ヒカリ日記・ノゾミの担任親子ネタ


205 名前:引き気味@北京之春 投稿日: 2008/06/06(金) 13:07:51 [ XuMKJ04E ]
その日、ノゾミは担任から居残りを命じられていた。
生活指導だという。
「生活指導」、嫌な響きだ。
ノゾミにはわざわざ放課後に残されて叱られるようなヘマをした覚えはなかった。
休み時間に騒ぎすぎてガラスを割ってしまったり、何度注意されても懲りずに宿題を忘れてくるような男子とは違う。
そんなことはしていない。
すぐ上の姉ほどではないにせよ真面目な、普通の生徒で通っている筈だ。
けれど心当たりは無くとも、指導しなければと言われたなら、ビクリと身を竦ませてしまう理由はあった。

「――おや、どうしましたか、洞木さん?」
「い、いえ……。なんでもありません」

……何を注意されるんだろう。
まさか、お父さんとの秘密がばれたわけじゃないだろうけど……。

そう思って、椅子の上で肩を小さく強ばらせて。机の上の赤ランドセルだけに目を落としながら、ノゾミはやり過ごそうとしていた。
それが、

「せ、先生っ!? あ、ああ……やだぁ……」
「おやおや、こんなにここをやわくして。指なんか簡単に入ってしまって……。あなた、もう男を知ってますね?」

そうじゃないかと思ってたんですよ。
猫撫で声のように、言葉だけは優しく耳元に吹き込まれた。
裏腹に大人と子供の絶対的な差を背景にした腕力が、片手一本で完全にノゾミを机に押さえつける。
置かれたままだったランドセルを間に抱いて、背中が押さえ込まれていた。
スカートをめくって入ってきた手が、お尻から性器をいじって指を入れてきていた。

「あなたぐらいの歳の子なら、普通は指をね、こうやって一本入れてあげるだけで……そりゃあ大変なものですよ」

ノゾミの膣のやわらかさ、つまり使い込まれぶりを確かめるかのまさぐりで、ぬっ、ぬっと軽く抜き差しし、中を指先の腹で撫でていって――。
それだけ。
ノゾミが知っている行為のかたちなら、それはまだ入り口程度だったのだが。担任教師はすっと指を抜いて、背中から離れていった。
ノゾミはかえって、声を上げて誰かに助けを求めるべきか――自分がもうコドモではないとその口からバラされかねない騒ぎと引き替えにして捕まえてもらうべきか、迫られていた決断を宙ぶらりんに放りだされてしまった。

ばくばくと暴れている胸の鼓動。
パニックになりそうな頭。
解放された勢いのままぺたんと床にへたりんでしまったノゾミは、上手く頭を働かせられないなりに必死になって、スカートの上から股の付け根やお尻、男の目が這わされていそうな場所を庇っていた。
実際にその時、どこを向いて担任が話していたのかは分からない。
恐ろしさの余り、見上げることも出来なかったのだから。

「洞木さんのお父さんはネルフにお勤めでしたね。なら、今度の土曜で良いでしょう。お父さんにも来て頂いて、一緒に話をしましょうか」

そしてすぐに週末になり、父親と並んでノゾミは生徒指導室の椅子に座っていた。
担任からの呼び出しをカタカタと震えながら伝えて以来、落ち着きのなくなった父親には、いつもより酷くセックスの相手をさせられていた。
今朝もあまり眠れているわけではない。
腫れぼったい目蓋は、それでも恐ろしさのあまり眠気に逃げ込むことが出来ずにいたが、朝方まで異常な迫力で繰り返し繰り返し精を注ぎ込んできた父親に酷使されて、下半身は重たいばかり。
椅子に座っていてさえ、腫れた感じの引かない股間が鈍く痛む。
けれども、今気になっているのはその事でも、父親とのことを問い質されることでもなかった。

206 名前:引き気味@北京之春 投稿日: 2008/06/06(金) 13:08:06 [ XuMKJ04E ]
「それで、そちらの子は一体何ですかな? 大切な話があると言うから、私は」

父親が怪訝を通り越した声で問い質そうとする。
全ては、部屋に担任と共に最初からいた、見知らぬ少女のせいだ。
年の頃は姉のヒカリと同じくらい。どこかの中学の物らしい制服を着て、担任の横に座っている。
かすかに青ざめて、けしてこちらと目を合わせようとしない。

「いえいえ。勿論、わざわざネルフの方をお呼び立てしておいて、つまらない話をするつもりはありませんよ。この子はつまり、こうした方が話が早かろうということで」

そこまでで区切ると、『そら』とでも言うかのように彼女の肩を叩いた。

「……っ」

唇を噛んで俯いたのも一瞬。
ガタリと、椅子を後ろに勢い良くずらして立ち上がると、彼女は一息で自分のスカートを捲り上げてしまっていた。

「な、なに、これっ!?」
「なんと……」

目にも鮮やかな緋の色の縄が、下着を着けず、ガーターベルトでタイツを吊る彼女の下腹部に食い込んでいた。
ひどく小さく剃りこまれた叢がちょこんと、肉に切れ込む割れ目の上を飾る、卑猥な眺め。
息を呑む教え子とその父親に向かって、教師は説明した。

「これは私の娘でしてね――」

つまりは、同じ穴の狢。
自分の娘と同様、急に立ち振る舞いの所作が変わり、歳不相応の女らしさを見せだしたわりに、周囲に付き合っているらしい男子の影が見えない。
だから簡単に想像できた。
先日の授業参観の際に確信が持てたのだと。

「いえね、仲良くしようじゃありませんか。ぜひ家族ぐるみで。そう思いましてね」

ふふと含み笑いを漏らして、そのもう一人の父親は、ノゾミたちの目の前で自分の娘の唇を奪ってみせたのだった。




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