蟲姦Afterな有線生活


161 名前:引き気味@北京乃春 投稿日: 2007/12/18(火) 12:26:45 [ KTKlcnc2 ]
ふと思い浮かんだ有線生活ネタを書きなぐってみる。

162 名前:引き気味@北京乃春 投稿日: 2007/12/18(火) 12:27:09 [ KTKlcnc2 ]
『市民の皆さん、第二十三番シェルターの封鎖処置は解除されました。各ブロックごとに順次、地上フロアへの誘導を開始いたします――』

誘導員の指示に従うよう、地下シェルターに流れるアナウンスは続く。
戦火の音が遠くなるにつれ落ち着きを取り戻していた人々は、一様に安堵の表情を見せた。
やれやれといって立ち上がり、のびをする者。床に敷いていたシートや毛布を片付けだす者。交通機関の復旧時間をネルフの係員に尋ねる者。
使徒の襲来に伴う避難も既に二年も続いていれば、要塞都市の住民達も慣れるというものだった。
駆除が完了されれば街は平時に復する。既に日常のサイクルとして認識されていた。

第八使徒マトリエル。先月の報告書でナンバリングを振られ、正式に八種類目の侵略生物種と数えられた群れの侵入もこれで五度目だ。ネルフの駆除体制も彼らマトリエルの特性を把握した、より適切なものに整備されつつある。
今回の侵入をネルフが察知し、避難命令を出したのが一昨日。この使徒の最初の襲来ではシェルターのロック解除までに一週間かかっていたことからすると、格段の進歩だった。
ネルフの即応体制に対する市民の信頼も増すというものだろう。

そして二日後、定例記者会見で発表された被害者数は3。一生に残る重い傷を負ったという重傷者の年齢――どちらもたったの14歳だ――を聞いた記者たちは同情のため息を漏らしたが、しかし同時に死者が遂に一名にまで抑えられたという報告こそは希望だった。
既にこのマトリエルの根絶にネルフは成功しつつあります。ここでしかめ面を緩めてみせた報道官の声は力強く、翌日の朝刊には第八種使徒の脅威は近日中に取り除かれるだろうとの観測が大々的に取り上げられた。

◆ ◆ ◆

洞木ヒカリが再び意識を取り戻したのは、市外の保養所に移されてからのことだった。
救助された時のことは思い出せない。
最初に目覚めた時はもうネルフの病院の中で、すぐに医者が診てくれるから安心しろと告げる救急隊員のことだけは覚えていた。
ネルフの医療施設は世界最高レベルで、使徒の研究も毎日進歩していっている。最初の使徒のサキエルや、その後のシャムシエル。あいつらに襲われても救助さえ間に合えば、今なら完璧に治療できるのだと、ニュースに詳しい同級生も言っていた。
だから、ちゃんと救助してもらえた自分は大丈夫なはず。なにも心配は要らなかった筈だ。
だのに、

「これっ、……これ、これはなんですか!?」

狼狽しきった大声を出すヒカリを、部屋に入ってきた女性看護士が酷く気の毒そうになだめた。

163 名前:引き気味@北京乃春 投稿日: 2007/12/18(火) 12:27:21 [ KTKlcnc2 ]
まずは説明を聞いてと。
けれども、とてもヒカリには冷静でいることは出来なかった。

「いやっ。こんな、なんで……なに、なんなのこれ……!!」

目が覚めたのもその違和感のせいのようなものだ。
『あいつら』に捕まっていた時と違って、清潔にしてもらっていたから――かえって股の間に何か物を挿れられている不快感は際立つ。

「抜いて、抜いてください。なんでこんなの、またっ、また私に……。いやよ、いや、いやぁーっ!」
「落ち着いて、ね、落ち着いて頂戴。洞木――ヒカリ、ヒカリさん」

掛けられていたシーツを乱暴に除けて、ヒカリは白い病院服を着せられていた我が身に泣き叫んだ。
浴衣に似た服の下に下着は与えられていない。
ヒカリは寝るときまでブラを付けるタイプではなかったので、上半身は良い。しかし、パンツが与えられていないのは、何か太いチューブの伸びたタンポンのような物を入れた上で、抜けないよう、話に聞く貞操帯を思わせるベルトの組み合わせが取り付けられているからだというのでは、黙っていられない。
ぐっ、ぐっ、と。身体を揺らすたびに膣の中に押し込まれた太いものがヒカリを刺激する。
腹の下に収まった禍々しい異物感、挿入感は、タンポンというよりはもっとおぞましいものをヒカリに思い出させるのだ。まるで――犯されていた時の、背中に圧し掛かるあいらから挿し込まれてきた、管を。

「あっ、あのひとがっ、言ってたわ……! これっ、これ、これ……」
「落ち着いて。話を聞いて。それはあなたを治療するためのものなの。あなたを苦しめるものじゃないわ。まずは説明をさせて欲しいのよ」
「嘘っ、嘘よぉ。あのひと……マヤさん、言ってたもの。こいつらのこれ、卵を産ませるための管で、性器だって。男の人の、おちんちんといっしょ、一緒なんだって!!」

泣き叫び、暴れる。その拍子に少女の躯はベッドから転がり落ちそうになり、病院服のはだけた裾から、ほっそりとした太腿が付け根まで露になった。
慌てて看護士が駆け寄り、抱きとめる。
ベッド脇の機械から伸びる長いチューブが、横切っているベッドの上で蛇のようにのたくった。先端はそのヒカリの半分むき出しになった股に繋がれている。

「うあっ。あっ、あう……っ。っうぅ」

164 名前:引き気味@北京乃春 投稿日: 2007/12/18(火) 12:27:52 [ KTKlcnc2 ]
呻き声が上がった。
まだ14歳の膣に、大人の男のペニスを突き入れているようなものだ。いくら数日にわたる昆虫型使徒の陵辱に酷使され、心ならず受け入れ慣れた状態にされていても、こうも暴れれば自分でレイプの時と同じに胎を突いたのと変わらない。
その上に、暴れるヒカリに反応したのか、タイマーがセットされていたのか、不意に機械が作動しだしたのだ。

「いひっ、ひっ? ひぁ、ぁ、いやぁぁぁぁ……! なによ、何か――入ってくる。私に、中に、出してる……!」

ああっ、あっ、あっと、そばかすの残る中学生少女の顔が、目を見開いて歪められるのを気遣わしげに見ながら、看護士の女性は助けを呼んだ。
その間にも機械はポンプ音をさせ、波打つチューブの中を通ってドクドクと、大量の液体が膣内に注ぎ込まれているらしき感触がヒカリを襲う。
それはどうしても、囚われの日々、他二人の犠牲者と共に虫の化け物に性器を嬲られ続けた記憶を蘇らせるものだった。

「いや、いや、いやよぉぉ……! わたし、虫の……虫の卵なんか、産みたくない。マヤさんみたいになんて……。助けて、助けてアスカ……! あ、ああ……」
「早く、こっちです先生! 患者さんが――」

◆ ◆ ◆

鎮静剤が使われたのだという。
そしてまた取り乱さないようにと事前に精神安定剤が使われた上で、ヒカリは説明を受けた。

「……いつまで、これを付けて暮らさなきゃ、ならないんですか……」

窓辺に立って背中を向けたままのヒカリを見る医師達の顔は沈痛だ。
研究は続けられている。そうとだけが答えなのだから、目処が立っていない、いつまで続くか分からないということなのだから。

「そうですか……」

ずるりと病院服の下からチューブを引きずって、いかにも小さな後姿がテラスの先に広がる芦ノ湖湾を見やる。
彼女はこの先、膣から子宮までを汚染しつくした使徒の生殖細胞が、ヒカリの胎内を苗床に爆発的増殖をはじめるのを食い止めるため、常に専用の抑制洗浄液を注入され続けねばならないのだ。
外科的手段での対応が不可能だったため、抑制剤は10分と間を空けずに使用されなくてはならない。
事実上、洗浄プラグの取り外しは不可能だった。

165 名前:引き気味@北京乃春 投稿日: 2007/12/18(火) 12:28:18 [ KTKlcnc2 ]
「でも、まだマシんでしょう? わたしや……アスカは。だって、マヤさんは……」
「…………。我々には、彼女を救うための時間が与えられなかったんだ」

ヒカリたちと一緒に救出された筈の伊吹マヤ。ネルフ職員でもあった彼女は、残念ながら酷く衰弱していて、間もなく息を引き取ったのだと少女には説明されている。対外的な発表でもそうだ。

「だけど君は、君や惣流君はここまで回復出来たんだ。もう少しだけ、不自由に耐えて欲しい。きっとそんなものが要らないように、治してあげるから」

お願いします。そう、小さくつぶやいたのと変わらない声で返して、ヒカリは後は黙って窓を開いて、外を眺め続けた。
火照りを宿した肌の上を、暫く前に海と繋がった芦ノ湖の風が気持ちよく通り過ぎていく。
そろそろまた機械が作動する。その前に、医者達が部屋を出て行こうとしているのが分かった。

◆ ◆ ◆

「……うぁ、ぁ……ぁ、はうっ。ふぅぅぅ……! ぅ、なんで、こんなので……変な気分になんか……ッ」

ヒカリが繋がれたチューブは長さにたっぷりと余裕がもたせてあった。個室になった病室の簡易キッチンやらシャワールームまでをカバーする分、全てを伸ばせば、その無様な格好のままでもテラスから繋がった中庭に降りるくらいのことは出来た。
何日も部屋の中では気詰まりする。たまにテラスから降りて、近くの森や海からの風にあたるのが、数少ない慰めとなっていたが。

「……ぁ」

中庭を挟んだ向かいの病室からたまたまこの時出てきていたのだろう。
特徴的な赤毛をした少女の後姿。こうなってからは滅多に顔を合わせないようにしていたアスカが、中庭の植え込みに蹲って声を漏らしていた。
ヒカリは声をかけるのを躊躇った。

「……っあ、はっ、はぉぅ……っ、っっ」

膝を突いて、胸をかきむしるようにぶるぶると震えているアスカの様子は、ヒカリにも心当たりのある恥辱の最中にあったからだ。
見ようにもよっては、尻尾にも見えるチューブ。アスカも当然ずるずると引きずって暮らしているそれが、今になってもまだ病院服をつけている彼女のお尻のある下から、忙しなく洗浄液を送り込む脈動の姿を覗かせていた。

「ああぅ、あっ、ひぃっ、熱い……のよぉぉ」

166 名前:引き気味@北京乃春 投稿日: 2007/12/18(火) 12:28:35 [ KTKlcnc2 ]
一度の洗浄で送り込まれる抑制剤は多量だ。
下着を付けることが到底無理な理由を露にさせて、そのアスカの膣から逆流したオレンジ色の粘液が、ボタボタと地面にこぼれ落ちる。
行われているのはただの膣洗浄だ。
だが、ポンプが作動する振動はどうしても挿入されたノズル部分に卑猥な振動を与えてしまうし、注入された人肌の温かさの液体は、粘性の分の圧力を伴って、勢い良く膣底や粘膜を叩くのだ。
それを10分弱の感覚で一日中繰り返されていれば……。

――ブブ、ブブブブ……!

ああっ、と。ヒカリもまた、喘ぎを上げずにはいられない。
ヒカリの性器を日夜苛む、彼女のためのチューブが、固い挿入部からいつものバイブレーションを送り込み始めたのだ。
膣内が満遍なく揺さぶられる。クリトリスにも、子宮にも、低い唸りの伝わりが愛撫と変わらぬ刺激を寄越す。
それが一日中。
無論、挿入部には洗浄液の吸い込み孔も備えられているが、噴出したすべての逆流をチューブ内の『静脈』に吸い戻せるわけではない。
内腿に流れ落ちる汁液がこぼれだした洗浄剤なのか、自分の恥知らずな反応の徴の混ざったものなのか、最早判別のしようもない有様なのは却って救いだったろうか。
上だけ羽織ったパジャマの下で、胸の先がまた固くなっていく。
たった今さっき、やっと落ち着いてきていた昂ぶりが――アクメから緩いカーブで下降線を描いていた性感が、また上昇をはじめる。

「っ、っぁ……あ、アアン……」

視界が霞む。涎が口の端にこぼれた。
こんなだらしなく馬鹿な貌を一日中繰り返しているのだから、とても人に顔を合わせる勇気がもてないのだった。

167 名前:コウイに値する名無しさん 投稿日: 2007/12/18(火) 12:59:37 [ CNMgAadc ]
>>引き気味さん

 これは小休止なのかここまででひとまず終わりなのか。
 なんであれGJ.
 ヒカリの錯乱した様が、陵辱されたときの有様を想像させます。
 マヤさんは産むところまでいっちゃったのかなぁ。
 それとも胎内に使徒を宿した状態で実験体として生かさせられているのか。
 リツコさんに「お願いです殺してください」と哀願しても、アスカ&ヒカリを救うための実験体として
自殺すらさせてもらえない状況なのか。

168 名前:PDX. 投稿日: 2007/12/18(火) 12:59:59 [ CNMgAadc ]
 ウヘァw

169 名前:引き気味@北京之春 投稿日: 2007/12/19(水) 04:46:53 [ BT9XXzSM ]
こう……股からズルズルぶらさげて、コンフォート17のミサトの部屋内程度くらいはなんとかひきずって歩ける程度に『有線』にされちゃったアスカたちとか、そんな有様での日常ってエロかな?
という思いつき。
これを簡単に箇条書きするつもりだったのが意外とノリが良くて――という程度のものですので。
描写的、文章表現的に改善する余地はあっても、ネタとしてはここまでじゃないですかね?

や、読む側なればちゃんとこの後の、診察中の人前でも、見舞いに来た家族の前でもポンプが送り込みはじめると途端に悶絶しはじめる24時間発情暮らしをエロく書けよってとこなんでしょうが (;´∀`)

>マヤさん

この話ではなんとなく使徒は人間サイズとかの集団で襲ってくるもの、仮面ライダーの怪人よろしく突然町中で人を襲っているもの、マブラヴのBETAっぽく群れて巣を作っているもの、とか想定しておりました。
んで、マヤさんはもう、すっかり使徒出産のプラントとして構造変化しきっちゃってた感じで。
冷徹なネルフの手でサンプル扱い、実験生物扱いでしょうか。
だったらどうしてアスカやヒカリは? というと、既にその程度の被害者は最初のサキエルの時からぞろぞろいるので、サンプルの価値がなければ普通に被害者扱いでとか、そんな感じの。

最初は、長い鎖で繋がれて監禁生活という、そんな限定状況下の舞台を考えてたとこからの思いつきだったんですがねぇ……。
股間に有線状態。一定サイクルでドクドク流し込まれて、というネタの核は面白いので、もう少し練って使い物になるようにしてはみたいものです。

ぶっちゃけると、バイブっぽい先端部が突っ込んであるだけじゃ抜け落ちるだろうということで、貞操帯モドキの着用を後付け設定したんですが、絵としてはそんなもの無しで、すっぽんぽんの下半身にそのまま差し込まれて引き摺ってる方がエロいですよね。



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