女の子連中はみんな処女で、シンジだけが非処女


474 : :06/04/05 01:47 ID:???
 世界が広がっていく。
 染みひとつ、傷ひとつもない滑らかな壁だと思われていた表面を細い指先がなぞり、彼自身でさえ
気付いていなかった小さな小さな孔を探り当てたのが始まり。
 指がこじ入れられ、壁の向こう側に何があるのかを確かめるように蠢く。
 そうこうしているうちに孔は次第に大きくなっていき、やがて少女の細さであれば楽に二本を受け
容れるようになり、くくっと喉を鳴らした彼女は孔に突き入れていた左右の人差し指で徐々にそこを
拡げていった。
 何度も繰り返され、毎日のように繰り返され、やがて充分な大きさになった。
 誰にとって充分なのかは判断に困る。
 それはシンジにとってなのか、それともスレンダーでありながらも要所は発育著しい肢体に、淫ら
がましい革の衣装を身に着けたマナにとってなのか。
 どちらとも言えなかった。
「ほら、もっと力抜いてよ。痛い思いしたくないでしょ」
「う……」
 菊座に押し付けられたディルドーの先端が、大きくエラが張った部分の直前ほどまでも埋め込まれ、
まだこれ以上は無理だというのにさらにシンジの世界を押し広げようとしていた。
「今さら何を怖がってるのかなあ。言ったでしょ。もうシンジは後戻りはできないところまで来てる
んだからねって。いくら怖がって見せても駄目。そんなのポーズだけだって分かってるんだから」
 意味ありげに微笑み、前傾姿勢を取らされたシンジの肩越しに視線を下方に向けた。
 十代半ばの少女のものとは思えない艶めかしさが瞳の奥に沈殿した、どこか危うさを感じさせる微
笑だった。
「そんなにひくつかせて……恥ずかしいなあ」
「だ、だって、霧島さんが僕を毎日みたいに……その、色んな事、するから……!」
「はいはい、そうですねー。私がぜ〜んぶ悪いんですねー。シンジが綾波さんの体操着の匂い嗅ぎな
がらハアハアしちゃったのも私のせいなんです。ごめんねー」


476 :& ◆EizqkizmPA :06/04/05 02:01 ID:???
「う……ぐっ」
 無邪気に小動物をいじめる子供の笑顔を浮かべたまま、マナはゆっくりと腰を前に突き出して
いった。
 両手はしっかりとシンジの腰骨付近を掴み、わざと爪を立てるようにして動きを封じている。
「ゆ、許してよ。痛いんだよ!」
「嘘ばっかり。ホントに痛くて我慢できないんだったら、もっと激しく抵抗すればいいじゃない。
期待してるってのがバレバレ。だって、ちょっとだけ恥ずかしいのを我慢するだけで最高に気持
ちよくなれるんだもんね」
「ぐっぅあああああっ!」
 白い肌に食い込む革の下着から生えたディルドーの太さたるや、シンジの股間で涎を垂らしな
がらひくついている肉の棒の悠に二倍はある。
 そんなものが入るはずはない。
 恐ろしくて堪らなかった。
 初めてそれを見せ付けられたとき、シンジはあまりの恐怖に陰茎を縮こまらせ、目尻に本気の
涙さえ浮かべて懇願したものだった。
 いまと同じく意地悪な微笑を浮かべて仁王立ちしていたマナの脚に縋り付いて、どんなことで
もするからと情けない声を上げた。
「あはは! だいぶ気分盛り上がってきた? これからいじめられて泣き叫んじゃう可哀想な自
分って役柄に入り込めてきたかな?」
「そんな……」
「いいのいいの。シンジはそれでいいんだってば。そういう可愛いシンジだからこそ、私たちも
気に入ってるんだしね!」
 声に嘲りの調子はない。
 あるのは紛れもない高ぶりだけだった。
 男女逆の立場を演じて、中性的な容貌の少年の菊座を犯す自分に酔いしれているのだ。

477 : :06/04/05 02:06 ID:???
何でか名前欄がおかしく……。
久しぶりに書き込むので何か貢ぎ物をとか思ったんですが、文章を書くの自体も
久々で感じが掴めないです。
他の子も出して、女の子連中はみんな処女で、シンジだけが非処女(笑)ってシ
チュにしてみようかと思ったんですが、上手くいかないなあ……。

478 :引き気味 :06/04/05 02:10 ID:???
>>476 黒さん

>女の子連中はみんな処女で、シンジだけが非処女(笑)

ほんとうに笑(w
淫乱美母シチュもややこのシンジ−ヒロイン間の不均衡がありましたけど、これまたすっぱり割り切った不平等ぶりと言いますか。
女の子の方の親御さんたち的には安心なお付き合いですね!
……そうかなって言ってて疑問ですが。

479 : :06/04/05 22:56 ID:???
「でもさあ、こんな太いの普通なら入らないよ? いくら私たちで拡げてあげたから
って言っても限度があるよね」
 やや上擦った声はマナが激しく興奮している証だ。
「な、何が言いたいのさ!」
「つまりぃ、入れられる方も協力してくれてるからこそ入るんだってこと。力抜いて
くれなきゃ入るわけない太さのをくわえ込むってことはぁ、ね?」
「……」
「逃げないの」
 頬を張られたかのような勢いで俯いたシンジの髪を掴み、ぐいぐいと引っ張って無
理矢理に後ろを振り向かせた。
 半泣きの表情にマナは陶然とした吐息を洩らした。
 見透かしたような笑みを浮かべて、押し付けていただけのディルドーで菊座を突き
上げる。
「ぅぐっ!?」
「わかってるってば。シンジはこんなこと嫌なんだよね?」
 優しいとさえ表現していい声音で語りかけた。
「綾波さんの体操着に手を出したのだって、ほんの出来心だったんだろうし、もちろ
ん私たちの言う事を聞きますって誓ったのだって、申し訳ないって気持ちでいっぱい
だったからなんでしょ?」
「……」
 彼の気持ちくらい理解しているという風に耳元で囁き、精神的にも肉体的にも痛め
付けられた哀れな少年の髪を慰撫した。
 だが、シンジは頷きもしなければ返事もしない。
 ましてや彼女の優しさに感動しているなどということもなかった。
 何故なら、これもお遊びの一環だから。

480 : :06/04/05 23:17 ID:???
「別に責めてるわけじゃないんだよ。私たちはただシンジが償いたいっていうのを受け容れてあげ
てるだけ……そうでしょ?」
 無理矢理従わされている、という被害者意識がある方が彼がより惨めな気分になり、しかもその
方が燃えるはずだと決め付けて掛かっているのだ。
 そしてそれは……
「なーんてね!」
「ひぎっ!? うあぁぁぁぁぁぁっ!!」
 躊躇なく、遠慮もなく、思いっ切り無慈悲に貫かれた。
 もしかするとマナよりも肌が白いのではないかとさえ見える少年の菊座に黒光りした極太のディ
ルドーが突き刺さり、一気に根元まで侵入していた。
 絨毯に突っ伏したシンジの腰を血が出るほどきつく鷲掴みにした少女が、彼の悲鳴だけでも気を
やれるとばかりの陶然とした表情で腰を突き上げ、しどけなく開かれた唇から硬骨の吐息と共に唾
液をひとすじ滴らせる。
「あは、あはは……もっとだよ、シンジぃ……もっと大きな声で啼こうよ」
「ひぎっ! ぐっ、い、痛いぃ!」
「すぐ気持ちよく……あはは……なるってば。い、いつものことでしょ。それにこっちを可愛がっ
てあげれば……」
 泣き叫ぶシンジの下腹に手を伸ばし、すでに先走りとは言えない生白さの樹液を盛らしている陰
茎を巧みに扱き上げる。
 完全に勃ってさえ余った皮で先端を覆われたそれを数回擦っただけで、刺激に弱い肉茎が激しく
震え、さらに多量の白濁を床に飛び散らせた。
「あ〜あ、かわいそ。こんなにされちゃうくらいなら、おかしな誓いなんて立てるんじゃなかった
よねー。まあ、あそこで誓わなかったら先生とか親とかに言い付けちゃってたかもしれないけど」
「うぐ……うっ、くうっ!」
 いじめられて悦びを得る浅ましい性癖。
 哀しむべきことにそれはマナが指摘したとおり、全くの事実なのだ。

481 :& ◆EizqkizmPA :06/04/05 23:24 ID:???
えろくない……
やっぱり文章は継続して書いてないと駄目ですねー(;´д⊂)

482 :引き気味 :06/04/05 23:29 ID:???
マナさん、サドサドシチュになっちゃってますね (;´∀`)

493 : :06/04/12 21:51 ID:???
「また大きくなってきてる……いやらしいね、シンジ。与えられれば与えられただけ貪って
もっとください、もっとくださいって涎垂らして」
「うっ、く……」
 勢いを失ってドロリと垂れた精液がマナの指をぬめぬめと彩っている。
 ローションなどとは全く違う奇妙な感触に彼女の方こそ唇を淫猥に歪めながら、哀れな虜
である少年の耳朶を後ろから舐め上げ、噛んだ。
「気持ちいいでしょ」
「……」
「素直に気持ちいいからもっとしてくださいってお願いしたら、ごしごし擦ってあげるよ?」
 意地悪な問い掛けと淫らな誘惑にシンジは無言を押し通そうとした。
 せめてもの抵抗だ。
 従おうが逆らおうが同じ事だと諦めを覚えている彼にしてみれば、自分は最後まで堪えよ
うとしたという事実だけを最後のプライドとして守りたかったのだろう。
「頑固だなあ。そういえばシンジっておねだりだけはしたことないもんね」
 つまらなそうに唇を尖らせる。
 だが、実のところ彼女はそうした少年の意地を可愛らしく思っていた。
 出来れば可能な限り長くその意地を張り続けて欲しいとさえ思っている。
 何故なら、シンジが抵抗を諦めないでいてくれるからこそ、それをどうやって打ち砕いて
やろうかと毎日楽しく試行錯誤できるのだから。
「ま、いっか。もうすぐみんなも来るだろうし、あんまり私だけで壊し過ぎちゃったら怒ら
れるよね。普通に遊ぼ。ね、シンジ」
「あっ、くうっ!」
 ぐいっと伸び上がるように姿勢を変え、ディルドーをさらに奥まで埋め込む。
 まだスイッチがオフのままだからいいが、これでマナが腰の脇あたりについたスイッチを
捻れば、リズミカルに腰を動かして疑似排泄による快感を無理矢理引きずり出されるだけで
なく、太い蛇が直腸内でのたうつような感触に吐き気を覚えるほど陶酔させられてしまうの
だ。
 何度も何度も射精させられ、それを彼女だけでなく、今日は遅れて来ると言っていた惣流
アスカ・ラングレーや綾波レイといった面々にも見られることになる。

528 : :06/04/19 21:33 ID:h0EDfI4w
「もっと抵抗してもいいのに」
 つまらなそうに唇を尖らせながらマナがぼやく。
 しかし、小刻みに突き上げる腰の動きは止まらず速まるばかりだ。
 そうやってシンジに快楽を注ぎ込み、抵抗したくても力が入らない彼の屈辱感を煽り
立てようとしている。
「気持ちいいならそう言おうよ。嫌なら抵抗するんだってば。どっちでもいいから私に
本当のシンジを見せて」
「っ……」
 歯を食いしばっている少年に囁いたその言葉は恐らく本音なのだろう。
 その時だけは彼女の表情から嗜虐の色が消え、ただ純粋に何か遠くにある美しいもの
を求めるかのような憧れが顔を覗かせていたからだ。
 思春期の少女であれば誰もが優しい恋人の抱擁を望む。
 それはマナとて例外ではない。
 だが、それを手に入れるために乗り越えなければならない最大の障害は、彼女自身が
持つこの性向だった。
「……頑固だね」
 もう一度先ほどと同じ台詞を繰り返して、胸に渦巻く複雑な感情をこれ以上表に出さ
ないようにと、シンジの肩にきつく歯を立てた。
「いいよ、別に。前にも進めないし、後ろにも下がれないのがシンジなんだし。でも、
それじゃ結局は私たちのおもちゃのままだよ?」
「……」
 噛んだ痕から滲む血を舐め取りながら、恨めしげな呟きをもらした。
 おもちゃ、という言葉にシンジがかすかに反応するが、それは状況が新たな局面を迎
えるのと同じタイミングだったために、疑似性器を通してとはいえ一つに繋がっている
マナにさえ気付かれない程度のものだった。

がちゃり

「う……」
「あ〜あ、もう来ちゃった。早かったんだね。掃除当番に日直が重なれば、もうちょっ
と私だけで遊んでられると思ってたのにな」
「急いで、来たから」
「そっかそっか」
 腰の動きを止めてシンジの体に手を回し、繋がった部分を支点にして上体を起き上が
らせた。
「あや……なみ……」
 変態的な、屈辱的な行為を強要されているというのに、隠すものもない彼の股間では
肉の槍が天井を差していた。
 ひくひくと脈打ち、すでに白濁を陰嚢の方にまで滴らせた肉棒が、この男と女の匂い
が充満した部屋に新たに足を踏み入れてきた少女の視線に晒される。
 その屈辱感は菊座を犯されている現状にも劣らないほど強烈だった。

529 :& ◆EizqkizmPA :06/04/19 21:35 ID:h0EDfI4w
ログに入れて貰ったのにごめんなさい(´・ω・`)
時間かかるかもですけど、もうちょっと書き足してみます。

530 :引き気味 :06/04/19 21:49 ID:???
>>528-529 黒さん

ログの方も追加しときます。
大した手間じゃありませんから、気にしないで下さい。

つか、何が引っかかったのか>>528の方はJaneの方であぼーんになってました (;´∀`)

531 :& ◆EizqkizmPA :06/04/20 02:49 ID:5IVtK7v2
>>530 ありがとうございます。
それにしても何か変な文字を使っていたでしょうか。不思議です。

 赤い瞳はどこまでも静かで冷ややかで、深山の麓にある泉のような侵しがたさを秘めている。
 だが、その水鏡に映し出されているのは最大限に硬直していてさえ亀頭を完全に露出させていない
少年のペニスだ。
 醜いものを貶めるためには飾り立ててやるのがよいと意地の悪い者が言った。
 このときシンジは冷たい美貌を持つ綾波レイという少女の、さらに彼女の全存在の中でも最も印象
的な部分である赤い瞳に自らの姿を覗き見て、今すぐに舌を噛み切ってしまいたくなるほどの羞恥心
と絶望感に襲われていた。
「ハイ、綾波さん。惣流さんたちは?今日は顔出さないの?」
「後で来ると思うわ。彼女たちは買い物に出掛けているだけ」
「ああ、なるほどね。またシンジに女の子な服を着せるつもりなんだ?山岸さんもそういうの好きだ
よねー。ま、私も嫌いじゃないけど」
「……」
 軽口を叩きながら少年を犯し続けるマナに受け答えしながらも、レイの視線はシンジの股間から離
れようとしなかった。
 哀れんでいるわけではない。
 嘲笑うでもない。
 言葉少ななのはいつものことだ。
 ただ、興奮しているのだ。
 日頃は学内でも一目置かれている評判の美貌には明らかな朱が差し、よく耳を澄まさなければ聞こ
えないながらも、レイの呼吸は紛れもなく乱れ、切迫したものになっている。
「そんなに大きくして……いやらしいのね」
「ぐ……」
「霧島さん、そのままでいて」
「おっけ。思う存分どうぞ。私はこうやってシンジと繋がるのが好きなんだけどなあ。綾波さんの趣
味はちょっと分からないよ」
「そう……」
 ゆったりとした足取りで2人のそばまで歩み寄り、ガクガクと上下に揺さぶられている少年の手前
で立ち止まる。
「……これも……個性だわ」
「まあね」
 水鳥が優雅に首を巡らせるにも似た動きでレイは体を前屈させ、酸素を求めて必死に浅い呼吸を繰
り返しているシンジの唇を啄んだ。
 何度も何度も。
 やがて首を傾けて深く口付け、舌を吸い出して絡め合わせる。


532 : :06/04/20 03:00 ID:5IVtK7v2
なんで名前がおかしくなるんでしょうウァーン・゚・(ノД`)

「飲んで……」
「うっ、く」
 舌の先端から透明な唾液が滴り、水分を欲していたシンジはそれをやはり舌の腹で受け止めた。
「いいわ」
 再び口付け。
 そして舌を絡ませ、嬲らせ、飽きることなく舐め合った。
 この行為だけならば恋人同士の遊戯と捉えてもさほど違和感もないだろうが、少年が別の少女に菊
座を犯されている状況下となると、話は違ってくる。
「いつ見てもエッチなキスだよね。こっちまで恥ずかしくなってきちゃう」
「茶化さないで」
「はいはい、りょーかい。綾波さんにとっては大事なことなんだもんね。最初は理解できなかったな
あ。でも、最近はそういうのもありかなって思うよ。舐めるだけでいいってのはやっぱり不思議だけど」
 口元を拭いながら身を起こしたレイは、マナの軽口には応えずに今度はシンジがいまとらされてい
るポーズと同じように床に跪いた。
 足下は絨毯なので痛くないのだろう。
 肉付きが薄い膝小僧と爪先だけで体重を支える体勢になっても、彼女は特に苦しそうな様子も見せ
ない。
「かわいそう……こんなに張りつめさせて」
「ううっ!?」
 苦痛のうめきにも似た快楽の声が、シンジの食いしばっていた歯の隙間からもれた。
 再び身を屈めたレイは、迷うことなくシンジの乳首に口付けていたのだ。

25 : :06/05/09 02:28 ID:KVUtZGxM
「あ、あやな……」
 ぬるりと舌が蠢いた。
 小粒な乳首を時計回りに一周するのにも悠に10秒近くもかけて、マナがあまり興味を示さないなが
らも確実に性感帯として存在している部分を嬲っていく。
 汗ばんだ肌の塩味を堪能するような丁寧さで肌を這い回り、じわじわとシンジの官能を引きずり出し
ていこうとしていた。
「痛くされたりしなかった、碇君?多少は仕方ないかもしれないけれど、もし本当にひどいことをされ
たりしていたら私に言うといいわ」
 囁きかけてくる声音はいっそ優しげと言っていい。
 そして彼女の行為もまた愛撫と呼ぶに相応しい類のものだった。
 だが、いかにそうであってもシンジにとっては屈辱的であることに変わりはなく、もしかするとマナ
にされているように強引に菊座を犯されるよりもなお、つらいと感じることがある。
「答えて……」
「くっ……」
 唾液で濡れた胸板から顔を上げたレイが、熱い吐息と共に舌を耳孔に差し入れた。
 全校男子生徒のそれなりの数が――絶対多数ではないが、決して少数派ではない――その冷たささえ
覚える視線に貫かれてみたいと憧れを抱く少女が、常日頃の仮面の如き冷静な表情を内からの熱に溶か
して彼の耳に、頬に、目蓋に、たっぷりと唾液を乗せた舌を這わせている。
 シンジ自身も密かに憧れていた。
 魔が差したとはいえ、放課後の教室に置き忘れられた彼女の汗が染み込んだ体操着に手を伸ばしてし
まったのもそれゆえのことだ。
 荒く、忙しなくなっているレイの吐息が彼女の興奮を教えてくれた。
 恐らくは野暮ったい制服のスカートの奥で、悪友に誘われて一度だけ覗き見た女子更衣室で身に着け
ていたのと同じ簡素な木綿の下着に包まれた部分を火照らせているのだろう。




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