シンジ総寝取り勝ち〜冬月の馴れ初めサンプル


159 :なーぐる :05/01/16 20:37 ID:???
スワップスレの所で書いていたマユミと冬月の馴れ初め…のサンプル。
決定って訳じゃないですが、とりあえず書いてみました。



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 マユミが夫である冬月コウゾウと知り合ったのは、彼女が大学3年に進級し、ゼミを選択したときに遡る。ほんの数年前、と言うことになるがその時はまさか、年が40以上も離れた男と結婚することになるとは、マユミは想像もしていなかった。


 X年前

『えー、マユミって冬月教授のゼミ選んだの?』

 昼下がりの談話室…。
 親友というわけではないが、友人の蛇でも見たような驚きの声にマユミは戸惑いを覚える。
 あからさまな嫌悪を隠そうともしない。マユミの知っている中でもかなり口の悪い人間であることを差し引いたとしても、それにしても穏やかではないとマユミは思う。

『……なにか、問題があるんですか?』

 研究の内容、周囲の評価、自分の勉強したいこと…。それら全てを熟慮した結果冬月研究室を選んだのだが、その判断を否定する、つまりは自分を否定されているように思えてマユミは鼻白む。マユミの滅多に見られない怒った眼にひるむことなく、彼女は逆に机を両手でバチンと叩くと身を乗り出してきた。

『あんた聞いたことないの!? 冬月教授って、すっごく手が早いんだって!』
『手が、早い…と言われましても』
『なにを他人事みたいに。冬月教授の研究室から、女の子のもの凄く怪しい声が聞こえてきたとか、泣きながら学生が飛び出てくるのが目撃されたとか、本当に聞いたことないの?』
『まったく…。でも、そんなことが本当だったら、とっくに問題になってるんじゃ』

 普通ならね。 と窓の外を睨みながら彼女は続ける。


160 :なーぐる :05/01/16 20:37 ID:???
その2


『なんでも、昔何とか言う組織の偉い人だったとかで、多少の問題はもみ消してしまってるって話よ。妊娠させた相手は10をくだらないとか何とか。
 それに、仕事に関しては確かに…問題がないどころか極めて優秀な先生らしいから。学校も警察沙汰にでもならない限り黙認してるって話よ』
『まさか…』
『なんでも、昔、昔、教え子との恋にやぶれ、その後復縁の可能性が亡くなったときから荒淫を重ねるようになったんだとか』

 本当に、一体どこからこんな情報を仕入れてくるのやら。
 呆れつつも、マユミは頭を振った。ゴシップは嫌いな訳じゃないけれど、それはあくまで自分がその当事者にならないときだけだ。あまり不安にさせて欲しくはない。

『心配してくれるのは嬉しいけど、でもあくまで噂でしょう?』
『うん、まあ、ぶっちゃけそうなんだけど。うん、ありえないよね。
 でもね、冬月先生って、その噂がどうこうを別にしても…。なんか怖くない?
 若く見えるけど冬月先生って、66歳なんだって』
『そう、なんですか。御髪が白いこと以外は、50代くらいに見えるのに。
 でもそう言う人もいますよね』
『そうかもしれないけど、でもなんか変な感じがするでしょ?』
『私は…そういうことはわかりませんから。男の人自体、良く、わからないです』

 だから心配なのよ。そう瞳で言いつのる友人にマユミはニッコリと笑う。

『大丈夫ですよ。でも、心配してくれてありがとう。
 うん、気をつけるから』

 思えば、この時もっと彼女の言葉を注意深く聞いておくべきだった…かも知れない。
 だが、注意深く聞いていたとしてもマユミにはそれを覚えておくことがなかっただろう。
 ほんの数時間後に、使徒との遭遇以上に心を凍り付かせる事実を知ってしまったから。


161 :なーぐる :05/01/16 20:38 ID:???
その3


(シンジさんと、アスカさんが…)

 校舎の裏の、録に日の当たらない小さな一角に、これまた小さな花壇がある。場所の有効利用のつもりであつらえられたのか、それとも誰かの気まぐれなのか。
 いずれにしろ、余り人の来ない小さな日だまりはマユミのお気に入りの場所。

 その誰も来るはずのない、マユミの居場所で彼女は見てしまった。

「はふ、ああっ。し、シンジ」
「アスカ、ああ、アスカ」

 明らかに恋人同士とわかる濃厚な口づけをかわしているシンジとアスカの2人。
 マユミが、人が来るとは夢にも思っていなかったのか、そのまま2人は濃厚な愛撫へと移行していく。お互いを見つめる瞳は熱に潤み、吐く吐息は情熱に飾られて、見ているマユミもまた気持ちが高ぶるのを感じる。

(だから、私はその場から逃げ出した)

 もう見ていられなくて。逃げ出した背後から、アスカの甲高い喘ぎ声が聞こえてくる。
 たまらなくなって耳を押さえ、前も見ずに走って、転んで、どうやって家に帰り着いたのか記憶に残っていない。鏡に映る自分の姿は幽鬼みたいに見えた。

 翌日、シンジとアスカが付き合いだしたという話をマユミは聞いた。
 あんなに喧嘩してたのに、という気持ちと共に、やっぱりシンジも裏切ったんだ。という気持ちが沸々とわき上がる。その反動からか、マユミは学問にひたすら打ち込むようになり、夜毎研究室に泊まり込む日が多くなった。


162 :なーぐる :05/01/16 20:38 ID:???
その4

 そして運命の日

 カチコチ、と正確なリズムで時計の音が暗闇を刻むように響く。明かりと言えば廊下側の天窓からはいる非常口の明かりと、マユミの使用してる端末のモニターとスタンドランプ。
 既に日付が変わった研究室内で、マユミは無言のままキーボードを叩き続けている。

「はっ…あう」

 肩の痛みに眉をしかめると、大きくマユミは背伸びをする。強ばった背骨や首の骨がコキコキと音を鳴らし、筋肉がほぐれて圧力が消え失せる感覚に思わず溜息が漏れた。

(今日は…どうしようかしら)

 別に泊まり込んでまで作業する必要はない。いや、これからも泊まり込むほど一生懸命になることはないだろう。ずっと憑かれたように研究を続けてきたのだ、その進捗具合は他の学生の1歩も2歩も先んじている。

(帰ろう……。あら?)

 ふと、気配に気づいて背後に振り返る。
 ドキリ…。

 言いしれぬ不安を感じてマユミの心臓が音を立てる。

「冬、月先生」
「やあマユミ君。今日も泊まりがけで研究か。精が出るね」

 親しげに話しかけながらも、昼とはまるで違う雰囲気の冬月にマユミは背筋に冷たさを感じる。ねぎらいの言葉をかけるのなら、なぜ明かりも付けないのか。無言で近づく恩師の姿は非常灯の緑色の光に照らされて、どこか幽霊じみて見えた。

「あ、あの…」
「いや、責めているわけではないよ。それどころか真面目に研究に取り組み、優秀な成績を収めてる君はゼミの誇りだよ。いや、まったく彼女を思い出す」
「は、はぁ」

 口調はいつもと同じ。
 素っ気なく、愛想が余りない物言い。だけど、今は心臓を鷲津噛まれたような恐怖を感じる。今、後ろ手で冬月は何をした。

(か、鍵を…閉めた? そんな、なんで)

「……そうだ。よく似ている。顔や背格好が似ているわけではない。だが、そのひたむきなところが、とてもよく似ている」
「な、なにを、言ってるんですか?」

 ホラー映画の怪物みたいに手を前に伸ばして、ゆっくりゆっくりと冬月が近寄ってくる。
 逃げ場はないし、助けが来る可能性は…ない。
 骸骨のような冬月の顔が、マユミの眼鏡のレンズに映り込む。レンズの下のマユミの瞳が、恐怖に濁って震えた。

「あああっ!」

163 :なーぐる :05/01/16 20:38 ID:???
その5

「はっ、はぅ、ひゃうううっ」
「おお、良いぞ、良い具合だぞマユミ君」

 半裸に服を向かれた姿で、マユミはソファーの上に組み敷かれている。全裸になった冬月の痩身が、マユミの上で蜘蛛が獲物を絡め取るようにマユミの乳房を愛撫する。

「ひっ、ひぅっ」
「可愛い声だ。そうやって素直によがっている姿はとても良い。最初の抵抗が嘘のようだよ」
「あ、あううぅぅ」

 雪のように白い肌に舌を這わせながら冬月はほくそ笑む。
 剥いてわかる美女の味、それも恋に破れた直後の処女の味は格別だ。舌が桃色の乳首に絡みつくたびに、ビクリビクリと体が震える。

「もう堪えきれんな。そろそろ、処女をいただくとしようか」
「い、いやっ。それは、それだけは」

 マユミの処女口をつつくように冬月の亀頭が擦りつけられる。執拗で的確な冬月の愛撫で、マユミのそこは泉のように濡れきっていた。

「もう観念したまえ。それに、どうせ碇の息子は君ではなく、セカンド…もとい、惣流くんと付き合っているのだろう」
「………………………」

 なぜ、冬月がマユミの秘めた気持ちを知っていたのか。だが、マユミは冬月の言葉に声を失った。

「ほうら、いくぞ!」
「あ、あうぐぅぅぅっ!」


164 :なーぐる :05/01/16 20:40 ID:???
ここまで

とりあえず、流されるままに冬月の愛人になって、更に卒業後結婚へとコンボが続く、
とか考えてましたがはてさて。

いや、書いてみてわかりますけど結構きついですね、冬月の言葉の文章練るのが。


165 :引き気味 :05/01/16 21:09 ID:???
ヽ(゚∀゚)ノ いぇー、一年以上たらたらと黒冬月書いてましたら、なんとなく慣れてましたぞ>冬月言葉
正確にはエロチューンしたガーゴイル様なんですが。イメージ的に。



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