の戦闘力を誇る憤怒の大罪を象徴する悪魔サタンと契約した惣流アスカ・ラングレー、改めアスカ・ドラゴン
受動的極まりないがひとたび動けば他の追随を許さない。怠惰の大罪を象徴する悪魔ベルフェゴールと契約した綾波レイ、改めレイ・ベアー
潜在能力は一番? 強欲の大罪を象徴する悪魔マモンと契約した霧島マナ、改めマナ・フォックス
暴食の悪魔とベルゼブブと契約した美少女戦士は未だいない
色欲の悪魔アスモダイと契約したのは真希波マリ・イラストリアス、改めマリ・スコーピオン。

最後の戦士は見つかっておらず、そしてマリは他とつるむことを嫌って単独行動を取っている。彼女達の真の力は7人が揃うことで発揮されるのだ。今のままでは、到底彼女達はロード・リブラスルスにはかなわない。

841なーぐる:2010/11/18(木) 02:28:07 ID:jkhU6fDY0
 人類最後の希望であるアスカ達は、いま無様に両手両足を十字架状の拘束台に縛られて囚われていた。
 レイ、アスカ、マナ、マユミ、ヒカリ。
 別行動のマリはこの場にいない。
 扇形に並べられた十字架に縛られた5人の美少女は美しくもあり、傷つき衣服の所々が破れてどうしようもなく扇情的でもあった。

 ロード・リブラスルスの弟子達5人と戦いになり、敗北してしまった。
 変身すると衣服に替わって実体化するプラグスーツに似た、というよりそのものな衣装は素肌に張り付くようにぴったりと密着していて、ボディラインを露わにしていた。足が長い典型的なモデル体型のアスカ、普段着からは想像も出来ないほどに豊かなバストとヒップのレイ、マユミ、ヒカリ、スレンダーでカモシカのようにほっそりと引き締まったマナ。

 真下から見上げる宿敵達の視線を感じて、アスカ達は屈辱と共にマゾヒスティックな快感を感じていた。プラグスーツ越しに隆起した胸の膨らみやくびれた細腰、質感のあるヒップや太股に怖気とともに視線を感じる。
 悪魔の力で強化された五感だが、それは時と場合によっては弱点ともなりうる。
 見えない位置からの視線すらも感じてしまう。
 視線は指となり、舌となって彼女達の全身ははいずり回る。
 股間の盛り上がりに視線が集中していることを感じ、熱い吐息を誰かが…あるいは全員が漏らした。

「くぅ…。こんなところに捕らえて、何考えてるのよ」

 忌々しげにアスカは唇を噛みしめる。
 殺すならさっさと殺せばいい。いまだ最後の一人は正体不明とはいえ、幾度も彼らの邪魔を死来た彼女達を殺すことは出来るはずだ。捕らえたまま長時間放置したままとは何を考えているのだろう。

「うるさい…」

 ぼそりと冬眠あけのクマのようにレイは不機嫌に呟き、再び口をつぐんだ。
 猛々しく吠えるアスカの隣では、相変わらずレイが無表情なまま拘束されている。身動き一つせず、赤目が半分とはいえ開いていなければ寝ているのかと錯覚するほどだ。待ち受ける運命はレイにとって他人事ではないのに、剛胆と言うかそんなこともどうでもいいと思っているのか。

(反逆者として民衆の前で公開処刑でもするつもりかしら?)

 言葉にせず、マユミは心の中で分析し、仲間内でも抜群なスタイルの肢体を窮屈そうにくねらせる。干涸らびた性器のようなモラルの人間なら、彼女のそんな仕草と見た目だけで魔女呼ばわりするだろう。
 ともあれ、公開処刑…いかにもあり得そうなことだった。民衆の大半に反逆者として認識されつつも、一部では解放者・救世主として彼女達は知られている。そんな潜在的な反乱分子をあぶり出す格好の餌にしようというのだろうか。
 彼女の予想は半分当たっている。半分は。
 真実は、もっと悲惨だった。

842なーぐる:2010/11/18(木) 02:28:46 ID:jkhU6fDY0
 ヒカリを見上げながら黒衣の男がニヤニヤと笑っている。彼の顔を泣きそうな顔をしてヒカリは見つめ、すぐに辛いのか目をきつく閉じて顔を逸らした。

「鈴原…」
「なんやいいんちょ、ないとるんか。すまんのぉ、ワシが死んでから妹の面倒見てもらっとったの二、こんな事になってしもうて」

 男の正体は、かつて鈴原トウジと呼ばれた、彼女が思いを寄せていた同級生…その残骸だ。
 彼が事故で失った左手と左足には、今は義手も義足もない。代わって生えているのは生身の人間の手ではなく、ゴキブリのそれに酷似したキチン質の足だった。
 彼は鈴原トウジの声で喋り、彼と同じように考える。だが、鈴原トウジではない。
 鈴原トウジの内側を喰らい、その記憶と人格をコピーした上で残った皮膚を屍衣の様に纏ったゴキブリの怪物がその正体だった。
 かろうじて人間の形を保っている右手で水晶玉を弄ぶその怪物の名前は『ブラック指令』という。

「まあ敵味方に分かれてしまったんやから、仕方ないわな」

 ヒカリに一層の絶望を味合わせるため、ニヤニヤと意識してトウジの顔をにやつかせながら、トウジの姿をした怪物はヒカリに近寄っていく。
 これから楽しいパーティーだ。甘い甘いとろけるように甘いキャンディーバーよりもっと甘いお菓子。

「なに、何するつもりなの? お願い、来ないで! 鈴原の顔して、近寄ってこないでぇっ!」

 美少女戦士達は敗北者としてさらし者。民衆の前でたっぷり犯し、ただの女であることを知らしめる。
 大きくあいたトウジの口から、ゴキブリの頭が頬を引き裂きながらあふれ出る。
 彼女達は色違いのプラグスーツを着た上で、それぞれ異なる動物の耳のような、または羽のような頭飾りが付いているが、それは本物そっくりにビクビクと震えている。
 耳だけでなく、これからさらに彼女達の整った美しい顔を歪ませることになる。最高の娯楽だと彼は思った。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 ヒカリが思い人の死体が凌辱される光景に涙している頃…。
 マユミに近寄るのは顔だけ人間の異形の怪物だ。

「こ、こないで…。いや、イヤぁ!」

 水色のプラグスーツを着たマユミは、犬耳をペタリと垂れさせ、全身全霊で怯えて1ミリでも遠くに逃れようと身体を捩った。
 拘束された身体は1ミリだって離れられない。

「そんなつれないこと言うなよ。俺、本気なんだぜ。本気で本気で山岸のこと好きで、とうとう人間やめちまったんだぜ。わかるだろ、俺の本気って奴がさ」
「わかりません! わかりたくなんかありません! 来ないでよ!」
「へへへ、仲良くしようぜ。大丈夫、俺、こう見えても人間やめてから結構な人数の女の子を泣かせてきたんだぜ。
 初めてだってイかせてみせるさ。あ、それとももうシンジと…。まあ、悪魔の力なんか使うビッチなら処女って事はないかもな」

 頭は人間そのもの。眼鏡をかけてニキビ痕が残る少年の顔。
 だが全身は顔と手首、足首以外は全面がピンク色をしたぬめぬめと濡れ光る舌に似た柔突起状の突起で覆われている。それは腐乱死体にたかるウジやワラジ虫の大群のようにケンスケの身体の表面でグジュグジュと音を立てて蠢いている。
 最悪だ。マユミの顔を見るのも思い出すのも嫌な存在と言えばは二つある。一つはミミズやウジみたいに足がなくて大量に一カ所に集まるような虫。そしてあと一つは元同級生の男子。

 相田ケンスケ。

 そして今、彼女に迫っているウジの怪物の元の名前は相田ケンスケ。
 元々はトウジ同様にマユミ達の同級生でもあった。人間だったときからマユミにストーカー行為を働いており、ついには彼女を誘拐して監禁行為に及んだ。隠れ家に連れ込み拘束したマユミの見ている前で、彼女と自分を主役にした監禁凌辱調教物の漫画を書いた。それが完成したとき、話の筋と全く同じに彼女を凌辱すると嬉しそうに宣言した…。
 そう宣言して一層、マユミを怯えさせたケンスケだったがその欲望は、寸前で救出のために飛び込んできたシンジ達によって妨害され果たされなかった。ケンスケは転校し、そしてマユミは彼の存在を忘れた。最初からいなかったように。
 だが彼は忘れていなかった。
 人間をやめたケンスケ数年越しの欲望が今果たされる。
 粘液を滴らせながら、極太サラミソーセージのような一物が隆起していく。

843なーぐる:2010/11/18(木) 02:32:56 ID:jkhU6fDY0
 マナに近寄るのは一見して金属製の機械。だが、真実は脳と脊髄、顔と手首、そして一物を移植したサイボーグだ。残った生身は10キロにも満たない。
 やはり彼はマナの過去と関係のある男だ。だが、彼女の幼なじみであり恋人でもあった男、ムサシではない。

「こうして、罠に捕らわれたウサギのように無防備な君と会うのは…本当に久しぶりだな。霧島少年兵」

 いや、元少年兵か。と、嘯きながら男は何がおかしいのかククック、と鳩のような声で笑う。
 スレンダーなマナだがちゃんと成熟した大人の女の身体に成長している。もう、少年兵とは言えない。

「嘘。なんで、あなたが生きているのよ」

 正体はかつてマナが少年兵をしていたとき、彼女達の直属の上官であると同時に…その権力と立場を不正に利用し尽くしてきた男だった。

『これは君たち少年兵の発育を確認する行為なのだ。決して虐待ではない』

 悪夢の中の記憶と同じ言葉を、マナの目の前のブリキの玩具は囁いている。ギーギー、ガチャガチャと歯車の音と油圧シリンダーのきしむ音を響かせる。
 悪夢の中で男は服を脱ぎ、マナにも服を脱ぐように促している。マナがのろのろと服を脱ぐと男は涎を拭おうともせず、マナを引き寄せ、押し倒し…。
 そしてマナの悪夢が、またここに。

「殺した、はずなのに…」

 私が、この手で! 言葉は続かなかった。男の…機械の腕が彼女の太股を恐ろしいほど優しく撫でさする。
 冷たい金属の感触と最悪の記憶と寸分違わぬ動きにマナは言葉もなかった。

「殺された。ああ、殺された。だが私は生きている。ガソリンの血液を歯車の心臓でブリキの身体に流している」

 殺されたお返しは孕ませることこそが相応しい。
 なんと慈悲深いのだろう。悪魔の売女であるマナに与える罰としてはあまりにも小さい。本来ならマナの罪を洗い流すには海ほど聖水があっても足りないところを、数リットルの精液で許してやろうというのだ。

 マナの強欲の腕はいかなる場所にも侵入し、何物をもつかみ取る。
 口から侵入するマナの腕とそれがしたことは神の力を得た今でも悪夢に見る。窒息させることも食道を引き裂くこともなく胃に到達した不定形の腕は、しばし半固形になった朝食と胃液をかき混ぜていた。
 彼から数メートル離れた場所に、レオタードのような身体の線が丸見えの服…変身コスチュームであるプラグスーツを着たマナがいるのがわかったが、彼は近寄ることもやめてくれるように懇願することも出来なかった。その時には彼女が何をしているのか、どういう力を得たのかはわからなかった。だが、これから何をしようとしているのかは、わかってしまった。

(やめて…)

「誰がやめるか…。ムサシとケイタの…仇!」

 涙を流して目を見開く。マナの指が胃の中でぞろりと動き、凄まじい激痛が彼を襲った。
 胃、腸、十二指腸、肝臓、それ以外の臓器全てを一度に捕まれ引きずり出される。
 抵抗は出来なかった。苦痛で背骨が折れた。
 口から脂肪と血と内臓の細片が混じった液体がどぶ掃除のとき、シャベルで掬い上げられた最初の泥のように噴きこぼれる。
 噴水のように内臓を吹き上げ、苦痛と絶望と格下と思っていた相手に殺される屈辱に身体を捩りながら彼は死んだ。
 だが師の力により蘇り、今ここにいる。

「や、いや。もう、もうあんたに触られるのは、嫌…」

 彼女は彼の救命の願いを無視した。かつての彼女のゲンドウがブーメランのように彼女に帰って行っている。だから彼が彼女の願いを無視するのは至極当たり前のことだ。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

拙作では族長が死んだんで触手が書けなくて、でも書きたくて仕方なかったときに突発的に妄想が沸いてここまで書いたナリ。
レイとアスカ、それにマリは、うん、さっぱり思いついてない。
謎の7人目はミサトで、加持に美少女というのは無理ありすぎと突っ込まれて、なんてギャグな展開は思いついたりしたんですが。
どんな風にぐっちょんぐっちょんされるのかは思いついていてネタとして書き殴ってあるんですが、まあ、ちゃんとした別作品とかに反映させますかね。

844引き気味:2010/11/19(金) 00:28:33 ID:nfXclnII0
オチまで読まん間は、7人目はTS(女装)したシンジかしらんとか思ってましたぞ (・ω・)

しかし、一見するとかつての隣人、友人に見えて、しかし実はその死体の皮を剥いで被っているだけ、なんて設定のキャラを今見せられてしまいますと、マジンガーZが思い浮かびます。
『アクメツ』の人がやってます、漫画版の。

マジンガーもOVAを含めて何度も何度もリメイクされてますけど、あそこまでエゲつない設定でやってるのははじめてじゃないですかね。
主役がいくら自身の身にハードな設定背負ってても別になんとも感じない私ですけど、隣人使ってあんなんやられるとさすがにちょっと、たじろぐものがございました。
たとえ毎度毎度死ぬ役やらされてますロール&ローリーさんにしても、まさか今度はここまでというか。
元からちゃんと原作にあったのになにげにスルーされてた雑魚兵のあのエグい設定を、よくもまぁあそこまで膨らませてくれましたもんですよね。

845なーぐる:2010/11/19(金) 01:05:38 ID:j4uwYnYs0
★引き気味さん
じつは、シンジは囚われの身で、アスカ達は彼を助けようともしてたんですが…。
既に洗脳済みだった彼は、別行動してたマリさんを捕らえてぐっちょんぐっちょん(´∀`)

>マジンガーZが思い浮かびます。
そういえば実際に漫画版では兜を脱いで脳みそ剥き出し&機械に接続された姿を見せたりしてたんでしたっけ。
あれ、桜多吾作版だったかな?
アクメツの人の作品、そう言えば読んでなかったなぁ…。

>死体の皮を剥いで被っているだけ
ゴキブリが人の皮被って化けてたMIBを考えてました。
ついでだから書くとマナを襲ってる人は、マンアフターマンのハイテックを考えてました。ケンスケは細部は違いますがチックぽいのを。
たぶん、引き気味さんならわかってくれるはずw
カラパイアさんところに二つともあったナリ。
ttp://karapaia.livedoor.biz/archives/51698350.html

>レイとアスカの予定
リツコとマヤが登場。
フェイスハガー状の性器状生物兵器に二人を襲わせる。具体的には「フェイスハガー エロ」で検索すると見つかるような感じの奴。
股間に取り憑かれ、手首から先を切り落とされてなお蜘蛛のように蠢く別の生物兵器に全身をまさぐられながらあんあん喘がされる二人。
リツコは残酷な事実を告げる。

シンジが本気で存在を忘れていて、名前とか言われて思い出したら丸1日は合法的に抹殺する方法を悶々と考えるくらいに嫌い抜いている従兄弟を改造して生物兵器は作られた。
精液も勿論従兄弟の睾丸から培養した物で、培養タンクで何十リットルも増やした精液タンクとチューブで繋がれた生物兵器は床に水溜まりが出来てもなお延々と精液を二人の胎内に吐き出し続ける。
あなた達の膨らんだ腹を見るたびに、生まれた子供を見るたびにシンジ君は大嫌いな従兄弟のことを思い出すって寸法なのよ!
高笑いしてリツコは壮絶な笑みを浮かべると、二人の喘ぎと怨嗟の声をバックにマヤとレズりあうのだった。

しかし、七つの大罪をネタにしたエロゲがつい最近出てたんですねぇ。
細部はかなり違うようですが、見ず知らずの他人と似た事考えていたとは。

846引き気味:2010/11/19(金) 02:06:27 ID:nfXclnII0
七つの大罪ネタは、昔々の――ブラックマトリクスでしたかね? 正邪逆転した世界で、友愛や忠孝といった美徳が逆に七つの大罪扱いされてるって話がございましたね。
たしか宮村優子も声をあてていたような。
とりあえず、邪悪転生したからにはアスカさんたちにはそれなりの変質を帯びていてほしいと思ったりもして。
具体的には、

>アスカ達は屈辱と共にマゾヒスティックな快感を感じていた。

こーゆーところがそう、色々旅の課程で開発されちゃって的じゃなしに、イーヴィルな属性を帯びたことである意味有無を言わさず「そんな趣味になっていた自分にはたと気付く」みたいな感じの。
もちろん以前まっとうな人間だった頃は思いもよらぬことだったのに、その日を境に変わってしまった淫蕩な自分が、月の夜ともなると無性に男を誘いたくなってしまうという葛藤を覚えるようになったとか、血を浴びることが心地よく感じられるようになっただとか。

エロ調教されてしまった結果、以前の価値観からすると耐えられない屈辱なのに感じてしまってどうしようもない。そんな構図はしこたま書きましたけど、この場合は他者の干渉によってでなしに自分の選択の結果、ひとりでに変質していたってとこがミソかしらん。

847引き気味:2010/11/19(金) 02:14:53 ID:nfXclnII0
>マンアフターマン

もう20年も前になるんですね。この本が出たの (;´Д`)
アスカたちみたいな歳のころ、人間の想像力とか屁理屈こねる力ってすげえ! なんて大喜びしながら読んでたもんですけど、その後、実際に地球上に生きて暮らしてる深海生物やら一生洞窟暮らし生物やら群体生物やらのトンデモスタイルぶりを知るにつけ、別に人間があれこれ想像せんでもどれもふつーに居るんでないかい? と考えるようになりました。
とくに触手。
エロいゲーム屋さんや漫画家さんが一生懸命考えたやつより酷い格好のが、そこらの生物の口元とか胃腸の中とか標準装備されてたりするから自然界は侮れない……。



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